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タイヤ・ゴム板・粘着テープ・防水シートなどの配合に使う再生ゴムを選ぶ、ゴム製品メーカーの開発・製造・購買の担当の方へ

再生ゴムのメーカー5社比較【2026年】

再生ゴムは、一度加硫したゴムに熱や圧力をかけ、
もう一度練れる状態に戻したゴム原料です。

ABOUT

再生ゴムとは

比較表を見る ↓

再生ゴムとは、一度加硫したゴムに熱・圧力・せん断を加えて可塑性と粘着性を戻し、
原料ゴムと同じように使えるようにしたゴム材料です。
脱硫再生ゴムとも呼びます。

製品の特長

  • 新しいゴムと同じように加工できる(同じ加工と加硫のしかたでゴム製品にできる)
  • 原料で種類が分かれる(使用済みタイヤ・ブチルチューブ・工程廃材)
  • 新しいゴムに混ぜても使う(単独でも、テープの粘着剤の主原料にも使う)

使うメリット

  • 混ぜるときの動力が少なく済む(可塑性が大きく、配合剤が分散している)
  • 押し出しと分出しが楽になる(加工中の発熱と膨張・収縮も少ない)
  • 配合の原価が安定する(天然ゴム・合成ゴムより価格が安定している)

選ぶときに注意すること

  1. 新しいゴムより弾性が劣る。ゴムの弾みが要る配合は混ぜる量を試して決める
  2. 永久伸びが大きくなる。伸ばしたまま使う部品は試験で確かめる
  3. 配合剤の分散が新しいゴムより劣る。混ぜ方を試して決める
  4. 物性の書き方が各社で違う(標準物性値・規格・範囲)。比べるときはそろえて聞く
  5. 工程廃材の再生は、ゴムの種類や形状によって受けてもらえないことがある

※物性は各メーカーの公式の製品ページによる。ムーニー粘度はどの社もML1+4、100℃の値。村岡ゴム工業の値は標準物性値、石本ゴム工業の値は通常グレードの製品規格、大栄護謨の値は品種ごとの範囲。

LIST

再生ゴムの比較表

再生ゴム9製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

タイヤ再生ゴム

3製品
アサヒ再生ゴム株式会社タイヤ再生ゴムタイヤ・ゴム板・防舷材の配合口コミを書く要見積

原料の配合比率でグレードを分け、トレッド面だけを原料にした高強力再生ゴムもそろえています。高強力再生ゴムは、通常品より力と伸びに優れます。物性の数字は公式に載っていないので、グレードごとに問い合わせて確かめます。

種類
タイヤ再生ゴム
原料
トラック・バスの使用済みタイヤ
主な用途
タイヤ、ゴム板、防舷材、自動車、スポーツ用品
記載なし
ムーニー粘度・引張強さ・伸び・灰分・アセトン抽出物・比重・密度・硬度
公式ページへ詳細・仕様
石本ゴム工業株式会社タイヤ再生ゴムタイヤ原料・工業用ゴム・マット口コミを書く要見積

通常グレードと価格を抑えた廉価版の2本立てで作っています。通常グレードは引張強さ9MPa・伸び350%、廉価版は7MPa・300%で、ムーニー粘度はどちらも55±10です。求める強さとコストで選び分けられます。

種類
タイヤ再生ゴム
原料
トラック・バス用タイヤ
ムーニー粘度
55±10
引張強さ
9MPa
伸び
350%
灰分
15%
アセトン抽出物
20%
比重・密度
比重1.2
主な用途
タイヤ原料、工業用ゴム製品、マット
記載なし
硬度
公式ページへ詳細・仕様
村岡ゴム工業株式会社高張力タイヤリク強さを落としたくないタイヤ再生の配合口コミを書く要見積

村岡ゴム工業のタイヤ再生ゴムのうち、引張強さが13.8MPaと最も高いグレードです。伸びも400%あり、赤線印・白線印・紫線印の310〜340%を上回ります。赤線印・白線印・紫線印の引張強さは9.2〜10.4MPaです。

種類
タイヤ再生ゴム
原料
トラック・バスの用済みタイヤ
ムーニー粘度
41
引張強さ
13.8MPa
伸び
400%
灰分
6.5%
アセトン抽出物
12.3%
比重・密度
密度1.12Mg/m³
主な用途
タイヤ、ゴム板、ベルト、ホース
記載なし
硬度
公式ページへ詳細・仕様

ブチル再生ゴム

4製品
アサヒ再生ゴム株式会社ブチル再生ゴムインナーライナー・防水ルーフィング口コミを書く要見積

使用済みブチルチューブを主な原料にした再生ゴムです。タイヤのインナーライナー、防水ルーフィング、自動車の制振材、シール材に使います。物性の数字は公式に載っていないので、問い合わせて確かめます。

種類
ブチル再生ゴム
原料
使用済みブチルチューブ
主な用途
インナーライナー、防水ルーフィング、制振材、シール材
記載なし
ムーニー粘度・引張強さ・伸び・灰分・アセトン抽出物・比重・密度・硬度
公式ページへ詳細・仕様
石本ゴム工業株式会社ブチル再生ゴムインナーチューブ・接着剤・粘着テープ口コミを書く要見積

ブチルチューブが主原料で、通常グレードと価格を抑えた廉価版を作っています。通常グレードは引張強さ7.5MPa・伸び480%、廉価版は7MPa・450%です。ブチルインナーチューブ、タイヤインナーライナー、接着剤、粘着テープに使います。

種類
ブチル再生ゴム
原料
ブチルチューブ
ムーニー粘度
55±10
引張強さ
7.5MPa
伸び
480%
灰分
10%
アセトン抽出物
15%
比重・密度
比重1.2
主な用途
インナーチューブ、インナーライナー、接着剤、粘着テープ
記載なし
硬度
公式ページへ詳細・仕様
大栄護謨株式会社DAIBUREC-⁠DF防水シート・ルーフィング・防食テープ口コミを書く要見積

ブチルゴム系の再生ゴムで、防水シート・ルーフィング・防食テープの主原料に使います。ムーニー粘度は40〜60、伸びは450〜650%です。可塑度をさらに低くして粘着性を強めたDAITACも同じ社で作っています。

種類
ブチル再生ゴム
原料
ブチルゴム系
ムーニー粘度
40〜60
引張強さ
50〜100kg/cm²
伸び
450〜650%
灰分
3〜15%
アセトン抽出物
5〜20%
比重・密度
比重1.10〜1.25
硬度
40〜60
主な用途
防水シート、ルーフィング、防食テープ
公式ページへ詳細・仕様
村岡ゴム工業株式会社ブチルチューブ再生ゴムインナーライナー・粘着テープ・制振材口コミを書く要見積

用済みブチルチューブを原料に、ブチルゴムのポリマー特性を損なわずに再生した品です。伸びは520%で、タイヤのインナーライナーのほか、粘着テープ・ルーフィング・制振材に使います。物性はJIS K 6313の試験による標準物性値です。

種類
ブチル再生ゴム
原料
用済みブチルチューブ
ムーニー粘度
55
引張強さ
9.3MPa
伸び
520%
灰分
5.5%
アセトン抽出物
9.7%
比重・密度
密度1.15Mg/m³
主な用途
インナーライナー、粘着テープ、ルーフィング、制振材
記載なし
硬度
公式ページへ詳細・仕様

天然ゴム系再生ゴム

1製品
大栄護謨株式会社DAINAREC-⁠TG粘着テープ・接着剤の主原料口コミを書く要見積

天然ゴム系の再生ゴムで、種々のテープの粘着剤や接着剤の主原料に使います。ムーニー粘度は15〜35、伸びは500〜700%です。ゴム板や型物に混ぜるブレンドゴムにも使います。

種類
天然ゴム系再生ゴム
原料
天然ゴム系
ムーニー粘度
15〜35
引張強さ
50〜100kg/cm²
伸び
500〜700%
灰分
35〜50%
アセトン抽出物
3〜6%
比重・密度
比重1.20〜1.35
硬度
45〜55
主な用途
テープの粘着剤、接着剤、ゴム板や型物へのブレンド
公式ページへ詳細・仕様

脱硫再生ゴム(熱とせん断)

1製品
日東化工株式会社脱硫再生ゴム自社の工程廃材を再生ゴムに戻す口コミを書く要見積

加硫ゴムに熱とせん断を加え、高分子の結合を残して硫黄の架橋点だけを切る脱硫再生材です。一般的なパン法より短い時間で、高品質に再生できます。客先の工程廃材の脱硫テストも受けますが、ゴムの種類や形状によっては受けられません。

種類
脱硫再生ゴム(熱とせん断)
原料
加硫ゴム
主な用途
工程廃材の再資源化
記載なし
ムーニー粘度・引張強さ・伸び・灰分・アセトン抽出物・比重・密度・硬度
公式ページへ詳細・仕様

タイヤ再生ゴム3製品

アサヒ再生ゴム株式会社

タイヤ再生ゴム

タイヤ・ゴム板・防舷材の配合

原料の配合比率でグレードを分け、トレッド面だけを原料にした高強力再生ゴムもそろえています。高強力再生ゴムは、通常品より力と伸びに優れます。物性の数字は公式に載っていないので、グレードごとに問い合わせて確かめます。

コスト要見積

種類
タイヤ再生ゴム
原料
トラック・バスの使用済みタイヤ
主な用途
タイヤ、ゴム板、防舷材、自動車、スポーツ用品
記載なし
ムーニー粘度・引張強さ・伸び・灰分・アセトン抽出物・比重・密度・硬度
公式ページへ
石本ゴム工業株式会社

タイヤ再生ゴム

タイヤ原料・工業用ゴム・マット

通常グレードと価格を抑えた廉価版の2本立てで作っています。通常グレードは引張強さ9MPa・伸び350%、廉価版は7MPa・300%で、ムーニー粘度はどちらも55±10です。求める強さとコストで選び分けられます。

コスト要見積

種類
タイヤ再生ゴム
原料
トラック・バス用タイヤ
ムーニー粘度
55±10
引張強さ
9MPa
伸び
350%
灰分
15%
アセトン抽出物
20%
比重・密度
比重1.2
主な用途
タイヤ原料、工業用ゴム製品、マット
記載なし
硬度
公式ページへ
村岡ゴム工業株式会社

高張力タイヤリク

強さを落としたくないタイヤ再生の配合

村岡ゴム工業のタイヤ再生ゴムのうち、引張強さが13.8MPaと最も高いグレードです。伸びも400%あり、赤線印・白線印・紫線印の310〜340%を上回ります。赤線印・白線印・紫線印の引張強さは9.2〜10.4MPaです。

コスト要見積

種類
タイヤ再生ゴム
原料
トラック・バスの用済みタイヤ
ムーニー粘度
41
引張強さ
13.8MPa
伸び
400%
灰分
6.5%
アセトン抽出物
12.3%
比重・密度
密度1.12Mg/m³
主な用途
タイヤ、ゴム板、ベルト、ホース
記載なし
硬度
公式ページへ

ブチル再生ゴム4製品

アサヒ再生ゴム株式会社

ブチル再生ゴム

インナーライナー・防水ルーフィング

使用済みブチルチューブを主な原料にした再生ゴムです。タイヤのインナーライナー、防水ルーフィング、自動車の制振材、シール材に使います。物性の数字は公式に載っていないので、問い合わせて確かめます。

コスト要見積

種類
ブチル再生ゴム
原料
使用済みブチルチューブ
主な用途
インナーライナー、防水ルーフィング、制振材、シール材
記載なし
ムーニー粘度・引張強さ・伸び・灰分・アセトン抽出物・比重・密度・硬度
公式ページへ
石本ゴム工業株式会社

ブチル再生ゴム

インナーチューブ・接着剤・粘着テープ

ブチルチューブが主原料で、通常グレードと価格を抑えた廉価版を作っています。通常グレードは引張強さ7.5MPa・伸び480%、廉価版は7MPa・450%です。ブチルインナーチューブ、タイヤインナーライナー、接着剤、粘着テープに使います。

コスト要見積

種類
ブチル再生ゴム
原料
ブチルチューブ
ムーニー粘度
55±10
引張強さ
7.5MPa
伸び
480%
灰分
10%
アセトン抽出物
15%
比重・密度
比重1.2
主な用途
インナーチューブ、インナーライナー、接着剤、粘着テープ
記載なし
硬度
公式ページへ
大栄護謨株式会社

DAIBUREC-⁠DF

防水シート・ルーフィング・防食テープ

ブチルゴム系の再生ゴムで、防水シート・ルーフィング・防食テープの主原料に使います。ムーニー粘度は40〜60、伸びは450〜650%です。可塑度をさらに低くして粘着性を強めたDAITACも同じ社で作っています。

コスト要見積

種類
ブチル再生ゴム
原料
ブチルゴム系
ムーニー粘度
40〜60
引張強さ
50〜100kg/cm²
伸び
450〜650%
灰分
3〜15%
アセトン抽出物
5〜20%
比重・密度
比重1.10〜1.25
硬度
40〜60
主な用途
防水シート、ルーフィング、防食テープ
公式ページへ
村岡ゴム工業株式会社

ブチルチューブ再生ゴム

インナーライナー・粘着テープ・制振材

用済みブチルチューブを原料に、ブチルゴムのポリマー特性を損なわずに再生した品です。伸びは520%で、タイヤのインナーライナーのほか、粘着テープ・ルーフィング・制振材に使います。物性はJIS K 6313の試験による標準物性値です。

コスト要見積

種類
ブチル再生ゴム
原料
用済みブチルチューブ
ムーニー粘度
55
引張強さ
9.3MPa
伸び
520%
灰分
5.5%
アセトン抽出物
9.7%
比重・密度
密度1.15Mg/m³
主な用途
インナーライナー、粘着テープ、ルーフィング、制振材
記載なし
硬度
公式ページへ

天然ゴム系再生ゴム1製品

大栄護謨株式会社

DAINAREC-⁠TG

粘着テープ・接着剤の主原料

天然ゴム系の再生ゴムで、種々のテープの粘着剤や接着剤の主原料に使います。ムーニー粘度は15〜35、伸びは500〜700%です。ゴム板や型物に混ぜるブレンドゴムにも使います。

コスト要見積

種類
天然ゴム系再生ゴム
原料
天然ゴム系
ムーニー粘度
15〜35
引張強さ
50〜100kg/cm²
伸び
500〜700%
灰分
35〜50%
アセトン抽出物
3〜6%
比重・密度
比重1.20〜1.35
硬度
45〜55
主な用途
テープの粘着剤、接着剤、ゴム板や型物へのブレンド
公式ページへ

脱硫再生ゴム(熱とせん断)1製品

日東化工株式会社

脱硫再生ゴム

自社の工程廃材を再生ゴムに戻す

加硫ゴムに熱とせん断を加え、高分子の結合を残して硫黄の架橋点だけを切る脱硫再生材です。一般的なパン法より短い時間で、高品質に再生できます。客先の工程廃材の脱硫テストも受けますが、ゴムの種類や形状によっては受けられません。

コスト要見積

種類
脱硫再生ゴム(熱とせん断)
原料
加硫ゴム
主な用途
工程廃材の再資源化
記載なし
ムーニー粘度・引張強さ・伸び・灰分・アセトン抽出物・比重・密度・硬度
公式ページへ
Q&A

再生ゴム選びで、よくある疑問

購買担当の疑問再生ゴムの価格は、いくら?

今回の9製品で、価格を公式に出している会社はありません。品種と数量を伝えて各社に見積もりをとります。石本ゴム工業は価格を抑えた廉価版も作っているので、通常グレードと両方の値段を聞くと比べられます。

設備担当の疑問再生ゴムの種類と違いは?

もとのゴムで分かれます。使用済みタイヤが原料のタイヤ再生ゴム、ブチルチューブが原料のブチル再生ゴム、大栄護謨のDAINAREC-TGのような天然ゴム系です。日東化工の脱硫再生ゴムは、熱とせん断で再生するやり方が違います。

設備担当の疑問再生ゴムと天然ゴム・合成ゴムの違いは?

石本ゴム工業は、再生ゴムを天然ゴムと合成ゴムに次ぐ3番目のゴム源と説明しています。大栄護謨の資料では、新しいゴムより粘着性・可塑性・練り加工性に優れ、弾性は劣ります。

工場長の疑問再生ゴムを配合するメリットは?

混ぜるときの動力が少なく済み、押し出しと分出しが楽になります。加工中の発熱が少ないのでスコーチも起こりにくくなります。アサヒ再生ゴムの資料では、タイヤ再生ゴムを使うとカーボンと酸化亜鉛の配合量を節約できます。

工場長の疑問再生ゴムのデメリットは?

大栄護謨の資料では、配合剤の分散性が劣る、永久伸びが大きくなる、弾性が劣るの3点を短所に挙げています。弾みや伸びの戻りが効く部品では、混ぜる量を試験で決めます。

設備担当の疑問再生ゴムのムーニー粘度は?

村岡ゴム工業のタイヤリクは40〜41、ブチルチューブ再生ゴムは55です。石本ゴム工業はタイヤ系もブチル系も55±10で、大栄護謨はDAINAREC-TGが15〜35、DAIBUREC-DFが40〜60です。

設備担当の疑問再生ゴムの引張強さと伸びは?

タイヤ系では、村岡ゴム工業の高張力タイヤリクが13.8MPa・400%、石本ゴム工業のタイヤ再生ゴムが9MPa・350%です。ブチル系では、村岡ゴム工業のブチルチューブ再生ゴムが9.3MPa・520%、石本ゴム工業のブチル再生ゴムが7.5MPa・480%です。

設備担当の疑問灰分はどのくらい違う?

村岡ゴム工業の高張力タイヤリクは6.5%、石本ゴム工業のタイヤ再生ゴムは15%です。大栄護謨のDAINAREC-TGは35〜50%と多く、比重も1.20〜1.35と重めです。

施設管理の疑問再生ゴムの製造工程は?

大栄護謨の工程では、材料のゴムを粉砕し、再生剤を混ぜて脱硫缶で加熱します。そのあとロールですりつぶし、ストレーナーで異物をこし、シートにして巻き取ります。脱硫と呼びますが、実際は硫黄を取り去るのでなく架橋部分を切っています。

施設管理の疑問粉末ゴムとの違いは?

粉末ゴムは、使用済みタイヤなどを砕いただけの粉で、ゴムマットや成型品、弾性舗装材に使います。再生ゴムは粉末にしたゴムをさらに脱硫し、練れる状態に戻したものです。村岡ゴム工業とアサヒ再生ゴムは両方を作っています。

購買担当の疑問工場で出た廃ゴムを再生してもらえる?

大栄護謨は、預かった廃棄ゴムを再生ゴムに加工します。日東化工は工程廃材の脱硫テストを受けますが、ゴムの種類や形状によっては受けられません。元の製品に戻して使えば、中身の分かったゴムをそのまま循環できます。

経営者の疑問国内の再生ゴムメーカーの生産能力は?

村岡ゴム工業は公式に国内最大の生産能力として年間24,000tと書いています。大栄護謨の滋賀工場は再生ゴムで月800トンです。アサヒ再生ゴムと石本ゴム工業は公式に数字を出していません。

TYPES

再生ゴムの種類の違い

タイヤ再生ゴム

トラック・バスの使用済みタイヤを主原料にする再生ゴムです。各種タイヤ、ゴム板、ベルト、ホースなどの配合に使います。原料の配合比率でグレードを分け、トレッドだけを原料にした高強力品もあります。

向いている使い方

  • タイヤやゴム板の配合
  • ベルト・ホースの配合
  • 配合の原価を抑えたい

根拠:タイヤ再生ゴムの主原料は、トラックバス用タイヤです。(出典8)

この種類の3製品を表で見る

ブチル再生ゴム

使用済みのブチルチューブを原料にする再生ゴムです。ブチルゴムの特性を残して再生します。タイヤのインナーライナー、粘着テープ、ルーフィング、制振材に使います。

向いている使い方

  • タイヤのインナーライナー
  • 防水シート・ルーフィング
  • 粘着テープ・制振材

根拠:主な原料は使用済みブチルチューブです。(出典5)

この種類の4製品を表で見る

天然ゴム系再生ゴム

天然ゴム系の再生ゴムです。粘着性を活かして、テープの粘着剤や接着剤の主原料に使います。ゴム板や型物に混ぜるブレンドゴムにも使います。

向いている使い方

  • テープの粘着剤
  • 接着剤の主原料
  • ゴム板・型物のブレンド

根拠:種々テープの粘着剤や接着剤の主原料として使用されています。(出典10)

この種類の1製品を表で見る

脱硫再生ゴム(熱とせん断)

加硫ゴムに熱とせん断を加え、硫黄の架橋点を切って再生する型です。一般的なパン法より短い時間で再生できます。自社の工程廃材を持ち込んで試せる場合があります。

向いている使い方

  • 自社の工程廃材を再利用したい
  • 廃棄物とCO2を減らしたい
  • 短い時間で再生したい

根拠:一般的な再生方法(パン法)に比べ短時間で高品質な状態での再生が可能です。(出典14)

この種類の1製品を表で見る
MAKERS

再生ゴムの主なメーカー5社

アサヒ再生ゴム株式会社

原料の配合比率でグレードを分け、トレッド面だけを原料にした高強力再生ゴムもそろえています。

佐賀県

石本ゴム工業株式会社

通常グレードと価格を抑えた廉価版の2本立てで作っています。

奈良県

大栄護謨株式会社

ブチルゴム系の再生ゴムで、防水シート・ルーフィング・防食テープの主原料に使います。

大阪府

日東化工株式会社

加硫ゴムに熱とせん断を加え、高分子の結合を残して硫黄の架橋点だけを切る脱硫再生材です。

神奈川県

村岡ゴム工業株式会社

村岡ゴム工業のタイヤ再生ゴムのうち、引張強さが13.8MPaと最も高いグレードです。

千葉県

出典
  1. 村岡ゴム工業 タイヤ再生ゴム
  2. 村岡ゴム工業 ブチルチューブ再生ゴム
  3. 村岡ゴム工業 村岡ゴムの技術
  4. 村岡ゴム工業 粉末ゴム
  5. アサヒ再生ゴム 製品案内
  6. アサヒ再生ゴム 再生ゴムとは
  7. アサヒ再生ゴム 会社情報
  8. 石本ゴム工業 製品紹介
  9. 石本ゴム工業 会社概要
  10. 大栄護謨 製品案内
  11. 大栄護謨 製造のフローシート
  12. 大栄護謨 廃棄ゴム処理
  13. 大栄護謨 会社概要
  14. 日東化工 脱硫再生ゴム
  15. 日東化工 会社概要
掲載基準

ゴム製品の配合原料にする再生ゴムのうち、日本の会社が自社で作り、公式サイトで今案内している品です。各社の代表のグレードを1社2製品まで載せています。村岡ゴム工業のタイヤリクは赤線印・白線印・紫線印もあり、引張強さが最も高い高張力タイヤリクを載せました。アサヒ再生ゴムと日東化工は公式に物性の数字が無いので、その欄は記載なしです。三協ゴムは公式の案内が輸入・販売で、伸工貿易と東京材料は自社で作っていることを公式で確かめられず、載せていません。丸栄日産のREゴムは糸ゴムの製品で、NOKのリンクスラバーは架橋をイオン結合に置き換えた新しいゴムで、配合原料の再生ゴムとしての製品ページを公式で確かめられず除いています。粉末ゴム、ゴムチップ、合成ゴムの新品(合成ゴムの比較へ)、輸入品の販売だけの会社、中古品は除きます。物性は、村岡ゴム工業が標準物性値、石本ゴム工業が製品規格、大栄護謨が品種ごとの範囲で、書き方が違います。

再生ゴムを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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