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光通信・計測・レーザ加工で、光の強さや位相を電気信号で変える光変調器を選ぶ、研究開発・設備・購買の担当の方へ

光変調器のメーカー6社比較【2026年】

光変調器は、光の強さや位相を、
電気信号で変える部品です。

ABOUT

光変調器とは

比較表を見る ↓

光変調器とは、光の強さ・位相・振幅を、
電気信号で変える部品です。
光モジュレータとも呼びます。
LNの結晶を使う強度変調器・IQ変調器、
液晶で面ごと位相を変える空間光変調器、
音で光を曲げる音響光学変調器があります。

製品の特長

  • 変えるものを選べる(強さ・位相・振幅と位相・面の位相分布)
  • 速く変えられる(LNは数十GHz、AOMは数十ns)
  • ファイバーにつなげる(LN変調器は偏波保持ファイバ付き)

使うメリット

  • 光通信の信号を作れる(強度・QPSK・QAM)
  • レーザの形を後から変えられる(LCOS-SLMで波面・ビーム整形)
  • パルスを選び出せる(AOMで増幅前に切り出す)

選ぶときに注意すること

  1. LN変調器は偏波面をslow軸に合わせてから光を入れる
  2. 最大光入力パワーを超えない(T.MXH1.5-20PD-ADC-LVは40mW)
  3. DCとRFがつながった型は、RF入力にブロッキングキャパシタを入れる
  4. LCOS-SLMは対応波長と耐光性を、使うレーザに合わせて選ぶ
  5. RFドライバ・バイアス制御は別に用意することが多い

※仕様と価格は各メーカーの公式の製品ページによる(価格はソーラボの定価・税抜)。仕組みの説明はソーラボ・浜松ホトニクス・Coherentの公式ページによる。

LIST

光変調器の比較表

光変調器10製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

LN強度変調器

2製品
住友大阪セメント株式会社LN強度変調器 T.MXH1.5-20PD-ADC-LV光通信の40Gbit/s級の強度変調口コミを書く要見積

チャープを抑えたゼロチャープ型のLN強度変調器で、光帯域は標準27GHzです。駆動電圧は20GHzで標準3.5Vppと低く、ドライバの負担を減らせます。モニタ用のPDと偏光子を内蔵し、気密封止の筐体に入っています。

方式
LN強度変調器
変調のしかた
LN強度変調、ゼロチャープ
波長
1550nm
帯域・応答
最小20GHz、標準27GHz
駆動電圧・入力信号
標準3.5Vpp(20GHz)
挿入損失・光利用効率
標準4.4dB、最大6.0dB
光の入出力
偏波保持ファイバ・FC/SPC、RFはVコネクタ
消光比
標準28dB
使用温度
-5〜75℃
記載なし
画素・耐光性
公式ページへ詳細・仕様
ソーラボジャパン株式会社LN強度変調器 LNA2322研究・試験用の10GHz強度変調口コミを書く546,830円税抜

定価を公開しているLN強度変調器で、546,830円(税抜)⁠で⁠す⁠。フォトディテクタを内蔵したXカットで、10GHzまで変調できます。ソーラボの量子エレクトロニクス部門がLN変調器を作っています。

方式
LN強度変調器
変調のしかた
LN強度変調、Xカット、PD内蔵
波長
1525〜1605nm
帯域・応答
10GHz
光の入出力
FC/PCコネクタ
記載なし
駆動電圧・入力信号・挿入損失・光利用効率・画素・耐光性・消光比・使用温度
公式ページへ詳細・仕様

IQ変調器・ドライバ集積変調器

3製品
NTTイノベーティブデバイス株式会社ドライバ集積変調器 UHB-CDMメトロ・長距離のコヒーレント伝送装置口コミを書く要見積

InPの変調器チップとドライバを1つにまとめたコヒーレント用の変調器モジュールです。OIF-HB-CDM-02.0 Class80に沿い、140Gbaudまでの変調速度で使えます。DSPと組み合わせて変調方式を選びます。

方式
IQ変調器・ドライバ集積変調器
変調のしかた
InP、ドライバ集積
帯域・応答
140Gbaudまで(Class 80)
光の入出力
FPCの高速RFインターフェース
記載なし
波長・駆動電圧・入力信号・挿入損失・光利用効率・画素・耐光性・消光比・使用温度
公式ページへ詳細・仕様
住友大阪セメント株式会社広帯域IQ変調器 T.SBXH1.5-35PD-ADCコヒーレント通信のIQ変調口コミを書く要見積

光の振幅と位相を一度に変えるIQ変調器で、光帯域は標準40GHzです。駆動電圧は32Gbpsで標準3.4Vppです。DCポートとRFポートが分かれていて、RF入力にDCブロックキャパシタが要りません。

方式
IQ変調器・ドライバ集積変調器
変調のしかた
LN IQ変調
波長
1550nm
帯域・応答
最小35GHz、標準40GHz
駆動電圧・入力信号
標準3.4Vpp(32Gbps)
挿入損失・光利用効率
標準8.0dB、最大10.0dB
光の入出力
偏波保持ファイバ・LC/SPC、RFはG3PO
消光比
標準28dB
使用温度
-5〜75℃
記載なし
画素・耐光性
公式ページへ詳細・仕様
ソーラボジャパン株式会社IQ変調器 LNQ4314QPSK・QAMの研究と試験口コミを書く1,097,496円税抜

定価を公開しているLN IQ変調器で、1,097,496円(税抜)⁠で⁠す⁠。2つのマッハツェンダ干渉計を並べた構造で、25GHzまで変調できます。2台を組んで偏波多重にすると、同じ波長で通せる速度を倍にできます。

方式
IQ変調器・ドライバ集積変調器
変調のしかた
LN IQ変調、デュアルパラレルMZI
波長
1525〜1575nm
帯域・応答
25GHz
光の入出力
FC/PCコネクタ
記載なし
駆動電圧・入力信号・挿入損失・光利用効率・画素・耐光性・消光比・使用温度
公式ページへ詳細・仕様

空間光変調器(LCOS-SLM)

4製品
santec AOC株式会社空間光変調器 SLM-200可視から近赤外の波面補正・ビーム整形口コミを書く要見積

400〜1600nmの広い波長で使える標準のLCOS型空間光変調器で、解像度は1920×1200です。位相は10bit(1024階調)で細かく決められ、位相安定性は0.001π以下(代表値)⁠で⁠す⁠。機器に組み込む小型・低コストの型もあります。

方式
空間光変調器(LCOS-SLM)
変調のしかた
LCOS、位相10bit(1024階調)
波長
400〜1600nm
帯域・応答
応答200ms(代表値)
駆動電圧・入力信号
DVI、USB 3.0
挿入損失・光利用効率
パネル反射率70%超(532nm、代表値)
画素
1920×1200画素、画素ピッチ8.0μm
耐光性
10W/cm²(代表値)
使用温度
15〜35℃
記載なし
光の入出力・消光比
公式ページへ詳細・仕様
santec AOC株式会社空間光変調器 SLM-300レーザ加工・3Dプリンタの高出力用口コミを書く要見積

最大200Wクラスのレーザに使える水冷式のLCOS型空間光変調器です。532nm・800nm・1064nmの3タイプから選べ、レーザ加工・3Dプリンタ・ICのレーザトリミングに使います。解像度は1920×1200で、位相は10bit(1024階調)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

方式
空間光変調器(LCOS-SLM)
変調のしかた
LCOS、位相10bit(1024階調)、水冷
波長
532nm・800nm・1064nm(3タイプ)
画素
1920×1200画素
耐光性
最大200W
記載なし
帯域・応答・駆動電圧・入力信号・挿入損失・光利用効率・光の入出力・消光比・使用温度
公式ページへ詳細・仕様
浜松ホトニクス株式会社LCOS-SLM X15213-02L800nm帯の高出力レーザの波面制御口コミを書く要見積

光の位相だけを変える反射型のLCOS-SLMで、光利用効率は97%です。800±50nmの高出力レーザ向けで、ヘッドに水冷ヒートシンクを付けています。PCのディスプレイ出力として扱え、位相の分布を画像で送ります。

方式
空間光変調器(LCOS-SLM)
変調のしかた
反射型、位相だけ変調
波長
800±50nm
帯域・応答
上昇33ms、下降85ms
駆動電圧・入力信号
DVI-D、USB-B
挿入損失・光利用効率
光利用効率97%
画素
1272×1024画素、15.9×12.8mm
記載なし
光の入出力・耐光性・消光比・使用温度
公式ページへ詳細・仕様
浜松ホトニクス株式会社LCOS-SLM X15213-03CL1050nm帯レーザの金属加工口コミを書く要見積

レーザ金属加工向けのLCOS-SLMで、984Wで100時間当てても位相変調特性が変わらなかったと公式に出しています。窓に熱を逃がしやすいサファイアガラスを使い、水冷ヒートシンクで冷やします。対応波長は1050±50nmです。

方式
空間光変調器(LCOS-SLM)
変調のしかた
反射型、位相だけ変調
波長
1050±50nm
帯域・応答
上昇27ms、下降83ms
駆動電圧・入力信号
DVI-D、USB-B
挿入損失・光利用効率
光利用効率97%
画素
1272×1024画素、15.9×12.8mm
耐光性
984Wで100時間照射して特性変化なし
記載なし
光の入出力・消光比・使用温度
公式ページへ詳細・仕様

音響光学変調器(AOM)

1製品
コヒレント・ジャパン株式会社ファイバー結合AOM 1064nmファイバーレーザのパルス選択口コミを書く要見積

音で結晶に回折格子を作り、光を回折させて強さを変える音響光学変調器です。挿入損失は1.2dB未満、消光比は45dB以上で、ファイバーレーザのパルスを選んで増幅に回せます。120MHzの側波帯をヘテロダインセンシングにも使えます。

方式
音響光学変調器(AOM)
変調のしかた
音響光学、RF周波数120MHz
波長
1064±5nm
帯域・応答
立上・立下80ns未満
挿入損失・光利用効率
1.2dB未満
光の入出力
ファイバー結合
消光比
45dB以上
記載なし
駆動電圧・入力信号・画素・耐光性・使用温度
公式ページへ詳細・仕様

LN強度変調器2製品

住友大阪セメント株式会社

LN強度変調器 T.MXH1.5-20PD-ADC-LV

光通信の40Gbit/s級の強度変調

チャープを抑えたゼロチャープ型のLN強度変調器で、光帯域は標準27GHzです。駆動電圧は20GHzで標準3.5Vppと低く、ドライバの負担を減らせます。モニタ用のPDと偏光子を内蔵し、気密封止の筐体に入っています。

コスト要見積

方式
LN強度変調器
変調のしかた
LN強度変調、ゼロチャープ
波長
1550nm
帯域・応答
最小20GHz、標準27GHz
駆動電圧・入力信号
標準3.5Vpp(20GHz)
挿入損失・光利用効率
標準4.4dB、最大6.0dB
光の入出力
偏波保持ファイバ・FC/SPC、RFはVコネクタ
消光比
標準28dB
使用温度
-5〜75℃
記載なし
画素・耐光性
公式ページへ
ソーラボジャパン株式会社

LN強度変調器 LNA2322

研究・試験用の10GHz強度変調

定価を公開しているLN強度変調器で、546,830円(税抜)⁠で⁠す⁠。フォトディテクタを内蔵したXカットで、10GHzまで変調できます。ソーラボの量子エレクトロニクス部門がLN変調器を作っています。

コスト546,830円税抜

方式
LN強度変調器
変調のしかた
LN強度変調、Xカット、PD内蔵
波長
1525〜1605nm
帯域・応答
10GHz
光の入出力
FC/PCコネクタ
記載なし
駆動電圧・入力信号・挿入損失・光利用効率・画素・耐光性・消光比・使用温度
公式ページへ

IQ変調器・ドライバ集積変調器3製品

NTTイノベーティブデバイス株式会社

ドライバ集積変調器 UHB-CDM

メトロ・長距離のコヒーレント伝送装置

InPの変調器チップとドライバを1つにまとめたコヒーレント用の変調器モジュールです。OIF-HB-CDM-02.0 Class80に沿い、140Gbaudまでの変調速度で使えます。DSPと組み合わせて変調方式を選びます。

コスト要見積

方式
IQ変調器・ドライバ集積変調器
変調のしかた
InP、ドライバ集積
帯域・応答
140Gbaudまで(Class 80)
光の入出力
FPCの高速RFインターフェース
記載なし
波長・駆動電圧・入力信号・挿入損失・光利用効率・画素・耐光性・消光比・使用温度
公式ページへ
住友大阪セメント株式会社

広帯域IQ変調器 T.SBXH1.5-35PD-ADC

コヒーレント通信のIQ変調

光の振幅と位相を一度に変えるIQ変調器で、光帯域は標準40GHzです。駆動電圧は32Gbpsで標準3.4Vppです。DCポートとRFポートが分かれていて、RF入力にDCブロックキャパシタが要りません。

コスト要見積

方式
IQ変調器・ドライバ集積変調器
変調のしかた
LN IQ変調
波長
1550nm
帯域・応答
最小35GHz、標準40GHz
駆動電圧・入力信号
標準3.4Vpp(32Gbps)
挿入損失・光利用効率
標準8.0dB、最大10.0dB
光の入出力
偏波保持ファイバ・LC/SPC、RFはG3PO
消光比
標準28dB
使用温度
-5〜75℃
記載なし
画素・耐光性
公式ページへ
ソーラボジャパン株式会社

IQ変調器 LNQ4314

QPSK・QAMの研究と試験

定価を公開しているLN IQ変調器で、1,097,496円(税抜)⁠で⁠す⁠。2つのマッハツェンダ干渉計を並べた構造で、25GHzまで変調できます。2台を組んで偏波多重にすると、同じ波長で通せる速度を倍にできます。

コスト1,097,496円税抜

方式
IQ変調器・ドライバ集積変調器
変調のしかた
LN IQ変調、デュアルパラレルMZI
波長
1525〜1575nm
帯域・応答
25GHz
光の入出力
FC/PCコネクタ
記載なし
駆動電圧・入力信号・挿入損失・光利用効率・画素・耐光性・消光比・使用温度
公式ページへ

空間光変調器(LCOS-SLM)4製品

santec AOC株式会社

空間光変調器 SLM-200

可視から近赤外の波面補正・ビーム整形

400〜1600nmの広い波長で使える標準のLCOS型空間光変調器で、解像度は1920×1200です。位相は10bit(1024階調)で細かく決められ、位相安定性は0.001π以下(代表値)⁠で⁠す⁠。機器に組み込む小型・低コストの型もあります。

コスト要見積

方式
空間光変調器(LCOS-SLM)
変調のしかた
LCOS、位相10bit(1024階調)
波長
400〜1600nm
帯域・応答
応答200ms(代表値)
駆動電圧・入力信号
DVI、USB 3.0
挿入損失・光利用効率
パネル反射率70%超(532nm、代表値)
画素
1920×1200画素、画素ピッチ8.0μm
耐光性
10W/cm²(代表値)
使用温度
15〜35℃
記載なし
光の入出力・消光比
公式ページへ
santec AOC株式会社

空間光変調器 SLM-300

レーザ加工・3Dプリンタの高出力用

最大200Wクラスのレーザに使える水冷式のLCOS型空間光変調器です。532nm・800nm・1064nmの3タイプから選べ、レーザ加工・3Dプリンタ・ICのレーザトリミングに使います。解像度は1920×1200で、位相は10bit(1024階調)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

コスト要見積

方式
空間光変調器(LCOS-SLM)
変調のしかた
LCOS、位相10bit(1024階調)、水冷
波長
532nm・800nm・1064nm(3タイプ)
画素
1920×1200画素
耐光性
最大200W
記載なし
帯域・応答・駆動電圧・入力信号・挿入損失・光利用効率・光の入出力・消光比・使用温度
公式ページへ
浜松ホトニクス株式会社

LCOS-SLM X15213-02L

800nm帯の高出力レーザの波面制御

光の位相だけを変える反射型のLCOS-SLMで、光利用効率は97%です。800±50nmの高出力レーザ向けで、ヘッドに水冷ヒートシンクを付けています。PCのディスプレイ出力として扱え、位相の分布を画像で送ります。

コスト要見積

方式
空間光変調器(LCOS-SLM)
変調のしかた
反射型、位相だけ変調
波長
800±50nm
帯域・応答
上昇33ms、下降85ms
駆動電圧・入力信号
DVI-D、USB-B
挿入損失・光利用効率
光利用効率97%
画素
1272×1024画素、15.9×12.8mm
記載なし
光の入出力・耐光性・消光比・使用温度
公式ページへ
浜松ホトニクス株式会社

LCOS-SLM X15213-03CL

1050nm帯レーザの金属加工

レーザ金属加工向けのLCOS-SLMで、984Wで100時間当てても位相変調特性が変わらなかったと公式に出しています。窓に熱を逃がしやすいサファイアガラスを使い、水冷ヒートシンクで冷やします。対応波長は1050±50nmです。

コスト要見積

方式
空間光変調器(LCOS-SLM)
変調のしかた
反射型、位相だけ変調
波長
1050±50nm
帯域・応答
上昇27ms、下降83ms
駆動電圧・入力信号
DVI-D、USB-B
挿入損失・光利用効率
光利用効率97%
画素
1272×1024画素、15.9×12.8mm
耐光性
984Wで100時間照射して特性変化なし
記載なし
光の入出力・消光比・使用温度
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音響光学変調器(AOM)1製品

コヒレント・ジャパン株式会社

ファイバー結合AOM 1064nm

ファイバーレーザのパルス選択

音で結晶に回折格子を作り、光を回折させて強さを変える音響光学変調器です。挿入損失は1.2dB未満、消光比は45dB以上で、ファイバーレーザのパルスを選んで増幅に回せます。120MHzの側波帯をヘテロダインセンシングにも使えます。

コスト要見積

方式
音響光学変調器(AOM)
変調のしかた
音響光学、RF周波数120MHz
波長
1064±5nm
帯域・応答
立上・立下80ns未満
挿入損失・光利用効率
1.2dB未満
光の入出力
ファイバー結合
消光比
45dB以上
記載なし
駆動電圧・入力信号・画素・耐光性・使用温度
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Q&A

光変調器選びで、よくある疑問

購買担当の疑問光変調器の価格は、いくら?

定価を公式に出しているのはソーラボです。LN強度変調器LNA2322が546,830円(税抜)、IQ変調器LNQ4314が1,097,496円(税抜)⁠で⁠す⁠。住友大阪セメント・浜松ホトニクス・santec AOC・Coherent・NTTイノベーティブデバイスは見積もりです。

設備担当の疑問光変調器の種類と違いは?

変え方で4つに分かれます。LNで光の強さを変える強度変調器、振幅と位相を一度に変えるIQ変調器、液晶で面の位相を変えるLCOS-SLM、音で光を曲げるAOMです。通信の信号にはLN、レーザの形を変えるならLCOS-SLM、パルスを選ぶならAOMを使います。

設備担当の疑問LN変調器とは?

ニオブ酸リチウム(LN)の結晶に光の通り道を作り、電圧で屈折率を変えて光を変調する部品です。住友大阪セメントのT.MXH1.5-20PD-ADC-LVは波長1550nm、光帯域は標準27GHzです。ソーラボは量子エレクトロニクス部門でLNの強度・位相・IQ変調器を作っています。

設備担当の疑問強度変調器・位相変調器・IQ変調器の違いは?

強度変調器は光の強さを、位相変調器は位相だけを、IQ変調器は振幅と位相を一度に変えます。IQ変調器はQPSKやQAMのコヒーレント通信に使い、ソーラボのLNQ4314はQPSKで50Gb/sのリンク伝送レートが出ます。住友大阪セメントは5Gbit/sのLN位相変調器も出しています。

設備担当の疑問帯域と駆動電圧(Vπ)は、どう見る?

帯域は速い信号にどこまでついてこられるか、駆動電圧(Vπ)は光を切り替えるのに要る電圧です。住友大阪セメントのT.MXH1.5-20PD-ADC-LVは帯域が標準27GHzで駆動電圧は標準3.5Vpp、T.SBXH1.5-35PD-ADCは帯域が標準40GHzで駆動電圧は標準3.4Vppです。駆動電圧が低いほどドライバが楽になります。

工場長の疑問空間光変調器(LCOS-SLM)⁠と⁠は⁠?何に使う?

液晶の画素で、反射する光の位相を画素ごとに変える部品です。浜松ホトニクスのX15213-02Lは1272×1024画素で光利用効率97%、santec AOCのSLM-200は1920×1200画素です。波面補正・ビーム整形・レーザ加工の多点加工に使います。

工場長の疑問高出力レーザで使える空間光変調器は?

水冷の型を選びます。浜松ホトニクスのX15213-03CLは984Wで100時間当てても位相変調特性が変わらなかったと公式に出しています。santec AOCのSLM-300は最大200Wクラスのレーザに使え、532nm・800nm・1064nmの3タイプです。

設備担当の疑問音響光学変調器(AOM)とEO変調器の違いは?

EO変調器(LN)は電圧で屈折率を変え、GHzの速さで光を変えます。AOMは結晶に超音波を流して光を曲げ、消光比が高いのでパルスを選ぶのに向きます。CoherentのファイバーAOMは挿入損失1.2dB未満、消光比45dB以上、立上・立下は80ns未満です。

施設管理の疑問LN変調器を使うときの注意は?

偏波面をslow軸に合わせてから光の強さを上げます。住友大阪セメントのT.MXH1.5-20PD-ADC-LVは最大光入力パワーが40mWです。DCポートとRFポートがつながった型は、RF入力にブロッキングキャパシタを入れます。

経営者の疑問伝送装置に組み込む変調器はある?

NTTイノベーティブデバイスのUHB-CDMは、InPの変調器チップとドライバを1つにまとめたモジュールです。OIF-HB-CDM-02.0 Class80に沿い、140Gbaudまで使えます。メトロ・長距離の伝送装置向けです。

購買担当の疑問小型で安い組み込み用の空間光変調器はある?

あります。santec AOCは機器組み込み専用のSLM-20とSLM-30を小型・低コストの型として出しています。浜松ホトニクスも各タイプに小型で低価格の組み込み型を紹介できるとしています。

TYPES

光変調器の方式の違い

LN強度変調器

ニオブ酸リチウム(LN)の結晶の上に光の通り道を2本に分けて作り、電圧で位相をずらして光の強さを変える型です。光通信の信号づくりや、パルスの切り出しに使います。ゼロチャープ型は、変調で波長がぶれにくくなります。

向いている使い方

  • 光通信の信号を作る
  • 光ファイバーの試験・測定
  • チャープを抑えたい

根拠:Xカットの強度変調器は左右対称になっており、変調信号内で低い周波数チャープを示します。(出典10)

この方式の2製品を表で見る

IQ変調器・ドライバ集積変調器

光の通り道を4本に分け、振幅と位相を一度に変える型です。QPSKやQAMのコヒーレント通信に使います。InPのチップにドライバをまとめた、伝送装置に組み込むモジュールもあります。

向いている使い方

  • コヒーレント通信の送信側
  • QPSK・QAMの研究
  • 伝送装置への組み込み

根拠:光の位相と振幅を変調する光透過スキームを提供します。(出典10)

この方式の3製品を表で見る

空間光変調器(LCOS-SLM)

シリコンの画素の上に液晶をのせ、反射する光の位相を画素ごとに変える型です。PCから位相の模様を画像で送ります。波面の補正、ビーム整形、レーザ加工の多点加工に使います。

向いている使い方

  • 波面補正・ビーム整形
  • レーザ加工の多点・形状加工
  • 光ピンセット・ホログラフィ

根拠:LCOS-SLMは、光の位相を自由に変調する反射型の空間光位相変調器です。(出典4)

この方式の4製品を表で見る

音響光学変調器(AOM)

結晶に超音波を流して回折格子を作り、光を曲げて強さを変える型です。立ち上がりが速く、消光比が高いのでパルスの選び出しに使います。RFの周波数ぶん光の周波数もずれます。

向いている使い方

  • ファイバーレーザのパルス選択
  • ヘテロダイン計測
  • レーザの強さの切り替え

根拠:レーザ強度変調器を使用して増幅用のパルスを選択するか、ヘテロダインセンシング用途向けに120 MHzの側波帯を適用します。(出典11)

この方式の1製品を表で見る
MAKERS

光変調器の主なメーカー6社

NTTイノベーティブデバイス株式会社

InPの変調器チップとドライバを1つにまとめたコヒーレント用の変調器モジュールです。

神奈川県

コヒレント・ジャパン株式会社

音で結晶に回折格子を作り、光を回折させて強さを変える音響光学変調器です。

東京都

santec AOC株式会社

400〜1600nmの広い波長で使える標準のLCOS型空間光変調器で、解像度は1920×1200です。

愛知県

住友大阪セメント株式会社

チャープを抑えたゼロチャープ型のLN強度変調器で、光帯域は標準27GHzです。

東京都

ソーラボジャパン株式会社

定価を公開しているLN強度変調器で、546,830円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

東京都

浜松ホトニクス株式会社

光の位相だけを変える反射型のLCOS-SLMで、光利用効率は97%です。

静岡県

出典
  1. 住友大阪セメント LN変調器
  2. 住友大阪セメント 40Gbit/s LN強度変調器 T.MXH1.5-20PD-ADC-LV
  3. 住友大阪セメント 広帯域IQ変調器 T.SBXH1.5-35PD-ADC
  4. 浜松ホトニクス LCOS-SLM(空間光位相変調器)
  5. 浜松ホトニクス LCOS-SLM X15213-02L
  6. 浜松ホトニクス LCOS-SLM X15213-03CL
  7. santec AOC 空間光変調器 SLM-200
  8. santec AOC 空間光変調器 SLM-300
  9. santec AOC SLM仕様比較表
  10. ソーラボ LN変調器(ファイバー結合型EO変調器)
  11. Coherent ファイバー結合音響光学変調器(FAOM)
  12. NTTイノベーティブデバイス 光/電子集積製品
掲載基準

光通信・計測・レーザ加工で、光の強さ・位相・振幅を電気信号で変える光変調器(LN強度変調器・IQ変調器・ドライバ集積変調器・空間光変調器(LCOS-SLM)⁠・音響光学変調器(AOM))で、自社グループで作る会社が日本の会社か日本法人を通して売り、日本語の公式ページで今案内していて、仕様を確かめられた製品です。各社の代表の型を1社2製品まで載せています。光アイソレータ・光トランシーバ(完成品のモジュール)⁠・レーザ光源は、それぞれの比較ページで扱います。富士通オプティカルコンポーネンツのLN変調器は、公式の製品ページが富士通のグループ会社一覧に移り、今の製品を確かめられないので載せていません。海外メーカーの変調器を輸入して売る商社・代理店の製品(iXblue製・ao smart製など)は除いています。

光変調器を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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