口コミを書く

工場や校正室で、温度計や温度センサを基準と比べて確かめる温度校正器を選ぶ、品質管理・設備・計測の担当の方へ

温度校正器のメーカー5社比較【2026年】

温度校正器は、温度計やセンサを、
基準の温度と比べて確かめる装置です。

ABOUT

温度校正器とは

比較表を見る ↓

温度校正器とは、温度計や温度センサを、
基準の温度と比べて正しさを確かめるための装置です。
校正炉やドライウェルとも呼びます。
校正する相手に合わせて、ブロック・液槽・表面・黒体炉を使い分けます。

製品の特長

  • 温度を自分で作る(ブロック・液・校正面・黒体炉)
  • 現場へ持ち出せる型がある(8.16kgの9142など)
  • 校正する相手で型が変わる(差し込む・浸ける・当てる・向ける)

使うメリット

  • 社内で校正を回せる(校正に出す手間を減らす)
  • 現場で測定器の異常に気づける(外さずに動作を確かめる)
  • 決めた温度で何度でも確かめられる(比較校正は任意の温度で)

選ぶときに注意すること

  1. 比較校正は、校正済みの標準温度計を別に用意する
  2. 校正器そのものにも定期の校正がいる
  3. 液槽式は液の手入れと設置場所を先に決める
  4. 穴の径とセンサの太さを合わせる。すき間があると差が出る
  5. 放射温度計は、ターゲットの大きさと放射率を確かめる

※仕様と価格は各メーカーの公式の製品ページとカタログによる(価格は安立計器の希望小売価格・理化工業の標準価格)。校正の方法はチノーの解説による。

LIST

温度校正器の比較表

温度校正器8製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

ブロック式(ドライウェル)

3製品
株式会社チノー低温用小形校正装置 KT-H503-100℃までの低温を小形の卓上機で校正口コミを書く要見積

スターリング冷凍機で-100℃まで下げられる小形の校正装置です。23℃から-100℃まで約40分で届くので、低温の校正を現場の近くで回せます。設定した温度をボタンで切り替えられ、JCSS校正証明書も付けられます。

方式
ブロック式(ドライウェル)
校正する温度
-100〜50℃
校正する相手
測温抵抗体、熱電対
安定度
±0.03℃
挿入穴・校正面
着脱式の均熱ブロック、被校正センサ205mm以上
質量
約12kg
電源
100〜240V AC、50/60Hz
温度の上がり方
23℃から-100℃まで約40分
通信
RS-232C
記載なし
温度分布・確度・精度・校正本数・穴・外形寸法
公式ページへ詳細・仕様
株式会社テストー多機能温度校正器 Thermator IIインサート交換で1台を使い分ける口コミを書く要見積

インサートを替えるだけで、ドライブロック・オイルバス・黒体炉・表面を1台でこなします。安定度は±0.005℃以下で、質量は約13kgなので持ち運んで現地で校正できます。校正の相手が多い校正室や校正機関で効きます。

方式
ブロック式(ドライウェル)
校正する温度
-35〜165℃(表面は-25〜150℃)
校正する相手
気体用・液体用・表面用の温度センサ、放射温度計、サーモグラフィ
安定度
±0.005℃以下
温度分布
水平方向±0.06℃、±0.01℃(制御の条件別)
挿入穴・校正面
校正槽 直径60mm×170mm
質量
約13kg
確度・精度
±0.2℃(ドライブロック)
校正本数・穴
標準インサートに7つの孔(3.5mm・4.5mm・6.5mm)
記載なし
電源・温度の上がり方・通信・外形寸法
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社フルーク・ジャパンフィールド・メトロロジー・ウエル 9142現場で持ち歩くブロック式口コミを書く要見積

8.16kgの持ち運べる機体で、安定度は全域で±0.01℃です。穴どうしの差も±0.01℃と小さく、複数のセンサを同時に比べる場面で効きます。高い温度なら、同じ型の仲間の9143と9144を選びます。

方式
ブロック式(ドライウェル)
校正する温度
-25〜150℃
校正する相手
トランスミッター、サーモスタット・スイッチ
安定度
±0.01℃
温度分布
放射方向±0.01℃、軸方向±0.05℃(40mm)
挿入穴・校正面
深さ150mm、挿入外径30mm
質量
8.16kg
電源
100〜115Vまたは230V、50/60Hz
確度・精度
±0.2℃
温度の上がり方
23℃から150℃まで23分
通信
RS-232
外形寸法
H290×W185×D295mm
記載なし
校正本数・穴
公式ページへ詳細・仕様

液槽式

1製品
株式会社チノー液槽タイプ温度校正装置 KT-B22ガラス棒状温度計もまとめて校正口コミを書く要見積

シリコンオイルの槽に浸けて校正する据え置きの装置で、ガラス棒状温度計まで同じ槽で扱えます。一度に1〜10本を入れられます。質量は約100kgあるので、校正室に置いて使います。

方式
液槽式
校正する温度
-20〜100℃
校正する相手
熱電対、測温抵抗体、ガラス棒状温度計
安定度
0.05℃p-p以内
温度分布
0.05℃p-⁠p
挿入穴・校正面
槽の有効範囲 直径100mm×500mm
質量
約100kg
電源
100V AC、50/60Hz、15A
校正本数・穴
1〜10本(センサの形状による)
温度の上がり方
室温から100℃まで60分
通信
RS-232C、RS-422A
外形寸法
W550×H1233×D450mm
記載なし
確度・精度
公式ページへ詳細・仕様

表面温度校正

3製品
安立計器株式会社表面・内部温度校正システム ACSⅡ-4000表面と内部を1台で500℃まで校正口コミを書く4,000,000円税別・希望小売価格

1台で表面温度と内部温度の両方を500℃まで校正できます。内部は指定寸法で8穴をあけられ、温度分布は±0.1℃です。校正ブロックユニットは70kgあるので、校正室に置いて使います。

方式
表面温度校正
校正する温度
表面、内部とも30〜500℃
校正する相手
表面温度計、内部温度を測るセンサ
温度分布
表面±0.1℃、内部±0.1℃
挿入穴・校正面
表面は150mm角、内部は指定寸法で8穴
質量
コントロールユニット5kg、校正ブロックユニット70kg
電源
AC100V、50/60Hz
確度・精度
表面+0.4〜-0.6℃、内部±0.26℃(30.0〜100.0℃)
温度の上がり方
30℃から250℃まで60分
外形寸法
コントロールユニット430×177×350mm、校正ブロックユニット450×405×400mm
記載なし
安定度・校正本数・穴・通信
公式ページへ詳細・仕様
安立計器株式会社表面温度校正システム ACSⅡ-1000表面温度計を300℃まで校正口コミを書く1,300,000円税別・希望小売価格

表面温度を確かめるための校正器で、ブロック表面の温度分布は±0.1℃です。接触式の表面温度計を30〜300℃で校正します。希望小売価格は1,300,000円(税別)で、値段を公式に出しています。

方式
表面温度校正
校正する温度
30〜300℃
校正する相手
表面温度計
温度分布
表面±0.1℃
挿入穴・校正面
校正ブロック 直径78mm
質量
コントロールユニット4.5kg、校正ブロックユニット7kg
電源
AC100V、50/60Hz
確度・精度
+0.5〜-0.7℃(30.0〜100.0℃)
温度の上がり方
30℃から150℃まで25分
外形寸法
コントロールユニット320×177×350mm、校正ブロックユニット260×130×260mm
記載なし
安定度・校正本数・穴・通信
公式ページへ詳細・仕様
理化工業株式会社表面温度センサ校正器 ST-CAL2立ち上がりが速く現場で動作確認口コミを書く750,000円標準価格

23℃から100℃まで約3分で上がるので、すぐに表面温度センサの動作確認に入れます。校正炉ユニットが約4.7kgと軽く、工場の現場へ持ち出せます。校正できる表面温度センサは、同社のST-23シリーズなどの機種を公式に載せています。

方式
表面温度校正
校正する温度
室温〜300.00℃
校正する相手
表面温度センサ
安定度
±0.1℃
温度分布
±0.1℃(100℃以下)、±0.4℃(300℃以下)
質量
校正炉ユニット約4.7kg、温調ユニット約2.8kg
電源
AC90〜110V、50/60Hz
確度・精度
-0.6〜+0.2℃(100℃以下)
温度の上がり方
23℃から100℃まで約3分
通信
RS-485
記載なし
挿入穴・校正面・校正本数・穴・外形寸法
公式ページへ詳細・仕様

黒体炉(放射温度計用)

1製品
株式会社フルーク・ジャパン放射温度計校正器 9133放射温度計を氷点下から校正口コミを書く要見積

放射温度計を、平らなターゲットに向けて校正する持ち運べる機体です。-30℃まで下げられるので、氷点下の温度でも確かめられます。高い温度を見るなら、同じページの9132が50〜500℃です。

方式
黒体炉(放射温度計用)
校正する温度
-30〜150℃
校正する相手
放射温度計
安定度
±0.1℃
挿入穴・校正面
ターゲット57mm、放射率0.95
質量
4.6kg
電源
115V ACまたは230V AC、50/60Hz
確度・精度
±0.4℃
温度の上がり方
25℃から150℃まで15分
通信
RS-232
外形寸法
H152×W286×D267mm
記載なし
温度分布・校正本数・穴
公式ページへ詳細・仕様

ブロック式(ドライウェル)3製品

株式会社チノー

低温用小形校正装置 KT-H503

-100℃までの低温を小形の卓上機で校正

スターリング冷凍機で-100℃まで下げられる小形の校正装置です。23℃から-100℃まで約40分で届くので、低温の校正を現場の近くで回せます。設定した温度をボタンで切り替えられ、JCSS校正証明書も付けられます。

コスト要見積

方式
ブロック式(ドライウェル)
校正する温度
-100〜50℃
校正する相手
測温抵抗体、熱電対
安定度
±0.03℃
挿入穴・校正面
着脱式の均熱ブロック、被校正センサ205mm以上
質量
約12kg
電源
100〜240V AC、50/60Hz
温度の上がり方
23℃から-100℃まで約40分
通信
RS-232C
記載なし
温度分布・確度・精度・校正本数・穴・外形寸法
公式ページへ
株式会社テストー

多機能温度校正器 Thermator II

インサート交換で1台を使い分ける

インサートを替えるだけで、ドライブロック・オイルバス・黒体炉・表面を1台でこなします。安定度は±0.005℃以下で、質量は約13kgなので持ち運んで現地で校正できます。校正の相手が多い校正室や校正機関で効きます。

コスト要見積

方式
ブロック式(ドライウェル)
校正する温度
-35〜165℃(表面は-25〜150℃)
校正する相手
気体用・液体用・表面用の温度センサ、放射温度計、サーモグラフィ
安定度
±0.005℃以下
温度分布
水平方向±0.06℃、±0.01℃(制御の条件別)
挿入穴・校正面
校正槽 直径60mm×170mm
質量
約13kg
確度・精度
±0.2℃(ドライブロック)
校正本数・穴
標準インサートに7つの孔(3.5mm・4.5mm・6.5mm)
記載なし
電源・温度の上がり方・通信・外形寸法
公式ページへ
株式会社フルーク・ジャパン

フィールド・メトロロジー・ウエル 9142

現場で持ち歩くブロック式

8.16kgの持ち運べる機体で、安定度は全域で±0.01℃です。穴どうしの差も±0.01℃と小さく、複数のセンサを同時に比べる場面で効きます。高い温度なら、同じ型の仲間の9143と9144を選びます。

コスト要見積

方式
ブロック式(ドライウェル)
校正する温度
-25〜150℃
校正する相手
トランスミッター、サーモスタット・スイッチ
安定度
±0.01℃
温度分布
放射方向±0.01℃、軸方向±0.05℃(40mm)
挿入穴・校正面
深さ150mm、挿入外径30mm
質量
8.16kg
電源
100〜115Vまたは230V、50/60Hz
確度・精度
±0.2℃
温度の上がり方
23℃から150℃まで23分
通信
RS-232
外形寸法
H290×W185×D295mm
記載なし
校正本数・穴
公式ページへ

液槽式1製品

株式会社チノー

液槽タイプ温度校正装置 KT-B22

ガラス棒状温度計もまとめて校正

シリコンオイルの槽に浸けて校正する据え置きの装置で、ガラス棒状温度計まで同じ槽で扱えます。一度に1〜10本を入れられます。質量は約100kgあるので、校正室に置いて使います。

コスト要見積

方式
液槽式
校正する温度
-20〜100℃
校正する相手
熱電対、測温抵抗体、ガラス棒状温度計
安定度
0.05℃p-p以内
温度分布
0.05℃p-⁠p
挿入穴・校正面
槽の有効範囲 直径100mm×500mm
質量
約100kg
電源
100V AC、50/60Hz、15A
校正本数・穴
1〜10本(センサの形状による)
温度の上がり方
室温から100℃まで60分
通信
RS-232C、RS-422A
外形寸法
W550×H1233×D450mm
記載なし
確度・精度
公式ページへ

表面温度校正3製品

安立計器株式会社

表面・内部温度校正システム ACSⅡ-4000

表面と内部を1台で500℃まで校正

1台で表面温度と内部温度の両方を500℃まで校正できます。内部は指定寸法で8穴をあけられ、温度分布は±0.1℃です。校正ブロックユニットは70kgあるので、校正室に置いて使います。

コスト4,000,000円税別・希望小売価格

方式
表面温度校正
校正する温度
表面、内部とも30〜500℃
校正する相手
表面温度計、内部温度を測るセンサ
温度分布
表面±0.1℃、内部±0.1℃
挿入穴・校正面
表面は150mm角、内部は指定寸法で8穴
質量
コントロールユニット5kg、校正ブロックユニット70kg
電源
AC100V、50/60Hz
確度・精度
表面+0.4〜-0.6℃、内部±0.26℃(30.0〜100.0℃)
温度の上がり方
30℃から250℃まで60分
外形寸法
コントロールユニット430×177×350mm、校正ブロックユニット450×405×400mm
記載なし
安定度・校正本数・穴・通信
公式ページへ
安立計器株式会社

表面温度校正システム ACSⅡ-1000

表面温度計を300℃まで校正

表面温度を確かめるための校正器で、ブロック表面の温度分布は±0.1℃です。接触式の表面温度計を30〜300℃で校正します。希望小売価格は1,300,000円(税別)で、値段を公式に出しています。

コスト1,300,000円税別・希望小売価格

方式
表面温度校正
校正する温度
30〜300℃
校正する相手
表面温度計
温度分布
表面±0.1℃
挿入穴・校正面
校正ブロック 直径78mm
質量
コントロールユニット4.5kg、校正ブロックユニット7kg
電源
AC100V、50/60Hz
確度・精度
+0.5〜-0.7℃(30.0〜100.0℃)
温度の上がり方
30℃から150℃まで25分
外形寸法
コントロールユニット320×177×350mm、校正ブロックユニット260×130×260mm
記載なし
安定度・校正本数・穴・通信
公式ページへ
理化工業株式会社

表面温度センサ校正器 ST-CAL2

立ち上がりが速く現場で動作確認

23℃から100℃まで約3分で上がるので、すぐに表面温度センサの動作確認に入れます。校正炉ユニットが約4.7kgと軽く、工場の現場へ持ち出せます。校正できる表面温度センサは、同社のST-23シリーズなどの機種を公式に載せています。

コスト750,000円標準価格

方式
表面温度校正
校正する温度
室温〜300.00℃
校正する相手
表面温度センサ
安定度
±0.1℃
温度分布
±0.1℃(100℃以下)、±0.4℃(300℃以下)
質量
校正炉ユニット約4.7kg、温調ユニット約2.8kg
電源
AC90〜110V、50/60Hz
確度・精度
-0.6〜+0.2℃(100℃以下)
温度の上がり方
23℃から100℃まで約3分
通信
RS-485
記載なし
挿入穴・校正面・校正本数・穴・外形寸法
公式ページへ

黒体炉(放射温度計用)1製品

株式会社フルーク・ジャパン

放射温度計校正器 9133

放射温度計を氷点下から校正

放射温度計を、平らなターゲットに向けて校正する持ち運べる機体です。-30℃まで下げられるので、氷点下の温度でも確かめられます。高い温度を見るなら、同じページの9132が50〜500℃です。

コスト要見積

方式
黒体炉(放射温度計用)
校正する温度
-30〜150℃
校正する相手
放射温度計
安定度
±0.1℃
挿入穴・校正面
ターゲット57mm、放射率0.95
質量
4.6kg
電源
115V ACまたは230V AC、50/60Hz
確度・精度
±0.4℃
温度の上がり方
25℃から150℃まで15分
通信
RS-232
外形寸法
H152×W286×D267mm
記載なし
温度分布・校正本数・穴
公式ページへ
Q&A

温度校正器選びで、よくある疑問

購買担当の疑問温度校正器の価格は、いくら?

値段を公式に出しているのは安立計器と理化工業です。表面温度校正のACSⅡ-1000が1,300,000円、ACSⅡ-4000が4,000,000円(どちらも税別の希望小売価格)、理化工業のST-CAL2が標準価格750,000円です。チノー・フルーク・テストーは問い合わせて見積もりをとります。

設備担当の疑問温度校正器の種類と違いは?

校正する相手で4つに分かれます。センサを差し込むブロック式、液に浸ける液槽式、表面温度計を当てる表面温度校正、放射温度計を向ける黒体炉です。テストーのThermator IIは、インサートを替えて4通りを1台でこなします。

設備担当の疑問ドライウェルと液槽の違いは?

ドライウェルは金属のブロックに差し込む型で、液を使わないので持ち運べます。液槽はシリコンオイルなどに浸ける型で、チノーのKT-B22はガラス棒状温度計まで同じ槽で扱えます。現場ならドライウェル、校正室で形の違う温度計をまとめて校正するなら液槽です。

工場長の疑問比較校正と定点校正の違いは?

比較校正は、校正済みの標準温度計と並べて比べる方法で、好きな温度で校正できます。定点校正は、金属の凝固点や三重点など決まった温度で校正する方法で、不確かさは小さくても決められた温度しか校正できません。現場の温度計は比較校正で確かめます。

設備担当の疑問低温は何℃まで校正できる?

チノーのKT-H503は-100℃まで下げられます。テストーのThermator IIは-35℃、フルークの9142は-25℃、チノーの液槽KT-B22は-20℃までです。放射温度計なら、フルークの9133が-30℃までです。

設備担当の疑問熱電対を高温で校正するには?

ブロック式の校正器より高い温度は、電気炉の比較校正装置を使います。チノーのKT-F311は熱電対の比較校正装置で、200〜1100℃です。持ち運べる型では、チノーのKT-H211が40〜400℃です。

施設管理の疑問表面温度計はどう校正する?

平らな校正面にセンサを当てる表面温度校正器を使います。理化工業のST-CAL2は300.00℃まで、安立計器のACSⅡ-1000は300℃まで、ACSⅡ-4000は500℃までです。フルークの9142のように差し込む型では確かめられません。

施設管理の疑問放射温度計の校正はどうやる?

黒体炉やターゲットに放射温度計を向けて校正します。フルークの9133はターゲットが57mm、放射率は0.95です。テストーのThermator IIは赤外線用のインサートに替えて校正します。

設備担当の疑問持ち運べる温度校正器はどれ?

フルークの9133が4.6kg、9142が8.16kg、チノーのKT-H503が約12kg、テストーのThermator IIが約13kgです。理化工業のST-CAL2は校正炉ユニットが約4.7kgです。チノーのKT-B22は約100kg、安立計器のACSⅡ-4000は校正ブロックユニットが70kgあるので、校正室に置いて使います。

設備担当の疑問安定度と温度分布の違いは?

安定度は同じ場所の温度がどれだけ揺れないか、温度分布は場所によってどれだけ差があるかです。フルークの9142は安定度が±0.01℃、穴どうしの差が±0.01℃です。複数のセンサを同時に校正するなら、温度分布も見ます。

工場長の疑問温度校正器そのものの校正は?

校正器も定期的に校正します。チノーのKT-H503はJCSS校正証明書をオプションで付けられます。安立計器のACSⅡシリーズと理化工業のST-CAL2は、付属品に試験成績書があります。

TYPES

温度校正器の方式の違い

ブロック式(ドライウェル)

金属のブロックを熱くしたり冷やしたりして、穴にセンサを差し込んで校正する型です。液を使わないので持ち運べて、現場で使えます。穴とセンサのすき間が結果に響くので、径の合うインサートを使います。

向いている使い方

  • 現場で熱電対や測温抵抗体を確かめる
  • トランスミッターをまとめて校正する
  • 液を持ち込めない場所で使う

根拠:均熱ブロックの採用で昇降時間を大幅に短縮(出典1)

この方式の3製品を表で見る

液槽式

シリコンオイルなどを入れた槽に、センサや温度計を浸けて校正する型です。液が温度を均一に伝えるので、形の違う温度計もまとめて扱えます。液の交換と手入れの手間がかかり、据え置きで使います。

向いている使い方

  • ガラス棒状温度計を校正する
  • 形の違うセンサをまとめて校正する
  • 校正室に据え置いて使う

根拠:KT-Bシリーズは、熱電対・測温抵抗体・ガラス棒状温度計用の比較温度校正装置です。(出典2)

この方式の1製品を表で見る

表面温度校正

平らな校正面に表面温度計のセンサを当てて校正する型です。ブロックに差す校正では確かめられない、接触式の表面温度計に使います。校正面の温度分布を見て選びます。

向いている使い方

  • 接触式の表面温度計を確かめる
  • 校正室に表面温度の基準を置く
  • 工場の現場で動作を確かめる

根拠:表面温度センサ(温度計)が正常な温度を示しているか確認するための基準器です。(出典8)

この方式の3製品を表で見る

黒体炉(放射温度計用)

熱を出す面や穴に放射温度計を向けて校正する型です。センサを触れさせない放射温度計は、ブロックや液では確かめられません。放射率と、ターゲットの大きさを見て選びます。

向いている使い方

  • 放射温度計を校正する
  • サーモグラフィを確かめる
  • 氷点下の温度で確かめる

根拠:放射温度計では温度可変黒体炉等の温度発生装置を用い(出典3)

この方式の1製品を表で見る
MAKERS

温度校正器の主なメーカー5社

安立計器株式会社

1台で表面温度と内部温度の両方を500℃まで校正できます。

東京都

株式会社チノー

スターリング冷凍機で-100℃まで下げられる小形の校正装置です。

東京都

株式会社テストー

インサートを替えるだけで、ドライブロック・オイルバス・黒体炉・表面を1台でこなします。

神奈川県

株式会社フルーク・ジャパン

8.16kgの持ち運べる機体で、安定度は全域で±0.01℃です。

東京都

理化工業株式会社

23℃から100℃まで約3分で上がるので、すぐに表面温度センサの動作確認に入れます。

東京都

出典
  1. チノー 低温用小形校正装置 KT-H503
  2. チノー 液槽タイプ温度校正装置 KT-B22
  3. チノー 温度・湿度標準
  4. フルーク フィールド・メトロロジー・ウエル 9142
  5. フルーク 放射温度計校正器 9132/9133
  6. テストー 多機能温度校正器 Thermator II カタログ
  7. 安立計器 温度校正器 ACSⅡシリーズ
  8. 理化工業 表面温度センサ校正器 ST-CAL2
掲載基準

工場・校正室・検査室で、熱電対・測温抵抗体・表面温度計・放射温度計を基準と比べて校正する温度校正器を載せました。校正の受託サービス、温度計そのもの(ondokei)、電圧や抵抗を出して指示計を確かめる校正器(voltage-generator⁠)⁠、標準センサと定点セルだけの品は載せていません。山里産業は、ポータブル型校正装置がアイソテック社製のため載せていません。ビカ・ジャパンは公式サイトが取得を拒み、ジャパンセンサーは公式サイトが緊急メンテナンス中で、仕様を確かめられませんでした。オメガは、公式の日本語ページで日本法人を確かめられませんでした。

温度校正器を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉