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GUIDE / RECLAIMED-RUBBER

再生ゴムとは?タイヤ再生ゴム・ブチル再生ゴムの種類と、ムーニー粘度・引張強さ・価格の選び方

ゴム製品の配合に使う再生ゴムの4つの種類、天然ゴム・合成ゴムとの違い、配合のメリットとデメリット、ムーニー粘度・引張強さ・灰分の見方を、メーカーの公式資料からまとめました。

2026年11月7日更新

この記事の答え

再生ゴムは、一度加硫したゴムに熱や圧力をかけ、もう一度練れる状態に戻したゴム原料です。もとのゴムで、タイヤ再生ゴム・ブチル再生ゴム・天然ゴム系に分かれ、熱とせん断で再生する脱硫再生ゴムもあります。選ぶときは「もとのゴム」「ムーニー粘度」「引張強さと伸び」の3つを先に決めます。価格を公式に出している会社はないので、品種と数量を伝えて見積もりをとります。

再生ゴムとは

再生ゴムは、加硫ゴムに熱・圧力・せん断を加えて可塑性と粘着性を戻し、原料ゴムと同じように使えるようにした材料です。新しいゴムに混ぜて加工を楽にする使い方のほか、テープの粘着剤や防水シートの主原料にも使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作る再生ゴムを、各社の代表のグレードの単位で載せています。輸入品の販売だけの会社、粉末ゴム、ゴムチップ、合成ゴムの新品は載せていません。

4つの種類

  • タイヤ再生ゴム:トラック・バスの使用済みタイヤが主原料です。例は村岡ゴム工業の高張力タイヤリク、アサヒ再生ゴムと石本ゴム工業のタイヤ再生ゴムです
  • ブチル再生ゴム:ブチルチューブが原料です。例は村岡ゴム工業のブチルチューブ再生ゴム、アサヒ再生ゴムと石本ゴム工業のブチル再生ゴム、大栄護謨の DAIBUREC-DF ⁠⁠⁠です
  • 天然ゴム系再生ゴム:テープの粘着剤や接着剤の主原料に使います。例は大栄護謨の DAINAREC-TG ⁠⁠⁠です
  • 脱硫再生ゴム:熱とせん断で硫黄の架橋点を切ります。例は日東化工の脱硫再生ゴムです

ムーニー粘度と引張強さの見方

  • ムーニー粘度は、どの社も ML1+4、100℃の値です
  • 村岡ゴム工業の高張力タイヤリクは、ムーニー粘度41、引張強さ13.8MPa、伸び400%です
  • 石本ゴム工業のタイヤ再生ゴムは、ムーニー粘度55±10、引張強さ9MPa、伸び350%です
  • 大栄護謨の DAINAREC-TG は、ムーニー粘度15〜35、伸び500〜700%です
  • 村岡ゴム工業は標準物性値、石本ゴム工業は規格、大栄護謨は範囲で書いています。比べるときは、同じ書き方の値をもらいます

配合するメリットと短所

  • 混ぜるときの動力が少なく済み、押し出しと分出しが楽になります
  • 加工中の発熱が少ないので、スコーチが起こりにくくなります
  • 天然ゴム・合成ゴムより価格が安定していて、配合の原価が読みやすくなります
  • 短所は、配合剤の分散性、永久伸び、弾性です。弾みが効く部品は、混ぜる量を試験で決めます

工場の廃ゴムを再生するとき

  • 大栄護謨は、預かった廃棄ゴムを再生ゴムに加工します
  • 日東化工は工程廃材の脱硫テストを受けますが、ゴムの種類や形状によっては受けられません

値段

  • 今回の9製品で、公式に価格を出している会社はありません
  • 石本ゴム工業は、タイヤ系とブチル系のどちらにも価格を抑えた廉価版があります。通常グレードと両方の値段を聞くと比べられます
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