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半導体の放熱基板や放電加工の電極、接点に使う銅タングステン(CuW)を選ぶ、設計・生産技術・購買の担当の方へ

銅タングステンのメーカー7社比較【2026年】

銅タングステンは、タングステンと銅を組み合わせ、
両方の熱の性質をあわせ持つ合金です。

ABOUT

銅タングステンとは

比較表を見る ↓

銅タングステンとは、タングステンの多孔質体に銅を含浸させるなどして作る合金です。
CuW、Cu-W、銅タンとも呼びます。
熱を逃がす基板、放電加工の電極、
接点や溶接の電極に使います。

製品の特長

  • 熱が伝わるのに膨らみにくい(銅の熱伝導とタングステンの低い熱膨張)
  • 組成で性質を変えられる(W比率で線膨張係数と熱伝導率が動く)
  • 熱とアークに強い(放電加工の電極や開閉器の接点に使う)

使うメリット

  • 相手の材料に膨張を合わせられる(アルミナ・コバールなど)
  • 電極が減りにくい(面精度や寸法精度を出しやすい)
  • 細かい形に削れる(機械加工で微細な形状が作れる)

選ぶときに注意すること

  1. 重い。比重10以上は重量物として扱う
  2. 研削すると粉じんが出る。吸い込まないようにする
  3. 大気中に置くと変色することがある
  4. ろう付けは適正な温度で行う。外れや破損のもとになる

※仕様は各メーカーの公式の製品ページ・材質表による。安全の注意は冨士ダイスの安全パンフレットと、日本タングステンの接点材料の注記による。

LIST

銅タングステンの比較表

銅タングステン10製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

放熱基板・ヒートシンク用

4製品
株式会社アライドマテリアル銅タングステン放熱基板 W-10アルミナのパッケージに熱膨張を合わせる口コミを書く要見積

アルミナと熱膨張率をそろえた基板で、アルミナを使うセラミックスパッケージに広く使われています。線膨張係数は7.9ppm/K、熱伝導率は174W/(m・K)です。同じ社にCu-Wが5種類あり、合わせる相手の材料で選べます。

用途
放熱基板・ヒートシンク用
組成
89W-11Cu
線膨張係数
7.9ppm/K
熱伝導率
174W/(m・K)
用途
アルミナのセラミックスパッケージ
形状
放熱基板
記載なし
密度・比重・硬さ・導電率・特長
公式ページへ詳細・仕様
株式会社アライドマテリアル銅タングステン放熱基板 W-10T高出力レーザーの放熱口コミを書く要見積

組成はW-10と同じ89W-11Cuのまま、特別な製法で熱伝導率を205W/(m・K)まで上げた基板です。線膨張係数は7.9ppm/Kで変わらず、熱だけ早く逃がしたいときに効きます。反りが小さいので、高出力レーザーのサブマウントに使われています。

用途
放熱基板・ヒートシンク用
組成
89W-11Cu
線膨張係数
7.9ppm/K
熱伝導率
205W/(m・K)
用途
高出力レーザーのサブマウント
形状
放熱基板
記載なし
密度・比重・硬さ・導電率・特長
公式ページへ詳細・仕様
株式会社テクニスコCuWサブマウント W90/Cu10レーザーダイオードの実装口コミを書く要見積

切削からめっき、AuSn蒸着まで済ませたチップの形で買えるサブマウントです。反りは5.0μm以下、エッジRは20.0μm以下まで仕上げます。材料の組成はオプションで変えられます。

用途
放熱基板・ヒートシンク用
組成
W90/Cu10
線膨張係数
6.5ppm/℃
熱伝導率
170W/m・K
用途
高出力LDモジュールのヒートシンク
形状
サブマウント、長さ10.6mm・幅2.0mmなどの標準寸法、厚み0.20mmから
特長
反り5.0μm以下、エッジR20.0μm以下
記載なし
密度・比重・硬さ・導電率
公式ページへ詳細・仕様
東邦金属株式会社銅タングステンヒートシンク 15Cu-⁠W半導体・通信用の放熱基板口コミを書く要見積

タングステンの多孔質体に銅を含浸させる溶浸法で作る放熱基板で、組成の違いから選べます。15Cu-Wは密度16.3g/cm³、熱伝導度185W/m・Kです。銅を増やした品番ほど熱伝導度が上がります。

用途
放熱基板・ヒートシンク用
組成
15Cu-⁠W
密度・比重
16.3g/cm³
線膨張係数
8.5ppm/K
熱伝導率
185W/m・K
硬さ
280HV
用途
半導体、通信用の放熱基板
形状
放熱基板
記載なし
導電率・特長
公式ページへ詳細・仕様

放電加工電極用

4製品
イースタン技研株式会社銅タングステン電極 レガロイCT30超硬材料の微細な形彫放電口コミを書く要見積

平板・丸棒・パイプからタップまで、8つの形をカタログから選べる電極です。シャンク付けのロー付けも頼めます。電極成型用の二次電極にも使えます。

用途
放電加工電極用
用途
形彫放電加工、超硬材料の微細加工、電極成型用の二次電極
形状
平板、シャンク付、丸棒、パイプ、丸板、リング、六角棒、タップ
記載なし
組成・密度・比重・線膨張係数・熱伝導率・硬さ・導電率・特長
公式ページへ詳細・仕様
株式会社シルバーロイ銅タングステン電極 CW-2急ぎの放電電極の手配口コミを書く要見積

角板と丸棒を在庫していて、公式サイトで在庫の寸法を見られます。パイプ形状や規格外の別注も3~5日間位で作れます。超硬合金の粗加工から仕上げまで一般的に使う電極です。

用途
放電加工電極用
密度・比重
13.6~14.7g/cm³
硬さ
HRB90
用途
超硬合金・鋼材の放電加工用電極
導電率
IACS45%
形状
角板、丸棒、パイプは別注
特長
別注は3~5日間位
記載なし
組成・線膨張係数・熱伝導率
公式ページへ詳細・仕様
日本タングステン株式会社放電加工用電極 C-EDM超硬合金の型彫放電加工口コミを書く要見積

仕事関数の低い添加物を均一に散らし、電極の減りを抑えた銅タングステン系の電極です。一般的な銅タングステンのC30A2と比べ、電極消耗はおよそ半分、加工速度は1.2倍です。高価な銀タングステンの置き換えにも使えます。

用途
放電加工電極用
密度・比重
15.6g/cm³
硬さ
HRB103
用途
超硬合金の型彫放電加工
導電率
20%
特長
電極消耗はC30A2のおよそ半分、加工速度は1.2倍
記載なし
組成・線膨張係数・熱伝導率・形状
公式ページへ詳細・仕様
冨士ダイス株式会社放電加工用銅タングステン合金 CE08超硬メーカーの放電加工用電極口コミを書く要見積

超硬合金の工具・金型を作るメーカーが自社の材種として持つ銅タングステンです。CE08は比重14.1、硬さHRB91です。同じ材種一覧に超硬合金やファインセラミックスも載っています。

用途
放電加工電極用
密度・比重
比重14.1
硬さ
HRB91
用途
放電加工
記載なし
組成・線膨張係数・熱伝導率・導電率・形状・特長
公式ページへ詳細・仕様

接点・溶接電極用

2製品
東邦金属株式会社銅タングステン合金 30Cu-⁠W放電・溶接用電極と接点口コミを書く要見積

放電と溶接の電極に加えて、電気スイッチの接点まで同じ合金で頼めます。30Cu-Wは密度14.2g/cm³、硬さ210HVです。熱に強い性質を接点に生かしています。

用途
接点・溶接電極用
組成
30Cu-⁠W
密度・比重
14.2g/cm³
熱伝導率
220W/m・K
硬さ
210HV
用途
放電・溶接用電極、電気スイッチの接点
記載なし
線膨張係数・導電率・形状・特長
公式ページへ詳細・仕様
日本タングステン株式会社電気接点材料 エメ-C20A2遮断器のアーク接点口コミを書く要見積

油やガスを封入した電力開閉機器、遮断器に向けた接点の材料です。同社の表では、耐消耗と耐溶着が最良の評価です。銅の比率を変えた材質もそろえています。

用途
接点・溶接電極用
組成
20Cu-80W
密度・比重
15.6g/cm³
硬さ
HRB103
用途
油中・ガス遮断器のアーク接点、放電加工電極
導電率
IACS40%
記載なし
線膨張係数・熱伝導率・形状・特長
公式ページへ詳細・仕様

放熱基板・ヒートシンク用4製品

株式会社アライドマテリアル

銅タングステン放熱基板 W-10

アルミナのパッケージに熱膨張を合わせる

アルミナと熱膨張率をそろえた基板で、アルミナを使うセラミックスパッケージに広く使われています。線膨張係数は7.9ppm/K、熱伝導率は174W/(m・K)です。同じ社にCu-Wが5種類あり、合わせる相手の材料で選べます。

コスト要見積

用途
放熱基板・ヒートシンク用
組成
89W-11Cu
線膨張係数
7.9ppm/K
熱伝導率
174W/(m・K)
用途
アルミナのセラミックスパッケージ
形状
放熱基板
記載なし
密度・比重・硬さ・導電率・特長
公式ページへ
株式会社アライドマテリアル

銅タングステン放熱基板 W-10T

高出力レーザーの放熱

組成はW-10と同じ89W-11Cuのまま、特別な製法で熱伝導率を205W/(m・K)まで上げた基板です。線膨張係数は7.9ppm/Kで変わらず、熱だけ早く逃がしたいときに効きます。反りが小さいので、高出力レーザーのサブマウントに使われています。

コスト要見積

用途
放熱基板・ヒートシンク用
組成
89W-11Cu
線膨張係数
7.9ppm/K
熱伝導率
205W/(m・K)
用途
高出力レーザーのサブマウント
形状
放熱基板
記載なし
密度・比重・硬さ・導電率・特長
公式ページへ
株式会社テクニスコ

CuWサブマウント W90/Cu10

レーザーダイオードの実装

切削からめっき、AuSn蒸着まで済ませたチップの形で買えるサブマウントです。反りは5.0μm以下、エッジRは20.0μm以下まで仕上げます。材料の組成はオプションで変えられます。

コスト要見積

用途
放熱基板・ヒートシンク用
組成
W90/Cu10
線膨張係数
6.5ppm/℃
熱伝導率
170W/m・K
用途
高出力LDモジュールのヒートシンク
形状
サブマウント、長さ10.6mm・幅2.0mmなどの標準寸法、厚み0.20mmから
特長
反り5.0μm以下、エッジR20.0μm以下
記載なし
密度・比重・硬さ・導電率
公式ページへ
東邦金属株式会社

銅タングステンヒートシンク 15Cu-⁠W

半導体・通信用の放熱基板

タングステンの多孔質体に銅を含浸させる溶浸法で作る放熱基板で、組成の違いから選べます。15Cu-Wは密度16.3g/cm³、熱伝導度185W/m・Kです。銅を増やした品番ほど熱伝導度が上がります。

コスト要見積

用途
放熱基板・ヒートシンク用
組成
15Cu-⁠W
密度・比重
16.3g/cm³
線膨張係数
8.5ppm/K
熱伝導率
185W/m・K
硬さ
280HV
用途
半導体、通信用の放熱基板
形状
放熱基板
記載なし
導電率・特長
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放電加工電極用4製品

イースタン技研株式会社

銅タングステン電極 レガロイCT30

超硬材料の微細な形彫放電

平板・丸棒・パイプからタップまで、8つの形をカタログから選べる電極です。シャンク付けのロー付けも頼めます。電極成型用の二次電極にも使えます。

コスト要見積

用途
放電加工電極用
用途
形彫放電加工、超硬材料の微細加工、電極成型用の二次電極
形状
平板、シャンク付、丸棒、パイプ、丸板、リング、六角棒、タップ
記載なし
組成・密度・比重・線膨張係数・熱伝導率・硬さ・導電率・特長
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株式会社シルバーロイ

銅タングステン電極 CW-2

急ぎの放電電極の手配

角板と丸棒を在庫していて、公式サイトで在庫の寸法を見られます。パイプ形状や規格外の別注も3~5日間位で作れます。超硬合金の粗加工から仕上げまで一般的に使う電極です。

コスト要見積

用途
放電加工電極用
密度・比重
13.6~14.7g/cm³
硬さ
HRB90
用途
超硬合金・鋼材の放電加工用電極
導電率
IACS45%
形状
角板、丸棒、パイプは別注
特長
別注は3~5日間位
記載なし
組成・線膨張係数・熱伝導率
公式ページへ
日本タングステン株式会社

放電加工用電極 C-EDM

超硬合金の型彫放電加工

仕事関数の低い添加物を均一に散らし、電極の減りを抑えた銅タングステン系の電極です。一般的な銅タングステンのC30A2と比べ、電極消耗はおよそ半分、加工速度は1.2倍です。高価な銀タングステンの置き換えにも使えます。

コスト要見積

用途
放電加工電極用
密度・比重
15.6g/cm³
硬さ
HRB103
用途
超硬合金の型彫放電加工
導電率
20%
特長
電極消耗はC30A2のおよそ半分、加工速度は1.2倍
記載なし
組成・線膨張係数・熱伝導率・形状
公式ページへ
冨士ダイス株式会社

放電加工用銅タングステン合金 CE08

超硬メーカーの放電加工用電極

超硬合金の工具・金型を作るメーカーが自社の材種として持つ銅タングステンです。CE08は比重14.1、硬さHRB91です。同じ材種一覧に超硬合金やファインセラミックスも載っています。

コスト要見積

用途
放電加工電極用
密度・比重
比重14.1
硬さ
HRB91
用途
放電加工
記載なし
組成・線膨張係数・熱伝導率・導電率・形状・特長
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接点・溶接電極用2製品

東邦金属株式会社

銅タングステン合金 30Cu-⁠W

放電・溶接用電極と接点

放電と溶接の電極に加えて、電気スイッチの接点まで同じ合金で頼めます。30Cu-Wは密度14.2g/cm³、硬さ210HVです。熱に強い性質を接点に生かしています。

コスト要見積

用途
接点・溶接電極用
組成
30Cu-⁠W
密度・比重
14.2g/cm³
熱伝導率
220W/m・K
硬さ
210HV
用途
放電・溶接用電極、電気スイッチの接点
記載なし
線膨張係数・導電率・形状・特長
公式ページへ
日本タングステン株式会社

電気接点材料 エメ-C20A2

遮断器のアーク接点

油やガスを封入した電力開閉機器、遮断器に向けた接点の材料です。同社の表では、耐消耗と耐溶着が最良の評価です。銅の比率を変えた材質もそろえています。

コスト要見積

用途
接点・溶接電極用
組成
20Cu-80W
密度・比重
15.6g/cm³
硬さ
HRB103
用途
油中・ガス遮断器のアーク接点、放電加工電極
導電率
IACS40%
記載なし
線膨張係数・熱伝導率・形状・特長
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Q&A

銅タングステン選びで、よくある疑問

購買担当の疑問銅タングステンの価格は、いくら?

表の10製品は、どれも公式に価格を出していません。組成・形・寸法・数量を伝えて見積を取ります。シルバーロイは角板と丸棒の在庫の寸法を公式サイトに載せているので、在庫の品ならそれを見て問い合わせると早いです。

設備担当の疑問銅タングステンの種類と違いは?

用途で3つに分かれます。アライドマテリアルのW-10のような放熱基板用、日本タングステンのC-EDMのような放電加工電極用、エメ-C20A2のような接点用です。同じ銅タングステンでも、見る数字が変わります。

設備担当の疑問W比率が変わると、何が変わる?

銅を増やすと熱が伝わりやすくなり、熱膨張も大きくなります。東邦金属の10Cu-Wは熱膨張係数7.5・熱伝導度170W/m・K、20Cu-Wは9.3・200W/m・Kです。密度は銅を増やすほど下がります。

設備担当の疑問線膨張係数はどう選ぶ?

合わせる相手の材料で選びます。アライドマテリアルでは、GaAsやGaNに近いのがW-6の6.4ppm/K、アルミナに合わせたのがW-10の7.9ppm/K、コバールに合わせたのがW-20の9.8ppm/Kです。

設備担当の疑問銅タングステンの熱伝導率は?

表の放熱基板では170〜205W/(m・K)です。同じ89W-11Cuでも、W-10は174、製法を変えたW-10Tは205と差があります。組成だけで決めず、品番の値まで見ます。

工場長の疑問放電加工で、銅電極と銅タングステンの違いは?

日本タングステンは、銅タングステンと銀タングステンは面精度や寸法精度が要求される加工で性能が優れると説明しています。シルバーロイのCW-2は超硬合金と鋼材の放電加工用です。電極材には、銅・黄銅・グラファイトも用途に応じて使われています。

購買担当の疑問銀タングステンとの違いは?

銀タングステンは高価で、超硬合金の精密な放電加工に使います。日本タングステンのC-EDMは銀タングステンよりも優れるとしていて、C30A2に比べて電極消耗はおよそ半分、加工速度は1.2倍です。置き換えればコストを下げられます。

設備担当の疑問純タングステンや超硬合金との違いは?

純タングステンは銅を含みません。日本タングステンの小径電極の表では、電気抵抗率が純タングステン5.5、銅タングステン3.6で、硬さは500以上と220です。超硬合金は炭化タングステンとコバルトが主成分で、別の材料です。

購買担当の疑問1個から買える?納期は?

シルバーロイは1個から作れて、パイプ形状や規格外の別注も3~5日間位です。イースタン技研のレガロイCT30は、平板・丸棒・パイプなど8つの形から選べます。テクニスコのCuWサブマウントは標準寸法を公式に載せています。

施設管理の疑問扱うときの注意は?

研削すると粉じんが出るので、吸い込まない対策をします。比重が10以上なら、大型品や数量が多いときは重量物として扱います。日本タングステンは、大気中に放置すると変色する場合があると注意しています。

TYPES

銅タングステンの用途の違い

放熱基板・ヒートシンク用

半導体やレーザーの熱を逃がす基板です。タングステンの低い熱膨張と銅の高い熱伝導を組み合わせ、組成で線膨張係数を合わせます。W比率が高いほど膨張は小さく、銅が多いほど熱が伝わります。

向いている使い方

  • セラミックスやコバールのパッケージ
  • 高出力レーザーのサブマウント
  • 光通信・無線通信用の基板

根拠:Wの低熱膨張性とCuの高熱伝導性を兼ね備えた放熱基板で、アルミナやコバール等の周辺材料に合わせて線膨張係数が可変が可能です。(出典1)

この用途の4製品を表で見る

放電加工電極用

形彫放電加工で超硬合金や鋼材を削る電極です。電極の減りが少なく、面の精度や寸法の精度を出しやすい材料です。銀タングステンより安く、低消耗の添加材入りもあります。

向いている使い方

  • 超硬合金の型彫り
  • 面精度や寸法精度を出したい仕上げ
  • 細かい形の電極

根拠:銅-タングステン合金、銀-タングステン合金は一般的に加工面の面精度や寸法精度が要求される場合に優れた加工性能を示します。(出典3)

この用途の4製品を表で見る

接点・溶接電極用

大きな電流を切る開閉器の接点や、溶接の電極に使います。アークで減りにくく、溶着しにくい性質を生かします。銅の比率で耐消耗と接触抵抗のバランスを選びます。

向いている使い方

  • 遮断器のアーク接点
  • タップチェンジャー
  • スポット溶接の電極

根拠:エメ-Cは、粉末冶金法で製造される銅とタングステンの複合合金であり、一般に油やSF6ガスを封入した電力開閉機器、遮断器の接点に使用されています。(出典4)

この用途の2製品を表で見る
MAKERS

銅タングステンの主なメーカー7社

株式会社アライドマテリアル

アルミナと熱膨張率をそろえた基板で、アルミナを使うセラミックスパッケージに広く使われています。

東京都

イースタン技研株式会社

平板・丸棒・パイプからタップまで、8つの形をカタログから選べる電極です。

神奈川県

株式会社シルバーロイ

角板と丸棒を在庫していて、公式サイトで在庫の寸法を見られます。

兵庫県

株式会社テクニスコ

切削からめっき、AuSn蒸着まで済ませたチップの形で買えるサブマウントです。

東京都

東邦金属株式会社

タングステンの多孔質体に銅を含浸させる溶浸法で作る放熱基板で、組成の違いから選べます。

大阪府

日本タングステン株式会社

仕事関数の低い添加物を均一に散らし、電極の減りを抑えた銅タングステン系の電極です。

福岡県

冨士ダイス株式会社

超硬合金の工具・金型を作るメーカーが自社の材種として持つ銅タングステンです。

東京都

出典
  1. アライドマテリアル 放熱基板の材質別製品紹介
  2. 東邦金属 各合金の物理特性
  3. 日本タングステン 放電加工用電極
  4. 日本タングステン 電気接点材料
  5. 冨士ダイス 材種一覧
  6. 冨士ダイス 銅タングステン合金の安全パンフレット
  7. シルバーロイ 材質表
  8. イースタン技研 レガロイCT30
  9. テクニスコ CuWサブマウント
掲載基準

放熱基板、放電加工の電極、接点や溶接の電極に使う銅タングステン合金で、自社で作る日本の会社が公式サイトで今案内している品を、品種・品番の単位で1社1〜2製品載せています。純タングステンは「タングステン」、炭化タングステンの超硬合金は「超硬合金」の比較で扱い、ここには載せません。銀タングステン、銅モリブデン、海外品の輸入販売、在庫販売だけの会社も除きます。川金産業・中野ハガネ・株式会社アローズは販売や調達が中心で製造元を公式で確かめられず、プランゼージャパンは公式サイトが取得を拒み仕様を確かめられず、住友電工の銅タングステンパイプ電極は公式の製品ページを見つけられなかったため、載せていません。

銅タングステンを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

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