口コミを書く

製品や部品の耐久評価・輸送試験に使う振動試験機を選ぶ、品質保証・開発・設備・購買の担当の方へ

振動試験機のメーカー7社比較【2026年】

振動試験機は、製品や部品に決めた振動をかけて、
壊れないか確かめる試験装置です。

ABOUT

振動試験機とは

比較表を見る ↓

振動試験機とは、製品や部品に決めた振動をかけて、壊れないか・ゆるまないかを確かめる試験装置です。
加振機・振動試験装置とも呼びます。
揺らす機械の部分と、それを動かす電源・制御器でできています。

製品の特長

  • 揺らし方を決めて再現できる正弦波・ランダム・⁠⁠⁠⁠⁠衝撃
  • 揺らす向きを選べる上下・水平・3軸同時
  • 大きさの幅が広いこのページの製品で、加振力49Nから±70kN

使うメリット

  • 出荷前に壊れ方がわかる輸送や使う場所の揺れを先に試す
  • 規格の試験を社内でできるJIS・IEC・MIL・ASTMなど
  • 梱包の作り直しが減る輸送試験で緩衝材を見直す

選ぶときに注意すること

  1. 載せる品物と治具の質量で、出せる加速度が下がる
  2. 大きな装置は3相電源と、決まった電力の容量が必要
  3. 油圧サーボ型は、油圧ユニットの手入れと費用がかかる
  4. 動電型は変位が小さく、大きく揺らすなら大変位の型を選ぶ
  5. 加振力の大きな装置を海外へ出すときは、輸出の許可が必要になる場合がある

※仕様と価格は各メーカーの公式の製品ページによる(価格は旭製作所の公開価格)。方式の仕組みと使い分けは振研・国際計測器・鷺宮製作所の公式の解説による。

LIST

振動試験機の比較表

振動試験機10製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

動電型

6製品
IMV株式会社小型振動試験装置 m120-CE開発室に置く小型の振動試験口コミを書く要見積

加振力1,200Nで最大搭載質量120kgを持つ、低騒音の小型振動試験装置です。同じ加振力の装置より、高さ・幅・質量をぐっと小さくまとめています。冷却ファンを内蔵し、置き場所の限られる開発室にも入ります。

方式
動電型
加振力
1,200N
最大搭載質量
120kg
冷却
空冷(DCファン内蔵)
記載なし
振動数範囲・最大変位・加振方向・振動台・電源・最大加速度・質量
公式ページへ詳細・仕様
有限会社旭製作所大振幅水平振動試験装置 HVM-70200地震波など大きく揺らす水平試験口コミを書く要見積

水平方向に200mm p-pまで大きく動かせる、動電型の水平振動試験装置です。振動数は1〜100Hzで、400×400mmのテーブルに100kgまで載せられます。所要電力は1kVAで、地震波の再現のような大振幅の試験に向きます。

方式
動電型
加振力
686N(ランダム490N)
振動数範囲
1〜100Hz
最大変位
200mm p-⁠p
最大搭載質量
100kg
加振方向
水平
振動台
400×400mm
電源
1kVA
最大加速度
4.1G
冷却
強制空冷
質量
145kg
公式ページへ詳細・仕様
有限会社旭製作所小型振動試験機 WaveMaker05机の上で試す小さな部品の加振口コミを書く73.3万円〜

100Vのコンセントにつないで、机の上で使える小型の振動試験機です。加振力49N・最大振幅5mm p-pで、周波数は1.0〜14kHzまで出せます。載せられるのは300gまでの小さな試験片です。

方式
動電型
加振力
49N
振動数範囲
1.0〜14kHz
最大変位
5mm p-⁠p
最大搭載質量
300g
電源
AC100V
最大加速度
無負荷294m/s²
質量
振動発生機4.7kg、コンソール3.2kg
記載なし
加振方向・振動台・冷却
公式ページへ詳細・仕様
エミック株式会社振動試験装置 F-6K/51部品の振動試験全般口コミを書く要見積

空冷で加振力6.0kNの、汎用の動電式振動試験装置です。最大変位51mm p-p・最大搭載質量200kgで、2,000Hzまでの正弦波とランダムの試験ができます。電源は200Vか400Vで、所要電力は9.8kVAです。

方式
動電型
加振力
サイン6.0kN、ランダム6.0kN rms
振動数範囲
〜2,000Hz
最大変位
51mm p-⁠p
最大搭載質量
200kg
電源
200Vまたは400V、9.8kVA
最大加速度
600m/s²
冷却
空冷
質量
振動発生機500kg
記載なし
加振方向・振動台
公式ページへ詳細・仕様
エミック株式会社輸送試験用振動試験装置 FT-02K/100梱包品の輸送振動試験口コミを書く要見積

輸送振動の再現に絞った、ランダム時に100mm p-pまで動く動電式の振動試験装置です。振動数は1〜300Hzで、500×500mmの加振台に60kg以下の梱包品を載せます。電源は3相AC200Vで、装置の質量は262kgです。

方式
動電型
加振力
2,000N
振動数範囲
1〜300Hz
最大変位
25mm p-p(ランダム時100mm p-p)
最大搭載質量
60kg以下
振動台
500×500mm
電源
3相AC200V
最大加速度
250m/s²
冷却
空冷
質量
262kg
記載なし
加振方向
公式ページへ詳細・仕様
株式会社振研三方向同時振動試験装置 G-6150-3HB-0323方向の振動を同時にかける試験口コミを書く要見積

水平二方向と垂直一方向の振動を1台で同時にかけられる、動電型の三方向振動試験装置です。サイン4.9kN・最大変位26mm p-pで、320×320mmの振動台に50kgまで載せられます。所要電力は33kVAで、冷却は強制空冷です。

方式
動電型
加振力
サイン4.9kN、ランダム3.5kN rms
振動数範囲
サイン〜1,500Hz、ランダム〜2,000Hz
最大変位
26mm p-⁠p
最大搭載質量
50kg
加振方向
水平二方向・垂直一方向の同時
振動台
320×320mm
電源
33kVA
最大加速度
117m/s²
冷却
強制空冷
記載なし
質量
公式ページへ詳細・仕様

油圧サーボ型

1製品
株式会社鷺宮製作所上下振動試験機 AVH101重い品物を上下に揺らす試験口コミを書く要見積

油圧で動かす上下方向専用の振動試験機で、最大加振力は±70kNです。1m×1mの振動板で、400kgを載せて68.6m/s²まで出せます。周波数は5〜100Hzで、大きな品物の低い周波数の試験に向きます。

方式
油圧サーボ型
加振力
±70kN
振動数範囲
5〜100Hz
最大変位
±30mm
加振方向
上下
振動台
1m×1m
最大加速度
68.6m/s²(400kg搭載時)
記載なし
最大搭載質量・電源・冷却・質量
公式ページへ詳細・仕様

電気サーボモータ型

1製品
国際計測器株式会社3軸振動・衝撃試験機 VTS-10ES-3トラック輸送の3軸振動の再現口コミを書く要見積

サーボモータで動かす、3軸同時の振動・衝撃試験機です。最大変位50mm p-p・最大載荷質量200kgで、5〜200Hzの振動試験と衝撃試験を1台で行います。1,000×1,000mmのテーブルに梱包品を載せて、トラック輸送の揺れを再現します。

方式
電気サーボモータ型
加振力
10kN
振動数範囲
5〜200Hz
最大変位
50mm p-⁠p
最大搭載質量
200kg
加振方向
3軸同時
振動台
1,000×1,000mm
最大加速度
3G(衝撃5G)
記載なし
電源・冷却・質量
公式ページへ詳細・仕様

振幅設定型

2製品
アイデックス株式会社上下振動試験機 BF-45UA-E実装基板・電子機器のスクリーニング口コミを書く要見積

振幅と周波数を決めて上下に揺らす、電子機器向けの振動試験機です。振幅1.2〜3.5mm p-p・周波数10〜67Hzで、45kgまで載せられます。実装基板や電子機器の耐振試験と、初期不良のスクリーニングに使います。

方式
振幅設定型
振動数範囲
10〜67Hz
最大変位
1.2〜3.5mm p-⁠p
最大搭載質量
45kg
加振方向
上下
振動台
530×582mm
電源
3相AC200〜240V
最大加速度
98m/s²
質量
約105kg
記載なし
加振力・冷却
公式ページへ詳細・仕様
アイデックス株式会社輸送包装試験機 BF-50UT梱包品の輸送振動と擦れの再現口コミを書く要見積

上下・左右・前後の3軸を同時に揺らす、輸送包装試験用の振動試験機です。振幅0.2〜2.6mm p-p・周波数10〜67Hzを決めて動かし、50kgまでの梱包品を載せます。本体は約80kgで、トラックの荷台の揺れを手軽に再現できます。

方式
振幅設定型
振動数範囲
10〜67Hz
最大変位
0.2〜2.6mm p-⁠p
最大搭載質量
50kg
加振方向
上下・左右・前後の3軸同時
振動台
500×600mm
電源
3相AC200〜240V
最大加速度
98m/s²
質量
約80kg
記載なし
加振力・冷却
公式ページへ詳細・仕様

動電型6製品

IMV株式会社

小型振動試験装置 m120-CE

開発室に置く小型の振動試験

加振力1,200Nで最大搭載質量120kgを持つ、低騒音の小型振動試験装置です。同じ加振力の装置より、高さ・幅・質量をぐっと小さくまとめています。冷却ファンを内蔵し、置き場所の限られる開発室にも入ります。

コスト要見積

方式
動電型
加振力
1,200N
最大搭載質量
120kg
冷却
空冷(DCファン内蔵)
記載なし
振動数範囲・最大変位・加振方向・振動台・電源・最大加速度・質量
公式ページへ
有限会社旭製作所

大振幅水平振動試験装置 HVM-70200

地震波など大きく揺らす水平試験

水平方向に200mm p-pまで大きく動かせる、動電型の水平振動試験装置です。振動数は1〜100Hzで、400×400mmのテーブルに100kgまで載せられます。所要電力は1kVAで、地震波の再現のような大振幅の試験に向きます。

コスト要見積

方式
動電型
加振力
686N(ランダム490N)
振動数範囲
1〜100Hz
最大変位
200mm p-⁠p
最大搭載質量
100kg
加振方向
水平
振動台
400×400mm
電源
1kVA
最大加速度
4.1G
冷却
強制空冷
質量
145kg
公式ページへ
有限会社旭製作所

小型振動試験機 WaveMaker05

机の上で試す小さな部品の加振

100Vのコンセントにつないで、机の上で使える小型の振動試験機です。加振力49N・最大振幅5mm p-pで、周波数は1.0〜14kHzまで出せます。載せられるのは300gまでの小さな試験片です。

コスト73.3万円〜

方式
動電型
加振力
49N
振動数範囲
1.0〜14kHz
最大変位
5mm p-⁠p
最大搭載質量
300g
電源
AC100V
最大加速度
無負荷294m/s²
質量
振動発生機4.7kg、コンソール3.2kg
記載なし
加振方向・振動台・冷却
公式ページへ
エミック株式会社

振動試験装置 F-6K/51

部品の振動試験全般

空冷で加振力6.0kNの、汎用の動電式振動試験装置です。最大変位51mm p-p・最大搭載質量200kgで、2,000Hzまでの正弦波とランダムの試験ができます。電源は200Vか400Vで、所要電力は9.8kVAです。

コスト要見積

方式
動電型
加振力
サイン6.0kN、ランダム6.0kN rms
振動数範囲
〜2,000Hz
最大変位
51mm p-⁠p
最大搭載質量
200kg
電源
200Vまたは400V、9.8kVA
最大加速度
600m/s²
冷却
空冷
質量
振動発生機500kg
記載なし
加振方向・振動台
公式ページへ
エミック株式会社

輸送試験用振動試験装置 FT-02K/100

梱包品の輸送振動試験

輸送振動の再現に絞った、ランダム時に100mm p-pまで動く動電式の振動試験装置です。振動数は1〜300Hzで、500×500mmの加振台に60kg以下の梱包品を載せます。電源は3相AC200Vで、装置の質量は262kgです。

コスト要見積

方式
動電型
加振力
2,000N
振動数範囲
1〜300Hz
最大変位
25mm p-p(ランダム時100mm p-p)
最大搭載質量
60kg以下
振動台
500×500mm
電源
3相AC200V
最大加速度
250m/s²
冷却
空冷
質量
262kg
記載なし
加振方向
公式ページへ
株式会社振研

三方向同時振動試験装置 G-6150-3HB-032

3方向の振動を同時にかける試験

水平二方向と垂直一方向の振動を1台で同時にかけられる、動電型の三方向振動試験装置です。サイン4.9kN・最大変位26mm p-pで、320×320mmの振動台に50kgまで載せられます。所要電力は33kVAで、冷却は強制空冷です。

コスト要見積

方式
動電型
加振力
サイン4.9kN、ランダム3.5kN rms
振動数範囲
サイン〜1,500Hz、ランダム〜2,000Hz
最大変位
26mm p-⁠p
最大搭載質量
50kg
加振方向
水平二方向・垂直一方向の同時
振動台
320×320mm
電源
33kVA
最大加速度
117m/s²
冷却
強制空冷
記載なし
質量
公式ページへ

油圧サーボ型1製品

株式会社鷺宮製作所

上下振動試験機 AVH101

重い品物を上下に揺らす試験

油圧で動かす上下方向専用の振動試験機で、最大加振力は±70kNです。1m×1mの振動板で、400kgを載せて68.6m/s²まで出せます。周波数は5〜100Hzで、大きな品物の低い周波数の試験に向きます。

コスト要見積

方式
油圧サーボ型
加振力
±70kN
振動数範囲
5〜100Hz
最大変位
±30mm
加振方向
上下
振動台
1m×1m
最大加速度
68.6m/s²(400kg搭載時)
記載なし
最大搭載質量・電源・冷却・質量
公式ページへ

電気サーボモータ型1製品

国際計測器株式会社

3軸振動・衝撃試験機 VTS-10ES-3

トラック輸送の3軸振動の再現

サーボモータで動かす、3軸同時の振動・衝撃試験機です。最大変位50mm p-p・最大載荷質量200kgで、5〜200Hzの振動試験と衝撃試験を1台で行います。1,000×1,000mmのテーブルに梱包品を載せて、トラック輸送の揺れを再現します。

コスト要見積

方式
電気サーボモータ型
加振力
10kN
振動数範囲
5〜200Hz
最大変位
50mm p-⁠p
最大搭載質量
200kg
加振方向
3軸同時
振動台
1,000×1,000mm
最大加速度
3G(衝撃5G)
記載なし
電源・冷却・質量
公式ページへ

振幅設定型2製品

アイデックス株式会社

上下振動試験機 BF-45UA-E

実装基板・電子機器のスクリーニング

振幅と周波数を決めて上下に揺らす、電子機器向けの振動試験機です。振幅1.2〜3.5mm p-p・周波数10〜67Hzで、45kgまで載せられます。実装基板や電子機器の耐振試験と、初期不良のスクリーニングに使います。

コスト要見積

方式
振幅設定型
振動数範囲
10〜67Hz
最大変位
1.2〜3.5mm p-⁠p
最大搭載質量
45kg
加振方向
上下
振動台
530×582mm
電源
3相AC200〜240V
最大加速度
98m/s²
質量
約105kg
記載なし
加振力・冷却
公式ページへ
アイデックス株式会社

輸送包装試験機 BF-50UT

梱包品の輸送振動と擦れの再現

上下・左右・前後の3軸を同時に揺らす、輸送包装試験用の振動試験機です。振幅0.2〜2.6mm p-p・周波数10〜67Hzを決めて動かし、50kgまでの梱包品を載せます。本体は約80kgで、トラックの荷台の揺れを手軽に再現できます。

コスト要見積

方式
振幅設定型
振動数範囲
10〜67Hz
最大変位
0.2〜2.6mm p-⁠p
最大搭載質量
50kg
加振方向
上下・左右・前後の3軸同時
振動台
500×600mm
電源
3相AC200〜240V
最大加速度
98m/s²
質量
約80kg
記載なし
加振力・冷却
公式ページへ
Q&A

振動試験機選びで、よくある疑問

購買担当の疑問振動試験機の価格は、いくら?

値段を公式に出しているのは、旭製作所の小型振動試験機WaveMaker05だけで、73.3万円〜です。ほかの製品は、加振力や振動台の大きさ、制御器の組み合わせで決まるので見積もりです。

設備担当の疑問振動試験機の種類と違いは?

揺らす仕組みで4つに分かれます。コイルと磁石の動電型、油圧の油圧サーボ型、サーボモータとボールねじの電気サーボモータ型、振幅と周波数を決めて揺らす振幅設定型です。高い周波数まで揺らすなら動電型、大きく低く揺らすなら油圧や電気サーボを選びます。

設備担当の疑問動電型と油圧式の違いは?

振研の解説では、加振力50kN以上の大型になると油圧式は動電型より安くなります。ただし油圧式はランニングコストと保守の費用が高くなります。50kN以上では、この2つを比べて選びます。

工場長の疑問加振力はどう選ぶ?

載せる品物と治具、振動台の動く部分を合わせた質量に、出したい加速度を掛けた力が必要です。エミックのF-6K/51は加振力6.0kN・最大加速度600m/s²で、最大搭載質量は200kgです。重い品物ほど出せる加速度が下がるので、余裕をみて選びます。

設備担当の疑問輸送試験(包装貨物の振動試験)に使うなら?

トラックの荷台の揺れは、国際計測器の計測で4秒間に最大2.8Gが出ています。国際計測器のVTS-10ES-3は3軸同時に最大変位50mm p-pで揺らし、エミックのFT-02K/100はランダム時に100mm p-pまで動きます。手軽に試すならアイデックスのBF-50UTが50kgまでの梱包品を3軸同時に揺らします。

設備担当の疑問3軸同時に揺らせる振動試験機は?

このページでは、振研のG-6150-3HB-032、国際計測器のVTS-10ES-3、アイデックスのBF-50UTの3製品です。振研は水平二方向と垂直一方向を同時にかける動電型で、上限は2,000Hzです。国際計測器とアイデックスは輸送の揺れの再現に向きます。

施設管理の疑問置き場所と電源は?

旭製作所のWaveMaker05は100Vのコンセントで動く卓上の機種です。エミックのFT-02K/100は3相AC200V、F-6K/51は所要電力9.8kVA、振研のG-6150-3HB-032は33kVAです。大きな装置ほど電源の工事と、送風機の置き場所を先に決めます。

工場長の疑問地震波のような大きな揺れを再現するには?

旭製作所のHVM-70200は動電型で水平に200mm p-pまで動かせます。電気サーボモータ型はボールねじの長さを変えて大きな変位をとりやすい方式です。油圧サーボ型の鷺宮製作所AVH101は±70kNの力で上下に揺らします。

設備担当の疑問温度・湿度と組み合わせた試験はできる?

できます。IMVのJシリーズは全機種が恒温恒湿槽と直接つなげます。槽と組み合わせるときは、槽の底の穴や振動台の大きさがメーカーの組み合わせに合うかを確かめます。

施設管理の疑問手入れとランニングコストは?

油圧サーボ型は油圧ユニットを使うので、振研の解説のとおりランニングコストと保守の費用が高くなります。動電型も冷却の送風機や加振機の定期点検が必要です。買う前に、点検の周期と費用をメーカーに聞いておきます。

購買担当の疑問買わずに試す方法は?

IMVは振動試験機のレンタルを、エミックは受託試験を案内しています。年に数回しか使わないなら、レンタルや受託試験で条件を決めてから買うかどうかを決めます。

TYPES

振動試験機の方式の違い

動電型

磁石の中のコイルに交流電流を流して振動台を揺らす型です。出る力は電流に比例し、数Hzから数千Hzまで正弦波もランダムも出せます。小型の卓上機から大型の空冷・水冷機まで、いちばん種類が多い方式です。

向いている使い方

  • 自動車部品・電子部品の規格試験
  • 高い周波数まで揺らしたい
  • 正弦波・ランダム・衝撃を1台で

根拠:この駆動コイルに交流電流を流す事によって駆動コイルが上下運動します。(出典1)

この方式の6製品を表で見る

油圧サーボ型

油圧とサーボ弁で振動台を動かす型です。大きな力と大きな変位を出しやすく、重い品物を低い周波数で揺らす試験に使います。油圧ユニットを別に置きます。

向いている使い方

  • 重い品物を大きな力で揺らす
  • 低い周波数で大きく動かす
  • 構造物の耐震試験

根拠:VSH形超高速サーボ弁を使用した高周波振動試験機です(出典3)

この方式の1製品を表で見る

電気サーボモータ型

ACサーボモータとボールねじで振動台を動かす型です。ボールねじの長さで大きな変位をとりやすく、トラック輸送のような大きく低い揺れを再現できます。油圧ユニットは使いません。

向いている使い方

  • トラック輸送の揺れの再現
  • 大きな変位の輸送試験
  • 3軸同時の振動と衝撃

根拠:サーボモータ式振動試験機のアクチュエータはACサーボモータとボールねじを組み合わせたものです。(出典2)

この方式の1製品を表で見る

振幅設定型

振幅と周波数を決めて、その値で揺らし続ける簡易な型です。周波数は10〜67Hzまでで、加振力ではなく振幅と許容加速度で仕様を出しています。輸送包装の試験や電子機器のスクリーニングに使います。

向いている使い方

  • 梱包品の輸送振動と擦れ
  • 電子機器の初期不良の洗い出し
  • 制御器なしで手軽に揺らす

根拠:振動方向 上下・左右・前後(3軸同時振動) 振幅設定範囲 0.2~2.6mmP-P(出典6)

この方式の2製品を表で見る
MAKERS

振動試験機の主なメーカー7社

IMV株式会社

加振力1,200Nで最大搭載質量120kgを持つ、低騒音の小型振動試験装置です。

大阪府

アイデックス株式会社

振幅と周波数を決めて上下に揺らす、電子機器向けの振動試験機です。

東京都

有限会社旭製作所

水平方向に200mm p-pまで大きく動かせる、動電型の水平振動試験装置です。

東京都

エミック株式会社

空冷で加振力6.0kNの、汎用の動電式振動試験装置です。

東京都

国際計測器株式会社

サーボモータで動かす、3軸同時の振動・衝撃試験機です。

東京都

株式会社鷺宮製作所

油圧で動かす上下方向専用の振動試験機で、最大加振力は±70kNです。

東京都

株式会社振研

水平二方向と垂直一方向の振動を1台で同時にかけられる、動電型の三方向振動試験装置です。

東京都

出典
  1. 振研 振動試験装置とは
  2. 国際計測器 大変位振動試験に対応する振動試験機について
  3. 鷺宮製作所 BVH 高周波振動試験機
  4. 鷺宮製作所 AVH 上下振動試験機
  5. 国際計測器 電気サーボモータ式包装貨物用振動試験システム
  6. アイデックス 輸送包装試験機 BF-50UT
  7. アイデックス 振動試験機 BF-45UA-E
  8. エミック Fシリーズ
  9. エミック FTシリーズ
  10. IMV mシリーズ
  11. IMV Jシリーズ
  12. 旭製作所 HVM-70200
  13. 旭製作所 WaveMaker05
  14. 振研 三方向振動試験装置 G-6シリーズ
  15. 国際計測器 振動試験受託
  16. 振研 単軸振動試験装置
掲載基準

製品・部品の耐久評価や輸送試験のために、品物を載せて決めた振動をかける業務用の振動試験機(動電型・油圧サーボ型・電気サーボモータ型・振幅設定型)で、日本の会社が自社で作り、公式サイトで今案内していて、加振力や振幅などの仕様を公式で確かめられた型式に限ります。1社2製品までです。振動制御器だけの製品、校正用の小型加振器、受託試験のサービスは載せていません。振動を測る振動計・振動センサーは「振動計」「振動センサー」のページで、生コンを締め固めるバイブレータは「バイブレータ」のページで扱います。神栄テクノロジーが売る輸送振動試験機BF-50UTは、公式にアイデックス社製と書いてあるので、作っているアイデックスの製品として載せています。長尾産業と国際振音計装は受託試験の会社なので載せていません。HBK(旧ブリュエル・ケアー)の振動試験システムは公式サイトがこちらから開けず、IMVのAシリーズ・Jシリーズは仕様の表が画像で数字を写せないので、今回は載せていません。

振動試験機を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉