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塗料・接着剤・化粧品・食品の粘度を整える増粘剤を選ぶ、研究開発・製造・購買の担当の方へ

増粘剤のメーカー10社比較【2026年】

増粘剤は、液に少量加えて
粘りとタレにくさを付ける添加剤です。

ABOUT

増粘剤とは

比較表を見る ↓

増粘剤とは、塗料・接着剤・化粧品・食品などに少し加えて、粘りを付ける添加剤です。
粘弾性調整剤・レオロジー調整剤とも呼びます。
この比較では、メーカーが品番で出す工業用・食品用の原料を扱います。

製品の特長

  • 水系と溶剤系で剤が分かれる溶剤系はアマイド系の揺変剤
  • 系統で粘りの出方が変わるニュートニアン性からチクソ性まで
  • 粉末と液状がある粉末は溶かしてから入れる

使うメリット

  • タレを止める厚く塗っても流れにくくする
  • 顔料の沈降を防ぐ缶の底で固まりにくくする
  • 塗りやすさを整えるレベリング・はけ目

選ぶときに注意すること

  1. 粉末は一度に入れない。ままこになりやすい
  2. 粘度の値は、濃度と測定条件をそろえて比べる
  3. アルカリ増粘型は、中和しないと粘りが出ない
  4. アマイド系は、加熱と分散のかけすぎで効き目が落ちる
  5. 採用前に実際の配合で、粘度・つや・耐水性を試す

※仕組みはサンノプコ・東亞合成の公式解説、品番ごとの値は各メーカーの公式資料によります。確認日:2026年11月2日。

LIST

増粘剤の比較表

増粘剤13製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

ウレタン・ノニオン系

2製品
株式会社ADEKAノニオン系増粘剤 アデカノールUH-420仕上げ工程で粘度を合わせる水系塗料口コミを書く要見積

非イオン性なので、系のpHに関係なく使える液状の増粘剤です。塗料化の最終工程で入れて粘度を合わせられ、セルロース系のような水希釈槽を別に用意せずに済みます。UHシリーズ同士やセルロース系との併用もできます。

系統
ウレタン・ノニオン系
系統・主成分
高分子型特殊ノニオン系
形状
粘稠液状
用途
合成樹脂エマルションの増粘
記載なし
有効成分・固形分・粘度・荷姿・添加量・溶剤
公式ページへ詳細・仕様
サンノプコ株式会社ウレタン系増粘剤 SNシックナー621Nつやを落としたくない水系塗料口コミを書く要見積

ニュートニアン性の粘弾性調整剤で、塗面のレベリングを良くします。調色やグロスへの影響が少なく、温度で粘性が変わりにくい点が特長です。有効成分は30%で、18kg缶と190kgドラムがあります。

系統
ウレタン・ノニオン系
系統・主成分
ウレタン変性ポリエーテル、水等の混合物
有効成分・固形分
30%
荷姿
18kg缶、190kgドラム
記載なし
形状・粘度・添加量・溶剤・用途
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

アクリル系(ポリカルボン酸)

4製品
共栄社化学株式会社アクリル系増粘剤 チクゾールK-1000アルコールを入れたくない水系塗料口コミを書く要見積

カルボン酸系増粘剤のアルコールフリータイプで、塗膜の外観を損ねにくい液状品です。有効成分は20%で、添加量は1.0〜3.0%です。18kg缶で届きます。

系統
アクリル系(ポリカルボン酸)
系統・主成分
ポリカルボン酸、水
形状
液状
有効成分・固形分
20%
荷姿
18kg缶
添加量
1.0〜3.0%
用途
水系塗料のタレ止め・沈降防止
記載なし
粘度・溶剤
公式ページへ詳細・仕様
サンノプコ株式会社アクリル系増粘剤 SNシックナー640HEC・MCから切り替えたい水系塗料口コミを書く要見積

擬塑性とチクソ性を与える高分子型の粘弾性調整剤で、HECやMCの代わりに使えます。セルロース系から切り替えると、溶かす手間を減らせます。有効成分は30%で、18kg缶と200kgドラムがあります。

系統
アクリル系(ポリカルボン酸)
系統・主成分
変性ポリカルボン酸、水等の混合物
有効成分・固形分
30%
荷姿
18kg缶、200kgドラム
記載なし
形状・粘度・添加量・溶剤・用途
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
住友精化株式会社アクリル系増粘剤 AQUPEC HV-805EG透明なジェル・化粧品の増粘口コミを書く要見積

中和すると透明でチキソトロピックな増粘液になる、架橋型アクリル酸系の粉末です。HV-805EGは低い濃度でも15,000〜30,000mPa·sの粘りが出ます。顆粒状で水に分散しやすい点も特長です。

系統
アクリル系(ポリカルボン酸)
系統・主成分
カルボマー(架橋型アクリル酸系ポリマー)
形状
白色粉末
粘度
15,000〜30,000mPa·s
用途
化粧品、トイレタリー、ハウスホールド、医薬
記載なし
有効成分・固形分・荷姿・添加量・溶剤
公式ページへ詳細・仕様
東亞合成株式会社アルカリ可溶型増粘剤 B-300Kラテックス・塗料の増粘口コミを書く要見積

系に直接入れ、アルカリで中和して粘りを出すアルカリ可溶型の増粘剤です。B-300Kは固形分44±1%と濃く、製品の粘度は20〜100mPa·sで扱いやすい低曳糸性グレードです。

系統
アクリル系(ポリカルボン酸)
系統・主成分
アルカリ可溶型増粘剤
有効成分・固形分
44±1%
粘度
20〜100mPa·s(30℃)
用途
ラテックス・塗料増粘
記載なし
形状・荷姿・添加量・溶剤
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

セルロース系(HEC・CMC・HPMC)

5製品
信越化学工業株式会社セルロース系増粘剤 メトローズ90SH-4000セメントモルタルの増粘・⁠⁠⁠保水口コミを書く要見積

水に溶けないセルロースを化学処理した、非イオン性のセルロースエーテルです。90SH-4000は、セメントモルタルやタイルセメントモルタル、漆喰の適合品種です。水溶液はpHの影響を受けにくい性質です。

系統
セルロース系(HEC・CMC・HPMC)
系統・主成分
ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)
形状
白色または帯黄白色の繊維状粉末または粒
用途
セメントモルタル、セメント系下地調整材
記載なし
有効成分・固形分・粘度・荷姿・添加量・溶剤
公式ページへ詳細・仕様
住友精化株式会社セルロース系増粘剤 HEC AW-15F塗料・化粧品の高粘度増粘口コミを書く要見積

冷水にも温水にも溶け、ゲル化せずに粘度が長く安定するノニオン性のHECです。AW-15Fは2%水溶液で8,000〜15,000mPa·sの高粘度グレードです。広いpH域で使えます。

系統
セルロース系(HEC・CMC・HPMC)
系統・主成分
ヒドロキシエチルセルロース(HEC)
粘度
8,000〜15,000mPa·s(2%水溶液)
用途
化粧品、塗料増粘剤、重合用添加剤
記載なし
形状・有効成分・固形分・荷姿・添加量・溶剤
公式ページへ詳細・仕様
第一工業製薬株式会社セルロース系増粘剤 セロゲンBSH-12高粘度のCMCを使う工業用途口コミを書く要見積

セロゲンシリーズの高粘度グレードで、1%水溶液で6,000〜8,000mPa·sです。純分99%以上(乾量)の白色粉末で、増粘・保水・分散に使います。20kg袋で届きます。

系統
セルロース系(HEC・CMC・HPMC)
系統・主成分
カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC)
形状
白色粉末
有効成分・固形分
純分99%以上(乾量)
粘度
6,000〜8,000mPa·s(1%・25℃)
荷姿
20kg袋
用途
塗料・色材、土木・建築、繊維・紙パルプ
記載なし
添加量・溶剤
公式ページへ詳細・仕様
ダイセルミライズ株式会社セルロース系増粘剤 HECダイセルSP900ままこを嫌う塗料の増粘口コミを書く要見積

粉の表面を処理してままこができにくくした、分散改良型のHECです。SP900は1%水溶液で4000〜5500mPa·sです。耐pH性・耐塩性に優れた水溶液になります。

系統
セルロース系(HEC・CMC・HPMC)
系統・主成分
ヒドロキシエチルセルロース(分散改良型)
粘度
4000〜5500mPa·s(1%・25℃)
用途
塗料(増粘・分散)、土木・建材
記載なし
形状・有効成分・固形分・荷姿・添加量・溶剤
公式ページへ詳細・仕様
日本製紙株式会社セルロース系増粘剤 サンローズF350HC食品・飼料の増粘口コミを書く要見積

食品添加物規格と飼料グレードに入るF品種のCMCです。F350HCの粘度は2000〜4000mPa·sで、エーテル化度は0.8〜1.0です。増粘のほか保水・吸水にも使います。

系統
セルロース系(HEC・CMC・HPMC)
系統・主成分
カルボキシメチルセルロース(CMC)
有効成分・固形分
純分99.0%以上(F品種)
粘度
2000〜4000mPa·s
用途
食品添加物規格、飼料グレード
記載なし
形状・荷姿・添加量・溶剤
公式ページへ詳細・仕様

溶剤系(脂肪酸アマイド)

2製品
共栄社化学株式会社溶剤系揺変剤 フローノンRCM-220弱溶剤塗料のタレ止め口コミを書く要見積

弱溶剤塗料向けの膨潤型添加剤で、脂肪酸アマイドが溶剤の中でふくらんで粘りを出します。有効成分は20%のペーストで、添加量は1.0〜3.0%です。15kg缶で届きます。

系統
溶剤系(脂肪酸アマイド)
系統・主成分
高級脂肪酸アマイド
形状
ペースト
有効成分・固形分
20%
荷姿
15kg缶
添加量
1.0〜3.0%
溶剤
ミネラルスピリット、高沸点芳香族、ベンジルアルコール
用途
弱溶剤塗料
記載なし
粘度
公式ページへ詳細・仕様
楠本化成株式会社溶剤系揺変剤 ディスパロン6900-20X溶剤系塗料のタレ止め・沈降防止口コミを書く要見積

増粘・タレ止め・顔料沈降防止を1本でこなす、ディスパロンの代表グレードです。顔料と一緒に前添加し、粘性を付けてタレと沈降を防ぎます。有効成分は20.0%、増粘・タレ止めの標準添加量は1.0〜5.0%です。

系統
溶剤系(脂肪酸アマイド)
系統・主成分
アマイド
形状
ペースト
有効成分・固形分
20.0%
添加量
増粘・タレ止め1.0〜5.0%
溶剤
キシレン、エタノール
用途
増粘・タレ止め・顔料沈降防止
記載なし
粘度・荷姿
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ウレタン・ノニオン系2製品

株式会社ADEKA

ノニオン系増粘剤 アデカノールUH-420

仕上げ工程で粘度を合わせる水系塗料

非イオン性なので、系のpHに関係なく使える液状の増粘剤です。塗料化の最終工程で入れて粘度を合わせられ、セルロース系のような水希釈槽を別に用意せずに済みます。UHシリーズ同士やセルロース系との併用もできます。

コスト要見積

系統
ウレタン・ノニオン系
系統・主成分
高分子型特殊ノニオン系
形状
粘稠液状
用途
合成樹脂エマルションの増粘
記載なし
有効成分・固形分・粘度・荷姿・添加量・溶剤
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サンノプコ株式会社

ウレタン系増粘剤 SNシックナー621N

つやを落としたくない水系塗料

ニュートニアン性の粘弾性調整剤で、塗面のレベリングを良くします。調色やグロスへの影響が少なく、温度で粘性が変わりにくい点が特長です。有効成分は30%で、18kg缶と190kgドラムがあります。

コスト要見積

系統
ウレタン・ノニオン系
系統・主成分
ウレタン変性ポリエーテル、水等の混合物
有効成分・固形分
30%
荷姿
18kg缶、190kgドラム
記載なし
形状・粘度・添加量・溶剤・用途
公式ページへ

アクリル系(ポリカルボン酸)4製品

共栄社化学株式会社

アクリル系増粘剤 チクゾールK-1000

アルコールを入れたくない水系塗料

カルボン酸系増粘剤のアルコールフリータイプで、塗膜の外観を損ねにくい液状品です。有効成分は20%で、添加量は1.0〜3.0%です。18kg缶で届きます。

コスト要見積

系統
アクリル系(ポリカルボン酸)
系統・主成分
ポリカルボン酸、水
形状
液状
有効成分・固形分
20%
荷姿
18kg缶
添加量
1.0〜3.0%
用途
水系塗料のタレ止め・沈降防止
記載なし
粘度・溶剤
公式ページへ
サンノプコ株式会社

アクリル系増粘剤 SNシックナー640

HEC・MCから切り替えたい水系塗料

擬塑性とチクソ性を与える高分子型の粘弾性調整剤で、HECやMCの代わりに使えます。セルロース系から切り替えると、溶かす手間を減らせます。有効成分は30%で、18kg缶と200kgドラムがあります。

コスト要見積

系統
アクリル系(ポリカルボン酸)
系統・主成分
変性ポリカルボン酸、水等の混合物
有効成分・固形分
30%
荷姿
18kg缶、200kgドラム
記載なし
形状・粘度・添加量・溶剤・用途
公式ページへ
住友精化株式会社

アクリル系増粘剤 AQUPEC HV-805EG

透明なジェル・化粧品の増粘

中和すると透明でチキソトロピックな増粘液になる、架橋型アクリル酸系の粉末です。HV-805EGは低い濃度でも15,000〜30,000mPa·sの粘りが出ます。顆粒状で水に分散しやすい点も特長です。

コスト要見積

系統
アクリル系(ポリカルボン酸)
系統・主成分
カルボマー(架橋型アクリル酸系ポリマー)
形状
白色粉末
粘度
15,000〜30,000mPa·s
用途
化粧品、トイレタリー、ハウスホールド、医薬
記載なし
有効成分・固形分・荷姿・添加量・溶剤
公式ページへ
東亞合成株式会社

アルカリ可溶型増粘剤 B-300K

ラテックス・塗料の増粘

系に直接入れ、アルカリで中和して粘りを出すアルカリ可溶型の増粘剤です。B-300Kは固形分44±1%と濃く、製品の粘度は20〜100mPa·sで扱いやすい低曳糸性グレードです。

コスト要見積

系統
アクリル系(ポリカルボン酸)
系統・主成分
アルカリ可溶型増粘剤
有効成分・固形分
44±1%
粘度
20〜100mPa·s(30℃)
用途
ラテックス・塗料増粘
記載なし
形状・荷姿・添加量・溶剤
公式ページへ

セルロース系(HEC・CMC・HPMC)5製品

信越化学工業株式会社

セルロース系増粘剤 メトローズ90SH-4000

セメントモルタルの増粘・⁠⁠⁠保水

水に溶けないセルロースを化学処理した、非イオン性のセルロースエーテルです。90SH-4000は、セメントモルタルやタイルセメントモルタル、漆喰の適合品種です。水溶液はpHの影響を受けにくい性質です。

コスト要見積

系統
セルロース系(HEC・CMC・HPMC)
系統・主成分
ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)
形状
白色または帯黄白色の繊維状粉末または粒
用途
セメントモルタル、セメント系下地調整材
記載なし
有効成分・固形分・粘度・荷姿・添加量・溶剤
公式ページへ
住友精化株式会社

セルロース系増粘剤 HEC AW-15F

塗料・化粧品の高粘度増粘

冷水にも温水にも溶け、ゲル化せずに粘度が長く安定するノニオン性のHECです。AW-15Fは2%水溶液で8,000〜15,000mPa·sの高粘度グレードです。広いpH域で使えます。

コスト要見積

系統
セルロース系(HEC・CMC・HPMC)
系統・主成分
ヒドロキシエチルセルロース(HEC)
粘度
8,000〜15,000mPa·s(2%水溶液)
用途
化粧品、塗料増粘剤、重合用添加剤
記載なし
形状・有効成分・固形分・荷姿・添加量・溶剤
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第一工業製薬株式会社

セルロース系増粘剤 セロゲンBSH-12

高粘度のCMCを使う工業用途

セロゲンシリーズの高粘度グレードで、1%水溶液で6,000〜8,000mPa·sです。純分99%以上(乾量)の白色粉末で、増粘・保水・分散に使います。20kg袋で届きます。

コスト要見積

系統
セルロース系(HEC・CMC・HPMC)
系統・主成分
カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC)
形状
白色粉末
有効成分・固形分
純分99%以上(乾量)
粘度
6,000〜8,000mPa·s(1%・25℃)
荷姿
20kg袋
用途
塗料・色材、土木・建築、繊維・紙パルプ
記載なし
添加量・溶剤
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ダイセルミライズ株式会社

セルロース系増粘剤 HECダイセルSP900

ままこを嫌う塗料の増粘

粉の表面を処理してままこができにくくした、分散改良型のHECです。SP900は1%水溶液で4000〜5500mPa·sです。耐pH性・耐塩性に優れた水溶液になります。

コスト要見積

系統
セルロース系(HEC・CMC・HPMC)
系統・主成分
ヒドロキシエチルセルロース(分散改良型)
粘度
4000〜5500mPa·s(1%・25℃)
用途
塗料(増粘・分散)、土木・建材
記載なし
形状・有効成分・固形分・荷姿・添加量・溶剤
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日本製紙株式会社

セルロース系増粘剤 サンローズF350HC

食品・飼料の増粘

食品添加物規格と飼料グレードに入るF品種のCMCです。F350HCの粘度は2000〜4000mPa·sで、エーテル化度は0.8〜1.0です。増粘のほか保水・吸水にも使います。

コスト要見積

系統
セルロース系(HEC・CMC・HPMC)
系統・主成分
カルボキシメチルセルロース(CMC)
有効成分・固形分
純分99.0%以上(F品種)
粘度
2000〜4000mPa·s
用途
食品添加物規格、飼料グレード
記載なし
形状・荷姿・添加量・溶剤
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溶剤系(脂肪酸アマイド)2製品

共栄社化学株式会社

溶剤系揺変剤 フローノンRCM-220

弱溶剤塗料のタレ止め

弱溶剤塗料向けの膨潤型添加剤で、脂肪酸アマイドが溶剤の中でふくらんで粘りを出します。有効成分は20%のペーストで、添加量は1.0〜3.0%です。15kg缶で届きます。

コスト要見積

系統
溶剤系(脂肪酸アマイド)
系統・主成分
高級脂肪酸アマイド
形状
ペースト
有効成分・固形分
20%
荷姿
15kg缶
添加量
1.0〜3.0%
溶剤
ミネラルスピリット、高沸点芳香族、ベンジルアルコール
用途
弱溶剤塗料
記載なし
粘度
公式ページへ
楠本化成株式会社

溶剤系揺変剤 ディスパロン6900-20X

溶剤系塗料のタレ止め・沈降防止

増粘・タレ止め・顔料沈降防止を1本でこなす、ディスパロンの代表グレードです。顔料と一緒に前添加し、粘性を付けてタレと沈降を防ぎます。有効成分は20.0%、増粘・タレ止めの標準添加量は1.0〜5.0%です。

コスト要見積

系統
溶剤系(脂肪酸アマイド)
系統・主成分
アマイド
形状
ペースト
有効成分・固形分
20.0%
添加量
増粘・タレ止め1.0〜5.0%
溶剤
キシレン、エタノール
用途
増粘・タレ止め・顔料沈降防止
記載なし
粘度・荷姿
公式ページへ
Q&A

増粘剤選びで、よくある疑問

購買担当の疑問増粘剤の価格は、いくら?

載せた13製品の公式資料には公開価格がありません。SNシックナー621Nなら18kg缶か190kgドラムかなど、品番・荷姿・年間の使用量を伝えてメーカーに見積もりを取ります。

設備担当の疑問増粘剤の種類と違いは?

主成分でウレタン・ノニオン系、アクリル系、セルロース系、溶剤系アマイドに分かれます。SNシックナー621Nはウレタン系、SNシックナー640はアクリル系、セロゲンBSH-12はセルロース系、ディスパロン6900-20Xはアマイド系です。

設備担当の疑問ウレタン系とアクリル系の増粘剤の違いは?

ウレタン系の会合型は樹脂の粒と結び付いて穏やかに増粘し、レベリングを良くします。アクリル系の高分子型は長い鎖の絡み合いで粘りを出し、チクソ性が強めです。SNシックナー621Nはニュートニアン性、SNシックナー640は擬塑性・チクソ性の品番です。

設備担当の疑問水系塗料と溶剤系塗料で増粘剤は変わる?

変わります。溶剤系にはフローノンRCM-220やディスパロン6900-20Xのような脂肪酸アマイドのペーストを使います。水系にはウレタン系・アクリル系・セルロース系を使います。

工場長の疑問HECとCMCの違いは?

HECは非イオン性で、広いpH域で粘度が安定します。CMCは陰イオン性で、増粘のほか吸水・保水にも効きます。HEC AW-15FとセロゲンBSH-12は、粘度を測る濃度も2%と1%で違います。

設備担当の疑問添加量はどれくらい?

公式に書いているのは3製品です。チクゾールK-1000とフローノンRCM-220は1.0〜3.0%、ディスパロン6900-20Xは増粘・タレ止めで1.0〜5.0%です。実際の量は配合で試して決めます。

施設管理の疑問粉末の増粘剤がままこになるのを防ぐには?

粉末は少しずつ溶かしてから入れます。一度に入れるとままこになりやすいと東亞合成も書いています。HECダイセルSP900のように、粉の表面を処理した分散改良型を選ぶ手もあります。

設備担当の疑問カタログの粘度の数値はそのまま比べられる?

そのままは比べられません。HEC AW-15Fは2%、セロゲンBSH-12は1%、AQUPEC HV-805EGは0.2%の水溶液の値です。濃度・温度・測り方をそろえて比べます。

工場長の疑問食品に使える増粘剤は?

サンローズのF品種は食品添加物規格に入るCMCで、F350HCは1%水溶液で2000〜4000mPa·sです。食品向けは規格に合う品番かどうかをメーカーに確かめてから使います。

購買担当の疑問荷姿は何kgから?

SNシックナー621Nは18kg缶と190kgドラム、チクゾールK-1000は18kg缶、フローノンRCM-220は15kg缶、セロゲンBSH-12は20kg袋です。最小の注文量は荷姿とは別に確かめます。

施設管理の疑問セメントモルタルに使う増粘剤は?

セルロース系のHPMCを使います。メトローズ90SH-4000は、セメントモルタルやタイルセメントモルタル、漆喰の適合品種に入っています。

TYPES

増粘剤の系統の違い

ウレタン・ノニオン系

ウレタン変性ポリエーテルなど、イオンを持たない高分子の増粘剤です。疎水部が樹脂の粒と会合して網目を作り、エマルション塗料に穏やかな粘りを付けます。pHに左右されにくく、レベリングを良くしたい塗料に使います。

向いている使い方

  • つやを残したいエマルション塗料
  • 仕上げ工程での粘度合わせ
  • はけ目を消したい塗料

根拠:会合型の仕組みはサンノプコ、非イオン性でpHに関係なく使える点はADEKAの公式資料によります。(出典1)

この系統の2製品を表で見る

アクリル系(ポリカルボン酸)

(メタ)アクリル酸を主成分とする分子量の大きい高分子です。エマルション型はアルカリで中和すると粘りが出て、粉末の架橋型は少ない量でも透明に増粘します。チクソ性を付けたい水系塗料・ラテックス・化粧品に使います。

向いている使い方

  • 水系塗料のタレ止め
  • ラテックス・接着剤の増粘
  • 透明なジェルや化粧品

根拠:高分子型とアルカリ増粘型の仕組みはサンノプコ、エマルションタイプの使い方は東亞合成の公式資料によります。(出典2)

この系統の4製品を表で見る

セルロース系(HEC・CMC・HPMC)

パルプのセルロースを化学処理して、水に溶けるようにした粉末です。HECとHPMCは非イオン性、CMCは陰イオン性です。塗料・建材・食品・化粧品と使う範囲が広く、保水の役目も兼ねます。

向いている使い方

  • 水系塗料の増粘と保水
  • セメントモルタルの作業性
  • 食品・飼料の増粘

根拠:HECの成り立ちは住友精化、CMCは日本製紙、HPMCは信越化学工業の公式資料によります。(出典7)

この系統の5製品を表で見る

溶剤系(脂肪酸アマイド)

脂肪酸アマイドを溶剤でペーストにした揺変剤です。溶剤の中でふくらんで網目を作り、塗料のタレと顔料の沈降を防ぎます。加熱しすぎや分散のかけすぎで効き目が落ちます。

向いている使い方

  • 溶剤系塗料のタレ止め
  • 顔料の沈降防止
  • 弱溶剤塗料の粘度調整

根拠:膨潤型の添加剤であることは共栄社化学、加熱と分散時間の注意は楠本化成の公式資料によります。(出典9)

この系統の2製品を表で見る
MAKERS

増粘剤の主なメーカー10社

株式会社ADEKA

非イオン性なので、系のpHに関係なく使える液状の増粘剤です。

東京都

共栄社化学株式会社

カルボン酸系増粘剤のアルコールフリータイプで、塗膜の外観を損ねにくい液状品です。

大阪府

楠本化成株式会社

増粘・タレ止め・顔料沈降防止を1本でこなす、ディスパロンの代表グレードです。

東京都

サンノプコ株式会社

ニュートニアン性の粘弾性調整剤で、塗面のレベリングを良くします。

東京都

信越化学工業株式会社

水に溶けないセルロースを化学処理した、非イオン性のセルロースエーテルです。

東京都

住友精化株式会社

中和すると透明でチキソトロピックな増粘液になる、架橋型アクリル酸系の粉末です。

大阪府

第一工業製薬株式会社

セロゲンシリーズの高粘度グレードで、1%水溶液で6,000〜8,000mPa·sです。

京都府

ダイセルミライズ株式会社

粉の表面を処理してままこができにくくした、分散改良型のHECです。

東京都

東亞合成株式会社

系に直接入れ、アルカリで中和して粘りを出すアルカリ可溶型の増粘剤です。

東京都

日本製紙株式会社

食品添加物規格と飼料グレードに入るF品種のCMCです。

東京都

出典
  1. サンノプコ 粘弾性調整剤(増粘剤)
  2. 東亞合成 増粘剤
  3. 住友精化 HEC
  4. 住友精化 AQUPEC
  5. ダイセルミライズ HECダイセル
  6. 日本製紙 サンローズ(CMC)
  7. 信越化学工業 メトローズ
  8. ADEKA アデカノール UHシリーズ
  9. 共栄社化学 フローノン
  10. 楠本化成 ディスパロン 6900-20X
掲載基準

塗料・インキ・接着剤・ラテックス・化粧品・食品・セメント系建材の粘度を整える増粘剤(粘弾性調整剤・揺変剤)で、日本法人のあるメーカーが自社で作り、公式サイトで今案内している品番を、1社1〜2製品載せました。系統・固形分・粘度・添加量・荷姿を公式資料で確かめられたものに限ります。キサンタンガムなどガム類だけの品は別のテーマとして扱い、シリカ・ベントナイト・澱粉・ポリビニルアルコールはそれぞれの比較ページに分けました。海外ブランドの輸入販売元・総代理店の品は載せていません。ビックケミー・ジャパンは日本語の公式ページに品番ごとの固形分や添加量が無いため外しました。

増粘剤を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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