口コミを書く

プラズマ装置やマイクロ波装置で、電源と負荷のインピーダンスを合わせる整合器を選ぶ、設備・開発・購買の担当の方へ

整合器のメーカー7社比較【2026年】

整合器は、電源と負荷のインピーダンスを合わせて、
反射を減らす装置です。

ABOUT

整合器とは

比較表を見る ↓

整合器とは、電源と負荷の間に入れて、
インピーダンスを合わせる装置です。
マッチングボックスやチューナとも呼びます。プラズマは状態で負荷が変わるので、合わせないと電力が反射して負荷に入りません。

製品の特長

  • 反射波電力を減らす(電力を負荷へ送り込む)
  • 周波数で形が変わる(高周波はバリコン、マイクロ波は導波管や同軸)
  • 自動と手動がある(負荷が動くなら自動)

使うメリット

  • 電力のむだが減る(反射した分も負荷へ送れる)
  • 放電が安定する(負荷が動いても自動の型が追いかける)
  • 手間が減る(位置の記憶やシーケンサ接続が使える)

選ぶときに注意すること

  1. 電源の周波数と通過電力に合う型を選ぶ
  2. 接続の規格を先に確かめる。導波管のフランジは東芝規格のものもある
  3. 整合速度の公式の値は、ダミーロードでの試験の結果のことがある
  4. 水冷の型は、冷却水の配管を先に用意する
  5. 反射電力を見るモニターが発振器に無ければ、別に用意する

※仕様は各メーカーの公式の製品ページとカタログによる。価格を公開しているメーカーは無かった。

LIST

整合器の比較表

整合器11製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

高周波の自動整合器

3製品
株式会社アドテックプラズマテクノロジー自動インピーダンス整合装置 AMVGシリーズ380kHz~40.68MHzの広い周波数口コミを書く要見積

周波数は380kHzから40.68MHzまで、通過電力は300Wから30kWまでの幅で選べます。パソコンで操作と計測ができるAMVソフトが標準で付きます。I/F・外観サイズ・整合範囲は要望に合わせてカスタムを相談できます。

種類
高周波の自動整合器
周波数
380kHz~40.68MHz
通過電力
300W~30kW
操作・制御
パソコンで操作・計測、AMVソフト標準
電源
単相AC100-200V(50-60Hz)、DC24V
記載なし
整合のしくみ・整合の精度・整合速度・接続・冷却・大きさ・質量
公式ページへ詳細・仕様
株式会社ダイヘン13.56MHz自動整合器 RGAシリーズ13.56MHzの大電力プラズマ口コミを書く要見積

許容通過電力は500Wから30kWまでと幅が広く、大電力の装置まで使えます。同じ13.56MHzの高周波電源RGAシリーズとそろえて組めます。仕様は個別対応のカスタム品なので、接続や寸法は問い合わせで決めます。

種類
高周波の自動整合器
周波数
13.56MHz
通過電力
500W~30kW
整合の精度
1%以内(電力比)
整合速度
3秒以内
冷却
水冷、強制空冷
操作・制御
PC接続でモニタ、整合パラメータ設定
記載なし
整合のしくみ・接続・大きさ・質量・電源
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社ノダRFテクノロジーズ自動整合器 NM3A-xx装置のそばで調整したい13.56MHz口コミを書く要見積

手元で調整できるハンディーコントローラが付くのがこの型の違いです。同じ系列に1000Wと2000Wの型があり、3000Wまでの高周波電源に合わせて選べます。バリコンは真空バリコンで、2kWより上は空冷と水冷を併用します。

種類
高周波の自動整合器
周波数
13.56MHz
通過電力
3000W
整合のしくみ
真空バリコン
接続
入力HN型、出力は銅板
冷却
空冷水冷併用(2kW~3kW)
操作・制御
ハンディーコントローラ付属
電源
AC100~200V、単相
記載なし
整合の精度・整合速度・大きさ・質量
公式ページへ詳細・仕様

マイクロ波の自動整合器

5製品
株式会社ダイヘン2.45GHz自動整合器 SMAシリーズ3kWまでのマイクロ波プラズマ口コミを書く要見積

ダイヘンのマイクロ波電源SGPシリーズと組む水冷の自動整合器です。整合速度は2秒以内で、通過電力は連続波で3kWまで使えます。電源から整合器まで1社でそろえたい装置に向きます。

種類
マイクロ波の自動整合器
周波数
2460±30MHz
通過電力
3kW 連続波
整合の精度
1%以内(電力比)
整合速度
2秒以内
冷却
水冷
操作・制御
PC接続で制御、外部コントロールユニットはオプション
記載なし
整合のしくみ・接続・大きさ・質量・電源
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社ニッシン自動整合器 Piat-XX-2PM-CE方向性結合器一体のEH式口コミを書く要見積

方向性結合器を一体にしたEH式で、反射の検出器を別に足さずに済みます。独自のダイレクト・マッチングで整合速度は2秒以下です。XXには使う電力の数字が入ります。

種類
マイクロ波の自動整合器
周波数
2455MHz±15MHz(CW)
通過電力
VSWR5以下で500~6000W、VSWR10以下で500~3000W
整合のしくみ
EHスタブ方式
整合の精度
整合VSWR1.2以下
整合速度
2秒以下
接続
WRT-2導波管、TBR-2A2フランジ
冷却
自然空冷
大きさ
W300×D203×H374mm
質量
7.5kg以下
操作・制御
Piat-RM-CE使用時にパソコンで状態監視、レシピ設定
電源
DC24V±5%、3A
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
日本高周波株式会社3Eマイクロ波自動整合器制御部を内蔵した小型の5kW口コミを書く要見積

制御部を本体に内蔵し、本体4.0kgで5kWまで通せるのがこの型の違いです。導波管のE面に3個の可動短絡器を置く方式で、スタブ棒形より耐電力に強い作りです。自然空冷なので水管を引き回さずに付けられます。

種類
マイクロ波の自動整合器
周波数
2450±50MHz
通過電力
5kW(CW、PULSE)
整合のしくみ
3Eチューナ方式
整合の精度
残留VSWR1.2以下 typ.
整合速度
2秒 typ.
接続
2GHz偏平導波管(96×27mm)、TBR-2A2相当
冷却
自然空冷
大きさ
W220mm×D130mm×H262mm
質量
4.0kg(本体)
操作・制御
RS-232C、アナログI/O、CONTROLLER
電源
DC24V 3A
公式ページへ詳細・仕様
日本高周波株式会社4Eマイクロ波自動整合器 AMC-0801負荷が大きく動くプラズマ口コミを書く要見積

負荷VSWR10までの全位相を途切れずに整合するのがこの型の違いです。従来のスタブ式やEHチューナでは追えない負荷変動に追従するとメーカーは書いています。整合時間は2秒以内で、水を引かずに使えます。

種類
マイクロ波の自動整合器
周波数
2450±30MHz
通過電力
最大5kW(CW)
整合のしくみ
4Eチューナ方式
整合の精度
反射波電力が定格電力の1%以下
整合速度
2秒以内
冷却
自然空冷
電源
AC85V~225V、約75VA
記載なし
接続・大きさ・質量・操作・制御
公式ページへ詳細・仕様
株式会社プラズマアプリケーションズオートチューナ ADS-2450200-01200Wの同軸で自動に合わせる口コミを書く要見積

同軸のN型でつなぐ200Wの小型オートチューナです。スラグ位置を10個まで覚え、次回はその位置からチューニングを始められます。シーケンサをつなげば調整の手を省けます。

種類
マイクロ波の自動整合器
周波数
2450±50MHz
通過電力
200W
整合のしくみ
スラグをステッピングモータで駆動
整合の精度
最大定在波比15、最大挿入損失0.3dB
接続
入出力N型、モニターBNC
大きさ
200×114×80mm
操作・制御
メモリー10個、シーケンサ接続
記載なし
整合速度・冷却・質量・電源
公式ページへ詳細・仕様

手動整合器

3製品
株式会社ノダRFテクノロジーズ手動整合器 NM05ML-xx500W以下の研究用13.56MHz口コミを書く要見積

自動整合器よりずっと安く作れるとメーカーが言い切る手動の型です。通過電力は500W以下で、操作も単純です。負荷が決まっていて、調整を人が見られる装置に合います。

種類
手動整合器
周波数
13.56MHz
通過電力
500W以下
整合のしくみ
エアバリコン
接続
入力N型、出力は銅板かHN型
冷却
空冷式
記載なし
整合の精度・整合速度・大きさ・質量・操作・制御・電源
公式ページへ詳細・仕様
株式会社プラズマアプリケーションズダブルスラグチューナ DST-2450200-01200Wまでの同軸の手動調整口コミを書く要見積

長さ200mm・直径40mmの筒形で、2つのスラグを動かして反射を詰める手動の型です。メーカーは小型軽量で低価格と書いています。反射電力を見ながら人が調整できる試験装置に合います。

種類
手動整合器
周波数
2.4~2.5GHz
通過電力
200W
整合のしくみ
2つのスラグを手で移動
整合の精度
最大定在波比15、挿入損失0.3dB max
接続
入出力N型
大きさ
長さ200×直径40mm
記載なし
整合速度・冷却・質量・操作・制御・電源
公式ページへ詳細・仕様
ミクロ電子株式会社手動EHチューナ TM-5000/M導波管で手で詰めるEH式口コミを書く要見積

EチューナとHチューナの2つを順に動かして反射波を減らす手動の型です。負荷VSWR7を1.2以下まで整合します。導波管はWRI-22に合い、マイクロ波加熱装置のメーカーが作っています。

種類
手動整合器
周波数
2450MHz±25MHz
整合のしくみ
EHチューナ(手動)
整合の精度
負荷VSWR=7を1.2以下に整合
接続
WRI-22(WRJ-2)⁠導⁠波⁠管⁠、FUDR22(BRJ-2)⁠フ⁠ラ⁠ン⁠⁠⁠⁠ジ
大きさ
200(W)×340(D)×285(H)mm
質量
約4kg
記載なし
通過電力・整合速度・冷却・操作・制御・電源
公式ページへ詳細・仕様

高周波の自動整合器3製品

株式会社アドテックプラズマテクノロジー

自動インピーダンス整合装置 AMVGシリーズ

380kHz~40.68MHzの広い周波数

周波数は380kHzから40.68MHzまで、通過電力は300Wから30kWまでの幅で選べます。パソコンで操作と計測ができるAMVソフトが標準で付きます。I/F・外観サイズ・整合範囲は要望に合わせてカスタムを相談できます。

コスト要見積

種類
高周波の自動整合器
周波数
380kHz~40.68MHz
通過電力
300W~30kW
操作・制御
パソコンで操作・計測、AMVソフト標準
電源
単相AC100-200V(50-60Hz)、DC24V
記載なし
整合のしくみ・整合の精度・整合速度・接続・冷却・大きさ・質量
公式ページへ
株式会社ダイヘン

13.56MHz自動整合器 RGAシリーズ

13.56MHzの大電力プラズマ

許容通過電力は500Wから30kWまでと幅が広く、大電力の装置まで使えます。同じ13.56MHzの高周波電源RGAシリーズとそろえて組めます。仕様は個別対応のカスタム品なので、接続や寸法は問い合わせで決めます。

コスト要見積

種類
高周波の自動整合器
周波数
13.56MHz
通過電力
500W~30kW
整合の精度
1%以内(電力比)
整合速度
3秒以内
冷却
水冷、強制空冷
操作・制御
PC接続でモニタ、整合パラメータ設定
記載なし
整合のしくみ・接続・大きさ・質量・電源
公式ページへ
株式会社ノダRFテクノロジーズ

自動整合器 NM3A-xx

装置のそばで調整したい13.56MHz

手元で調整できるハンディーコントローラが付くのがこの型の違いです。同じ系列に1000Wと2000Wの型があり、3000Wまでの高周波電源に合わせて選べます。バリコンは真空バリコンで、2kWより上は空冷と水冷を併用します。

コスト要見積

種類
高周波の自動整合器
周波数
13.56MHz
通過電力
3000W
整合のしくみ
真空バリコン
接続
入力HN型、出力は銅板
冷却
空冷水冷併用(2kW~3kW)
操作・制御
ハンディーコントローラ付属
電源
AC100~200V、単相
記載なし
整合の精度・整合速度・大きさ・質量
公式ページへ

マイクロ波の自動整合器5製品

株式会社ダイヘン

2.45GHz自動整合器 SMAシリーズ

3kWまでのマイクロ波プラズマ

ダイヘンのマイクロ波電源SGPシリーズと組む水冷の自動整合器です。整合速度は2秒以内で、通過電力は連続波で3kWまで使えます。電源から整合器まで1社でそろえたい装置に向きます。

コスト要見積

種類
マイクロ波の自動整合器
周波数
2460±30MHz
通過電力
3kW 連続波
整合の精度
1%以内(電力比)
整合速度
2秒以内
冷却
水冷
操作・制御
PC接続で制御、外部コントロールユニットはオプション
記載なし
整合のしくみ・接続・大きさ・質量・電源
公式ページへ
株式会社ニッシン

自動整合器 Piat-XX-2PM-CE

方向性結合器一体のEH式

方向性結合器を一体にしたEH式で、反射の検出器を別に足さずに済みます。独自のダイレクト・マッチングで整合速度は2秒以下です。XXには使う電力の数字が入ります。

コスト要見積

種類
マイクロ波の自動整合器
周波数
2455MHz±15MHz(CW)
通過電力
VSWR5以下で500~6000W、VSWR10以下で500~3000W
整合のしくみ
EHスタブ方式
整合の精度
整合VSWR1.2以下
整合速度
2秒以下
接続
WRT-2導波管、TBR-2A2フランジ
冷却
自然空冷
大きさ
W300×D203×H374mm
質量
7.5kg以下
操作・制御
Piat-RM-CE使用時にパソコンで状態監視、レシピ設定
電源
DC24V±5%、3A
公式ページへ
日本高周波株式会社

3Eマイクロ波自動整合器

制御部を内蔵した小型の5kW

制御部を本体に内蔵し、本体4.0kgで5kWまで通せるのがこの型の違いです。導波管のE面に3個の可動短絡器を置く方式で、スタブ棒形より耐電力に強い作りです。自然空冷なので水管を引き回さずに付けられます。

コスト要見積

種類
マイクロ波の自動整合器
周波数
2450±50MHz
通過電力
5kW(CW、PULSE)
整合のしくみ
3Eチューナ方式
整合の精度
残留VSWR1.2以下 typ.
整合速度
2秒 typ.
接続
2GHz偏平導波管(96×27mm)、TBR-2A2相当
冷却
自然空冷
大きさ
W220mm×D130mm×H262mm
質量
4.0kg(本体)
操作・制御
RS-232C、アナログI/O、CONTROLLER
電源
DC24V 3A
公式ページへ
日本高周波株式会社

4Eマイクロ波自動整合器 AMC-0801

負荷が大きく動くプラズマ

負荷VSWR10までの全位相を途切れずに整合するのがこの型の違いです。従来のスタブ式やEHチューナでは追えない負荷変動に追従するとメーカーは書いています。整合時間は2秒以内で、水を引かずに使えます。

コスト要見積

種類
マイクロ波の自動整合器
周波数
2450±30MHz
通過電力
最大5kW(CW)
整合のしくみ
4Eチューナ方式
整合の精度
反射波電力が定格電力の1%以下
整合速度
2秒以内
冷却
自然空冷
電源
AC85V~225V、約75VA
記載なし
接続・大きさ・質量・操作・制御
公式ページへ
株式会社プラズマアプリケーションズ

オートチューナ ADS-2450200-01

200Wの同軸で自動に合わせる

同軸のN型でつなぐ200Wの小型オートチューナです。スラグ位置を10個まで覚え、次回はその位置からチューニングを始められます。シーケンサをつなげば調整の手を省けます。

コスト要見積

種類
マイクロ波の自動整合器
周波数
2450±50MHz
通過電力
200W
整合のしくみ
スラグをステッピングモータで駆動
整合の精度
最大定在波比15、最大挿入損失0.3dB
接続
入出力N型、モニターBNC
大きさ
200×114×80mm
操作・制御
メモリー10個、シーケンサ接続
記載なし
整合速度・冷却・質量・電源
公式ページへ

手動整合器3製品

株式会社ノダRFテクノロジーズ

手動整合器 NM05ML-xx

500W以下の研究用13.56MHz

自動整合器よりずっと安く作れるとメーカーが言い切る手動の型です。通過電力は500W以下で、操作も単純です。負荷が決まっていて、調整を人が見られる装置に合います。

コスト要見積

種類
手動整合器
周波数
13.56MHz
通過電力
500W以下
整合のしくみ
エアバリコン
接続
入力N型、出力は銅板かHN型
冷却
空冷式
記載なし
整合の精度・整合速度・大きさ・質量・操作・制御・電源
公式ページへ
株式会社プラズマアプリケーションズ

ダブルスラグチューナ DST-2450200-01

200Wまでの同軸の手動調整

長さ200mm・直径40mmの筒形で、2つのスラグを動かして反射を詰める手動の型です。メーカーは小型軽量で低価格と書いています。反射電力を見ながら人が調整できる試験装置に合います。

コスト要見積

種類
手動整合器
周波数
2.4~2.5GHz
通過電力
200W
整合のしくみ
2つのスラグを手で移動
整合の精度
最大定在波比15、挿入損失0.3dB max
接続
入出力N型
大きさ
長さ200×直径40mm
記載なし
整合速度・冷却・質量・操作・制御・電源
公式ページへ
ミクロ電子株式会社

手動EHチューナ TM-5000/M

導波管で手で詰めるEH式

EチューナとHチューナの2つを順に動かして反射波を減らす手動の型です。負荷VSWR7を1.2以下まで整合します。導波管はWRI-22に合い、マイクロ波加熱装置のメーカーが作っています。

コスト要見積

種類
手動整合器
周波数
2450MHz±25MHz
整合のしくみ
EHチューナ(手動)
整合の精度
負荷VSWR=7を1.2以下に整合
接続
WRI-22(WRJ-2)⁠導⁠波⁠管⁠、FUDR22(BRJ-2)⁠フ⁠ラ⁠ン⁠⁠⁠⁠ジ
大きさ
200(W)×340(D)×285(H)mm
質量
約4kg
記載なし
通過電力・整合速度・冷却・操作・制御・電源
公式ページへ
Q&A

整合器選びで、よくある疑問

購買担当の疑問整合器の価格は、いくら?

値段を公式に出しているメーカーは、この表にありません。ダイヘンの13.56MHz自動整合器はカスタム品と書かれていて、周波数と通過電力を伝えて見積もりをとります。ノダRFテクノロジーズの手動整合器 NM05ML-xx は、自動整合器より安く作れるとメーカーが書いています。

設備担当の疑問整合器は、何のために付ける?

電源と負荷のインピーダンスを合わせて、反射波電力を減らすためです。プラズマは状態で負荷が変わるので、合わないと電力が負荷に入りません。ミクロ電子の手動EHチューナ TM-5000/M は、負荷VSWR=7を1.2以下まで整合します。

設備担当の疑問高周波の整合器とマイクロ波の整合器の違いは?

使う電源の周波数と作りが違います。高周波はダイヘンのRGAシリーズの13.56MHzやアドテックプラズマテクノロジーのAMVGシリーズの380kHz~40.68MHzで、マイクロ波は日本高周波やニッシンの2450MHz帯です。マイクロ波は導波管や同軸に入れる作りになります。

設備担当の疑問3Eチューナ・4Eチューナ・EHチューナの違いは?

導波管に付ける可動部の数と置き方の違いです。日本高周波の3Eマイクロ波自動整合器はE面に3個の可動短絡器を置きます。4Eの AMC-0801 は負荷VSWR10以下の全位相を途切れずに整合し、ニッシンの Piat-XX-2PM-CE はEHスタブ方式です。

工場長の疑問自動整合器と手動整合器の違いは?

モータで自動で追いかけるか、人が見て動かすかの違いです。負荷が工程の途中で動くなら自動を選びます。手動はプラズマアプリケーションズの DST-2450200-01 のように小型軽量で低価格の型があり、試験の装置に合います。

設備担当の疑問通過電力は、どこまであるの?

高周波の自動はダイヘンのRGAシリーズとアドテックプラズマテクノロジーのAMVGシリーズが30kWまで受けます。マイクロ波は日本高周波の2機種が5kWまで、ニッシンのPiatはVSWR5以下で6000Wまでです。小電力ならプラズマアプリケーションズの200Wの同軸の型があります。

設備担当の疑問整合速度は、どのくらい?

公式の値は、ダイヘンの13.56MHzが3秒以内、2.45GHzが2秒以内、日本高周波の AMC-0801 が2秒以内、ニッシンのPiatが2秒以下です。ダイヘンの値はダミーロードでの自社試験の結果なので、実際の負荷では確かめます。

設備担当の疑問接続はどう確かめる?

高周波の型はコネクタと出力の形を見ます。ノダRFの NM3A-xx は入力がHN型で出力が銅板です。マイクロ波の導波管の型はフランジを見ます。日本高周波の3Eは TBR-2A2相当、ミクロ電子の TM-5000/M は FUDR22(BRJ-2)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

施設管理の疑問冷却水は必要?

型によって違います。ダイヘンの2.45GHz自動整合器は水冷で、日本高周波の2機種とニッシンのPiatは自然空冷で水を引かずに使えます。ノダRFの NM3A-xx は2kW~3kWで空冷と水冷を併用します。

設備担当の疑問PCやシーケンサから動かせる?

動かせる型があります。アドテックプラズマテクノロジーのAMVGシリーズはパソコンで操作と計測ができ、日本高周波の3EはRS-232CとアナログI/Oを持ちます。プラズマアプリケーションズの ADS-2450200-01 はシーケンサにつなげ、スラグ位置を10個まで覚えます。

TYPES

整合器の種類の違い

高周波の自動整合器

380kHzから60MHzまでの高周波電源と電極の間に入れ、バリコンをモータで動かして合わせる型です。プラズマの状態で負荷が動いても、自動で追いかけます。半導体や液晶の製造装置に多く使います。

向いている使い方

  • 13.56MHzのエッチング・成膜
  • 工程の途中で負荷が動く
  • 装置に組み込んで自動で回す

根拠:高速マッチングが可能な自動整合器です。(出典3)

この種類の3製品を表で見る

マイクロ波の自動整合器

2450MHz帯の導波管や同軸に入れ、可動短絡器やスラグをモータで動かして合わせる型です。導波管の型は3E・4E・EH式に分かれます。小電力には同軸でつなぐ型もあります。

向いている使い方

  • 2450MHzのマイクロ波プラズマ
  • 負荷が変わるプロセス
  • シーケンサやPCで制御する

根拠:整合部は導波管のE面(長辺)に3個の可動短絡器を置いた3 要素チューナ型(出典4)

この種類の5製品を表で見る

手動整合器

反射電力を見ながら、人がバリコンやスタブ、スラグを動かして合わせる型です。自動の型より安く作れます。負荷が大きく動かない試験や研究の装置に合います。

向いている使い方

  • 研究・試験の装置
  • 負荷があまり動かない
  • 費用を抑えて始めたい

根拠:反射電力をモニターしながら、2つのスラグを左右に移動させ、負荷からの反射電力を最小にする。(出典7)

この種類の3製品を表で見る
MAKERS

整合器の主なメーカー7社

株式会社アドテックプラズマテクノロジー

周波数は380kHzから40.68MHzまで、通過電力は300Wから30kWまでの幅で選べます。

広島県

株式会社ダイヘン

許容通過電力は500Wから30kWまでと幅が広く、大電力の装置まで使えます。

大阪府

株式会社ニッシン

方向性結合器を一体にしたEH式で、反射の検出器を別に足さずに済みます。

兵庫県

日本高周波株式会社

制御部を本体に内蔵し、本体4.0kgで5kWまで通せるのがこの型の違いです。

神奈川県

株式会社ノダRFテクノロジーズ

手元で調整できるハンディーコントローラが付くのがこの型の違いです。

大阪府

ミクロ電子株式会社

EチューナとHチューナの2つを順に動かして反射波を減らす手動の型です。

埼玉県

出典
  1. ダイヘン 13.56MHz RGAシリーズ
  2. ダイヘン 2.45GHz SGPシリーズ
  3. ノダRFテクノロジーズ NM1A-xx/NM2A-xx/NM3A-⁠xx
  4. 日本高周波 3Eマイクロ波自動整合器
  5. 日本高周波 4Eマイクロ波自動整合器
  6. アドテックプラズマテクノロジー AMVGシリーズ
  7. プラズマアプリケーションズ ダブルスラグチューナ
  8. プラズマアプリケーションズ オートチューナ
  9. ニッシン Piat-XX-2PM-CE
  10. ミクロ電子 手動EHチューナ
  11. ノダRFテクノロジーズ NM05ML-xx
掲載基準

プラズマ装置やマイクロ波装置で電源と負荷のインピーダンスを合わせる整合器を、自社で作る日本の会社の公式資料で確かめて載せました。高周波の自動整合器、マイクロ波の自動整合器、手動整合器が対象です。高周波電源やマイクロ波電源だけの製品、部品だけの製品、海外品の販売店、測定器のネットワークアナライザは載せていません。Advanced Energy(Navigator II)は、日本語の公式サイトで日本の拠点は確かめましたが日本法人の名前を確かめられず除きました。サムウエイとパール工業は公式の製品ページをたどれず、MKSは公式サイトの文字が取れず、仕様を確かめられなかったので除きました。ニッシンの手動整合器SMTJ-30・MT-20Sは公式の仕様表が一覧だけのため載せていません。

整合器を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉