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計測器の校正や回路・部品の試験で基準の電圧を出す電圧発生器を選ぶ、品質保証・開発・生産技術・購買の担当の方へ

電圧発生器のメーカー4社比較【2026年】

電圧発生器は、計測器の校正や回路の試験で、
決めた電圧を正確に出す機器です。

ABOUT

電圧発生器とは

比較表を見る ↓

電圧発生器とは、計測器の校正や回路の試験で、
決めた電圧を正確に出す機器です。
直流電圧電流発生器・標準電圧発生器とも呼びます。
校正に使う標準器と、試験で出力を動かす電圧電流源が中心です。

製品の特長

  • 電圧を細かく出せる(10nV〜1mV刻み)
  • 確度を保証する(±35ppm、±0.016%など)
  • 電流も出せる型が多い(±120mA〜±30.2A)

使うメリット

  • 計器を社内で校正できる(マルチメータ・温度計)
  • 特性試験を自動にできる(プログラム出力・同期)
  • 同じ条件で試験を繰り返せる(安定度が数字で分かる)

選ぶときに注意すること

  1. 確度はレンジと保証の期間で変わる。カタログの条件まで見て比べる
  2. 校正に使うなら、校正する計器より確度の高い機種を選ぶ
  3. 発生器そのものも定期的に校正に出す
  4. 出力電流の小さい機種に大きな負荷をつなげない
  5. 高い電圧の出力は感電に気をつけて、端子と配線を確かめる

※仕様と価格は各メーカーの公式の製品ページによる。標準電圧電流発生器の説明は情報通信研究機構の報告による。

LIST

電圧発生器の比較表

電圧発生器6製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

標準器・校正器

3製品
株式会社エーディーシー標準直流電圧/電流発生器 6166計測器・温度計の校正口コミを書く1,540,000円税込

この比較で電圧がいちばん高い±1200Vまで出せる標準器です。電圧は10nV刻みで合わせられ、1年の確度は±35ppmです。熱電対8種類の熱起電力も出せるので、温度計や計装機器の校正まで1台で進められます。

種類
標準器・校正器
出力電圧
±10nV〜±1200V
出力電流
±1nA〜±120mA
電圧の確度
±35ppm(1年)
電流の確度
0.0055%(代表値)
分解能
10nV、1nA
通信
GPIB、USB
安定度
±5ppm/24H
熱電対
T、J、E、K、S、R、B、N
特長
バイポーラ出力、発生メモリ1000データ
公式ページへ詳細・仕様
株式会社フルーク・ジャパンマルチプロダクト校正器 5550Aマルチメータの定期校正口コミを書く要見積

直流のほかに交流の電圧・電流、抵抗、温度まで1台で出せる校正器です。電圧は±1020V、電流は±30.2Aまで連続で出せます。抵抗やキャパシタンスの校正も、この1台で進められます。

種類
標準器・校正器
出力電圧
0〜±1020V
出力電流
0〜±30.2A
電圧の確度
9ppm
電流の確度
85ppm
熱電対
17種類、RTD10種類
特長
交流も出せる、抵抗・温度も校正
記載なし
分解能・通信・安定度
公式ページへ詳細・仕様
横河計測株式会社プレシジョンDCキャリブレータ 2553A計器・温度調節計の校正口コミを書く要見積

桁ごとのダイヤルとスイッチで値を合わせる、校正の現場向けの機種です。熱電対10種類とPt100の温度校正に使え、電圧の確度は±75ppmです。標準型JCSS校正サービスに対応します。

種類
標準器・校正器
出力電圧
±32V
出力電流
±120mA
電圧の確度
±75ppm
電流の確度
±120ppm
分解能
5.5桁
通信
USB-TMC、Ethernet、GP-IB
安定度
±15ppm/h
熱電対
10種類、Pt100
特長
JCSS校正に対応、設定ダイヤル5つ
公式ページへ詳細・仕様

直流電圧電流源

2製品
株式会社エーディーシー直流電圧/電流発生器 6146部品の特性試験・生産ライン口コミを書く268,400円税込

±32V・±220mAの範囲で、吸い込みもできるバイポーラ出力です。電圧を1μV、電流を100nAの刻みで出せます。自動試験では、複数台を同期させて複数の電圧を同時にかけられます。

種類
直流電圧電流源
出力電圧
±32V
出力電流
±220mA
電圧の確度
±0.025%
電流の確度
±0.03%
分解能
1μV、100nA
通信
GPIB、USB
熱電対
上位の6156のみ
特長
複数台の同期運転
記載なし
安定度
公式ページへ詳細・仕様
横河計測株式会社直流電圧/電流源 GS200センサ・半導体の評価口コミを書く要見積

電流を吸い込む動きもできる4象限の電圧/電流源で、定電流の電子負荷にも使えます。出力は最小100nV刻みで、10Vレンジのノイズは100μVp-pです。電圧と電流のモニタはオプションで付けられます。

種類
直流電圧電流源
出力電圧
±32V
出力電流
±200mA
電圧の確度
±0.016%+240μV(10Vレンジ、1年)
電流の確度
±0.03%+5μA(100mAレンジ、1年)
分解能
100nV、10nA
通信
USB、GP-IB、Ethernet(オプション)
安定度
±0.001%+20μV(10Vレンジ、1日)
特長
プログラム出力10,000点、同期運転
記載なし
熱電対
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

小型の電圧発生器

1製品
松定プレシジョン株式会社デジタル電圧発生器 PSX-12B机の上で基準の電圧を出す口コミを書く要見積

±12Vを1mV単位で出す、電圧だけの小さな発生器です。横幅は69mmで、机の上に置いてつまみとレンジで合わせます。出力電流は5mAまでです。

種類
小型の電圧発生器
出力電圧
-12V〜+12V
出力電流
5mA
分解能
1mV
通信
USB、光インターフェース(どちらもオプション)
安定度
0.005%/H
特長
横幅69mm、机の上に置ける
記載なし
電圧の確度・電流の確度・熱電対
公式ページへ詳細・仕様

標準器・校正器3製品

株式会社エーディーシー

標準直流電圧/電流発生器 6166

計測器・温度計の校正

この比較で電圧がいちばん高い±1200Vまで出せる標準器です。電圧は10nV刻みで合わせられ、1年の確度は±35ppmです。熱電対8種類の熱起電力も出せるので、温度計や計装機器の校正まで1台で進められます。

コスト1,540,000円税込

種類
標準器・校正器
出力電圧
±10nV〜±1200V
出力電流
±1nA〜±120mA
電圧の確度
±35ppm(1年)
電流の確度
0.0055%(代表値)
分解能
10nV、1nA
通信
GPIB、USB
安定度
±5ppm/24H
熱電対
T、J、E、K、S、R、B、N
特長
バイポーラ出力、発生メモリ1000データ
公式ページへ
株式会社フルーク・ジャパン

マルチプロダクト校正器 5550A

マルチメータの定期校正

直流のほかに交流の電圧・電流、抵抗、温度まで1台で出せる校正器です。電圧は±1020V、電流は±30.2Aまで連続で出せます。抵抗やキャパシタンスの校正も、この1台で進められます。

コスト要見積

種類
標準器・校正器
出力電圧
0〜±1020V
出力電流
0〜±30.2A
電圧の確度
9ppm
電流の確度
85ppm
熱電対
17種類、RTD10種類
特長
交流も出せる、抵抗・温度も校正
記載なし
分解能・通信・安定度
公式ページへ
横河計測株式会社

プレシジョンDCキャリブレータ 2553A

計器・温度調節計の校正

桁ごとのダイヤルとスイッチで値を合わせる、校正の現場向けの機種です。熱電対10種類とPt100の温度校正に使え、電圧の確度は±75ppmです。標準型JCSS校正サービスに対応します。

コスト要見積

種類
標準器・校正器
出力電圧
±32V
出力電流
±120mA
電圧の確度
±75ppm
電流の確度
±120ppm
分解能
5.5桁
通信
USB-TMC、Ethernet、GP-IB
安定度
±15ppm/h
熱電対
10種類、Pt100
特長
JCSS校正に対応、設定ダイヤル5つ
公式ページへ

直流電圧電流源2製品

株式会社エーディーシー

直流電圧/電流発生器 6146

部品の特性試験・生産ライン

±32V・±220mAの範囲で、吸い込みもできるバイポーラ出力です。電圧を1μV、電流を100nAの刻みで出せます。自動試験では、複数台を同期させて複数の電圧を同時にかけられます。

コスト268,400円税込

種類
直流電圧電流源
出力電圧
±32V
出力電流
±220mA
電圧の確度
±0.025%
電流の確度
±0.03%
分解能
1μV、100nA
通信
GPIB、USB
熱電対
上位の6156のみ
特長
複数台の同期運転
記載なし
安定度
公式ページへ
横河計測株式会社

直流電圧/電流源 GS200

センサ・半導体の評価

電流を吸い込む動きもできる4象限の電圧/電流源で、定電流の電子負荷にも使えます。出力は最小100nV刻みで、10Vレンジのノイズは100μVp-pです。電圧と電流のモニタはオプションで付けられます。

コスト要見積

種類
直流電圧電流源
出力電圧
±32V
出力電流
±200mA
電圧の確度
±0.016%+240μV(10Vレンジ、1年)
電流の確度
±0.03%+5μA(100mAレンジ、1年)
分解能
100nV、10nA
通信
USB、GP-IB、Ethernet(オプション)
安定度
±0.001%+20μV(10Vレンジ、1日)
特長
プログラム出力10,000点、同期運転
記載なし
熱電対
公式ページへ

小型の電圧発生器1製品

松定プレシジョン株式会社

デジタル電圧発生器 PSX-12B

机の上で基準の電圧を出す

±12Vを1mV単位で出す、電圧だけの小さな発生器です。横幅は69mmで、机の上に置いてつまみとレンジで合わせます。出力電流は5mAまでです。

コスト要見積

種類
小型の電圧発生器
出力電圧
-12V〜+12V
出力電流
5mA
分解能
1mV
通信
USB、光インターフェース(どちらもオプション)
安定度
0.005%/H
特長
横幅69mm、机の上に置ける
記載なし
電圧の確度・電流の確度・熱電対
公式ページへ
Q&A

電圧発生器選びで、よくある疑問

購買担当の疑問電圧発生器の価格は、いくら?

値段を公式に出しているのはエーディーシーです。6146が268,400円(税込)、6166が1,540,000円(税込)⁠で⁠す⁠。横河計測、松定プレシジョン、フルーク・ジャパンは公式ページに本体の値段を出していないので、見積もりをとります。

設備担当の疑問電圧発生器の種類と違いは?

校正に使う標準器・校正器、試験で出力を動かす直流電圧電流源、電圧だけを出す小型の発生器の3つに分かれます。6166と2553Aと5550Aは校正向け、6146とGS200は試験向け、PSX-12Bは机の上で使う小型です。

設備担当の疑問電圧発生器と安定化電源の違いは?

電圧発生器は決めた電圧を正確に出すことが仕事で、安定化電源は機器に電力を送ることが仕事です。たとえばPSX-12Bの出力電流は5mA、GS200は±200mAまでです。大きな電流を流す機器を動かすなら、安定化電源のページを見てください。

設備担当の疑問電圧発生器と信号発生器の違いは?

電圧発生器は直流を中心に、基準の電圧を正確に出します。信号発生器は周波数と変調を決めて、高周波の信号を出します。無線機や高周波部品の試験なら、信号発生器のページを見てください。

設備担当の疑問校正に使える確度の高い機種は?

電圧の確度は、5550Aが9ppm、6166が±35ppm(1年)、2553Aが±75ppmです。試験向けのGS200は10Vレンジ・1年で±0.016%+240μV、6146は±0.025%です。確度はレンジと期間で変わるので、カタログの条件まで見ます。

施設管理の疑問出力電圧はどこまで出せる?高い電圧の機種は?

高いのは6166の±1200Vと、5550Aの±1020Vです。2553A、GS200、6146は±32V、PSX-12Bは±12Vです。低い電圧をつくる力は、6166が10nV刻み、GS200が100nV刻みです。

施設管理の疑問温度計の校正にも使える?熱電対は?

使えます。6166はT、J、E、K、S、R、B、Nの熱起電力を出せます。2553Aは熱電対10種類とPt100に対応します。5550Aも熱電対17種類を扱えます。6146には熱起電力の機能が無く、上位の6156にあります。

工場長の疑問生産ラインの自動試験で使える?

使えます。GS200は最大10,000点、6146は5,000データを記憶して順に出せます。どちらも複数台の同期運転ができます。6146のセトリング時間は10msで、6166の1秒以下より短くなっています。

工場長の疑問通信はGPIB?USB?

6166と6146はGPIBとUSBが標準です。2553AはUSB-TMC、Ethernet、GP-IBが使えます。GS200はUSBとGP-IBに、Ethernetをオプションで足せます。PSX-12BはUSBと光インターフェースがオプションです。

総務の疑問電圧発生器のJCSS校正はできる?

2553Aは2024年4月から標準型JCSS校正サービスに対応していて、製品の出荷時と引取校正のときに証明書を出せます。ほかの機種は、メーカーに聞いて確かめます。

総務の疑問机に置ける小型の電圧発生器はある?

松定プレシジョンのPSX-12Bは横幅69mmで、机の上に置けます。±12Vを1mV単位で出し、出力電流は5mAまでです。電流も大きくしたいなら、±200mAのGS200や±220mAの6146を選びます。

TYPES

電圧発生器の種類の違い

標準器・校正器

マルチメータや指示計、温度計を校正するための、確度の高い発生器です。ppmの単位で確度を保証します。熱電対の熱起電力も出せる型が多く、校正室や品質保証で使います。

向いている使い方

  • マルチメータの定期校正
  • 温度計・温度調節計の校正
  • 校正の仕事を社内で進めたい

根拠:標準電圧電流発生器は、テスターやマルチメータと呼ばれる電圧電流計を校正するための信号源です。(出典1)

この種類の3製品を表で見る

直流電圧電流源

試験や評価で、電圧と電流を細かく変えながら出す型です。パソコンから動かせて、決めた順に値を変えるプログラム出力や複数台の同期が使えます。電流を吸い込む動きもできます。

向いている使い方

  • 半導体・センサの評価
  • 生産ラインの自動試験
  • 電圧を順に変えて特性を取る

根拠:6146/6156は半導体、電子部品・モジュールの研究・開発での特性評価や生産ラインでの特性試験に使います。(出典3)

この種類の2製品を表で見る

小型の電圧発生器

電圧だけを出す、机に置ける小さな型です。つまみとレンジで合わせて、すぐ基準の電圧を入れられます。出力電流は小さいので、電力を送る用途には向きません。

向いている使い方

  • 机の上で回路に基準の電圧を入れる
  • プラスとマイナスを切り替えて試す
  • 置き場所が狭い

根拠:PSXシリーズは、デジタル制御による1mV単位の出力ができるバイポーラ型デジタル電圧発生器です。(出典7)

この種類の1製品を表で見る
MAKERS

電圧発生器の主なメーカー4社

株式会社エーディーシー

この比較で電圧がいちばん高い±1200Vまで出せる標準器です。

埼玉県

株式会社フルーク・ジャパン

直流のほかに交流の電圧・電流、抵抗、温度まで1台で出せる校正器です。

東京都

松定プレシジョン株式会社

±12Vを1mV単位で出す、電圧だけの小さな発生器です。

滋賀県

横河計測株式会社

桁ごとのダイヤルとスイッチで値を合わせる、校正の現場向けの機種です。

東京都

出典
  1. 情報通信研究機構 標準電圧電流発生器の校正の報告
  2. エーディーシー 標準直流電圧/電流発生器 6166
  3. エーディーシー 直流電圧/電流発生器 6146/6156
  4. 横河計測 プレシジョンDCキャリブレータ 2553A
  5. 横河計測 直流電圧/電流源 GS200
  6. 横河計測 GS200 カタログ
  7. 松定プレシジョン PSXシリーズ
  8. Fluke マルチプロダクト校正器 5560A・5550A・5540A・5530A
掲載基準

計測器の校正や回路・部品の試験で基準の電圧を出す、業務用の電圧発生器(標準直流電圧電流発生器・校正器・直流電圧電流源・デジタル電圧発生器)を載せました。周波数と変調を扱う信号発生器(シグナルジェネレータ)、機器に電力を送る安定化電源は別のページです。自社のブランドで作る会社で、公式の製品ページで今案内を確かめた型式だけを、1社2製品までにしています。日置電機のSS7012と三和電気計器のSTD5000Mは生産が終わったので除きました。ケースレーを持つテクトロニクスは公式サイトが取得を拒み、仕様を確かめられなかったので除きました。テクシオ・テクノロジーのGSM-20H10はGW Instekブランドの製品なので、エム・システム技研のC-HCL-Aは電流だけの発生器なので除きました。価格の判定は、公開価格のある製品が2つだけなので付けていません。

電圧発生器を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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