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電子基板や配線のはんだ付けに使うやに入りはんだを選ぶ、製造・品質管理・設備・購買の担当の方へ

やに入りはんだのメーカー6社比較【2026年】

やに入りはんだは、はんだ合金の中心に
フラックスを入れた糸状のはんだです。

ABOUT

やに入りはんだとは

比較表を見る ↓

やに入りはんだとは、はんだ合金の中心に固形のフラックスを入れた、糸状のはんだです。
糸はんだ・線はんだとも呼び、
はんだとフラックスを同時に送れるので、こてで溶かすだけで付けられます。

製品の特長

  • 合金で選べる(Sn-Ag-Cu・Sn-Cu・Sn-⁠Pb)
  • フラックスの量と強さで選べる(含有量・ROL0などの分類)
  • 線径で選べる(0.07mmの極細線から1.6mmまで)

使うメリット

  • フラックスを別に塗らずに済む(はんだと同時に送れる)
  • 手はんだにも自動機にも使える(こて・ロボット・レーザー)
  • ハロゲンフリーを選べる(ハロゲンを入れないフラックス)

選ぶときに注意すること

  1. 鉛フリーは融点が高い。こて先の温度と食われに気をつける
  2. 鉛入りはRoHSで鉛を制限された機器に使えない。使える範囲を確かめる
  3. ハロゲンフリーの決め方は規格やメーカーで違う。どの基準かを確かめる
  4. 飛び散ったフラックスやはんだボールは不良のもと。自動機は飛散を抑えた型を選ぶ
  5. 残渣を洗う工程があるなら、洗浄できる型かを確かめる

※仕様と価格は各メーカーの公式の製品ページ・カタログによる(価格はホーザン⁠の公式通販の価格)。フラックス含有量の呼び方は内橋エステックの用語集、ハロゲンフリーの基準は弘輝の技術解説による。

LIST

やに入りはんだの比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

やに入りはんだ11製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

鉛フリー・銀入り(Sn-Ag-Cu系)

7製品
内橋エステック株式会社極細線やに入りはんだ RSW-631-100F3狭ピッチ電極のマイクロソルダリング口コミを書く要見積

線径0.100mmの極細線で、狭いピッチの電極に決まった量だけはんだを付けられる型です。同じシリーズに0.07mmの品もあり、テープ状に延ばした品もあります。フラックスはハロゲンフリーで、含有量は2.5〜3.5%です。

合金の種類
鉛フリー・銀入り(Sn-Ag-Cu系)
合金組成
Sn-3.0Ag⁠-0.5Cu
フラックス含有量
2.5〜3.5%
線径
0.100mm
ハロゲン
ハロゲンフリー
特長
最小線径0.07mmまでの極細線
記載なし
融点・フラックスの分類・ハライド含有量・⁠⁠⁠巻量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社弘輝やに入りはんだ S3X-72Mロボットのスライドはんだ付け口コミを書く要見積

こてを滑らせて続けて付けるスライドはんだ付けで、ブリッジを抑えるように作った型です。フラックスはROL0の低活性型で、含有量は3.2%です。線径は0.3〜1.2mmの6つで、ロボットとレーザーの工法に使えます。

合金の種類
鉛フリー・銀入り(Sn-Ag-Cu系)
合金組成
Sn-3.0Ag⁠-0.5Cu
融点
217〜219℃
フラックス含有量
3.2%
フラックスの分類
ROL0(IPC J-STD-004)
線径
0.3・0.5・0.6・0.8・1.0・1.2mm
特長
スライドはんだ付けでブリッジを抑える
記載なし
ハライド含有量・ハロゲン・⁠⁠⁠巻量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
千住金属工業株式会社やに入りはんだ MACROS M705結露しやすい車載基板の手はんだ口コミを書く要見積

フラックスの残渣を軟らかくして、割れにくくした型です。結露しやすい車載の基板で、残渣の割れから絶縁が落ちるのを防ぎます。フラックス含有量は3.5mass%、線径は0.5〜1.6mmです。

合金の種類
鉛フリー・銀入り(Sn-Ag-Cu系)
合金組成
Sn-3.0Ag⁠-0.5Cu(M705)
融点
217〜220℃
フラックス含有量
3.5mass%
フラックスの分類
JIS AA級、RMA級、ROL1
線径
0.5〜1.6mm
ハライド含有量
0.1mass%⁠⁠⁠以下
ハロゲン
含む
特長
残渣が軟らかく割れにくい、車載向けの型
記載なし
巻量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
千住金属工業株式会社やに入りはんだ SEN M705飛散を嫌う高密度基板の自動はんだ付け口コミを書く要見積

はんだとフラックスの飛散を抑えることに絞って作った型です。フラックス含有量は3mass%と4mass%の2つがあり、線径は0.3〜1.6mmです。レーザーはんだ付けにも使えます。

合金の種類
鉛フリー・銀入り(Sn-Ag-Cu系)
合金組成
Sn-3.0Ag⁠-0.5Cu(M705)
融点
217〜220℃
フラックス含有量
3mass%、4mass%
フラックスの分類
JIS AA級、RMA級、ROL1
線径
0.3〜1.6mm
ハライド含有量
0.1mass%⁠⁠⁠以下
ハロゲン
含む
特長
はんだとフラックスの飛散を抑えた高絶縁性の型
記載なし
巻量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
株式会社ニホンゲンマやに入りはんだ NP8303こて先の交換費を減らしたい手はんだ口コミを書く要見積

こて先の食われを抑えて、こて先の交換を減らす型です。同じ社のNP303組成(Sn-3.0Ag-0.5Cu)と比べて、こて先寿命は約4倍です。フラックスとはんだボールの飛散も従来品より抑えています。

合金の種類
鉛フリー・銀入り(Sn-Ag-Cu系)
合金組成
Sn-3.0Ag⁠-0.5Cu-⁠α
融点
217〜219℃
ハライド含有量
0.07wt%±0.03
特長
Sn-3.0Ag⁠-0.5Cuに比べてこて先寿命が約4倍
記載なし
フラックス含有量・フラックスの分類・線径・ハロゲン・⁠⁠⁠巻量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社日本スペリア社やに入りはんだ SN97C(044)ハロゲンフリー指定の基板口コミを書く要見積

ハロゲンを入れないフラックスと、Sn-3.0Ag⁠-0.5Cuの合金を組み合わせた型です。同じ社の従来の完全ハロゲンフリー品と比べて、続けて付けるはんだ付け性が30%上がっています。フラックスの分類はROL0です。

合金の種類
鉛フリー・銀入り(Sn-Ag-Cu系)
合金組成
Sn-3.0Ag⁠-0.5Cu
融点
218〜219℃
フラックスの分類
ROL0
ハロゲン
含まない(完全ハロゲンフリー)
特長
従来の完全ハロゲンフリー品より連続はんだ付け性が30%向上
記載なし
フラックス含有量・線径・ハライド含有量・⁠⁠⁠巻量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
ホーザン株式会社やに入りはんだ HS-313手はんだの作業場でまとめ買い口コミを書く25,630円(税込)、23,300円(税抜)

通販で値段を出して1巻から買える、鉛フリーのやに入りはんだです。合金はJEITA推奨の銀入りの型で、フラックスは飛散の少ないものです。0.8mm・400gで25,630円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

合金の種類
鉛フリー・銀入り(Sn-Ag-Cu系)
合金組成
Sn-3Ag
線径
0.8mm
巻量
400g
特長
飛散の少ないフラックス、JEITA推奨の合金
記載なし
融点・フラックス含有量・フラックスの分類・ハライド含有量・ハロゲン
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

鉛フリー・低銀と無銀(Sn-Cu系)

3製品
株式会社弘輝低銀やに入りはんだ S03X7Ca-72Mこて先の交換を減らしたい量産ライン口コミを書く要見積

銀を0.3%に減らし、コバルトを足してこて先の食われを抑えた低銀の型です。こて先の鉄めっきが減りにくく、銀の多い一般のやに入りはんだより長くこて先を使えます。銀が少ない分、材料費も下がります。

合金の種類
鉛フリー・低銀と無銀(Sn-Cu系)
合金組成
Sn-0.3Ag⁠-0.7Cu-0.04Co+添加元素α
融点
217〜227℃
フラックス含有量
3.2%
フラックスの分類
ROL0(IPC J-STD-004)
線径
0.3・0.5・0.6・0.8・1.0・1.2mm
特長
Coの働きでこて先の食われを抑える低銀合金
記載なし
ハライド含有量・ハロゲン・⁠⁠⁠巻量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社日本スペリア社やに入りはんだ SN100C(030)銀を使わずに鉛フリー化したい現場口コミを書く要見積

銀を入れないSn-Cu-Ni系の合金SN100Cを使った汎用の型です。フラックス030はこて先の焦げ付きを抑え、溶ける速さと続けて付ける作業のしやすさも両立させています。融点は227℃で、銀入りの合金より高めです。

合金の種類
鉛フリー・低銀と無銀(Sn-Cu系)
合金組成
Sn-0.7Cu⁠-0.05Ni-⁠Ge
融点
227℃
フラックスの分類
ROM1(ROL0)
ハロゲン
含む
特長
銀を入れない合金、こて先の焦げ付きを抑える
記載なし
フラックス含有量・線径・ハライド含有量・⁠⁠⁠巻量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
ホーザン株式会社やに入りはんだ HS-372少量を買って試す手はんだ口コミを書く3,498円(税込)、3,180円(税抜)

銀を入れないSn-Cu系の鉛フリーのやに入りはんだです。鉛入りに近い光沢に仕上がり、銅食われが少なく、こて先も傷みにくくなっています。0.6mm・100gで3,498円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

合金の種類
鉛フリー・低銀と無銀(Sn-Cu系)
合金組成
Sn-⁠Cu
線径
0.6mm
巻量
100g
特長
銅食われが少なく、こて先の傷みが少ない
記載なし
融点・フラックス含有量・フラックスの分類・ハライド含有量・ハロゲン
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

鉛入り(Sn-Pb系)

1製品
株式会社ニホンゲンマ鉛入りやに入りはんだ HQ5-RMA鉛入りが認められた補修・特殊用途口コミを書く要見積

鉛を40%入れた、昔からの組成の鉛入りやに入りはんだです。融点は183〜190℃で、鉛フリーの合金より低い温度で溶けます。RoHSの対象外の機器や、もとが鉛入りの基板の修理に使います。

合金の種類
鉛入り(Sn-Pb系)
合金組成
Sn-40Pb
融点
183〜190℃
ハライド含有量
0.09wt%±0.01
特長
高信頼性の鉛入りはんだ
記載なし
フラックス含有量・フラックスの分類・線径・ハロゲン・⁠⁠⁠巻量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

鉛フリー・銀入り(Sn-Ag-Cu系)7製品

内橋エステック株式会社

極細線やに入りはんだ RSW-631-100F3

狭ピッチ電極のマイクロソルダリング

線径0.100mmの極細線で、狭いピッチの電極に決まった量だけはんだを付けられる型です。同じシリーズに0.07mmの品もあり、テープ状に延ばした品もあります。フラックスはハロゲンフリーで、含有量は2.5〜3.5%です。

コスト要見積

合金の種類
鉛フリー・銀入り(Sn-Ag-Cu系)
合金組成
Sn-3.0Ag⁠-0.5Cu
フラックス含有量
2.5〜3.5%
線径
0.100mm
ハロゲン
ハロゲンフリー
特長
最小線径0.07mmまでの極細線
記載なし
融点・フラックスの分類・ハライド含有量・⁠⁠⁠巻量
公式ページへ
株式会社弘輝

やに入りはんだ S3X-72M

ロボットのスライドはんだ付け

こてを滑らせて続けて付けるスライドはんだ付けで、ブリッジを抑えるように作った型です。フラックスはROL0の低活性型で、含有量は3.2%です。線径は0.3〜1.2mmの6つで、ロボットとレーザーの工法に使えます。

コスト要見積

合金の種類
鉛フリー・銀入り(Sn-Ag-Cu系)
合金組成
Sn-3.0Ag⁠-0.5Cu
融点
217〜219℃
フラックス含有量
3.2%
フラックスの分類
ROL0(IPC J-STD-004)
線径
0.3・0.5・0.6・0.8・1.0・1.2mm
特長
スライドはんだ付けでブリッジを抑える
記載なし
ハライド含有量・ハロゲン・⁠⁠⁠巻量
公式ページへ
千住金属工業株式会社

やに入りはんだ MACROS M705

結露しやすい車載基板の手はんだ

フラックスの残渣を軟らかくして、割れにくくした型です。結露しやすい車載の基板で、残渣の割れから絶縁が落ちるのを防ぎます。フラックス含有量は3.5mass%、線径は0.5〜1.6mmです。

コスト要見積

合金の種類
鉛フリー・銀入り(Sn-Ag-Cu系)
合金組成
Sn-3.0Ag⁠-0.5Cu(M705)
融点
217〜220℃
フラックス含有量
3.5mass%
フラックスの分類
JIS AA級、RMA級、ROL1
線径
0.5〜1.6mm
ハライド含有量
0.1mass%⁠⁠⁠以下
ハロゲン
含む
特長
残渣が軟らかく割れにくい、車載向けの型
記載なし
巻量
公式ページへ
千住金属工業株式会社

やに入りはんだ SEN M705

飛散を嫌う高密度基板の自動はんだ付け

はんだとフラックスの飛散を抑えることに絞って作った型です。フラックス含有量は3mass%と4mass%の2つがあり、線径は0.3〜1.6mmです。レーザーはんだ付けにも使えます。

コスト要見積

合金の種類
鉛フリー・銀入り(Sn-Ag-Cu系)
合金組成
Sn-3.0Ag⁠-0.5Cu(M705)
融点
217〜220℃
フラックス含有量
3mass%、4mass%
フラックスの分類
JIS AA級、RMA級、ROL1
線径
0.3〜1.6mm
ハライド含有量
0.1mass%⁠⁠⁠以下
ハロゲン
含む
特長
はんだとフラックスの飛散を抑えた高絶縁性の型
記載なし
巻量
公式ページへ
株式会社ニホンゲンマ

やに入りはんだ NP8303

こて先の交換費を減らしたい手はんだ

こて先の食われを抑えて、こて先の交換を減らす型です。同じ社のNP303組成(Sn-3.0Ag-0.5Cu)と比べて、こて先寿命は約4倍です。フラックスとはんだボールの飛散も従来品より抑えています。

コスト要見積

合金の種類
鉛フリー・銀入り(Sn-Ag-Cu系)
合金組成
Sn-3.0Ag⁠-0.5Cu-⁠α
融点
217〜219℃
ハライド含有量
0.07wt%±0.03
特長
Sn-3.0Ag⁠-0.5Cuに比べてこて先寿命が約4倍
記載なし
フラックス含有量・フラックスの分類・線径・ハロゲン・⁠⁠⁠巻量
公式ページへ
株式会社日本スペリア社

やに入りはんだ SN97C(044)

ハロゲンフリー指定の基板

ハロゲンを入れないフラックスと、Sn-3.0Ag⁠-0.5Cuの合金を組み合わせた型です。同じ社の従来の完全ハロゲンフリー品と比べて、続けて付けるはんだ付け性が30%上がっています。フラックスの分類はROL0です。

コスト要見積

合金の種類
鉛フリー・銀入り(Sn-Ag-Cu系)
合金組成
Sn-3.0Ag⁠-0.5Cu
融点
218〜219℃
フラックスの分類
ROL0
ハロゲン
含まない(完全ハロゲンフリー)
特長
従来の完全ハロゲンフリー品より連続はんだ付け性が30%向上
記載なし
フラックス含有量・線径・ハライド含有量・⁠⁠⁠巻量
公式ページへ
ホーザン株式会社

やに入りはんだ HS-313

手はんだの作業場でまとめ買い

通販で値段を出して1巻から買える、鉛フリーのやに入りはんだです。合金はJEITA推奨の銀入りの型で、フラックスは飛散の少ないものです。0.8mm・400gで25,630円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

コスト25,630円(税込)、23,300円(税抜)

合金の種類
鉛フリー・銀入り(Sn-Ag-Cu系)
合金組成
Sn-3Ag
線径
0.8mm
巻量
400g
特長
飛散の少ないフラックス、JEITA推奨の合金
記載なし
融点・フラックス含有量・フラックスの分類・ハライド含有量・ハロゲン
公式ページへ

鉛フリー・低銀と無銀(Sn-Cu系)3製品

株式会社弘輝

低銀やに入りはんだ S03X7Ca-72M

こて先の交換を減らしたい量産ライン

銀を0.3%に減らし、コバルトを足してこて先の食われを抑えた低銀の型です。こて先の鉄めっきが減りにくく、銀の多い一般のやに入りはんだより長くこて先を使えます。銀が少ない分、材料費も下がります。

コスト要見積

合金の種類
鉛フリー・低銀と無銀(Sn-Cu系)
合金組成
Sn-0.3Ag⁠-0.7Cu-0.04Co+添加元素α
融点
217〜227℃
フラックス含有量
3.2%
フラックスの分類
ROL0(IPC J-STD-004)
線径
0.3・0.5・0.6・0.8・1.0・1.2mm
特長
Coの働きでこて先の食われを抑える低銀合金
記載なし
ハライド含有量・ハロゲン・⁠⁠⁠巻量
公式ページへ
株式会社日本スペリア社

やに入りはんだ SN100C(030)

銀を使わずに鉛フリー化したい現場

銀を入れないSn-Cu-Ni系の合金SN100Cを使った汎用の型です。フラックス030はこて先の焦げ付きを抑え、溶ける速さと続けて付ける作業のしやすさも両立させています。融点は227℃で、銀入りの合金より高めです。

コスト要見積

合金の種類
鉛フリー・低銀と無銀(Sn-Cu系)
合金組成
Sn-0.7Cu⁠-0.05Ni-⁠Ge
融点
227℃
フラックスの分類
ROM1(ROL0)
ハロゲン
含む
特長
銀を入れない合金、こて先の焦げ付きを抑える
記載なし
フラックス含有量・線径・ハライド含有量・⁠⁠⁠巻量
公式ページへ
ホーザン株式会社

やに入りはんだ HS-372

少量を買って試す手はんだ

銀を入れないSn-Cu系の鉛フリーのやに入りはんだです。鉛入りに近い光沢に仕上がり、銅食われが少なく、こて先も傷みにくくなっています。0.6mm・100gで3,498円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

コスト3,498円(税込)、3,180円(税抜)

合金の種類
鉛フリー・低銀と無銀(Sn-Cu系)
合金組成
Sn-⁠Cu
線径
0.6mm
巻量
100g
特長
銅食われが少なく、こて先の傷みが少ない
記載なし
融点・フラックス含有量・フラックスの分類・ハライド含有量・ハロゲン
公式ページへ

鉛入り(Sn-Pb系)1製品

株式会社ニホンゲンマ

鉛入りやに入りはんだ HQ5-RMA

鉛入りが認められた補修・特殊用途

鉛を40%入れた、昔からの組成の鉛入りやに入りはんだです。融点は183〜190℃で、鉛フリーの合金より低い温度で溶けます。RoHSの対象外の機器や、もとが鉛入りの基板の修理に使います。

コスト要見積

合金の種類
鉛入り(Sn-Pb系)
合金組成
Sn-40Pb
融点
183〜190℃
ハライド含有量
0.09wt%±0.01
特長
高信頼性の鉛入りはんだ
記載なし
フラックス含有量・フラックスの分類・線径・ハロゲン・⁠⁠⁠巻量
公式ページへ
Q&A

やに入りはんだ選びで、よくある疑問

購買担当の疑問やに入りはんだの価格は、いくら?

値段を公式に出しているのはホーザンです。HS-313(Sn-3Ag・0.8mm・400g)は25,630円(税込)、HS-372(Sn-Cu・0.6mm・100g)は3,498円(税込)⁠で⁠す⁠。ほかの5社は公式に値段を出していないので、量と線径を決めて見積もりを取ります。

設備担当の疑問やに入りはんだとは?フラックスを別に塗るのと何が違う?

はんだ合金の中心に固形のフラックスを入れた糸状のはんだで、はんだとフラックスを同時に送れます。こてで溶かすだけで付けられるので、フラックスを別に塗らずに済みます。千住金属工業は1955年に国産初のやに入りはんだを製品化しました。

工場長の疑問やに入りはんだの種類と違いは?

このページでは合金で3つに分けました。銀を入れたSn-Ag-Cu系、銀を減らすか入れないSn-Cu系、鉛を入れたSn-Pb系です。鉛フリーの標準はSAC305(Sn-3.0Ag-0.5Cu)で、弘輝のS3X-72Mや千住金属工業のSEN M705がこの合金です。

設備担当の疑問鉛フリーと鉛入りの融点の違いは?

ニホンゲンマのHQ5-RMA(Sn-40Pb)は183〜190℃、弘輝のS3X-72M(Sn-3.0Ag-0.5Cu)は217〜219℃です。銀を入れない日本スペリア社のSN100C(030)は227℃です。鉛フリーに替えるときは、こて先の温度も合わせて見直します。

設備担当の疑問フラックス含有量はどれくらい?F3とは?

JIS Z 3283では、フラックス含有量を1%刻みのF1〜F6で呼び、F3は2.5%以上3.5%未満です。弘輝のS3X-72Mは3.2%、千住金属工業のMACROS M705は3.5mass%、内橋エステックのRSW-631-100F3は2.5〜3.5%です。

総務の疑問ハロゲンフリーのやに入りはんだの基準は?

弘輝の解説では、JEITAのハロゲンフリーはF・Cl・Br・Iがそれぞれ1000ppm以下です。日本スペリア社のSN97C(044)と内橋エステックのRSW-631-100F3は、ハロゲンを入れないフラックスの型です。取引先がどの基準を求めているかを先に確かめます。

工場長の疑問やに入りはんだの線径はどう選ぶ?

付ける所の大きさで選び、細かい部品ほど細い線を使います。弘輝のS3X-72Mは0.3〜1.2mmの6つ、千住金属工業のSEN M705は0.3〜1.6mmです。狭いピッチの電極には、内橋エステックのRSW-631-100F3(0.100mm)のような極細線を使います。

施設管理の疑問こて先がすぐ減る。食われを抑えるはんだは?

こて先の鉄めっきが溶けて減るのを食われと言います。弘輝のS03X7Ca-72Mはコバルトを足して食われを抑え、ニホンゲンマのNP8303はNP303組成と比べてこて先寿命が約4倍です。日本スペリア社にも、こて先の食われを抑える合金TipSave Nがあります。

経営者の疑問銀の少ないはんだで材料費は下がる?

弘輝のS03X7Ca-72Mは、銀を0.3%に減らして材料費を下げた型です。日本スペリア社のSN100Cは、銀を入れない無銀の合金です。ホーザンの公式通販では、Sn-CuのHS-372(0.6mm・100g)が3,180円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

設備担当の疑問ロボットはんだ付けやレーザーに使える?

使える型があります。弘輝のS3X-72Mはロボットとレーザーの工法に使え、千住金属工業のSEN M705もレーザーはんだ付けに向く型です。飛び散ったフラックスやはんだは基板の不良につながるので、自動機には飛散を抑えた型を選びます。

施設管理の疑問車載の基板に使うやに入りはんだは?

結露しやすい車載の基板では、フラックスの残渣が割れて絶縁が落ちるのを防ぐ型を使います。千住金属工業のMACROS M705は、残渣を軟らかくした車載向けの型です。

TYPES

やに入りはんだの合金の種類の違い

ボタンを押すと、表がその合金の種類の製品だけになります。

鉛フリー・銀入り(Sn-Ag-Cu系)

錫に銀と銅を入れた、鉛フリーの標準の合金です。SAC305(Sn-3.0Ag-0.5Cu)が代表で、融点は217〜219℃ほどです。手はんだからロボット・レーザーまで、多くの品番がこの合金です。

向いている使い方

  • 鉛フリーの基板の手はんだ
  • ロボット・レーザーはんだ付け
  • ハロゲンフリー指定の基板

根拠:JEITA※1推奨の合金で、鉛フリー化当初から使用されており信頼性が高く実績のあるハンダです。(出典10)

この合金の種類の7製品を表で見る

鉛フリー・低銀と無銀(Sn-Cu系)

銀を0.3%に減らすか、まったく入れずに錫と銅を主にした合金です。材料費を抑えやすく、こて先の食われを抑える合金もあります。融点は弘輝のS03X7Ca-72Mが217〜227℃、日本スペリア社のSN100C(030)が227℃です。

向いている使い方

  • 材料費を抑えたい量産
  • こて先の交換を減らしたい
  • 銀を使わない指定

根拠:Ag(銀)を含有しない無銀タイプの鉛フリーはんだ合金。ISO国際規格認証済。(出典12)

この合金の種類の3製品を表で見る

鉛入り(Sn-Pb系)

錫に鉛を入れた、昔からの合金です。融点が低く、ニホンゲンマのHQ5-RMA(Sn-40Pb)は183〜190℃で溶けます。RoHSで鉛を制限された機器には使えないので、使える範囲を確かめてから選びます。

向いている使い方

  • もとが鉛入りの基板の修理
  • RoHSの対象外の機器
  • 低い温度で付けたい所

根拠:やに入りはんだ HQ5-RMA 高信頼性Pb入りはんだ(出典6)

この合金の種類の1製品を表で見る
MAKERS

やに入りはんだの主なメーカー6社

やに入りはんだの主なメーカーは、次の6社です。社名を押すと、その会社のページ(ほかの製品と所在地)に移ります。

内橋エステック株式会社

線径0.100mmの極細線で、狭いピッチの電極に決まった量だけはんだを付けられる型です。

大阪府

株式会社弘輝

こてを滑らせて続けて付けるスライドはんだ付けで、ブリッジを抑えるように作った型です。

東京都

千住金属工業株式会社

フラックスの残渣を軟らかくして、割れにくくした型です。

東京都

株式会社ニホンゲンマ

こて先の食われを抑えて、こて先の交換を減らす型です。

大阪府

株式会社日本スペリア社

ハロゲンを入れないフラックスと、Sn-3.0Ag⁠-0.5Cuの合金を組み合わせた型です。

大阪府

ホーザン株式会社

通販で値段を出して1巻から買える、鉛フリーのやに入りはんだです。

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この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:電子基板・電気配線の手はんだ付けやロボット・レーザーはんだ付けで使う業務用のやに入りはんだ(糸はんだ)で⁠、日本の会社が自社で作るか自社の品番で売り、公式サイトで今案内していて、合金組成・融点・フラックス含有量・線径などを公式で確かめられた製品。各社の代表の品番を1社2製品まで載せています。合金は鉛フリー(Sn-Ag-Cu系・Sn-Cu系)と鉛入り(Sn-Pb系)⁠で⁠す⁠。フラックスだけの製品(フラックスの比較で扱います)、ソルダペースト・棒はんだ・ボールはんだ・プリフォーム、はんだこて本体(はんだこての比較で扱います)は除いています。日本アルミットと太洋電機産業(goot)は公式サイトがこちらから開けず、白光は公式サイトが保守中で、タムラ製作所と日本ハンダは公式サイトにやに入りはんだの製品が見当たらず、インジウムコーポレーションは日本の法人を公式で確かめられないので、今回は載せていません。並びは種類ごとに会社の五十音順です。

並び順:合金の種類ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。

やに入りはんだを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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