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フィルム・紙・塗膜・金属・潤滑剤の滑りやすさを摩擦係数で調べる摩擦試験機を選ぶ、研究開発・品質管理・購買の担当の方へ

摩擦試験機のメーカー8社比較【2026年】

摩擦試験機は、物と物の滑りやすさを
摩擦係数で調べる試験機です。

ABOUT

摩擦試験機とは

比較表を見る ↓

摩擦試験機とは、物と物がこすれるときの滑りやすさを、
摩擦係数の数字で調べる試験機です。
摩擦測定機・摩擦係数測定機・スリップテスターとも呼びます。摩擦力を垂直荷重で割って摩擦係数を出します。

製品の特長

  • 滑りやすさを数字で比べられる(静摩擦係数・動摩擦係数)
  • 測り方を選べる(水平法・傾斜法・往復動式・現場で当てる型)
  • 規格に沿って測れる(JIS K 7125・JIS P 8147・ASTM D 1894)

使うメリット

  • 手触りの差を数字で残せる(開発と品質管理で同じ物差しを使える)
  • 搬送や包装の不具合を先に調べられる(紙やフィルムの滑り)
  • 材料どうしを同じ条件で比べられる(速度と荷重をそろえる)

選ぶときに注意すること

  1. 傾斜法で測れるのは静摩擦係数だけ。動摩擦係数も見るなら水平法か往復動式にする
  2. 滑る速度で摩擦係数が変わる物がある。比べるときは速度をそろえる
  3. 規格で試験条件が決まる。紙とフィルムではおもりも速度も違う
  4. すり減り方まで調べるなら、摩耗試験機も見る

※仕様は各メーカーの公式の製品ページによる。速度と摩擦係数の関係はトリニティーラボの製品ページによる。公開価格を載せた製品ページはなかった。方式の説明は東洋精機製作所と協和界面科学の製品ページによる。

LIST

摩擦試験機の比較表

摩擦試験機13製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

水平法

3製品
テスター産業株式会社摩擦係数測定機 AB-401金属板・床材まで測る摩擦係数口コミを書く要見積

フィルムと紙に加えて、金属板や床材の静摩擦係数と動摩擦係数も測れます。送り速度は100〜1000mm/minで変えられ、速度はデジタルで表示します。波形で評価するので、開発にも品質管理にも使えます。

方式
水平法
測定項目
静摩擦係数、動摩擦係数
測定範囲
20Nロードセル
荷重・おもり
滑り片 63×63mm、200gf、追加分銅 100・200・500・1000gf
移動・傾斜の速度
100〜1000mm/min
参考規格
JIS K 7125、JIS P 8147、ASTM D 1894
試料・テーブル
フィルム、紙、金属板、床材
電源
AC100V
寸法
約W75×D35×H38cm
質量
約46kg
記載なし
測定方法・移動距離・傾斜角
公式ページへ詳細・仕様
株式会社東洋精機製作所摩擦測定機 HM-3フィルム・紙の静摩擦と動摩擦口コミを書く要見積

測定グラフをタッチパネルで見ながら、静摩擦係数と動摩擦係数を水平法で測れます。おもりは63×63mm、200gと60×100mm、1000gから選べるので、フィルムにも紙にも使えます。試料テーブルを熱盤にしたHM-3Hもあります。

方式
水平法
測定方法
水平法
測定項目
静摩擦係数、動摩擦係数
測定範囲
ロードセル 10N・20N・50Nから選ぶ
荷重・おもり
おもり 63×63mm、200g・60×100mm、1000g
移動・傾斜の速度
5〜1500mm/min
移動距離・傾斜角
1〜200mm
参考規格
JIS P 8147、JIS K 7125、ISO 8295
試料・テーブル
テーブルはガラス板かSUS板、W330×D225mm
電源
単相 AC100〜240V、50/60Hz、0.2kVA
寸法
約W540×D350×H280mm
記載なし
質量
公式ページへ詳細・仕様
株式会社安田精機製作所スリップテスター No.162-⁠FS紙とフィルムで速度が違う水平法口コミを書く要見積

紙と板紙は10.0mm/min、フィルムは100mm/minか500mm/minで引く水平法のスリップテスターです。おもりも紙用の1,000gとフィルム用の200gに分かれています。熱盤仕様と安全カバーは追加で選べます。

方式
水平法
測定方法
水平法
測定項目
静摩擦係数、動摩擦係数
測定範囲
ロードセル 10N・20N・50Nから選ぶ
荷重・おもり
おもり 紙・板紙用1,000g、フィルム用200g
移動・傾斜の速度
紙・板紙用 10.0mm/min、フィルム用 100mm/minまたは500mm/min
参考規格
JIS K7125、JIS P8147、ASTM D3247、ISO 8295、TAPPI-T816
試料・テーブル
水平板 幅200mm、長さ380mm
電源
AC100V、単相、5A、50/60Hz
寸法
約W600×D375×H415mm
質量
約35kg
記載なし
移動距離・傾斜角
公式ページへ詳細・仕様

傾斜法

3製品
テスター産業株式会社摩擦角測定機 AB-502滑り出す角度を自動で止めて測る口コミを書く要見積

滑り片が滑り始めるとセンサが感知して自動で止まるので、読み取りの個人差を減らせます。傾斜角は0〜80°、傾斜速度は2.7°/secです。紙とフィルムの静摩擦係数を、JIS P 8147を参考に調べる現場で使います。

方式
傾斜法
測定方法
滑り片が滑り始める角度を測る
測定項目
静摩擦係数(tanθ)
荷重・おもり
滑り片 60×100mm、1000gf
移動・傾斜の速度
傾斜速度 2.7°/sec
移動距離・傾斜角
傾斜角 0〜80°
参考規格
JIS P 8147
試料・テーブル
紙、フィルム
電源
AC100V
寸法
約W53×D27×H27cm
質量
約40kg
記載なし
測定範囲
公式ページへ詳細・仕様
株式会社東洋精機製作所摩擦測定機 AN2紙・フィルムの静摩擦を角度で測る口コミを書く要見積

斜面を傾けて、おもりが滑り始めた角度から静摩擦係数を出します。傾斜角は0〜70.0°、分解能は0.1°です。測れるのは静摩擦係数だけで、動摩擦係数も測るなら水平法の機種を選びます。

方式
傾斜法
測定方法
傾斜法
測定項目
静摩擦係数
測定範囲
静摩擦係数 0〜2.747
荷重・おもり
おもり 60×100mm、1000g
移動・傾斜の速度
傾斜速度 1.0〜3.0°/s
移動距離・傾斜角
傾斜角 0〜70.0°
参考規格
JIS P 8147
電源
単相 AC100〜240V、50/60Hz、3A
寸法
W360×D540×H385mm
質量
約26kg
記載なし
試料・テーブル
公式ページへ詳細・仕様
株式会社安田精機製作所スリップテスター No.162目盛盤で傾斜角を読むフィルム・⁠⁠⁠紙口コミを書く要見積

傾斜板を1°/sで傾け、試験片が滑り始めた角度を0.2°刻みのアナログ目盛盤で読みます。滑り面の有効長さは600mmです。傾斜法で静摩擦係数だけを調べる現場で使います。

方式
傾斜法
測定方法
傾斜法
測定項目
静摩擦係数
荷重・おもり
おもり 幅60mm、長さ100mm、1,000g
移動・傾斜の速度
傾斜速度 1°/s
移動距離・傾斜角
傾斜角 0〜70°
参考規格
JIS P8147、ASTM D1894・D3248
試料・テーブル
傾斜板 上面ガラス、滑り面の有効長さ600mm
電源
AC100V、単相、3A、50/60Hz
寸法
約W750×D350×H425mm
質量
約29kg
記載なし
測定範囲
公式ページへ詳細・仕様

往復動式

4製品
協和界面科学株式会社自動摩擦摩耗解析装置 TSf-303基本の静動摩擦を自動で測る口コミを書く要見積

機能をしぼった機種で、基本の静動摩擦を自動で測ります。荷重用と検出用のアームを分けた二軸天秤方式で、慣性による誤差を小さくしています。ヒーター式ステージを足すと、温度を変えて測れます。

方式
往復動式
測定方法
水平直線往復摺動運動方式(バウデン式)
測定項目
静摩擦係数、動摩擦係数
試料・テーブル
裁断できる板状の試料
記載なし
測定範囲・荷重・おもり・移動・傾斜の速度・移動距離・傾斜角・参考規格・電源・寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様
新東科学株式会社表面性測定機 TYPE:14FW摩擦から引掻・付着力まで1台で口コミを書く要見積

アタッチメントを替えると、静摩擦と動摩擦に加えて引掻強度やべた付き、薄膜の付着力まで測れます。移動速度は5〜6000mm/min、移動距離は1〜100mmです。往復を繰り返して、被膜がはがれる回数を摩擦抵抗の変化から調べられます。

方式
往復動式
測定方法
設定距離を往復、最大99,999,999回
測定項目
静摩擦、動摩擦、引掻強度、べた付き、付着力
測定範囲
0〜100gfまたは0〜2000gf
荷重・おもり
垂直荷重 最大1,000g
移動・傾斜の速度
5〜6000mm/min
移動距離・傾斜角
1〜100mm
参考規格
JIS K 7125、ISO 8295
試料・テーブル
テーブル 240mm×120mm
記載なし
電源・寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様
株式会社トリニティーラボ多機能型静動摩擦測定機 TL201Tt切り出せない大型試料も測る口コミを書く要見積

測定ユニットを駆動側に載せる構成にすると、切り出せない大型の試料をそのまま測れます。測定速度は0.1〜100mm/sec、測定距離は1〜70mmです。ロードセルを摺動方向と直交させた構造で、往路と復路の変動が出ません。

方式
往復動式
測定方法
単動と往復、往復は最大10,000回
測定項目
静摩擦係数、動摩擦係数
測定範囲
摩擦抵抗力 9.8N、オプションで最大19.6N
荷重・おもり
分銅合計 500g
移動・傾斜の速度
0.1〜100mm/sec
移動距離・傾斜角
1〜70mm
試料・テーブル
テーブル摺動型、測定部摺動型など
電源
AC100〜240V、50/60Hz
記載なし
参考規格・寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様
ブルカージャパン株式会社UMT TriboLab潤滑剤やブレーキ材の評価口コミを書く要見積

ドライブを取り替えて、往復にも回転にもピンオンディスクにも切り替えられます。試験荷重はセンサーを選んで1mN〜2,000Nまで使えます。潤滑剤やブレーキ材料、湿式クラッチ材料の評価に使います。

方式
往復動式
測定方法
ピンオンディスク、ボールオンディスク、ブロックオンリング、往復、回転
測定項目
荷重、摩擦力
荷重・おもり
試験荷重 1mN〜2,000N
移動・傾斜の速度
回転 最大5000rpm、往復 最大60Hz
参考規格
ASTM G99・G133・G77・D4172・C1624
記載なし
測定範囲・移動距離・傾斜角・試料・テーブル・電源・寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様

現場・触感型

3製品
カトーテック株式会社摩擦感テスター KES-SE布や樹脂のなめらかさを数値化口コミを書く要見積

指先を模したセンサーで、手で触れたときのなめらかさや滑りやすさ、ざらつき感を数値にします。出てくるのは摩擦係数と平均摩擦係数の変動です。繊維のほか、樹脂や不織布、皮革、フィルムも試料にできます。

方式
現場・触感型
測定方法
指先を模したセンサーで測る
測定項目
摩擦係数、平均摩擦係数の変動
試料・テーブル
30×270mm(標準)
電源
AC100V、50/60Hz
寸法
本体 320×180×220mm、アンプ 180×400×400mm
質量
本体7kg、アンプ12kg
記載なし
測定範囲・荷重・おもり・移動・傾斜の速度・移動距離・傾斜角・参考規格
公式ページへ詳細・仕様
新東科学株式会社ポータブル摩擦計 3Dミューズ TYPE37i壁や天井をその場で測る静摩擦口コミを書く要見積

傾斜面や壁面、天井面、屋外まで、どの角度でも本体を載せるだけで静摩擦係数を測れます。表示の分解能は0.001です。単3乾電池で動くので、試料を切り出せない建材の現場に持ち出せます。

方式
現場・触感型
測定方法
本体を載せてスイッチを押す
測定項目
静摩擦係数
測定範囲
0.000〜1.300
試料・テーブル
金属、ガラス、繊維、プラスチック、木材、化粧品、紙
電源
単3アルカリ乾電池4本または専用ACアダプタ
寸法
W140×D56×H140mm
記載なし
荷重・おもり・移動・傾斜の速度・移動距離・傾斜角・参考規格・質量
公式ページへ詳細・仕様
株式会社トリニティーラボプローブ型摩擦測定機 TL701曲面や肌を手に持って測る口コミを書く要見積

手に持ったプローブを当てて、曲面や肌の滑りをそのまま測れます。プローブ内の加速度センサーで傾きを監視し、自重の出力を補正します。測定範囲は摩擦抵抗力も押し圧も0〜9.8Nです。

方式
現場・触感型
測定方法
プローブで摩擦力と押し圧を同時に測る
測定項目
摩擦係数
測定範囲
摩擦抵抗力 0〜9.8N
荷重・おもり
押し圧 0〜9.8N
試料・テーブル
頬、腕、自動車ボディー、回転中のローラー
電源
ACアダプター 100〜240V、50/60Hz
寸法
本体 W250×D190×H55、プローブ W34×H40×L160
質量
本体2kg、プローブ120g
記載なし
移動・傾斜の速度・移動距離・傾斜角・参考規格
公式ページへ詳細・仕様

水平法3製品

テスター産業株式会社

摩擦係数測定機 AB-401

金属板・床材まで測る摩擦係数

フィルムと紙に加えて、金属板や床材の静摩擦係数と動摩擦係数も測れます。送り速度は100〜1000mm/minで変えられ、速度はデジタルで表示します。波形で評価するので、開発にも品質管理にも使えます。

コスト要見積

方式
水平法
測定項目
静摩擦係数、動摩擦係数
測定範囲
20Nロードセル
荷重・おもり
滑り片 63×63mm、200gf、追加分銅 100・200・500・1000gf
移動・傾斜の速度
100〜1000mm/min
参考規格
JIS K 7125、JIS P 8147、ASTM D 1894
試料・テーブル
フィルム、紙、金属板、床材
電源
AC100V
寸法
約W75×D35×H38cm
質量
約46kg
記載なし
測定方法・移動距離・傾斜角
公式ページへ
株式会社東洋精機製作所

摩擦測定機 HM-3

フィルム・紙の静摩擦と動摩擦

測定グラフをタッチパネルで見ながら、静摩擦係数と動摩擦係数を水平法で測れます。おもりは63×63mm、200gと60×100mm、1000gから選べるので、フィルムにも紙にも使えます。試料テーブルを熱盤にしたHM-3Hもあります。

コスト要見積

方式
水平法
測定方法
水平法
測定項目
静摩擦係数、動摩擦係数
測定範囲
ロードセル 10N・20N・50Nから選ぶ
荷重・おもり
おもり 63×63mm、200g・60×100mm、1000g
移動・傾斜の速度
5〜1500mm/min
移動距離・傾斜角
1〜200mm
参考規格
JIS P 8147、JIS K 7125、ISO 8295
試料・テーブル
テーブルはガラス板かSUS板、W330×D225mm
電源
単相 AC100〜240V、50/60Hz、0.2kVA
寸法
約W540×D350×H280mm
記載なし
質量
公式ページへ
株式会社安田精機製作所

スリップテスター No.162-⁠FS

紙とフィルムで速度が違う水平法

紙と板紙は10.0mm/min、フィルムは100mm/minか500mm/minで引く水平法のスリップテスターです。おもりも紙用の1,000gとフィルム用の200gに分かれています。熱盤仕様と安全カバーは追加で選べます。

コスト要見積

方式
水平法
測定方法
水平法
測定項目
静摩擦係数、動摩擦係数
測定範囲
ロードセル 10N・20N・50Nから選ぶ
荷重・おもり
おもり 紙・板紙用1,000g、フィルム用200g
移動・傾斜の速度
紙・板紙用 10.0mm/min、フィルム用 100mm/minまたは500mm/min
参考規格
JIS K7125、JIS P8147、ASTM D3247、ISO 8295、TAPPI-T816
試料・テーブル
水平板 幅200mm、長さ380mm
電源
AC100V、単相、5A、50/60Hz
寸法
約W600×D375×H415mm
質量
約35kg
記載なし
移動距離・傾斜角
公式ページへ

傾斜法3製品

テスター産業株式会社

摩擦角測定機 AB-502

滑り出す角度を自動で止めて測る

滑り片が滑り始めるとセンサが感知して自動で止まるので、読み取りの個人差を減らせます。傾斜角は0〜80°、傾斜速度は2.7°/secです。紙とフィルムの静摩擦係数を、JIS P 8147を参考に調べる現場で使います。

コスト要見積

方式
傾斜法
測定方法
滑り片が滑り始める角度を測る
測定項目
静摩擦係数(tanθ)
荷重・おもり
滑り片 60×100mm、1000gf
移動・傾斜の速度
傾斜速度 2.7°/sec
移動距離・傾斜角
傾斜角 0〜80°
参考規格
JIS P 8147
試料・テーブル
紙、フィルム
電源
AC100V
寸法
約W53×D27×H27cm
質量
約40kg
記載なし
測定範囲
公式ページへ
株式会社東洋精機製作所

摩擦測定機 AN2

紙・フィルムの静摩擦を角度で測る

斜面を傾けて、おもりが滑り始めた角度から静摩擦係数を出します。傾斜角は0〜70.0°、分解能は0.1°です。測れるのは静摩擦係数だけで、動摩擦係数も測るなら水平法の機種を選びます。

コスト要見積

方式
傾斜法
測定方法
傾斜法
測定項目
静摩擦係数
測定範囲
静摩擦係数 0〜2.747
荷重・おもり
おもり 60×100mm、1000g
移動・傾斜の速度
傾斜速度 1.0〜3.0°/s
移動距離・傾斜角
傾斜角 0〜70.0°
参考規格
JIS P 8147
電源
単相 AC100〜240V、50/60Hz、3A
寸法
W360×D540×H385mm
質量
約26kg
記載なし
試料・テーブル
公式ページへ
株式会社安田精機製作所

スリップテスター No.162

目盛盤で傾斜角を読むフィルム・⁠⁠⁠紙

傾斜板を1°/sで傾け、試験片が滑り始めた角度を0.2°刻みのアナログ目盛盤で読みます。滑り面の有効長さは600mmです。傾斜法で静摩擦係数だけを調べる現場で使います。

コスト要見積

方式
傾斜法
測定方法
傾斜法
測定項目
静摩擦係数
荷重・おもり
おもり 幅60mm、長さ100mm、1,000g
移動・傾斜の速度
傾斜速度 1°/s
移動距離・傾斜角
傾斜角 0〜70°
参考規格
JIS P8147、ASTM D1894・D3248
試料・テーブル
傾斜板 上面ガラス、滑り面の有効長さ600mm
電源
AC100V、単相、3A、50/60Hz
寸法
約W750×D350×H425mm
質量
約29kg
記載なし
測定範囲
公式ページへ

往復動式4製品

協和界面科学株式会社

自動摩擦摩耗解析装置 TSf-303

基本の静動摩擦を自動で測る

機能をしぼった機種で、基本の静動摩擦を自動で測ります。荷重用と検出用のアームを分けた二軸天秤方式で、慣性による誤差を小さくしています。ヒーター式ステージを足すと、温度を変えて測れます。

コスト要見積

方式
往復動式
測定方法
水平直線往復摺動運動方式(バウデン式)
測定項目
静摩擦係数、動摩擦係数
試料・テーブル
裁断できる板状の試料
記載なし
測定範囲・荷重・おもり・移動・傾斜の速度・移動距離・傾斜角・参考規格・電源・寸法・質量
公式ページへ
新東科学株式会社

表面性測定機 TYPE:14FW

摩擦から引掻・付着力まで1台で

アタッチメントを替えると、静摩擦と動摩擦に加えて引掻強度やべた付き、薄膜の付着力まで測れます。移動速度は5〜6000mm/min、移動距離は1〜100mmです。往復を繰り返して、被膜がはがれる回数を摩擦抵抗の変化から調べられます。

コスト要見積

方式
往復動式
測定方法
設定距離を往復、最大99,999,999回
測定項目
静摩擦、動摩擦、引掻強度、べた付き、付着力
測定範囲
0〜100gfまたは0〜2000gf
荷重・おもり
垂直荷重 最大1,000g
移動・傾斜の速度
5〜6000mm/min
移動距離・傾斜角
1〜100mm
参考規格
JIS K 7125、ISO 8295
試料・テーブル
テーブル 240mm×120mm
記載なし
電源・寸法・質量
公式ページへ
株式会社トリニティーラボ

多機能型静動摩擦測定機 TL201Tt

切り出せない大型試料も測る

測定ユニットを駆動側に載せる構成にすると、切り出せない大型の試料をそのまま測れます。測定速度は0.1〜100mm/sec、測定距離は1〜70mmです。ロードセルを摺動方向と直交させた構造で、往路と復路の変動が出ません。

コスト要見積

方式
往復動式
測定方法
単動と往復、往復は最大10,000回
測定項目
静摩擦係数、動摩擦係数
測定範囲
摩擦抵抗力 9.8N、オプションで最大19.6N
荷重・おもり
分銅合計 500g
移動・傾斜の速度
0.1〜100mm/sec
移動距離・傾斜角
1〜70mm
試料・テーブル
テーブル摺動型、測定部摺動型など
電源
AC100〜240V、50/60Hz
記載なし
参考規格・寸法・質量
公式ページへ
ブルカージャパン株式会社

UMT TriboLab

潤滑剤やブレーキ材の評価

ドライブを取り替えて、往復にも回転にもピンオンディスクにも切り替えられます。試験荷重はセンサーを選んで1mN〜2,000Nまで使えます。潤滑剤やブレーキ材料、湿式クラッチ材料の評価に使います。

コスト要見積

方式
往復動式
測定方法
ピンオンディスク、ボールオンディスク、ブロックオンリング、往復、回転
測定項目
荷重、摩擦力
荷重・おもり
試験荷重 1mN〜2,000N
移動・傾斜の速度
回転 最大5000rpm、往復 最大60Hz
参考規格
ASTM G99・G133・G77・D4172・C1624
記載なし
測定範囲・移動距離・傾斜角・試料・テーブル・電源・寸法・質量
公式ページへ

現場・触感型3製品

カトーテック株式会社

摩擦感テスター KES-SE

布や樹脂のなめらかさを数値化

指先を模したセンサーで、手で触れたときのなめらかさや滑りやすさ、ざらつき感を数値にします。出てくるのは摩擦係数と平均摩擦係数の変動です。繊維のほか、樹脂や不織布、皮革、フィルムも試料にできます。

コスト要見積

方式
現場・触感型
測定方法
指先を模したセンサーで測る
測定項目
摩擦係数、平均摩擦係数の変動
試料・テーブル
30×270mm(標準)
電源
AC100V、50/60Hz
寸法
本体 320×180×220mm、アンプ 180×400×400mm
質量
本体7kg、アンプ12kg
記載なし
測定範囲・荷重・おもり・移動・傾斜の速度・移動距離・傾斜角・参考規格
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新東科学株式会社

ポータブル摩擦計 3Dミューズ TYPE37i

壁や天井をその場で測る静摩擦

傾斜面や壁面、天井面、屋外まで、どの角度でも本体を載せるだけで静摩擦係数を測れます。表示の分解能は0.001です。単3乾電池で動くので、試料を切り出せない建材の現場に持ち出せます。

コスト要見積

方式
現場・触感型
測定方法
本体を載せてスイッチを押す
測定項目
静摩擦係数
測定範囲
0.000〜1.300
試料・テーブル
金属、ガラス、繊維、プラスチック、木材、化粧品、紙
電源
単3アルカリ乾電池4本または専用ACアダプタ
寸法
W140×D56×H140mm
記載なし
荷重・おもり・移動・傾斜の速度・移動距離・傾斜角・参考規格・質量
公式ページへ
株式会社トリニティーラボ

プローブ型摩擦測定機 TL701

曲面や肌を手に持って測る

手に持ったプローブを当てて、曲面や肌の滑りをそのまま測れます。プローブ内の加速度センサーで傾きを監視し、自重の出力を補正します。測定範囲は摩擦抵抗力も押し圧も0〜9.8Nです。

コスト要見積

方式
現場・触感型
測定方法
プローブで摩擦力と押し圧を同時に測る
測定項目
摩擦係数
測定範囲
摩擦抵抗力 0〜9.8N
荷重・おもり
押し圧 0〜9.8N
試料・テーブル
頬、腕、自動車ボディー、回転中のローラー
電源
ACアダプター 100〜240V、50/60Hz
寸法
本体 W250×D190×H55、プローブ W34×H40×L160
質量
本体2kg、プローブ120g
記載なし
移動・傾斜の速度・移動距離・傾斜角・参考規格
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Q&A

摩擦試験機選びで、よくある疑問

購買担当の疑問摩擦試験機の価格は、いくら?

載せた製品に、公式で価格を出しているものはありません。どの会社も見積もりで確かめます。見積もりのときは、測る物と規格、熱盤や安全カバーの有無を先に伝えると話が早くなります。

設備担当の疑問摩擦試験機の種類と違いは?

測り方で4つに分かれます。水平法はHM-3のように水平に引いて静摩擦と動摩擦を測ります。傾斜法はAN2のように斜面を傾けて静摩擦を測り、往復動式はTYPE:14FWのように往復させて変化を追います。もう1つはTL701のように当てて測る型です。

設備担当の疑問水平法と傾斜法の違いは?

水平法は静摩擦係数と動摩擦係数の両方が出ます。傾斜法は滑り始めの角度から静摩擦係数だけを出します。JIS P 8147は両方の方法があり、JIS K 7125とISO 8295は水平法です。

設備担当の疑問静摩擦係数と動摩擦係数の違いは?

静摩擦係数は動き出す瞬間の滑りにくさ、動摩擦係数は動いている間の滑りにくさです。どちらも摩擦力を垂直荷重で割って出します。傾斜法で出るのは静摩擦係数だけなので、動いている間も見るならNo.162-FSのような水平法を選びます。

設備担当の疑問フィルムの摩擦係数を測るなら、どの機種?

JIS K 7125に沿うなら水平法です。HM-3はおもり63×63mm、200gを選べて、速度は5〜1500mm/minです。No.162-FSのフィルム用は100mm/minか500mm/minで動きます。

設備担当の疑問紙の摩擦係数を測るなら、どの機種?

JIS P 8147は水平法と傾斜法の両方があります。傾斜法ならNo.162やAN2のようにおもり1,000gで静摩擦係数を測ります。動摩擦係数も見るならNo.162-FSの紙用の10.0mm/minを使います。

工場長の疑問熱をかけて摩擦を測れる?

HM-3Hは試料テーブルが熱盤で、室温+20℃から200℃まで使えます。TSf-303はヒーター式ステージを足すと常温から180℃まで測れます。UMT TriboLabは最高1200℃の加熱まで使えます。

設備担当の疑問切り出せない物や壁、床は測れる?

測れます。TYPE37iは壁面や天井面に本体を載せるだけで静摩擦係数を出します。TL701はプローブを当てて、曲面や回転中のローラーの表面も測ります。TL201Ttは測定部を動かす構成にすると、大型の試料をそのまま測れます。

設備担当の疑問肌ざわりや触感は数値にできる?

できます。KES-SEは指先を模したセンサーで、なめらかさや滑りやすさ、ざらつき感を摩擦係数の変動で表します。TL701はオプションの指モデルの接触子で触覚を評価します。

工場長の疑問摩擦試験機と摩耗試験機の違いは?

摩擦試験機は滑りやすさを摩擦係数で調べ、摩耗試験機はすり減り方を調べます。TYPE:14FWのように往復を繰り返し、被膜がはがれる回数を見られる機種もあります。すり減る量まで調べるなら摩耗試験機のページも見てください。

TYPES

摩擦試験機の方式の違い

水平法

試験片を固定したテーブルを水平に動かし、おもりとの間の摩擦抵抗をロードセルで読みます。静摩擦係数と動摩擦係数の両方が出ます。フィルムや紙の品質管理で、JIS K 7125に沿って測るならこの方式です。

向いている測定

  • フ
  • ィ
  • ル
  • ム
  • ・
  • シ
  • ー
  • ト
  • の
  • 滑
  • り
  • 管
  • 理
  • 、
  • 紙
  • の
  • 搬
  • 送
  • 性
  • の
  • 確
  • 認

根拠:テーブルに固定した試験片とスレッド(おもり)に固定した試験片との間に生じる摩擦抵抗をロードセルで検出し、静・動摩擦係数を求めます。(出典1)

この方式の3製品を表で見る

傾斜法

斜面を少しずつ傾け、おもりが滑り始めた角度から静摩擦係数を出します。測れるのは静摩擦係数です。紙とフィルムの滑り出しを手早く比べる現場に向きます。

向いている測定

  • 紙
  • の
  • 滑
  • り
  • 出
  • し
  • の
  • 確
  • 認
  • 、
  • 包
  • 装
  • フ
  • ィ
  • ル
  • ム
  • の
  • 比
  • 較

根拠:傾斜板に載せたスレッド(おもり)が、傾斜角の増加によって斜面を滑り始めたときの傾斜角を測定し、静摩擦係数(μS)を求めます。(出典1)

この方式の3製品を表で見る

往復動式

接触子に荷重をかけ、テーブルや測定部を往復させて摩擦の変化を追います。回数を重ねたときの変化や、速度を変えたときの違いまで調べられます。研究開発で塗膜や潤滑の評価に使います。

向いている測定

  • コ
  • ー
  • テ
  • ィ
  • ン
  • グ
  • の
  • 耐
  • 久
  • 評
  • 価
  • 、
  • 潤
  • 滑
  • 剤
  • の
  • 評
  • 価
  • 、
  • 材
  • 料
  • 開
  • 発

根拠:接触子に垂直荷重Wを加えた状態でステージを移動させると、試料間に摩擦力Fが生じます。(出典9)

この方式の4製品を表で見る

現場・触感型

試料を切り出さず、本体やプローブを当ててその場で測る型と、指先を模したセンサーで肌ざわりを数値にする型です。壁や床、肌、布のように、試験機に載せにくい物を測ります。

向いている測定

  • 建
  • 材
  • の
  • 現
  • 場
  • 測
  • 定
  • 、
  • 化
  • 粧
  • 品
  • や
  • 肌
  • の
  • 評
  • 価
  • 、
  • 布
  • の
  • 風
  • 合
  • い
  • 評
  • 価

根拠:傾斜面・壁面・天井面、さらには屋外まで、どんな角度でも静摩擦係数を測定できるポータブル摩擦計 3Dミューズです。(出典6)

この方式の3製品を表で見る
MAKERS

摩擦試験機の主なメーカー8社

カトーテック株式会社

指先を模したセンサーで、手で触れたときのなめらかさや滑りやすさ、ざらつき感を数値にします。

京都府

協和界面科学株式会社

機能をしぼった機種で、基本の静動摩擦を自動で測ります。

埼玉県

新東科学株式会社

アタッチメントを替えると、静摩擦と動摩擦に加えて引掻強度やべた付き、薄膜の付着力まで測れます。

東京都

テスター産業株式会社

フィルムと紙に加えて、金属板や床材の静摩擦係数と動摩擦係数も測れます。

埼玉県

株式会社東洋精機製作所

測定グラフをタッチパネルで見ながら、静摩擦係数と動摩擦係数を水平法で測れます。

東京都

株式会社トリニティーラボ

測定ユニットを駆動側に載せる構成にすると、切り出せない大型の試料をそのまま測れます。

東京都

ブルカージャパン株式会社

ドライブを取り替えて、往復にも回転にもピンオンディスクにも切り替えられます。

神奈川県

株式会社安田精機製作所

紙と板紙は10.0mm/min、フィルムは100mm/minか500mm/minで引く水平法のスリップテスターです。

兵庫県

出典
  1. 東洋精機製作所 摩擦係数測定機 HM-3・AN2
  2. テスター産業 摩擦係数測定機 AB-401
  3. テスター産業 摩擦角測定機 AB-502
  4. 安田精機製作所 スリップテスター No.162・No.162-⁠FS
  5. 新東科学 表面性測定機 TYPE:14FW
  6. 新東科学 ポータブル摩擦計 3Dミューズ TYPE37i
  7. トリニティーラボ 多機能型静動摩擦測定機 TL201Tt
  8. トリニティーラボ プローブ型摩擦測定機 TL701
  9. 協和界面科学 自動摩擦摩耗解析装置 TSf-303
  10. カトーテック 摩擦感テスター KES-SE
  11. ブルカージャパン UMT TriboLab
掲載基準

研究開発や品質管理で、フィルム・紙・シート・塗膜・金属・潤滑剤の滑りやすさを摩擦係数で調べる試験機(水平法・傾斜法・往復動式・現場や触感を測る型)で、会社が自社で作り、自社の名前で売り、日本法人が案内していて、仕様を公式で確かめられた製品です。各社の代表の型を1社2製品まで載せています。すり減り方を調べる試験機は摩耗試験機のページに載せていて、同じ型は載せていません。海外ブランドの輸入販売、受託試験だけのサービス、接触子などの消耗品だけの品は除いています。アントンパール・ジャパンは公式サイトが取得を拒み、仕様を確かめられなかったので載せていません。テスター産業のAB-401は公式ページに水平法の明記がなく、参考規格のJIS K 7125から水平法に分けました。協和界面科学のTSf-303は、公式ページに荷重と速度の数値が載っていません。

摩擦試験機を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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