口コミを書く

風力発電・プラント・圧力容器などの大型ボルトを、油圧で引っ張って締めるボルトテンショナを選ぶ、設備・保全・施工・購買の担当の方へ

ボルトテンショナのメーカー5社比較【2026年】

ボルトテンショナは、大型ボルトを油圧で引っ張って伸ばし、
ねじらずに軸力で締める工具です。

ABOUT

ボルトテンショナとは

比較表を見る ↓

ボルトテンショナとは、大型ボルトを油圧で引っ張って伸ばし、
そのあいだにナットを回して着座させ、
油圧を抜いて軸力を残す工具です。
油圧テンショナーとも呼びます。

製品の特長

  • ボルトをねじらない(摩擦の影響を受けずに軸力を直接かける)
  • 反力を取らなくてよい(狭い場所でも締められる)
  • 複数台を連結できる(複数のボルトを同時に均一に締める)

使うメリット

  • 軸力のばらつきを抑えられる(トルク法の締付係数は1.6〜2.0)
  • 片締めが起きにくい(フランジのボルトを同時に締める)
  • 座面やねじ部を傷めにくい(ナットを強く回さない)

選ぶときに注意すること

  1. ボルトの突き出しが足りないと使えない。ナットの上面からボルト径の1倍以上いる
  2. ボルトの頭を締める使い方はできない
  3. 高圧の油圧ポンプとホースを別に用意する
  4. 多段型は全高が高い。上の障害物までの距離を先に測る

※仕様は各メーカーの公式の製品ページによる。仕組みと長所・短所はITH-ジャパンと日本プララドの解説による。

LIST

ボルトテンショナの比較表

ボルトテンショナ7製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

標準型(一段ピストン)

3製品
ITH-ジャパン株式会社一段式ボルトテンショナー ES48-10.9周りに余裕があるM48のボルト口コミを書く要見積

ピストンが一段で、同じM48用のMS型より全高が低い型です。全高は171mmで、外径は158mmあります。ITHはMS型より低価格の型と案内しています。

種類
標準型(一段ピストン)
使えるボルト径
M48
最大軸力
1220kN
外径
158mm
高さ
171mm
記載なし
油圧・ストローク・質量・ピストンの戻し方
公式ページへ詳細・仕様
エナパック株式会社油圧ボルトテンショナ GT3-LCBM39〜M52のフランジや機器のボルト口コミを書く要見積

GTシリーズは、ロードセルとブリッジを基本セットにした型です。GT3-LCBはM39〜M52に使え、質量は7.0kgです。ボルトをねじらないので、ねじ部のかじりや焼付きが起きません。

種類
標準型(一段ピストン)
使えるボルト径
M39〜M52
最大軸力
768.9kN
油圧
150MPa
ストローク
10mm
質量
7.0kg
記載なし
外径・高さ・ピストンの戻し方
公式ページへ詳細・仕様
株式会社日本プララドボルトテンショナー BE-HTS40プーラー交換で径を変える大型ボルト口コミを書く要見積

プーラーを替えるだけで、1つのロードセルをM48〜M64のボルトに使えます。連結すれば複数のボルトを同時に均一に締められます。製造に加えてレンタルと修理も同じ会社で受けています。

種類
標準型(一段ピストン)
使えるボルト径
M48〜M64
最大軸力
1273kN
油圧
150MPa
ストローク
15mm
質量
15kg
外径
163mm
高さ
153〜166mm
記載なし
ピストンの戻し方
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

自動復帰型(オートリターン)

2製品
アトラスコプコ株式会社自動復帰型テンショナ AirbacANSI・ASME・APIの標準フランジ口コミを書く要見積

ピストンが自動で戻るオートリトラクト型で、作業ごとの戻し作業を省けます。ANSI、ASME、APIの標準フランジ形式に合わせて設計されています。ピストン復帰の機能はカスタム仕様のモデルにも付けられます。

種類
自動復帰型(オートリターン)
油圧
1500bar
ピストンの戻し方
ピストン復帰機能
記載なし
使えるボルト径・最大軸力・ストローク・質量・外径・高さ
公式ページへ詳細・仕様
株式会社ノルトロックジャパン油圧テンショナー Boltight TSR+石油・ガスのフランジや熱交換器口コミを書く要見積

ピストンが自動で戻る型で、復帰の速さは従来のTSRの4倍です。ANSIやAPIの規格のフランジに合わせて設計されています。圧力が上がりすぎたときにオーバーストロークを防ぐ安全弁が付いています。

種類
自動復帰型(オートリターン)
使えるボルト径
M16〜M100
油圧
1500bar
ストローク
10mm
ピストンの戻し方
オートリターン
記載なし
最大軸力・質量・外径・高さ
公式ページへ詳細・仕様

多段型(ピストンを重ねる)

2製品
ITH-ジャパン株式会社多段式ボルトテンショナー MSK48-10.9ボルトの間隔が狭いM48のフランジ口コミを書く要見積

ピストンを複数重ねて、外径を小さくした型です。同じ1220kNのES型より外径が小さく、この型は112mmに収まります。その分だけ全高は290mmと高くなります。

種類
多段型(ピストンを重ねる)
使えるボルト径
M48
最大軸力
1220kN
外径
112mm
高さ
290mm
記載なし
油圧・ストローク・質量・ピストンの戻し方
公式ページへ詳細・仕様
エナパック株式会社油圧ボルトテンショナ PGTD4875S風力・蒸気・ガスタービンの狭い現場口コミを書く要見積

PGTシリーズの2段式で、一段では置きにくい狭い現場に合わせた型です。ピストンはバネで戻り、加圧の回数を数えるカウンタも付いています。M48用の許容荷重は1273.1kNで、質量は20.1kgです。

種類
多段型(ピストンを重ねる)
使えるボルト径
M48
最大軸力
1273.1kN
油圧
135MPa
ストローク
10.0mm
質量
20.1kg
ピストンの戻し方
バネ戻り
記載なし
外径・高さ
公式ページへ詳細・仕様

標準型(一段ピストン)3製品

ITH-ジャパン株式会社

一段式ボルトテンショナー ES48-10.9

周りに余裕があるM48のボルト

ピストンが一段で、同じM48用のMS型より全高が低い型です。全高は171mmで、外径は158mmあります。ITHはMS型より低価格の型と案内しています。

コスト要見積

種類
標準型(一段ピストン)
使えるボルト径
M48
最大軸力
1220kN
外径
158mm
高さ
171mm
記載なし
油圧・ストローク・質量・ピストンの戻し方
公式ページへ
エナパック株式会社

油圧ボルトテンショナ GT3-LCB

M39〜M52のフランジや機器のボルト

GTシリーズは、ロードセルとブリッジを基本セットにした型です。GT3-LCBはM39〜M52に使え、質量は7.0kgです。ボルトをねじらないので、ねじ部のかじりや焼付きが起きません。

コスト要見積

種類
標準型(一段ピストン)
使えるボルト径
M39〜M52
最大軸力
768.9kN
油圧
150MPa
ストローク
10mm
質量
7.0kg
記載なし
外径・高さ・ピストンの戻し方
公式ページへ
株式会社日本プララド

ボルトテンショナー BE-HTS40

プーラー交換で径を変える大型ボルト

プーラーを替えるだけで、1つのロードセルをM48〜M64のボルトに使えます。連結すれば複数のボルトを同時に均一に締められます。製造に加えてレンタルと修理も同じ会社で受けています。

コスト要見積

種類
標準型(一段ピストン)
使えるボルト径
M48〜M64
最大軸力
1273kN
油圧
150MPa
ストローク
15mm
質量
15kg
外径
163mm
高さ
153〜166mm
記載なし
ピストンの戻し方
公式ページへ

自動復帰型(オートリターン)2製品

アトラスコプコ株式会社

自動復帰型テンショナ Airbac

ANSI・ASME・APIの標準フランジ

ピストンが自動で戻るオートリトラクト型で、作業ごとの戻し作業を省けます。ANSI、ASME、APIの標準フランジ形式に合わせて設計されています。ピストン復帰の機能はカスタム仕様のモデルにも付けられます。

コスト要見積

種類
自動復帰型(オートリターン)
油圧
1500bar
ピストンの戻し方
ピストン復帰機能
記載なし
使えるボルト径・最大軸力・ストローク・質量・外径・高さ
公式ページへ
株式会社ノルトロックジャパン

油圧テンショナー Boltight TSR+

石油・ガスのフランジや熱交換器

ピストンが自動で戻る型で、復帰の速さは従来のTSRの4倍です。ANSIやAPIの規格のフランジに合わせて設計されています。圧力が上がりすぎたときにオーバーストロークを防ぐ安全弁が付いています。

コスト要見積

種類
自動復帰型(オートリターン)
使えるボルト径
M16〜M100
油圧
1500bar
ストローク
10mm
ピストンの戻し方
オートリターン
記載なし
最大軸力・質量・外径・高さ
公式ページへ

多段型(ピストンを重ねる)2製品

ITH-ジャパン株式会社

多段式ボルトテンショナー MSK48-10.9

ボルトの間隔が狭いM48のフランジ

ピストンを複数重ねて、外径を小さくした型です。同じ1220kNのES型より外径が小さく、この型は112mmに収まります。その分だけ全高は290mmと高くなります。

コスト要見積

種類
多段型(ピストンを重ねる)
使えるボルト径
M48
最大軸力
1220kN
外径
112mm
高さ
290mm
記載なし
油圧・ストローク・質量・ピストンの戻し方
公式ページへ
エナパック株式会社

油圧ボルトテンショナ PGTD4875S

風力・蒸気・ガスタービンの狭い現場

PGTシリーズの2段式で、一段では置きにくい狭い現場に合わせた型です。ピストンはバネで戻り、加圧の回数を数えるカウンタも付いています。M48用の許容荷重は1273.1kNで、質量は20.1kgです。

コスト要見積

種類
多段型(ピストンを重ねる)
使えるボルト径
M48
最大軸力
1273.1kN
油圧
135MPa
ストローク
10.0mm
質量
20.1kg
ピストンの戻し方
バネ戻り
記載なし
外径・高さ
公式ページへ
Q&A

ボルトテンショナ選びで、よくある疑問

購買担当の疑問ボルトテンショナの価格は、いくら?

表の5社とも、公式に価格を出していません。どの社も見積もりで確かめます。日本プララドは販売のほかレンタルも受けていて、料金を公式に案内しています。

設備担当の疑問ボルトテンショナの種類と違いは?

ピストンのつくりと戻し方で3つに分かれます。一段の標準型、ピストンが自動で戻る自動復帰型、ピストンを重ねた多段型です。同じ1220kNでも、ITHのES48-10.9は外径158mmで全高171mm、MSK48-10.9は外径112mmで全高290mmです。

設備担当の疑問ボルトテンショナとトルクレンチの違いは?

トルクレンチはナットを回して締めるので、摩擦の影響を受けます。ボルトテンショナはボルトを引っ張って軸力を直接かけます。ITH-ジャパンの解説では、トルク法の締付係数は1.6〜2.0で、同じ条件でも軸力に差が出ます。

設備担当の疑問ボルトの突き出しは、どれくらいいる?

ボルトのねじをつかんで引っ張るので、ナットの上面からボルト径の1倍以上の突き出しがいります。足りないときはボルトを交換します。M48のボルトなら48mm以上です。

工場長の疑問複数のボルトを同時に締められる?

連結すれば締められます。日本プララドは、フランジのボルトを20本同時に締める例と、44台連結の実績を公式に載せています。片締めを防げるので、圧力容器や熱交換器のフランジで使います。

設備担当の疑問油圧はどれくらいかかる?

表の値で135MPaから150MPaです。日本プララドのBE-HTS40とエナパックのGT3-LCBは150MPa、PGTD4875Sは135MPa、ノルトロックのTSR+とアトラスコプコのAirbacは1500barです。ポンプはこの圧力に合うものを用意します。

施設管理の疑問自動復帰型は、何がよい?

ピストンが自動で戻るので、作業ごとの戻し作業を省けます。ノルトロックのTSR+は復帰の速さが従来のTSRの4倍です。エナパックのPGTシリーズもバネでピストンが戻ります。

設備担当の疑問狭い場所で使うなら、どれを選ぶ?

ボルトの間隔が狭いなら多段型です。ITHのMSK48-10.9は外径112mmに収まります。上の空間が低いなら一段の型で、ITHのES48-10.9は全高171mmです。

設備担当の疑問大きなボルトはどこまで締められる?

表の製品では、ノルトロックのTSR+がM100まで使えます。特注では、日本プララドがM300、最大出力軸力12,000kNまで案内し、ITH-ジャパンはM800まで案内しています。

施設管理の疑問作業の時間はどれくらい?

ITH-ジャパンの参考例では、M56ボルトの締付時間が1本45秒です。自動復帰の機能があると、ピストンを戻す手間も減ります。

TYPES

ボルトテンショナの種類の違い

標準型(一段ピストン)

ピストンが一段の型です。全高を低く抑えられ、外径は多段型より大きくなります。プーラーやスリーブを替えて、1台を複数のボルト径に使える型もあります。

向いている使い方

  • 上の空間が低いフランジ
  • ボルトの周りに余裕がある
  • 複数のボルト径に1台で使いたい

根拠:ピストンが一段のタイプです。MS型に比べて外径は大きいですが、高さは小さくなります。(出典1)

この種類の3製品を表で見る

自動復帰型(オートリターン)

締めたあと、ピストンが自動で元の位置に戻る型です。作業のたびにピストンを手で戻さずに済みます。本数の多いフランジで作業の時間を縮められます。

向いている使い方

  • ボルトの本数が多いフランジ
  • 石油・ガスの配管や熱交換器
  • 作業の時間を縮めたい

根拠:Airbac テンショナーのピストン復帰機能は、標準品だけでなくカスタム仕様モデルにも追加することができ(出典2)

この種類の2製品を表で見る

多段型(ピストンを重ねる)

ピストンを2段以上重ねて、外径を小さくした型です。ボルトの間隔が狭くても並べて置けます。その分だけ全高は高くなるので、上の空間を先に確かめます。

向いている使い方

  • ボルトの間隔が狭いフランジ
  • 風車やタービンの狭い現場
  • 座面の周りに余裕がない

根拠:ピストンを複数重ね、テンショナーの外径を小さくすることに重点を置いたタイプです(出典3)

この種類の2製品を表で見る
MAKERS

ボルトテンショナの主なメーカー5社

ITH-ジャパン株式会社

ピストンが一段で、同じM48用のMS型より全高が低い型です。

千葉県

アトラスコプコ株式会社

ピストンが自動で戻るオートリトラクト型で、作業ごとの戻し作業を省けます。

東京都

エナパック株式会社

GTシリーズは、ロードセルとブリッジを基本セットにした型です。

埼玉県

株式会社日本プララド

プーラーを替えるだけで、1つのロードセルをM48〜M64のボルトに使えます。

兵庫県

株式会社ノルトロックジャパン

ピストンが自動で戻る型で、復帰の速さは従来のTSRの4倍です。

大阪府

出典
  1. ITH-ジャパン ES型ボルトテンショナー
  2. アトラスコプコ 自動復帰型テンショナ Airbac
  3. ITH-ジャパン MS型ボルトテンショナー
  4. ITH-ジャパン ボルトテンショナーの長所
  5. ITH-ジャパン ボルトテンショナーの短所
  6. 日本プララド ボルトテンショナー
  7. エナパック GTシリーズ
  8. エナパック PGTシリーズ
  9. ノルトロックジャパン Boltight TSR+
掲載基準

風力発電・プラント・圧力容器などの大型ボルトを油圧で引っ張って締める、業務用のボルトテンショナで、自社で作る会社か、海外メーカーの日本法人が日本語の公式ページで今案内していて、仕様を公式で確かめられた製品。1社2製品までです。ナットを回して締めるトルクレンチ、油圧ナット、テンションナット、基礎ボルト専用の品は載せていません。トルテックは輸入と製造の両方を扱い、載せているTSR+はノルトロックグループのBoltightと同じ名前で、自社製か確かめられないので除いています。西圧はボルトテンショナーを作っていますが、公式に型式と仕様の数字が無いので載せていません。理研機器とハイトークは公式サイトでボルトテンショナの製品ページを見つけられず、バルカートルクシステムは公式サイトを見つけられず、タイタンジャパンは公式サイトが開けず、ミューチュアルは公式サイトで該当品を確かめられないので除いています。EMMAトレーディングはドイツ製テンショニングナットの輸入販売なので除いています。中古品、部品だけの品は除いています。

ボルトテンショナを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉