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塗料・食品・化粧品・樹脂・油の品質管理や研究開発で、液体の粘度を測る粘度計を選ぶ、品質管理・研究開発・製造・購買の担当の方へ

粘度計のメーカー9社比較【2026年】

粘度計は、液体のねばり(粘度)⁠を
数字で測る測定器です。

ABOUT

粘度計とは

比較表を見る ↓

液体のねばり(粘度)を数字で測る測定器で、ビスコメーターとも呼びます。
塗料・食品・化粧品・樹脂・油の品質管理と
研究開発に使います。

製品の特長

  • 測り方は回転・振動・細管・落球の4つ(JIS Z 8803)
  • ラボで最も多いのは回転粘度計(B型とE型)
  • ラインに付けて測り続けるインライン粘度計もある(振動式・落体式)

使うメリット

  • 指で触った感じではなく、数字でロットの違いを比べられる(受け入れと出荷の検査)
  • 回転数を変えれば、塗料やペーストの流れ方までわかる(回転粘度計)
  • ラインで測り続ければ、希釈の手直しを早く打てる(インライン粘度計)

選ぶときに注意すること

  1. 粘度は温度で大きく変わるので、恒温槽で温度をそろえて測る
  2. 方式が違うと、同じ液でも表示の値が合わないことがある
  3. 毛細管粘度計は、ニュートン液体(水や油のような液)⁠専⁠⁠⁠⁠用
  4. 年に1回は校正用標準液で確かめる

※方式の分け方は日本規格協会のJIS Z 8803:2011の紹介、毛細管粘度計の使い分けは柴田科学、温度と校正は東機産業の公式の記載による。仕様と価格は各メーカーの公式の製品ページ・カタログの記載。

LIST

粘度計の比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

粘度計12製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

回転粘度計

7製品
株式会社アタゴVISCO-895持ち運んで現場とラボで測る口コミを書く168,300円税込・⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠直販

本体895gで片手で持ち運べる回転粘度計です。電池で7時間動くので、電源の無い製造現場でも測れます。必要なサンプルは15mLか100mLで、500mLのビーカーで測るB型粘度計より少なく済みます。

方式
回転粘度計
測り方
回転式(⁠スピンドル⁠)
粘度範囲
50〜99,999,999mPa·s(A1〜A3スピンドル)
精度
粘度フルスケールの±1%
試料量
15mLまたは100mL
回転数・振動数
0.01〜250rpm(28段階)
温度
5.0〜90.0℃(表示)
出力
USB-シリアル接続
特長
本体895g、電池で7時間動く
記載なし
規格
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社アントンパール・ジャパンViscoQC 300 R医薬・化粧品の記録の残る品質管理口コミを書く要見積

スピンドルを付けると本体が自動で見分ける回転粘度計で、付け間違いによる測り直しを防げます。最大999⁠回の測定を本体に残し、PDFやCSVで出せます。医薬向けの21 CFR Part 11やGMPに合わせた運用もできます。

方式
回転粘度計
測り方
回転式(RHスピンドル6本)
粘度範囲
1.3〜40,000,000mPa·s
精度
フルスケールの±1.0%(繰り返し±0.2%)
回転数・振動数
0.01〜250rpm
温度
-45〜+175℃(PTD 175使用時)
出力
PDF・CSV出力、LIMS連携
規格
21 CFR Part 11・GMPに対応
特長
スピンドルを自動で見分け、999回の測定を残す
記載なし
試料量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
京都電子工業株式会社EMS-1000S少量・貴重な試料の研究開発口コミを書く要見積

磁石の力で容器の外から球を回して測るので、試料が装置に触れず、測ったあとに回収できます。必要な試料は300μLで、少量容器なら90μLから測れます。ふたのできる使い捨て容器なので、洗う手間がなく、たんぱく質や生体試料も扱えます。

方式
回転粘度計
測り方
電磁スピニング法(EMS法)
粘度範囲
0.1〜100,000mPa·s(直径2mmの球)
精度
±10%以内(繰返しRSD 3%⁠⁠⁠以内)
試料量
300μL(少量容器で90μL)
回転数・振動数
500〜1000rpm(モータ)
温度
0〜200℃(安定性±0.1℃)
特長
試料に触れずに測り、測ったあと回収できる
記載なし
出力・⁠⁠⁠規格
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社HAAKE Viscotester 3(399-0112)インク・塗料の受け入れと抜き取り口コミを書く要見積

手に持っても、スタンドに付けても使える回転粘度計で、受け入れ検査から製造の抜き取りまで1台で回せます。ローターは色分けされ、合うものを画面が示すので、選び間違いを減らせます。充電池で動き、30〜400,000mPa·sを測れます。

方式
回転粘度計
測り方
回転式(ローター3本)
粘度範囲
30〜400,000mPa·s
精度
±5% FSD(ローターR1〜R3)
回転数・振動数
62.5rpm
温度
最大150℃
特長
手で持っても、スタンドに付けても使える
記載なし
試料量・出力・⁠⁠⁠規格
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
東機産業株式会社TV-100BL塗料・樹脂など幅広い粘度の品質管理口コミを書く要見積

1台で従来の粘度計3台分の測定範囲を持つ、マルチレンジのB型粘度計です。ロータを替えずに測定範囲を最大8倍まで広げられ、粘度の違うサンプルを続けて測れます。宝石軸受を使わないピボットレス機構で、生産とメンテナンスは国内で行っています。

方式
回転粘度計
測り方
B型(スピンドルロータ)
粘度範囲
15〜30,000,000mPa·s(Lタイプ)
精度
フルスケールの±1%以内
試料量
500mLビーカー(少量アダプタで8〜13mL)
回転数・振動数
0.1〜100.0rpm(⁠1001段⁠)
温度
試料10〜60℃
出力
USB(PC接続、プリンタ)
規格
JIS・ISO規格に適合
特長
ロータを替えずに測定範囲を最大8倍まで広げる
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
東機産業株式会社TV-100EL少ない試料で流動特性まで見る口コミを書く要見積

コーンとプレートのすき間で試料をせん断するE型粘度計で、ずり速度を決めて測れます。少ない試料で測れ、流動曲線やチクソトロピーの評価に使えます。マルチレンジで、標準コーンのまま0.608〜30,380mPa·sを測ります。

方式
回転粘度計
測り方
E型(コーンプレート)
粘度範囲
0.608〜30,380mPa·s(Lタイプ・標準コーン)
精度
フルスケールの±1%以内
回転数・振動数
0.1〜100.0rpm(⁠1001段⁠)
温度
試料10〜60℃
出力
USB(PC接続、プリンタ)
規格
JIS・ISO規格に適合
特長
ずり速度を決めて測れ、流動の解析に使える
記載なし
試料量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
株式会社マルコムスパイラル粘度計 PC-11Aはんだペーストなどの粘度管理口コミを書く要見積

ポンプのように試料を送り続けるスパイラルセンサーで、ずり速度と時間を一定に保って測る粘度計です。はんだペーストのように混ぜると粘度が変わるものでも、続けて測って安定した値が取れます。ローターを替えれば20mPa·sから800Pa·sまで測れます。

方式
回転粘度計
測り方
スパイラル式(回転)
粘度範囲
5〜800Pa·s
精度
指示値の±5%
試料量
5mL以上
回転数・振動数
3〜80rpm
温度
0〜50℃(温度測定)
出力
粘度・温度の記録計出力
特長
ローター交換で20mPa·s〜800Pa·sまで測れる
記載なし
規格
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

振動式粘度計

2製品
株式会社エー・アンド・⁠⁠⁠デイSV-10A低い粘度と温度による変化の追跡口コミを書く546,000円税抜

音叉を液に浸けるだけで、0.3mPa·sの水に近い低い粘度から測れる振動式の粘度計です。かき混ぜながら、温度を変えながら粘度の動きを続けて追えるので、ゲル化や曇点の見極めにも使えます。表示は粘度×密度なので、粘度の値は密度で割って出します。

方式
振動式粘度計
測り方
音叉振動式(⁠30Hz⁠)
粘度範囲
0.3〜10,000mPa·s(粘度×⁠⁠⁠密度)
精度
±3%(1〜1,000mPa·s)、繰り返し1%
試料量
10mL以上
回転数・振動数
固有振動数30Hz
温度
0〜160℃(試料温度の測定)
出力
PCソフト付き(WinCT-Viscosity)
規格
JIS Z 8803の振動式
特長
かき混ぜながら、温度を変えながら測れる
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社セコニックFVM700A-PST塗工・印刷ラインの粘度の見張り口コミを書く要見積

配管やタンクに入れたまま粘度を測り続けるインラインの振動式粘度計です。1台のコントローラに最大4台のプローブをつなぎ、上限と下限を外れたらリレーで知らせます。測った値はSDカードに残し、イーサネットで上位へ送れます。

方式
振動式粘度計
測り方
振動式(⁠インライン⁠)
粘度範囲
0.500〜20,000mPa·s(L・M・Hタイプ)
精度
測定値の±2%
温度
0.0〜100.0℃(温度測定)
出力
4-20mA・0-5V、RS232C、イーサネット
規格
JIS Z 8803準拠
特長
1台のコントローラにプローブを最大4台つなげる
記載なし
試料量・回転数・振動数
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)

細管・落球式

3製品
株式会社アントンパール・ジャパンLovis 2001溶剤・樹脂溶液の少量測定口コミを書く要見積

傾ける角度を15〜80°で変えられる落球式の粘度計で、低い粘度でも乱流を起こさずに測れます。0.1〜0.8mLの少ないサンプルで、30秒から3分で結果が出ます。密閉した管の中で測るので、揮発しやすい溶剤や有毒なサンプルにも使えます。

方式
細管・落球式
測り方
落球式(傾斜角15〜80°)
粘度範囲
0.2〜10,000mPa·s
精度
繰り返し0.1%、正確度0.5%
試料量
0.1〜0.8mLまたは1〜3mL
温度
5〜100℃
特長
30秒〜3分で測れる
記載なし
回転数・振動数・出力・⁠⁠⁠規格
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
柴田科学株式会社キャノン・フェンスケ粘度計 SO No.200潤滑油・石油製品の動粘度口コミを書く44,900円税別

ガラスの細管を流れ落ちる時間から、密度を測らずに動粘度を直接出す粘度計です。番号の違う12種類で0.5〜20,000mm²/sをカバーし、この番号は20〜100mm²/sを測ります。試料は約4.5〜5.5mLで足り、油の動粘度を測るJIS K 2283に合わせて作っています。

方式
細管・落球式
測り方
細管式(キャノン・フェンスケ)
粘度範囲
20〜100mm²/s(動粘度)
試料量
約4.5〜5.5mL
規格
JIS K 2283準拠(ASTM D445参考)
特長
番号の違う12種類で0.5〜20,000mm²/sをカバー
記載なし
精度・回転数・振動数・温度・⁠⁠⁠出力
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
東機産業株式会社ビスコセンサI形 IV-200A塗布液・コーティング液の工程管理口コミを書く要見積

タンクに差し込んだまま、おもりの落ちる時間から粘度を測り続ける落体式のセンサです。サンプリングがいらないので、塗工機の塗布液の粘度を手を止めずに見られます。空気で動く防爆形も選べ、測定は60秒ごとです。

方式
細管・落球式
測り方
落体式(タンク挿入)
粘度範囲
0〜5から0〜2,000mPa·s(レンジを指定)
精度
フルスケールの±5%以内
温度
液温0〜120℃
特長
60秒ごとに測る(落下30秒・復帰30秒)
記載なし
試料量・回転数・振動数・出力・⁠⁠⁠規格
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)

回転粘度計7製品

株式会社アタゴ

VISCO-895

持ち運んで現場とラボで測る

本体895gで片手で持ち運べる回転粘度計です。電池で7時間動くので、電源の無い製造現場でも測れます。必要なサンプルは15mLか100mLで、500mLのビーカーで測るB型粘度計より少なく済みます。

コスト168,300円税込・⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠直販

方式
回転粘度計
測り方
回転式(⁠スピンドル⁠)
粘度範囲
50〜99,999,999mPa·s(A1〜A3スピンドル)
精度
粘度フルスケールの±1%
試料量
15mLまたは100mL
回転数・振動数
0.01〜250rpm(28段階)
温度
5.0〜90.0℃(表示)
出力
USB-シリアル接続
特長
本体895g、電池で7時間動く
記載なし
規格
公式ページへ
株式会社アントンパール・ジャパン

ViscoQC 300 R

医薬・化粧品の記録の残る品質管理

スピンドルを付けると本体が自動で見分ける回転粘度計で、付け間違いによる測り直しを防げます。最大999⁠回の測定を本体に残し、PDFやCSVで出せます。医薬向けの21 CFR Part 11やGMPに合わせた運用もできます。

コスト要見積

方式
回転粘度計
測り方
回転式(RHスピンドル6本)
粘度範囲
1.3〜40,000,000mPa·s
精度
フルスケールの±1.0%(繰り返し±0.2%)
回転数・振動数
0.01〜250rpm
温度
-45〜+175℃(PTD 175使用時)
出力
PDF・CSV出力、LIMS連携
規格
21 CFR Part 11・GMPに対応
特長
スピンドルを自動で見分け、999回の測定を残す
記載なし
試料量
公式ページへ
京都電子工業株式会社

EMS-1000S

少量・貴重な試料の研究開発

磁石の力で容器の外から球を回して測るので、試料が装置に触れず、測ったあとに回収できます。必要な試料は300μLで、少量容器なら90μLから測れます。ふたのできる使い捨て容器なので、洗う手間がなく、たんぱく質や生体試料も扱えます。

コスト要見積

方式
回転粘度計
測り方
電磁スピニング法(EMS法)
粘度範囲
0.1〜100,000mPa·s(直径2mmの球)
精度
±10%以内(繰返しRSD 3%⁠⁠⁠以内)
試料量
300μL(少量容器で90μL)
回転数・振動数
500〜1000rpm(モータ)
温度
0〜200℃(安定性±0.1℃)
特長
試料に触れずに測り、測ったあと回収できる
記載なし
出力・⁠⁠⁠規格
公式ページへ
サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社

HAAKE Viscotester 3(399-0112)

インク・塗料の受け入れと抜き取り

手に持っても、スタンドに付けても使える回転粘度計で、受け入れ検査から製造の抜き取りまで1台で回せます。ローターは色分けされ、合うものを画面が示すので、選び間違いを減らせます。充電池で動き、30〜400,000mPa·sを測れます。

コスト要見積

方式
回転粘度計
測り方
回転式(ローター3本)
粘度範囲
30〜400,000mPa·s
精度
±5% FSD(ローターR1〜R3)
回転数・振動数
62.5rpm
温度
最大150℃
特長
手で持っても、スタンドに付けても使える
記載なし
試料量・出力・⁠⁠⁠規格
公式ページへ
東機産業株式会社

TV-100BL

塗料・樹脂など幅広い粘度の品質管理

1台で従来の粘度計3台分の測定範囲を持つ、マルチレンジのB型粘度計です。ロータを替えずに測定範囲を最大8倍まで広げられ、粘度の違うサンプルを続けて測れます。宝石軸受を使わないピボットレス機構で、生産とメンテナンスは国内で行っています。

コスト要見積

方式
回転粘度計
測り方
B型(スピンドルロータ)
粘度範囲
15〜30,000,000mPa·s(Lタイプ)
精度
フルスケールの±1%以内
試料量
500mLビーカー(少量アダプタで8〜13mL)
回転数・振動数
0.1〜100.0rpm(⁠1001段⁠)
温度
試料10〜60℃
出力
USB(PC接続、プリンタ)
規格
JIS・ISO規格に適合
特長
ロータを替えずに測定範囲を最大8倍まで広げる
公式ページへ
東機産業株式会社

TV-100EL

少ない試料で流動特性まで見る

コーンとプレートのすき間で試料をせん断するE型粘度計で、ずり速度を決めて測れます。少ない試料で測れ、流動曲線やチクソトロピーの評価に使えます。マルチレンジで、標準コーンのまま0.608〜30,380mPa·sを測ります。

コスト要見積

方式
回転粘度計
測り方
E型(コーンプレート)
粘度範囲
0.608〜30,380mPa·s(Lタイプ・標準コーン)
精度
フルスケールの±1%以内
回転数・振動数
0.1〜100.0rpm(⁠1001段⁠)
温度
試料10〜60℃
出力
USB(PC接続、プリンタ)
規格
JIS・ISO規格に適合
特長
ずり速度を決めて測れ、流動の解析に使える
記載なし
試料量
公式ページへ
株式会社マルコム

スパイラル粘度計 PC-11A

はんだペーストなどの粘度管理

ポンプのように試料を送り続けるスパイラルセンサーで、ずり速度と時間を一定に保って測る粘度計です。はんだペーストのように混ぜると粘度が変わるものでも、続けて測って安定した値が取れます。ローターを替えれば20mPa·sから800Pa·sまで測れます。

コスト要見積

方式
回転粘度計
測り方
スパイラル式(回転)
粘度範囲
5〜800Pa·s
精度
指示値の±5%
試料量
5mL以上
回転数・振動数
3〜80rpm
温度
0〜50℃(温度測定)
出力
粘度・温度の記録計出力
特長
ローター交換で20mPa·s〜800Pa·sまで測れる
記載なし
規格
公式ページへ

振動式粘度計2製品

株式会社エー・アンド・⁠⁠⁠デイ

SV-10A

低い粘度と温度による変化の追跡

音叉を液に浸けるだけで、0.3mPa·sの水に近い低い粘度から測れる振動式の粘度計です。かき混ぜながら、温度を変えながら粘度の動きを続けて追えるので、ゲル化や曇点の見極めにも使えます。表示は粘度×密度なので、粘度の値は密度で割って出します。

コスト546,000円税抜

方式
振動式粘度計
測り方
音叉振動式(⁠30Hz⁠)
粘度範囲
0.3〜10,000mPa·s(粘度×⁠⁠⁠密度)
精度
±3%(1〜1,000mPa·s)、繰り返し1%
試料量
10mL以上
回転数・振動数
固有振動数30Hz
温度
0〜160℃(試料温度の測定)
出力
PCソフト付き(WinCT-Viscosity)
規格
JIS Z 8803の振動式
特長
かき混ぜながら、温度を変えながら測れる
公式ページへ
株式会社セコニック

FVM700A-PST

塗工・印刷ラインの粘度の見張り

配管やタンクに入れたまま粘度を測り続けるインラインの振動式粘度計です。1台のコントローラに最大4台のプローブをつなぎ、上限と下限を外れたらリレーで知らせます。測った値はSDカードに残し、イーサネットで上位へ送れます。

コスト要見積

方式
振動式粘度計
測り方
振動式(⁠インライン⁠)
粘度範囲
0.500〜20,000mPa·s(L・M・Hタイプ)
精度
測定値の±2%
温度
0.0〜100.0℃(温度測定)
出力
4-20mA・0-5V、RS232C、イーサネット
規格
JIS Z 8803準拠
特長
1台のコントローラにプローブを最大4台つなげる
記載なし
試料量・回転数・振動数
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細管・落球式3製品

株式会社アントンパール・ジャパン

Lovis 2001

溶剤・樹脂溶液の少量測定

傾ける角度を15〜80°で変えられる落球式の粘度計で、低い粘度でも乱流を起こさずに測れます。0.1〜0.8mLの少ないサンプルで、30秒から3分で結果が出ます。密閉した管の中で測るので、揮発しやすい溶剤や有毒なサンプルにも使えます。

コスト要見積

方式
細管・落球式
測り方
落球式(傾斜角15〜80°)
粘度範囲
0.2〜10,000mPa·s
精度
繰り返し0.1%、正確度0.5%
試料量
0.1〜0.8mLまたは1〜3mL
温度
5〜100℃
特長
30秒〜3分で測れる
記載なし
回転数・振動数・出力・⁠⁠⁠規格
公式ページへ
柴田科学株式会社

キャノン・フェンスケ粘度計 SO No.200

潤滑油・石油製品の動粘度

ガラスの細管を流れ落ちる時間から、密度を測らずに動粘度を直接出す粘度計です。番号の違う12種類で0.5〜20,000mm²/sをカバーし、この番号は20〜100mm²/sを測ります。試料は約4.5〜5.5mLで足り、油の動粘度を測るJIS K 2283に合わせて作っています。

コスト44,900円税別

方式
細管・落球式
測り方
細管式(キャノン・フェンスケ)
粘度範囲
20〜100mm²/s(動粘度)
試料量
約4.5〜5.5mL
規格
JIS K 2283準拠(ASTM D445参考)
特長
番号の違う12種類で0.5〜20,000mm²/sをカバー
記載なし
精度・回転数・振動数・温度・⁠⁠⁠出力
公式ページへ
東機産業株式会社

ビスコセンサI形 IV-200A

塗布液・コーティング液の工程管理

タンクに差し込んだまま、おもりの落ちる時間から粘度を測り続ける落体式のセンサです。サンプリングがいらないので、塗工機の塗布液の粘度を手を止めずに見られます。空気で動く防爆形も選べ、測定は60秒ごとです。

コスト要見積

方式
細管・落球式
測り方
落体式(タンク挿入)
粘度範囲
0〜5から0〜2,000mPa·s(レンジを指定)
精度
フルスケールの±5%以内
温度
液温0〜120℃
特長
60秒ごとに測る(落下30秒・復帰30秒)
記載なし
試料量・回転数・振動数・出力・⁠⁠⁠規格
公式ページへ
Q&A

粘度計選びで、よくある疑問

購買担当の疑問粘度計の価格は、いくら?

公開価格は、アタゴの回転粘度計VISCO‑895が168,300円(税込)、エー・アンド・デイの振動式SV‑10Aが546,000円(税抜)、柴田科学のキャノン・フェンスケ粘度計SO No.200が44,900円(税別)⁠で⁠す⁠。SV‑1A・SV‑100Aも546,000円(税抜)⁠で⁠す⁠。東機産業・アントンパール・京都電子工業・サーモフィッシャー・マルコム・セコニックは、公式に値段を出していません。

設備担当の疑問粘度計の種類は?回転式・振動式・毛細管の違いは?

JIS Z 8803は、細管・落球・回転・振動の4つの粘度計で粘度を測る方法を決めています。ラボの品質管理で広く使うのは、ロータを回して測る回転粘度計です。低い粘度や温度による変化は振動式、油の動粘度は細管式(毛細管粘度計)で測ります。

設備担当の疑問B型粘度計とE型粘度計の違いは?

B型はスピンドル(円筒のロータ)を液に入れて回す回転粘度計で、ふつう500mLのビーカーで測ります。E型はコーンとプレートのすき間で少しの試料をせん断し、ずり速度を決めて測れるコーンプレート型です。東機産業ではB型がTV‑100BL、E型がTV‑100ELで、どちらも0.1〜100.0rpmで回します。

工場長の疑問ウベローデ粘度計とオストワルド粘度計、キャノン・フェンスケの違いは?

キャノン・フェンスケとウベローデは、動粘度を直接出せる毛細管粘度計です。オストワルドは、標準となる液との比で求める相対粘度計です。柴田科学では、ふだんはキャノン・フェンスケ、精度を求めるならウベローデ、不透明な液なら逆流形と使い分け、試料はキャノン・フェンスケが約4.5〜5.5mL、ウベローデが約12〜16mLです。

工場長の疑問ウベローデ粘度計・オストワルド粘度計の使い方は?動粘度の計算は?

恒温水槽に粘度計をまっすぐ立て、決まった量の試料が標線のあいだを流れ落ちる秒数を測ります。動粘度は、その秒数に粘度計ごとの定数をかけて出し、柴田科学の例では定数0.03の粘度計で80秒なら2.4mm²/sです。JIS K 2283では、落ちる秒数が200〜1000秒になる番号を選びます。

施設管理の疑問塗料やマヨネーズのような液は、毛細管粘度計で測れる?

毛細管粘度計はニュートン液体用で、高分子の溶液やエマルジョン、グリースのような非ニュートン液体には向きません。こうした液は回転粘度計で、回転数を決めて測ります。東機産業のTV‑100BLのように回転数を変えられる型なら、2つの回転数の粘度の比(TI値)でチクソトロピーも見られます。

設備担当の疑問試料が少ない。何mLあれば測れる?

京都電子工業のEMS‑1000Sは300μL(少量容器なら90μL)、アントンパールのLovis 2001は0.1〜0.8mLで測れます。エー・アンド・デイの振動式はSV‑1Aが2mL、SV‑10Aが10mLからです。アタゴのVISCO‑895は15mLか100mLで、B型粘度計の500mLより少なく済みます。

工場長の疑問ラインで粘度を測り続けたい(インライン粘度計)

配管やタンクに入れたまま測るインライン粘度計を使います。セコニックのFVM700A‑PSTは振動式で、1台のコントローラにプローブを最大4台つなげます。東機産業のビスコセンサI形IV‑200Aは落体式で、タンクに差して60秒ごとに測ります。

施設管理の疑問粘度計の値が安定しない。原因は?

まず液の温度を疑います。粘度は温度で大きく変わるので、東機産業は恒温槽で±0.1℃以内に保って測ることを勧めています。それでも合わないときは、校正液(ニュートン液体)で粘度計の直線性と再現性を確かめます。

総務の疑問粘度計の校正は?校正用標準液の使い方は?

JIS Z 8809の粘度計校正用標準液を測り、表示が標準液の値に合うかを確かめます。標準液は密栓して室温で保管し、使った液は元の容器に戻しません。東機産業は、開栓から1年で交換することを勧めています。

総務の疑問振動式やほかの方式の値は、B型粘度計と同じになる?

方式が違うと、同じ液でも値が合わないことがあります。振動式のSV‑10Aは粘度×密度を表示するので、粘度は密度で割って出します。アタゴのVISCO‑895は、B型粘度計と3点ずつ測った値を入れると、表示をB型の値に合わせられます。

経営者の疑問粘度の単位mPa·sとcP、動粘度のmm²/sの違いは?

1mPa·sは1cP(センチポアズ)で⁠、どちらも粘度の単位です。動粘度は粘度を密度で割った値で、単位はmm²/sです。毛細管粘度計は動粘度を直接出し、柴田科学のキャノン・フェンスケ粘度計は12種類で0.5〜20,000mm²/sをカバーします。

TYPES

粘度計の方式の違い

ボタンを押すと、表がその方式の製品だけになります。

回転粘度計

液の中でロータ(スピンドルやコーン)を回し、ねばりで受ける力(トルク)⁠か⁠ら粘度を出す粘度計です。ラボの品質管理で最も広く使い、ロータの形でB型(スピンドル)⁠と⁠E⁠型(コーンプレート)に分かれます。回転数を変えて測れるので、塗料やペーストのような非ニュートン液体の流れ方も見られます。

向いている使い方

  • 塗料・インク・接着剤の受け入れと出荷の検査
  • 化粧品・食品の粘度の品質管理
  • 回転数を変えてチクソトロピーを見る

根拠:JIS Z 8803は回転粘度計を粘度の測定方法の1つに決めている(日本規格協会)(出典1)

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振動式粘度計

液に浸けた音叉や振動子を一定の振れ幅で動かし、液のねばりで振動が弱まる度合いから粘度を出します。表示は粘度×密度です。動く部分が小さいので、かき混ぜながら測ったり、配管やタンクに入れたまま測り続けたりできます。

向いている使い方

  • 水に近い低い粘度を測る
  • 温度を変えながら粘度の変化を追う
  • ラインの粘度を測り続けて見張る

根拠:JIS Z 8803は振動粘度計で粘度×密度を測る方法を決めている(日本規格協会)(出典1)

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細管・落球式

液が細い管を流れ落ちる時間(細管式)や⁠、球やおもりが液の中を落ちる時間(落球式・落体式)⁠か⁠ら粘度を出します。細管式は密度を測らずに動粘度を直接出せ、油の動粘度を測るJISの方法に使います。おもりの落ちる時間を測り続ける落体式は、タンクに差して工程で使います。

向いている使い方

  • 潤滑油・石油製品の動粘度を測る
  • 溶剤や樹脂溶液を少しの量で測る
  • 塗工機のタンクの粘度を測り続ける

根拠:毛細管粘度計は一定量の液が毛細管を落ちる時間から粘度を出す(柴田科学)(出典2)

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この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:塗料・食品・化粧品・樹脂・油などの品質管理と研究開発で、液体の粘度を測る業務用の粘度計に限ります。ロータを回して測る回転粘度計(B型・単一円筒・E型(コーンプレート)・スパイラル式・EMS法⁠)⁠、振動式粘度計(音叉式・インラインのプローブ)、細管・落球・落体式の粘度計の3つに分けて載せています。メーカーが自社で作るか自社の型番で売り、公式サイトで今案内している製品で、日本法人のある会社だけです。海外メーカーの製品は、日本法人が日本で売っているものだけを載せています。せん断速度や粘弾性を細かく解析するレオメーター、ゴム用のムーニー粘度計は別の比較に回し、ここには載せていません。比重計・水分計、粘度の測定サービスだけのもの、家庭用、中古品、代理店や商社が売る他社製品(ブルックフィールド〈Brookfield〉⁠の粘度計など⁠)⁠は除いています。公式の仕様が画像だけで文字で確かめられない製品(リオン⁠のビスコテスター、アネスト岩田の粘度カップ、協和ファインテックの細管式粘度計)と⁠、公式サイトから資料を取れなかった会社(IKAジャパン)は今回は載せていません。

並び順:方式ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。おすすめ順ではなく、掲載料で順番は変えません。

粘度計を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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