GUIDE / BUNKOU-KOUDOKEI分光光度計とは?
分光光度計とは?原理・種類の違い・使い方と選び方
研究開発・

この
分光光度計は、
分光光度計とは
光源の
- 吸光度は
試料の 濃度と 光路長に 比例する (Bouger-Beerの法則) - この
関係から 検量線を 作り、 知りたい 試料の 濃度を 求める - 波長を
変えながら 測れば、 波長と 吸光度の 関係 (スペクトル) が取れる
比較ページには、
4つの種類
紫外可視(ダブルビーム)
- 光を
試料側と 対照側の 2本に 分けて 同時に測る - 光源の
ゆらぎを 打ち消せるので、 時間変化・温度変化・ 多検体の 測定に向く - この
比較の 3製品 (日本分光 V-730、 パーキンエルマー LAMBDA 365+、 アジレント Cary 3500)は、 どれも 190〜1,100nmを測る
小型・微量・可視
- 本体の
画面と ボタンで 測る 小型機 (島津製作所 UV-1280) - 1µLの
液を 台に 落として 測る 微量分光光度計 (サーモフィッシャー NanoDrop Ultra) - 水質の
項目を 内蔵した 可視の 分光光度計 (ハンナ iris HI 801・ 340〜900nm)
FTIR(フーリエ変換赤外分光光度計)
- 赤外光は
分子の 振動で 吸収されるので、IR スペクトルの 形から 物質を 見分けられる - 樹脂・ゴムの
同定、 異物分析、 原料の 受け入れ検査に使う - ATRを
付ければ、 試料を 押し当てるだけで 測れる (ブルカー ALPHA II-P は ダイヤモンド ATR仕様)
蛍光分光光度計
- 光を
当てた ときに 試料が 出す蛍光を測る - 吸光より
感度が 高く、 薄い 試料の 定量に向く - HORIBAの
Duettaは、 蛍光と 吸光を 1台で測る
ダブルビームとシングルビームの違い
- ダブルビーム:対照側で
ブランクを 自動で 補正できる。 作りが 複雑な ぶん、 やや高い - シングルビーム:作りが
単純で 安い。 光源の ゆらぎで 透過率が 動くので、 ブランクの 測定が 欠かせない - 決まった
波長で 短時間に 測るだけなら シングルビームで 足りる (日本分光の説明)
使い方のポイント
セル
- 材質
(ガラス・石英・プラスチック) と 光路長 (5mm・ 10mm・ 20mm・ 50mm)で選ぶ - 同じ
ロットの セルを 使い、 向きを そろえ、 セルホルダーの 奥まで 入れて 同じ 位置で測る
ベースラインとブランク
- ダブルビーム
機なら、 対照側には 何も 入れなくてよい (日本分光の説明) - 溶媒に
吸収が ある ときは、 対照側に 溶媒を 入れると S/Nが 良くなる
測光モード
- 濃度を
求めるなら 吸光度 (Abs) - 透過・反射の
特性や 色を 見るなら 透過率 (%T)・ 反射率(%R)
選ぶときに決めること
- 測る
光:濃度なら 紫外可視、 物質の 種類なら 赤外 (FTIR)、 薄い 試料や 発光なら蛍光 - 試料:液か固体か、
どれだけの 量が あるか (1µLしか 無いなら 微量分光光度計) - 測る
数と 頻度:毎日 同じ 項目を くり返すなら、 本体だけで 測れる 小型機 - 規制:医薬品の
試験なら、 薬局方の バリデーションと 電子記録の 規制への対応
出典
- 日本分光
「紫外可視分光光度計の基礎」 「FTIRの基礎」 「分光蛍光光度計の基礎」 - 各メーカーの
公式の 製品ページ・仕様書 (比較ページの出典を参照)

