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GUIDE / CERAMIC-ADHESIVE

セラミック接着剤とは?無機系の耐熱接着剤の種類(アルミナ・シリカ・ジルコニア)と、耐熱温度・硬化条件・価格の選び方

炉やヒーター、点火栓など高温の場所で金属・セラミックス・ガラスをつなぐセラミック接着剤の4つの種類、耐熱温度と硬化条件、線膨張率の合わせ方、気密や保管の注意を、メーカーの公式資料でまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

セラミック接着剤は、高温の場所で金属・セラミックス・ガラスをつなぐ無機系の耐熱接着剤です。主成分でアルミナ系、シリカ・アルミナ系、シリカ系、ジルコニア系に分かれます。選ぶときは、耐熱温度、固める条件、つなぐ材料の線膨張率の3つを先に決めます。

セラミック接着剤とは

セラミック接着剤は、アルミナやシリカなどのセラミックスと無機のバインダーを主成分にした接着剤です。無機接着剤、耐熱無機接着剤とも呼びます。有機系の接着剤が使えない炉、ヒーター、点火栓、ランプ、温度センサーの固定に使います。

比較ページには、日本の会社が自社ブランドで作るセラミック接着剤を、品番の単位で載せています。海外ブランドの輸入品、販売店が扱う他社製品は載せていません。

4つの種類

  • アルミナ系:アルミナを主成分にします。例は東亞合成のアロンセラミックD、スリーボンドのThreeBond 3732、日本特殊セラミックのニッセラコートA-100Sです
  • シリカ・アルミナ系:シリカとアルミナをベースにします。例はマテリアルデザインのニューセラムS NS3000とNS4500です
  • シリカ系:シリカを主成分にします。例は東亞合成のアロンセラミックC、朝日化学工業のスミセラムS S-18Cです
  • ジルコニア系:ジルコニアを主成分か、シリカと合わせて使います。例は日本特殊セラミックのニッセラコートZ-500、朝日化学工業のボンド・エックスBX-91です

耐熱温度

  • ニッセラコートZ-500は2,200℃、A-100Sは1,300℃です
  • スミセラムS S-18Cは1,200℃、ニューセラムS NS4500は1200℃です
  • ニューセラムS NS3000は1000℃、ThreeBond 3732は1000℃以上です
  • 同じシリーズでも品番で差があります。ニューセラムSのNS1000は1600℃です

固める条件

  • 常温で固まる品は、ニッセラコートA-100Sです。一昼夜おきます。炉なしで使えます
  • 加熱して固める品は、ニッセラコートZ-500が100℃で30分以上、スミセラムS S-18Cが100-150℃、ボンド・エックスBX-91が150℃です
  • アロンセラミックは加熱のときに水が出ます。広い面はドット塗布やビード塗布にします

線膨張率の合わせ方

  • つなぐ材料の線膨張率に近い品番を選びます
  • アロンセラミックDは8×10-6/℃で、アルミナやステアタイトに合わせます
  • アロンセラミックCは13×10-6/℃で、炭素鋼やステンレスに合わせます

使うときの注意

  • 硬化物は多孔質で、気密はとれません
  • 柔軟性がないので、曲げや衝撃のかかる所には向きません
  • アルカリ性の品はガラスを腐食します。ガラスには公式で使える品番を確かめます
  • 凍らせると性能が大きく落ちて使えなくなります。スミセラムS S-18Cの使用期限は6ヶ月、ボンド・エックスBX-91は4ヶ月です

値段

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