口コミを書く

材料や部品の寿命を調べる疲労試験機を選ぶ、研究開発・品質保証・設備・購買の担当の方へ

疲労試験機のメーカー8社比較【2026年】

疲労試験機は、材料や部品にくり返し力をかけ、
壊れるまでの回数を調べる試験機です。

ABOUT

疲労試験機とは

比較表を見る ↓

疲労試験機とは、材料や部品にくり返し力をかけ、
壊れるまでの回数(寿命)を調べる試験機です。
疲れ試験機とも呼びます。
油圧・電気・共振・回転曲げなど、力のかけ方で型が分かれます。

製品の特長

  • くり返しの力をかけ続ける(正弦波・三角波・矩形波など)
  • 試験力と周波数で選べる(このページの製品で、±25Nから1.0MNまで)
  • 回数で寿命を見る(S-N曲線をとる)

使うメリット

  • 部品の寿命を前もって確かめられる(壊れる前に設計を直せる)
  • 実際に近い荷重で試験できる(引張試験では分からない強さ)
  • 規格の試験ができる(JIS・WESなど)

選ぶときに注意すること

  1. 試験に日数がかかる。高い回数は共振式や多連式で縮める
  2. 油圧サーボ式は油圧源と冷却水・電源の設備がいる
  3. 共振式は共振できない材料(樹脂・セラミックなど)に使えない
  4. 試験片の加工の精度で結果が変わる
  5. 値段は構成で大きく変わるので、どの社も見積で出す

※仕様は各メーカーの公式の製品ページとカタログによる。

LIST

疲労試験機の比較表

疲労試験機10製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

油圧サーボ式

2製品
エムティエスジャパン株式会社油圧サーボ試験システム 311.31鉄筋・鋼材・大型部材の高荷重疲労口コミを書く要見積

1MNを超える荷重で、鋼材・鉄筋・ケーブルなどの大きな試験片に疲労と破壊の試験ができる4コラムの荷重フレームです。311.31は最大1.0MNで、ストロークは150mmか250mmから選べます。シリーズは30MNまであり、注文に応じた大きさでも作ります。

方式
油圧サーボ式
方式・駆動
油圧サーボ、4コラムの荷重フレーム
最大試験力
最大1.0MN
ストローク・振幅
150mm・250mm
試験空間
コラムスペース幅711.2mm、奥行406.4mm
質量
約4,100kg(荷重フレーム)
特長
コラムの直径101.6mm
記載なし
試験周波数・電源
公式ページへ詳細・仕様
ZwickRoell Corporation油圧サーボ疲労試験機 HC25小型部品・生体材料の疲労試験口コミを書く要見積

油圧パワーパックを試験フレームの下に組み込んだ一体型で、置き場所を小さく抑えられます。動的試験力は25kNで、コラムの間は460mmあります。低騒音のパワーパックなので、防音の部屋を用意せずに置けます。

方式
油圧サーボ式
方式・駆動
油圧サーボ、油圧パワーパック一体型
最大試験力
25kN(動的試験力)
試験空間
コラム間距離460mm、試験エリア高さ最大1,070mm
特長
低騒音パワーパックで防音対策不要
記載なし
ストローク・振幅・試験周波数・質量・電源
公式ページへ詳細・仕様

電気式(電気サーボ・電磁・動電)

4製品
株式会社アクロエッジ小型振動疲労試験機 Syclusフィルム・繊維・ゴムの小さな試料口コミを書く要見積

繊維・フィルム・ゴムの小さな試料に、低い周波数でくり返し力をかける卓上の小型機です。±25N・1〜20Hzで、本体は約3kgです。破断などで力が急に変わると、その前の3サイクルを残します。

方式
電気式(電気サーボ・電磁・動電)
最大試験力
±25N
ストローク・振幅
最大振幅±600μm
試験周波数
1〜20Hz
試験空間
試料の長さ25〜35mm、幅20mmまで
質量
本体約3kg
電源
100V、10A
特長
破断前の3サイクルを保存
記載なし
方式・駆動
公式ページへ詳細・仕様
有限会社旭製作所疲労耐久試験機 FRDS-20素材の高い周波数の疲労試験口コミを書く要見積

振動試験機と同じ動電型の加振器で動かすので、1,000Hzまでの高い周波数でくり返し力をかけられます。この機種は±100N・振幅±7.5mmで、電力増幅器を内蔵しています。一人で運べる重さで、自然空冷のため置き場所を選びません。

方式
電気式(電気サーボ・電磁・動電)
方式・駆動
動電型振動発生器、電力増幅器内蔵
最大試験力
±100N(200Np-p)
ストローク・振幅
振幅±7.5mm
試験周波数
0〜1,000Hz
特長
油圧を使わず、コンセントだけで動く
記載なし
試験空間・質量・電源
公式ページへ詳細・仕様
株式会社鷺宮製作所電気サーボ疲労試験機 LFH A125-103ゴム部品・部材の耐久試験口コミを書く要見積

油圧を使わず電気サーボで動かす疲労試験機で、加振機・コントローラ・モータドライバの3つだけで組めます。この形式は±10kN・±50mmで、加振機は111kgです。持ち運べるアクチュエータなので、試験する場所へ動かせます。

方式
電気式(電気サーボ・電磁・動電)
方式・駆動
電気サーボモータ
最大試験力
±10kN(正弦波加振力)
ストローク・振幅
±50mm
質量
加振機111kg
特長
モータ容量7.0kW、可搬型アクチュエータ
記載なし
試験周波数・試験空間・電源
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社島津製作所電磁式疲労試験機 EMT-1kNV-50油圧源の無い部屋での疲労試験口コミを書く要見積

油ではなく電磁力で動かすので、油圧源が無い部屋でも静かに使えます。±1kN・±50mmで、最大2m/sの速さ、200Hzまでのくり返しをかけられます。支柱の間は460mmあり、恒温槽を付けた試験もできます。

方式
電気式(電気サーボ・電磁・動電)
方式・駆動
電磁式(油を使わない)
最大試験力
±1kN
ストローク・振幅
±50mm
試験周波数
最大200Hz
試験空間
支柱間隔460mm、ジグ取り付け間隔0〜700mm
質量
本体510kg、パワーアンプ60kg
電源
3相200V、5kVA
特長
最大速度2m/s
公式ページへ詳細・仕様

共振式(電磁共振・超音波)

2製品
株式会社島津製作所超音波疲労試験機 USF-2000A高強度鋼のギガサイクル疲労口コミを書く要見積

20kHzで試験片を共振させ、くり返しの回数を短い日数で稼ぐ試験機です。ギガサイクルの疲労の元になる、高強度鋼の中の小さな欠陥や介在物を調べるのに使います。20kHzで共振できない樹脂やセラミックは試験できません。

方式
共振式(電磁共振・超音波)
方式・駆動
ピエゾ素子の振動をホーンで増幅
ストローク・振幅
ホーン端面振幅±10〜±50μm
試験周波数
20kHz±500Hz
電源
単相200V 3.5kVA(試験機)、3相200V 2kVA(エアコンプレッサ)
特長
WES Ⅲ2:2017に従った試験
記載なし
最大試験力・試験空間・質量
公式ページへ詳細・仕様
ZwickRoell Corporation電磁共振式疲労試験機 バイブロフォア 15kN金属・ねじの高サイクル疲労口コミを書く要見積

共振を使って荷重をかけるので、油圧サーボより電気をずっと少なく使います。15kN機は35〜300Hzで、高サイクルの試験を短い時間で回せます。平均荷重はリードスクリューで決め、静的な試験もできます。

方式
共振式(電磁共振・超音波)
方式・駆動
電磁駆動による機械的共振
最大試験力
最大15kN(振幅荷重±7.5kN)
ストローク・振幅
振幅変位6mm(±3mm)
試験周波数
35〜300Hz
試験空間
試験エリア高さ1,200mm、奥行き482mm
質量
約1,900kg
特長
クロスヘッドの位置決め精度±2µm
記載なし
電源
公式ページへ詳細・仕様

曲げの専用機(回転曲げ・平面曲げ)

2製品
株式会社東洋精機製作所繰り返し振動疲労試験機 B50硬質プラスチックの疲れ試験口コミを書く要見積

硬質プラスチックに30Hzでくり返し応力をかけ、平面曲げなどの疲れ試験をする専用機です。B50は±500N・最大振幅±8mmで、単相100Vで動きます。恒温槽を付ければ、温めたり冷やしたりしながら試験できます。

方式
曲げの専用機(回転曲げ・平面曲げ)
最大試験力
±500N
ストローク・振幅
最大振幅±8mm
試験周波数
30Hz
質量
約520kg
電源
単相AC100V、15A
特長
参考規格はJIS K 7118・JIS K 7119
記載なし
方式・駆動・試験空間
公式ページへ詳細・仕様
株式会社山本金属製作所4連式回転曲げ疲労試験機 YRB300L金属のS-N曲線を早くとる口コミを書く要見積

片持ちの回転曲げで、試験片4本を同時に回してS-N曲線のデータを早く集めます。YRB300Lは1か所85kgまで負荷をかけられ、主軸は500〜4,000rpmです。山本金属は試験片の加工と受託試験も引き受けます。

方式
曲げの専用機(回転曲げ・平面曲げ)
方式・駆動
回転曲げ、試験片4本を同時に試験
最大試験力
最大負荷85kg×4か所
試験周波数
主軸回転数500〜4,000rpm
試験空間
試験片の直径5〜20mm(標準14mm)
質量
約450kg
電源
三相AC200V、20A
特長
最大応力2540MPa(標準試験片)
記載なし
ストローク・振幅
公式ページへ詳細・仕様

油圧サーボ式2製品

エムティエスジャパン株式会社

油圧サーボ試験システム 311.31

鉄筋・鋼材・大型部材の高荷重疲労

1MNを超える荷重で、鋼材・鉄筋・ケーブルなどの大きな試験片に疲労と破壊の試験ができる4コラムの荷重フレームです。311.31は最大1.0MNで、ストロークは150mmか250mmから選べます。シリーズは30MNまであり、注文に応じた大きさでも作ります。

コスト要見積

方式
油圧サーボ式
方式・駆動
油圧サーボ、4コラムの荷重フレーム
最大試験力
最大1.0MN
ストローク・振幅
150mm・250mm
試験空間
コラムスペース幅711.2mm、奥行406.4mm
質量
約4,100kg(荷重フレーム)
特長
コラムの直径101.6mm
記載なし
試験周波数・電源
公式ページへ
ZwickRoell Corporation

油圧サーボ疲労試験機 HC25

小型部品・生体材料の疲労試験

油圧パワーパックを試験フレームの下に組み込んだ一体型で、置き場所を小さく抑えられます。動的試験力は25kNで、コラムの間は460mmあります。低騒音のパワーパックなので、防音の部屋を用意せずに置けます。

コスト要見積

方式
油圧サーボ式
方式・駆動
油圧サーボ、油圧パワーパック一体型
最大試験力
25kN(動的試験力)
試験空間
コラム間距離460mm、試験エリア高さ最大1,070mm
特長
低騒音パワーパックで防音対策不要
記載なし
ストローク・振幅・試験周波数・質量・電源
公式ページへ

電気式(電気サーボ・電磁・動電)4製品

株式会社アクロエッジ

小型振動疲労試験機 Syclus

フィルム・繊維・ゴムの小さな試料

繊維・フィルム・ゴムの小さな試料に、低い周波数でくり返し力をかける卓上の小型機です。±25N・1〜20Hzで、本体は約3kgです。破断などで力が急に変わると、その前の3サイクルを残します。

コスト要見積

方式
電気式(電気サーボ・電磁・動電)
最大試験力
±25N
ストローク・振幅
最大振幅±600μm
試験周波数
1〜20Hz
試験空間
試料の長さ25〜35mm、幅20mmまで
質量
本体約3kg
電源
100V、10A
特長
破断前の3サイクルを保存
記載なし
方式・駆動
公式ページへ
有限会社旭製作所

疲労耐久試験機 FRDS-20

素材の高い周波数の疲労試験

振動試験機と同じ動電型の加振器で動かすので、1,000Hzまでの高い周波数でくり返し力をかけられます。この機種は±100N・振幅±7.5mmで、電力増幅器を内蔵しています。一人で運べる重さで、自然空冷のため置き場所を選びません。

コスト要見積

方式
電気式(電気サーボ・電磁・動電)
方式・駆動
動電型振動発生器、電力増幅器内蔵
最大試験力
±100N(200Np-p)
ストローク・振幅
振幅±7.5mm
試験周波数
0〜1,000Hz
特長
油圧を使わず、コンセントだけで動く
記載なし
試験空間・質量・電源
公式ページへ
株式会社鷺宮製作所

電気サーボ疲労試験機 LFH A125-103

ゴム部品・部材の耐久試験

油圧を使わず電気サーボで動かす疲労試験機で、加振機・コントローラ・モータドライバの3つだけで組めます。この形式は±10kN・±50mmで、加振機は111kgです。持ち運べるアクチュエータなので、試験する場所へ動かせます。

コスト要見積

方式
電気式(電気サーボ・電磁・動電)
方式・駆動
電気サーボモータ
最大試験力
±10kN(正弦波加振力)
ストローク・振幅
±50mm
質量
加振機111kg
特長
モータ容量7.0kW、可搬型アクチュエータ
記載なし
試験周波数・試験空間・電源
公式ページへ
株式会社島津製作所

電磁式疲労試験機 EMT-1kNV-50

油圧源の無い部屋での疲労試験

油ではなく電磁力で動かすので、油圧源が無い部屋でも静かに使えます。±1kN・±50mmで、最大2m/sの速さ、200Hzまでのくり返しをかけられます。支柱の間は460mmあり、恒温槽を付けた試験もできます。

コスト要見積

方式
電気式(電気サーボ・電磁・動電)
方式・駆動
電磁式(油を使わない)
最大試験力
±1kN
ストローク・振幅
±50mm
試験周波数
最大200Hz
試験空間
支柱間隔460mm、ジグ取り付け間隔0〜700mm
質量
本体510kg、パワーアンプ60kg
電源
3相200V、5kVA
特長
最大速度2m/s
公式ページへ

共振式(電磁共振・超音波)2製品

株式会社島津製作所

超音波疲労試験機 USF-2000A

高強度鋼のギガサイクル疲労

20kHzで試験片を共振させ、くり返しの回数を短い日数で稼ぐ試験機です。ギガサイクルの疲労の元になる、高強度鋼の中の小さな欠陥や介在物を調べるのに使います。20kHzで共振できない樹脂やセラミックは試験できません。

コスト要見積

方式
共振式(電磁共振・超音波)
方式・駆動
ピエゾ素子の振動をホーンで増幅
ストローク・振幅
ホーン端面振幅±10〜±50μm
試験周波数
20kHz±500Hz
電源
単相200V 3.5kVA(試験機)、3相200V 2kVA(エアコンプレッサ)
特長
WES Ⅲ2:2017に従った試験
記載なし
最大試験力・試験空間・質量
公式ページへ
ZwickRoell Corporation

電磁共振式疲労試験機 バイブロフォア 15kN

金属・ねじの高サイクル疲労

共振を使って荷重をかけるので、油圧サーボより電気をずっと少なく使います。15kN機は35〜300Hzで、高サイクルの試験を短い時間で回せます。平均荷重はリードスクリューで決め、静的な試験もできます。

コスト要見積

方式
共振式(電磁共振・超音波)
方式・駆動
電磁駆動による機械的共振
最大試験力
最大15kN(振幅荷重±7.5kN)
ストローク・振幅
振幅変位6mm(±3mm)
試験周波数
35〜300Hz
試験空間
試験エリア高さ1,200mm、奥行き482mm
質量
約1,900kg
特長
クロスヘッドの位置決め精度±2µm
記載なし
電源
公式ページへ

曲げの専用機(回転曲げ・平面曲げ)2製品

株式会社東洋精機製作所

繰り返し振動疲労試験機 B50

硬質プラスチックの疲れ試験

硬質プラスチックに30Hzでくり返し応力をかけ、平面曲げなどの疲れ試験をする専用機です。B50は±500N・最大振幅±8mmで、単相100Vで動きます。恒温槽を付ければ、温めたり冷やしたりしながら試験できます。

コスト要見積

方式
曲げの専用機(回転曲げ・平面曲げ)
最大試験力
±500N
ストローク・振幅
最大振幅±8mm
試験周波数
30Hz
質量
約520kg
電源
単相AC100V、15A
特長
参考規格はJIS K 7118・JIS K 7119
記載なし
方式・駆動・試験空間
公式ページへ
株式会社山本金属製作所

4連式回転曲げ疲労試験機 YRB300L

金属のS-N曲線を早くとる

片持ちの回転曲げで、試験片4本を同時に回してS-N曲線のデータを早く集めます。YRB300Lは1か所85kgまで負荷をかけられ、主軸は500〜4,000rpmです。山本金属は試験片の加工と受託試験も引き受けます。

コスト要見積

方式
曲げの専用機(回転曲げ・平面曲げ)
方式・駆動
回転曲げ、試験片4本を同時に試験
最大試験力
最大負荷85kg×4か所
試験周波数
主軸回転数500〜4,000rpm
試験空間
試験片の直径5〜20mm(標準14mm)
質量
約450kg
電源
三相AC200V、20A
特長
最大応力2540MPa(標準試験片)
記載なし
ストローク・振幅
公式ページへ
Q&A

疲労試験機選びで、よくある疑問

購買担当の疑問疲労試験機の価格は、いくら?

このページの10製品で、公式に値段を出している製品はありません。試験力・つかみ具・恒温槽・制御ソフトの組み合わせで値段が変わるので、各社に構成を伝えて見積をとります。

設備担当の疑問疲労試験機の種類と違いは?

力のかけ方で4つに分かれます。大きな荷重の油圧サーボ式、油を使わない電気式、高い周波数の共振式、回転曲げなどの曲げの専用機です。MTSの311.31は最大1.0MN、アクロエッジのSyclusは±25Nで、荷重の幅がまったく違います。

設備担当の疑問油圧サーボ式と電気サーボ式の違いは?

油圧サーボ式は大きな荷重が得意で、ツビックローエルのHC25のように油圧源がいる代わりに25kN以上の力を出せます。電気サーボ式は油を使わず、鷺宮製作所のA125-103は±10kN、島津製作所のEMT-1kNV-50は±1kN・200Hzです。油圧源を置けない部屋なら電気式を選びます。

工場長の疑問疲労試験機と引張試験機の違いは?

引張試験機は一方向に引いて、壊れるときの強さを1回で測ります。疲労試験機は、それより小さな力をくり返しかけて、何回で壊れるかを調べます。同じ材料でも、くり返しの力では引張の強さより低い力で壊れます。

工場長の疑問疲労試験機と振動試験機の違いは?

振動試験機は品物を台に載せて揺らし、壊れや緩みを調べます。疲労試験機は試験片や部品を両端でつかみ、決めた力や変位をくり返しかけます。旭製作所のFRDS-20のように、振動試験機と同じ動電型の加振器で疲労試験をする機種もあります。

設備担当の疑問高サイクル・ギガサイクルの疲労試験を早く終えるには?

周波数を上げるか、何本も同時に試験します。島津製作所のUSF-2000Aは20kHzで、100Hzでは3.2年かかる試験を6日で終えます。ツビックローエルのバイブロフォア15kNは35〜300Hz、山本金属製作所のYRB300Lは試験片4本を同時に回します。

設備担当の疑問回転曲げ疲労試験機とは?小野式との違いは?

試験片を回しながらおもりで曲げ、1回転ごとに引張と圧縮をくり返させる試験機です。山本金属製作所の解説では、GIGA QUADは片持ち式で4本同時、小野式は両持ち式で1本だけ試験します。

施設管理の疑問設置に必要な電源や設備は?

島津製作所のEMT-1kNV-50は3相200V・5kVA、山本金属製作所のYRB300Lは三相AC200V・20Aです。東洋精機製作所のB50は単相AC100V・15A、アクロエッジのSyclusは100V・10Aで動きます。USF-2000Aは冷却用のエアコンプレッサを別に用意します。

設備担当の疑問樹脂・ゴム・フィルムの疲労試験に使える機種は?

東洋精機製作所のB50は硬質プラスチックの疲れ試験の専用機で、±500N・30Hzです。アクロエッジのSyclusは繊維・フィルム・ゴムの小さな試料向けで、±25N・1〜20Hzです。超音波式のUSF-2000Aは樹脂やセラミックには使えません。

経営者の疑問MN級の大きな荷重で疲労試験をするには?

MTSの高荷重試験システムは4コラムの油圧サーボ式の荷重フレームで、1〜30MNの荷重に対応します。その中の311.31は最大1.0MNで、鋼材・鉄筋・ケーブルなどの大きな試験片に使います。

経営者の疑問疲労試験機の電気代は?省エネの型は?

共振を使う型は電気が少なく済みます。ツビックローエルによると、バイブロフォアの電気の消費は油圧サーボ疲労試験の約2%です。油を使わない電気式も、油圧源を回し続けずに済みます。

工場長の疑問試験片の精度は結果に効く?

効きます。回転曲げでは、JIS Z 2274が試験片の芯振れを±25μm以内としています。山本金属製作所は、GIGA QUAD用の試験片の加工も引き受けています。

TYPES

疲労試験機の方式の違い

油圧サーボ式

油圧のアクチュエータで試験片を引いたり押したりする型です。数十kNからMN級の大きな荷重まで作れ、低サイクルから高サイクルの疲労、き裂の進み方の試験まで幅広く使います。油圧源(パワーパック)と冷却の設備がいります。

向いている使い方

  • 金属材料のS-N試験
  • 大型部材・鉄筋の疲労
  • 自動車部品の耐久試験

根拠:超高剛性の 4 コラムの油圧サーボ式荷重フレームで、1 ~ 30 MN の荷重に対応するための動定格があります。(出典11)

この方式の2製品を表で見る

電気式(電気サーボ・電磁・動電)

油を使わず、電気サーボモータや電磁力、動電型の加振器で力をかける型です。油圧源が無くても置けて、音も静かです。小型・中型の荷重で、樹脂・ゴム・小型部品の試験に向きます。

向いている使い方

  • 油圧源の無い実験室
  • ゴム部品・樹脂の耐久試験
  • フィルム・繊維の小さな試料

根拠:油圧ではなく電気を動力として試験ができるエコロジーな試験装置です。(出典7)

この方式の4製品を表で見る

共振式(電磁共振・超音波)

試験片と装置を共振させて、高い周波数でくり返し力をかける型です。電磁共振のバイブロフォアは数百Hz、超音波式は20kHzで動き、多い回数の試験を短い日数で終えます。共振させられない材料には使えません。

向いている使い方

  • 高サイクル・ギガサイクル疲労
  • ねじ・ピストンロッドの耐久試験
  • 試験の日数を縮めたい

根拠:バイブロフォア は、電磁駆動ににより機械的共振周波数の原理を使用した電磁共振システムです。(出典9)

この方式の2製品を表で見る

曲げの専用機(回転曲げ・平面曲げ)

試験片を回しながら曲げたり、決まった振幅で曲げをくり返したりする専用機です。仕組みが簡単で、同じ条件の試験を何本も並べて回せます。JISの回転曲げや、プラスチックの平面曲げの試験に使います。

向いている使い方

  • 金属のS-N曲線を集める
  • 硬質プラスチックの疲れ試験
  • 何本も並べて試験したい

根拠:この試験機では、4本の試験片を同時に試験出来るため、4連式回転曲げ疲労試験機と呼ばれています。(出典14)

この方式の2製品を表で見る
MAKERS

疲労試験機の主なメーカー8社

株式会社アクロエッジ

繊維・フィルム・ゴムの小さな試料に、低い周波数でくり返し力をかける卓上の小型機です。

大阪府

有限会社旭製作所

振動試験機と同じ動電型の加振器で動かすので、1,000Hzまでの高い周波数でくり返し力をかけられます。

東京都

エムティエスジャパン株式会社

1MNを超える荷重で、鋼材・鉄筋・ケーブルなどの大きな試験片に疲労と破壊の試験ができる4コラムの荷重フレームです。

東京都

株式会社鷺宮製作所

油圧を使わず電気サーボで動かす疲労試験機で、加振機・コントローラ・モータドライバの3つだけで組めます。

東京都

株式会社島津製作所

油ではなく電磁力で動かすので、油圧源が無い部屋でも静かに使えます。

京都府

ZwickRoell Corporation

油圧パワーパックを試験フレームの下に組み込んだ一体型で、置き場所を小さく抑えられます。

神奈川県

株式会社東洋精機製作所

硬質プラスチックに30Hzでくり返し応力をかけ、平面曲げなどの疲れ試験をする専用機です。

東京都

株式会社山本金属製作所

片持ちの回転曲げで、試験片4本を同時に回してS-N曲線のデータを早く集めます。

大阪府

出典
  1. 島津製作所 EMTシリーズ
  2. 島津製作所 EMTシリーズ 仕様
  3. 島津製作所 超音波疲労試験機 USF-2000A
  4. 島津製作所 USF-2000A ⁠⁠⁠⁠⁠仕様
  5. 鷺宮製作所 LFH 電気サーボ疲労試験機
  6. 鷺宮製作所 LFH 電気サーボ疲労試験機 カタログ
  7. 鷺宮製作所 電気サーボ試験装置
  8. ツビックローエル 疲労試験機
  9. ツビックローエル バイブロフォア
  10. ツビックローエル HCコンパクト試験システム
  11. MTS 高荷重試験システム
  12. MTS 販売拠点
  13. 東洋精機製作所 繰り返し振動疲労試験機
  14. 山本金属製作所 GIGA QUAD
  15. 山本金属製作所 YRB300L
  16. アクロエッジ 小型振動疲労試験機 Syclus
  17. 旭製作所 超高速疲労耐久試験装置 FRDH
  18. 旭製作所 FRDS-20
  19. 島津製作所 EHF-Lシリーズ
掲載基準

研究開発・品質保証の現場で、金属・樹脂・ゴム・フィルムなどの試験片や部品にくり返し力をかけて寿命(疲労強度)を調べる業務用の疲労試験機で、自社で作る会社(外資は日本法人が日本語の公式サイトで案内しているもの)が今案内し、試験力や周波数を公式で確かめられた型式に限ります。一方向に引いて強さを測る引張試験機(引張試験機のページ)と、品物を台に載せて揺らす振動試験機(振動試験機のページ)は載せていません。インストロン ジャパンは公式サイトが取得を拒み型式ごとの仕様を確かめられず、東京衡機試験機と国際計測器は公式に型式ごとの仕様が無いため除きました。海外メーカーの総代理店が売る製品も除いています。

疲労試験機を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉