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合成物や天然物から目的の成分を分けて取り出す分取HPLCを選ぶ、研究開発・品質管理・生産技術・購買の担当の方へ

分取HPLCのメーカー7社比較【2026年】

分取HPLCは、混ざった試料から目的の成分を、
分けて取り出すための液体クロマトグラフです。

ABOUT

分取HPLCとは

比較表を見る ↓

分取HPLCとは、混ざった試料から目的の成分を、
分けて取り出すための液体クロマトグラフです。
分取液体クロマトグラフ、分取LCとも呼びます。
分析用のHPLCが成分の量を測るのに対し、分取HPLCは分けた液を集めて次の工程で使います。

製品の特長

  • 分けた成分を集められる(フラクションコレクターやノズルで回収)
  • 太いカラムに多く流せる(表の製品は最大3,000mL/min)
  • 検出器の信号で集める(紫外可視・示差屈折率・MSなど)

使うメリット

  • 高い純度の成分が手に入る(構造解析・評価・製品の原料に)
  • 分かれにくい成分も分けられる(リサイクルで分離を上げる)
  • 条件を決めれば自動で繰り返せる(連続注入で量を稼ぐ)

選ぶときに注意すること

  1. 流量が増えると溶媒の使用量と廃液が増える。溶媒の回収まで考えておく
  2. 引火する溶媒を多く使うので、置く場所と換気を先に決める
  3. 集めた液は濃縮や乾燥をするので、エバポレーターなどを別に用意する
  4. カラムの内径に合う流量のポンプを選ぶ。太いカラムに細い流量では時間がかかる
  5. 検出器の信号と液が出る口には時間差がある。分取のタイミングを合わせて使う

※仕様は各メーカーの公式の製品ページによる。カタログに無い値は「記載なし」とし、推測で埋めていない。装置全体の値段を公式に出している会社はない。

LIST

分取HPLCの比較表

分取HPLC10製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

リサイクル型

2製品
日本分析工業株式会社LaboACE LC-5060 Plus II毎回違う試料を手で分けるラボ口コミを書く要見積

試料注入から分取までを1つの筐体に収めた、手で操作するリサイクル分取HPLCです。幅280mm、奥行き420mmで、ドラフトの中にも置けます。毎回違う試料を少しずつ分ける合成のラボで効きます。

方式
リサイクル型
流量
0.1〜60.0mL/min
最大圧力
20MPa
注入
手動、サンプルループ10mL(標準)
検出器
紫外可視、示差屈折計(同時に搭載可)
フラクションコレクター
無し(分取ノズルで回収)
リサイクル
標準装備(背進防止機能付き)
グラジエント
オプション
送液ポンプ
P-60LA2
外形寸法
280×445×420mm(W×H×D、突起部除く)
電源
100V(500VA)、200〜240V(500VA)
質量
約18kg
記載なし
対応カラム内径
公式ページへ詳細・仕様
日本分析工業株式会社LaboACE LC-8600内径100mm超のカラムで大量に分ける口コミを書く要見積

自社で開発した3連ポンプで600mL/minまで送る、大流量のリサイクル分取HPLCです。内径100・150mmのカラムが使えます。LC-8600Hなら1,000mL/minまで上げられます。

方式
リサイクル型
流量
10〜600mL/min
最大圧力
20MPa
注入
リピートインジェクター10〜999mL
検出器
固定波長紫外、4チャンネル同時紫外可視、示差屈折計
フラクションコレクター
標準1本、オプションで3・15分画
リサイクル
標準装備(背進防止機能付き)
グラジエント
オプション(低圧2液)
対応カラム内径
内径100・150mm
送液ポンプ
AGP600
記載なし
外形寸法・電源・質量
公式ページへ詳細・仕様

グラジエント型(汎用の分取システム)

7製品
アジレント・テクノロジー株式会社1260 Infinity II 分取 LCmg〜gの精製をラボで毎日回す口コミを書く要見積

ポンプヘッドがチタン製で、腐食に強くバイオ試料にも使える分取LCです。内径30.0mmまでのカラムを50mL/minで流し、ミリグラムからグラムの単離に使えます。フラクションは1モジュールで最大216個集められます。

方式
グラジエント型(汎用の分取システム)
流量
最大50mL/min
注入
最大3.6mL、最大120サンプル
フラクションコレクター
1モジュール最大216フラクション
グラジエント
グラジエント溶出向け
対応カラム内径
内径9.4〜30.0mm
記載なし
最大圧力・検出器・リサイクル・送液ポンプ・外形寸法・電源・質量
公式ページへ詳細・仕様
アジレント・テクノロジー株式会社1290 Infinity II 分取 LC分析の検討から分取まで1台で口コミを書く要見積

分析カラム4本と分取カラム6本をバルブで切り替えられる分取LCです。交換しやすいポンプヘッドで200mL/minまで上げられ、内径4.6mmの条件検討から内径50mmの分取まで1台で回せます。検討と分取で装置を分けたくないラボで効きます。

方式
グラジエント型(汎用の分取システム)
流量
最大200mL/min
最大圧力
60MPa
注入
モジュールあたり最大864サンプル
フラクションコレクター
モジュールあたり最大432フラクション
対応カラム内径
内径4.6〜50mm
記載なし
検出器・リサイクル・グラジエント・送液ポンプ・外形寸法・電源・質量
公式ページへ詳細・仕様
株式会社島津製作所Nexera Prep LC-20AP多検体を自動で分けて純度も見る口コミを書く要見積

分析の条件検討から分取、純度の確認までを同じソフトLabSolutionsで回せる分取LCです。LC-20APは150mL/minまで送り、FRC-40は10mm径の試験管を最大3,240本置けます。検体の多いラボで効きます。

方式
グラジエント型(汎用の分取システム)
流量
0.01〜150.00mL/min
最大圧力
42MPa
検出器
最大4chの検出器信号で分取
フラクションコレクター
最大3,240本(10mm径試験管)
リサイクル
リサイクルシステムあり
グラジエント
最大4液(FCV-200AL併用)
送液ポンプ
LC-20AP
記載なし
注入・対応カラム内径・外形寸法・電源・質量
公式ページへ詳細・仕様
ジーエルサイエンス株式会社PrepAce PU916B同じ試料を連続で大量に精製口コミを書くポンプ単体1,980,000円税区分の記載なし

1つの試料を連続で精製する製造向けの作りで、注入から分取まで自動で回せます。注入量は標準ループで20mL、オプションで500mLまで増やせます。ポンプPU916Bは1,980,000円と単体の値段を公開しています。

方式
グラジエント型(汎用の分取システム)
流量
0.5〜150mL/min
最大圧力
21MPa
注入
標準ループ20mL、オプションで500mL
検出器
UV検出器UV10D
フラクションコレクター
FC906
グラジエント
最大4台の高圧グラジエント
対応カラム内径
内径20〜50mm
送液ポンプ
PU916B
記載なし
リサイクル・外形寸法・電源・質量
公式ページへ詳細・仕様
日本ビュッヒ株式会社Pure Excellence C-950フラッシュと分取HPLCを1台で口コミを書く要見積

フラッシュと分取HPLCの2つのポンプを1台に収めた装置です。分取HPLCは150mL/minで400barまで、フラッシュは300mL/minで50barまで使えます。検出はUV-Visに加え、オプションでELSDを選べます。

方式
グラジエント型(汎用の分取システム)
流量
150mL/min(分取HPLC)、300mL/min(フラッシュ)
最大圧力
0〜400bar(分取HPLC)、0〜50bar(フラッシュ)
注入
ループから自動注入
検出器
UV-Vis 200〜800nm、ELSD(オプション)
フラクションコレクター
数種類のラックと試料管に対応
記載なし
リサイクル・グラジエント・対応カラム内径・送液ポンプ・外形寸法・電源・質量
公式ページへ詳細・仕様
日本分光株式会社EXTREMA 分取精製HPLC PU-4087検出器を選んで組むセミ分取口コミを書く要見積

ポンプと検出器を分取の量に合わせて組める分取精製HPLCです。紫外可視・示差屈折率・PDA・蛍光・円二色性から検出器を選べます。MSを合図にした分取や、接液部がイナートのタンパク質精製の構成もあります。

方式
グラジエント型(汎用の分取システム)
流量
0.01〜50.0mL/min
最大圧力
50MPa(30.0mL/minまで)、30MPa(50.0mL/minまで)
注入
AS-4058で最大10mL(オプション)
検出器
紫外可視、示差屈折率、PDA、蛍光、円二色性
フラクションコレクター
CHF122SC、標準ラック120本
リサイクル
リサイクル分取システムあり(RCY-4000、FV-4000-06)
グラジエント
最大4溶媒の高圧混合
送液ポンプ
PU-4087
記載なし
対応カラム内径・外形寸法・電源・質量
公式ページへ詳細・仕様
株式会社ワイエムシィK-Prep LAB300G生産に上げる前の条件を決める口コミを書く要見積

ワイエムシィが生産機の前の検討機と位置づける分取HPLCです。内径30〜100mmのカラムで300mL/minまで流せます。同じK-Prepの生産機として、FCとEXがあります。

方式
グラジエント型(汎用の分取システム)
流量
1〜300mL/min
最大圧力
10MPa
注入
分取用オートインジェクタ、サンプルループ100mL
検出器
UV(200〜400nm)、3波長同時
フラクションコレクター
5chバルブ切替式+⁠⁠⁠排水
グラジエント
4ch(2×2ch)
対応カラム内径
内径30〜100mm
外形寸法
970×690×770mm(W×D×H)
電源
AC200V、1.1kW
記載なし
リサイクル・送液ポンプ・質量
公式ページへ詳細・仕様

プロセス型(生産用)

1製品
株式会社ワイエムシィK-Prep EX03KG医薬品などの生産スケールの精製口コミを書く要見積

ワイエムシィが生産機と位置づける分取HPLCで、3,000mL/minまで送れます。内径150mm以上のカラムを使い、上位のEX12KGは12,000mL/minまであります。動かすパソコンを非防爆エリアに置いて、装置と分ける作りです。

方式
プロセス型(生産用)
流量
30〜3,000mL/min
最大圧力
10MPa
注入
サンプルポンプ1〜300mL/min
検出器
UV(200〜400nm)、3波長同時
フラクションコレクター
5chバルブ切替式+⁠⁠⁠排水
グラジエント
4ch(2×2ch)
対応カラム内径
内径150mm以上
電源
3相AC200V、4.0kW
記載なし
リサイクル・送液ポンプ・外形寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様

リサイクル型2製品

日本分析工業株式会社

LaboACE LC-5060 Plus II

毎回違う試料を手で分けるラボ

試料注入から分取までを1つの筐体に収めた、手で操作するリサイクル分取HPLCです。幅280mm、奥行き420mmで、ドラフトの中にも置けます。毎回違う試料を少しずつ分ける合成のラボで効きます。

コスト要見積

方式
リサイクル型
流量
0.1〜60.0mL/min
最大圧力
20MPa
注入
手動、サンプルループ10mL(標準)
検出器
紫外可視、示差屈折計(同時に搭載可)
フラクションコレクター
無し(分取ノズルで回収)
リサイクル
標準装備(背進防止機能付き)
グラジエント
オプション
送液ポンプ
P-60LA2
外形寸法
280×445×420mm(W×H×D、突起部除く)
電源
100V(500VA)、200〜240V(500VA)
質量
約18kg
記載なし
対応カラム内径
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日本分析工業株式会社

LaboACE LC-8600

内径100mm超のカラムで大量に分ける

自社で開発した3連ポンプで600mL/minまで送る、大流量のリサイクル分取HPLCです。内径100・150mmのカラムが使えます。LC-8600Hなら1,000mL/minまで上げられます。

コスト要見積

方式
リサイクル型
流量
10〜600mL/min
最大圧力
20MPa
注入
リピートインジェクター10〜999mL
検出器
固定波長紫外、4チャンネル同時紫外可視、示差屈折計
フラクションコレクター
標準1本、オプションで3・15分画
リサイクル
標準装備(背進防止機能付き)
グラジエント
オプション(低圧2液)
対応カラム内径
内径100・150mm
送液ポンプ
AGP600
記載なし
外形寸法・電源・質量
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グラジエント型(汎用の分取システム)7製品

アジレント・テクノロジー株式会社

1260 Infinity II 分取 LC

mg〜gの精製をラボで毎日回す

ポンプヘッドがチタン製で、腐食に強くバイオ試料にも使える分取LCです。内径30.0mmまでのカラムを50mL/minで流し、ミリグラムからグラムの単離に使えます。フラクションは1モジュールで最大216個集められます。

コスト要見積

方式
グラジエント型(汎用の分取システム)
流量
最大50mL/min
注入
最大3.6mL、最大120サンプル
フラクションコレクター
1モジュール最大216フラクション
グラジエント
グラジエント溶出向け
対応カラム内径
内径9.4〜30.0mm
記載なし
最大圧力・検出器・リサイクル・送液ポンプ・外形寸法・電源・質量
公式ページへ
アジレント・テクノロジー株式会社

1290 Infinity II 分取 LC

分析の検討から分取まで1台で

分析カラム4本と分取カラム6本をバルブで切り替えられる分取LCです。交換しやすいポンプヘッドで200mL/minまで上げられ、内径4.6mmの条件検討から内径50mmの分取まで1台で回せます。検討と分取で装置を分けたくないラボで効きます。

コスト要見積

方式
グラジエント型(汎用の分取システム)
流量
最大200mL/min
最大圧力
60MPa
注入
モジュールあたり最大864サンプル
フラクションコレクター
モジュールあたり最大432フラクション
対応カラム内径
内径4.6〜50mm
記載なし
検出器・リサイクル・グラジエント・送液ポンプ・外形寸法・電源・質量
公式ページへ
株式会社島津製作所

Nexera Prep LC-20AP

多検体を自動で分けて純度も見る

分析の条件検討から分取、純度の確認までを同じソフトLabSolutionsで回せる分取LCです。LC-20APは150mL/minまで送り、FRC-40は10mm径の試験管を最大3,240本置けます。検体の多いラボで効きます。

コスト要見積

方式
グラジエント型(汎用の分取システム)
流量
0.01〜150.00mL/min
最大圧力
42MPa
検出器
最大4chの検出器信号で分取
フラクションコレクター
最大3,240本(10mm径試験管)
リサイクル
リサイクルシステムあり
グラジエント
最大4液(FCV-200AL併用)
送液ポンプ
LC-20AP
記載なし
注入・対応カラム内径・外形寸法・電源・質量
公式ページへ
ジーエルサイエンス株式会社

PrepAce PU916B

同じ試料を連続で大量に精製

1つの試料を連続で精製する製造向けの作りで、注入から分取まで自動で回せます。注入量は標準ループで20mL、オプションで500mLまで増やせます。ポンプPU916Bは1,980,000円と単体の値段を公開しています。

コストポンプ単体1,980,000円税区分の記載なし

方式
グラジエント型(汎用の分取システム)
流量
0.5〜150mL/min
最大圧力
21MPa
注入
標準ループ20mL、オプションで500mL
検出器
UV検出器UV10D
フラクションコレクター
FC906
グラジエント
最大4台の高圧グラジエント
対応カラム内径
内径20〜50mm
送液ポンプ
PU916B
記載なし
リサイクル・外形寸法・電源・質量
公式ページへ
日本ビュッヒ株式会社

Pure Excellence C-950

フラッシュと分取HPLCを1台で

フラッシュと分取HPLCの2つのポンプを1台に収めた装置です。分取HPLCは150mL/minで400barまで、フラッシュは300mL/minで50barまで使えます。検出はUV-Visに加え、オプションでELSDを選べます。

コスト要見積

方式
グラジエント型(汎用の分取システム)
流量
150mL/min(分取HPLC)、300mL/min(フラッシュ)
最大圧力
0〜400bar(分取HPLC)、0〜50bar(フラッシュ)
注入
ループから自動注入
検出器
UV-Vis 200〜800nm、ELSD(オプション)
フラクションコレクター
数種類のラックと試料管に対応
記載なし
リサイクル・グラジエント・対応カラム内径・送液ポンプ・外形寸法・電源・質量
公式ページへ
日本分光株式会社

EXTREMA 分取精製HPLC PU-4087

検出器を選んで組むセミ分取

ポンプと検出器を分取の量に合わせて組める分取精製HPLCです。紫外可視・示差屈折率・PDA・蛍光・円二色性から検出器を選べます。MSを合図にした分取や、接液部がイナートのタンパク質精製の構成もあります。

コスト要見積

方式
グラジエント型(汎用の分取システム)
流量
0.01〜50.0mL/min
最大圧力
50MPa(30.0mL/minまで)、30MPa(50.0mL/minまで)
注入
AS-4058で最大10mL(オプション)
検出器
紫外可視、示差屈折率、PDA、蛍光、円二色性
フラクションコレクター
CHF122SC、標準ラック120本
リサイクル
リサイクル分取システムあり(RCY-4000、FV-4000-06)
グラジエント
最大4溶媒の高圧混合
送液ポンプ
PU-4087
記載なし
対応カラム内径・外形寸法・電源・質量
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株式会社ワイエムシィ

K-Prep LAB300G

生産に上げる前の条件を決める

ワイエムシィが生産機の前の検討機と位置づける分取HPLCです。内径30〜100mmのカラムで300mL/minまで流せます。同じK-Prepの生産機として、FCとEXがあります。

コスト要見積

方式
グラジエント型(汎用の分取システム)
流量
1〜300mL/min
最大圧力
10MPa
注入
分取用オートインジェクタ、サンプルループ100mL
検出器
UV(200〜400nm)、3波長同時
フラクションコレクター
5chバルブ切替式+⁠⁠⁠排水
グラジエント
4ch(2×2ch)
対応カラム内径
内径30〜100mm
外形寸法
970×690×770mm(W×D×H)
電源
AC200V、1.1kW
記載なし
リサイクル・送液ポンプ・質量
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プロセス型(生産用)1製品

株式会社ワイエムシィ

K-Prep EX03KG

医薬品などの生産スケールの精製

ワイエムシィが生産機と位置づける分取HPLCで、3,000mL/minまで送れます。内径150mm以上のカラムを使い、上位のEX12KGは12,000mL/minまであります。動かすパソコンを非防爆エリアに置いて、装置と分ける作りです。

コスト要見積

方式
プロセス型(生産用)
流量
30〜3,000mL/min
最大圧力
10MPa
注入
サンプルポンプ1〜300mL/min
検出器
UV(200〜400nm)、3波長同時
フラクションコレクター
5chバルブ切替式+⁠⁠⁠排水
グラジエント
4ch(2×2ch)
対応カラム内径
内径150mm以上
電源
3相AC200V、4.0kW
記載なし
リサイクル・送液ポンプ・外形寸法・質量
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Q&A

分取HPLC選びで、よくある疑問

購買担当の疑問分取HPLCの価格は、いくら?

装置全体の値段を公式に出している会社はありません。ジーエルサイエンスがPrepAceに使うポンプPU916Bの単体を1,980,000円で出しているだけで、検出器やコレクターなどは別です。構成で大きく変わるので、流量・検出器・本数を決めて見積もりをとります。

設備担当の疑問分取HPLCの種類と違いは?

リサイクル型、グラジエント型、プロセス型の3つに分けました。リサイクル型は日本分析工業のLaboACE LC-5060 Plus IIのように同じカラムに何度も通し、グラジエント型は島津のNexera Prep LC-20APのように溶媒の比率を変えて分けて集めます。プロセス型はワイエムシィのK-Prep EX03KGのように生産の量を流します。

設備担当の疑問分取HPLCと分析用HPLCの違いは?

分析用は成分の量を測り、分取用は分けた液を集めて使います。分取用は太いカラムに多く流すので、ポンプの流量が大きくなります。日本分光のPU-4087は0.01〜50.0mL/min、島津のLC-20APは0.01〜150.00mL/minです。

設備担当の疑問リサイクル分取とは?どんなときに使う?

カラムを出た液を同じカラムへ戻し、何度も通して分ける方法です。長いカラムを使うのと同じ分離になり、回している間は溶媒を使いません。あと少しで分かれる2成分を分けたいときに使います。日本分析工業は全機種に標準で載せ、日本分光と島津も構成を用意しています。

設備担当の疑問流量はどれくらいの機種を選ぶ?

使うカラムの内径で決めます。アジレントの1260 Infinity IIは内径30.0mmまでで最大50mL/min、ジーエルサイエンスのPU916Bは内径20〜50mmで150mL/minまでです。内径100・150mmなら日本分析工業のLC-8600が600mL/minまで送れます。

工場長の疑問注入量はどのくらい入れられる?

ジーエルサイエンスのPrepAceは標準ループで20mL、オプションで500mLまで入れられます。ワイエムシィのK-Prep LAB300Gはサンプルループが100mLです。日本分析工業のLC-5060 Plus IIは標準で10mLです。

総務の疑問検出器は何を選ぶ?

紫外に吸収のある成分なら紫外可視で足ります。吸収の無い成分は、示差屈折計やELSD、MSを使います。ビュッヒのPure Excellence C-950はELSDをオプションで選べて、島津のNexera PrepはLCMS-2050の信号で集められます。

総務の疑問フラクションコレクターは何本置ける?

島津のFRC-40は10mm径の試験管を最大3,240本置けます。アジレントの1290 Infinity IIはモジュールあたり最大432フラクションです。少ない分画で足りるならPrepAceのFC906やK-Prepの5chバルブ切替式を使います。

施設管理の疑問大きさや電源はどれくらい?

日本分析工業のLC-5060 Plus IIは280×445×420mmで約18kg、100Vで使えます。ワイエムシィのK-Prep LAB300GはAC200V、1.1kWで970×690×770mmです。生産用のK-Prep EX03KGは3相AC200Vで4.0kWなので、電源工事まで先に確かめます。

工場長の疑問ラボから生産へのスケールアップはどう進める?

分析カラムで条件を決めてから、内径の太いカラムへ広げます。アジレントの1290 Infinity IIは内径4.6mmから50mmまで1台で回せます。ワイエムシィはK-Prep LABで条件を決め、生産機のK-Prep FC、K-Prep EXへ上げる形で揃えています。

経営者の疑問フラッシュと分取HPLCの違いは?

フラッシュは低い圧力で粗く分け、分取HPLCは高い圧力で細かく分けます。ビュッヒのPure Excellence C-950は1台で両方使え、フラッシュは0〜50bar、分取HPLCは0〜400barです。

TYPES

分取HPLCの方式の違い

リサイクル型

カラムを出た液をもう一度カラムへ戻し、同じカラムに何度も通して分ける型です。長いカラムを使うのと同じ分離になり、回している間は溶媒を使いません。日本分析工業は、分子量で分けるGPCカラムも揃えています。

向いている使い方

  • 分離の足りない2つの成分を分けたい
  • 溶媒の使用量と廃液を減らしたい
  • 毎回違う合成品を少しずつ精製する

根拠:カラムから溶出した分離不十分な成分を、何度もカラムを通すことにより、実際には長いカラムを使用したことと同等となり、高分離能を得ることができます。(出典1)

この方式の2製品を表で見る

グラジエント型(汎用の分取システム)

溶媒の比率を変えながら流し、検出器の信号で目的の成分だけを集める型です。ポンプ・検出器・フラクションコレクターを量に合わせて組みます。多くの機種は、リサイクルやMSを合図にした分取を足せます。

向いている使い方

  • 合成品や天然物の精製を毎日回す
  • 分析で決めた条件を分取に広げたい
  • 検体が多く自動で集めたい

根拠:1260 Infinity II 分取精製 LC システムは、グラジエント溶出が要求されるサンプル精製に最適です。(出典7)

この方式の7製品を表で見る

プロセス型(生産用)

内径の大きなカラムに毎分リットル単位で流し、生産の量を精製する型です。カラムとつなぐ配管や動力まで工場の設備として考えます。電源は3相200Vになり、置く場所も先に決めます。

向いている使い方

  • 医薬品などを生産の量で精製する
  • ラボで決めた条件を生産に上げる

根拠:K-Prep EX 3,000~12,000* mL/min 対応カラム内径 150 mm~(出典10)

この方式の1製品を表で見る
MAKERS

分取HPLCの主なメーカー7社

アジレント・テクノロジー株式会社

ポンプヘッドがチタン製で、腐食に強くバイオ試料にも使える分取LCです。

東京都

株式会社島津製作所

分析の条件検討から分取、純度の確認までを同じソフトLabSolutionsで回せる分取LCです。

京都府

ジーエルサイエンス株式会社

1つの試料を連続で精製する製造向けの作りで、注入から分取まで自動で回せます。

東京都

日本ビュッヒ株式会社

フラッシュと分取HPLCの2つのポンプを1台に収めた装置です。

東京都

日本分光株式会社

ポンプと検出器を分取の量に合わせて組める分取精製HPLCです。

東京都

日本分析工業株式会社

試料注入から分取までを1つの筐体に収めた、手で操作するリサイクル分取HPLCです。

東京都

株式会社ワイエムシィ

ワイエムシィが生産機の前の検討機と位置づける分取HPLCです。

京都府

出典
  1. 日本分析工業 リサイクル分取HPLC
  2. 日本分析工業 LaboACE LC-5060 Plus II
  3. 日本分析工業 LC-8600 / LC-8600H
  4. 日本分光 分取精製HPLCシステム
  5. 島津製作所 Nexera Prep
  6. ジーエルサイエンス 分取HPLCシステム PrepAce
  7. アジレント 1260 Infinity II 分取 LC システム
  8. アジレント 1290 Infinity II 分取 LC システム
  9. 日本ビュッヒ Pure Excellence
  10. ワイエムシィ 分取LCシステム
  11. ワイエムシィ K-Prep ⁠⁠⁠⁠⁠⁠仕様
掲載基準

研究開発や生産の現場で、合成物や天然物から目的の成分を分けて取り出す分取HPLCの装置(リサイクル分取・分取精製システム・プロセススケール)で、メーカーが自社の製品として売り、公式の製品ページで今案内していて、仕様を公式で確かめられたもの。日本法人のある会社に限り、1社2製品までに絞りました。分析用の液体クロマトグラフ(クロマトグラフの比較で扱います)、カラムやポンプなど部品だけの製品、フラッシュ精製だけの装置(バイオタージ・ジャパン、Pure Excellence の C-905・C-910・C-915)、低圧のバイオクロマトグラフィー、分取SFC、販売中止の品(ジーエルサイエンス PLC761 など⁠)⁠、型式のない日本分析工業のプロセススケール機、中古品、代理店や商社が売る他社製品は除いています。日本ウォーターズは公式サイトが取得を拒み仕様を確かめられず、今回は載せていません。サーモフィッシャーサイエンティフィックと日立ハイテクは分取の装置の公式ページを確かめられず、載せていません。

分取HPLCを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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