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研究開発・品質管理・環境分析の現場で分光光度計を入れる担当の方へ

分光光度計のメーカー8社比較【2026年】

分光光度計は、光を波長ごとに分けて試料に当て、
どの波長がどれだけ吸収されたかを測る装置です。

ABOUT

分光光度計とは

比較表を見る ↓

光を回折格子で波長ごとに分けて試料に当て、
透過した光の強さから吸光度やスペクトルを測る装置です。

紫外可視分光光度計は、可視紫外分光光度計・UV-Vis分光光度計とも呼びます。

吸光度は濃度に比例するので、検量線を作れば濃度を求められます。

製品の特長

  • 紫外可視・赤外・蛍光など、測る光で装置が分かれる
  • スペクトル(波長と吸光度の関係)で物質の特徴がわかる(赤外のスペクトルは物質ごとに決まった形)
  • 試料と対照を同時に測るダブルビームは、ゆらぎに強い

使うメリット

  • 検量線を作れば、色や紫外の吸収から濃度を数値で出せる
  • FTIRなら、樹脂や異物の種類をスペクトルの照合で見分けられる
  • 微量分光光度計なら、1µLの液でセルを使わずに測れる

選ぶときに注意すること

  1. 先に、測る光(紫外可視・赤外・蛍光)と試料の形(液・固体・粉)を決めて種類を絞る
  2. 紫外を測るなら、測定範囲が190nm付近から始まる機種を選ぶ(水質用の可視の機種は340nmから)
  3. セルは材質・光路長で使い分け、向きと置く位置をそろえる
  4. 医薬品の試験に使うなら、薬局方のバリデーションと電子記録の規制への対応を確かめる

※原理・ダブルビーム・セルの扱いは日本分光の「紫外可視分光光度計の基礎」、FTIRと蛍光の説明は同社の「FTIRの基礎」「分光蛍光光度計の基礎」、製品の数字は各メーカーの公式資料による。

LIST

分光光度計の比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

分光光度計11製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

紫外可視(⁠ダブルビーム⁠)

3製品
アジレント・テクノロジー株式会社Cary 3500 コンパクト UV-Vis温度を変えて測る試験口コミを書く要見積

水の配管なしの空冷ペルチェで、試料の温度を0〜110℃に変えながら測れるダブルビーム機です。光源はキセノンフラッシュランプで、毎日のウォームアップがいりません。スキャンは最大150,000nm/minです。

種類
紫外可視(⁠ダブルビーム⁠)
方式
ダブルビーム
測定範囲
190〜1,100nm
分解能
0.1〜5.0nm
測光範囲
4Abs
光源
キセノンフラッシュランプ(⁠250Hz⁠)
試料・⁠⁠⁠セル
試料の温度0〜110℃(温度制御の構成)
大きさ
24kg
特長
最大スキャン速度150,000nm/min
記載なし
波長正確さ・検出器・感度・ノイズ・⁠⁠⁠迷光
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
日本分光株式会社V-730ダブルビームを小さく置きたい口コミを書く要見積

ダブルビームの紫外可視分光光度計を、幅486mmの本体にまとめた機種です。スペクトルバンド幅は1nmで、220nmの迷光は0.02%です。1滴測定ユニットや5µLミクロセルを付ければ、少ない試料でも測れます。

種類
紫外可視(⁠ダブルビーム⁠)
方式
シングルモノクロメーター、ダブルビーム
測定範囲
190〜1,100nm
分解能
1nm
波長正確さ
±0.2nm(656.1nm)
光源
重水素ランプ、ハロゲンランプ
検出器
Siフォトダイオード
試料・⁠⁠⁠セル
5µLミクロセル、1滴測定ユニット(付属品)
大きさ
W486×D441×H216mm、15kg
感度・ノイズ
RMSノイズ0.00004Abs
迷光
0.02%(220nm、NaI)
特長
JP・USP・EP・JISのバリデーションを本体で
記載なし
測光範囲
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
PerkinElmer Japan合同会社LAMBDA 365+バンド幅を切り替えて測りたい口コミを書く要見積

スペクトルバンド幅を0.5〜20nmの5段で切り替えられるダブルビーム機です。吸光度は±4Aまで測れ、濃い液も薄めずに済みます。220nmの迷光は0.01%以下です。

種類
紫外可視(⁠ダブルビーム⁠)
方式
ダブルビーム(ツェルニ・ターナー)
測定範囲
190〜1,100nm
分解能
0.5、1、2、5、20nm(切り替え)
波長正確さ
±0.1nm(656.1nm)、全域±0.3nm
測光範囲
±4A
光源
重水素ランプ、タングステンランプ
検出器
シリコンフォトダイオード
試料・⁠⁠⁠セル
試料室W168×D213.5×H154mm
大きさ
23.8kg
感度・ノイズ
ノイズ0.00005A以下(⁠700nm⁠)
迷光
0.01%以下(220nm、NaI)
特長
走査7.5〜12,000nm/min
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)

小型・微量・⁠⁠⁠可視

3製品
サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社NanoDrop Ultra核酸・タンパク質を1µLで測る口コミを書く1,980,000円希望小売価格

1µLの試料を台に落とすだけで、セルを使わずに核酸やタンパク質の濃度を測る微量分光光度計です。dsDNAなら1.0〜27,500ng/µLまで薄めずに測れます。試料に混じったコンタミを見つけて補正する機能も持っています。

種類
小型・微量・⁠⁠⁠⁠⁠⁠可視
測定範囲
190〜850nm
測光範囲
0.02〜550Abs
試料・⁠⁠⁠セル
1µLから(セル不要)
大きさ
W320×D180×H280mm、4.1kg
特長
dsDNAで1.0〜27,500ng/µL
記載なし
方式・分解能・波長正確さ・光源・検出器・感度・ノイズ・⁠⁠⁠迷光
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
株式会社島津製作所UV-1280PCなしで定量・DNA測定をしたい口コミを書く要見積

PCをつながずに、本体の液晶画面とボタンだけで測定から印刷まで済む小型機です。紫外と可視を測れ、定量・DNA/タンパク質定量・カイネティクスのプログラムを本体に持っています。データはUSBメモリで持ち出せます。

種類
小型・微量・⁠⁠⁠⁠⁠⁠可視
方式
モニターダブルビーム方式
測定範囲
190〜1,100nm
分解能
5nm
波長正確さ
±1nm
光源
D2ランプ、WIランプ
検出器
シリコンフォトダイオード
迷光
0.05%⁠⁠⁠以下
特長
液晶画面とボタンで操作、データはUSBメモリへ
記載なし
測光範囲・試料・セル・大きさ・感度・ノイズ
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
ハンナ インスツルメンツ⁠・ジャパン株式会社iris HI 801排水・水質の項目を現場で測る口コミを書く要見積

水質の測定項目を96以上内蔵した可視の分光光度計で、試薬を入れたセルを差すだけで濃度が出ます。重さ3.0kgで、充電池でも動きます。340nmより短い紫外は測れません。

種類
小型・微量・⁠⁠⁠⁠⁠⁠可視
方式
ビームスプリッターとリファレンス検出器
測定範囲
340〜900nm
分解能
5nm
波長正確さ
±1.5nm
測光範囲
0.000〜3.000Abs
光源
タングステンハロゲンランプ
試料・⁠⁠⁠セル
角セル10mm・50mm、丸セル13mm・16mm・22mm
大きさ
W155×H205×D322mm、3.0kg
迷光
0.1%T未満(340nm、NaNO₂)
特長
96以上の水質メソッドを内蔵
記載なし
検出器・感度・ノイズ
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

FTIR(フーリエ変換赤外)

3製品
サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社Nicolet Summit X品質管理の受け入れ検査口コミを書く要見積

干渉計・レーザー・光源に10年の保証が付くFTIRです。幅34cmの本体で、分解能は0.6cm⁻¹より細かく出ます。品質管理や受け入れ検査のように、毎日同じ測定をくり返す現場に向きます。

種類
FTIR(フーリエ変換赤外)
測定範囲
8000〜350cm⁻¹
分解能
0.6cm⁻¹より細かい
検出器
DTGS(高速回復型)
大きさ
W34×D32×H24cm
特長
干渉計・レーザー・光源の保証10年
記載なし
方式・波長正確さ・測光範囲・光源・試料・セル・感度・ノイズ・⁠⁠⁠迷光
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
日本分光株式会社FT/IR-4X小型でも研究用の分解能がほしい口コミを書く要見積

幅386mmの小型の本体で、最高分解0.4cm⁻¹とSN比35000:1を出すFTIRです。試料室の幅は200mmあり、大きな付属品も載ります。MCT検出器の増設や、近中赤外・中遠赤外への切り替えもできます。

種類
FTIR(フーリエ変換赤外)
方式
45°入射マイケルソン干渉計(密閉型)
測定範囲
7800〜350cm⁻¹
分解能
最高0.4cm⁻¹
波長正確さ
波数精度0.0005cm⁻¹
光源
高輝度セラミック光源
検出器
DLATGS(温調付き)
試料・⁠⁠⁠セル
試料室の幅200mm
大きさ
W386×D479×H254mm、18kg(本体)
感度・ノイズ
35000:1
特長
近中赤外・中遠赤外へ広げるオプションあり
記載なし
測光範囲・⁠⁠⁠迷光
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
ブルカージャパン株式会社ALPHA II-⁠P樹脂の同定を机の上で済ませたい口コミを書く5,946,000円税抜、2024年の標準価格

A4サイズの本体に1回反射のダイヤモンドATRを載せたFTIRで、試料を押し当てるだけで測れます。干渉計はアライメントがいらない作りで、保証は干渉計とレーザーが10年、光源が5年です。2024年の資料の標準価格は5,946,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

種類
FTIR(フーリエ変換赤外)
方式
RockSolid干渉計(アライメントフリー)
測定範囲
8000〜350cm⁻¹
光源
CenterGlow赤外光源
検出器
DTGS(温度安定化機構つき)
試料・⁠⁠⁠セル
1回反射ダイヤモンドATR
大きさ
A4サイズ
特長
保証:干渉計とレーザー10年、光源5年
記載なし
分解能・波長正確さ・測光範囲・感度・ノイズ・⁠⁠⁠迷光
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)

蛍光分光光度計

2製品
株式会社島津製作所RF-6000蛍光に加えて発光も測りたい口コミを書く要見積

蛍光スペクトルに加えて、生物発光・化学発光・電界発光も1台で測れる分光蛍光光度計です。感度は水のラマン線でRMS1,000以上、波長の移動は60,000nm/minです。ソフトはLabSolutions RFを使います。

種類
蛍光分光光度計
測定範囲
200〜900nm
分解能
1.0nm以下(蛍光側)
光源
150Wキセノンランプ
感度・ノイズ
RMS1,000以上、P-P350以上(水のラマン線)
特長
波長の移動60,000nm/min
記載なし
方式・波長正確さ・測光範囲・検出器・試料・セル・大きさ・⁠⁠⁠迷光
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社堀場製作所Duetta蛍光と吸光を1台で測りたい口コミを書く要見積

蛍光と吸光を1台で測り、吸光の結果で蛍光スペクトルを自動で補正する装置です。CCD検出器で、1,100nmまでの蛍光スペクトルを0.1秒以内に取り込みます。ふつうの装置では感度が落ちる近赤外の蛍光も測れます。

種類
蛍光分光光度計
測定範囲
蛍光250〜1,100nm、吸光250〜1,000nm
波長正確さ
±1nm
測光範囲
0〜2A(吸光)
検出器
CCD検出器
大きさ
W43×D52×H37cm、20.4kg
感度・ノイズ
水ラマンSNR6,000:1超(RMS)
特長
蛍光スペクトルを0.1秒以内に取得
記載なし
方式・分解能・光源・試料・セル・⁠⁠⁠迷光
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

紫外可視(⁠ダブルビーム⁠)3製品

アジレント・テクノロジー株式会社

Cary 3500 コンパクト UV-Vis

温度を変えて測る試験

水の配管なしの空冷ペルチェで、試料の温度を0〜110℃に変えながら測れるダブルビーム機です。光源はキセノンフラッシュランプで、毎日のウォームアップがいりません。スキャンは最大150,000nm/minです。

コスト要見積

種類
紫外可視(⁠ダブルビーム⁠)
方式
ダブルビーム
測定範囲
190〜1,100nm
分解能
0.1〜5.0nm
測光範囲
4Abs
光源
キセノンフラッシュランプ(⁠250Hz⁠)
試料・⁠⁠⁠セル
試料の温度0〜110℃(温度制御の構成)
大きさ
24kg
特長
最大スキャン速度150,000nm/min
記載なし
波長正確さ・検出器・感度・ノイズ・⁠⁠⁠迷光
公式ページへ
日本分光株式会社

V-730

ダブルビームを小さく置きたい

ダブルビームの紫外可視分光光度計を、幅486mmの本体にまとめた機種です。スペクトルバンド幅は1nmで、220nmの迷光は0.02%です。1滴測定ユニットや5µLミクロセルを付ければ、少ない試料でも測れます。

コスト要見積

種類
紫外可視(⁠ダブルビーム⁠)
方式
シングルモノクロメーター、ダブルビーム
測定範囲
190〜1,100nm
分解能
1nm
波長正確さ
±0.2nm(656.1nm)
光源
重水素ランプ、ハロゲンランプ
検出器
Siフォトダイオード
試料・⁠⁠⁠セル
5µLミクロセル、1滴測定ユニット(付属品)
大きさ
W486×D441×H216mm、15kg
感度・ノイズ
RMSノイズ0.00004Abs
迷光
0.02%(220nm、NaI)
特長
JP・USP・EP・JISのバリデーションを本体で
記載なし
測光範囲
公式ページへ
PerkinElmer Japan合同会社

LAMBDA 365+

バンド幅を切り替えて測りたい

スペクトルバンド幅を0.5〜20nmの5段で切り替えられるダブルビーム機です。吸光度は±4Aまで測れ、濃い液も薄めずに済みます。220nmの迷光は0.01%以下です。

コスト要見積

種類
紫外可視(⁠ダブルビーム⁠)
方式
ダブルビーム(ツェルニ・ターナー)
測定範囲
190〜1,100nm
分解能
0.5、1、2、5、20nm(切り替え)
波長正確さ
±0.1nm(656.1nm)、全域±0.3nm
測光範囲
±4A
光源
重水素ランプ、タングステンランプ
検出器
シリコンフォトダイオード
試料・⁠⁠⁠セル
試料室W168×D213.5×H154mm
大きさ
23.8kg
感度・ノイズ
ノイズ0.00005A以下(⁠700nm⁠)
迷光
0.01%以下(220nm、NaI)
特長
走査7.5〜12,000nm/min
公式ページへ

小型・微量・⁠⁠⁠可視3製品

サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社

NanoDrop Ultra

核酸・タンパク質を1µLで測る

1µLの試料を台に落とすだけで、セルを使わずに核酸やタンパク質の濃度を測る微量分光光度計です。dsDNAなら1.0〜27,500ng/µLまで薄めずに測れます。試料に混じったコンタミを見つけて補正する機能も持っています。

コスト1,980,000円希望小売価格

種類
小型・微量・⁠⁠⁠⁠⁠⁠可視
測定範囲
190〜850nm
測光範囲
0.02〜550Abs
試料・⁠⁠⁠セル
1µLから(セル不要)
大きさ
W320×D180×H280mm、4.1kg
特長
dsDNAで1.0〜27,500ng/µL
記載なし
方式・分解能・波長正確さ・光源・検出器・感度・ノイズ・⁠⁠⁠迷光
公式ページへ
株式会社島津製作所

UV-1280

PCなしで定量・DNA測定をしたい

PCをつながずに、本体の液晶画面とボタンだけで測定から印刷まで済む小型機です。紫外と可視を測れ、定量・DNA/タンパク質定量・カイネティクスのプログラムを本体に持っています。データはUSBメモリで持ち出せます。

コスト要見積

種類
小型・微量・⁠⁠⁠⁠⁠⁠可視
方式
モニターダブルビーム方式
測定範囲
190〜1,100nm
分解能
5nm
波長正確さ
±1nm
光源
D2ランプ、WIランプ
検出器
シリコンフォトダイオード
迷光
0.05%⁠⁠⁠以下
特長
液晶画面とボタンで操作、データはUSBメモリへ
記載なし
測光範囲・試料・セル・大きさ・感度・ノイズ
公式ページへ
ハンナ インスツルメンツ⁠・ジャパン株式会社

iris HI 801

排水・水質の項目を現場で測る

水質の測定項目を96以上内蔵した可視の分光光度計で、試薬を入れたセルを差すだけで濃度が出ます。重さ3.0kgで、充電池でも動きます。340nmより短い紫外は測れません。

コスト要見積

種類
小型・微量・⁠⁠⁠⁠⁠⁠可視
方式
ビームスプリッターとリファレンス検出器
測定範囲
340〜900nm
分解能
5nm
波長正確さ
±1.5nm
測光範囲
0.000〜3.000Abs
光源
タングステンハロゲンランプ
試料・⁠⁠⁠セル
角セル10mm・50mm、丸セル13mm・16mm・22mm
大きさ
W155×H205×D322mm、3.0kg
迷光
0.1%T未満(340nm、NaNO₂)
特長
96以上の水質メソッドを内蔵
記載なし
検出器・感度・ノイズ
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FTIR(フーリエ変換赤外)3製品

サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社

Nicolet Summit X

品質管理の受け入れ検査

干渉計・レーザー・光源に10年の保証が付くFTIRです。幅34cmの本体で、分解能は0.6cm⁻¹より細かく出ます。品質管理や受け入れ検査のように、毎日同じ測定をくり返す現場に向きます。

コスト要見積

種類
FTIR(フーリエ変換赤外)
測定範囲
8000〜350cm⁻¹
分解能
0.6cm⁻¹より細かい
検出器
DTGS(高速回復型)
大きさ
W34×D32×H24cm
特長
干渉計・レーザー・光源の保証10年
記載なし
方式・波長正確さ・測光範囲・光源・試料・セル・感度・ノイズ・⁠⁠⁠迷光
公式ページへ
日本分光株式会社

FT/IR-4X

小型でも研究用の分解能がほしい

幅386mmの小型の本体で、最高分解0.4cm⁻¹とSN比35000:1を出すFTIRです。試料室の幅は200mmあり、大きな付属品も載ります。MCT検出器の増設や、近中赤外・中遠赤外への切り替えもできます。

コスト要見積

種類
FTIR(フーリエ変換赤外)
方式
45°入射マイケルソン干渉計(密閉型)
測定範囲
7800〜350cm⁻¹
分解能
最高0.4cm⁻¹
波長正確さ
波数精度0.0005cm⁻¹
光源
高輝度セラミック光源
検出器
DLATGS(温調付き)
試料・⁠⁠⁠セル
試料室の幅200mm
大きさ
W386×D479×H254mm、18kg(本体)
感度・ノイズ
35000:1
特長
近中赤外・中遠赤外へ広げるオプションあり
記載なし
測光範囲・⁠⁠⁠迷光
公式ページへ
ブルカージャパン株式会社

ALPHA II-⁠P

樹脂の同定を机の上で済ませたい

A4サイズの本体に1回反射のダイヤモンドATRを載せたFTIRで、試料を押し当てるだけで測れます。干渉計はアライメントがいらない作りで、保証は干渉計とレーザーが10年、光源が5年です。2024年の資料の標準価格は5,946,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

コスト5,946,000円税抜、2024年の標準価格

種類
FTIR(フーリエ変換赤外)
方式
RockSolid干渉計(アライメントフリー)
測定範囲
8000〜350cm⁻¹
光源
CenterGlow赤外光源
検出器
DTGS(温度安定化機構つき)
試料・⁠⁠⁠セル
1回反射ダイヤモンドATR
大きさ
A4サイズ
特長
保証:干渉計とレーザー10年、光源5年
記載なし
分解能・波長正確さ・測光範囲・感度・ノイズ・⁠⁠⁠迷光
公式ページへ

蛍光分光光度計2製品

株式会社島津製作所

RF-6000

蛍光に加えて発光も測りたい

蛍光スペクトルに加えて、生物発光・化学発光・電界発光も1台で測れる分光蛍光光度計です。感度は水のラマン線でRMS1,000以上、波長の移動は60,000nm/minです。ソフトはLabSolutions RFを使います。

コスト要見積

種類
蛍光分光光度計
測定範囲
200〜900nm
分解能
1.0nm以下(蛍光側)
光源
150Wキセノンランプ
感度・ノイズ
RMS1,000以上、P-P350以上(水のラマン線)
特長
波長の移動60,000nm/min
記載なし
方式・波長正確さ・測光範囲・検出器・試料・セル・大きさ・⁠⁠⁠迷光
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株式会社堀場製作所

Duetta

蛍光と吸光を1台で測りたい

蛍光と吸光を1台で測り、吸光の結果で蛍光スペクトルを自動で補正する装置です。CCD検出器で、1,100nmまでの蛍光スペクトルを0.1秒以内に取り込みます。ふつうの装置では感度が落ちる近赤外の蛍光も測れます。

コスト要見積

種類
蛍光分光光度計
測定範囲
蛍光250〜1,100nm、吸光250〜1,000nm
波長正確さ
±1nm
測光範囲
0〜2A(吸光)
検出器
CCD検出器
大きさ
W43×D52×H37cm、20.4kg
感度・ノイズ
水ラマンSNR6,000:1超(RMS)
特長
蛍光スペクトルを0.1秒以内に取得
記載なし
方式・分解能・光源・試料・セル・⁠⁠⁠迷光
公式ページへ
Q&A

分光光度計選びで、よくある疑問

購買担当の疑問分光光度計の価格・値段は、いくら?

値段を出しているのは11製品中2製品だけです。サーモフィッシャーの微量分光光度計NanoDrop Ultraが1,980,000円(希望小売価格)、ブルカーのFTIR ALPHA II-Pが5,946,000円(税抜、2024年の標準価格)で⁠す⁠。ほかの機種はメーカーか販売店に見積もりを取ります。

設備担当の疑問分光光度計の原理・仕組みは?

光源の光を回折格子で波長ごとに分け、スリットで決まった波長の光を取り出して試料に当てます。試料を通った光の強さを検出器で測り、吸光度に直します。吸光度は濃度と光路長に比例する(Bouger-Beerの法則)の⁠で⁠、検量線から濃度を求めます。

設備担当の疑問分光光度計で何がわかる?

紫外可視なら、吸光度から溶液の濃度、透過率からフィルムやガラスの色や透け方がわかります。FTIRなら、IRスペクトルの形から物質の種類や化学構造がわかります。蛍光分光光度計なら、薄い試料の濃度や発光の色がわかります。

設備担当の疑問紫外可視分光光度計と赤外分光光度計(FTIR)の違いは?

紫外可視は電子の遷移による吸収を見て、主に濃度を測ります。赤外は分子の振動による吸収を見て、主に物質の種類を見分けます。この表の紫外可視の据え置き機は190〜1,100nm、FTIRは350cm⁻¹までの中赤外を測ります。

工場長の疑問ダブルビームとシングルビームの違いは?

ダブルビームは光を試料側と対照側の2本に分けて同時に測るので、光源のゆらぎを打ち消せます。時間変化・温度変化・多検体の測定に向きます。シングルビームは作りが単純で安く、決まった波長で短時間に測る定量に向きます。

購買担当の疑問微量分光光度計は、どんなときに使う?

核酸やタンパク質のように、試料が少なく薄めたくないときです。サーモフィッシャーのNanoDrop Ultraは1µLから測れ、dsDNAなら1.0〜27,500ng/µLまで薄めずに測れます。日本分光のV-730も、1滴測定ユニットや5µLミクロセルを付ければ少ない試料を測れます。

施設管理の疑問分光光度計のセルの使い分けと、入れ方・向きは?

セルにはガラス・石英・プラスチックの材質と、5mm・10mm・20mm・50mmの光路長があり、測りたい波長でよく光を通すものを選びます。同じロットのセルを使い、向きをそろえ、セルホルダーの奥まで入れて同じ位置で測ると、ばらつきが減ります。

施設管理の疑問分光光度計の使い方は?ブランクはどう測る?

先にベースラインを測ってから、試料を入れて測ります。日本分光は、ダブルビーム機なら対照側には何も入れなくてよく、溶媒に吸収があるときだけ対照側に溶媒を入れると説明しています。測光モードは、濃度を求めるなら吸光度(Abs)、透過や色を見るなら透過率(%T)を選びます。

工場長の疑問蛍光分光光度計と吸光の分光光度計の違いは?

吸光の分光光度計は試料を通った光の減り方を測り、蛍光分光光度計は光を当てたときに試料が出す光を測ります。蛍光は感度が高く、薄い試料に向きます。HORIBAのDuettaは、蛍光と吸光を1台で測り、吸光の結果で蛍光スペクトルを補正します。

経営者の疑問分光光度計と吸光光度計の違いは?原子吸光分光光度計とは?

このページの分光光度計は、回折格子で波長を自由に選んで、スペクトルまで取れる装置です。原子吸光分光光度計は元素の濃度を測る別の装置で、このページでは扱っていません。水質の項目を内蔵したハンナのiris HI 801は、340〜900nmの可視の分光光度計です。

総務の疑問島津・日本分光など、国内メーカーの分光光度計は?

この表では、島津製作所の小型の紫外可視分光光度計UV-1280と分光蛍光光度計RF-6000、日本分光のダブルビーム機V-730とFTIRのFT/IR-4Xを載せています。国内シェアの公的な統計は見つからなかったので、シェアの順位は書いていません。

TYPES

分光光度計の種類の違い

ボタンを押すと、表がその種類の製品だけになります。

紫外可視(⁠ダブルビーム⁠)

光を試料側と対照側の2本に分けて同時に測る、紫外可視分光光度計の基本の形です。光源のゆらぎを打ち消せるので、時間をかけた測定や温度を変える測定でも吸光度がぶれにくくなります。PCのソフトで動かす機種が多く、バリデーションや電子記録の規制にも合わせやすい形です。

向いている使い方

  • 医薬品の確認試験・⁠⁠⁠定量
  • 温度を変える反応の追跡
  • フィルムやガラスの透過率

根拠:ダブルビームは、分光器から出た光をビームスプリッターで2光束に分け、試料とリファレンスに照射し、検出するものを指します(日本分光 紫外可視分光光度計の基礎)(出典13)

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小型・微量・⁠⁠⁠可視

PCをつながずに本体の画面とボタンで測る小型機と、1µLの液を落として測る微量分光光度計、水質の項目を内蔵した可視分光光度計です。決まった波長での定量や核酸の濃度測定のように、毎日くり返す測定を手早く済ませます。

向いている使い方

  • 核酸・タンパク質の濃度測定
  • 排水・水質の項目の測定
  • 学生実習・ルーチンの定量

根拠:短時間で測定できる固定波長測定に適します(日本分光 紫外可視分光光度計の基礎 シングルビームの特徴)(出典13)

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FTIR(フーリエ変換赤外)

赤外光を当てて、分子の振動で吸収された波数のパターン(IRスペクトル)⁠か⁠ら物質を見分ける装置です。プラスチックの種類や異物の同定、受け入れ検査に使います。ATRを付ければ、試料を押し当てるだけで測れます。

向いている使い方

  • 樹脂・ゴムの同定
  • 異物分析
  • 原料の受け入れ検査

根拠:IRスペクトルは、物質固有のパターンを示すことから、構造解析や定性分析に有効です(日本分光 FTIRの基礎)(出典14)

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蛍光分光光度計

光を当てたときに試料が出す蛍光の強さとスペクトルを測る装置です。吸光より感度が高く、薄い試料の定量や、蛍光の色で材料を評価するのに使います。励起側と蛍光側の両方に分光器を持っています。

向いている使い方

  • 低濃度の定量
  • 蛍光材料・発光材料の評価
  • 水中の有機物の評価

根拠:蛍光分析の特長は、高感度、高い選択性、溶媒等の周囲の性質が分かる(日本分光 分光蛍光光度計の基礎)(出典15)

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この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:研究開発・品質管理・環境分析で使う、据え置き・卓上の分光光度計(装置本体)に限ります。紫外可視分光光度計(ダブルビーム・モニターダブルビーム)⁠、微量分光光度計、水質用の可視分光光度計、FTIR(フーリエ変換赤外分光光度計)、蛍光分光光度計を載せています。メーカーが自社で作るか自社の型番で売り、公式サイトで今案内している製品で、日本法人のある会社だけです。海外メーカーの製品は、日本法人が売っているものを載せています。1社2製品までです。色差計・分光測色計、近赤外分析計、ラマン分光器、分光放射計、原子吸光分光光度計、マイクロプレートリーダー、顕微分光光度計、クロマトグラフの検出器は別の装置として除いています。分析の受託サービスだけのもの、中古、代理店や商社が売る他社製品も除いています。日立ハイテクとメトラー・トレドは、公式サイトが自動での取得を断るため仕様を確かめられず、今回は載せていません。アジレントのCary 630 FTIRは、公式サイトで販売終了とされているので除いています。

並び順:種類ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。おすすめ順ではなく、掲載料で順番は変えません。

分光光度計を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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