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工業用接着剤のメーカー11社比較【⁠2026年⁠】

工業用接着剤は、金属・樹脂・ガラスなどの部品を、
ねじや溶接の代わりに面でつなぐ材料です。

ABOUT

工業用接着剤とは

比較表を見る ↓

金属・樹脂・ガラスなどの部品を、
ねじや溶接の代わりに面でつなぐ材料です。
固まり方で、エポキシ・瞬間・嫌気性・UV硬化・弾性・ホットメルトに分かれます。

製品の特長

  • 固まり方で方式が分かれる(混ぜる、湿気、空気が切れる、紫外線、冷える)
  • 同じ方式でも粘度と強さの違う品番がそろう(⁠アロンアルフア 201は2mPa·s)
  • 固まる速さは秒から日まで開く(瞬間は秒、弾性の全体硬化は5〜7日)

使うメリット

  • 穴をあけず、溶接の熱もかけずに付けられる(薄い板や樹脂も変形させない)
  • 違う材料どうしを付けられる(金属と樹脂、ガラスと金属)
  • ねじのゆるみ止めやシールも兼ねる(嫌気性はねじのすき間で固まる)

選ぶときに注意すること

  1. 先に、付ける材料・すき間の大きさ・かかる温度を決めてから選ぶ
  2. PE・PPなど付きにくい樹脂は、プライマーの要る製品がある
  3. 引張せん断強さは何に付けた値かで変わる。鉄の値と樹脂の値を並べて比べない
  4. 消防法の危険物に入る製品が多い。SDSで区分を確かめて置き場を決める

※方式の説明は日本接着剤工業会とスリーボンドの技術資料による。仕様は各メーカーの公式の製品ページ・技術資料・カタログ・SDSによる。

LIST

工業用接着剤の比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積⁠」⁠。

CSV

工業用接着剤17製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

エポキシ系

3製品
株式会社アルテコアルテコ 6100広い面を塗る汎用の2液エポキシ接着口コミを書く3,102円(⁠200gセット、公式通販・税込)

重量比1:1で混ぜやすく、可使時間60分と長いので広い面にゆっくり塗れる汎用型の2液エポキシです。金属・ガラス・陶器・木・プラスチックの一般的な接着で、引張せん断強度13MPaが出ます。硬化に24時間(25℃)かかるので、短時間で次の工程に回す組立には速硬化品を使います。

方式
エポキシ系
系統・液数
2液性エポキシ樹脂系(重量比1:1)
固まる速さ
可使時間 60分、硬化時間 24時間(25℃)
粘度
主剤 20,000mPa·s、硬化剤 40,000mPa·s(25℃)
接着の強さ
13MPa
付く材料
金属、ガラス、陶器、木、プラスチック
容量
2kgセット(主剤1kg・硬化剤1kg)
技術の特長
硬化時間が長く、広い面に塗れてはみ出しも拭き取れる
主な用途
工業用・土木用の汎用接着、プラスチック接着
記載なし
使用温度・消防法
公式ページへ詳細・仕様
セメダイン株式会社セメダイン EP001K異種材料や振動部の剥がれにくい接着口コミを書く要見積

硬化剤に変成シリコーンポリマーを使い、固まった後も柔らかく粘る弾性型のエポキシです。線膨張係数の差が大きい異種材料や、振動・冷熱で内部に歪みが出る箇所で剥がれにくさが効きます。可使時間は23℃で10分と短いので、1回に混ぜる量を絞って使います。

方式
エポキシ系
系統・液数
2液混合反応型エポキシ系(主剤 エポキシ樹脂、硬化剤 変成シリコーンポリマー)
固まる速さ
可使時間 10分、セットタイム 40分、実用強度まで 24時間(23℃)
粘度
主剤 14Pa·s、硬化剤 18Pa·s(23℃)
接着の強さ
6.1MPa
付く材料
エンジニアリングプラスチックをはじめ各種材料
容量
320mLセット(チューブ)・2kgセット(缶)
技術の特長
硬化被膜が柔軟かつ強靭で、高いはく離接着強さを持つ
主な用途
線膨張係数差の大きい異種材料、振動部の接着
消防法
危険物 第四類 第四石油類 危険等級III(主剤・硬化剤とも)
記載なし
使用温度
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
ナガセケムテックス株式会社デナタイト XNR3324 / XNH3324CFRP部品の室温での構造接着口コミを書く要見積

加熱炉を使わずに室温で固まる構造用の二液エポキシです。引張せん断強さは19MPaで、耐熱は160℃あります。可使時間は25℃で60分です。

方式
エポキシ系
系統・液数
二液性エポキシ樹脂系(主剤100:硬化剤50)
固まる速さ
可使時間 60分(25℃)、室温で硬化
粘度
主剤 90Pa·s、硬化剤 140Pa·s
接着の強さ
19MPa
使用温度
耐熱 160℃
付く材料
CFRP部品、異種材料どうし
容量
主剤1kg缶、硬化剤0.5kg缶
技術の特長
室温で硬化し、耐水性・耐薬品性がある
主な用途
自動車のCFRP部品など軽量化構造部材の接着
記載なし
消防法
公式ページへ詳細・仕様

瞬間接着剤

3製品
株式会社アルテコアルテコ E50金属と硬質プラスチックの秒単位の接着口コミを書く要見積

粘度75mPa·sの中粘度で、鉄・アルミは20秒、ABSやアクリルは10秒で固定できる工業用の標準瞬間接着剤です。鉄同士で20MPaの引張りせん断強度が出て、小物部品の組立や自動車補修の速い固定に効きます。同じシリーズに低粘度のEEと高粘度の品番もあり、隙間の大きさで選び分けます。

方式
瞬間接着剤
系統・液数
瞬間接着剤(⁠シアノアクリレート系)
固まる速さ
セットタイム 20秒(鉄・アルミ)、10秒(ABS・アクリル)
粘度
75mPa·s
接着の強さ
20MPa(鉄)、12MPa(アルミ)
付く材料
鉄、アルミ、ABS、アクリル
容量
20g・50g・100g・500g・1kg
技術の特長
アルテコの標準的な瞬間接着剤で、無色透明
主な用途
汎用接着、自動車補修
記載なし
使用温度・消防法
公式ページへ詳細・仕様
東亞合成株式会社アロンアルフア 201すき間の少ない樹脂・金属の瞬間接着口コミを書く要見積

汎用シリーズの中で最も粘度が低く、2mPa·sのさらさらした液です。硬質PVCなら5秒、鉄なら15秒で固定できます。樹脂・金属・木材まで幅広く付きますが、すき間を埋める用途には同じシリーズの高粘度品を選びます。

方式
瞬間接着剤
系統・液数
α-シアノアクリレート系
固まる速さ
セットタイム 5秒(硬質PVC)・15秒(鉄)
粘度
2mPa·s(25℃)
接着の強さ
7MPa(⁠ポリカーボネート、材料破壊)
付く材料
樹脂、金属、木材など
容量
2g×5本・20g・50g・500g
技術の特長
空気中や表面の水分と反応して秒単位で固まる
主な用途
樹脂・金属・木材など幅広い材料の接着
記載なし
使用温度・消防法
公式ページへ詳細・仕様
ヘンケルジャパン株式会社LOCTITE 416プラスチック・ゴム部品の瞬間接着口コミを書く要見積

中粘度の汎用瞬間接着剤で、プラスチック・ゴム・金属を数十秒で固定します。ブラスト処理した鋼で18〜26MPaの引張せん断強さが出ます。PP・PE・PTFEはSF 770プライマーと組み合わせて使います。

方式
瞬間接着剤
系統・液数
1液、シアノアクリレート系
固まる速さ
固着時間 20.0〜40.0秒
粘度
1,150〜1,500mPa·s(25℃)
接着の強さ
18〜26MPa(ブラスト処理した鋼)
付く材料
プラスチック、ゴム、金属
容量
20g
技術の特長
SF 770プライマー併用でPP・PE・PTFEも付く
主な用途
プラスチック部品の接着
記載なし
使用温度・消防法
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

嫌気性

2製品
株式会社スリーボンドThreeBond 1324あとで外す金属ねじの固着とシール口コミを書く要見積

中強度タイプなので、あとで取り外す金属ねじの固着とシールに使えます。粘度は650mPa·sの中粘度で、外観は赤色です。硬化時間や強度の数値は会員向けの技術資料にあり、公開ページには出ていません。

方式
嫌気性
系統・液数
嫌気性封着剤、中強度タイプ
粘度
650mPa·s
付く材料
金属のねじ部
技術の特長
中強度・中粘度で、取り外しができる
主な用途
取り外しが必要な金属ねじ部の固着とシール
記載なし
固まる速さ・接着の強さ・使用温度・容量・消防法
公式ページへ詳細・仕様
ヘンケルジャパン株式会社LOCTITE 243手工具で外す金属ねじのゆるみ止め口コミを書く要見積

中強度なので、固めたあとも普通の手工具でねじを外せます。防錆油や切削油が残ったままのねじでも硬化し、固着時間は10.0分です。プラスチックには向かないので、金属のねじに使います。

方式
嫌気性
系統・液数
1液型、嫌気性(アクリル系)
固まる速さ
固着時間 10.0分
粘度
1,300〜3,000mPa·s(⁠ブルックフィールド粘度)
接着の強さ
7.6MPa超(鋼ピンとカラーの圧縮せん断)
使用温度
−55.0〜180.0℃
付く材料
金属(⁠ステンレス、アルミ、めっき面を含む)
容量
50mL・250mL
技術の特長
防錆油や切削油が残ったねじでも硬化する
主な用途
ポンプ、ギアボックス、プレスなどのねじのゆるみ止め
記載なし
消防法
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

UV硬化

2製品
株式会社スリーボンドThreeBond 3030基板の部品・リード線を柔らかく固める口コミを書く要見積

紫外線で数秒〜数十秒で固まり、固まったあとも柔らかいアクリレート系です。基板と部品、リード線、レンズのように、熱で伸び縮みする所の固定に向きます。湿気と熱にも強く、ヒートサイクルにも耐えます。

方式
UV硬化
系統・液数
紫外線硬化性樹脂(⁠アクリレート系)
固まる速さ
紫外線(波長200〜400nm)照射で数秒〜数十秒
粘度
16.5Pa·s
付く材料
ガラス、金属、プラスチック
技術の特長
固まると柔らかく、ヒートサイクル耐久性が良い
主な用途
プリント基板と素子、リード線、レンズ・ガラスの接着固定
記載なし
接着の強さ・使用温度・容量・消防法
公式ページへ詳細・仕様
株式会社スリーボンドThreeBond 3114光学部品・電装部品の精密な位置決め固定口コミを書く要見積

紫外線を当てて数秒〜数十秒で固まるエポキシ系で、固まるときの縮みが小さいのが違いです。光ピックアップの部品のように、位置がずれると困る部品の固定に使います。照射のあとに加熱は要らず、表面まで固まります。

方式
UV硬化
系統・液数
紫外線硬化性エポキシ樹脂
固まる速さ
紫外線(波長200〜400nm)照射で数秒〜数十秒
粘度
25.0Pa·s
付く材料
ガラス、金属、プラスチック
技術の特長
硬化収縮率が低く、照射後の加熱が不要
主な用途
光ピックアップ部品などの光学部材や電装部品の精密な接着・固定
記載なし
接着の強さ・使用温度・容量・消防法
公式ページへ詳細・仕様

弾性接着剤

4製品
コニシ株式会社ボンド MPX-1内装化粧板の弾性接着(TM工法)口コミを書く要見積

両面粘着テープと併用するボンドTM工法向けの、変成シリコーン樹脂系の無溶剤形弾性接着剤です。固まった後も弾力があり、振動や衝撃のかかる壁・天井の内装化粧板で剥がれにくさが効きます。用途はTM工法による内装材の施工に絞られています。

方式
弾性接着剤
系統・液数
変成シリコーン樹脂系無溶剤形
付く材料
各種内装化粧板
容量
333mL(⁠カートリッジ⁠)
技術の特長
弾力性があり、耐振性・耐衝撃性に優れる
主な用途
壁・天井内装材の施工(接着剤と両面粘着テープを併用するTM工法)
記載なし
固まる速さ・粘度・接着の強さ・使用温度・消防法
公式ページへ詳細・仕様
信越化学工業株式会社KE-4958-T/W電子部品のシールと固定口コミを書く要見積

空気中の湿気で固まる一液のシリコーンゴムで、混ぜずにカートリッジから押し出して使えます。指触乾燥まで3分と速く、アルミへの引張せん断は1.5MPaです。完全に固まるまでは23℃・50%RHで7日かかります。

方式
弾性接着剤
系統・液数
一液型RTVシリコーンゴム、縮合(⁠アルコール⁠)型
固まる速さ
指触乾燥 3分、硬化 23℃ 50%RH 7日
粘度
ペースト状
接着の強さ
1.5MPa(アルミ)
使用温度
−40〜180℃(一液型RTVゴム全般)
付く材料
ガラス、アルミ、PBT、PPS、エポキシ、ステンレス、PC
容量
330mLカートリッジ
技術の特長
空気中の湿気で室温硬化し、副生ガスはアルコール
主な用途
電気部品のシール、固定
記載なし
消防法
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
セメダイン株式会社セメダイン スーパーX No.8008仮止めなしで異種材料を弾性接着口コミを書く要見積

塗ってすぐ貼れる粘着接着と、固まった後もゴムのように伸びる弾性接着を、一液・無溶剤で両立した変成シリコーン系です。指触乾燥まで11分(ホワイト、23℃⁠)⁠と早く、仮止めを減らせます。引張り剪断接着強さは4.0MPa(ホワイト)なので、高い強度が要る構造接着にはエポキシ系を使います。

方式
弾性接着剤
系統・液数
一液形 アクリル変成シリコーン樹脂系の弾性接着剤
固まる速さ
指触乾燥時間 11分(ホワイト、23℃)
粘度
85.0Pa·s(ホワイト、23℃)
接着の強さ
4.0MPa(ホワイト)
付く材料
軟鋼板、アルミニウム、ステンレス、銅、ポリカーボネート
容量
170g・135mL・333mL
技術の特長
粘着接着と弾性接着を一液・無溶剤で行える
主な用途
熱膨張係数の異なる異種材料、冷熱繰り返しのかかる箇所の接着
消防法
危険物 第四類 第三石油類(非水溶性液体) 危険等級III(ホワイト)
記載なし
使用温度
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
ノガワケミカル株式会社ダイアエコピタ透明に仕上げたい異素材の接着口コミを書く要見積

固まると透明なゴム状になる変成シリコーン系の弾性接着剤です。鉄どうしの引張せん断は3.9MPaで、20℃なら10分で表面が固まります。ポリエチレンとポリプロピレンには付きません。

方式
弾性接着剤
系統・液数
1液湿気硬化型の弾性接着剤
固まる速さ
表面硬化 10分、全体硬化 5〜7日(20℃)
粘度
10万〜40万mPa·s(20℃)
接着の強さ
3.9MPa(鉄)
付く材料
金属、プラスチック、ゴム、ガラス、コンクリート、木材(PE・PPは不可)
技術の特長
固まった膜が透明で、接着部が目立たない
主な用途
熱膨張係数の違う材料や振動を受ける箇所の接着
消防法
危険物 第四類 第三石油類(TDSの記載)
記載なし
使用温度・容量
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

ホットメルト

2製品
スリーエム ジャパン株式会社3M ホットメルト接着剤 3764プラスチックや什器の秒単位の組立口コミを書く要見積

専用アプリケータで溶かして塗り、冷えれば固まるEVA系のホットメルトで、低粘度・速硬化と耐衝撃性が持ち味です。接着可能時間は40秒で、店頭什器やプラスチック部品の組立を手早く進められます。軟化点は88℃なので、熱がこもる場所の接着には耐熱タイプの品番を使います。

方式
ホットメルト
系統・液数
ホットメルト(EVA系)
固まる速さ
接着可能時間 40秒
接着の強さ
2.6MPa
使用温度
軟化点 88℃(環球法)
付く材料
プラスチック、ガラス(仮止め)、オレフィンラミネート紙
容量
TC・Q・AE形状 5kg箱、PG形状 10kg箱
技術の特長
低粘度で速硬化、耐衝撃性に優れる
主な用途
店頭販促や展示会の什器製作、プラスチックの接着
記載なし
粘度・消防法
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
ノガワケミカル株式会社ダイアボンド DA3251コイルや電気部品の固定口コミを書く要見積

ポリアミド系のホットメルトで、金属への付きと難燃性を両立しています。鋼板どうしの引張せん断は20℃で6.8MPaです。200℃で300〜600mPa·sと低粘度なので、細かい部品にも塗りやすくなっています。

方式
ホットメルト
系統・液数
ホットメルト形(⁠ポリアミド樹脂系)
固まる速さ
加熱溶融して塗り、冷えて固まる(最適使用温度 180〜200℃)
粘度
300〜600mPa·s(200℃)
接着の強さ
6.8MPa(鋼板、20℃)
使用温度
軟化点 155〜165℃
付く材料
金属、木材、皮革
技術の特長
低粘度で難燃性があり、金属によく付く
主な用途
コイル巻線止め、回路固定などの電気・精密部品の接着
記載なし
容量・消防法
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

6つの方式に入らないもの

1製品
デンカ株式会社ハードロック C-355-20油の残る金属どうしの常温速硬化接着口コミを書く要見積

A剤とB剤を混ぜる2液のアクリル系で、ウェスで拭いた程度の油面でも金属に付きます。鉄で22.3MPaの引張せん断接着強さがあり、固着時間は約12分です。可使時間は約3分と短いので、カートリッジとミキサーで出してすぐ貼り合わせます。

方式
2液のアクリル系(SGA)
系統・液数
2液主剤型、変性アクリレート系(SGA)
固まる速さ
可使時間 約3分、固着時間 約12分(23℃)
粘度
20,000mPa·s(25℃)
接着の強さ
22.3MPa(鉄、ブラスト処理)
付く材料
鉄、ステンレス、アルミ、FRP、マグネット
容量
A剤・B剤の50gカートリッジ(⁠10セット単位)
技術の特長
油の付いた金属面でもウェス拭き程度で付く
主な用途
スピーカー、モーター、エレベーターパネル、金属筐体の組立
消防法
危険物第4類 第1石油類
記載なし
使用温度
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

エポキシ系3製品

株式会社アルテコ

アルテコ 6100

広い面を塗る汎用の2液エポキシ接着

重量比1:1で混ぜやすく、可使時間60分と長いので広い面にゆっくり塗れる汎用型の2液エポキシです。金属・ガラス・陶器・木・プラスチックの一般的な接着で、引張せん断強度13MPaが出ます。硬化に24時間(25℃)かかるので、短時間で次の工程に回す組立には速硬化品を使います。

コスト3,102円(⁠200gセット、公式通販・税込)

方式
エポキシ系
系統・液数
2液性エポキシ樹脂系(重量比1:1)
固まる速さ
可使時間 60分、硬化時間 24時間(25℃)
粘度
主剤 20,000mPa·s、硬化剤 40,000mPa·s(25℃)
接着の強さ
13MPa
付く材料
金属、ガラス、陶器、木、プラスチック
容量
2kgセット(主剤1kg・硬化剤1kg)
技術の特長
硬化時間が長く、広い面に塗れてはみ出しも拭き取れる
主な用途
工業用・土木用の汎用接着、プラスチック接着
記載なし
使用温度・消防法
公式ページへ
セメダイン株式会社

セメダイン EP001K

異種材料や振動部の剥がれにくい接着

硬化剤に変成シリコーンポリマーを使い、固まった後も柔らかく粘る弾性型のエポキシです。線膨張係数の差が大きい異種材料や、振動・冷熱で内部に歪みが出る箇所で剥がれにくさが効きます。可使時間は23℃で10分と短いので、1回に混ぜる量を絞って使います。

コスト要見積

方式
エポキシ系
系統・液数
2液混合反応型エポキシ系(主剤 エポキシ樹脂、硬化剤 変成シリコーンポリマー)
固まる速さ
可使時間 10分、セットタイム 40分、実用強度まで 24時間(23℃)
粘度
主剤 14Pa·s、硬化剤 18Pa·s(23℃)
接着の強さ
6.1MPa
付く材料
エンジニアリングプラスチックをはじめ各種材料
容量
320mLセット(チューブ)・2kgセット(缶)
技術の特長
硬化被膜が柔軟かつ強靭で、高いはく離接着強さを持つ
主な用途
線膨張係数差の大きい異種材料、振動部の接着
消防法
危険物 第四類 第四石油類 危険等級III(主剤・硬化剤とも)
記載なし
使用温度
公式ページへ
ナガセケムテックス株式会社

デナタイト XNR3324 / XNH3324

CFRP部品の室温での構造接着

加熱炉を使わずに室温で固まる構造用の二液エポキシです。引張せん断強さは19MPaで、耐熱は160℃あります。可使時間は25℃で60分です。

コスト要見積

方式
エポキシ系
系統・液数
二液性エポキシ樹脂系(主剤100:硬化剤50)
固まる速さ
可使時間 60分(25℃)、室温で硬化
粘度
主剤 90Pa·s、硬化剤 140Pa·s
接着の強さ
19MPa
使用温度
耐熱 160℃
付く材料
CFRP部品、異種材料どうし
容量
主剤1kg缶、硬化剤0.5kg缶
技術の特長
室温で硬化し、耐水性・耐薬品性がある
主な用途
自動車のCFRP部品など軽量化構造部材の接着
記載なし
消防法
公式ページへ

瞬間接着剤3製品

株式会社アルテコ

アルテコ E50

金属と硬質プラスチックの秒単位の接着

粘度75mPa·sの中粘度で、鉄・アルミは20秒、ABSやアクリルは10秒で固定できる工業用の標準瞬間接着剤です。鉄同士で20MPaの引張りせん断強度が出て、小物部品の組立や自動車補修の速い固定に効きます。同じシリーズに低粘度のEEと高粘度の品番もあり、隙間の大きさで選び分けます。

コスト要見積

方式
瞬間接着剤
系統・液数
瞬間接着剤(⁠シアノアクリレート系)
固まる速さ
セットタイム 20秒(鉄・アルミ)、10秒(ABS・アクリル)
粘度
75mPa·s
接着の強さ
20MPa(鉄)、12MPa(アルミ)
付く材料
鉄、アルミ、ABS、アクリル
容量
20g・50g・100g・500g・1kg
技術の特長
アルテコの標準的な瞬間接着剤で、無色透明
主な用途
汎用接着、自動車補修
記載なし
使用温度・消防法
公式ページへ
東亞合成株式会社

アロンアルフア 201

すき間の少ない樹脂・金属の瞬間接着

汎用シリーズの中で最も粘度が低く、2mPa·sのさらさらした液です。硬質PVCなら5秒、鉄なら15秒で固定できます。樹脂・金属・木材まで幅広く付きますが、すき間を埋める用途には同じシリーズの高粘度品を選びます。

コスト要見積

方式
瞬間接着剤
系統・液数
α-シアノアクリレート系
固まる速さ
セットタイム 5秒(硬質PVC)・15秒(鉄)
粘度
2mPa·s(25℃)
接着の強さ
7MPa(⁠ポリカーボネート、材料破壊)
付く材料
樹脂、金属、木材など
容量
2g×5本・20g・50g・500g
技術の特長
空気中や表面の水分と反応して秒単位で固まる
主な用途
樹脂・金属・木材など幅広い材料の接着
記載なし
使用温度・消防法
公式ページへ
ヘンケルジャパン株式会社

LOCTITE 416

プラスチック・ゴム部品の瞬間接着

中粘度の汎用瞬間接着剤で、プラスチック・ゴム・金属を数十秒で固定します。ブラスト処理した鋼で18〜26MPaの引張せん断強さが出ます。PP・PE・PTFEはSF 770プライマーと組み合わせて使います。

コスト要見積

方式
瞬間接着剤
系統・液数
1液、シアノアクリレート系
固まる速さ
固着時間 20.0〜40.0秒
粘度
1,150〜1,500mPa·s(25℃)
接着の強さ
18〜26MPa(ブラスト処理した鋼)
付く材料
プラスチック、ゴム、金属
容量
20g
技術の特長
SF 770プライマー併用でPP・PE・PTFEも付く
主な用途
プラスチック部品の接着
記載なし
使用温度・消防法
公式ページへ

嫌気性2製品

株式会社スリーボンド

ThreeBond 1324

あとで外す金属ねじの固着とシール

中強度タイプなので、あとで取り外す金属ねじの固着とシールに使えます。粘度は650mPa·sの中粘度で、外観は赤色です。硬化時間や強度の数値は会員向けの技術資料にあり、公開ページには出ていません。

コスト要見積

方式
嫌気性
系統・液数
嫌気性封着剤、中強度タイプ
粘度
650mPa·s
付く材料
金属のねじ部
技術の特長
中強度・中粘度で、取り外しができる
主な用途
取り外しが必要な金属ねじ部の固着とシール
記載なし
固まる速さ・接着の強さ・使用温度・容量・消防法
公式ページへ
ヘンケルジャパン株式会社

LOCTITE 243

手工具で外す金属ねじのゆるみ止め

中強度なので、固めたあとも普通の手工具でねじを外せます。防錆油や切削油が残ったままのねじでも硬化し、固着時間は10.0分です。プラスチックには向かないので、金属のねじに使います。

コスト要見積

方式
嫌気性
系統・液数
1液型、嫌気性(アクリル系)
固まる速さ
固着時間 10.0分
粘度
1,300〜3,000mPa·s(⁠ブルックフィールド粘度)
接着の強さ
7.6MPa超(鋼ピンとカラーの圧縮せん断)
使用温度
−55.0〜180.0℃
付く材料
金属(⁠ステンレス、アルミ、めっき面を含む)
容量
50mL・250mL
技術の特長
防錆油や切削油が残ったねじでも硬化する
主な用途
ポンプ、ギアボックス、プレスなどのねじのゆるみ止め
記載なし
消防法
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UV硬化2製品

株式会社スリーボンド

ThreeBond 3030

基板の部品・リード線を柔らかく固める

紫外線で数秒〜数十秒で固まり、固まったあとも柔らかいアクリレート系です。基板と部品、リード線、レンズのように、熱で伸び縮みする所の固定に向きます。湿気と熱にも強く、ヒートサイクルにも耐えます。

コスト要見積

方式
UV硬化
系統・液数
紫外線硬化性樹脂(⁠アクリレート系)
固まる速さ
紫外線(波長200〜400nm)照射で数秒〜数十秒
粘度
16.5Pa·s
付く材料
ガラス、金属、プラスチック
技術の特長
固まると柔らかく、ヒートサイクル耐久性が良い
主な用途
プリント基板と素子、リード線、レンズ・ガラスの接着固定
記載なし
接着の強さ・使用温度・容量・消防法
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株式会社スリーボンド

ThreeBond 3114

光学部品・電装部品の精密な位置決め固定

紫外線を当てて数秒〜数十秒で固まるエポキシ系で、固まるときの縮みが小さいのが違いです。光ピックアップの部品のように、位置がずれると困る部品の固定に使います。照射のあとに加熱は要らず、表面まで固まります。

コスト要見積

方式
UV硬化
系統・液数
紫外線硬化性エポキシ樹脂
固まる速さ
紫外線(波長200〜400nm)照射で数秒〜数十秒
粘度
25.0Pa·s
付く材料
ガラス、金属、プラスチック
技術の特長
硬化収縮率が低く、照射後の加熱が不要
主な用途
光ピックアップ部品などの光学部材や電装部品の精密な接着・固定
記載なし
接着の強さ・使用温度・容量・消防法
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弾性接着剤4製品

コニシ株式会社

ボンド MPX-1

内装化粧板の弾性接着(TM工法)

両面粘着テープと併用するボンドTM工法向けの、変成シリコーン樹脂系の無溶剤形弾性接着剤です。固まった後も弾力があり、振動や衝撃のかかる壁・天井の内装化粧板で剥がれにくさが効きます。用途はTM工法による内装材の施工に絞られています。

コスト要見積

方式
弾性接着剤
系統・液数
変成シリコーン樹脂系無溶剤形
付く材料
各種内装化粧板
容量
333mL(⁠カートリッジ⁠)
技術の特長
弾力性があり、耐振性・耐衝撃性に優れる
主な用途
壁・天井内装材の施工(接着剤と両面粘着テープを併用するTM工法)
記載なし
固まる速さ・粘度・接着の強さ・使用温度・消防法
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信越化学工業株式会社

KE-4958-T/W

電子部品のシールと固定

空気中の湿気で固まる一液のシリコーンゴムで、混ぜずにカートリッジから押し出して使えます。指触乾燥まで3分と速く、アルミへの引張せん断は1.5MPaです。完全に固まるまでは23℃・50%RHで7日かかります。

コスト要見積

方式
弾性接着剤
系統・液数
一液型RTVシリコーンゴム、縮合(⁠アルコール⁠)型
固まる速さ
指触乾燥 3分、硬化 23℃ 50%RH 7日
粘度
ペースト状
接着の強さ
1.5MPa(アルミ)
使用温度
−40〜180℃(一液型RTVゴム全般)
付く材料
ガラス、アルミ、PBT、PPS、エポキシ、ステンレス、PC
容量
330mLカートリッジ
技術の特長
空気中の湿気で室温硬化し、副生ガスはアルコール
主な用途
電気部品のシール、固定
記載なし
消防法
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セメダイン株式会社

セメダイン スーパーX No.8008

仮止めなしで異種材料を弾性接着

塗ってすぐ貼れる粘着接着と、固まった後もゴムのように伸びる弾性接着を、一液・無溶剤で両立した変成シリコーン系です。指触乾燥まで11分(ホワイト、23℃⁠)⁠と早く、仮止めを減らせます。引張り剪断接着強さは4.0MPa(ホワイト)なので、高い強度が要る構造接着にはエポキシ系を使います。

コスト要見積

方式
弾性接着剤
系統・液数
一液形 アクリル変成シリコーン樹脂系の弾性接着剤
固まる速さ
指触乾燥時間 11分(ホワイト、23℃)
粘度
85.0Pa·s(ホワイト、23℃)
接着の強さ
4.0MPa(ホワイト)
付く材料
軟鋼板、アルミニウム、ステンレス、銅、ポリカーボネート
容量
170g・135mL・333mL
技術の特長
粘着接着と弾性接着を一液・無溶剤で行える
主な用途
熱膨張係数の異なる異種材料、冷熱繰り返しのかかる箇所の接着
消防法
危険物 第四類 第三石油類(非水溶性液体) 危険等級III(ホワイト)
記載なし
使用温度
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ノガワケミカル株式会社

ダイアエコピタ

透明に仕上げたい異素材の接着

固まると透明なゴム状になる変成シリコーン系の弾性接着剤です。鉄どうしの引張せん断は3.9MPaで、20℃なら10分で表面が固まります。ポリエチレンとポリプロピレンには付きません。

コスト要見積

方式
弾性接着剤
系統・液数
1液湿気硬化型の弾性接着剤
固まる速さ
表面硬化 10分、全体硬化 5〜7日(20℃)
粘度
10万〜40万mPa·s(20℃)
接着の強さ
3.9MPa(鉄)
付く材料
金属、プラスチック、ゴム、ガラス、コンクリート、木材(PE・PPは不可)
技術の特長
固まった膜が透明で、接着部が目立たない
主な用途
熱膨張係数の違う材料や振動を受ける箇所の接着
消防法
危険物 第四類 第三石油類(TDSの記載)
記載なし
使用温度・容量
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ホットメルト2製品

スリーエム ジャパン株式会社

3M ホットメルト接着剤 3764

プラスチックや什器の秒単位の組立

専用アプリケータで溶かして塗り、冷えれば固まるEVA系のホットメルトで、低粘度・速硬化と耐衝撃性が持ち味です。接着可能時間は40秒で、店頭什器やプラスチック部品の組立を手早く進められます。軟化点は88℃なので、熱がこもる場所の接着には耐熱タイプの品番を使います。

コスト要見積

方式
ホットメルト
系統・液数
ホットメルト(EVA系)
固まる速さ
接着可能時間 40秒
接着の強さ
2.6MPa
使用温度
軟化点 88℃(環球法)
付く材料
プラスチック、ガラス(仮止め)、オレフィンラミネート紙
容量
TC・Q・AE形状 5kg箱、PG形状 10kg箱
技術の特長
低粘度で速硬化、耐衝撃性に優れる
主な用途
店頭販促や展示会の什器製作、プラスチックの接着
記載なし
粘度・消防法
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ノガワケミカル株式会社

ダイアボンド DA3251

コイルや電気部品の固定

ポリアミド系のホットメルトで、金属への付きと難燃性を両立しています。鋼板どうしの引張せん断は20℃で6.8MPaです。200℃で300〜600mPa·sと低粘度なので、細かい部品にも塗りやすくなっています。

コスト要見積

方式
ホットメルト
系統・液数
ホットメルト形(⁠ポリアミド樹脂系)
固まる速さ
加熱溶融して塗り、冷えて固まる(最適使用温度 180〜200℃)
粘度
300〜600mPa·s(200℃)
接着の強さ
6.8MPa(鋼板、20℃)
使用温度
軟化点 155〜165℃
付く材料
金属、木材、皮革
技術の特長
低粘度で難燃性があり、金属によく付く
主な用途
コイル巻線止め、回路固定などの電気・精密部品の接着
記載なし
容量・消防法
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6つの方式に入らないもの1製品

デンカ株式会社

ハードロック C-355-20

油の残る金属どうしの常温速硬化接着

A剤とB剤を混ぜる2液のアクリル系で、ウェスで拭いた程度の油面でも金属に付きます。鉄で22.3MPaの引張せん断接着強さがあり、固着時間は約12分です。可使時間は約3分と短いので、カートリッジとミキサーで出してすぐ貼り合わせます。

コスト要見積

方式
2液のアクリル系(SGA)
系統・液数
2液主剤型、変性アクリレート系(SGA)
固まる速さ
可使時間 約3分、固着時間 約12分(23℃)
粘度
20,000mPa·s(25℃)
接着の強さ
22.3MPa(鉄、ブラスト処理)
付く材料
鉄、ステンレス、アルミ、FRP、マグネット
容量
A剤・B剤の50gカートリッジ(⁠10セット単位)
技術の特長
油の付いた金属面でもウェス拭き程度で付く
主な用途
スピーカー、モーター、エレベーターパネル、金属筐体の組立
消防法
危険物第4類 第1石油類
記載なし
使用温度
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Q&A

工業用接着剤選びで、よくある疑問

購買担当の疑問工業用接着剤の値段は、いくら?

値段を公開しているのは17製品中1製品だけで、アルテコの6100が200gセットで3,102円(公式通販・税込)です。ほかの製品は、容量と数量を決めて販売店かメーカーに見積もりを取ります。

設備担当の疑問金属どうしを強く付けたい

2液のエポキシ系かアクリル系を選びます。引張せん断強さは、デンカのハードロック C-355-20が鉄で22.3MPa、ナガセケムテックスのデナタイト XNR3324が19MPa、アルテコの6100が13MPaです。

工場長の疑問油の付いた金属に、そのまま付けたい

デンカのハードロック C-355-20は、ウェスで拭いた程度の油面でも金属に付きます。ねじなら、LOCTITE 243が防錆油や切削油の残ったままでも固まります。

設備担当の疑問ねじのゆるみ止めは、どれを使う?

嫌気性を使います。LOCTITE 243とThreeBond 1324はどちらも中強度で、固めたあともねじを外せます。LOCTITE 243の固着時間は10.0分です。

工場長の疑問ラインを止めずに、すぐ固めたい

瞬間接着剤か UV硬化を選びます。アロンアルフア 201は硬質PVCで5秒・鉄で15秒、ThreeBond 3114と3030は紫外線を当てて数秒〜数十秒で固まります。ホットメルトの3764は、塗ってから貼れる時間が40秒です。

施設管理の疑問金属と樹脂のように、伸び方の違う材料を付けたい

固まっても柔らかい弾性接着剤を選びます。セメダインのスーパーX No.8008は4.0MPa、ノガワケミカルのダイアエコピタは鉄で3.9MPaです。強さも欲しいなら、弾性型エポキシのEP001K(6.1MPa⁠)⁠もあります。

設備担当の疑問PEやPPに付けたい

そのままでは付かない製品が多く、ダイアエコピタもPE・PPには付きません。LOCTITE 416は、SF 770プライマーと組み合わせるとPP・PE・PTFEも付きます。

設備担当の疑問熱のかかる所に使いたい

使用温度を公開しているのは、LOCTITE 243の−55.0〜180.0℃、デナタイト XNR3324の耐熱160℃、KE-4958の−40〜180℃(一液型RTVゴム全般)です。ホットメルトの3764は軟化点が88℃なので、熱のこもる所には使いません。

購買担当の疑問2液は、混ぜる手間がかかる?

混ぜる比率と可使時間を見ます。アルテコの6100は重量比1:1で可使時間60分、デナタイト XNR3324は100:50で60分、EP001Kは10分です。ハードロック C-355-20は可使時間が約3分なので、カートリッジとミキサーで出してすぐ貼ります。

総務の疑問消防法の危険物になる?

SDSやカタログで確かめた範囲では、セメダインのEP001Kが第四類第四石油類、スーパーX No.8008(ホワイト⁠)⁠が第四類第三石油類、ハードロック C-355-20が第4類第1石油類です。区分は製品ごとに違うので、買う前にSDSで確かめて置き場を決めます。

経営者の疑問少ない量で試したい

小さい容量のある製品を選びます。アロンアルフア 201は2g×5本から500gまで、アルテコのE50は20gから1kgまで、LOCTITE 416は20gです。

TYPES

工業用接着剤の方式の違い

ボタンを押すと、表がその方式の製品だけになります。

エポキシ系

主剤と硬化剤を混ぜると化学反応で固まる、強くて熱や薬品に強い接着剤です。2液は混ぜてから固まるまでの可使時間のうちに塗ります。硬化剤に変成シリコーンを使い、固まっても柔らかい弾性型もあります。

向いている使い方

  • 金属どうし・金属と樹脂を強く付ける
  • 炭素繊維(CFRP⁠)⁠の部品を付ける
  • 広い面にゆっくり塗って貼り合わせる

根拠:アルテコの6100は重量比1:1で、可使時間は60分(⁠出典4⁠)

この方式の3製品を表で見る

瞬間接着剤

1液で、付ける面や空気中の水分に触れると数秒〜数十秒で固まります。少しの量で強く付きますが、すき間が大きい所や広い面には向きません。

向いている使い方

  • 小さな部品をすぐに固定する
  • ゴム・樹脂・金属の小物を付ける
  • 1滴ずつ点で付ける

根拠:水などの陰イオンに触れて、秒単位で固まる(⁠出典2⁠)

この方式の3製品を表で見る

嫌気性

ねじやはめ合いのすき間で空気が切れ、金属に触れると固まります。ボルトのゆるみ止めやシールに使い、強さの違う品番から選びます。

向いている使い方

  • ボルトのゆるみ止め
  • 配管のねじ部のシール
  • あとで外すねじを止める

根拠:LOCTITE 243は、防錆油や切削油が残ったねじでも固まる(⁠出典9⁠)

この方式の2製品を表で見る

UV硬化

1液で、紫外線を当てると数秒〜数十秒で固まります。混ぜる手間も可使時間の縛りもなく、光が届く所なら貼り合わせてすぐ次の工程に回せます。

向いている使い方

  • レンズや光学部品の位置決め固定
  • 基板の部品やリード線の固定
  • 透明な部品どうしを付ける

根拠:1液なので、計って混ぜる必要がない(⁠出典3⁠)

この方式の2製品を表で見る

弾性接着剤

空気中の湿気で固まり、固まったあともゴムのように伸びます。熱で伸び縮みの違う材料どうしや、振動のかかる所で、はがれにくさが効きます。

向いている使い方

  • 金属と樹脂のように伸び方の違う材料を付ける
  • 振動や衝撃のかかる部材を付ける
  • 内装の化粧板や電子部品を固定する

根拠:スーパーX No.8008は、固まった後もゴムのように伸びる弾性接着(⁠出典17⁠)

この方式の4製品を表で見る

ホットメルト

固形の樹脂を熱で溶かして塗り、冷えると固まります。溶剤を使わず、塗ってから数十秒で次の作業に移れます。

向いている使い方

  • 箱や什器の組立
  • コイルや電気部品の固定
  • 流れ作業で数をこなす

根拠:固まっている接着剤を熱で溶かし、冷めると固まる(⁠出典1⁠)

この方式の2製品を表で見る

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:製造・組立・建設の現場で使う工業用の接着剤のうち、エポキシ系(2液・1液⁠)⁠、瞬間接着剤(⁠シアノアクリレート)⁠、嫌気性、UV硬化、変成シリコーン・シリコーンなどの弾性接着剤、ホットメルトで、日本法人のあるメーカーが自社で作るか自社グループ製品として売り、公式サイトで今案内している製品。2液のアクリル系(SGA)のように6つの方式に入らない製品は「⁠6つの方式に入らないもの⁠」⁠にまとめました。各社の代表品を1〜3製品載せています。家庭用・文具用だけの製品、テープ、目地に使うシーリング材だけの製品、中古品、代理店が売る他社製品は除いています。値は各社の製品ページ・技術資料(TDS)・カタログ・SDSで確かめたもので、確かめられない項目は「記載なし⁠」⁠としました。

並び順:方式ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。おすすめ順ではなく、掲載料で順番は変えません。

工業用接着剤を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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