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電子機器のクロックや無線の基準に使う水晶振動子を選ぶ、回路設計・部品調達の担当の方へ

水晶振動子のメーカー9社比較【2026年】

水晶振動子は、水晶の振動を使って、
決まった周波数を作る電子部品です。

ABOUT

水晶振動子とは

比較表を見る ↓

水晶振動子とは、水晶に電圧をかけたときの決まった振動を使い、
電子機器のクロックや通信の基準になる周波数を作る部品です。
発振回路と組み合わせて使う受動部品で、
MHz帯のATカットと、32.768kHzの音叉型が中心です。
英語ではクリスタルユニット(Crystal Unit)と呼びます。

製品の特長

  • 周波数で型が分かれるMHz帯はATカット、kHz帯は音叉型
  • とても小さい表で最も小さいのは1.6×1.2×0.33mm以下
  • 温度で周波数がずれにくい温度特性は±12〜±50ppmから選ぶ

使うメリット

  • 周波数が正確許容偏差は±5〜±50ppm
  • ICどうしのタイミングをそろえる無線の通信エラーを防ぐ
  • 回路に合わせて作り分けられる周波数と負荷容量を指定して注文する

選ぶときに注意すること

  1. 発振回路とのマッチングは、実際の基板で確かめる
  2. 負荷容量は外付けコンデンサだけで決まらない。浮遊容量とICの内部容量も効く
  3. 許容偏差と温度特性は別の値。両方を見て精度を決める
  4. 小さい品ほど良いとは限らない。同じ周波数でも大きさで電気的特性が変わる
  5. 発振回路を中に入れた水晶発振器と取り違えない

※仕様は各メーカーの公式の製品ページ・データシートによる。選び方は日本電波工業の技術コラム、仕組みは大真空の解説による。

LIST

水晶振動子の比較表

水晶振動子14製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

MHz帯(ATカット)

6製品
京セラ株式会社水晶振動子 CX2016DB民生機器・無線通信の基準口コミを書く要見積

セラミックパッケージに入った2.0×1.6×0.40mmの振動子です。標準は負荷容量8pF・許容偏差±15ppmで、偏差と温度範囲は型番の記号で選びます。リフローで実装できます。

種類
MHz帯(ATカット)
公称周波数
20,000〜60,000kHz
外形寸法
2.0×1.6×0.40mm
周波数許容偏差
±15ppm(25℃)
周波数温度特性
±20ppm
負荷容量
8pF
動作温度範囲
−30〜+85℃
等価直列抵抗
最大50〜100Ω
励振レベル
10μW(最大100μW)
用途
一般民生機器、無線通信
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
セイコーエプソン株式会社水晶振動子 FA-128携帯電話・Bluetooth・無線LAN口コミを書く要見積

2.0×1.6mmの大きさで、動作温度を+105℃まで広げた振動子です。周波数温度特性は、使う温度範囲に合わせて±12〜±30ppmから指定します。負荷容量は6pFから指定できます。

種類
MHz帯(ATカット)
公称周波数
19.2〜54MHz
外形寸法
2.0×1.6×0.5mm
周波数許容偏差
±10ppm(25℃)
周波数温度特性
±12〜±30ppm
負荷容量
6pF以上で指定
動作温度範囲
−40〜+105℃
等価直列抵抗
最大60〜150Ω
励振レベル
推奨10μW(最大200μW)
用途
携帯電話、Bluetooth、無線LAN、ISMバンド機器
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社大真空水晶振動子 DSX1612Sウェアラブルなど小さな無線機器口コミを書く要見積

表面実装の振動子で、1612サイズ・厚さ0.35mmの薄型です。周波数は24〜54MHzと76.8MHzで、温度特性は−40〜+85℃で±20ppmです。通信用途には、経年変化を抑えた仕様も相談できます。

種類
MHz帯(ATカット)
公称周波数
24〜54MHz、76.8MHz
外形寸法
1612サイズ、厚さ0.35mm
周波数許容偏差
±10ppm、±20ppm(25℃)
周波数温度特性
±20ppm(−40〜+85℃)
負荷容量
8pF、10pF、12pF
等価直列抵抗
最大50Ω、最大100Ω
励振レベル
10μW(最大100μW)
用途
移動体通信機器、近距離無線モジュール、デジタルAV機器、PC、ウェアラブル機器
記載なし
動作温度範囲
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
日本電波工業株式会社水晶振動子 NX2016SABluetooth・無線LANの基準口コミを書く要見積

2.0×1.6×0.45mmの薄い表面実装の振動子で、16〜80MHzまでそろえています。Bluetoothや無線LANなど、短い距離の無線に向けた電気的な性能です。注文のときは形名・周波数・仕様番号を伝えます。

種類
MHz帯(ATカット)
公称周波数
16〜80MHz
外形寸法
2.0×1.6×0.45mm
周波数許容偏差
±10ppm(25℃)
周波数温度特性
±15ppm、±25ppm
負荷容量
8pF
動作温度範囲
−40〜+85℃、−10〜+75℃
等価直列抵抗
最大50〜200Ω
励振レベル
10μW(最大100μW)
用途
通信機器、短距離無線機器、民生機器
公式ページへ詳細・仕様
株式会社村田製作所水晶振動子 XRCGE_M_F車載BLE機器(TPMS・RKE)口コミを書く要見積

−40〜+125℃の全域で、許容偏差・温度特性・経年変化を合わせた周波数のずれを±40ppm以内に収めた車載向けです。車載機器の生産工程で、無線ICに補正値を書き込むキャリブレーションを省けます。樹脂封止のパッケージで、異物を選別して出荷しています。

種類
MHz帯(ATカット)
公称周波数
32〜48MHz
外形寸法
2.0×1.6×0.65mm
周波数許容偏差
±40ppm以内(温度特性込み)
負荷容量
6〜10pF
動作温度範囲
−40〜+125℃
等価直列抵抗
60〜100Ω
用途
TPMS・RKE・wBMSなど車載BLE機器
記載なし
周波数温度特性・励振レベル
公式ページへ詳細・仕様
リバーエレテック株式会社水晶振動子 FCX-07Lスマホ・車載・無線機器口コミを書く要見積

1.6×1.2×0.33mm以下・重さ2.5mgの小さな振動子です。セラミックと金属のふたを電子ビームで封じています。動作温度は−40〜+125℃の組み合わせまで選べます。

種類
MHz帯(ATカット)
公称周波数
24〜80MHz
外形寸法
1.6×1.2×0.33mm以下
周波数許容偏差
±7〜±50ppm(25℃)
周波数温度特性
±10〜±50ppm
負荷容量
5.0pF以上で任意
動作温度範囲
−40〜+125℃まで
等価直列抵抗
最大60〜150Ω
励振レベル
最大100μW
用途
スマートフォン、自動車関連機器、無線通信機器、AV機器、医療・ヘルスケア
公式ページへ詳細・仕様

音叉型(32.768kHz)

4製品
セイコーインスツル株式会社音叉型水晶振動子 SC-32Sマイコンのサブクロック・RTC口コミを書く要見積

音叉型の3215サイズで、周波数の許容偏差を±5ppmまで絞れます。フォトリソグラフィーで加工した水晶片を使い、衝撃と熱に強い作りです。負荷容量は4〜12.5pFから選べます。

種類
音叉型(32.768kHz)
公称周波数
32.768kHz
外形寸法
3.2×1.5×0.75mm
周波数許容偏差
±5ppm、±10ppm、±20ppm
周波数温度特性
二次温度係数−0.03ppm/℃²、頂点温度25±5℃
負荷容量
4pF、6pF、7pF、9pF、12.5pF
動作温度範囲
−40〜+85℃
等価直列抵抗
最大70kΩ
励振レベル
0.1μW(最大1.0μW)
用途
スマートメーター、ウェアラブル機器、Bluetoothモジュール、マイコンのサブクロック、RTC、GNSSモジュール
公式ページへ詳細・仕様
セイコーエプソン株式会社音叉型水晶振動子 FC-135小型携帯機器口コミを書く要見積

3.2×1.5×0.9mmの表面実装の音叉型で、32.768kHzを出します。負荷容量は7pF・9pF・12.5pFから選べます。同じ大きさの低ESR版は、直列抵抗が最大50kΩです。

種類
音叉型(32.768kHz)
公称周波数
32.768kHz
外形寸法
3.2×1.5×0.9mm
周波数許容偏差
±20ppm(25℃)
周波数温度特性
頂点温度25±5℃、二次温度係数−0.04ppm/℃²以下
負荷容量
7pF、9pF、12.5pF
動作温度範囲
−40〜+85℃
等価直列抵抗
最大70kΩ
励振レベル
0.5μW(最大1.0μW)
用途
小型携帯機器
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
日本電波工業株式会社音叉型水晶振動子 NX3215SAOA・AV・移動体通信の機器口コミを書く要見積

3.2×1.5×0.8mmの表面実装の音叉型で、32.768kHzを出します。負荷容量は6.0pF・9.0pF・12.5pFから選べます。−40〜+85℃で使え、鉛フリーはんだのリフローに対応します。

種類
音叉型(32.768kHz)
公称周波数
32.768kHz
外形寸法
3.2×1.5×0.8mm
周波数許容偏差
±20ppm(25℃)
周波数温度特性
頂点温度25±5℃、二次温度係数−0.04ppm/℃²以下
負荷容量
6.0pF、9.0pF、12.5pF
動作温度範囲
−40〜+85℃
等価直列抵抗
最大70kΩ
励振レベル
0.1μW(最大0.5μW)
用途
通信機器、一般民生機器
公式ページへ詳細・仕様
リバーエレテック株式会社音叉型水晶振動子 TFX-03スマホ・車載・医療機器口コミを書く要見積

2.0×1.2×0.6mm以下・重さ5.0mgの表面実装の音叉型です。セラミックと金属のふたを電子ビームで封じています。負荷容量は5.0〜12.5pFのほか、任意の値にも合わせます。

種類
音叉型(32.768kHz)
公称周波数
32.768kHz
外形寸法
2.0×1.2×0.6mm以下
周波数許容偏差
±10〜±50ppm(25℃)
周波数温度特性
二次温度係数−0.03ppm/℃²、頂点温度25±5℃
負荷容量
5.0pF、7.0pF、9.0pF、12.5pF
動作温度範囲
−40〜+105℃まで
等価直列抵抗
最大90kΩ
励振レベル
最大0.5μW
用途
スマートフォン、自動車関連機器、無線通信機器、AV機器、医療・ヘルスケア
公式ページへ詳細・仕様

サーミスタ付き(TSX)

2製品
京セラ株式会社サーミスタ付き水晶振動子 CT2016DB移動体通信・GNSSの温度補償口コミを書く要見積

温度センサーのサーミスタを中に入れた2.0×1.6mmの振動子です。周波数は通信で使う19.2MHzと38.4MHzで、温度特性は±12ppmです。セラミックパッケージで、リフローにも対応します。

種類
サーミスタ付き(TSX)
公称周波数
19.2MHz、38.4MHz
外形寸法
2.0×1.6mm、高さ0.65mmか1.0mm以下
周波数許容偏差
±10ppm(25℃)
周波数温度特性
±12ppm(32℃基準)
負荷容量
7pF
動作温度範囲
−30〜+85℃
等価直列抵抗
最大50〜80Ω
励振レベル
10μW(最大100μW)
用途
一般民生機器、移動体通信、GNSS、産業機器
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社大真空サーミスタ内蔵水晶振動子 DSR1612ATHGNSS・UWBの温度補償口コミを書く要見積

NTCサーミスタを中に入れた振動子です。発振回路の側で温度を測り、周波数を補正するときに使います。周波数は38.4MHz・52MHz・76.8MHzで、−30〜+85℃での温度特性は±12ppmです。

種類
サーミスタ付き(TSX)
公称周波数
38.4MHz、52MHz、76.8MHz
外形寸法
1612サイズ、厚さ0.55mm
周波数許容偏差
±10ppm(25℃)
周波数温度特性
±12ppm(−30〜+85℃)
負荷容量
7pF、8pF
等価直列抵抗
最大80Ω
励振レベル
10μW(最大100μW)
用途
携帯電話、GPS・GNSS、ウェアラブル機器、UWB
記載なし
動作温度範囲
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

金属ケース型(HC-49系)

2製品
九州電通株式会社水晶振動子 HC-49/Uリード線で差し込む基板口コミを書く要見積

リード線で基板に差し込む金属ケースの振動子で、1.8〜225MHzまで作ります。高い周波数は3rd・5th・7thのオーバートーンで出します。常温偏差・温度特性・負荷容量を指定して注文します。

種類
金属ケース型(HC-49系)
公称周波数
1.8〜225MHz
外形寸法
11.05×4.65×13.46mm
周波数許容偏差
±10〜±50ppm(25℃)
周波数温度特性
±10〜±50ppm
負荷容量
10pF、12pF、16pF、ほか指定
動作温度範囲
−20〜+70℃(標準)
記載なし
等価直列抵抗・励振レベル・用途
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社サンリード表面実装水晶振動子 49/U-SMD-L26高さを抑えたい基板口コミを書く要見積

HC-49/U系の金属パッケージを、高さ2.6mmの表面実装にした振動子です。3.5MHzの低い周波数から作れ、セラミック品の置き換えにも使えます。テーピングで自動実装できます。

種類
金属ケース型(HC-49系)
公称周波数
3.5〜36MHz(基本波)
外形寸法
HC-49/US形、高さ2.6mm
周波数許容偏差
±30ppm(25℃)
負荷容量
12〜32pF、直列共振
動作温度範囲
−40〜+85℃
等価直列抵抗
最大40〜180Ω
励振レベル
公称100μW
用途
PCMCIA基板など高さに制限のある基板
記載なし
周波数温度特性
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

MHz帯(ATカット)6製品

京セラ株式会社

水晶振動子 CX2016DB

民生機器・無線通信の基準

セラミックパッケージに入った2.0×1.6×0.40mmの振動子です。標準は負荷容量8pF・許容偏差±15ppmで、偏差と温度範囲は型番の記号で選びます。リフローで実装できます。

コスト要見積

種類
MHz帯(ATカット)
公称周波数
20,000〜60,000kHz
外形寸法
2.0×1.6×0.40mm
周波数許容偏差
±15ppm(25℃)
周波数温度特性
±20ppm
負荷容量
8pF
動作温度範囲
−30〜+85℃
等価直列抵抗
最大50〜100Ω
励振レベル
10μW(最大100μW)
用途
一般民生機器、無線通信
公式ページへ
セイコーエプソン株式会社

水晶振動子 FA-128

携帯電話・Bluetooth・無線LAN

2.0×1.6mmの大きさで、動作温度を+105℃まで広げた振動子です。周波数温度特性は、使う温度範囲に合わせて±12〜±30ppmから指定します。負荷容量は6pFから指定できます。

コスト要見積

種類
MHz帯(ATカット)
公称周波数
19.2〜54MHz
外形寸法
2.0×1.6×0.5mm
周波数許容偏差
±10ppm(25℃)
周波数温度特性
±12〜±30ppm
負荷容量
6pF以上で指定
動作温度範囲
−40〜+105℃
等価直列抵抗
最大60〜150Ω
励振レベル
推奨10μW(最大200μW)
用途
携帯電話、Bluetooth、無線LAN、ISMバンド機器
公式ページへ
株式会社大真空

水晶振動子 DSX1612S

ウェアラブルなど小さな無線機器

表面実装の振動子で、1612サイズ・厚さ0.35mmの薄型です。周波数は24〜54MHzと76.8MHzで、温度特性は−40〜+85℃で±20ppmです。通信用途には、経年変化を抑えた仕様も相談できます。

コスト要見積

種類
MHz帯(ATカット)
公称周波数
24〜54MHz、76.8MHz
外形寸法
1612サイズ、厚さ0.35mm
周波数許容偏差
±10ppm、±20ppm(25℃)
周波数温度特性
±20ppm(−40〜+85℃)
負荷容量
8pF、10pF、12pF
等価直列抵抗
最大50Ω、最大100Ω
励振レベル
10μW(最大100μW)
用途
移動体通信機器、近距離無線モジュール、デジタルAV機器、PC、ウェアラブル機器
記載なし
動作温度範囲
公式ページへ
日本電波工業株式会社

水晶振動子 NX2016SA

Bluetooth・無線LANの基準

2.0×1.6×0.45mmの薄い表面実装の振動子で、16〜80MHzまでそろえています。Bluetoothや無線LANなど、短い距離の無線に向けた電気的な性能です。注文のときは形名・周波数・仕様番号を伝えます。

コスト要見積

種類
MHz帯(ATカット)
公称周波数
16〜80MHz
外形寸法
2.0×1.6×0.45mm
周波数許容偏差
±10ppm(25℃)
周波数温度特性
±15ppm、±25ppm
負荷容量
8pF
動作温度範囲
−40〜+85℃、−10〜+75℃
等価直列抵抗
最大50〜200Ω
励振レベル
10μW(最大100μW)
用途
通信機器、短距離無線機器、民生機器
公式ページへ
株式会社村田製作所

水晶振動子 XRCGE_M_F

車載BLE機器(TPMS・RKE)

−40〜+125℃の全域で、許容偏差・温度特性・経年変化を合わせた周波数のずれを±40ppm以内に収めた車載向けです。車載機器の生産工程で、無線ICに補正値を書き込むキャリブレーションを省けます。樹脂封止のパッケージで、異物を選別して出荷しています。

コスト要見積

種類
MHz帯(ATカット)
公称周波数
32〜48MHz
外形寸法
2.0×1.6×0.65mm
周波数許容偏差
±40ppm以内(温度特性込み)
負荷容量
6〜10pF
動作温度範囲
−40〜+125℃
等価直列抵抗
60〜100Ω
用途
TPMS・RKE・wBMSなど車載BLE機器
記載なし
周波数温度特性・励振レベル
公式ページへ
リバーエレテック株式会社

水晶振動子 FCX-07L

スマホ・車載・無線機器

1.6×1.2×0.33mm以下・重さ2.5mgの小さな振動子です。セラミックと金属のふたを電子ビームで封じています。動作温度は−40〜+125℃の組み合わせまで選べます。

コスト要見積

種類
MHz帯(ATカット)
公称周波数
24〜80MHz
外形寸法
1.6×1.2×0.33mm以下
周波数許容偏差
±7〜±50ppm(25℃)
周波数温度特性
±10〜±50ppm
負荷容量
5.0pF以上で任意
動作温度範囲
−40〜+125℃まで
等価直列抵抗
最大60〜150Ω
励振レベル
最大100μW
用途
スマートフォン、自動車関連機器、無線通信機器、AV機器、医療・ヘルスケア
公式ページへ

音叉型(32.768kHz)4製品

セイコーインスツル株式会社

音叉型水晶振動子 SC-32S

マイコンのサブクロック・RTC

音叉型の3215サイズで、周波数の許容偏差を±5ppmまで絞れます。フォトリソグラフィーで加工した水晶片を使い、衝撃と熱に強い作りです。負荷容量は4〜12.5pFから選べます。

コスト要見積

種類
音叉型(32.768kHz)
公称周波数
32.768kHz
外形寸法
3.2×1.5×0.75mm
周波数許容偏差
±5ppm、±10ppm、±20ppm
周波数温度特性
二次温度係数−0.03ppm/℃²、頂点温度25±5℃
負荷容量
4pF、6pF、7pF、9pF、12.5pF
動作温度範囲
−40〜+85℃
等価直列抵抗
最大70kΩ
励振レベル
0.1μW(最大1.0μW)
用途
スマートメーター、ウェアラブル機器、Bluetoothモジュール、マイコンのサブクロック、RTC、GNSSモジュール
公式ページへ
セイコーエプソン株式会社

音叉型水晶振動子 FC-135

小型携帯機器

3.2×1.5×0.9mmの表面実装の音叉型で、32.768kHzを出します。負荷容量は7pF・9pF・12.5pFから選べます。同じ大きさの低ESR版は、直列抵抗が最大50kΩです。

コスト要見積

種類
音叉型(32.768kHz)
公称周波数
32.768kHz
外形寸法
3.2×1.5×0.9mm
周波数許容偏差
±20ppm(25℃)
周波数温度特性
頂点温度25±5℃、二次温度係数−0.04ppm/℃²以下
負荷容量
7pF、9pF、12.5pF
動作温度範囲
−40〜+85℃
等価直列抵抗
最大70kΩ
励振レベル
0.5μW(最大1.0μW)
用途
小型携帯機器
公式ページへ
日本電波工業株式会社

音叉型水晶振動子 NX3215SA

OA・AV・移動体通信の機器

3.2×1.5×0.8mmの表面実装の音叉型で、32.768kHzを出します。負荷容量は6.0pF・9.0pF・12.5pFから選べます。−40〜+85℃で使え、鉛フリーはんだのリフローに対応します。

コスト要見積

種類
音叉型(32.768kHz)
公称周波数
32.768kHz
外形寸法
3.2×1.5×0.8mm
周波数許容偏差
±20ppm(25℃)
周波数温度特性
頂点温度25±5℃、二次温度係数−0.04ppm/℃²以下
負荷容量
6.0pF、9.0pF、12.5pF
動作温度範囲
−40〜+85℃
等価直列抵抗
最大70kΩ
励振レベル
0.1μW(最大0.5μW)
用途
通信機器、一般民生機器
公式ページへ
リバーエレテック株式会社

音叉型水晶振動子 TFX-03

スマホ・車載・医療機器

2.0×1.2×0.6mm以下・重さ5.0mgの表面実装の音叉型です。セラミックと金属のふたを電子ビームで封じています。負荷容量は5.0〜12.5pFのほか、任意の値にも合わせます。

コスト要見積

種類
音叉型(32.768kHz)
公称周波数
32.768kHz
外形寸法
2.0×1.2×0.6mm以下
周波数許容偏差
±10〜±50ppm(25℃)
周波数温度特性
二次温度係数−0.03ppm/℃²、頂点温度25±5℃
負荷容量
5.0pF、7.0pF、9.0pF、12.5pF
動作温度範囲
−40〜+105℃まで
等価直列抵抗
最大90kΩ
励振レベル
最大0.5μW
用途
スマートフォン、自動車関連機器、無線通信機器、AV機器、医療・ヘルスケア
公式ページへ

サーミスタ付き(TSX)2製品

京セラ株式会社

サーミスタ付き水晶振動子 CT2016DB

移動体通信・GNSSの温度補償

温度センサーのサーミスタを中に入れた2.0×1.6mmの振動子です。周波数は通信で使う19.2MHzと38.4MHzで、温度特性は±12ppmです。セラミックパッケージで、リフローにも対応します。

コスト要見積

種類
サーミスタ付き(TSX)
公称周波数
19.2MHz、38.4MHz
外形寸法
2.0×1.6mm、高さ0.65mmか1.0mm以下
周波数許容偏差
±10ppm(25℃)
周波数温度特性
±12ppm(32℃基準)
負荷容量
7pF
動作温度範囲
−30〜+85℃
等価直列抵抗
最大50〜80Ω
励振レベル
10μW(最大100μW)
用途
一般民生機器、移動体通信、GNSS、産業機器
公式ページへ
株式会社大真空

サーミスタ内蔵水晶振動子 DSR1612ATH

GNSS・UWBの温度補償

NTCサーミスタを中に入れた振動子です。発振回路の側で温度を測り、周波数を補正するときに使います。周波数は38.4MHz・52MHz・76.8MHzで、−30〜+85℃での温度特性は±12ppmです。

コスト要見積

種類
サーミスタ付き(TSX)
公称周波数
38.4MHz、52MHz、76.8MHz
外形寸法
1612サイズ、厚さ0.55mm
周波数許容偏差
±10ppm(25℃)
周波数温度特性
±12ppm(−30〜+85℃)
負荷容量
7pF、8pF
等価直列抵抗
最大80Ω
励振レベル
10μW(最大100μW)
用途
携帯電話、GPS・GNSS、ウェアラブル機器、UWB
記載なし
動作温度範囲
公式ページへ

金属ケース型(HC-49系)2製品

九州電通株式会社

水晶振動子 HC-49/U

リード線で差し込む基板

リード線で基板に差し込む金属ケースの振動子で、1.8〜225MHzまで作ります。高い周波数は3rd・5th・7thのオーバートーンで出します。常温偏差・温度特性・負荷容量を指定して注文します。

コスト要見積

種類
金属ケース型(HC-49系)
公称周波数
1.8〜225MHz
外形寸法
11.05×4.65×13.46mm
周波数許容偏差
±10〜±50ppm(25℃)
周波数温度特性
±10〜±50ppm
負荷容量
10pF、12pF、16pF、ほか指定
動作温度範囲
−20〜+70℃(標準)
記載なし
等価直列抵抗・励振レベル・用途
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株式会社サンリード

表面実装水晶振動子 49/U-SMD-L26

高さを抑えたい基板

HC-49/U系の金属パッケージを、高さ2.6mmの表面実装にした振動子です。3.5MHzの低い周波数から作れ、セラミック品の置き換えにも使えます。テーピングで自動実装できます。

コスト要見積

種類
金属ケース型(HC-49系)
公称周波数
3.5〜36MHz(基本波)
外形寸法
HC-49/US形、高さ2.6mm
周波数許容偏差
±30ppm(25℃)
負荷容量
12〜32pF、直列共振
動作温度範囲
−40〜+85℃
等価直列抵抗
最大40〜180Ω
励振レベル
公称100μW
用途
PCMCIA基板など高さに制限のある基板
記載なし
周波数温度特性
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Q&A

水晶振動子選びで、よくある疑問

購買担当の疑問水晶振動子の価格は、いくら?

このページの14製品は、どれもメーカーの公式サイトに値段が出ていません。周波数・負荷容量・周波数許容偏差を決めて、メーカーか代理店に見積もりを取ります。大真空は基本はメーカーが直接売り、一部は代理店を通します。

設備担当の疑問水晶振動子とは?仕組みは?

水晶は電圧をかけると決まったリズムで振動します。この性質を使って、ICやマイコンのクロックの基準になる周波数を作る部品です。村田製作所は、周波数が安定していて調整がいらず、小さく作れる部品と説明しています。

設備担当の疑問水晶振動子と水晶発振器の違いは?

水晶振動子は、発振回路と組み合わせて使う受動部品です。水晶発振器は発振回路を中に入れたもので、電源をつなげば信号が出ます。このページは振動子だけを比べ、発振器は載せていません。

設備担当の疑問MHz帯と音叉型(kHz帯)の違いは?

音叉型はkHz帯で、表のNX3215SA・FC-135・TFX-03・SC-32Sはどれも32.768kHzです。MHz帯はATカットで、NX2016SAは16〜80MHz、FA-128は19.2〜54MHzです。ATカットは水晶片が薄いほど周波数が高くなります。

設備担当の疑問負荷容量(CL)はどう選ぶ?

使うICと発振回路の条件に合わせます。外付けのコンデンサだけでなく、基板の浮遊容量やICの内部容量も効きます。表ではNX2016SAが8pF、SC-32Sは4〜12.5pFから選べます。

設備担当の疑問周波数許容偏差のppmとは?

1ppmは100万分の1です。日本電波工業の解説では、20MHzで±20ppmなら、許容範囲は19.9996〜20.0004MHzです。表ではSC-32Sが±5ppmまで、FCX-07Lが±7ppmから選べます。

設備担当の疑問等価直列抵抗(ESR)⁠と⁠⁠⁠⁠は⁠?

振動のしにくさを抵抗の値で表したものです。大きいほど、発振回路の側に強い発振の力を求めます。表ではFC-135が最大70kΩで、同じ大きさの低ESR版は最大50kΩです。

工場長の疑問車載や高温で使える水晶振動子は?

動作温度が高いのは、村田製作所のXRCGE_M_FとリバーエレテックのFCX-07Lで、どちらも+125℃まで使えます。XRCGE_M_Fは−40〜+125℃で、周波数のずれを±40ppm以内に収めています。セイコーエプソンのFA-128は+105℃までです。

設備担当の疑問サーミスタ付き水晶振動子とは?

中に温度センサーのサーミスタを入れた振動子で、TSXとも呼びます。外の発振回路がサーミスタで温度を測り、振動子の温度特性を補正します。表では大真空のDSR1612ATHと京セラのCT2016DBで、GNSSや移動体通信に使います。

購買担当の疑問小さい水晶振動子は、どこまで小さい?

表で最も小さいのはリバーエレテックのFCX-07Lで、1.6×1.2×0.33mm以下です。大真空のDSX1612Sも1612サイズで厚さ0.35mmです。日本電波工業は、同じ周波数でも大きさで電気的特性が変わると説明しています。

施設管理の疑問リード型(HC-49/U)の水晶振動子は今も買える?

買えます。九州電通はHC-49/Uを1.8〜225MHzで作り、常温偏差や負荷容量を指定して注文します。サンリードは、同じ系統の金属パッケージを高さ2.6mmの表面実装にした49/U-SMD-L26を出しています。

購買担当の疑問少量や試作でも買える?

大真空は、少量の発注もできると案内しています。最低の数は製品と仕様で変わるので、営業窓口に聞きます。九州電通やサンリードのように、周波数を指定して作る受注品もあります。

TYPES

水晶振動子の種類の違い

MHz帯(ATカット)

水晶片の厚みで周波数が決まる、ATカットの振動子です。無線通信やマイコン、AV機器のクロックの基準にします。表の製品は16〜80MHzの範囲で、セラミックのパッケージに入った表面実装です。

向いている使い方

  • Bluetooth・無線LANのクロック
  • AV機器・PCの基準
  • 車載ネットワーク

根拠:一般的に使用されるATカットと呼ばれる加工では、周波数は水晶の厚みと反比例の関係にあるため、研磨された水晶片は周波数が高くなれば薄く、低くなれば厚くなります。(出典1)

この種類の6製品を表で見る

音叉型(32.768kHz)

音叉の形に加工した水晶片で、32.768kHzを出す振動子です。時刻を数えるRTCや、マイコンのサブクロックに使います。表の4製品はどれも32.768kHzです。

向いている使い方

  • RTC(時計)⁠の⁠基⁠⁠⁠⁠準
  • マイコンのサブクロック
  • スマートメーター・ウェアラブル

根拠:主な用途は、スマートメーター、ウェアラブル機器、Bluetooth用モジュール、マイコン(MCU)のサブクロック、RTCの基準クロック、GPS・GNSSモジュールなどです。(出典2)

この種類の4製品を表で見る

サーミスタ付き(TSX)

振動子の中に、温度センサーのサーミスタを入れた型です。外の発振回路がサーミスタで温度を測り、周波数のずれを補正します。GNSSや移動体通信の機器で使います。

向いている使い方

  • GNSS(GPS)の受信機
  • 携帯電話・移動体通信
  • UWB・ウェアラブル

根拠:サーミスタ付き水晶振動子は、TSX(Temperature Sensing X’tal Resonators)とも呼ばれ、水晶振動子に温度センサーを搭載したデバイスです。(出典3)

この種類の2製品を表で見る

金属ケース型(HC-49系)

金属のケースに水晶片を入れ、抵抗溶接で封じた大きめの型です。リード線で基板に差し込む型と、同じ系統を表面実装にした型があります。低い周波数や、オーバートーンの高い周波数まで作れます。

向いている使い方

  • リード線で差し込む基板
  • 数MHzの低い周波数
  • 高さを抑えたい表面実装

根拠:●金属パッケージ抵抗溶接により高信頼性を確保(出典4)

この種類の2製品を表で見る
MAKERS

水晶振動子の主なメーカー9社

九州電通株式会社

リード線で基板に差し込む金属ケースの振動子で、1.8〜225MHzまで作ります。

長崎県

京セラ株式会社

セラミックパッケージに入った2.0×1.6×0.40mmの振動子です。

京都府

株式会社サンリード

HC-49/U系の金属パッケージを、高さ2.6mmの表面実装にした振動子です。

新潟県

セイコーインスツル株式会社

音叉型の3215サイズで、周波数の許容偏差を±5ppmまで絞れます。

千葉県

セイコーエプソン株式会社

2.0×1.6mmの大きさで、動作温度を+105℃まで広げた振動子です。

長野県

株式会社大真空

表面実装の振動子で、1612サイズ・厚さ0.35mmの薄型です。

兵庫県

日本電波工業株式会社

2.0×1.6×0.45mmの薄い表面実装の振動子で、16〜80MHzまでそろえています。

東京都

株式会社村田製作所

−40〜+125℃の全域で、許容偏差・温度特性・経年変化を合わせた周波数のずれを±40ppm以内に収めた車載向けです。

京都府

リバーエレテック株式会社

1.6×1.2×0.33mm以下・重さ2.5mgの小さな振動子です。

山梨県

掲載基準

電子機器のクロックや通信の周波数の基準に使う水晶振動子(発振回路を持たない受動の振動子)で、日本の会社が自社で作り、公式サイトで今案内していて、仕様を公式の製品ページ・データシートで確かめられた製品。1社2製品までを、品番(型式)の単位で載せています。発振回路を中に入れた水晶発振器(SPXO・TCXO・VCXO・OCXO)とRTCモジュール、水晶フィルタ、SAWデバイス、MEMS発振器、膜厚モニター用・QCMセンサ用の水晶振動子、人工水晶や水晶ブランクなどの材料、セラミック発振子は、このページでは扱いません。水晶デバイスの輸入販売や専門商社の会社(HBC・富士コム・栄電子など)、日本法人を確かめられない海外の会社、販売終了品は載せていません。東京クオーツとアロー電子は公式の仕様が周波数の範囲と外形だけで、ソラチ・クォーツと三田電波は公式サイトから仕様を取れず、今回は載せていません。値段を公式に出している製品はありません。

水晶振動子を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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