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電子機器の基準クロックに使う水晶発振器(SPXO・TCXO・VCXO・OCXO)を選ぶ、回路設計・部品調達の担当の方へ

水晶発振器のメーカー7社比較【2026年】

水晶発振器は、水晶振動子と発振回路を1つにまとめ、
電源をつなぐと決まった周波数の信号を出す部品です。

ABOUT

水晶発振器とは

比較表を見る ↓

水晶発振器とは、水晶振動子と発振回路を1つのパッケージに入れ、
電源をつなぐと決まった周波数のクロック信号を出す部品です。
周波数の安定のさせ方で、SPXO・TCXO・VCXO・OCXOに分かれます。
英語ではクリスタルオシレーター(Crystal Oscillator)と呼びます。

製品の特長

  • 電源をつなげば信号が出る発振回路とのマッチングがいらない
  • 安定のさせ方で4種類SPXO・TCXO・VCXO・OCXO
  • 出力を選べるCMOS・クリップドサイン・LVDS・HCSL

使うメリット

  • 周波数が正確OCXOは±20ppbまで
  • 小さい表で最も小さいのは1.6×1.2×0.55mm
  • 使う温度に合わせて選べるGTXO-04は−40〜+200℃

選ぶときに注意すること

  1. 周波数偏差の条件(温度範囲・総合か温度特性だけか)を見比べる
  2. クリップドサインのTCXOは、出力にDCカットのコンデンサをつなぐ型がある
  3. OCXOは起動に数分かかり、起動時は数Wの電力を使う
  4. 差動出力は、受ける側のICの入力(LVDS・HCSLなど)に合わせる
  5. 発振回路を持たない水晶振動子と取り違えない

※仕様は各メーカーの公式の製品ページ・データシートによる。種類の説明はエプソンの水晶発振器の解説、OCXOの特長は日本電波工業の技術情報による。

LIST

水晶発振器の比較表

水晶発振器13製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

SPXO(温度補償なし)

5製品
京セラ株式会社クロック用水晶発振器 KC2016K民生・産業機器の汎用クロック口コミを書く要見積

1.5〜160MHzの周波数を、2.0×1.6mmから7.0×5.0mmまでの5つの大きさでそろえたCMOS出力のSPXOです。動作温度は最大で−40〜+125℃まで選べます。電源は1.6〜3.63Vで使えます。

種類
SPXO(温度補償なし)
周波数
1.5〜160MHz
周波数偏差
±25〜±100ppm(総合)
出力
CMOS
電源電圧
1.6〜3.63V
外形寸法
2.0×1.6mm
動作温度範囲
−40〜+85℃、−40〜+105℃、−40〜+125℃
消費電流・電力
最大2.5mA(1.5〜24MHz・1.6〜2.25V)
用途
一般民生機器、無線通信、産業機器
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
セイコーインスツル株式会社32kHz水晶発振器 SN-20S電池で動く機器の低消費クロック口コミを書く要見積

32.768kHzを出す発振器で、消費電流は1.8Vで標準0.35μAです。電池で長く動かすウェアラブルや、マイコンのサブクロックに使えます。電源は1.2〜5.5Vの広い範囲で使えます。

種類
SPXO(温度補償なし)
周波数
32.768kHz
周波数偏差
±20ppm
出力
CMOS
電源電圧
1.2〜5.5V
外形寸法
2.0×1.2×0.85mm
動作温度範囲
−40〜+85℃
消費電流・電力
標準0.35μA(1.8V)
用途
ウェアラブル、各種モジュール、マイコンのサブクロック
公式ページへ詳細・仕様
セイコーエプソン株式会社差動出力水晶発振器 SG3225VEN高速通信の差動クロック口コミを書く要見積

LVDSの差動出力で、25〜500MHzの高い周波数まで出せるSPXOです。差動出力はノイズに強く、通信機器の高速なクロックに使えます。動作温度は−40〜+105℃の型も選べます。

種類
SPXO(温度補償なし)
周波数
25〜500MHz
周波数偏差
±25ppm、±50ppm、±100ppm(総合)
出力
LVDS
電源電圧
2.5V・3.3V
外形寸法
3.2×2.5×1.05mm
動作温度範囲
−40〜+85℃、−40〜+105℃
消費電流・電力
最大25mA(LVDS)
記載なし
用途
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
リバーエレテック株式会社GTカット水晶発振器 GTXO-04200℃まで上がる機器のクロック口コミを書く要見積

GTカットの水晶を使い、−40〜+200℃で使えるSPXOです。この温度範囲で周波数の偏差を±50ppmに収めた型があります。周波数は1〜150MHzをプログラムで決めるので、量産でも早く出せます。

種類
SPXO(温度補償なし)
周波数
1〜150MHz
周波数偏差
±50ppm(−40〜+200℃)
出力
CMOS
電源電圧
1.8・2.5・3.3V
外形寸法
3.2×2.5×0.85mm
動作温度範囲
−40〜+200℃
消費電流・電力
標準8mA(150MHz・3.3V)
用途
動作時の温度が200℃までの機器
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
リバーエレテック株式会社水晶発振器 FCXO-05汎用のMHz帯クロック口コミを書く要見積

1〜80MHzのSPXOで、電源は1.6〜3.63Vです。大きさは2.5×2.0mmで、セラミックの本体に金属のふたを電子ビームで封じています。25℃の許容偏差は、±7ppmから±50ppmまで選べます。

種類
SPXO(温度補償なし)
周波数
1〜80MHz
周波数偏差
±7〜±50ppm(25℃)
出力
CMOS
電源電圧
1.6〜3.63V
外形寸法
2.5×2.0×0.9mm
動作温度範囲
−20〜+70℃、−30〜+85℃、−40〜+85℃
消費電流・電力
最大3.0mA(40MHz・3.0V)
用途
スマートフォン、自動車関連機器、無線通信機器、AV機器
公式ページへ詳細・仕様

TCXO(温度補償型)

4製品
京セラ株式会社TCXO KT2016K車載・GNSSの基準口コミを書く要見積

温度特性±0.5ppmのGNSS向けの型と、±2.0ppmの型を選べる2.0×1.6mmのTCXOです。カーナビなどの車載機器や、移動体通信・無線LANの基準に使えます。電源は1.68〜3.63Vで使えます。

種類
TCXO(温度補償型)
周波数
19.2〜52MHz
周波数偏差
±0.5ppm、±2.0ppm(−30〜+85℃)
出力
クリップドサイン
電源電圧
1.68〜3.63V
外形寸法
2.0×1.6×0.8mm
動作温度範囲
−30〜+85℃
消費電流・電力
最大2mA
用途
車載機器、移動体通信、無線LAN、GNSS
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
セイコーエプソン株式会社TCXO TG2016SMNGPS・無線通信の基準口コミを書く要見積

−40〜+85℃で周波数温度特性±0.5ppmの型を選べる、2.0×1.6mmのTCXOです。GPSや無線通信の基準に使えます。周波数を電圧で少し動かせるVC-TCXOの型もあります。

種類
TCXO(温度補償型)
周波数
10〜55MHz
周波数偏差
±0.5ppm、±2.0ppm(−40〜+85℃)
出力
クリップドサイン
電源電圧
1.7〜3.63V
外形寸法
2.0×1.6×0.73mm
動作温度範囲
−40〜+85℃
消費電流・電力
最大1.5mA(10〜26MHz)
用途
GPS、RF、無線通信機器
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社大真空TCXO DSB211SJA車載・産業用の無線機器口コミを書く要見積

−40〜+105℃で使えるTCXOで、出力はクリップドサインかCMOSを選べます。車載向けのAEC規格に準拠し、車載の機器にも使えます。温度特性は、−40〜+105℃で±5.0ppmの範囲に収まります。

種類
TCXO(温度補償型)
周波数
13〜54MHz
周波数偏差
±2.5ppm(−30〜+85℃)、±5.0ppm(−40〜+105℃)
出力
クリップドサイン、CMOS
電源電圧
1.8・2.5・2.8・3.3V
外形寸法
2.0×1.6×0.70mm
動作温度範囲
−40〜+105℃
消費電流・電力
最大3.0mA(クリップドサイン)、最大5.0mA(CMOS)
用途
無線LAN、スマートグリッド、映像機器、産業用無線
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
日本電波工業株式会社TCXO NT1612SAGNSS・スマートフォン口コミを書く要見積

1.6×1.2mm・高さ0.55mm以下の小ささで、温度特性±0.5ppmのTCXOです。GPS・GNSSのモジュールやスマートフォンの基準に使えます。電源は標準1.8Vで、1.7〜3.3Vにも合わせられます。

種類
TCXO(温度補償型)
周波数
12〜26MHz
周波数偏差
±0.5ppm(温度特性)、±2.0ppm(許容偏差)
出力
クリップドサイン
電源電圧
1.8V(1.7〜3.3V対応)
外形寸法
1.6×1.2×0.55mm
動作温度範囲
−30〜+85℃
消費電流・電力
最大1.5mA・2.0mA
用途
スマートフォン、無線モジュール、GNSSモジュール
公式ページへ詳細・仕様

VCXO(電圧制御型)

2製品
九州電通株式会社VCXO SAS4X低位相ノイズが要る通信機器口コミを書く要見積

122.880MHzで位相ジッタ18fs(標準)の、超低位相ノイズのVCXOです。制御電圧で周波数を±45ppm動かせます。表面実装の14.0×9.8mmで、−40〜+95℃で使えます。

種類
VCXO(電圧制御型)
周波数
122.880MHz
周波数偏差
±35ppm(全条件)、可変幅±45ppm
出力
CMOS
電源電圧
3.3V±5%
外形寸法
14.0×9.8×5.5mm
動作温度範囲
−40〜+95℃
消費電流・電力
最大30mA
用途
超低位相ノイズ(位相ジッタ18fs)
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社大真空VCXO DSV321SV映像機器・伝送の周波数合わせ口コミを書く要見積

制御電圧で周波数を±100ppm以上動かせる、アナログ型のVCXOです。周波数はリニアに変わるので、映像や伝送の機器で外の信号に合わせるPLLに使えます。3225サイズで厚さは1.1mmです。

種類
VCXO(電圧制御型)
周波数
6.75〜125MHz
周波数偏差
±40ppm、可変範囲±100ppm以上
出力
CMOS
電源電圧
3.3V±0.33V
外形寸法
3225サイズ、厚さ1.1mm
動作温度範囲
−10〜+70℃、−30〜+85℃
消費電流・電力
最大7mA(6.75〜36MHz)
用途
デジタルTV、STB、基幹伝送
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

OCXO(恒温槽付き)

2製品
九州電通株式会社OCXO SOC(High Precision)計測器・基準器の高精度クロック口コミを書く要見積

全条件で±25ppbに収まる、DIP14ピンの高精度なOCXOです。出力はCMOSと正弦波から選べ、電源は3.3Vと5.0Vがあります。制御電圧で周波数を合わせるVC-OCXOの型もあります。

種類
OCXO(恒温槽付き)
周波数
6.4〜40MHz
周波数偏差
±25ppb、±50ppb(全条件)
出力
CMOS、正弦波
電源電圧
3.3V・5.0V
外形寸法
DIP14pin
動作温度範囲
0〜70℃、−20〜70℃、−40〜85℃
記載なし
消費電流・電力・用途
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
日本電波工業株式会社OCXO NH7050SA基地局・同期網の基準クロック口コミを書く要見積

恒温槽で水晶の温度を一定に保ち、温度特性を±20ppbに抑えたOCXOです。7.0×5.0×3.3mmの表面実装で、+95℃まで使えます。安定時の消費電力は最大0.6Wで、起動時は最大1.5Wです。

種類
OCXO(恒温槽付き)
周波数
10・20・30.72・38.88MHz
周波数偏差
±20ppb、±50ppb(温度特性)
出力
LVCMOS
電源電圧
3.3V(3.135〜3.465V)
外形寸法
7.0×5.0×3.3mm
動作温度範囲
−40〜+95℃
消費電流・電力
安定時 最大0.6W
用途
携帯電話基地局、同期イーサネット、光伝送
公式ページへ詳細・仕様

SPXO(温度補償なし)5製品

京セラ株式会社

クロック用水晶発振器 KC2016K

民生・産業機器の汎用クロック

1.5〜160MHzの周波数を、2.0×1.6mmから7.0×5.0mmまでの5つの大きさでそろえたCMOS出力のSPXOです。動作温度は最大で−40〜+125℃まで選べます。電源は1.6〜3.63Vで使えます。

コスト要見積

種類
SPXO(温度補償なし)
周波数
1.5〜160MHz
周波数偏差
±25〜±100ppm(総合)
出力
CMOS
電源電圧
1.6〜3.63V
外形寸法
2.0×1.6mm
動作温度範囲
−40〜+85℃、−40〜+105℃、−40〜+125℃
消費電流・電力
最大2.5mA(1.5〜24MHz・1.6〜2.25V)
用途
一般民生機器、無線通信、産業機器
公式ページへ
セイコーインスツル株式会社

32kHz水晶発振器 SN-20S

電池で動く機器の低消費クロック

32.768kHzを出す発振器で、消費電流は1.8Vで標準0.35μAです。電池で長く動かすウェアラブルや、マイコンのサブクロックに使えます。電源は1.2〜5.5Vの広い範囲で使えます。

コスト要見積

種類
SPXO(温度補償なし)
周波数
32.768kHz
周波数偏差
±20ppm
出力
CMOS
電源電圧
1.2〜5.5V
外形寸法
2.0×1.2×0.85mm
動作温度範囲
−40〜+85℃
消費電流・電力
標準0.35μA(1.8V)
用途
ウェアラブル、各種モジュール、マイコンのサブクロック
公式ページへ
セイコーエプソン株式会社

差動出力水晶発振器 SG3225VEN

高速通信の差動クロック

LVDSの差動出力で、25〜500MHzの高い周波数まで出せるSPXOです。差動出力はノイズに強く、通信機器の高速なクロックに使えます。動作温度は−40〜+105℃の型も選べます。

コスト要見積

種類
SPXO(温度補償なし)
周波数
25〜500MHz
周波数偏差
±25ppm、±50ppm、±100ppm(総合)
出力
LVDS
電源電圧
2.5V・3.3V
外形寸法
3.2×2.5×1.05mm
動作温度範囲
−40〜+85℃、−40〜+105℃
消費電流・電力
最大25mA(LVDS)
記載なし
用途
公式ページへ
リバーエレテック株式会社

GTカット水晶発振器 GTXO-04

200℃まで上がる機器のクロック

GTカットの水晶を使い、−40〜+200℃で使えるSPXOです。この温度範囲で周波数の偏差を±50ppmに収めた型があります。周波数は1〜150MHzをプログラムで決めるので、量産でも早く出せます。

コスト要見積

種類
SPXO(温度補償なし)
周波数
1〜150MHz
周波数偏差
±50ppm(−40〜+200℃)
出力
CMOS
電源電圧
1.8・2.5・3.3V
外形寸法
3.2×2.5×0.85mm
動作温度範囲
−40〜+200℃
消費電流・電力
標準8mA(150MHz・3.3V)
用途
動作時の温度が200℃までの機器
公式ページへ
リバーエレテック株式会社

水晶発振器 FCXO-05

汎用のMHz帯クロック

1〜80MHzのSPXOで、電源は1.6〜3.63Vです。大きさは2.5×2.0mmで、セラミックの本体に金属のふたを電子ビームで封じています。25℃の許容偏差は、±7ppmから±50ppmまで選べます。

コスト要見積

種類
SPXO(温度補償なし)
周波数
1〜80MHz
周波数偏差
±7〜±50ppm(25℃)
出力
CMOS
電源電圧
1.6〜3.63V
外形寸法
2.5×2.0×0.9mm
動作温度範囲
−20〜+70℃、−30〜+85℃、−40〜+85℃
消費電流・電力
最大3.0mA(40MHz・3.0V)
用途
スマートフォン、自動車関連機器、無線通信機器、AV機器
公式ページへ

TCXO(温度補償型)4製品

京セラ株式会社

TCXO KT2016K

車載・GNSSの基準

温度特性±0.5ppmのGNSS向けの型と、±2.0ppmの型を選べる2.0×1.6mmのTCXOです。カーナビなどの車載機器や、移動体通信・無線LANの基準に使えます。電源は1.68〜3.63Vで使えます。

コスト要見積

種類
TCXO(温度補償型)
周波数
19.2〜52MHz
周波数偏差
±0.5ppm、±2.0ppm(−30〜+85℃)
出力
クリップドサイン
電源電圧
1.68〜3.63V
外形寸法
2.0×1.6×0.8mm
動作温度範囲
−30〜+85℃
消費電流・電力
最大2mA
用途
車載機器、移動体通信、無線LAN、GNSS
公式ページへ
セイコーエプソン株式会社

TCXO TG2016SMN

GPS・無線通信の基準

−40〜+85℃で周波数温度特性±0.5ppmの型を選べる、2.0×1.6mmのTCXOです。GPSや無線通信の基準に使えます。周波数を電圧で少し動かせるVC-TCXOの型もあります。

コスト要見積

種類
TCXO(温度補償型)
周波数
10〜55MHz
周波数偏差
±0.5ppm、±2.0ppm(−40〜+85℃)
出力
クリップドサイン
電源電圧
1.7〜3.63V
外形寸法
2.0×1.6×0.73mm
動作温度範囲
−40〜+85℃
消費電流・電力
最大1.5mA(10〜26MHz)
用途
GPS、RF、無線通信機器
公式ページへ
株式会社大真空

TCXO DSB211SJA

車載・産業用の無線機器

−40〜+105℃で使えるTCXOで、出力はクリップドサインかCMOSを選べます。車載向けのAEC規格に準拠し、車載の機器にも使えます。温度特性は、−40〜+105℃で±5.0ppmの範囲に収まります。

コスト要見積

種類
TCXO(温度補償型)
周波数
13〜54MHz
周波数偏差
±2.5ppm(−30〜+85℃)、±5.0ppm(−40〜+105℃)
出力
クリップドサイン、CMOS
電源電圧
1.8・2.5・2.8・3.3V
外形寸法
2.0×1.6×0.70mm
動作温度範囲
−40〜+105℃
消費電流・電力
最大3.0mA(クリップドサイン)、最大5.0mA(CMOS)
用途
無線LAN、スマートグリッド、映像機器、産業用無線
公式ページへ
日本電波工業株式会社

TCXO NT1612SA

GNSS・スマートフォン

1.6×1.2mm・高さ0.55mm以下の小ささで、温度特性±0.5ppmのTCXOです。GPS・GNSSのモジュールやスマートフォンの基準に使えます。電源は標準1.8Vで、1.7〜3.3Vにも合わせられます。

コスト要見積

種類
TCXO(温度補償型)
周波数
12〜26MHz
周波数偏差
±0.5ppm(温度特性)、±2.0ppm(許容偏差)
出力
クリップドサイン
電源電圧
1.8V(1.7〜3.3V対応)
外形寸法
1.6×1.2×0.55mm
動作温度範囲
−30〜+85℃
消費電流・電力
最大1.5mA・2.0mA
用途
スマートフォン、無線モジュール、GNSSモジュール
公式ページへ

VCXO(電圧制御型)2製品

九州電通株式会社

VCXO SAS4X

低位相ノイズが要る通信機器

122.880MHzで位相ジッタ18fs(標準)の、超低位相ノイズのVCXOです。制御電圧で周波数を±45ppm動かせます。表面実装の14.0×9.8mmで、−40〜+95℃で使えます。

コスト要見積

種類
VCXO(電圧制御型)
周波数
122.880MHz
周波数偏差
±35ppm(全条件)、可変幅±45ppm
出力
CMOS
電源電圧
3.3V±5%
外形寸法
14.0×9.8×5.5mm
動作温度範囲
−40〜+95℃
消費電流・電力
最大30mA
用途
超低位相ノイズ(位相ジッタ18fs)
公式ページへ
株式会社大真空

VCXO DSV321SV

映像機器・伝送の周波数合わせ

制御電圧で周波数を±100ppm以上動かせる、アナログ型のVCXOです。周波数はリニアに変わるので、映像や伝送の機器で外の信号に合わせるPLLに使えます。3225サイズで厚さは1.1mmです。

コスト要見積

種類
VCXO(電圧制御型)
周波数
6.75〜125MHz
周波数偏差
±40ppm、可変範囲±100ppm以上
出力
CMOS
電源電圧
3.3V±0.33V
外形寸法
3225サイズ、厚さ1.1mm
動作温度範囲
−10〜+70℃、−30〜+85℃
消費電流・電力
最大7mA(6.75〜36MHz)
用途
デジタルTV、STB、基幹伝送
公式ページへ

OCXO(恒温槽付き)2製品

九州電通株式会社

OCXO SOC(High Precision)

計測器・基準器の高精度クロック

全条件で±25ppbに収まる、DIP14ピンの高精度なOCXOです。出力はCMOSと正弦波から選べ、電源は3.3Vと5.0Vがあります。制御電圧で周波数を合わせるVC-OCXOの型もあります。

コスト要見積

種類
OCXO(恒温槽付き)
周波数
6.4〜40MHz
周波数偏差
±25ppb、±50ppb(全条件)
出力
CMOS、正弦波
電源電圧
3.3V・5.0V
外形寸法
DIP14pin
動作温度範囲
0〜70℃、−20〜70℃、−40〜85℃
記載なし
消費電流・電力・用途
公式ページへ
日本電波工業株式会社

OCXO NH7050SA

基地局・同期網の基準クロック

恒温槽で水晶の温度を一定に保ち、温度特性を±20ppbに抑えたOCXOです。7.0×5.0×3.3mmの表面実装で、+95℃まで使えます。安定時の消費電力は最大0.6Wで、起動時は最大1.5Wです。

コスト要見積

種類
OCXO(恒温槽付き)
周波数
10・20・30.72・38.88MHz
周波数偏差
±20ppb、±50ppb(温度特性)
出力
LVCMOS
電源電圧
3.3V(3.135〜3.465V)
外形寸法
7.0×5.0×3.3mm
動作温度範囲
−40〜+95℃
消費電流・電力
安定時 最大0.6W
用途
携帯電話基地局、同期イーサネット、光伝送
公式ページへ
Q&A

水晶発振器選びで、よくある疑問

購買担当の疑問水晶発振器の価格は、いくら?

このページの13製品は、どれもメーカーの公式サイトに値段が出ていません。周波数・周波数偏差・電源電圧を決めて、メーカーか代理店に見積もりを取ります。大真空は基本はメーカーが直接売り、一部は代理店を通します。リバーエレテックの製品ページには、チップワンストップとRSオンラインの購入先が載っています。

設備担当の疑問水晶発振器の種類と違いは?

周波数の安定のさせ方で4つに分かれます。そのまま使うSPXO、温度補償回路を入れたTCXO、電圧で周波数を動かせるVCXO、恒温槽で温度を一定に保つOCXOです。精度はSPXO、TCXO、OCXOの順に上がり、OCXOは±20ppbまで下がります。

設備担当の疑問水晶発振器と水晶振動子の違いは?

水晶振動子は、外の発振回路と組み合わせて使う受動部品です。水晶発振器は振動子と発振回路を1つのパッケージに入れたもので、電源をつなげば信号が出ます。回路とのマッチングを取る手間が省けます。

設備担当の疑問TCXOとOCXOの違いは?

TCXOは温度補償回路で周波数のずれを抑え、表のNT1612SA・TG2016SMN・KT2016Kは±0.5ppmの型があります。OCXOは恒温槽で水晶の温度を一定に保ち、NH7050SAは±20ppbです。OCXOは起動に数分かかり、NH7050SAは安定時でも最大0.6Wを使います。

設備担当の疑問周波数偏差(ppm・ppb)はどう見る?

ppmは百万分の一、ppbは十億分の一のずれを表す単位です。表のSPXOは±7〜±100ppm、TCXOは±0.5〜±5.0ppm、OCXOは±20〜±50ppbです。温度特性だけの値か、初期偏差や経時変化まで含めた総合の値かを見比べます。

設備担当の疑問出力はCMOS・クリップドサイン・差動のどれを選ぶ?

受ける側のICの入力に合わせます。マイコンなどのクロックはCMOS、TCXOはクリップドサインが中心です。京セラのKT2016KはDCカットのコンデンサを内蔵していないので、出力に1nF以上のコンデンサをつなぎます。高い周波数の通信機器には、SG3225VENのようなLVDSの差動出力を使います。

工場長の疑問小型の水晶発振器のサイズは?

表で最も小さいのは日本電波工業のNT1612SAで、1.6×1.2×0.55mmです。エプソンのTG2016SMN、京セラのKC2016K・KT2016K、大真空のDSB211SJAは2.0×1.6mmです。OCXOは大きく、NH7050SAが7.0×5.0×3.3mmで、基地局向けは25×22mmと14×9mmが主流です。

設備担当の疑問高温や車載で使える水晶発振器は?

リバーエレテックのGTXO-04は、GTカットの水晶で−40〜+200℃まで使えます。京セラのKC2016Kは−40〜+125℃の型を選べ、大真空のDSB211SJAは−40〜+105℃で、車載向けのAEC規格に準拠しています。

施設管理の疑問消費電流が小さい水晶発振器は?

電池で動く機器なら、セイコーインスツルのSN-20Sが32.768kHzで、消費電流は1.8Vで標準0.35μAです。MHz帯のTCXOでは、NT1612SAが最大1.5mA、TG2016SMNが最大1.5mAです。OCXOは恒温槽を温め続けるので、起動時に数W、安定時に数100mWほど使います。

設備担当の疑問VCXOは何に使う?可変幅は?

PLLの中で、外から来る信号に周波数を合わせるのに使います。大真空のDSV321SVは周波数を±100ppm以上動かせ、6.75〜125MHzに使えます。九州電通のSAS4Xは122.880MHzで、可変幅は±45ppm、位相ジッタは18fs(標準)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

TYPES

水晶発振器の種類の違い

SPXO(温度補償なし)

温度補償も温度制御もせず、水晶の周波数安定度をそのまま使う発振器です。CMOS出力の汎用品のほか、LVDS・HCSLの差動出力の型や、32.768kHzの型もあります。表の製品の周波数偏差は±7〜±100ppmです。

向いている使い方

  • マイコン・FPGAのメインクロック
  • 通信機器の差動クロック
  • 32.768kHzのサブクロック

根拠:SPXOは、シンプルパッケージ水晶発振器の略称で、温度補償、温度制御をせずに水晶の周波数安定度をそのまま引き出した発振器です。(出典1)

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TCXO(温度補償型)

温度補償回路を入れて、温度による周波数のずれを小さくした発振器です。表の4製品は温度特性が±0.5〜±5.0ppmで、GNSSや無線通信の基準に使います。出力はクリップドサインが中心です。

向いている使い方

  • GNSS(GPS)の受信機
  • スマートフォン・無線モジュール
  • 車載の無線機器

根拠:周波数の安定度を高めるために、温度補償回路を設けた温度補償水晶発振器です。(出典1)

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VCXO(電圧制御型)

制御端子にかけた電圧で、発振周波数を少し動かせる発振器です。PLLの中で、外から来る信号に周波数を合わせるのに使います。表の製品は、周波数を±45ppmから±100ppm以上動かせます。

向いている使い方

  • PLLで外の信号に同期させる
  • 映像機器・放送機器
  • 基幹伝送・通信機器

根拠:印加電圧によって発振周波数を制御する機能を持った水晶発振器です。(出典1)

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OCXO(恒温槽付き)

恒温槽で水晶の温度を一定に保ち、周りの温度による周波数の変化を最も小さくした発振器です。周波数安定度はppbの単位で、表の製品は±20〜±50ppbです。起動に数分かかり、消費電力も大きくなります。

向いている使い方

  • 携帯電話の基地局
  • 同期イーサネット・光伝送
  • 計測器の基準

根拠:OCXO とは、恒温槽によって水晶発振器、または水晶振動子の温度を一定に保ち、周囲温度の変化による出力周波数の変化が、最も少なくなるようにした水晶発振器です。(出典2)

この種類の2製品を表で見る
MAKERS

水晶発振器の主なメーカー7社

九州電通株式会社

122.880MHzで位相ジッタ18fs(標準)の、超低位相ノイズのVCXOです。

長崎県

京セラ株式会社

1.5〜160MHzの周波数を、2.0×1.6mmから7.0×5.0mmまでの5つの大きさでそろえたCMOS出力のSPXOです。

京都府

セイコーインスツル株式会社

32.768kHzを出す発振器で、消費電流は1.8Vで標準0.35μAです。

千葉県

セイコーエプソン株式会社

LVDSの差動出力で、25〜500MHzの高い周波数まで出せるSPXOです。

長野県

株式会社大真空

−40〜+105℃で使えるTCXOで、出力はクリップドサインかCMOSを選べます。

兵庫県

日本電波工業株式会社

1.6×1.2mm・高さ0.55mm以下の小ささで、温度特性±0.5ppmのTCXOです。

東京都

リバーエレテック株式会社

GTカットの水晶を使い、−40〜+200℃で使えるSPXOです。

山梨県

掲載基準

電子機器のクロックや通信の周波数の基準に使う水晶発振器(水晶振動子と発振回路を1つのパッケージに入れたもの)で、日本の会社が自社で作り、公式サイトで今案内していて、仕様を公式の製品ページ・データシートで確かめられた製品。SPXO(差動出力の型を含む)・TCXO・VCXO・OCXOを、1社2製品までの型番の単位で載せています。発振回路を持たない水晶振動子は「水晶振動子」のページで扱い、MEMS発振器、SAW発振器、RTCモジュール、周波数シンセサイザや信号発生器などの測定器は、このページでは扱いません。水晶デバイスの輸入販売や専門商社の会社、日本法人を確かめられない海外の会社、販売終了品は載せていません。サンリードは公式サイトに水晶振動子しか載っておらず、今回は載せていません。値段を公式に出している製品はありません。

水晶発振器を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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