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GUIDE / VOLTAGE-GENERATOR

電圧発生器とは?直流電圧電流発生器・標準電圧発生器の種類(標準器・電圧電流源・小型)と、確度・出力電圧・価格の選び方

計測器の校正や回路の試験で基準の電圧を出す電圧発生器の3つの種類、安定化電源・信号発生器との違い、確度・出力電圧・通信・価格の見方をまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

電圧発生器は、計測器の校正や回路の試験で、決めた電圧を正確に出す機器です。直流電圧電流発生器・標準電圧発生器とも呼びます。校正に使う標準器・校正器、試験で出力を動かす直流電圧電流源、電圧だけを出す小型の発生器の3つに分かれます。選ぶときは「何を校正するか」「確度」「出力の範囲」の3つを先に決めます。

電圧発生器とは

電圧発生器は、テスターやマルチメータの校正、回路や部品の試験で、基準になる電圧を出す機器です。多くの機種は電流も出せるので、直流電圧電流発生器とも呼びます。

比較ページには、自社のブランドで作る会社の製品を、代表の型式の単位で載せています。周波数と変調を扱う信号発生器、機器に電力を送る安定化電源は別のページです。

3つの種類

  • 標準器・校正器:計測器を校正するための、確度の高い型です。例はエーディーシーの 6166、横河計測の 2553A、フルークの 5550A ⁠⁠です
  • 直流電圧電流源:試験で出力を細かく動かす型です。例はエーディーシーの 6146、横河計測の GS200 ⁠⁠⁠です
  • 小型の電圧発生器:電圧だけを出す、机に置ける型です。例は松定プレシジョンの PSX-12B ⁠⁠です

確度の見方

  • 6166の電圧の確度は、1年で±35ppmです
  • 2553Aの電圧の確度は、±75ppmです
  • 5550Aの直流電圧の確度は、9ppmです
  • GS200の電圧の確度は、10Vレンジ・1年で±0.016%+240μVです
  • 確度はレンジと保証の期間で変わります。カタログの条件まで見て比べます

出力の範囲

  • 6166は、電圧が±1200Vまで、電流が±120mAまでです
  • 5550Aは、電圧が±1020Vまで、電流が±30.2Aまでです
  • 6146は、電圧が±32Vまで、電流が±220mAまでです
  • GS200は、電圧が±32Vまで、電流が±200mAまでです
  • 2553Aは、電圧が±32Vまで、電流が±120mAまでです
  • PSX-12Bは、電圧が±12Vまで、電流が5mAまでです

校正に使うとき

  • 校正する計器より確度の高い機種を選びます
  • 温度計を校正するなら、熱電対の熱起電力を出せる機種を選びます。6166と2553Aと5550Aが使えます
  • 2553Aは、標準型JCSS校正サービスに対応します
  • 発生器そのものも定期的に校正に出します

試験に使うとき

  • 順に値を変えるなら、プログラム出力を見ます。GS200は最大10,000点、6146は5,000データです
  • 複数の電圧を同時にかけるなら、同期運転のできる6146やGS200を選びます
  • パソコンから動かすなら、通信を見ます。6166と6146はGPIBとUSBが標準です

価格

  • エーディーシーの6146は268,400円(税込)、6166は1,540,000円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 横河計測、松定プレシジョン、フルークは、公式ページに本体の値段を出していません。見積もりをとります
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