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電池の電極・光学フィルム・粘着テープなどの巻物に塗液を塗って乾かす塗工機(コーター)を選ぶ、生産技術・研究開発・設備・購買の担当の方へ

塗工機(コーター)のメーカー9社比較【2026年】

塗工機(コーター)は、巻物の基材に塗液を
決まった厚さで塗り、乾かす機械です。

ABOUT

塗工機とは

比較表を見る ↓

塗工機(コーター)⁠と⁠は⁠、巻物の基材に塗液を決まった厚さで塗り、
乾燥炉で乾かして巻き取る機械です。
塗液の量り方で、ダイ・グラビア・すき間で量る型・バーに分かれます。
コーター・塗工乾燥装置とも呼びます。

製品の特長

  • 塗り方を選べる(ダイ・グラビア・コンマ・バー)
  • 塗る・乾かす・巻くを1本の流れで行う(巻出し→塗工→乾燥炉→巻取り)
  • 研究用の卓上機から量産の広幅機まである

使うメリット

  • 膜の厚さをそろえられる(手塗りのムラや人による差が出ない)
  • 長い巻物に連続で塗れる(量産と同じ流れで試作できる)
  • 塗り分けができる(ダイは間欠・ストライプ塗工にも使える)

選ぶときに注意すること

  1. 塗液の粘度と塗る厚さで、合う塗工方式が変わる
  2. ダイは実際の塗工液で試し塗りしてから選ぶ
  3. 乾燥炉の長さと温度で、出せる速度が決まる
  4. 溶剤系の液は、揮発と排気の手当てを先に決める
  5. 値段は公式に出ていない。構成を決めて見積もりをとる

※仕様は各メーカーの公式の製品ページによる。塗工方式の説明はヒラノテクシード・小林製作所の解説による。

LIST

塗工機の比較表

塗工機(コーター)11製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

ダイ(スロットダイ)

4製品
株式会社テクノスマート2次電池電極用塗工乾燥装置(ダイコーター)電池の正極・負極を箔に塗って乾かす口コミを書く要見積

重いスラリーが沈まないよう、マニホールドの流速を上げた密閉式のダイコーターを積んだ電極用の塗工乾燥装置です。速度は1〜150m/min、粘度は5〜100000mPa・sまで扱えます。電極のストライプ塗工と間欠塗工にも使えます。

塗工方式
ダイ(スロットダイ)
塗工方式
ダイコーター、CBコーター
速度
1〜150m/min
用途
二次電池の電極
基材
アルミ箔、銅箔
粘度
5〜100000mPa・s
塗工量
30〜400μm(wet)
特長
ストライプ塗工と間欠塗工ができる
記載なし
塗工幅・乾燥・寸法・電源
公式ページへ詳細・仕様
東レエンジニアリング株式会社タンデム(逐次両面)コーター電池の電極を広幅・高速で量産する口コミを書く要見積

電池の極板を塗るスリットダイコーターで、ダイは自社で設計・製作しています。塗工幅は600〜1,500mmで、連続ストライプ塗工で100m/min以上の実績があります。自動塗工制御のSmart Coaterで目付重量のばらつきを±1%以内に抑えます。

塗工方式
ダイ(スロットダイ)
塗工方式
スリットダイ
塗工幅
600〜1,500mm
速度
連続ストライプ塗工で100m/min以上、間欠塗工で60m/min
乾燥
乾燥路をユニット化
用途
リチウムイオン電池・全固体電池・燃料電池の電極
特長
自動塗工制御で目付重量のばらつき±1%以内
記載なし
基材・粘度・塗工量・寸法・電源
公式ページへ詳細・仕様
株式会社ヒラノテクシードダイコーター(スロットダイ)電池電極や粘着材を密閉で精度よく塗る口コミを書く要見積

液を密閉したダイから吐き出し、バックロール上の基材とのすき間で膜を作るスロットダイです。速度は1〜200m/min、塗工量は10〜1000μm(wet)⁠ま⁠で扱えます。間欠のパターン塗工にも使えます。

塗工方式
ダイ(スロットダイ)
塗工方式
スロットダイ
速度
1〜200m/min
用途
電池電極・粘接着材・電子材料
粘度
100〜50000mPa・s
塗工量
10〜1000μm(wet)
特長
間欠のパターン塗工ができる
記載なし
塗工幅・乾燥・基材・寸法・電源
公式ページへ詳細・仕様
由利ロール機械株式会社ダイコーティングシステム GPDホットメルトなどをすじなく塗る口コミを書く要見積

ダイの中にギアポンプを組み込み、ダイ塗工で出やすいすじ(ストリーク)と掃除の手間を抑えたシステムです。ダイを開く機構があり、ホットメルトにも使えます。医薬関係のメーカーに多く納めています。

塗工方式
ダイ(スロットダイ)
塗工方式
ギアポンプを組み込んだダイ
用途
医薬関係メーカーでの塗工
特長
ホットメルトに使え、ダイを開いて掃除できる
記載なし
塗工幅・速度・乾燥・基材・粘度・塗工量・寸法・電源
公式ページへ詳細・仕様

グラビア(マイクログラビア)

3製品
富士機械工業株式会社セパレータ用コーター C7-130電池セパレータにアルミナを薄く塗る口コミを書く要見積

リチウムイオン電池のセパレータにアルミナなどの耐熱剤を塗る専用のコーターです。マイクロチャンバードクターでスラリーを薄く塗り、速度は最大150m/min、基材幅は最大1200mmです。セパレータ用の巻取自動紙継機構で巻芯のロスを減らします。

塗工方式
グラビア(マイクログラビア)
塗工方式
グラビアキスリバース、チャンバードクター
塗工幅
基材幅最大1200mm
速度
最大150m/min
乾燥
最高100℃
用途
電池のセパレータへの耐熱剤塗工
基材
リチウムイオン電池のセパレータ
特長
マイクロチャンバードクターでスラリーを薄く塗る
記載なし
粘度・塗工量・寸法・電源
公式ページへ詳細・仕様
株式会社康井精機マイクログラビアコーター μコータ NMC-350研究開発で薄膜を連続で塗る試作口コミを書く要見積

塗工・乾燥・巻出・巻取を1台の本体に収めた、研究開発用のマイクログラビアコーターです。塗工幅は最大300mm、ライン速度は0.5〜5.0m/minです。乾燥炉は炉長1mで、熱風は80℃です。

塗工方式
グラビア(マイクログラビア)
塗工方式
マイクログラビア
塗工幅
最大300mm
速度
0.5〜5.0m/min
乾燥
炉長1m、熱風80℃
用途
電子部品・二次電池・光学部品の試作
基材
PVC、PP、PET、銅箔など
電源
3相200V〜300V、50Hz・60Hz
特長
乾燥装置と巻出・巻取装置を本体に内蔵
記載なし
粘度・塗工量・寸法
公式ページへ詳細・仕様
株式会社康井精機卓上塗工機 ミニラボ机の上で薄く連続で塗る最初の1台口コミを書く要見積

机に載る大きさで、家庭用電源のまま動く超小型のマイクログラビア塗工機です。塗工幅は120mm、ライン速度は0.2〜2m/minです。最短納期は3か月です。

塗工方式
グラビア(マイクログラビア)
塗工方式
マイクログラビア
塗工幅
120mm
速度
0.2〜2m/min
用途
手塗りから連続塗工への切り替え
寸法
650×700×450mm
電源
家庭用電源
特長
卓上サイズで最短納期3か月
記載なし
乾燥・基材・粘度・塗工量
公式ページへ詳細・仕様

すき間で量る型(コンマ・ロールギャップ)

2製品
テスター産業株式会社小型コーター PI-1230卓上で長尺のサンプルを塗って乾かす口コミを書く要見積

巻き出し・巻き取り・乾燥炉まで載せた卓上型の連続塗工装置です。2本のロールのすき間を0.000〜3.000mmで決めて塗り、炉長400mmの乾燥炉は最高200℃です。オプションのダイユニットで間欠塗工と裏面塗工もできます。

塗工方式
すき間で量る型(コンマ・ロールギャップ)
塗工方式
2本ロールのギャップ設定式
塗工幅
最大150mm
速度
5〜50cm/min
乾燥
炉長400mm、最高200℃
用途
長尺のサンプル作り
寸法
本体約W100×D65×H45cm
電源
AC100V
特長
ギャップを0.000〜3.000mmで決められる
記載なし
基材・粘度・塗工量
公式ページへ詳細・仕様
株式会社ヒラノテクシードコンマコーター(コンマダイレクト)粘着剤など粘い液を厚めに塗る口コミを書く要見積

コンマロールとバックロールのすき間で膜の厚さを決める、ヒラノテクシードの登録商標の塗工方式です。粘度300〜100000mPa・s、塗工量30〜2000μm(wet)⁠ま⁠で扱えます。構成がシンプルで掃除がしやすく、多品種少量の生産にも向きます。

塗工方式
すき間で量る型(コンマ・ロールギャップ)
塗工方式
コンマダイレクト
速度
0.1〜200m/min
用途
粘接着材・電子材料・医薬品
粘度
300〜100000mPa・s
塗工量
30〜2000μm(wet)
特長
少ない液で塗れて掃除がしやすい
記載なし
塗工幅・乾燥・基材・寸法・電源
公式ページへ詳細・仕様

バー(ワイヤーバー・ロッド)

2製品
株式会社市金工業社ラボ用塗工テスト装置 サテライトコーター研究室で少量の液を連続で塗る口コミを書く要見積

バックアップロールの周りの上・下・垂直のどこにでも塗工ヘッドを付けられる、研究用の小さな塗工装置です。幅は最大400mm、速度は0.1〜3.0m/minです。高粘度は上面でかき取り、低粘度は下面でくみ上げて塗ります。

塗工方式
バー(ワイヤーバー・ロッド)
塗工方式
バー(ヘッドの向きを上・下・垂直に変えられる)
塗工幅
最大400mm
速度
0.1〜3.0m/min
乾燥
0.6m×1室、最高150℃
用途
大学・企業の研究所での少量塗工
寸法
最小L2000×W2000×H2000mm
特長
塗工ヘッドを上下・垂直・両面の位置に付けられる
記載なし
基材・粘度・塗工量・電源
公式ページへ詳細・仕様
株式会社小林製作所薄膜バーコータ DMコータ広幅のフィルムや紙に薄く両面を塗る口コミを書く要見積

液の供給と計量を一体にしたセミクローズドのバーコータで、溶剤の揮発と液の循環量を減らせます。最大塗工幅は5400mm、速度は最大200m/minです。粘度50mPa・s以下の水系・溶剤系の液に使います。

塗工方式
バー(ワイヤーバー・ロッド)
塗工方式
バー(セミクローズド)
塗工幅
最大5400mm
速度
最大200m/min
用途
フィルム・紙の薄膜塗工、両面同時塗工
基材
フィルム、紙など
粘度
50mPa・s以下
塗工量
1.8〜50g/m²(wet)
特長
溶剤の揮発と液の循環量を減らせる
記載なし
乾燥・寸法・電源
公式ページへ詳細・仕様

ダイ(スロットダイ)4製品

株式会社テクノスマート

2次電池電極用塗工乾燥装置(ダイコーター)

電池の正極・負極を箔に塗って乾かす

重いスラリーが沈まないよう、マニホールドの流速を上げた密閉式のダイコーターを積んだ電極用の塗工乾燥装置です。速度は1〜150m/min、粘度は5〜100000mPa・sまで扱えます。電極のストライプ塗工と間欠塗工にも使えます。

コスト要見積

塗工方式
ダイ(スロットダイ)
塗工方式
ダイコーター、CBコーター
速度
1〜150m/min
用途
二次電池の電極
基材
アルミ箔、銅箔
粘度
5〜100000mPa・s
塗工量
30〜400μm(wet)
特長
ストライプ塗工と間欠塗工ができる
記載なし
塗工幅・乾燥・寸法・電源
公式ページへ
東レエンジニアリング株式会社

タンデム(逐次両面)コーター

電池の電極を広幅・高速で量産する

電池の極板を塗るスリットダイコーターで、ダイは自社で設計・製作しています。塗工幅は600〜1,500mmで、連続ストライプ塗工で100m/min以上の実績があります。自動塗工制御のSmart Coaterで目付重量のばらつきを±1%以内に抑えます。

コスト要見積

塗工方式
ダイ(スロットダイ)
塗工方式
スリットダイ
塗工幅
600〜1,500mm
速度
連続ストライプ塗工で100m/min以上、間欠塗工で60m/min
乾燥
乾燥路をユニット化
用途
リチウムイオン電池・全固体電池・燃料電池の電極
特長
自動塗工制御で目付重量のばらつき±1%以内
記載なし
基材・粘度・塗工量・寸法・電源
公式ページへ
株式会社ヒラノテクシード

ダイコーター(スロットダイ)

電池電極や粘着材を密閉で精度よく塗る

液を密閉したダイから吐き出し、バックロール上の基材とのすき間で膜を作るスロットダイです。速度は1〜200m/min、塗工量は10〜1000μm(wet)⁠ま⁠で扱えます。間欠のパターン塗工にも使えます。

コスト要見積

塗工方式
ダイ(スロットダイ)
塗工方式
スロットダイ
速度
1〜200m/min
用途
電池電極・粘接着材・電子材料
粘度
100〜50000mPa・s
塗工量
10〜1000μm(wet)
特長
間欠のパターン塗工ができる
記載なし
塗工幅・乾燥・基材・寸法・電源
公式ページへ
由利ロール機械株式会社

ダイコーティングシステム GPD

ホットメルトなどをすじなく塗る

ダイの中にギアポンプを組み込み、ダイ塗工で出やすいすじ(ストリーク)と掃除の手間を抑えたシステムです。ダイを開く機構があり、ホットメルトにも使えます。医薬関係のメーカーに多く納めています。

コスト要見積

塗工方式
ダイ(スロットダイ)
塗工方式
ギアポンプを組み込んだダイ
用途
医薬関係メーカーでの塗工
特長
ホットメルトに使え、ダイを開いて掃除できる
記載なし
塗工幅・速度・乾燥・基材・粘度・塗工量・寸法・電源
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グラビア(マイクログラビア)3製品

富士機械工業株式会社

セパレータ用コーター C7-130

電池セパレータにアルミナを薄く塗る

リチウムイオン電池のセパレータにアルミナなどの耐熱剤を塗る専用のコーターです。マイクロチャンバードクターでスラリーを薄く塗り、速度は最大150m/min、基材幅は最大1200mmです。セパレータ用の巻取自動紙継機構で巻芯のロスを減らします。

コスト要見積

塗工方式
グラビア(マイクログラビア)
塗工方式
グラビアキスリバース、チャンバードクター
塗工幅
基材幅最大1200mm
速度
最大150m/min
乾燥
最高100℃
用途
電池のセパレータへの耐熱剤塗工
基材
リチウムイオン電池のセパレータ
特長
マイクロチャンバードクターでスラリーを薄く塗る
記載なし
粘度・塗工量・寸法・電源
公式ページへ
株式会社康井精機

マイクログラビアコーター μコータ NMC-350

研究開発で薄膜を連続で塗る試作

塗工・乾燥・巻出・巻取を1台の本体に収めた、研究開発用のマイクログラビアコーターです。塗工幅は最大300mm、ライン速度は0.5〜5.0m/minです。乾燥炉は炉長1mで、熱風は80℃です。

コスト要見積

塗工方式
グラビア(マイクログラビア)
塗工方式
マイクログラビア
塗工幅
最大300mm
速度
0.5〜5.0m/min
乾燥
炉長1m、熱風80℃
用途
電子部品・二次電池・光学部品の試作
基材
PVC、PP、PET、銅箔など
電源
3相200V〜300V、50Hz・60Hz
特長
乾燥装置と巻出・巻取装置を本体に内蔵
記載なし
粘度・塗工量・寸法
公式ページへ
株式会社康井精機

卓上塗工機 ミニラボ

机の上で薄く連続で塗る最初の1台

机に載る大きさで、家庭用電源のまま動く超小型のマイクログラビア塗工機です。塗工幅は120mm、ライン速度は0.2〜2m/minです。最短納期は3か月です。

コスト要見積

塗工方式
グラビア(マイクログラビア)
塗工方式
マイクログラビア
塗工幅
120mm
速度
0.2〜2m/min
用途
手塗りから連続塗工への切り替え
寸法
650×700×450mm
電源
家庭用電源
特長
卓上サイズで最短納期3か月
記載なし
乾燥・基材・粘度・塗工量
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すき間で量る型(コンマ・ロールギャップ)2製品

テスター産業株式会社

小型コーター PI-1230

卓上で長尺のサンプルを塗って乾かす

巻き出し・巻き取り・乾燥炉まで載せた卓上型の連続塗工装置です。2本のロールのすき間を0.000〜3.000mmで決めて塗り、炉長400mmの乾燥炉は最高200℃です。オプションのダイユニットで間欠塗工と裏面塗工もできます。

コスト要見積

塗工方式
すき間で量る型(コンマ・ロールギャップ)
塗工方式
2本ロールのギャップ設定式
塗工幅
最大150mm
速度
5〜50cm/min
乾燥
炉長400mm、最高200℃
用途
長尺のサンプル作り
寸法
本体約W100×D65×H45cm
電源
AC100V
特長
ギャップを0.000〜3.000mmで決められる
記載なし
基材・粘度・塗工量
公式ページへ
株式会社ヒラノテクシード

コンマコーター(コンマダイレクト)

粘着剤など粘い液を厚めに塗る

コンマロールとバックロールのすき間で膜の厚さを決める、ヒラノテクシードの登録商標の塗工方式です。粘度300〜100000mPa・s、塗工量30〜2000μm(wet)⁠ま⁠で扱えます。構成がシンプルで掃除がしやすく、多品種少量の生産にも向きます。

コスト要見積

塗工方式
すき間で量る型(コンマ・ロールギャップ)
塗工方式
コンマダイレクト
速度
0.1〜200m/min
用途
粘接着材・電子材料・医薬品
粘度
300〜100000mPa・s
塗工量
30〜2000μm(wet)
特長
少ない液で塗れて掃除がしやすい
記載なし
塗工幅・乾燥・基材・寸法・電源
公式ページへ

バー(ワイヤーバー・ロッド)2製品

株式会社市金工業社

ラボ用塗工テスト装置 サテライトコーター

研究室で少量の液を連続で塗る

バックアップロールの周りの上・下・垂直のどこにでも塗工ヘッドを付けられる、研究用の小さな塗工装置です。幅は最大400mm、速度は0.1〜3.0m/minです。高粘度は上面でかき取り、低粘度は下面でくみ上げて塗ります。

コスト要見積

塗工方式
バー(ワイヤーバー・ロッド)
塗工方式
バー(ヘッドの向きを上・下・垂直に変えられる)
塗工幅
最大400mm
速度
0.1〜3.0m/min
乾燥
0.6m×1室、最高150℃
用途
大学・企業の研究所での少量塗工
寸法
最小L2000×W2000×H2000mm
特長
塗工ヘッドを上下・垂直・両面の位置に付けられる
記載なし
基材・粘度・塗工量・電源
公式ページへ
株式会社小林製作所

薄膜バーコータ DMコータ

広幅のフィルムや紙に薄く両面を塗る

液の供給と計量を一体にしたセミクローズドのバーコータで、溶剤の揮発と液の循環量を減らせます。最大塗工幅は5400mm、速度は最大200m/minです。粘度50mPa・s以下の水系・溶剤系の液に使います。

コスト要見積

塗工方式
バー(ワイヤーバー・ロッド)
塗工方式
バー(セミクローズド)
塗工幅
最大5400mm
速度
最大200m/min
用途
フィルム・紙の薄膜塗工、両面同時塗工
基材
フィルム、紙など
粘度
50mPa・s以下
塗工量
1.8〜50g/m²(wet)
特長
溶剤の揮発と液の循環量を減らせる
記載なし
乾燥・寸法・電源
公式ページへ
Q&A

塗工機選びで、よくある疑問

購買担当の疑問塗工機の価格は?いくらで買える?

このページの11製品は、どれも公式ページに値段が出ていません。塗工ヘッド・乾燥炉・巻出しと巻取りの組み合わせで構成が変わるので、仕様を決めて見積もりをとります。康井精機のミニラボやμコータNMC-350も、塗工幅の拡張やUV照射装置をオプションで足す作りです。

設備担当の疑問塗工機(コーター)の種類と違いは?

塗液の量り方で4つに分かれます。ダイから液を吐き出す型、グラビアロールの溝で運ぶ型、ロールとのすき間でかき取るコンマなどの型、バーでかき取る型です。ダイは密閉で厚さが安定し、グラビアとバーは薄い膜、コンマは粘い液の厚めの膜に向きます。

設備担当の疑問スロットダイとグラビアの違いは?

スロットダイはダイから液を吐き出して塗る密閉の型で、ヒラノテクシードのダイコーターは粘度100〜50000mPa・s、塗工量10〜1000μm(wet)が範囲です。グラビアはロールの溝で液を運ぶ型で、溝の線数と深さで量を決めます。富士機械工業のC7-130は、グラビアキスリバース方式でセパレータに耐熱剤を薄く塗ります。

設備担当の疑問コンマコーターとは?

コンマロールとバックロールのすき間を基材が通り、そのすき間で膜の厚さを決める塗工方式です。コンマコーターはヒラノテクシードの登録商標です。同社のコンマダイレクトは粘度300〜100000mPa・s、塗工量30〜2000μm(wet)⁠ま⁠で扱え、掃除がしやすく多品種少量の生産に向きます。

工場長の疑問リチウムイオン電池の電極を塗る塗工機は?

このページでは、東レエンジニアリングとテクノスマートが電極用のダイの装置を出しています。東レエンジニアリングのタンデムコーターは塗工幅600〜1,500mmで、連続ストライプ塗工で100m/min以上の実績があります。テクノスマートの2次電池電極用塗工乾燥装置は速度1〜150m/minで、ストライプ塗工と間欠塗工ができます。セパレータには富士機械工業のC7-130があります。

設備担当の疑問研究開発用・ラボ用の小型の塗工機は?

康井精機のミニラボは塗工幅120mmで、家庭用電源で動く卓上機です。テスター産業のPI-1230は幅150mmまでの卓上型で、炉長400mmの乾燥炉が付きます。市金工業社のサテライトコーターは幅400mmまでで、大学や企業の研究所向けです。康井精機のμコータNMC-350は塗工幅300mmで、乾燥炉まで本体に入っています。

総務の疑問塗工幅と速度はどれくらい?

研究用は幅と速度が小さく、康井精機のミニラボは塗工幅120mm・0.2〜2m/min、市金工業社のサテライトコーターは幅400mm・0.1〜3.0m/minです。量産機では、小林製作所のDMコータが最大塗工幅5400mm・最大200m/min、富士機械工業のC7-130が基材幅1200mm・最大150m/minです。

設備担当の疑問粘度で塗工方式はどう選ぶ?

扱える粘度の範囲は方式と機種で違います。ヒラノテクシードのコンマダイレクトは300〜100000mPa・s、スロットダイは100〜50000mPa・sが範囲で、小林製作所のDMコータは50mPa・s以下です。市金工業社のサテライトコーターは、高粘度は上面でかき取り、低粘度は下面でくみ上げて塗ります。

工場長の疑問買う前に試し塗りはできる?

ヒラノテクシードは、ダイを選ぶときは実際の塗工液での確認テストを求めています。康井精機は無料の塗工スタジオ STUDIO YSを持ち、小林製作所はマルチテストコータで多くの塗工ヘッドを試せます。

経営者の疑問乾燥炉の電気代・省エネは?

東レエンジニアリングのGreen Coaterは乾燥炉の排ガスを再利用して、エネルギーの使用量を最大55%減らします。小林製作所のDMコータは、セミクローズド方式で溶剤の揮発量と液の循環量を減らします。

施設管理の疑問塗工機の掃除・手入れは?

ヘッドの作りで手間が変わります。ヒラノテクシードのコンマダイレクトは清掃性が高い型です。由利ロール機械のGPDはダイを開く機構があり、康井精機のμコータNMC-350は片持ち式のガイドロールで通紙と掃除がしやすい作りです。

TYPES

塗工機の塗工方式の違い

ダイ(スロットダイ)

ダイの細いすき間から塗液を吐き出し、ロールの上を走る基材に載せる型です。液が外に触れない密閉の作りで、膜の厚さが安定します。間欠やストライプの塗り分けもでき、電池の電極にも使います。

向いている使い方

  • 電池の電極を量産する
  • 中高粘度の液を中厚膜で塗る
  • 間欠・ストライプに塗り分ける

根拠:ダイコーターも基本的には密閉塗工方式であり、塗工安定性に優れ、高精度塗工を実現可能とします。(出典2)

この塗工方式の4製品を表で見る

グラビア(マイクログラビア)

表面に細かい溝を彫ったグラビアロールで液を運び、基材に移す型です。溝の線数と深さで塗る量が決まります。薄い膜を速く塗るのに向き、小径のマイクログラビアは研究用の小型機にも使います。

向いている使い方

  • 光学フィルムのハードコート
  • セパレータに耐熱剤を薄く塗る
  • 研究開発で薄膜を試す

根拠:グラビアロールのメッシュ形状により面質を調整し、線数、深さで塗工量を調整できるので、幅広い塗工に適応可能です。(出典3)

この塗工方式の3製品を表で見る

すき間で量る型(コンマ・ロールギャップ)

ロールと基材のすき間を決め、そこを通る液をかき取って厚さをそろえる型です。作りが簡単で掃除がしやすく、粘い液を厚めに塗れます。コンマコーターはこの代表です。

向いている使い方

  • 粘着剤・接着剤を厚めに塗る
  • 多品種を少しずつ塗る
  • 卓上で長尺のサンプルを作る

根拠:基材との隙間を以って樹脂の膜形成を行う塗工方式です。(出典1)

この塗工方式の2製品を表で見る

バー(ワイヤーバー・ロッド)

ワイヤーを巻いたバーやロッドで液をかき取り、薄く広げる型です。低い粘度の液を薄く塗るのに向きます。広幅の量産機から、研究室の小さなテスト機まであります。

向いている使い方

  • 水系・溶剤系の液を薄く塗る
  • 広幅のフィルム・紙に両面を塗る
  • 研究室で少量を連続で塗る

根拠:両面同時塗工が可能なEcoな薄膜バーコータ(出典6)

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MAKERS

塗工機の主なメーカー9社

株式会社市金工業社

バックアップロールの周りの上・下・垂直のどこにでも塗工ヘッドを付けられる、研究用の小さな塗工装置です。

滋賀県

株式会社小林製作所

液の供給と計量を一体にしたセミクローズドのバーコータで、溶剤の揮発と液の循環量を減らせます。

静岡県

株式会社テクノスマート

重いスラリーが沈まないよう、マニホールドの流速を上げた密閉式のダイコーターを積んだ電極用の塗工乾燥装置です。

大阪府

テスター産業株式会社

巻き出し・巻き取り・乾燥炉まで載せた卓上型の連続塗工装置です。

埼玉県

東レエンジニアリング株式会社

電池の極板を塗るスリットダイコーターで、ダイは自社で設計・製作しています。

東京都

株式会社ヒラノテクシード

液を密閉したダイから吐き出し、バックロール上の基材とのすき間で膜を作るスロットダイです。

奈良県

富士機械工業株式会社

リチウムイオン電池のセパレータにアルミナなどの耐熱剤を塗る専用のコーターです。

広島県

株式会社康井精機

塗工・乾燥・巻出・巻取を1台の本体に収めた、研究開発用のマイクログラビアコーターです。

神奈川県

由利ロール機械株式会社

ダイの中にギアポンプを組み込み、ダイ塗工で出やすいすじ(ストリーク)と掃除の手間を抑えたシステムです。

神奈川県

出典
  1. ヒラノテクシード コンマコーター
  2. ヒラノテクシード ダイコーター
  3. 小林製作所 グラビアコータ
  4. 康井精機 卓上塗工機 ミニラボ
  5. 康井精機 μコータ
  6. 小林製作所 DMコータ
  7. 市金工業社 サテライトコーター
  8. テクノスマート 2次電池電極用塗工乾燥装置
  9. 由利ロール機械 塗工装置
  10. 富士機械工業 コーター
  11. テスター産業 PI-1230 小型コーター
  12. 東レエンジニアリング コーター
  13. 小林製作所 マルチテストコータ
  14. 康井精機
掲載基準

電池の電極・セパレータ、光学フィルム、粘着材、電子材料などの製造と研究開発で、巻物(ロール)の基材に塗液を連続で塗って乾かす塗工機(ロールtoロールのコーター)を、日本の会社が自社で設計・製作し、公式サイトで今案内していて、仕様を公式で確かめられたものに限り載せています。1社2製品まで、代表の型式か装置の単位です。ヒラノテクシード・テクノスマート・由利ロール機械・東レエンジニアリングは型式を出さず、塗工方式や用途ごとの装置名で案内しているので、その名前で載せています。ガラス基板などに1枚ずつ塗る枚葉式のダイコーター(中外炉工業・タツモ)、シートに手や台で塗るバーコーター・フィルムアプリケーター・卓上の自動塗工台(テスター産業のPI-1210、小林製作所のちょい塗りくん、安田精機製作所など)は別の機械として除いています。宝泉は公式サイトが保守中で製品を確かめられず、コーテックの自動塗工機は公式ページに仕様の文字が無く、海外ブランドの品は代理の販売なので載せていません。商社(松尾産業など)が売る製品、スプレーや刷毛の塗装機、乾燥炉だけの装置、スリッターも除いています。値段を公式に出している製品はありません。

塗工機(コーター)を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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