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HPLCやGCの分析で、試料の注入を自動にするオートサンプラを選ぶ、品質管理・研究開発・分析の担当の方へ

オートサンプラのメーカー7社比較【2026年】

オートサンプラは、並べた試料を、
HPLCやGCへ決めた順に自動で注入する装置です。

ABOUT

オートサンプラとは

比較表を見る ↓

オートサンプラとは、並べた試料を、
HPLCやGCへ決めた順に自動で注入する装置です。
オートインジェクタとも呼びます。
HPLC用・GCの液体注入・ヘッドスペース・ガスで型が分かれます。

製品の特長

  • 決めた順に自動で注入(夜間・週末も止めずに回せる)
  • 注入量を設定で変えられる(µL単位から大容量まで)
  • 試料を冷やしておける型がある(HPLC用はクーラ付きが多い)

使うメリット

  • 注入のばらつきが減る(人の手で入れるより量がそろう)
  • 人の手が空く(並べたら後は待つだけ)
  • 前の試料が混ざりにくい(ニードルの洗浄を自動で行う)

選ぶときに注意すること

  1. つなぐHPLC・GCの型式に合うかを先に確かめる
  2. HPLC用は使える圧力の上限を見る(UHPLCは高い圧力が要る型)
  3. キャリーオーバーの値は測り方の条件がメーカーごとに違う
  4. バイアルやプレートの大きさが決まっている。手持ちの容器を確かめる
  5. 試料の温調やトレイの追加はオプションのことが多い

※仕様と価格は各メーカーの公式の製品ページ・カタログ・仕様書による(価格はフロムの税抜の掲載価格)。サーモフィッシャーの仕様は英語の仕様書による。

LIST

オートサンプラの比較表

オートサンプラ9製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

HPLC用

4製品
株式会社島津製作所マルチプレートオートサンプラ SIL-30ACMPLC-MSでマイクロプレートを大量に流す口コミを書く要見積

マイクロプレートを使え、384ウェルなら一度に2,304検体を並べられます。注入にかかる時間は最速7秒で、LC-MSの多検体の分析を止めずに回せます。キャリーオーバーは0.0015%以下(リンスなし)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

種類
HPLC用
注入のしかた
全量注入方式
注入量
0.1〜50µL
検体数
384ウェルで最大2,304検体、96ウェルで最大576検体
キャリーオーバー
0.0015%以下(リンスなし)
試料の温度
4〜35℃
最大使用圧力
130MPa
特長
注入は最速7秒
記載なし
大きさ・電源
公式ページへ詳細・仕様
日本分光株式会社オートサンプラー AS-4150HPLCの日常分析を2mLバイアルで回す口コミを書く要見積

EXTREMAのHPLCに合わせた標準のオートサンプラーで、最大70MPaまで使えます。2mLバイアルを180本並べ、0.1〜100µLを注入します。キャリーオーバーは0.01%以下(2µL・指定条件)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

種類
HPLC用
注入のしかた
固定ループ方式、注入量可変方式
注入量
0.1〜100µL(大容量キットで1〜1000µL)
検体数
180本(2mLバイアル)
キャリーオーバー
0.01%以下(2µL・指定条件)
試料の温度
4〜40℃(温調はオプション)
最大使用圧力
70MPa
記載なし
大きさ・電源・特長
公式ページへ詳細・仕様
日本分光株式会社大容量オートサンプラー AS-4058mL単位の大容量注入・セミ分取口コミを書く要見積

20mLバイアルを使い、1回に1〜10000µLを入れられる大容量のオートサンプラーです。標準のサンプルループは5000µLで、40本の試料を続けて流せます。最大使用圧力は41MPaです。

種類
HPLC用
注入のしかた
固定ループ方式、注入量可変方式
注入量
1〜10000µL
検体数
40本(20mLバイアル・標準)
キャリーオーバー
0.05%以下(2000µL・指定条件)
試料の温度
4〜40℃(温調はオプション)
最大使用圧力
41MPa
特長
標準ループ5000µL
記載なし
大きさ・電源
公式ページへ詳細・仕様
株式会社フロムオートサンプラー AS-21SHPLCや装置への組み込みを小さく安く口コミを書く700,000円税抜

幅200mmの小さな本体に2mLバイアルを50本載せるオートサンプラーです。ループ計量とシリンジ計量を切り替え、1〜1000µLを注入できます。値段は700,000円(税抜)で、接液部をPEEKにした型もあります。

種類
HPLC用
注入のしかた
ループ計量方式、シリンジ計量方式
注入量
1〜1000µL
検体数
50本(2mLバイアル)
最大使用圧力
40MPa
大きさ
幅200×奥行416×高さ220mm
電源
AC100〜240V
記載なし
キャリーオーバー・試料の温度・特長
公式ページへ詳細・仕様

GC用(液体注入)

3製品
アジレント・テクノロジー株式会社GCオートサンプラ 7693AGCの液体注入を夜間・週末に回す口コミを書く要見積

16本のタレットから始め、150本のトレイを後から足せるGCのオートサンプラです。1回のストロークで0.01〜250µLを入れられます。トレイ上のバイアルはオプションで加熱・冷却できます。

種類
GC用(液体注入)
注入量
0.01〜250µL(1回のストローク)
検体数
16本(150本トレイを足せる)
試料の温度
150本トレイで加熱・冷却(オプション)
記載なし
注入のしかた・キャリーオーバー・最大使用圧力・大きさ・電源・特長
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
ゲステル株式会社多機能オートサンプラ MPS roboticGCの注入と前処理を1台で自動にする口コミを書く要見積

液体注入を基本に、シリンジを足すとヘッドスペースとSPMEも1台でこなせます。CIS4と組み合わせると最大1,000µLの大量注入ができます。ヘッドスペースは1.0・2.5・5.0mLのガスタイトシリンジを使います。

種類
GC用(液体注入)
注入のしかた
液体注入、ヘッドスペース注入、SPME注入
注入量
最大1,000µL(CIS4との組み合わせ)
特長
ヘッドスペースは1.0・2.5・5.0mLのシリンジ
記載なし
検体数・キャリーオーバー・試料の温度・最大使用圧力・大きさ・電源
公式ページへ詳細・仕様
サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社GC液体オートサンプラー AI/AS 1310GCの液体注入を少ない検体から始める口コミを書く要見積

8本のオートインジェクタ(AI 1310)と155本のオートサンプラー(AS 1310)を選べるGC用です。注入量は0.01〜5µLです。キャリーオーバーは0.001%未満(指定条件)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

種類
GC用(液体注入)
注入量
0.01〜5µL
検体数
155本(AS 1310)、8本(AI 1310)
キャリーオーバー
0.001%未満(指定条件)
記載なし
注入のしかた・試料の温度・最大使用圧力・大きさ・電源・特長
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

ヘッドスペース

1製品
株式会社島津製作所ヘッドスペースサンプラ HS-20 NX水や固体の中の揮発成分をGCで測る口コミを書く要見積

バイアルを温めて上の気体だけをGCへ送るヘッドスペースサンプラで、トラップ方式を選べます。90本を載せ、12本を同時に温めて待ち時間を詰めます。キャリーオーバーは0.0001%未満(指定条件)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

種類
ヘッドスペース
注入のしかた
ループ方式、トラップ方式
検体数
90本(同時加熱12本)
キャリーオーバー
0.0001%未満(指定条件)
試料の温度
オーブン最高300℃
記載なし
注入量・最大使用圧力・大きさ・電源・特長
公式ページへ詳細・仕様

ガスサンプラー

1製品
ジーエルサイエンス株式会社自動ガスサンプラー GS5100Sガスやバッグの試料をGCへ繰り返し送る口コミを書く要見積

室温で入れられるガスの試料を、決めた間隔でGCへ繰り返し送るガスサンプラーです。検量管は標準1mLで、繰り返しは2〜999回を選べます。加圧ラインやサンプリングバッグからも採れます。

種類
ガスサンプラー
注入のしかた
PTFE回転板スリ合わせバルブ
注入量
検量管1mL(0.5・2・3・5mLはオプション)
検体数
1ライン(8ラインの型もある)
試料の温度
加温・保温なし(室温)
大きさ
幅160×奥行220×高さ213mm
電源
AC100V
特長
繰り返し2〜999回
記載なし
キャリーオーバー・最大使用圧力
公式ページへ詳細・仕様

HPLC用4製品

株式会社島津製作所

マルチプレートオートサンプラ SIL-30ACMP

LC-MSでマイクロプレートを大量に流す

マイクロプレートを使え、384ウェルなら一度に2,304検体を並べられます。注入にかかる時間は最速7秒で、LC-MSの多検体の分析を止めずに回せます。キャリーオーバーは0.0015%以下(リンスなし)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

コスト要見積

種類
HPLC用
注入のしかた
全量注入方式
注入量
0.1〜50µL
検体数
384ウェルで最大2,304検体、96ウェルで最大576検体
キャリーオーバー
0.0015%以下(リンスなし)
試料の温度
4〜35℃
最大使用圧力
130MPa
特長
注入は最速7秒
記載なし
大きさ・電源
公式ページへ
日本分光株式会社

オートサンプラー AS-4150

HPLCの日常分析を2mLバイアルで回す

EXTREMAのHPLCに合わせた標準のオートサンプラーで、最大70MPaまで使えます。2mLバイアルを180本並べ、0.1〜100µLを注入します。キャリーオーバーは0.01%以下(2µL・指定条件)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

コスト要見積

種類
HPLC用
注入のしかた
固定ループ方式、注入量可変方式
注入量
0.1〜100µL(大容量キットで1〜1000µL)
検体数
180本(2mLバイアル)
キャリーオーバー
0.01%以下(2µL・指定条件)
試料の温度
4〜40℃(温調はオプション)
最大使用圧力
70MPa
記載なし
大きさ・電源・特長
公式ページへ
日本分光株式会社

大容量オートサンプラー AS-4058

mL単位の大容量注入・セミ分取

20mLバイアルを使い、1回に1〜10000µLを入れられる大容量のオートサンプラーです。標準のサンプルループは5000µLで、40本の試料を続けて流せます。最大使用圧力は41MPaです。

コスト要見積

種類
HPLC用
注入のしかた
固定ループ方式、注入量可変方式
注入量
1〜10000µL
検体数
40本(20mLバイアル・標準)
キャリーオーバー
0.05%以下(2000µL・指定条件)
試料の温度
4〜40℃(温調はオプション)
最大使用圧力
41MPa
特長
標準ループ5000µL
記載なし
大きさ・電源
公式ページへ
株式会社フロム

オートサンプラー AS-21S

HPLCや装置への組み込みを小さく安く

幅200mmの小さな本体に2mLバイアルを50本載せるオートサンプラーです。ループ計量とシリンジ計量を切り替え、1〜1000µLを注入できます。値段は700,000円(税抜)で、接液部をPEEKにした型もあります。

コスト700,000円税抜

種類
HPLC用
注入のしかた
ループ計量方式、シリンジ計量方式
注入量
1〜1000µL
検体数
50本(2mLバイアル)
最大使用圧力
40MPa
大きさ
幅200×奥行416×高さ220mm
電源
AC100〜240V
記載なし
キャリーオーバー・試料の温度・特長
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GC用(液体注入)3製品

アジレント・テクノロジー株式会社

GCオートサンプラ 7693A

GCの液体注入を夜間・週末に回す

16本のタレットから始め、150本のトレイを後から足せるGCのオートサンプラです。1回のストロークで0.01〜250µLを入れられます。トレイ上のバイアルはオプションで加熱・冷却できます。

コスト要見積

種類
GC用(液体注入)
注入量
0.01〜250µL(1回のストローク)
検体数
16本(150本トレイを足せる)
試料の温度
150本トレイで加熱・冷却(オプション)
記載なし
注入のしかた・キャリーオーバー・最大使用圧力・大きさ・電源・特長
公式ページへ
ゲステル株式会社

多機能オートサンプラ MPS robotic

GCの注入と前処理を1台で自動にする

液体注入を基本に、シリンジを足すとヘッドスペースとSPMEも1台でこなせます。CIS4と組み合わせると最大1,000µLの大量注入ができます。ヘッドスペースは1.0・2.5・5.0mLのガスタイトシリンジを使います。

コスト要見積

種類
GC用(液体注入)
注入のしかた
液体注入、ヘッドスペース注入、SPME注入
注入量
最大1,000µL(CIS4との組み合わせ)
特長
ヘッドスペースは1.0・2.5・5.0mLのシリンジ
記載なし
検体数・キャリーオーバー・試料の温度・最大使用圧力・大きさ・電源
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サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社

GC液体オートサンプラー AI/AS 1310

GCの液体注入を少ない検体から始める

8本のオートインジェクタ(AI 1310)と155本のオートサンプラー(AS 1310)を選べるGC用です。注入量は0.01〜5µLです。キャリーオーバーは0.001%未満(指定条件)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

コスト要見積

種類
GC用(液体注入)
注入量
0.01〜5µL
検体数
155本(AS 1310)、8本(AI 1310)
キャリーオーバー
0.001%未満(指定条件)
記載なし
注入のしかた・試料の温度・最大使用圧力・大きさ・電源・特長
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ヘッドスペース1製品

株式会社島津製作所

ヘッドスペースサンプラ HS-20 NX

水や固体の中の揮発成分をGCで測る

バイアルを温めて上の気体だけをGCへ送るヘッドスペースサンプラで、トラップ方式を選べます。90本を載せ、12本を同時に温めて待ち時間を詰めます。キャリーオーバーは0.0001%未満(指定条件)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

コスト要見積

種類
ヘッドスペース
注入のしかた
ループ方式、トラップ方式
検体数
90本(同時加熱12本)
キャリーオーバー
0.0001%未満(指定条件)
試料の温度
オーブン最高300℃
記載なし
注入量・最大使用圧力・大きさ・電源・特長
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ガスサンプラー1製品

ジーエルサイエンス株式会社

自動ガスサンプラー GS5100S

ガスやバッグの試料をGCへ繰り返し送る

室温で入れられるガスの試料を、決めた間隔でGCへ繰り返し送るガスサンプラーです。検量管は標準1mLで、繰り返しは2〜999回を選べます。加圧ラインやサンプリングバッグからも採れます。

コスト要見積

種類
ガスサンプラー
注入のしかた
PTFE回転板スリ合わせバルブ
注入量
検量管1mL(0.5・2・3・5mLはオプション)
検体数
1ライン(8ラインの型もある)
試料の温度
加温・保温なし(室温)
大きさ
幅160×奥行220×高さ213mm
電源
AC100V
特長
繰り返し2〜999回
記載なし
キャリーオーバー・最大使用圧力
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Q&A

オートサンプラ選びで、よくある疑問

購買担当の疑問オートサンプラの価格は、いくら?

値段を公式に出しているのはフロムだけで、オートサンプラーAS-21Sが700,000円(税抜)⁠で⁠す⁠。ほかのメーカーは見積りで、つなぐ装置やトレイ・温調の有無で金額が変わります。

設備担当の疑問オートサンプラの種類と違いは?

HPLC用、GCに液体を入れる型、バイアルの上の気体を送るヘッドスペース、ガスを送るガスサンプラーの4つです。HPLC用は日本分光のAS-4150や島津製作所のSIL-30ACMP、ヘッドスペースは島津製作所のHS-20 NXです。

設備担当の疑問オートサンプラとオートインジェクタの違いは?

どちらも試料を自動で注入する装置で、呼び方の違いです。サーモフィッシャーは8本を載せる型をAI 1310オートインジェクタ、155本の型をAS 1310オートサンプラーと呼び分けています。

設備担当の疑問注入量はどこまで設定できる?

日本分光のAS-4150は0.1〜100µL、大容量のAS-4058は1〜10000µLです。GC用はアジレントの7693Aが0.01〜250µL、サーモフィッシャーのAI/AS 1310が0.01〜5µLです。

工場長の疑問一度に何検体まで並べられる?

日本分光のAS-4150は2mLバイアルで180本、島津製作所のSIL-30ACMPは384ウェルのプレートで最大2,304検体です。GC用はサーモフィッシャーのAS 1310が155本、アジレントの7693Aは150本のトレイを足せます。

設備担当の疑問キャリーオーバーはどれくらい?

島津製作所のSIL-30ACMPは0.0015%以下(リンスなし)、日本分光のAS-4150は0.01%以下(2µL・指定条件)⁠で⁠す⁠。ヘッドスペースのHS-20 NXは0.0001%未満(指定条件)⁠で⁠す⁠。測り方の条件がメーカーごとに違うので、数字だけで並べられません。

設備担当の疑問HPLCのオートサンプラは圧力の上限を見る?

見ます。日本分光のAS-4150は70MPa、島津製作所のSIL-30ACMPは130MPa、フロムのAS-21Sは40MPaです。高い圧力で流すUHPLCには、上限の高い型を選びます。

施設管理の疑問試料を冷やしておける?

HPLC用は冷やせる型が多く、島津製作所のSIL-30ACMPは4〜35℃、日本分光のAS-4150は温調ユニットを足すと4〜40℃です。GC用のアジレント7693Aは、150本トレイのバイアルをオプションで加熱・冷却できます。

総務の疑問ヘッドスペースサンプラとは?

バイアルを温め、上にたまった気体だけをGCへ送る装置です。島津製作所のHS-20 NXは90本を載せ、12本を同時に温められます。オーブンは最高300℃です。

総務の疑問ガスの試料も自動でGCに入れられる?

入れられます。ジーエルサイエンスの自動ガスサンプラーGS5100Sは、検量管1mLにガスを取り、2〜999回繰り返してGCへ送ります。サンプリングバッグや加圧ラインからも採れます。

工場長の疑問ほかのメーカーのGCにも付けられる?

メーカーごとに使えるGCが決まっています。ゲステルのMPS roboticは液体注入にヘッドスペースとSPMEを足せ、CIS4と組み合わせると最大1,000µLの大量注入ができます。買う前に、手持ちのGCの型式で使えるかを聞きます。

TYPES

オートサンプラの種類の違い

HPLC用

HPLCの流路に、ニードルで吸った試料をループやバルブで入れる型です。2mLバイアルのほか、マイクロプレートや20mLバイアルを使う型もあります。使える圧力の上限が、つなぐHPLCに合っているかを先に見ます。

向いている使い方

  • HPLCの日常の品質検査
  • LC-MSで多くの検体を流す
  • mL単位の大容量注入

根拠:固定ループ方式および注入量可変方式(サンプルロスゼロ可能)(出典1)

この種類の4製品を表で見る

GC用(液体注入)

シリンジで液体の試料を吸い、GCの注入口に刺して入れる型です。GCの上に載せるタワーに、試料を並べるトレイを足して本数を増やせます。注入量はµL単位です。

向いている使い方

  • 溶媒で溶かした試料をGCで測る
  • 夜間・週末に続けて回す
  • 前処理もまとめて自動にする

根拠:シングルストロークで最小0.01μL、最大250μLを注入(出典4)

この種類の3製品を表で見る

ヘッドスペース

試料を入れたバイアルを温め、上にたまった気体だけをGCへ送る型です。水や固体の中の揮発成分を、溶かさずに測れます。ループ方式のほか、成分を集めてから送るトラップ方式もあります。

向いている使い方

  • 水の中の揮発性有機化合物
  • 製品に残った溶媒
  • 食品や樹脂のにおい成分

根拠:サンプリング方法 ループ方式/トラップ方式(出典3)

この種類の1製品を表で見る

ガスサンプラー

ガスの試料を検量管に取り、決めた間隔でGCへ繰り返し送る型です。配管のガスやサンプリングバッグをつないで使います。液体のバイアルは使いません。

向いている使い方

  • 工程のガスを定期的に測る
  • サンプリングバッグの試料
  • 標準ガスと交互に流す

根拠:自動ガスサンプラーは、室温で導入可能なガスサンプルを一定時間毎にガスクロマトグラフ(GC)へ繰り返し導入します。(出典8)

この種類の1製品を表で見る
MAKERS

オートサンプラの主なメーカー7社

アジレント・テクノロジー株式会社

16本のタレットから始め、150本のトレイを後から足せるGCのオートサンプラです。

東京都

ゲステル株式会社

液体注入を基本に、シリンジを足すとヘッドスペースとSPMEも1台でこなせます。

東京都

サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社

8本のオートインジェクタ(AI 1310)と155本のオートサンプラー(AS 1310)を選べるGC用です。

東京都

株式会社島津製作所

マイクロプレートを使え、384ウェルなら一度に2,304検体を並べられます。

京都府

ジーエルサイエンス株式会社

室温で入れられるガスの試料を、決めた間隔でGCへ繰り返し送るガスサンプラーです。

東京都

日本分光株式会社

EXTREMAのHPLCに合わせた標準のオートサンプラーで、最大70MPaまで使えます。

東京都

株式会社フロム

幅200mmの小さな本体に2mLバイアルを50本載せるオートサンプラーです。

東京都

出典
  1. 日本分光 EXTREMA 仕様(オートサンプラー)
  2. 島津製作所 マルチプレートオートサンプラ SIL-30ACMP
  3. 島津製作所 HS-20 NXシリーズ 仕様
  4. アジレント・テクノロジー 7693A オートサンプラ(PDF)
  5. アジレント・テクノロジー GC用試料導入装置(PDF)
  6. サーモフィッシャーサイエンティフィック GC オートサンプラー
  7. サーモフィッシャーサイエンティフィック AI/AS 1310 仕様書(英語・PDF)
  8. ジーエルサイエンス 自動ガスサンプラー GS5100
  9. フロム 分析用オートサンプラー AS-21・22
  10. ゲステル MPS robotic smart series
掲載基準

品質管理・研究開発・環境分析で、液体クロマトグラフ(HPLC)やガスクロマトグラフ(GC)に試料を自動で順に注入するオートサンプラ(オートインジェクタ・ヘッドスペースサンプラ・GC用の自動ガスサンプラーを含む)で、メーカーが自社またはグループの製品として売り、公式サイトで今案内しているものを対象にしました。日本法人のある会社に限り、1社1〜2製品に絞りました。クロマトグラフ本体(クロマトグラフの比較で扱います)、採水・採気などの試料採取器(サンプラの比較で扱います)、加熱脱着装置・熱分解装置、カラム・バイアル・シリンジなどの消耗品だけの製品、中古品は除いています。ジーエルサイエンスが売るヘッドスペースオートサンプラー2X00Hシリーズは自社製造を公式で確かめられなかったため、日立HPLC(Chromaster)はジーエルサイエンスが代理店として売るもので、日立ハイテクと日本ウォーターズは公式サイトが取得を拒み仕様を確かめられなかったため除いています。東ソーが売るLCは他社製品のため除き、パーキンエルマーは日本語の公式の製品ページを確かめられなかったため除いています。

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