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炉・ヒーター・点火栓・ランプなど高温の場所で、金属・セラミックス・ガラスをつなぐ無機系の接着剤を選ぶ、設計・生産技術・保全・購買の担当の方へ

セラミック接着剤のメーカー5社比較【2026年】

セラミック接着剤は、高温の場所で金属・セラミックス・
ガラスをつなぐ、無機系の耐熱接着剤です。

ABOUT

セラミック接着剤とは

比較表を見る ↓

セラミック接着剤とは、アルミナやシリカなどのセラミックスと無機のバインダーを主成分にした、
高温に耐える接着剤です。
無機接着剤、耐熱無機接着剤とも呼びます。

製品の特長

  • 高温でも接着が保てる(公式の耐熱温度は1000℃以上から2,200℃まで)
  • 無機質で燃えない(ニッセラコートは固めたあと高温でガスが出ない)
  • 金属・セラミックス・ガラスをつなぐ(カーボンや石英に使える品もある)

使うメリット

  • 有機系の接着剤が使えない高温の場所で使える(炉・ヒーター・点火栓)
  • 水系の品は有機溶媒が飛ばない(ニューセラムS)
  • 充填やコーティングにも使える(目地・シール・酸化防止)

選ぶときに注意すること

  1. 硬化物は多孔質で、気密はとれない
  2. 柔軟性がなく、曲げや衝撃のかかる所には向かない
  3. 加熱で水が出るので、広い面はドットやビードで塗る
  4. アルカリ性の品はガラスを腐食する。ガラスには公式の品番を確かめる
  5. 凍らせると使えなくなる。使用期限も短いので、在庫を持ちすぎない

※仕様は各メーカーの公式の製品ページによる。接着強度の測り方と単位は会社ごとに違うので、同じ物差しでは比べられない。公開価格のある製品は無かった。

LIST

セラミック接着剤の比較表

セラミック接着剤9製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

アルミナ系

3製品
株式会社スリーボンドThreeBond 3732センサーや素子の充填・⁠⁠⁠接着口コミを書く要見積

粘度が11.0Pa·sと低いアルミナ系で、センサーや素子の充填・接着に使います。硬化物は耐水性と電気絶縁性に優れ、素材を腐食しません。金属の酸化防止コーティングにも使います。

主成分
アルミナ系
主成分
アルミナ
耐熱温度
1000℃以上
硬化条件
加熱硬化
粘度
11.0Pa·s
使い道
センサーや素子の充填・接着、金属の酸化防止コーティング
記載なし
液の形・接着強度・線膨張率・合う材料・使用期限・容量
公式ページへ詳細・仕様
東亞合成株式会社アロンセラミックDアルミナ系セラミックスをつなぐ接着口コミを書く要見積

線膨張率が8×10-6/℃の中間のグレードで、アルミナやステアタイトに合わせて選びます。炭素鋼どうしの嵌合で常態の接着強さは51N/mm²、300℃の熱老化後も48N/mm²を保ちます。硬化物は多孔質なので、気密はとれません。

主成分
アルミナ系
主成分
アルミナ
耐熱温度
1,100〜1,200℃
硬化条件
加熱硬化
液の形
白色ペースト、一液
粘度
50,000mPa·s
接着強度
炭素鋼どうし51N/mm²
線膨張率
8×10-6/℃
合う材料
アルミナ、ルチルセラミックス、ステアタイト
使い道
金属・セラミックス・カーボン・ガラス・石英の耐熱接着
容量
150g、1kg
記載なし
使用期限
公式ページへ詳細・仕様
日本特殊セラミック株式会社ニッセラコート A-100S炉を使わず常温で固める接着口コミを書く要見積

一液のまま常温で一昼夜おけば固まるので、炉なしで使えるアルミナ系です。耐熱温度は1,300℃で、公式は作業性と接着性を特徴に挙げています。固めたあとに加熱すると、耐水性が上がります。

主成分
アルミナ系
主成分
アルミナ
耐熱温度
1,300℃
硬化条件
常温硬化、一昼夜
液の形
一液、アルカリ
粘度
30,000cp
接着強度
95kg/cm³
線膨張率
8.0cm/cm/℃
合う材料
ガラス・セラミックス、金属
使い道
ハロゲンランプ口金の充填固定、ガス点火栓の充填固定
容量
500g・2kg・5kg
記載なし
使用期限
公式ページへ詳細・仕様

シリカ・アルミナ系

2製品
株式会社マテリアルデザインニューセラムS NS3000石英ランプとガラス・磁器の固定口コミを書く要見積

低発泡で短時間に固まり、自動充填にも使えるのでランプの量産ラインに向きます。ホウケイ酸ガラス・石英ガラスと各種磁器をつなぎ、接着強度は35kg/cm²です。同じ系統に、高絶縁のNS3000Eもあります。

主成分
シリカ・アルミナ系
主成分
シリカ、アルミナ
耐熱温度
1000℃
硬化条件
短時間で硬化
液の形
水系
接着強度
35kg/cm²
合う材料
ホウケイ酸ガラス、石英ガラス、各種磁器
使い道
ミラーと石英電球の固定、石英ランプと磁器の固定
記載なし
粘度・線膨張率・使用期限・容量
公式ページへ詳細・仕様
株式会社マテリアルデザインニューセラムS NS4500磁器の補修、磁器と金属の接着口コミを書く要見積

ニューセラムSの中で接着が最も強い品番で、接着強度は100kg/cm²です。磁器どうしと、磁器と金属の接着に使います。セラミック製品の補修や金属口金の固定に向きます。

主成分
シリカ・アルミナ系
主成分
シリカ、アルミナ
耐熱温度
1200℃
液の形
水系
接着強度
100kg/cm²
合う材料
磁器、金属
使い道
セラミック製品の補修、磁器と金属口金の固定
記載なし
硬化条件・粘度・線膨張率・使用期限・容量
公式ページへ詳細・仕様

シリカ系

2製品
朝日化学工業株式会社スミセラムS S-18C点火栓や温度センサーの固定口コミを書く要見積

接着強度が100kg/cm²と強いシリカ品で、点火栓や温度センサーの固定に使います。100-150℃の低い温度で固まるので、乾燥炉があれば足ります。アルカリ性でガラスを腐食するため、ガラスには向きません。

主成分
シリカ系
主成分
シリカ
耐熱温度
1,200℃
硬化条件
100-150℃
液の形
水系、一液
粘度
43,000mPa·s
接着強度
100kg/cm²
線膨張率
145×10のマイナス七乗/℃
合う材料
金属材料、セラミック材料
使い道
点火栓・温度センサーの固定、金属材料とセラミック材料の接着
使用期限
6ヶ月
記載なし
容量
公式ページへ詳細・仕様
東亞合成株式会社アロンセラミックC炭素鋼やステンレスをつなぐ接着口コミを書く要見積

アロンセラミックの中で線膨張率が最も大きい13×10-6/℃で、炭素鋼やステンレスに合わせて選びます。塗りにくいときは、水を少しずつ足して薄められます。

主成分
シリカ系
主成分
シリカ
耐熱温度
1,100〜1,200℃
硬化条件
加熱硬化
液の形
白色ペースト、一液
粘度
70,000mPa·s
線膨張率
13×10-6/℃
合う材料
炭素鋼、ステンレス
使い道
金属の酸化防止・耐摩耗コーティング、装置の目地剤
容量
150g、1kg
記載なし
接着強度・使用期限
公式ページへ詳細・仕様

ジルコニア系

2製品
朝日化学工業株式会社ボンド・エックス BX-91高チクソで金属・セラミックを接着口コミを書く要見積

高チクソ性で高接着力のジルコニア入りで、塗った所から流れにくい品です。熱膨張係数は50×10のマイナス七乗/℃で、接着強度は80kgです。アルカリ性でガラスを腐食し、発泡もするので、用途を確かめて使います。

主成分
ジルコニア系
主成分
シリカ、ジルコニア
耐熱温度
1,200℃
硬化条件
150℃
液の形
水系、一液
粘度
40,000mPa·s
接着強度
80kg
線膨張率
50×10のマイナス七乗/℃
合う材料
金属材料、セラミック材料
使い道
点火栓・温度センサーの固定、金属材料とセラミック材料の接着
使用期限
4ヶ月
記載なし
容量
公式ページへ詳細・仕様
日本特殊セラミック株式会社ニッセラコート Z-500溶けた金属に触れる高温の場所口コミを書く要見積

耐熱温度が2,200℃と高いジルコニア系です。熔融金属に濡れにくいので、アルミ関連の設備に使います。100℃で30分以上加熱して固めます。

主成分
ジルコニア系
主成分
ジルコニア
耐熱温度
2,200℃
硬化条件
加熱硬化、100℃30分以上
液の形
一液、酸
粘度
30,000cp
接着強度
108kg/cm³
線膨張率
9.0cm/cm/℃
合う材料
金属、セラミックス
使い道
アルミ関連、コーティング、各種の絶縁材
容量
500g・2kg・5kg
記載なし
使用期限
公式ページへ詳細・仕様

アルミナ系3製品

株式会社スリーボンド

ThreeBond 3732

センサーや素子の充填・⁠⁠⁠接着

粘度が11.0Pa·sと低いアルミナ系で、センサーや素子の充填・接着に使います。硬化物は耐水性と電気絶縁性に優れ、素材を腐食しません。金属の酸化防止コーティングにも使います。

コスト要見積

主成分
アルミナ系
主成分
アルミナ
耐熱温度
1000℃以上
硬化条件
加熱硬化
粘度
11.0Pa·s
使い道
センサーや素子の充填・接着、金属の酸化防止コーティング
記載なし
液の形・接着強度・線膨張率・合う材料・使用期限・容量
公式ページへ
東亞合成株式会社

アロンセラミックD

アルミナ系セラミックスをつなぐ接着

線膨張率が8×10-6/℃の中間のグレードで、アルミナやステアタイトに合わせて選びます。炭素鋼どうしの嵌合で常態の接着強さは51N/mm²、300℃の熱老化後も48N/mm²を保ちます。硬化物は多孔質なので、気密はとれません。

コスト要見積

主成分
アルミナ系
主成分
アルミナ
耐熱温度
1,100〜1,200℃
硬化条件
加熱硬化
液の形
白色ペースト、一液
粘度
50,000mPa·s
接着強度
炭素鋼どうし51N/mm²
線膨張率
8×10-6/℃
合う材料
アルミナ、ルチルセラミックス、ステアタイト
使い道
金属・セラミックス・カーボン・ガラス・石英の耐熱接着
容量
150g、1kg
記載なし
使用期限
公式ページへ
日本特殊セラミック株式会社

ニッセラコート A-100S

炉を使わず常温で固める接着

一液のまま常温で一昼夜おけば固まるので、炉なしで使えるアルミナ系です。耐熱温度は1,300℃で、公式は作業性と接着性を特徴に挙げています。固めたあとに加熱すると、耐水性が上がります。

コスト要見積

主成分
アルミナ系
主成分
アルミナ
耐熱温度
1,300℃
硬化条件
常温硬化、一昼夜
液の形
一液、アルカリ
粘度
30,000cp
接着強度
95kg/cm³
線膨張率
8.0cm/cm/℃
合う材料
ガラス・セラミックス、金属
使い道
ハロゲンランプ口金の充填固定、ガス点火栓の充填固定
容量
500g・2kg・5kg
記載なし
使用期限
公式ページへ

シリカ・アルミナ系2製品

株式会社マテリアルデザイン

ニューセラムS NS3000

石英ランプとガラス・磁器の固定

低発泡で短時間に固まり、自動充填にも使えるのでランプの量産ラインに向きます。ホウケイ酸ガラス・石英ガラスと各種磁器をつなぎ、接着強度は35kg/cm²です。同じ系統に、高絶縁のNS3000Eもあります。

コスト要見積

主成分
シリカ・アルミナ系
主成分
シリカ、アルミナ
耐熱温度
1000℃
硬化条件
短時間で硬化
液の形
水系
接着強度
35kg/cm²
合う材料
ホウケイ酸ガラス、石英ガラス、各種磁器
使い道
ミラーと石英電球の固定、石英ランプと磁器の固定
記載なし
粘度・線膨張率・使用期限・容量
公式ページへ
株式会社マテリアルデザイン

ニューセラムS NS4500

磁器の補修、磁器と金属の接着

ニューセラムSの中で接着が最も強い品番で、接着強度は100kg/cm²です。磁器どうしと、磁器と金属の接着に使います。セラミック製品の補修や金属口金の固定に向きます。

コスト要見積

主成分
シリカ・アルミナ系
主成分
シリカ、アルミナ
耐熱温度
1200℃
液の形
水系
接着強度
100kg/cm²
合う材料
磁器、金属
使い道
セラミック製品の補修、磁器と金属口金の固定
記載なし
硬化条件・粘度・線膨張率・使用期限・容量
公式ページへ

シリカ系2製品

朝日化学工業株式会社

スミセラムS S-18C

点火栓や温度センサーの固定

接着強度が100kg/cm²と強いシリカ品で、点火栓や温度センサーの固定に使います。100-150℃の低い温度で固まるので、乾燥炉があれば足ります。アルカリ性でガラスを腐食するため、ガラスには向きません。

コスト要見積

主成分
シリカ系
主成分
シリカ
耐熱温度
1,200℃
硬化条件
100-150℃
液の形
水系、一液
粘度
43,000mPa·s
接着強度
100kg/cm²
線膨張率
145×10のマイナス七乗/℃
合う材料
金属材料、セラミック材料
使い道
点火栓・温度センサーの固定、金属材料とセラミック材料の接着
使用期限
6ヶ月
記載なし
容量
公式ページへ
東亞合成株式会社

アロンセラミックC

炭素鋼やステンレスをつなぐ接着

アロンセラミックの中で線膨張率が最も大きい13×10-6/℃で、炭素鋼やステンレスに合わせて選びます。塗りにくいときは、水を少しずつ足して薄められます。

コスト要見積

主成分
シリカ系
主成分
シリカ
耐熱温度
1,100〜1,200℃
硬化条件
加熱硬化
液の形
白色ペースト、一液
粘度
70,000mPa·s
線膨張率
13×10-6/℃
合う材料
炭素鋼、ステンレス
使い道
金属の酸化防止・耐摩耗コーティング、装置の目地剤
容量
150g、1kg
記載なし
接着強度・使用期限
公式ページへ

ジルコニア系2製品

朝日化学工業株式会社

ボンド・エックス BX-91

高チクソで金属・セラミックを接着

高チクソ性で高接着力のジルコニア入りで、塗った所から流れにくい品です。熱膨張係数は50×10のマイナス七乗/℃で、接着強度は80kgです。アルカリ性でガラスを腐食し、発泡もするので、用途を確かめて使います。

コスト要見積

主成分
ジルコニア系
主成分
シリカ、ジルコニア
耐熱温度
1,200℃
硬化条件
150℃
液の形
水系、一液
粘度
40,000mPa·s
接着強度
80kg
線膨張率
50×10のマイナス七乗/℃
合う材料
金属材料、セラミック材料
使い道
点火栓・温度センサーの固定、金属材料とセラミック材料の接着
使用期限
4ヶ月
記載なし
容量
公式ページへ
日本特殊セラミック株式会社

ニッセラコート Z-500

溶けた金属に触れる高温の場所

耐熱温度が2,200℃と高いジルコニア系です。熔融金属に濡れにくいので、アルミ関連の設備に使います。100℃で30分以上加熱して固めます。

コスト要見積

主成分
ジルコニア系
主成分
ジルコニア
耐熱温度
2,200℃
硬化条件
加熱硬化、100℃30分以上
液の形
一液、酸
粘度
30,000cp
接着強度
108kg/cm³
線膨張率
9.0cm/cm/℃
合う材料
金属、セラミックス
使い道
アルミ関連、コーティング、各種の絶縁材
容量
500g・2kg・5kg
記載なし
使用期限
公式ページへ
Q&A

セラミック接着剤選びで、よくある疑問

購買担当の疑問セラミック接着剤の価格は、いくら?

この表の製品に、公式の公開価格はありません。見積もりで確かめます。容量は、アロンセラミックが150g、1kg、ニッセラコートの一液タイプが500g・2kg・5kgです。

設備担当の疑問セラミック接着剤の種類と違いは?

主成分でアルミナ系、シリカ・アルミナ系、シリカ系、ジルコニア系に分かれます。ThreeBond 3732はアルミナ、ニューセラムS NS3000はシリカ・アルミナ、スミセラムS S-18Cはシリカ、ニッセラコートZ-500はジルコニアが主成分です。耐熱温度と合う材料は品番で変わるので、主成分だけで決めず品番まで見ます。

工場長の疑問耐熱温度は何度まで?

ニッセラコートZ-500が2,200℃、ニッセラコートA-100Sが1,300℃、スミセラムS S-18Cが1,200℃、ThreeBond 3732が1000℃以上です。同じシリーズでも差があり、ニューセラムSはNS3000が1000℃、NS1000が1600℃です。

設備担当の疑問硬化条件は?常温で固まる?

ニッセラコートA-100Sは常温で一昼夜おけば固まります。ニッセラコートZ-500は100℃で30分以上、スミセラムS S-18Cは100-150℃、ボンド・エックスBX-91は150℃で固めます。常温で固めた品も、ニッセラコートは400℃以上の加熱で耐水性が上がります。

設備担当の疑問線膨張率はどう合わせる?

つなぐ材料の線膨張率に近い品番を選びます。東亞合成の案内では、アロンセラミックDの8×10-6/℃がアルミナやステアタイト向け、アロンセラミックCの13×10-6/℃が炭素鋼やステンレス向けです。差が大きいと、熱をかけたときに接着面に無理がかかります。

設備担当の疑問金属とセラミックを接着できる?

できます。ニューセラムS NS4500は磁器と金属の接着に使い、接着強度は100kg/cm²です。スミセラムS S-18Cも金属材料とセラミック材料の接着に使います。金属の口金やベースの固定に使います。

設備担当の疑問ガラスや石英に使える?

使える品番があります。ニューセラムS NS3000はホウケイ酸ガラス、石英ガラスと各種磁器をつなぎます。スミセラムS S-18Cはガラスを腐食するので、ガラスには向きません。

施設管理の疑問気密はとれる?シール剤の代わりになる?

セラミック接着剤の硬化物は、ふつう気密がとれません。東亞合成はアロンセラミックの硬化物は多孔質で気密性はない、朝日化学工業もスミセラムSとボンド・エックスに気密性はないと案内しています。

設備担当の疑問電気の絶縁性はある?

品番によります。ThreeBond 3732は硬化物の電気絶縁性に優れます。アロンセラミックは乾いた状態なら絶縁性がありますが、湿度が高いと吸湿して下がります。

設備担当の疑問広い面に塗ってよい?

アロンセラミックは加熱のときに水が出るので、面接着は1cm²以下で、広い面はドット塗布やビード塗布にします。水が抜ける道をつくるのが要点です。

施設管理の疑問使用期限と保管のしかたは?

スミセラムS S-18Cの使用期限は6ヶ月、ボンド・エックスBX-91は4ヶ月です。スミセラムSは冷蔵庫(5~10℃)か冷暗所(25℃)にしまいます。凍らせると性能が大きく落ちて使えなくなります。

TYPES

セラミック接着剤の主成分の違い

アルミナ系

アルミナを主成分にした型です。アルミナやステアタイトのセラミックスに合わせやすく、センサーや素子の充填にも使います。常温で固まる品番と、加熱して固める品番があります。

向いている使い方

  • アルミナ系のセラミックスをつなぐ
  • センサーや素子の充填
  • 炉なしで常温で固めたい

根拠:アルミナ、ルチルセラミックス、ステアタイトなどに合わせるアロンセラミックDの主成分はアルミナです。(出典1)

この主成分の3製品を表で見る

シリカ・アルミナ系

シリカとアルミナをベースにした水系の型です。ハロゲンランプの製造で石英や磁器をつなぐのに使い、自動充填に使える品番があります。品番で耐熱温度と接着強度が変わります。

向いている使い方

  • 石英ランプと磁器の固定
  • ランプの量産ラインで自動充填
  • 磁器の補修や金属口金の固定

根拠:ニューセラムSはシリカ・アルミナベースで、ハロゲンランプの製造や点火装置に使えます。(出典5)

この主成分の2製品を表で見る

シリカ系

シリカを主成分にした型です。線膨張率が大きい品番は、炭素鋼やステンレスなどの金属に合わせます。点火栓や温度センサーの固定に使う品番もあります。

向いている使い方

  • 炭素鋼・ステンレスをつなぐ
  • 点火栓の固定
  • 金属の酸化防止コーティング

根拠:アロンセラミックCは主成分がシリカで、適用材質は炭素鋼、ステンレスなどです。(出典1)

この主成分の2製品を表で見る

ジルコニア系

ジルコニアを主成分か、シリカと合わせて使う型です。ニッセラコートZ-500は耐熱温度2,200℃で、熔融金属に濡れにくいのでアルミ関連に使います。ボンド・エックスBX-91は高チクソ性で、点火栓や温度センサーの固定に使います。

向いている使い方

  • 溶けた金属に触れる場所
  • 2,000℃を超える高温
  • 点火栓・温度センサーの固定

根拠:ニッセラコートZ-500は主成分がZrO2で、熔融金属と濡れにくく耐熱温度が高い品番です。(出典8)

この主成分の2製品を表で見る
MAKERS

セラミック接着剤の主なメーカー5社

朝日化学工業株式会社

接着強度が100kg/cm²と強いシリカ品で、点火栓や温度センサーの固定に使います。

大阪府

株式会社スリーボンド

粘度が11.0Pa·sと低いアルミナ系で、センサーや素子の充填・接着に使います。

東京都

東亞合成株式会社

線膨張率が8×10-6/℃の中間のグレードで、アルミナやステアタイトに合わせて選びます。

東京都

日本特殊セラミック株式会社

一液のまま常温で一昼夜おけば固まるので、炉なしで使えるアルミナ系です。

山口県

株式会社マテリアルデザイン

低発泡で短時間に固まり、自動充填にも使えるのでランプの量産ラインに向きます。

山梨県

出典
  1. 東亞合成 耐熱性無機接着剤 アロンセラミック
  2. スリーボンド ThreeBond 3732
  3. 朝日化学工業 スミセラムS
  4. 朝日化学工業 ボンド・エックス
  5. マテリアルデザイン 製品情報 ニューセラムS
  6. マテリアルデザイン NS3000系
  7. マテリアルデザイン NS4000系
  8. 日本特殊セラミック ニッセラコート
掲載基準

炉・ヒーター・点火栓・ランプ・センサーなど高温の場所で、金属・セラミックス・ガラスをつなぐ工業用の無機系耐熱接着剤(セラミック接着剤)で、日本の会社が自社ブランドで作り、公式の製品ページで今案内している品を型番の単位で載せました。エポキシなど有機系の接着剤は「接着剤」の比較、塗って膜をつくるコート剤は「セラミックコーティング剤」の比較に分けています。海外ブランドの輸入品(オーデックのセラマボンド=米国アレムコ社と提携、東京新資材のSauereisen製品)と、販売店が扱う他社製品は載せていません。TWCのResbondと東洋アソシエイツのU-METAL AD1000は、公式の資料で自社製造と確かめられなかったので除きました。セメダインと室町ケミカルは、公式サイトでセラミック接着剤の製品を確かめられなかったので除きました。

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CITE

引用

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