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電子顕微鏡・原子間力顕微鏡・測定器・半導体の検査装置を床の振動から守る除振台を選ぶ、研究・品質管理・設備・購買の担当の方へ

除振台のメーカー5社比較【2026年】

除振台は、床から伝わる細かな揺れを、
精密機器に伝えないための台です。

ABOUT

除振台とは

比較表を見る ↓

除振台とは、床から伝わる細かな揺れを、
精密機器に伝えないための台です。
空気ばねやコイルばねで浮かせるパッシブ式と、
揺れを検出して打ち消すアクティブ式があります。
除振装置・アイソレーションテーブルとも呼びます。

製品の特長

  • 揺れの止め方で選べる(アクティブ・空気ばね・コイルばね)
  • 机に載る卓上形から20,000kgを超す装置用まである
  • 天板の水平を自動で保つ型がある(自動レベリング)

使うメリット

  • 測定の値と画像が安定する(顕微鏡・粗さ計・干渉計)
  • 建物を直さずに装置だけ守れる
  • 移設のときも一緒に持っていける

選ぶときに注意すること

  1. 空気ばね式は圧縮空気の配管か、手押しポンプがいる
  2. 載せる重さが範囲を外れると効かない。装置の質量を先に測る
  3. 重心が偏る装置は、メーカーに相談して脚の位置を決める
  4. 置く机や床がやわらかいと効きが落ちる。剛性のある台に置く
  5. アクティブ式は電源がいる。停電中は除振しない

※仕様と価格は各メーカーの公式の製品ページによる(価格はナベヤの公式ページの表示)。

LIST

除振台の比較表

除振台10製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

アクティブ式

3製品
倉敷化工株式会社卓上形アクティブ除振台 MINI-450FSPM・卓上SEMの台口コミを書く要見積

厚さ80mmの卓上形のアクティブ除振台で、精密測定を乱す低い周波数の揺れを抑えます。最大120kgまで載せられ、本体は19kgです。用途にSPM・AFM・卓上SEM・電子天秤があります。

方式
アクティブ式
方式
アクティブ
大きさ
400×500×80mm
搭載質量
120kg
空気・電源
AC85〜264V
本体質量
19kg
記載なし
固有振動数・除振性能・水平の調整
公式ページへ詳細・仕様
株式会社昭和サイエンス卓上アクティブ除振台 SAT-45AFM・レーザー顕微鏡を机で使う口コミを書く要見積

ボイスコイルで6自由度の揺れを打ち消す卓上のアクティブ除振台です。空気の配管が無く、電源だけで動きます。除振性能は10Hzで-35〜-40dBです。

方式
アクティブ式
方式
ボイスコイル式アクティブ、6自由度
大きさ
420×500×93mm
搭載質量
80kg、オプションで150kg
空気・電源
AC100〜240V
除振性能
-35〜-40dB(10Hz時)
本体質量
26kg
水平の調整
オートレベリング標準
記載なし
固有振動数
公式ページへ詳細・仕様
藤倉コンポジット株式会社アクティブ除振台 FVH-2400F露光装置など大型装置口コミを書く要見積

20,000〜30,000kgの装置を4本の脚で支える、高荷重の空圧アクティブ除振台です。薄いベローズで高さを169mmに抑え、装置の重心を低くできます。重いステージが動いても、高さの変動を小さく抑えます。

方式
アクティブ式
方式
空圧アクティブ、ベローズ式空気ばね
大きさ
高さ169mm
搭載質量
20,000〜30,000kg
固有振動数
鉛直3.7〜5.5Hz、水平3.2〜5.0Hz
空気・電源
空気0.6〜1.0MPa、1,520VA
記載なし
除振性能・本体質量・水平の調整
公式ページへ詳細・仕様

空気ばね式(パッシブ)

6製品
倉敷化工株式会社卓上形除振台 TSP-0405A表面粗さ計・硬度計の台口コミを書く要見積

高さ60mmの薄い卓上形で、小型の空気ばねで搭載盤を浮かせます。上下の固有振動数は1.8〜2.5Hzで、最大100kgまで載せられます。空気の無い所には、手押しポンプで浮かせるMタイプがあります。

方式
空気ばね式(パッシブ)
方式
空気ばね
大きさ
440×540×60mm
搭載質量
100kg
固有振動数
上下1.8〜2.5Hz
空気・電源
圧縮空気か窒素0.25〜0.5MPa
本体質量
23kg
水平の調整
自動レベリング
記載なし
除振性能
公式ページへ詳細・仕様
株式会社昭和サイエンス光学除振台 OSD-1290-SH光学実験・干渉計の定盤口コミを書く要見積

スチールコア定盤を空気ばねで浮かせた、光学実験向けの床置き除振台です。固有振動数は垂直約1.0Hz、水平約0.5Hzと低く、別に置いたビスカスダンパーで揺れを早く止めます。天板のねじ穴のピッチを選べます。

方式
空気ばね式(パッシブ)
方式
空気ばね
大きさ
1200×900×770mm
搭載質量
200kg
固有振動数
垂直約1.0Hz、水平約0.5Hz
本体質量
330kg
水平の調整
自動レベリング
記載なし
空気・電源・除振性能
公式ページへ詳細・仕様
特許機器株式会社デスク型除振台 DHS-68検査ラインの机ごと除振口コミを書く要見積

机の形の除振台で、天板の周りにワークカバーが付いています。水平はスイングボール機構で支え、固有振動数は水平1.2〜1.8Hzです。クリーンルームでも使えます。

方式
空気ばね式(パッシブ)
方式
空気ばね、スイングボール支持
大きさ
650×850×750mm
搭載質量
120kg
固有振動数
鉛直1.6〜2.2Hz、水平1.2〜1.8Hz
空気・電源
圧縮空気0.4MPa
本体質量
175kg
水平の調整
自動レベリング
記載なし
除振性能
公式ページへ詳細・仕様
特許機器株式会社卓上型除振台 TAP-65顕微鏡・測定器を机で使う口コミを書く要見積

厚さ47.5mmの薄い天板を空気ばねで浮かせた卓上の除振台です。80kgを載せたとき固有振動数は2.37Hzで、9Hzの揺れを1/10にします。手押しポンプで空気を足すTAPC型もあります。

方式
空気ばね式(パッシブ)
方式
空気ばね、オリフィス減衰
大きさ
600×500×47.5mm
搭載質量
120kg
固有振動数
2.0〜3.0Hz
空気・電源
圧縮空気0.4〜0.7MPa
除振性能
9Hzで-20dB(80kg搭載時)
本体質量
30kg
水平の調整
自動レベリング
公式ページへ詳細・仕様
株式会社ナベヤ卓上エアー除振台 VAS4148H重心が動く測定機の台口コミを書く271,000円

自動レベリングで、偏った荷重や動く荷重でも天板の水平を保つ卓上の空気ばね除振台です。鉛直の固有振動数は2.5Hzで、値段は271,000円と公式に出ています。専用のアルミテーブルを載せれば、ねじ穴にジグを付けられます。

方式
空気ばね式(パッシブ)
方式
空気ばね
大きさ
414×482mm
搭載質量
0〜120kgf
固有振動数
鉛直2.5Hz、水平1.75Hz
空気・電源
空気源
除振性能
対象振動3.8Hz〜
本体質量
15kg
水平の調整
自動レベリング
公式ページへ詳細・仕様
藤倉コンポジット株式会社パッシブ除振台 FMP-100半導体検査装置の脚口コミを書く要見積

自社のベローズ式空気ばねを使い、薄い形で高い除振特性を出す装置用の除振台です。脚は3〜4本で、500〜1,500kgの装置を載せます。外付けのタンクやアクティブ化など、装置に合わせた専用設計も受けています。

方式
空気ばね式(パッシブ)
方式
ベローズ式空気ばね
搭載質量
500〜1,500kg
固有振動数
鉛直3.7〜5.5Hz
記載なし
大きさ・空気・電源・除振性能・本体質量・水平の調整
公式ページへ詳細・仕様

コイルばね式(パッシブ)

1製品
株式会社ナベヤ低床除振台 VLS3045-020L2空気の無い場所の小型測定機口コミを書く108,000円

空気の要らないコイルばねのマウントで、プレートを吊り下げる低床の除振台です。空気の管理がいらず、導入の費用も抑えられます。値段は108,000円と公式に出ています。

方式
コイルばね式(パッシブ)
方式
コイルばね
大きさ
450×300mm
搭載質量
10〜25kgf
固有振動数
6Hz
空気・電源
空気不要
除振性能
対象振動9Hz〜
本体質量
8.6kg
水平の調整
ダイヤルで高さ調整
公式ページへ詳細・仕様

アクティブ式3製品

倉敷化工株式会社

卓上形アクティブ除振台 MINI-450F

SPM・卓上SEMの台

厚さ80mmの卓上形のアクティブ除振台で、精密測定を乱す低い周波数の揺れを抑えます。最大120kgまで載せられ、本体は19kgです。用途にSPM・AFM・卓上SEM・電子天秤があります。

コスト要見積

方式
アクティブ式
方式
アクティブ
大きさ
400×500×80mm
搭載質量
120kg
空気・電源
AC85〜264V
本体質量
19kg
記載なし
固有振動数・除振性能・水平の調整
公式ページへ
株式会社昭和サイエンス

卓上アクティブ除振台 SAT-45

AFM・レーザー顕微鏡を机で使う

ボイスコイルで6自由度の揺れを打ち消す卓上のアクティブ除振台です。空気の配管が無く、電源だけで動きます。除振性能は10Hzで-35〜-40dBです。

コスト要見積

方式
アクティブ式
方式
ボイスコイル式アクティブ、6自由度
大きさ
420×500×93mm
搭載質量
80kg、オプションで150kg
空気・電源
AC100〜240V
除振性能
-35〜-40dB(10Hz時)
本体質量
26kg
水平の調整
オートレベリング標準
記載なし
固有振動数
公式ページへ
藤倉コンポジット株式会社

アクティブ除振台 FVH-2400F

露光装置など大型装置

20,000〜30,000kgの装置を4本の脚で支える、高荷重の空圧アクティブ除振台です。薄いベローズで高さを169mmに抑え、装置の重心を低くできます。重いステージが動いても、高さの変動を小さく抑えます。

コスト要見積

方式
アクティブ式
方式
空圧アクティブ、ベローズ式空気ばね
大きさ
高さ169mm
搭載質量
20,000〜30,000kg
固有振動数
鉛直3.7〜5.5Hz、水平3.2〜5.0Hz
空気・電源
空気0.6〜1.0MPa、1,520VA
記載なし
除振性能・本体質量・水平の調整
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空気ばね式(パッシブ)6製品

倉敷化工株式会社

卓上形除振台 TSP-0405A

表面粗さ計・硬度計の台

高さ60mmの薄い卓上形で、小型の空気ばねで搭載盤を浮かせます。上下の固有振動数は1.8〜2.5Hzで、最大100kgまで載せられます。空気の無い所には、手押しポンプで浮かせるMタイプがあります。

コスト要見積

方式
空気ばね式(パッシブ)
方式
空気ばね
大きさ
440×540×60mm
搭載質量
100kg
固有振動数
上下1.8〜2.5Hz
空気・電源
圧縮空気か窒素0.25〜0.5MPa
本体質量
23kg
水平の調整
自動レベリング
記載なし
除振性能
公式ページへ
株式会社昭和サイエンス

光学除振台 OSD-1290-SH

光学実験・干渉計の定盤

スチールコア定盤を空気ばねで浮かせた、光学実験向けの床置き除振台です。固有振動数は垂直約1.0Hz、水平約0.5Hzと低く、別に置いたビスカスダンパーで揺れを早く止めます。天板のねじ穴のピッチを選べます。

コスト要見積

方式
空気ばね式(パッシブ)
方式
空気ばね
大きさ
1200×900×770mm
搭載質量
200kg
固有振動数
垂直約1.0Hz、水平約0.5Hz
本体質量
330kg
水平の調整
自動レベリング
記載なし
空気・電源・除振性能
公式ページへ
特許機器株式会社

デスク型除振台 DHS-68

検査ラインの机ごと除振

机の形の除振台で、天板の周りにワークカバーが付いています。水平はスイングボール機構で支え、固有振動数は水平1.2〜1.8Hzです。クリーンルームでも使えます。

コスト要見積

方式
空気ばね式(パッシブ)
方式
空気ばね、スイングボール支持
大きさ
650×850×750mm
搭載質量
120kg
固有振動数
鉛直1.6〜2.2Hz、水平1.2〜1.8Hz
空気・電源
圧縮空気0.4MPa
本体質量
175kg
水平の調整
自動レベリング
記載なし
除振性能
公式ページへ
特許機器株式会社

卓上型除振台 TAP-65

顕微鏡・測定器を机で使う

厚さ47.5mmの薄い天板を空気ばねで浮かせた卓上の除振台です。80kgを載せたとき固有振動数は2.37Hzで、9Hzの揺れを1/10にします。手押しポンプで空気を足すTAPC型もあります。

コスト要見積

方式
空気ばね式(パッシブ)
方式
空気ばね、オリフィス減衰
大きさ
600×500×47.5mm
搭載質量
120kg
固有振動数
2.0〜3.0Hz
空気・電源
圧縮空気0.4〜0.7MPa
除振性能
9Hzで-20dB(80kg搭載時)
本体質量
30kg
水平の調整
自動レベリング
公式ページへ
株式会社ナベヤ

卓上エアー除振台 VAS4148H

重心が動く測定機の台

自動レベリングで、偏った荷重や動く荷重でも天板の水平を保つ卓上の空気ばね除振台です。鉛直の固有振動数は2.5Hzで、値段は271,000円と公式に出ています。専用のアルミテーブルを載せれば、ねじ穴にジグを付けられます。

コスト271,000円

方式
空気ばね式(パッシブ)
方式
空気ばね
大きさ
414×482mm
搭載質量
0〜120kgf
固有振動数
鉛直2.5Hz、水平1.75Hz
空気・電源
空気源
除振性能
対象振動3.8Hz〜
本体質量
15kg
水平の調整
自動レベリング
公式ページへ
藤倉コンポジット株式会社

パッシブ除振台 FMP-100

半導体検査装置の脚

自社のベローズ式空気ばねを使い、薄い形で高い除振特性を出す装置用の除振台です。脚は3〜4本で、500〜1,500kgの装置を載せます。外付けのタンクやアクティブ化など、装置に合わせた専用設計も受けています。

コスト要見積

方式
空気ばね式(パッシブ)
方式
ベローズ式空気ばね
搭載質量
500〜1,500kg
固有振動数
鉛直3.7〜5.5Hz
記載なし
大きさ・空気・電源・除振性能・本体質量・水平の調整
公式ページへ

コイルばね式(パッシブ)1製品

株式会社ナベヤ

低床除振台 VLS3045-020L2

空気の無い場所の小型測定機

空気の要らないコイルばねのマウントで、プレートを吊り下げる低床の除振台です。空気の管理がいらず、導入の費用も抑えられます。値段は108,000円と公式に出ています。

コスト108,000円

方式
コイルばね式(パッシブ)
方式
コイルばね
大きさ
450×300mm
搭載質量
10〜25kgf
固有振動数
6Hz
空気・電源
空気不要
除振性能
対象振動9Hz〜
本体質量
8.6kg
水平の調整
ダイヤルで高さ調整
公式ページへ
Q&A

除振台選びで、よくある疑問

購買担当の疑問除振台の価格は、いくら?

値段を公式に出しているのはナベヤです。卓上エアー除振台VAS4148Hが271,000円、空気の要らない低床除振台VLS3045-020L2が108,000円です。ほかの会社は見積もりで、大きさと載せる重さで値段が決まります。

設備担当の疑問アクティブ除振台とパッシブ除振台の違いは?

パッシブ式は空気ばねやコイルばねで浮かせるだけで、電気を使いません。アクティブ式は揺れを検出して逆向きに押し、低い周波数の揺れまで抑えます。昭和サイエンスのSAT-45は、10Hzで-35〜-40dBの除振性能です。

設備担当の疑問空気ばね式とコイルばね式の違いは?

空気ばね式は固有振動数を低くでき、低い周波数の揺れから効きます。コイルばね式は空気が要らず、ナベヤは低床除振台VLSをエアー除振台の約1/2のコストで入れられると案内しています。VLS3045-020L2の固有振動数は6Hzです。

施設管理の疑問除振台に圧縮空気はいる?

空気ばね式で自動レベリングの型は、圧縮空気をつなぎます。特許機器のTAP-65は0.4〜0.7MPa、倉敷化工のTSP-0405Aは0.25〜0.5MPaの圧縮空気か窒素で動きます。アクティブ式のSAT-45と、コイルばね式のVLS3045-020L2は空気がいりません。

設備担当の疑問固有振動数とは?低いほうがよい?

除振台が揺れやすい周波数で、これより十分に高い周波数の揺れほどよく止まります。特許機器のTAP-65は80kgを載せて2.37Hzで、9Hzの揺れを-20dB(1/10)にします。光学実験用の昭和サイエンスOSD-1290-SHは、垂直約1.0Hz、水平約0.5Hzです。

総務の疑問電子顕微鏡やAFMに使える除振台は?

卓上のSEMやAFMには、低い周波数に効くアクティブ式を使うことが多いです。倉敷化工のMINI-450Fは用途にSPM・AFM・卓上SEMを挙げ、最大120kgまで載せられます。昭和サイエンスのSAT-45も、AFM・レーザー顕微鏡の台として案内しています。

工場長の疑問卓上除振台の大きさと載せられる重さは?

机に置く型は、厚さ47.5〜93mmほどです。特許機器のTAP-65は600×500×47.5mmで120kg、倉敷化工のTSP-0405Aは440×540×60mmで100kg、昭和サイエンスのSAT-45は420×500×93mmで80kgまで載せられます。

工場長の疑問半導体装置など重い装置の除振台は?

装置の脚に入れる除振台を使います。藤倉コンポジットのFMP-100は500〜1,500kg、FVH-2400Fは20,000〜30,000kgの装置を載せます。特許機器の空圧アクティブ微振動制御ユニットは、100tクラスの荷重まで載せられます。

施設管理の疑問密閉式と自動レベリングの違い、手入れは?

密閉式は空気を閉じ込めた型で、ナベヤの案内では1〜2週間ごとに空気圧や高さを調整します。自動レベリングの型は空気をつないでおけば、荷重が変わっても高さを保ちます。ナベヤの卓上エアー除振台は、0.8MPa以上の空気を入れるとマウントや配管が壊れるおそれがあります。

設備担当の疑問光学除振台(光学定盤)⁠と⁠⁠⁠⁠は⁠?

光学部品をねじで留められる定盤を、空気ばねで浮かせた床置きの除振台です。昭和サイエンスのOSD-1290-SHは1200×900×770mmで、天板のねじ穴をM6の25mm・50mm・100mmピッチから選べます。

経営者の疑問除振台と防振ゴム・定盤の違いは?

防振ゴムは機械の揺れを床に伝えないための部品で、定盤は測定の基準にする平らな台です。除振台は反対に、床の揺れを上の精密機器に伝えないための台です。光学除振台のように、定盤を除振台に載せた型もあります。

TYPES

除振台の方式の違い

アクティブ式

揺れを検出し、ボイスコイルや空気の力で逆向きに押して打ち消す方式です。ばねで浮かせる方式が苦手な低い周波数の揺れまで抑えます。電源をつないで動かします。

向いている使い方

  • AFM・SEMなど低い周波数に弱い装置
  • 重いステージが動く半導体装置
  • 空気の配管が引けない部屋

根拠:共振点が無く、全周波数帯域に優れた減衰性能(出典2)

この方式の3製品を表で見る

空気ばね式(パッシブ)

空気ばねで天板を浮かせ、床の揺れを伝えにくくする方式です。固有振動数を低くでき、光学実験や測定器の台で広く使います。圧縮空気をつなぐ型と、手押しポンプで空気を入れる型があります。

向いている使い方

  • 光学実験・干渉計の定盤
  • 顕微鏡・粗さ計の卓上の台
  • 圧縮空気の配管がある部屋

根拠:TAP-65に80kg搭載時で、固有振動数は2.37Hz、-20dB(=1/10)減数周波数は9Hzとなっています。(出典4)

この方式の6製品を表で見る

コイルばね式(パッシブ)

金属のコイルばねと減衰材で支える方式です。空気が要らず、空気圧の管理もいりません。固有振動数は空気ばねより高く、効くのは高めの周波数の揺れです。

向いている使い方

  • 空気の配管が無い場所
  • 小型の測定機の台
  • 導入の費用を抑えたい

根拠:初期導入/メンテナンスのコストを低減できるように、エアー不要のコイルスプリングを採用しています。(出典12)

この方式の1製品を表で見る
MAKERS

除振台の主なメーカー5社

倉敷化工株式会社

厚さ80mmの卓上形のアクティブ除振台で、精密測定を乱す低い周波数の揺れを抑えます。

株式会社昭和サイエンス

ボイスコイルで6自由度の揺れを打ち消す卓上のアクティブ除振台です。

神奈川県

特許機器株式会社

机の形の除振台で、天板の周りにワークカバーが付いています。

兵庫県

株式会社ナベヤ

自動レベリングで、偏った荷重や動く荷重でも天板の水平を保つ卓上の空気ばね除振台です。

岐阜県

藤倉コンポジット株式会社

20,000〜30,000kgの装置を4本の脚で支える、高荷重の空圧アクティブ除振台です。

東京都

出典
  1. 昭和サイエンス 除振台の製品一覧
  2. 昭和サイエンス アクティブ除振台 SAT
  3. 昭和サイエンス 光学除振台 OSD
  4. 特許機器 卓上型除振台 TAP
  5. 特許機器 デスク型除振台 DHS
  6. 特許機器 空圧アクティブ微振動制御ユニット
  7. 倉敷化工 卓上形アクティブ除振台 mini
  8. 倉敷化工 汎用卓上形除振台 TSP
  9. 藤倉コンポジット パッシブ除振台
  10. 藤倉コンポジット アクティブ除振台
  11. ナベヤ 卓上エアー除振台
  12. ナベヤ 低床除振台 VLS
掲載基準

研究所・工場・検査室で、電子顕微鏡・原子間力顕微鏡・レーザー顕微鏡・表面粗さ計・半導体の検査装置などを床の微振動から守る業務用の除振台(卓上形・デスク形・光学除振台・装置の脚に入れる除振台)で、日本の会社が自社で作り、公式サイトで今案内していて、型式ごとに仕様を確かめられた製品です。各社の代表の型を1社2製品まで載せています。機械の振動を床に伝えないための防振ゴム、測定の基準面にする定盤、地震の揺れを防ぐ免震装置は別のページにまとめ、ここには載せていません。中央精機も同じ型式の除振台を案内していますが、昭和サイエンスの製品と型式が同じなので、昭和サイエンスの製品として載せています。明立精機・ヘルツ・日本防振工業は公式サイトをこちらから開けず、シグマ光機は製品のサイトが保守中で仕様を確かめられなかったので、今回は載せていません。海外ブランドの輸入販売元、天びんの下に敷くだけの防振パッド、部品の空気ばね単体、中古品は除いています。

除振台を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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