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LED・光源の全光束、材料の反射率・透過率、カメラ・センサーの検査に使う積分球を選ぶ、研究開発・品質管理・設備・購買の担当の方へ

積分球のメーカー6社比較【2026年】

積分球は、内面で光を何度も反射させて、
光をむらなく散らす中空の球です。

ABOUT

積分球とは

比較表を見る ↓

積分球とは、内面を白い高反射の材料で仕上げ、
入った光を何度も反射させてむらなく散らす中空の球です。
光源の全光束、材料の反射率・透過率の測定や、
カメラ検査の均一な光源に使います。
積分半球を使う型もあります。

製品の特長

  • 光をむらなく散らす(内面で何度も反射させる)
  • 内面の材料が選べる(硫酸バリウム・白色シリコーン・高反射の樹脂)
  • 大きさがいろいろ(直径50mmから3000mmまで)

使うメリット

  • 光源全体の明るさを1回で測れる(全光束・全放射束)
  • 散らばる反射・透過も測れる(粉体・フィルム・懸濁液)
  • むらの少ない基準の光が作れる(カメラ・センサーの検査)

選ぶときに注意すること

  1. 分光光度計に付けるユニットは、使える本体の型式が決まっている
  2. 球の大きさは、測る光源や試料の大きさに合わせて選ぶ
  3. 測るときの波長範囲は、内面の材料と検出器で決まる
  4. 白色シリコーンの球は、光源ではなく部品として売られている

※仕様と価格は各メーカーの公式の製品ページによる(価格はソーラボジャパンの定価)。積分球の仕組みはソーラボジャパン、積分半球の特長は大塚電子の製品ページによる。

LIST

積分球の比較表

積分球9製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

積分球(球だけ)

2製品
ソーラボジャパン株式会社積分球 2P3/M光学系に組み込む小さな積分球口コミを書く186,061円税抜

直径50mmの小さな積分球で、SM05ネジのポートにフォトダイオードやファイバーアダプタを直接つなげます。反射率は350〜1500nmで約99%です。入射ポートが4つの2P4/Mもあり、実験台の光学系に組み込んで使います。

種類
積分球(球だけ)
積分球の内径
直径50mm
内面の材料
白色の高反射率バルク素材
波長範囲
250〜2500nm
ポート・開口
入射3つ(直径11.5mm)、ディテクタ用1つ(直径3mm)
測るもの・使い方
レーザーパワー・光束・反射率の測定
特長
反射率は350〜1500nmで約99%
記載なし
試料の大きさ・輝度の範囲・外形寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様
壷坂電機株式会社白色シリコーン積分球 SISシリーズ恒温恒湿試験の中で使う積分球口コミを書く要見積

内面を高反射の白色シリコーンで仕上げた、直径300mmの積分球です。温度や水に強いので、恒温恒湿試験の中に入れて使えます。光源ではなく光学部品として売っているので、自社の測定装置に組み込めます。

種類
積分球(球だけ)
積分球の内径
直径300mm
内面の材料
高反射白色シリコーン
測るもの・使い方
恒温恒湿試験での光学測定
特長
光学部品として販売、半球の組み合わせ
記載なし
波長範囲・ポート・開口・試料の大きさ・輝度の範囲・外形寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様

積分球光源(均一光源)

1製品
壷坂電機株式会社積分球型光源 LSBS-600CRI車載カメラのHDR評価の均一光源口コミを書く要見積

直径600mmの積分球の口を発光面にした光源で、270×160mmの範囲の輝度ムラを±1%以下に抑えます。輝度は2.5〜40,000cd/㎡まで決められ、輝度フィードバック制御で明るさを保ちます。車載カメラやセンサーのダイナミックレンジ評価に使います。

種類
積分球光源(均一光源)
積分球の内径
直径600mm
ポート・開口
発光面290×210mm、有効270×160mm
測るもの・使い方
車載カメラ・センサーのHDR評価
輝度の範囲
2.5〜40,000cd/㎡
外形寸法・質量
981×1,056×665mm、70kg
特長
有効面の輝度ムラ±1%以下
記載なし
内面の材料・波長範囲・試料の大きさ
公式ページへ詳細・仕様

全光束・量子効率の測定システム

2製品
大塚電子株式会社全光束測定システム HMシリーズLED・照明器具の全光束と色の測定口コミを書く要見積

積分半球を使う全光束測定システムで、発光面以外を半球の外に置けるので、光源の温度を管理しながら測れます。測定部の大きさは直径250〜3000mmから選びます。IESNAのLM-79とLM-80に準拠した測定ができます。

種類
全光束・量子効率の測定システム
積分球の内径
直径250〜3000mm
測るもの・使い方
LED・照明の全光束と色
試料の大きさ
直管形ランプは最大2400mm
特長
発光面以外を積分半球の外に置ける、IESNAのLM-79・LM-80に準拠
記載なし
内面の材料・波長範囲・ポート・開口・輝度の範囲・外形寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様
大塚電子株式会社量子効率測定システム QE-2100蛍光体の量子効率の測定口コミを書く要見積

積分半球を載せた量子効率測定システムで、蛍光体などの絶対量子効率をすぐに測れます。温度制御機能で50〜300℃の温度依存性も測れます。粉体・溶液・フィルム・薄膜の試料に使えます。

種類
全光束・量子効率の測定システム
波長範囲
300〜1600nmの仕様あり
測るもの・使い方
蛍光体などの量子効率
試料の大きさ
粉体・溶液・フィルム・薄膜
特長
積分半球を搭載、温度制御50〜300℃
記載なし
積分球の内径・内面の材料・ポート・開口・輝度の範囲・外形寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様

積分球ユニット(分光光度計などに付ける)

4製品
株式会社島津製作所積分球付属装置 ISR-603紫外から近赤外までの拡散反射口コミを書く要見積

島津製作所のUV-3600Plusシリーズに付ける積分球付属装置で、内径60mmの球の内面は硫酸バリウムです。220〜2600nmの範囲で拡散反射と正反射を測れます。検出器はPMT・InGaAs・冷却PbSの3つを使います。

種類
積分球ユニット(分光光度計などに付ける)
積分球の内径
直径60mm
内面の材料
硫酸バリウム
波長範囲
220〜2600nm
測るもの・使い方
拡散反射と正反射の測定
試料の大きさ
直径約100mm・厚さ15mm
特長
検出器はPMT・InGaAs・冷却PbS
記載なし
ポート・開口・輝度の範囲・外形寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様
日本分光株式会社積分球ユニット ILN-925ヘーズ値など大きな試料の反射・⁠⁠⁠透過口コミを書く要見積

内径150mmの大きな積分球を使うユニットで、ヘーズ値の測定などに向きます。220〜2200nmで測れ、反射の試料は最大100×50×30mmまで入ります。光トラップで、正反射光を含む反射と含まない反射を測り分けられます。

種類
積分球ユニット(分光光度計などに付ける)
積分球の内径
直径150mm
波長範囲
220〜2200nm
測るもの・使い方
ヘーズ値などの測定
試料の大きさ
反射は最大100×50×30mm
特長
光トラップ付き、正反射を除いた測定もできる
記載なし
内面の材料・ポート・開口・輝度の範囲・外形寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様
日本分光株式会社積分球ユニット ISN-923固体の拡散反射を近赤外まで測る口コミを書く要見積

日本分光の紫外可視近赤外分光光度計に付ける、内径60mmの積分球ユニットです。200〜2500nmの範囲で、固体の拡散反射や懸濁液の拡散透過を測れます。光トラップを備え、正反射光を含む測定と含まない測定を切り替えられます。

種類
積分球ユニット(分光光度計などに付ける)
積分球の内径
直径60mm
波長範囲
200〜2500nm
測るもの・使い方
固体の拡散反射・懸濁液の拡散透過
試料の大きさ
反射は最大65×50×25mm
特長
光トラップ付き、正反射を除いた測定もできる
記載なし
内面の材料・ポート・開口・輝度の範囲・外形寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様
分光計器株式会社拡散反射測定ユニット RU-60太陽電池セルの反射率と内部量子効率口コミを書く要見積

分光計器の分光感度測定装置SM-250に付ける拡散反射測定ユニットで、直径60mmの積分球で全反射光を取ります。800μmのスポット光で、小さな試料の反射率も測れます。付属のソフトで内部量子効率も出せます。

種類
積分球ユニット(分光光度計などに付ける)
積分球の内径
直径60mm
波長範囲
300〜1150nm
ポート・開口
サンプル面の開口直径4mm
測るもの・使い方
全反射光の測定
特長
スポット光800μmで小さな試料も測れる
記載なし
内面の材料・試料の大きさ・輝度の範囲・外形寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様

積分球(球だけ)2製品

ソーラボジャパン株式会社

積分球 2P3/M

光学系に組み込む小さな積分球

直径50mmの小さな積分球で、SM05ネジのポートにフォトダイオードやファイバーアダプタを直接つなげます。反射率は350〜1500nmで約99%です。入射ポートが4つの2P4/Mもあり、実験台の光学系に組み込んで使います。

コスト186,061円税抜

種類
積分球(球だけ)
積分球の内径
直径50mm
内面の材料
白色の高反射率バルク素材
波長範囲
250〜2500nm
ポート・開口
入射3つ(直径11.5mm)、ディテクタ用1つ(直径3mm)
測るもの・使い方
レーザーパワー・光束・反射率の測定
特長
反射率は350〜1500nmで約99%
記載なし
試料の大きさ・輝度の範囲・外形寸法・質量
公式ページへ
壷坂電機株式会社

白色シリコーン積分球 SISシリーズ

恒温恒湿試験の中で使う積分球

内面を高反射の白色シリコーンで仕上げた、直径300mmの積分球です。温度や水に強いので、恒温恒湿試験の中に入れて使えます。光源ではなく光学部品として売っているので、自社の測定装置に組み込めます。

コスト要見積

種類
積分球(球だけ)
積分球の内径
直径300mm
内面の材料
高反射白色シリコーン
測るもの・使い方
恒温恒湿試験での光学測定
特長
光学部品として販売、半球の組み合わせ
記載なし
波長範囲・ポート・開口・試料の大きさ・輝度の範囲・外形寸法・質量
公式ページへ

積分球光源(均一光源)1製品

壷坂電機株式会社

積分球型光源 LSBS-600CRI

車載カメラのHDR評価の均一光源

直径600mmの積分球の口を発光面にした光源で、270×160mmの範囲の輝度ムラを±1%以下に抑えます。輝度は2.5〜40,000cd/㎡まで決められ、輝度フィードバック制御で明るさを保ちます。車載カメラやセンサーのダイナミックレンジ評価に使います。

コスト要見積

種類
積分球光源(均一光源)
積分球の内径
直径600mm
ポート・開口
発光面290×210mm、有効270×160mm
測るもの・使い方
車載カメラ・センサーのHDR評価
輝度の範囲
2.5〜40,000cd/㎡
外形寸法・質量
981×1,056×665mm、70kg
特長
有効面の輝度ムラ±1%以下
記載なし
内面の材料・波長範囲・試料の大きさ
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全光束・量子効率の測定システム2製品

大塚電子株式会社

全光束測定システム HMシリーズ

LED・照明器具の全光束と色の測定

積分半球を使う全光束測定システムで、発光面以外を半球の外に置けるので、光源の温度を管理しながら測れます。測定部の大きさは直径250〜3000mmから選びます。IESNAのLM-79とLM-80に準拠した測定ができます。

コスト要見積

種類
全光束・量子効率の測定システム
積分球の内径
直径250〜3000mm
測るもの・使い方
LED・照明の全光束と色
試料の大きさ
直管形ランプは最大2400mm
特長
発光面以外を積分半球の外に置ける、IESNAのLM-79・LM-80に準拠
記載なし
内面の材料・波長範囲・ポート・開口・輝度の範囲・外形寸法・質量
公式ページへ
大塚電子株式会社

量子効率測定システム QE-2100

蛍光体の量子効率の測定

積分半球を載せた量子効率測定システムで、蛍光体などの絶対量子効率をすぐに測れます。温度制御機能で50〜300℃の温度依存性も測れます。粉体・溶液・フィルム・薄膜の試料に使えます。

コスト要見積

種類
全光束・量子効率の測定システム
波長範囲
300〜1600nmの仕様あり
測るもの・使い方
蛍光体などの量子効率
試料の大きさ
粉体・溶液・フィルム・薄膜
特長
積分半球を搭載、温度制御50〜300℃
記載なし
積分球の内径・内面の材料・ポート・開口・輝度の範囲・外形寸法・質量
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積分球ユニット(分光光度計などに付ける)4製品

株式会社島津製作所

積分球付属装置 ISR-603

紫外から近赤外までの拡散反射

島津製作所のUV-3600Plusシリーズに付ける積分球付属装置で、内径60mmの球の内面は硫酸バリウムです。220〜2600nmの範囲で拡散反射と正反射を測れます。検出器はPMT・InGaAs・冷却PbSの3つを使います。

コスト要見積

種類
積分球ユニット(分光光度計などに付ける)
積分球の内径
直径60mm
内面の材料
硫酸バリウム
波長範囲
220〜2600nm
測るもの・使い方
拡散反射と正反射の測定
試料の大きさ
直径約100mm・厚さ15mm
特長
検出器はPMT・InGaAs・冷却PbS
記載なし
ポート・開口・輝度の範囲・外形寸法・質量
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日本分光株式会社

積分球ユニット ILN-925

ヘーズ値など大きな試料の反射・⁠⁠⁠透過

内径150mmの大きな積分球を使うユニットで、ヘーズ値の測定などに向きます。220〜2200nmで測れ、反射の試料は最大100×50×30mmまで入ります。光トラップで、正反射光を含む反射と含まない反射を測り分けられます。

コスト要見積

種類
積分球ユニット(分光光度計などに付ける)
積分球の内径
直径150mm
波長範囲
220〜2200nm
測るもの・使い方
ヘーズ値などの測定
試料の大きさ
反射は最大100×50×30mm
特長
光トラップ付き、正反射を除いた測定もできる
記載なし
内面の材料・ポート・開口・輝度の範囲・外形寸法・質量
公式ページへ
日本分光株式会社

積分球ユニット ISN-923

固体の拡散反射を近赤外まで測る

日本分光の紫外可視近赤外分光光度計に付ける、内径60mmの積分球ユニットです。200〜2500nmの範囲で、固体の拡散反射や懸濁液の拡散透過を測れます。光トラップを備え、正反射光を含む測定と含まない測定を切り替えられます。

コスト要見積

種類
積分球ユニット(分光光度計などに付ける)
積分球の内径
直径60mm
波長範囲
200〜2500nm
測るもの・使い方
固体の拡散反射・懸濁液の拡散透過
試料の大きさ
反射は最大65×50×25mm
特長
光トラップ付き、正反射を除いた測定もできる
記載なし
内面の材料・ポート・開口・輝度の範囲・外形寸法・質量
公式ページへ
分光計器株式会社

拡散反射測定ユニット RU-60

太陽電池セルの反射率と内部量子効率

分光計器の分光感度測定装置SM-250に付ける拡散反射測定ユニットで、直径60mmの積分球で全反射光を取ります。800μmのスポット光で、小さな試料の反射率も測れます。付属のソフトで内部量子効率も出せます。

コスト要見積

種類
積分球ユニット(分光光度計などに付ける)
積分球の内径
直径60mm
波長範囲
300〜1150nm
ポート・開口
サンプル面の開口直径4mm
測るもの・使い方
全反射光の測定
特長
スポット光800μmで小さな試料も測れる
記載なし
内面の材料・試料の大きさ・輝度の範囲・外形寸法・質量
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Q&A

積分球選びで、よくある疑問

購買担当の疑問積分球の価格は、いくら?

値段を公式に出しているのはソーラボジャパンです。直径50mmの積分球2P3/Mが186,061円(税抜)、入射ポートが4つの2P4/Mが191,133円(税抜)⁠で⁠す⁠。ほかの8製品は公式に値段が無く、見積もりで決まります。

設備担当の疑問積分球の種類と違いは?

使い方で4つに分かれます。装置に組み込む球だけの型、球の口を発光面にした均一光源、全光束や量子効率を測るシステム、分光光度計などに付ける積分球ユニットです。壷坂電機のSISシリーズは球だけ、LSBS-600CRIは均一光源です。

設備担当の疑問積分球の内面の材料(硫酸バリウム・白色シリコーン)の違いは?

島津製作所のISR-603は内面が硫酸バリウムで、220〜2600nmを測れます。壷坂電機のSISシリーズは高反射の白色シリコーンで、温度や水に強いので恒温恒湿試験の中で使えます。ソーラボジャパンの2P3/Mは白色の高反射率バルク素材で、250〜2500nm用です。

工場長の疑問積分球の大きさ(内径)はどう選ぶ?

測る光源や試料の大きさで選びます。ソーラボジャパンの2P3/Mは直径50mm、日本分光のISN-923と島津製作所のISR-603は60mm、ILN-925は150mm、壷坂電機のSISシリーズは300mmです。大塚電子の全光束測定システムは直径250〜3000mmから選び、積分半球なら積分球直径の1/3までの大きな光源を測れます。

設備担当の疑問全光束の測定で、積分球と積分半球の違いは?

積分半球は球を半分にして鏡で閉じた形で、大塚電子によると積分空間が半分になるので明るさ(感度)が2倍になります。発光面以外を半球の外に置けるので、光源の温度を管理しやすくなります。積分球を使うFMシリーズは、補助電球で自己吸収を補正します。

設備担当の疑問反射率・透過率の測定に使う積分球は?

分光光度計に付ける積分球ユニットを使います。日本分光のISN-923は200〜2500nmで固体の拡散反射や懸濁液の拡散透過を測れ、島津製作所のISR-603は220〜2600nmで拡散反射と正反射を測れます。どちらも使える本体の型式が決まっています。

工場長の疑問正反射光を除いた拡散反射だけを測れる?

測れます。日本分光のISN-923とILN-925は光トラップを備え、正反射光を含む測定と含まない測定を切り替えられます。反射の試料は、ISN-923が最大65×50×25mm、ILN-925が最大100×50×30mmです。

設備担当の疑問カメラ・センサーの検査に使う均一光源(積分球光源)⁠と⁠⁠⁠⁠は⁠?

積分球の中に光源を入れ、球の口をむらの少ない発光面にした光源です。壷坂電機のLSBS-600CRIは直径600mmの積分球を使い、270×160mmの範囲で輝度ムラ±1%以下、輝度は2.5〜40,000cd/㎡です。車載カメラやセンサーのダイナミックレンジ評価に使います。

総務の疑問量子効率の測定に積分球は使える?

使えます。大塚電子のQE-2100は積分半球を載せた量子効率測定システムで、粉体・溶液・フィルム・薄膜の蛍光体を測れ、温度制御で50〜300℃の温度依存性も測れます。分光計器のRU-60は直径60mmの積分球で全反射光を取り、太陽電池の内部量子効率を出します。

購買担当の疑問ヘーズ値(くもり)の測定に使える積分球は?

日本分光のILN-925は、ヘーズ値の測定などに向く内径150mmの積分球ユニットで、220〜2200nmを測れます。大きな試料を入れやすく、反射の試料は最大100×50×30mmです。

施設管理の疑問積分球の内面を傷めないためには?

試料をのせ替えるときに内面に触れない作りを選びます。大塚電子のQE-2100は積分半球を使い、試料のセルを外しやすく、積分球の内部を傷めにくい作りです。壷坂電機の白色シリコーンの球は、温度や水に強い材料です。

TYPES

積分球の種類の違い

積分球(球だけ)

光源や検出器を付けずに、球だけを部品として買う型です。自社の装置や実験台の光学系に組み込みます。直径50mmの小さな型から、直径300mmの型まであります。

向いている使い方

  • 自社の測定装置に組み込む
  • レーザーパワーや光束を測る
  • 恒温恒湿試験の中で使う

根拠:積分球は球面全体に渡り、複数の反射を行うことにより入射光を均一に分散します。(出典3)

この種類の2製品を表で見る

積分球光源(均一光源)

積分球の中に光源を入れ、球の口を明るさのそろった発光面にした型です。カメラやイメージセンサーの検査で、むらの少ない基準の光として使います。

向いている使い方

  • 車載カメラのダイナミックレンジ評価
  • イメージセンサーの感度・むらの検査
  • 広い面をむらなく光らせたい

根拠:Φ600mm積分球を使用 270 × 160 mm で輝度ムラ ±1%以下 超高均一輝度面(出典2)

この種類の1製品を表で見る

全光束・量子効率の測定システム

積分球や積分半球に分光器やソフトを組み合わせた測定システムです。LEDや照明器具の全光束と色、蛍光体の量子効率をまとめて測れます。

向いている使い方

  • LED・照明器具の全光束と色を測る
  • 蛍光体の量子効率を測る
  • 光源の温度を変えながら測る

根拠:LEDから照明まで幅広い光源の全光束を測定します。 ・積分球+分光器で全光束から色測定まで幅広く対応(出典4)

この種類の2製品を表で見る

積分球ユニット(分光光度計などに付ける)

分光光度計や分光感度測定装置の試料室に付ける積分球です。固体の拡散反射や、懸濁液・フィルムの拡散透過を、本体の波長範囲で測れます。

向いている使い方

  • 粉体・固体の拡散反射を測る
  • フィルムのヘーズや透過を測る
  • 太陽電池の反射率を測る

根拠:固体試料表面の拡散反射や懸濁液の拡散透過測定に用います。(出典6)

この種類の4製品を表で見る
MAKERS

積分球の主なメーカー6社

大塚電子株式会社

積分半球を使う全光束測定システムで、発光面以外を半球の外に置けるので、光源の温度を管理しながら測れます。

大阪府

株式会社島津製作所

島津製作所のUV-3600Plusシリーズに付ける積分球付属装置で、内径60mmの球の内面は硫酸バリウムです。

京都府

ソーラボジャパン株式会社

直径50mmの小さな積分球で、SM05ネジのポートにフォトダイオードやファイバーアダプタを直接つなげます。

東京都

壷坂電機株式会社

内面を高反射の白色シリコーンで仕上げた、直径300mmの積分球です。

東京都

日本分光株式会社

内径150mmの大きな積分球を使うユニットで、ヘーズ値の測定などに向きます。

東京都

分光計器株式会社

分光計器の分光感度測定装置SM-250に付ける拡散反射測定ユニットで、直径60mmの積分球で全反射光を取ります。

東京都

出典
  1. 壷坂電機 白色シリコーン積分球SISシリーズ
  2. 壷坂電機 高均一・積分球型光源 LSBS-600CRI
  3. ソーラボジャパン 直径50mm積分球
  4. 大塚電子 全光束測定システム HM/FM series
  5. 大塚電子 量子効率測定システム QE-2100
  6. 日本分光 V-700シリーズ 付属品(積分球ユニット)
  7. 島津製作所 積分球付属装置(英語)
  8. 分光計器 拡散反射測定ユニット RU-60
  9. 壷坂電機 会社概要
掲載基準

LED・照明の全光束、材料の反射率・透過率、量子効率の測定や、カメラ・センサーの検査用の均一光源に使う積分球(積分半球を含む)で、日本の会社か日本法人が自社で作り、公式サイトで今案内していて、仕様を公式で確かめられた製品です。球だけの部品、積分球を使った光源、積分球を中心にした測定システム、分光光度計・分光感度測定装置に付ける積分球ユニットを載せ、1社2製品までにしています。分光光度計の本体は「分光光度計」、照度計は「照度計」のページで扱い、濁度計の積分球式もここには入れていません。ニューポート(Oriel)の積分球は日本では代理店が売っているので、浜松ホトニクスのQuantaurusシリーズは公式ページで積分球の仕様を確かめられなかったので、日立ハイテクの積分球付属装置は公式ページを取得できなかったので、今回は載せていません。海外ブランドの輸入販売、塗料や標準白色板だけの品、中古品は除いています。

積分球を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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