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COMPARE / SHINSUI-SHEET

浸水防止シートのメーカー14社比較【⁠2026年⁠】

出入口や建物の外周、車をシートで覆って、水が入るのを防ぐ浸水対策品。主なメーカーの製品を、公式資料の対応できる水位・幅・設置の時間と人数・固定の方法・繰り返し使えるか・価格で並べています。

2026年10月8日更新掲載:14社・16製品並び順:メーカー名の五十音順(掲載料で変えていません)

浸水防止シートは、水を通さないシートで出入口や建物の外周、車などを覆い、水が入るのを防ぐ浸水対策品です。 板の止水板より軽く、畳んで保管できるものが多いのが特長です。東京都の「止水板設置事例集」は、床や壁に収めたシートを必要なときに引き出して張る方式を、止水板の「簡易型」として紹介しています。

選ぶときに見る3つ

  1. どの高さの水まで防ぎたいか対応できる水位は、玄関用の15cmから、常設型の1m、注文生産の1m以上まで製品で大きく違います。水位を示していない製品もあります。浸水が深くなりそうな場所なら、水位と漏水量を公式に示している製品から選びます。
  2. その場で張るか、常設にするか出入口に張る・床に広げるシートは、工事がいらず数分で張れるものが多い一方、強風で外れる、テープが濡れた床に付かないなどの条件があります。床と枠にシートを収める常設型は工事が要りますが、引き上げるだけで張れて、漏水量も小さく抑えられます。
  3. 何に留めるかテープで貼る、つっぱる、シャッター⁠のすき間に押し込む、水の重さで押さえる、車を入れて閉じる、と留め方は製品ごとに違います。シャッター専用や自社の車庫専用の製品もあるので、自分の出入口の形や床の材質に合うかを先に確かめます。
浸水防止シートの仕組みと選び方をくわしく
掲載メーカー
14社
掲載製品
16製品
方式
4種類
確認日
2026-10-08
LIST

浸水防止シートの比較表

方式を選ぶと、その製品だけに絞れます。

方式で絞る16製品
製品・メーカー方式対応できる水位幅・長さ設置の時間と人数固定の方法繰り返し使用価格
車両浸水防止シート AQ Barrier(⁠エイキューバリア⁠)蔵田工業株式会社囲う・包む公式で要確認7,300⁠×4,500mm1人で5⁠分ジッパーで閉じる繰り返し使える公式で要確認詳細
自動車防水シート(MAGIC TARPAULIN 自動車用)株式会社くればぁ囲う・包む65cm⁠が上限の目安車に合わせて作る公式で要確認車輪を乗せて包む洗って何度でも使える115,500円⁠〜(税込)詳細
防水シート 140cm幅(CLV-bousui)株式会社くればぁその場で張る公式で要確認幅140cm・長さ1〜50m1人で取り付けられるテープで貼る洗って何度でも使える5,390円⁠〜(1m・税込)詳細
自立型止水シート マジックダム MD-01株式会社公益創造センター水で押さえる10〜100cm長さ1〜10m約1分・1⁠人水の重さ公式で要確認約80,000円(例)詳細
簡易止水シート 止らっぷ(40TRAP)株式会社サワヤ囲う・包む公式で要確認幅550mm・長さ20m公式で要確認テープで貼る公式で要確認公式で要確認詳細
システム止水シート SANWRAP(⁠サンラップ⁠)中水位シリーズサンリョウ株式会社水で押さえる10〜70cmシート幅60〜240cm少人数で設置土のうと水の重さ乾かして畳めば繰り返し使える公式で要確認詳細
システム止水シート SANWRAP(⁠サンラップ⁠)高水位シリーズサンリョウ株式会社水で押さえる70〜180cmシート幅60〜240cm少人数で設置土のうと水の重さ乾かして畳めば繰り返し使える公式で要確認詳細
ウォーターガード eシート三和シヤッター工業株式会社その場で張る30cm以下開口70〜180cm約5〜10分・1⁠人シャッター⁠のすき間に押し込む公式で要確認104,500円(税込)詳細
シート式防水板 アピアガード 防水シートⅢ株式会社鈴木シャッター常設・収納〜100cm開口80〜800cm4分30秒・1⁠人床と枠のレールに常設公式で要確認公式で要確認詳細
シート式止水板株式会社大奉金属常設・収納20〜150cm40cm以上約5分・1⁠人床と枠に常設公式で要確認公式で要確認詳細
とめっぱ Light(⁠TPL-85-125⁠)TAフロンティア株式会社その場で張る〜15cm開口85〜125cm約5分・1⁠人つっぱり本体は繰り返し使える39,380円(販売価格)詳細
ウォーターセーフシート南榮工業株式会社囲う・包む公式で要確認3サイズ約30〜45分・2⁠人同社の車庫に装着公式で要確認公式で要確認詳細
ウォーターバスター プラス(WB+)萩原工業株式会社水で押さえる土のうの高さ約20cm扉幅80〜300cm公式で要確認吸水土のうと重しで押さえるシートは繰り返し使える公式で要確認詳細
折りたたみ式 水止めシート 3枚セット(⁠OBS-4090⁠)パネフリ工業株式会社水で押さえる公式で要確認1枚70cm・連結可工具なしで組み立て水の重さ洗って繰り返し使える28,090円(税込・3枚セット)詳細
簡易型止水シート 止めピタ文化シヤッター株式会社その場で張る50cm70〜1,500cm約5分・1⁠人バーと重り公式で要確認公式で要確認詳細
カーバッグ 水甲斐 SUI・GAI株式会社プロジェクト琉球囲う・包む公式で要確認約680⁠×365cm5〜10分・1⁠人袋に入れて閉じる繰り返し使える公式で要確認詳細

防水シート 140cm幅(CLV-bousui)

株式会社くればぁ

方式
その場で張る
対応できる水位
公式で要確認
幅・長さ
幅140cm・長さ1〜50m
設置の時間と人数
1人で取り付けられる
固定の方法
テープで貼る
繰り返し使用
洗って何度でも使える
価格
5,390円⁠〜(1m・税込)

ウォーターガード eシート

三和シヤッター工業株式会社

方式
その場で張る
対応できる水位
30cm以下
幅・長さ
開口70〜180cm
設置の時間と人数
約5〜10分・1⁠人
固定の方法
シャッター⁠のすき間に押し込む
繰り返し使用
公式で要確認
価格
104,500円(税込)

シート式止水板

株式会社大奉金属

方式
常設・収納
対応できる水位
20〜150cm
幅・長さ
40cm以上
設置の時間と人数
約5分・1⁠人
固定の方法
床と枠に常設
繰り返し使用
公式で要確認
価格
公式で要確認

とめっぱ Light(⁠TPL-85-125⁠)

TAフロンティア株式会社

方式
その場で張る
対応できる水位
〜15cm
幅・長さ
開口85〜125cm
設置の時間と人数
約5分・1⁠人
固定の方法
つっぱり
繰り返し使用
本体は繰り返し使える
価格
39,380円(販売価格)

ウォーターセーフシート

南榮工業株式会社

方式
囲う・包む
対応できる水位
公式で要確認
幅・長さ
3サイズ
設置の時間と人数
約30〜45分・2⁠人
固定の方法
同社の車庫に装着
繰り返し使用
公式で要確認
価格
公式で要確認

ウォーターバスター プラス(WB+)

萩原工業株式会社

方式
水で押さえる
対応できる水位
土のうの高さ約20cm
幅・長さ
扉幅80〜300cm
設置の時間と人数
公式で要確認
固定の方法
吸水土のうと重しで押さえる
繰り返し使用
シートは繰り返し使える
価格
公式で要確認

簡易型止水シート 止めピタ

文化シヤッター株式会社

方式
その場で張る
対応できる水位
50cm
幅・長さ
70〜1,500cm
設置の時間と人数
約5分・1⁠人
固定の方法
バーと重り
繰り返し使用
公式で要確認
価格
公式で要確認

カーバッグ 水甲斐 SUI・GAI

株式会社プロジェクト琉球

方式
囲う・包む
対応できる水位
公式で要確認
幅・長さ
約680⁠×365cm
設置の時間と人数
5〜10分・1⁠人
固定の方法
袋に入れて閉じる
繰り返し使用
繰り返し使える
価格
公式で要確認

掲載基準:水を通さないシートで出入口・建物の外周・設備・車を覆って浸水を防ぐ製品(シートを床や枠に収める常設型、シートと吸水土のうのセットを含む)で、自社で製造しているか、自社の製品として販売していることが公式サイトで確かめられ、現在案内されているもの。他社製品の販売店・代理店の取り扱い、海外製品の輸入販売、販売終了品、板やパネルが主の止水板、ため池や処分場の遮水シート、建材の透湿防水シートは除いています。

並び順:メーカー名の五十音順。おすすめ順ではありません。

「公式で要確認⁠」⁠:公式の資料で数値を確かめられなかった項目です。対応していない、という意味ではありません。

TYPES

浸水防止シートの方式の違い

同じ浸水防止シートでも、どこに・どう留めるかで向く場所が変わります。出入口に張るか、床や枠に収めておいて引き上げるか、床に広げて水の重さで押さえるか、建物や車を包むかで選びます。

その場で張る

玄関・店の入口・シャッターに、その場でシートを張ります。テープで貼る、つっぱる、シャッター⁠のすき間に押し込む、ウェイトで押さえるなど、留め方は製品で違います。工事がいらず、多くは1人で5〜10分ほどで張れます。

向いている使い方:店舗や事務所の出入口、倉庫やガレージのシャッター⁠、家の玄関。浅い浸水の備え。

常設・収納

床と両脇の枠にシートを収めておき、浸水のときに引き上げて張ります。取り付けに工事が要りますが、保管場所がいらず、幅8m・水位1mといった大きな出入口にも対応します。

向いている使い方:ビルや店舗の大きな出入口、地下駐車場の入口。毎回すぐに張りたい場所。

水で押さえる

シートを床に広げたり、壁から床へL字に伸ばしたりして置き、その上に来た水の重さでシートを地面と壁に押し付けます。まくら土のうや吸水土のうを重しに使う製品もあります。

向いている使い方:幅の広い出入口や敷地の境、シャッターの前。床に固定金具を付けたくない場所。

囲う・包む

建物の基礎まわりに巻く、車を袋に入れて閉じる、車庫ごと覆うなど、守りたいものの周りをシートで囲います。出入口ではなく、外周や車そのものを守るための型です。

向いている使い方:床下換気口のある住宅の外周、駐車場や車庫に置いた車。

MAKERS

浸水防止シートの主なメーカー14社

蔵田工業株式会社福岡県車両浸水防止シート AQ Barrier(⁠エイキューバリア⁠)
株式会社くればぁ愛知県防水シート 140cm幅(CLV-bousui)・自動車防水シート(MAGIC TARPAULIN 自動車用)
株式会社公益創造センター岡山県自立型止水シート マジックダム MD-01
株式会社サワヤ石川県簡易止水シート 止らっぷ(40TRAP)
サンリョウ株式会社三重県システム止水シート SANWRAP(⁠サンラップ⁠)高水位シリーズ・システム止水シート SANWRAP(⁠サンラップ⁠)中水位シリーズ
三和シヤッター工業株式会社東京都ウォーターガード eシート
株式会社鈴木シャッター東京都シート式防水板 アピアガード 防水シートⅢ
株式会社大奉金属福岡県シート式止水板
TAフロンティア株式会社大阪府とめっぱ Light(⁠TPL-85-125⁠)
南榮工業株式会社宮崎県ウォーターセーフシート
萩原工業株式会社岡山県ウォーターバスター プラス(WB+)
パネフリ工業株式会社京都府折りたたみ式 水止めシート 3枚セット(⁠OBS-4090⁠)
文化シヤッター株式会社東京都簡易型止水シート 止めピタ
株式会社プロジェクト琉球沖縄県カーバッグ 水甲斐 SUI・GAI
FAQ

浸水防止シートのよくある質問

浸水防止シートで、どのくらいの水位まで防げますか?
製品によって大きく違います。このページの製品では、玄関につっぱる「とめっぱ Light」(TAフロンティア⁠)⁠が15cmまで、シャッター⁠に押し込む「eシート」(三和シヤッター工業⁠)⁠が300mm以下、出入口に張る「止めピタ」(文化シヤッター⁠)⁠が500mm、常設型の「防水シートⅢ」(鈴木シャッター⁠)⁠が1,000mmまで、注文生産の「⁠マジックダム⁠」(公益創造センター⁠)⁠が10〜100cm、「SANWRAP」(⁠サンリョウ⁠)⁠の高水位シリーズが700〜1,800mmです。テープで貼るシートや外周に巻くシートには、水位を示していない製品もあります。水位が上がりそうなときは、張る作業より避難を優先してください。
止水板と浸水防止シートは、どう使い分けますか?
止水板は、漏れる水の量がJIS A 4716の等級(⁠Ws-1〜Ws-6⁠)⁠で示され、最も低いWs-1でも1時間に1㎡あたり200L以下です。浸水防止シートにも等級を示す製品があり、このページでは、止めピタとeシートがWs-1相当、とめっぱ LightがWs-4相当、防水シートⅢがWs-3相当、大奉金属のシート式止水板がWs-6相当です(いずれも各社の試験値⁠)⁠。一方、建材試験センターの止水板の技術評価基準は、シート状のものを対象外としていて、テープで貼るシートや床に広げるシートは等級を示していないものが多くあります。守る出入口が決まっていて漏れを抑えたいなら止水板か常設のシート、保管場所や工事を抑えて出入口や外周をすばやく覆いたいならシート、と考えます。止水板は止水板のメーカー比較⁠で比べられます。
吸水土のうとは、どう使い分けますか?
吸水土のうは積んで並べるので継ぎ目ができ、そこから水が漏れます。シートは1枚で出入口の幅をまとめて覆えるので、継ぎ目が少なくなります。一方で、シートはテープやつっぱり、シャッターなど、留める相手が要ります。萩原工業の「⁠ウォーターバスター プラス」のように、吸水土のうを並べてシートでくるむセットもあります。名古屋市も、ポリタンク⁠やプランター⁠をシートで巻き込んで並べる簡易な水防工法を紹介しています。吸水土のうは吸水土のうのメーカー比較⁠で比べられます。
浸水防止シートは、雨が降り出してからでも張れますか?
製品によります。とめっぱ Lightは、設置面が乾いていれば雨が降り始めてからでも設置できるとしています。一方、テープで貼るシートは、濡れた床や土・凸凹の面には貼れないとくればぁが書いています。マジックダムのように、雨の前から広げておいて、そのまま人や車が通れる製品もあります。止めピタやeシートは強風のときに外れるおそれがあるとしています。張る練習は、晴れた日にしておきます。
止水板の補助金は、浸水防止シートにも使えますか?
自治体によります。広島市の止水板設置補助金は、止水板には「板状やシート状など、様々な種類があります」としていて、購入や設置工事の費用の2分の1(上限50万円⁠)⁠を補助します(令和8年度⁠)⁠。対象は市街化区域で、過去に浸水被害があった場所か、おそれのある場所の建物です。広島市は、交付決定の通知が届く前に買ったものは対象にならないとしています。補助の対象や順番は自治体ごとに違うので、買う前に確かめてください。
車を浸水から守るシートは、どこまで頼れますか?
車を包むシートは、浅い浸水で車の下から水が入るのを防ぐためのものです。くればぁは、継ぎ目の耐水圧から浸水高65cmを上限の目安としつつ、車は65cmほどで浮くので、包んだ車の中で待たないよう注意しています。プロジェクト琉球も、すべての災害で浸水を防ぐことは保証しないとしています。まずは車を高い場所へ移すことを考え、移せない車の備えとして使います。
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