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金属加工の生産技術・購買担当の方へ

切削油のメーカー8社比較【2026年】

切削油は、金属を切削・研削するときに、工具と加工部を冷やし、摩擦や摩耗を抑える加工油剤です。

ABOUT

切削油とは

比較表を見る ↓

切削油とは、金属を削るときに工具と加工部へ供給する油剤です。
切削液・クーラントとも呼び、砥石で削る研削用も含みます。
水で薄める水溶性と、不水溶性に分かれます。

製品の特長

  • 適用材質で品番を選ぶ鋼・鋳物・アルミ・銅を確認
  • 水溶性は指定の倍率で薄める
  • 不水溶性は動粘度と極圧剤を比べる

使うメリット

  • 工具と加工部の発熱を抑える
  • 工具の摩耗を抑え、加工精度を保つ
  • 研削時の切りくず排出を助ける

選ぶときに注意すること

  1. アルミや銅は、適用材質と変色への影響を確認する
  2. 水溶性は、材料と加工条件に合わせて濃度を管理する
  3. 動粘度は測定温度をそろえて比べる
  4. 不水溶性は引火点とSDSを確認する
  5. 保護具・保管・廃液処理は製品のSDSに従う

※用途・性状は各メーカーの公式資料によります。動粘度とpHは代表性状で、性能の保証値ではありません。ユシロの数値は公式公開の2020年版カタログによります。確認日:2026年10月28日。

LIST

切削油の比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

切削油12製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

水溶性・エマルション

3製品
ENEOS株式会社水溶性切削油 ユニソルブル E-⁠VF鋼・アルミ合金の切削口コミを書く要見積

鉄鋼材料とアルミ合金の切削を共通の油剤で扱えます。旋削からエンドミル加工まで使え、標準の希釈倍率は10〜30倍です。

油剤の種類
水溶性・エマルション
油種
エマルション
適用材質
炭素鋼、鋳鉄、アルミ合金
加工方法
旋削、ドリル、リーマ、エンドミル
希釈倍率・⁠⁠⁠濃度
10〜30倍
pH
8.9(10倍希釈)
特長
耐腐敗性、防食性、消泡性
記載なし
動粘度・引火点
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
コスモ石油ルブリカンツ株式会社水溶性切削油 コスモクリーンクール XP104鉄・ステンレスの一般切削口コミを書く要見積

鉄・鋳鉄・ステンレスの一般切削用です。エマルジョン型として案内し、製品一覧では希釈倍率や動粘度を公開していません。

油剤の種類
水溶性・エマルション
油種
エマルジョン
適用材質
鉄、鋳鉄、ステンレス
加工方法
一般切削
記載なし
希釈倍率・濃度・動粘度・pH・引火点・⁠⁠⁠特長
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
パレス化学株式会社水溶性切削油 PS-1333アルミ合金の加工口コミを書く要見積

アルミ合金向けのエマルジョン型です。消泡性を重視した油剤で、希釈倍率や動粘度の数値は掲載資料に記載がありません。

油剤の種類
水溶性・エマルション
油種
エマルジョン
適用材質
アルミ合金
特長
消泡性
記載なし
加工方法・希釈倍率・濃度・動粘度・pH・引火点
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

水溶性・ソリュブル

3製品
出光興産株式会社水溶性切削油 ダフニー アルファクール WN鋼・ダクタイル鋳鉄の切削口コミを書く要見積

ダクタイル鋳鉄や合金鋼の加工に使う、耐腐敗性を備えたソルブル型です。使用可能な希釈倍率は10〜50倍で、水へ原液を加えて調整します。

油剤の種類
水溶性・ソリュブル
油種
ソルブル
適用材質
合金鋼、炭素鋼、ステンレス、ダクタイル鋳鉄
加工方法
切削
希釈倍率・⁠⁠⁠濃度
10〜50倍
動粘度
58.2mm²/s(原液、40℃⁠)
pH
10.3(⁠10倍⁠)、10.2(⁠50倍⁠)
特長
耐腐敗性、洗浄性
記載なし
引火点
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
大同化学株式会社水溶性切削油 シミロン SCF-420アルミを含む混材加工口コミを書く要見積

アルミの変色を抑え、洗浄性も備えたソリュブル型です。鋳物・鋼・アルミの旋削や穴加工に使い、希釈倍率は10〜25倍です。

油剤の種類
水溶性・ソリュブル
油種
ソリュブル
適用材質
鋳物、鋼、アルミ
加工方法
旋削、ドリル、リーマー、タップ
希釈倍率・⁠⁠⁠濃度
10〜25倍
pH
9.6(測定濃度は記載なし)
特長
耐アルミ変色、洗浄性
記載なし
動粘度・引火点
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
パレス化学株式会社水溶性研削油 PS-2136円筒研削口コミを書く要見積

円筒研削用のソルブル型です。同社の一般切削用と分けて選べますが、適用材質と希釈倍率はメーカーへ確認します。

油剤の種類
水溶性・ソリュブル
油種
ソルブル
加工方法
円筒研削
記載なし
適用材質・希釈倍率・濃度・動粘度・pH・引火点・⁠⁠⁠特長
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

水溶性・ソリューション

1製品
株式会社ユシロ水溶性切削・研削油 ユシローケン FGC805X鋼・鋳鉄の切削と研削口コミを書く要見積

希釈液が無色透明になるソリューション型です。鋼・FCの切削と研削に使い、3%液のpHは9.9です。

油剤の種類
水溶性・ソリューション
油種
ソリューション
適用材質
鋼、FC
加工方法
切削、研削
pH
9.9(⁠3%⁠)
特長
希釈液は無色透明
記載なし
希釈倍率・濃度・動粘度・引火点
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)

不水溶性

5製品
三和化成工業株式会社不水溶性切削油 カットエース DA-⁠12鉄・非鉄の旋削とフライス口コミを書く要見積

鉄系とアルミ・銅を含む非鉄系の両方に使える不活性型です。旋削・フライスを最適用途として示し、40℃の動粘度は14mm²/sです。

油剤の種類
不水溶性
油種
不水溶性、不活性
適用材質
鋳鉄、炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼、アルミ、⁠⁠⁠銅
加工方法
旋削、フライス、ドリル、研削、ホーニング
動粘度
14mm²/s(⁠40℃⁠)
引火点
206℃
特長
アンチミスト
記載なし
希釈倍率・濃度・⁠⁠⁠pH
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
三和化成工業株式会社不水溶性研削油 カットエース A-110研削・ホーニング口コミを書く要見積

研削とホーニングを最適用途として示す不活性型です。40℃の動粘度は10mm²/sで、鋳鉄・炭素鋼・アルミ・銅に使えます。

油剤の種類
不水溶性
油種
不水溶性、不活性
適用材質
鋳鉄、炭素鋼、アルミ、⁠⁠⁠銅
加工方法
研削、ホーニング
動粘度
10mm²/s(⁠40℃⁠)
引火点
158℃
特長
脂肪油分配合
記載なし
希釈倍率・濃度・⁠⁠⁠pH
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
タイユ株式会社不水溶性切削油 Nカット No.107非鉄金属の切削・⁠⁠⁠研削口コミを書く要見積

無色で低粘度の、非鉄金属向け油剤です。切削と研削に使え、塩素系・硫黄系の極圧剤を含まないNカットに属します。

油剤の種類
不水溶性
油種
不水溶性、極圧剤フリー
適用材質
非鉄金属
加工方法
切削、研削
特長
無色、低粘度
記載なし
希釈倍率・濃度・動粘度・pH・引火点
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
タイユ株式会社不水溶性切削油 Sカット FP-312ステンレスの重切削口コミを書く要見積

硫黄系・燐系の極圧添加剤と油性剤を配合した重切削用です。ステンレスなど難削材の加工に使え、消防法の第4石油類として案内しています。

油剤の種類
不水溶性
油種
不水溶性、塩素フリー
適用材質
ステンレスなど難削材
加工方法
重切削
特長
硫黄系・燐系極圧添加剤、油性剤
記載なし
希釈倍率・濃度・動粘度・pH・引火点
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
大同化学株式会社不水溶性切削油 ダイカトール GIA-⁠26鋼のガンドリル加工口コミを書く要見積

低粘度で、加工中のミストを抑える不活性型です。鋼の一般切削とガンドリル加工に使い、動粘度は40℃で13mm²/sです。

油剤の種類
不水溶性
油種
不水溶性、不活性
適用材質
鋼
加工方法
一般切削、ガンドリル
動粘度
13mm²/s(⁠40℃⁠)
引火点
156℃(COC)
特長
低粘度、アンチミスト性
記載なし
希釈倍率・濃度・⁠⁠⁠pH
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

水溶性・エマルション3製品

ENEOS株式会社

水溶性切削油 ユニソルブル E-⁠VF

鋼・アルミ合金の切削

鉄鋼材料とアルミ合金の切削を共通の油剤で扱えます。旋削からエンドミル加工まで使え、標準の希釈倍率は10〜30倍です。

コスト要見積

油剤の種類
水溶性・エマルション
油種
エマルション
適用材質
炭素鋼、鋳鉄、アルミ合金
加工方法
旋削、ドリル、リーマ、エンドミル
希釈倍率・⁠⁠⁠濃度
10〜30倍
pH
8.9(10倍希釈)
特長
耐腐敗性、防食性、消泡性
記載なし
動粘度・引火点
公式ページへ
コスモ石油ルブリカンツ株式会社

水溶性切削油 コスモクリーンクール XP104

鉄・ステンレスの一般切削

鉄・鋳鉄・ステンレスの一般切削用です。エマルジョン型として案内し、製品一覧では希釈倍率や動粘度を公開していません。

コスト要見積

油剤の種類
水溶性・エマルション
油種
エマルジョン
適用材質
鉄、鋳鉄、ステンレス
加工方法
一般切削
記載なし
希釈倍率・濃度・動粘度・pH・引火点・⁠⁠⁠特長
公式ページへ
パレス化学株式会社

水溶性切削油 PS-1333

アルミ合金の加工

アルミ合金向けのエマルジョン型です。消泡性を重視した油剤で、希釈倍率や動粘度の数値は掲載資料に記載がありません。

コスト要見積

油剤の種類
水溶性・エマルション
油種
エマルジョン
適用材質
アルミ合金
特長
消泡性
記載なし
加工方法・希釈倍率・濃度・動粘度・pH・引火点
公式ページへ

水溶性・ソリュブル3製品

出光興産株式会社

水溶性切削油 ダフニー アルファクール WN

鋼・ダクタイル鋳鉄の切削

ダクタイル鋳鉄や合金鋼の加工に使う、耐腐敗性を備えたソルブル型です。使用可能な希釈倍率は10〜50倍で、水へ原液を加えて調整します。

コスト要見積

油剤の種類
水溶性・ソリュブル
油種
ソルブル
適用材質
合金鋼、炭素鋼、ステンレス、ダクタイル鋳鉄
加工方法
切削
希釈倍率・⁠⁠⁠濃度
10〜50倍
動粘度
58.2mm²/s(原液、40℃⁠)
pH
10.3(⁠10倍⁠)、10.2(⁠50倍⁠)
特長
耐腐敗性、洗浄性
記載なし
引火点
公式ページへ
大同化学株式会社

水溶性切削油 シミロン SCF-420

アルミを含む混材加工

アルミの変色を抑え、洗浄性も備えたソリュブル型です。鋳物・鋼・アルミの旋削や穴加工に使い、希釈倍率は10〜25倍です。

コスト要見積

油剤の種類
水溶性・ソリュブル
油種
ソリュブル
適用材質
鋳物、鋼、アルミ
加工方法
旋削、ドリル、リーマー、タップ
希釈倍率・⁠⁠⁠濃度
10〜25倍
pH
9.6(測定濃度は記載なし)
特長
耐アルミ変色、洗浄性
記載なし
動粘度・引火点
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水溶性・ソリューション1製品

株式会社ユシロ

水溶性切削・研削油 ユシローケン FGC805X

鋼・鋳鉄の切削と研削

希釈液が無色透明になるソリューション型です。鋼・FCの切削と研削に使い、3%液のpHは9.9です。

コスト要見積

油剤の種類
水溶性・ソリューション
油種
ソリューション
適用材質
鋼、FC
加工方法
切削、研削
pH
9.9(⁠3%⁠)
特長
希釈液は無色透明
記載なし
希釈倍率・濃度・動粘度・引火点
公式ページへ

不水溶性5製品

三和化成工業株式会社

不水溶性切削油 カットエース DA-⁠12

鉄・非鉄の旋削とフライス

鉄系とアルミ・銅を含む非鉄系の両方に使える不活性型です。旋削・フライスを最適用途として示し、40℃の動粘度は14mm²/sです。

コスト要見積

油剤の種類
不水溶性
油種
不水溶性、不活性
適用材質
鋳鉄、炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼、アルミ、⁠⁠⁠銅
加工方法
旋削、フライス、ドリル、研削、ホーニング
動粘度
14mm²/s(⁠40℃⁠)
引火点
206℃
特長
アンチミスト
記載なし
希釈倍率・濃度・⁠⁠⁠pH
公式ページへ
三和化成工業株式会社

不水溶性研削油 カットエース A-110

研削・ホーニング

研削とホーニングを最適用途として示す不活性型です。40℃の動粘度は10mm²/sで、鋳鉄・炭素鋼・アルミ・銅に使えます。

コスト要見積

油剤の種類
不水溶性
油種
不水溶性、不活性
適用材質
鋳鉄、炭素鋼、アルミ、⁠⁠⁠銅
加工方法
研削、ホーニング
動粘度
10mm²/s(⁠40℃⁠)
引火点
158℃
特長
脂肪油分配合
記載なし
希釈倍率・濃度・⁠⁠⁠pH
公式ページへ
タイユ株式会社

不水溶性切削油 Nカット No.107

非鉄金属の切削・⁠⁠⁠研削

無色で低粘度の、非鉄金属向け油剤です。切削と研削に使え、塩素系・硫黄系の極圧剤を含まないNカットに属します。

コスト要見積

油剤の種類
不水溶性
油種
不水溶性、極圧剤フリー
適用材質
非鉄金属
加工方法
切削、研削
特長
無色、低粘度
記載なし
希釈倍率・濃度・動粘度・pH・引火点
公式ページへ
タイユ株式会社

不水溶性切削油 Sカット FP-312

ステンレスの重切削

硫黄系・燐系の極圧添加剤と油性剤を配合した重切削用です。ステンレスなど難削材の加工に使え、消防法の第4石油類として案内しています。

コスト要見積

油剤の種類
不水溶性
油種
不水溶性、塩素フリー
適用材質
ステンレスなど難削材
加工方法
重切削
特長
硫黄系・燐系極圧添加剤、油性剤
記載なし
希釈倍率・濃度・動粘度・pH・引火点
公式ページへ
大同化学株式会社

不水溶性切削油 ダイカトール GIA-⁠26

鋼のガンドリル加工

低粘度で、加工中のミストを抑える不活性型です。鋼の一般切削とガンドリル加工に使い、動粘度は40℃で13mm²/sです。

コスト要見積

油剤の種類
不水溶性
油種
不水溶性、不活性
適用材質
鋼
加工方法
一般切削、ガンドリル
動粘度
13mm²/s(⁠40℃⁠)
引火点
156℃(COC)
特長
低粘度、アンチミスト性
記載なし
希釈倍率・濃度・⁠⁠⁠pH
公式ページへ
Q&A

切削油選びで、よくある疑問

購買担当の疑問切削油の価格はいくら?

掲載した公式資料では、販売価格を確認できませんでした。ユニソルブルE-VFなどの品番、使用量、荷姿を伝えて見積もりを取ります。

設備担当の疑問水溶性と不水溶性の違いは?

水溶性は水で薄め、不水溶性は油剤をそのまま使います。ダフニー アルファクールWNは10〜50倍に薄め、ダイカトールGIA-26は不水溶性の鋼向け油剤です。

設備担当の疑問水溶性切削油の種類は?

エマルション・ソリュブル・ソリューションに分けています。ユニソルブルE-VFはエマルション、シミロンSCF-420はソリュブル、ユシローケンFGC805Xはソリューションです。

工場長の疑問アルミの切削油はどれを比べる?

アルミ合金を適用材質に含むユニソルブルE-VFやPS-1333を比べます。E-VFは切削で10〜30倍、シミロンSCF-420は10〜25倍の指定があり、加工条件に合わせて調整します。

設備担当の疑問ステンレスの重切削に使える?

タイユのSカットFP-312はステンレスなどの難削材の重切削用です。硫黄系・燐系極圧添加剤と油性剤を配合し、一般切削向けのクリーンクールXP104とは用途を分けて選びます。

設備担当の疑問研削油と切削油は同じ?

切削と研削の両方に使える油剤もありますが、品番ごとの用途を確認します。PS-2136は円筒研削用で、カットエースA-110は研削・ホーニングを最適用途として示しています。

工場長の疑問希釈倍率は何倍にすればよい?

メーカーが指定する範囲で、材質と加工条件に合わせます。ユニソルブルE-VFは10〜30倍、アルファクールWNは10〜50倍で、同じ倍率をすべての油種に当てはめません。

設備担当の疑問水溶性切削油はどう混ぜる?

アルファクールWNの公式資料では、水へ原液を補給して乳化調整します。指定の10〜50倍の範囲で加工条件に合わせ、他の油種も各社の手順を確認します。

購買担当の疑問動粘度はどこを見ればよい?

測定温度と、原液か使用液かをそろえて読みます。40℃の動粘度はダイカトールGIA-26が13mm²/s、カットエースDA-12が14mm²/sで、アルファクールWNの58.2mm²/sは原液の値です。

施設管理の疑問腐敗しにくい切削油はある?

ユニソルブルE-VFやアルファクールWNは、耐腐敗性を特長としています。WNは規定倍率内で管理する条件を付けており、油剤名だけで交換時期を決めず、使用液の状態を確認します。

TYPES

切削油の油剤の種類の違い

ボタンを押すと、表がその油剤の種類の製品だけになります。

水溶性・エマルション

水で薄めて白い乳化液や半透明の液として使います。潤滑性を重視した水溶性油剤です。

向いている加工

  • 鉄・アルミの切削
  • 潤滑性を重視する加工

根拠:タイユは鉱物油・植物油・合成エステルをベースにした水溶性油剤として説明しています。(出典2)

この油剤の種類の3製品を表で見る

水溶性・ソリュブル

水で薄めて使い、潤滑性と冷却性を両立します。適用材質と研削への適否は品番ごとに確認します。

向いている加工

  • 切削と研削の工程
  • 鋼・鋳物の加工

根拠:タイユは鉱物油や合成潤滑剤を配合し、潤滑性と冷却性を兼ね備えると説明しています。(出典2)

この油剤の種類の3製品を表で見る

水溶性・ソリューション

透明な希釈液で加工部を見やすくする油剤です。鋼・鋳鉄の研削や切削向けを載せています。

向いている加工

  • 加工部を見たい工程
  • 鋼・鋳鉄の切削と研削

根拠:ユシローケンFGC805Xは希釈液が無色透明で、鋼・FCの切削・研削用です。(出典9)

この油剤の種類の1製品を表で見る

不水溶性

水で薄めず油剤として使う型です。材質と加工負荷に合わせ、極圧添加剤の有無や活性度を選びます。

向いている加工

  • ガンドリル・深穴加工
  • ステンレスの重切削
  • 研削・ホーニング

根拠:タイユは極圧剤フリーのNカットと塩素フリーのSカットを分けています。(出典5)

この油剤の種類の5製品を表で見る
MAKERS

切削油の主なメーカー8社

切削油の主なメーカーは、次の8社です。社名を押すと、その会社のページ(ほかの製品と所在地)に移ります。

出光興産株式会社

ダクタイル鋳鉄や合金鋼の加工に使う、耐腐敗性を備えたソルブル型です。

東京都

ENEOS株式会社

鉄鋼材料とアルミ合金の切削を共通の油剤で扱えます。

東京都

コスモ石油ルブリカンツ株式会社

鉄・鋳鉄・ステンレスの一般切削用です。エマルジョン型として案内し、製品一覧では希釈倍率や動粘度を公開していません。

東京都

三和化成工業株式会社

鉄系とアルミ・銅を含む非鉄系の両方に使える不活性型です。

神奈川県

タイユ株式会社

無色で低粘度の、非鉄金属向け油剤です。切削と研削に使え、塩素系・硫黄系の極圧剤を含まないNカットに属します。

大阪府

大同化学株式会社

アルミの変色を抑え、洗浄性も備えたソリュブル型です。

大阪府

パレス化学株式会社

アルミ合金向けのエマルジョン型です。消泡性を重視した油剤で、希釈倍率や動粘度の数値は掲載資料に記載がありません。

神奈川県

株式会社ユシロ

希釈液が無色透明になるソリューション型です。

神奈川県

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:金属加工の切削・研削に使う業務用油剤で、日本に法人を持つメーカーが自社製品として公式資料で案内する油種を掲載します。各社の代表品番を1〜2製品とし、油種・適用材質・希釈倍率・動粘度を確認します。研削用も油剤に限ります。設備の軸受・歯車・案内面に給油する潤滑油はjunkatsuyu、加工機本体はcutting-machine・grinderで扱い、この比較には含めません。洗浄専用液、防錆専用油、塑性加工専用油、添加剤だけ、工具・フィルターなどの部品と消耗品、家庭用だけの品、中古品、販売終了品を除きます。海外ブランドの輸入販売元・総代理店、販売店が扱う他社製品も除きます。パレス化学は自社製造のPS製品だけを掲載し、特約店として扱う他社品は含めません。並びは油剤の種類ごとにメーカーの五十音順です。

並び順:油剤の種類ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。おすすめ順ではなく、掲載料で順番は変えません。

切削油を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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