粘度計とは?種類と原理・B型とE型の違い・ウベローデとオストワルドの違いと選び方
塗料・

この
粘度計は、
粘度計とは
粘度計
日本規格協会の
比較ページには、
3つの方式
回転粘度計(B型・E型)
液の
- B型
(スピンドル):円筒の ロータを 液に 入れて回す。 東機産業 B型粘度計 (TV-100BL)は、 ふつう 500mLの ビーカーで測る - E型
(コーンプレート):コーンと プレートの すき間で 少しの 試料を せん断する。 ずり速度を 決めて 測れる - 回転数を
変えて 測れるので、 塗料や ペーストの 流れ方 (チクソトロピー)も 見られる
振動式粘度計
液に
- 表示は
粘度×密度。 エー・アンド・デイは、 粘度の 値は 密度で 割って 出すと 案内している - 動く
部分が 小さいので、 かき混ぜながら・ 温度を 変えながら 測れる - 配管や
タンクに 入れたまま 測り続ける インライン 粘度計にも使う
細管・落球式
液が
- 毛細管粘度計は、
密度を 測らずに 動粘度を 直接出せる (柴田科学) - 毛細管粘度計は
ニュートン 液体用で、非 ニュートン 液体には 向かない (柴田科学) - 落球式は、
少しの 試料を 密閉した 管の 中で 測れる - 落体式は、
タンクに 差しておもりの 落ちる 時間を 測り続ける
B型粘度計とE型粘度計の違い
- 試料の
量:B型は ビーカー1杯分、 E型は コーンと プレートの すき間に 入る 少しの量 - ずり
速度:E型は ずり速度を 決めて 測れるので、 流動曲線の 評価に向く - 温度:E型は
試料が 少ないので、 恒温水槽などで 温度を 管理する (東機産業)
ウベローデ・キャノン・フェンスケ・オストワルドの違い
柴田科学の
- キャノン・
フェンスケ (キャノンフェンスケ):ふだんの 動粘度の 測定。 試料は約 4.5〜5.5mL - ウベローデ:精度を
求める とき。 試料は 約12〜16mL - キャノン・
フェンスケ 逆流形:不透明な液。 試料は 約12mL - オストワルド:標準と
なる 液との 相関を 求める 相対粘度計。 試料は 約5〜8mL
毛細管粘度計の使い方
- 専用の
恒温水槽に、 粘度計を まっすぐ 立てて取り付ける - 決まった
量の 試料を 入れ (ウベローデは 量を そろえなくてよい)、 標線の あいだを 流れ落ちる 秒数を測る - 動粘度=落ちた
秒数×粘度計定数。 定数は、 校正用標準液の 動粘度を 落ちた 秒数で 割って 決める (柴田科学) - JIS K 2283では、
落ちる 秒数が 200〜1000秒に なる 番号を 選ぶ (柴田科学)
粘度の単位
- 粘度:mPa·s。
1mPa·sは 1cP (センチポアズ) - 動粘度:mm²/s。
動粘度 (mm²/s) =粘度 (mPa·s) ÷密度 (g/cm³) (柴田科学)
選び方
液の性質で選ぶ
- 水や
油のような ニュートン 液体:どの 方式でも 測れる。 油の 動粘度は 毛細管粘度計 - 塗料・
ペースト・ 化粧品のような非 ニュートン 液体:回転数を 決めて 測る 回転粘度計
試料の量で選ぶ
- 数mL以下:E型、
落球式、 EMS法、 少量用の 振動式 - ビーカー1杯分
ある:B型
使う場所で選ぶ
- ラボ:回転粘度計・
振動式・毛細管粘度計 - ライン:インラインの
振動式・落体式 - 現場を
持ち歩く:電池で 動く 手持ちの 回転粘度計
測るときの注意
- 粘度は
温度で 大きく 変わる。 東機産業は、 恒温槽で±0.1℃以内に 保って 測る ことを 勧めている - 方式が
違うと、 同じ液でも 値が 合わない ことがある。 前と 同じ 方式・ 同じ ロータ・ 同じ回転数で 比べる - 値が
安定しない ときは、 校正液 (ニュートン液体)で 直線性と 再現性を 確かめる
校正と標準液
JIS Z 8809の
出典
- 日本規格協会 JIS Z 8803:2011 液体の
粘度測定方法 - 柴田科学 粘度計の
製品ページ (よくある質問) - 東機産業 製品ページ・
カタログ・ よく ある ご質問 - エー・アンド・デイ 音叉振動式粘度計 SV-Aシリーズ
- 各メーカーの
公式の 製品ページ・カタログ
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