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試作室・研究室やプリント基板の工場で、基板のパターン・穴・外形を加工する基板加工機を選ぶ、開発・生産技術・設備・購買の担当の方へ

基板加工機のメーカー5社比較【2026年】

基板加工機は、プリント基板に、
パターン・穴・外形を加工する機械です。

ABOUT

基板加工機とは

比較表を見る ↓

基板加工機とは、プリント基板に、パターン・穴・外形を加工する機械です。
試作では生基板の銅箔を削ってパターンを作り、
工場では基準穴をドリルであけたり、FPCに穴を打ち抜いたりします。
プリント基板加工機とも呼びます。

製品の特長

  • 加工のしかたで選べる(切削・ドリルの穴あけ・パンチ)
  • CADのデータから加工できる(ガーバーデータを読み込む機種が多い)
  • カメラで位置を合わせる(基板面やマークを映して見る)

使うメリット

  • 試作基板を社内で作れる(外注の納期を待たない)
  • 基準穴を自動であけられる(熟練がなくても同じ精度)
  • 金型なしで穴を打てる(汎用パンチを組み合わせる)

選ぶときに注意すること

  1. 細いパターンほどカッタが細く、折れやすい
  2. 反った基板は削る深さがずれる。プレッシャーフットで押さえて削る
  3. 汎用の卓上切削機は、基板用のアタッチメントが別売のことがある
  4. 工場向けのパンチ機は200Vの電源と圧縮空気を用意する

※仕様と価格は各メーカーの公式の製品ページによる。仕組みと使い分けは、ミッツ・オリジナルマインド・UHT・ヤマハファインテックの解説による。

LIST

基板加工機の比較表

基板加工機7製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

切削式(ミリング)

4製品
株式会社オリジナルマインドCNCフライス KitMill BS200基板と小物の切削を1台で兼ねる口コミを書く248,000円〜税込・⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠本体

汎用の卓上CNCフライスに基板加工アタッチメントを付けて、基板を削る機種です。プレッシャーフットで生基板を押さえて削るので、反った基板でも溝の深さがそろいます。付属のORIMIN PCBでガーバーデータからNCプログラムを作れます。

加工のしかた
切削式(ミリング)
加工のしかた
切削(別売の基板加工アタッチメントを付ける)
加工範囲
157×207×56.7mm(X・Y・Z)
主軸回転数
4,800rpm(2段プーリーで7,000rpm)
最小パターン
溝幅0.15〜0.3mm(専用カッター)
加工速度
送り最大15.0mm/s
精度・分解能
分解能0.78μm
材料の厚み
アタッチメント装着時28mm
対象ワーク
生基板、樹脂、FRP、木材、アルミ合金、真鍮
電源
AC100〜240V、150W
外形寸法
幅378.4×奥行440×高さ322.7mm
質量
13.5kg
記載なし
穴径
公式ページへ詳細・仕様
ミッツ株式会社基板加工機 Eleven Lab一般的な試作基板を社内で削る口コミを書く要見積

ミッツの基板加工機で、加工範囲を229×320mmと広くとった低価格の機種です。30倍のカメラで基板面を見ながら位置を合わせられます。工具はねじを締めずにワンタッチで替えます。

加工のしかた
切削式(ミリング)
加工のしかた
ミリングカッタ・ドリル・フォーミングカッタで切削
加工範囲
229×320×10mm(X・Y・Z)
主軸回転数
5,000〜41,000rpm
穴径
0.2〜3.175mm
最小パターン
0.1mm
加工速度
移動最高55mm/s
精度・分解能
分解能0.625μm
材料の厚み
最大10mm
対象ワーク
生基板(一般的な基板加工)
電源
AC100〜240V、150VA
外形寸法
435×575×430mm
質量
約28kg
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
ミッツ株式会社基板加工機 FP-21T Precision高周波基板の細い溝を削る口コミを書く要見積

卓上の基板加工機で、50μmのライン&スペースを削れる機種です。動的な芯ぶれ10μm以内のスピンドルで、細いカッタでも溝の幅がそろいます。薄い基板はオプションの多孔質セラミックのバキュームテーブルで押さえます。

加工のしかた
切削式(ミリング)
加工のしかた
ミリングとドリルで切削
加工範囲
150×150×25mm(X・Y・Z)
主軸回転数
5,000〜40,000rpm
穴径
0.05〜3.175mm
最小パターン
切削幅0.05mm、パターン0.1mm
加工速度
移動最高60mm/s
精度・分解能
スピンドルの動的芯ぶれ10μm以内
材料の厚み
最大30mm
対象ワーク
高周波基板、200μm以下の薄い基板
電源
AC100〜240V、250VA
外形寸法
本体415×500×375mm
質量
本体36kg
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
ローランド ディー.ジー.株式会社小型切削加工機 SRM-20学校・研究室での基板と部品の試作口コミを書く498,000円(税抜)、547,800円(税込)

ローランド ディー.ジー.の小型切削加工機で、樹脂と工作用基板を削れます。値段を公式に出していて、標準価格は498,000円(税抜)⁠で⁠す⁠。金属は削れないので、基板と樹脂の試作に絞った使い方になります。

加工のしかた
切削式(ミリング)
加工のしかた
切削(工作用基板も削れる)
加工範囲
203.2×152.4×60.5mm(X・Y・Z)
主軸回転数
7,000rpm
加工速度
6〜1,800mm/min
精度・分解能
機械的分解能0.000998594mm/step
対象ワーク
工作用基板、樹脂(金属は対象外)
電源
AC100〜240V(専用ACアダプター)
外形寸法
451.0×426.6×426.2mm
質量
19.6kg
記載なし
穴径・最小パターン・材料の厚み
公式ページへ詳細・仕様

穴あけ式(基準穴あけ機)

1製品
UHT株式会社基準穴あけ機 DZ-DESK露光・外形加工の前の基準穴あけ口コミを書く要見積

基板のマークをカメラで読み、その中心にドリルで基準穴をあける机型の機械です。画像処理から穴あけまで0.9秒で、精度はX・Y軸とも±25μmです。600×500mmまでの基板を、熟練なしで扱えます。

加工のしかた
穴あけ式(基準穴あけ機)
加工のしかた
画像処理でマークの中心を見つけ、ドリルで基準穴をあける
加工範囲
W600×D500mm
主軸回転数
50,000rpm
穴径
1.0〜3.2mm
加工速度
0.9秒/⁠⁠⁠孔
精度・分解能
X軸±25μm、Y軸±25μm
材料の厚み
0.5〜2.0mm
電源
AC100〜240V、150VA
外形寸法
W900×D1075×H748mm
質量
60kg
記載なし
最小パターン・対象ワーク
公式ページへ詳細・仕様

パンチ式(パンチング機)

2製品
ヤマハファインテック株式会社フィルムパンチャー F602 S2露光・外形加工用の基準穴をフィルムに打つ口コミを書く要見積

フィルムやFPCに、電動パンチヘッドで丸穴を打ち抜く機種です。0.24秒/穴の速さで、精度は±20μmです。グレースケールのパターン認識でマークを探し、パンチ経路も自動で作ります。

加工のしかた
パンチ式(パンチング機)
加工のしかた
電動パンチヘッドで丸穴を打ち抜き(2ヘッド)
加工範囲
最大545×365mm(ワーク)
加工速度
0.24秒/⁠⁠⁠穴
精度・分解能
±20μm
対象ワーク
FPC、PIフィルム、タッチパネル、各種フィルム材
電源
単相AC200〜240V、3kVA
質量
約1,020kg
記載なし
主軸回転数・穴径・最小パターン・材料の厚み・外形寸法
公式ページへ詳細・仕様
UHT株式会社FPCパンチングマシン FP-1210LFPCの微細穴・基準穴を金型なしで打つ口コミを書く要見積

パンチユニットを最大12軸のせ、FPCに穴を金型なしで打ち抜く機械です。XY軸をリニアモーターで動かし、最大1,500孔/minで打てます。異形パンチでキャビティーや外形のトリムもこなします。

加工のしかた
パンチ式(パンチング機)
加工のしかた
パンチユニットで打ち抜き(最大12軸)
加工範囲
500×250mm
加工速度
最大1,500孔/min
精度・分解能
±10μm
材料の厚み
最大0.5mm
対象ワーク
FPC、セラミックグリーンシート、PCB、金属基板
電源
3相AC200V、3kVA
外形寸法
W1990×D1300×H1400mm
質量
約1,750kg
記載なし
主軸回転数・穴径・最小パターン
公式ページへ詳細・仕様

切削式(ミリング)4製品

株式会社オリジナルマインド

CNCフライス KitMill BS200

基板と小物の切削を1台で兼ねる

汎用の卓上CNCフライスに基板加工アタッチメントを付けて、基板を削る機種です。プレッシャーフットで生基板を押さえて削るので、反った基板でも溝の深さがそろいます。付属のORIMIN PCBでガーバーデータからNCプログラムを作れます。

コスト248,000円〜税込・⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠本体

加工のしかた
切削式(ミリング)
加工のしかた
切削(別売の基板加工アタッチメントを付ける)
加工範囲
157×207×56.7mm(X・Y・Z)
主軸回転数
4,800rpm(2段プーリーで7,000rpm)
最小パターン
溝幅0.15〜0.3mm(専用カッター)
加工速度
送り最大15.0mm/s
精度・分解能
分解能0.78μm
材料の厚み
アタッチメント装着時28mm
対象ワーク
生基板、樹脂、FRP、木材、アルミ合金、真鍮
電源
AC100〜240V、150W
外形寸法
幅378.4×奥行440×高さ322.7mm
質量
13.5kg
記載なし
穴径
公式ページへ
ミッツ株式会社

基板加工機 Eleven Lab

一般的な試作基板を社内で削る

ミッツの基板加工機で、加工範囲を229×320mmと広くとった低価格の機種です。30倍のカメラで基板面を見ながら位置を合わせられます。工具はねじを締めずにワンタッチで替えます。

コスト要見積

加工のしかた
切削式(ミリング)
加工のしかた
ミリングカッタ・ドリル・フォーミングカッタで切削
加工範囲
229×320×10mm(X・Y・Z)
主軸回転数
5,000〜41,000rpm
穴径
0.2〜3.175mm
最小パターン
0.1mm
加工速度
移動最高55mm/s
精度・分解能
分解能0.625μm
材料の厚み
最大10mm
対象ワーク
生基板(一般的な基板加工)
電源
AC100〜240V、150VA
外形寸法
435×575×430mm
質量
約28kg
公式ページへ
ミッツ株式会社

基板加工機 FP-21T Precision

高周波基板の細い溝を削る

卓上の基板加工機で、50μmのライン&スペースを削れる機種です。動的な芯ぶれ10μm以内のスピンドルで、細いカッタでも溝の幅がそろいます。薄い基板はオプションの多孔質セラミックのバキュームテーブルで押さえます。

コスト要見積

加工のしかた
切削式(ミリング)
加工のしかた
ミリングとドリルで切削
加工範囲
150×150×25mm(X・Y・Z)
主軸回転数
5,000〜40,000rpm
穴径
0.05〜3.175mm
最小パターン
切削幅0.05mm、パターン0.1mm
加工速度
移動最高60mm/s
精度・分解能
スピンドルの動的芯ぶれ10μm以内
材料の厚み
最大30mm
対象ワーク
高周波基板、200μm以下の薄い基板
電源
AC100〜240V、250VA
外形寸法
本体415×500×375mm
質量
本体36kg
公式ページへ
ローランド ディー.ジー.株式会社

小型切削加工機 SRM-20

学校・研究室での基板と部品の試作

ローランド ディー.ジー.の小型切削加工機で、樹脂と工作用基板を削れます。値段を公式に出していて、標準価格は498,000円(税抜)⁠で⁠す⁠。金属は削れないので、基板と樹脂の試作に絞った使い方になります。

コスト498,000円(税抜)、547,800円(税込)

加工のしかた
切削式(ミリング)
加工のしかた
切削(工作用基板も削れる)
加工範囲
203.2×152.4×60.5mm(X・Y・Z)
主軸回転数
7,000rpm
加工速度
6〜1,800mm/min
精度・分解能
機械的分解能0.000998594mm/step
対象ワーク
工作用基板、樹脂(金属は対象外)
電源
AC100〜240V(専用ACアダプター)
外形寸法
451.0×426.6×426.2mm
質量
19.6kg
記載なし
穴径・最小パターン・材料の厚み
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穴あけ式(基準穴あけ機)1製品

UHT株式会社

基準穴あけ機 DZ-DESK

露光・外形加工の前の基準穴あけ

基板のマークをカメラで読み、その中心にドリルで基準穴をあける机型の機械です。画像処理から穴あけまで0.9秒で、精度はX・Y軸とも±25μmです。600×500mmまでの基板を、熟練なしで扱えます。

コスト要見積

加工のしかた
穴あけ式(基準穴あけ機)
加工のしかた
画像処理でマークの中心を見つけ、ドリルで基準穴をあける
加工範囲
W600×D500mm
主軸回転数
50,000rpm
穴径
1.0〜3.2mm
加工速度
0.9秒/⁠⁠⁠孔
精度・分解能
X軸±25μm、Y軸±25μm
材料の厚み
0.5〜2.0mm
電源
AC100〜240V、150VA
外形寸法
W900×D1075×H748mm
質量
60kg
記載なし
最小パターン・対象ワーク
公式ページへ

パンチ式(パンチング機)2製品

ヤマハファインテック株式会社

フィルムパンチャー F602 S2

露光・外形加工用の基準穴をフィルムに打つ

フィルムやFPCに、電動パンチヘッドで丸穴を打ち抜く機種です。0.24秒/穴の速さで、精度は±20μmです。グレースケールのパターン認識でマークを探し、パンチ経路も自動で作ります。

コスト要見積

加工のしかた
パンチ式(パンチング機)
加工のしかた
電動パンチヘッドで丸穴を打ち抜き(2ヘッド)
加工範囲
最大545×365mm(ワーク)
加工速度
0.24秒/⁠⁠⁠穴
精度・分解能
±20μm
対象ワーク
FPC、PIフィルム、タッチパネル、各種フィルム材
電源
単相AC200〜240V、3kVA
質量
約1,020kg
記載なし
主軸回転数・穴径・最小パターン・材料の厚み・外形寸法
公式ページへ
UHT株式会社

FPCパンチングマシン FP-1210L

FPCの微細穴・基準穴を金型なしで打つ

パンチユニットを最大12軸のせ、FPCに穴を金型なしで打ち抜く機械です。XY軸をリニアモーターで動かし、最大1,500孔/minで打てます。異形パンチでキャビティーや外形のトリムもこなします。

コスト要見積

加工のしかた
パンチ式(パンチング機)
加工のしかた
パンチユニットで打ち抜き(最大12軸)
加工範囲
500×250mm
加工速度
最大1,500孔/min
精度・分解能
±10μm
材料の厚み
最大0.5mm
対象ワーク
FPC、セラミックグリーンシート、PCB、金属基板
電源
3相AC200V、3kVA
外形寸法
W1990×D1300×H1400mm
質量
約1,750kg
記載なし
主軸回転数・穴径・最小パターン
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Q&A

基板加工機選びで、よくある疑問

購買担当の疑問基板加工機の価格は、いくら?

値段を公式に出しているのはオリジナルマインドとローランド ディー.ジー.です。KitMill BS200の本体は248,000円〜(税込・基板加工アタッチメントは別売)、SRM-20は498,000円(税抜)⁠で⁠す⁠。ミッツ・UHT・ヤマハファインテックは公式に値段を出していないので、見積もりを取ります。

設備担当の疑問基板加工機の種類と違いは?

加工のしかたで3つに分かれます。生基板を削ってパターン・穴・外形を作る切削式、マークを読んでドリルで基準穴をあける穴あけ式、FPCやフィルムに穴を打ち抜くパンチ式です。試作には切削式、量産の工場の位置合わせには穴あけ式とパンチ式を使います。

設備担当の疑問最小パターン幅はどこまで細くできる?

ミッツのEleven Labは最小パターン0.1mm、FP-21T Precisionは切削幅0.05mmまで削れます。オリジナルマインドのKitMill BS200は、専用カッターで幅0.15〜0.3mmの溝を削ります。細くするほどカッタも細くなり、折れやすくなります。

工場長の疑問高周波基板を切削で作れる?

作れます。ミッツの解説では、高周波基板には先端の径が0.1mmのストレートな専用カッタを使い、基板のエッジを垂直に削ります。FP-21T Precisionはスピンドルの動的芯ぶれが10μm以内で、50μmのライン&スペースを削れます。

設備担当の疑問スピンドル(主軸)の回転数の違いは?

機種でかなり違います。ミッツのEleven Labは5,000〜41,000rpm、FP-21T Precisionは5,000〜40,000rpm、UHTのDZ-DESKは50,000rpmです。汎用の卓上切削機は低く、ローランド ディー.ジー.のSRM-20は7,000rpm、KitMill BS200は4,800rpm(2段プーリーで7,000rpm)です。

総務の疑問加工範囲(基板の大きさ)はどれくらい?

卓上の切削式は、ミッツのEleven Labが229×320mm、FP-21T Precisionが150×150mm、KitMill BS200が157×207mm、SRM-20が203.2×152.4mmです。工場向けは、UHTのDZ-DESKが600×500mm、FP-1210Lが500×250mm、ヤマハファインテックのF602 S2が545×365mmまでです。

工場長の疑問基準穴あけ機とは?

基板のマークをカメラで読み、その中心にドリルで基準穴をあける機械です。UHTのDZ-DESKは画像処理から穴あけまで0.9秒で、精度はX軸・Y軸とも±25μmです。露光や外形加工の前の位置合わせに使います。

工場長の疑問FPCに穴をあけるには?

パンチ式で打ち抜きます。UHTのFP-1210Lはパンチユニットを最大12軸のせ、最大1,500孔/minで、精度は±10μmです。ヤマハファインテックのF602 S2は0.24秒/穴、±20μmで、露光や外形加工用の基準穴に使います。

設備担当の疑問反った基板でも削る深さをそろえるには?

プレッシャーフットで基板を押さえながら削ります。オリジナルマインドの基板加工アタッチメントはこの仕組みで、反った生基板でも深さをそろえます。ミッツのEleven Labは、オプションの開閉式プレッシャーフットが3点で基板を支えます。

総務の疑問汎用の卓上CNCで基板は削れる?

削れる機種があります。オリジナルマインドのKitMill BS200は、別売の基板加工アタッチメントを付けると基板加工機として使えます。ローランド ディー.ジー.のSRM-20は工作用基板と樹脂を削れますが、金属は削れません。

施設管理の疑問置き場所と電源は?

卓上の切削式はAC100〜240Vで、ミッツのEleven Labは約28kg、KitMill BS200は13.5kgです。工場向けのパンチ機は200Vで、UHTのFP-1210Lは3相AC200V・約1,750kg、ヤマハファインテックのF602 S2は単相AC200〜240V・約1,020kgです。

経営者の疑問レーザー加工機との違いは?

刃物で削るか、光で焼き飛ばすかの違いです。ミッツの解説では、50μmのライン&スペースはレーザー加工機で加工する方法もありますが、FP-21T Precisionは切削でそこまで削れます。レーザー加工機は別の比較ページで扱っています。

TYPES

基板加工機の加工のしかたの違い

切削式(ミリング)

生基板の銅箔をカッタで削ってパターンを作り、ドリルで穴をあけ、外形を切り抜く型です。CADのデータから1台で試作基板を作れます。細いパターンほどカッタが細くなり、折れやすくなります。

向いている使い方

  • 試作基板を社内ですぐ作りたい
  • 高周波基板の細い溝を削る
  • 基板と樹脂の小物を1台で削る

根拠:銅箔の任意の部分を切削加工することでパターンを作成し、絶縁体ごと穴を開けたり切り抜いたりすることで基板を製作します。(出典5)

この加工のしかたの4製品を表で見る

穴あけ式(基準穴あけ機)

カメラで基板のマークを読み、その中心にドリルで基準穴をあける型です。露光や外形加工の前に、位置合わせの穴をそろえます。熟練がなくても同じ精度で穴をあけられます。

向いている使い方

  • 露光の前に基準穴をあける
  • 外形加工の位置合わせ
  • 両面のプリント基板

根拠:基板や銘板(ネームプレート)などを高精度にトリミングプレスする為に自動でマーク中心に基準穴を明ける装置です。(出典8)

この加工のしかたの1製品を表で見る

パンチ式(パンチング機)

FPCやフィルムに、パンチで穴を打ち抜く型です。露光や外形加工の基準穴をあけるのに使います。汎用のパンチを組み合わせれば、金型を作らずに穴を打てます。

向いている使い方

  • FPCの基準穴・微細穴
  • フィルムやタッチパネルの穴あけ
  • 金型を作らずに少量を打つ

根拠:高速12穴/秒、高精度±20umのパンチ加工を実現 露光や外形加工用基準穴明けに最適(出典11)

この加工のしかたの2製品を表で見る
MAKERS

基板加工機の主なメーカー5社

株式会社オリジナルマインド

汎用の卓上CNCフライスに基板加工アタッチメントを付けて、基板を削る機種です。

長野県

ミッツ株式会社

ミッツの基板加工機で、加工範囲を229×320mmと広くとった低価格の機種です。

東京都

ヤマハファインテック株式会社

フィルムやFPCに、電動パンチヘッドで丸穴を打ち抜く機種です。

静岡県

UHT株式会社

基板のマークをカメラで読み、その中心にドリルで基準穴をあける机型の機械です。

愛知県

ローランド ディー.ジー.株式会社

ローランド ディー.ジー.の小型切削加工機で、樹脂と工作用基板を削れます。

静岡県

出典
  1. ミッツ プリント基板加工機メーカー
  2. ミッツ Eleven Lab
  3. ミッツ FP-21T Precision
  4. ミッツ 機種別の仕様(PDF)
  5. オリジナルマインド KitMillによる基板加工
  6. オリジナルマインド KitMill BS100・200 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠仕様
  7. ローランド ディー.ジー. SRM-20
  8. UHT 基準穴あけ機
  9. UHT DZ-DESK
  10. UHT FP-1210L
  11. ヤマハファインテック プリント基板加工機
  12. ヤマハファインテック F602 S2
  13. ミッツ FP-21T
  14. オリジナルマインド KitMill BS100・200
掲載基準

試作室・研究室やプリント基板の工場で、基板のパターン・穴・外形を加工する基板加工機(試作用の切削加工機、基準穴あけ機、FPCやフィルムのパンチング機)で、日本の会社が自社で作り、公式サイトで今案内していて、仕様を公式で確かめられた機種です。汎用の卓上切削機は、メーカーが基板の加工に使えると公式に書いているものだけ載せました。1社1〜2機種です。レーザーで穴をあける機械はレーザー加工機、部品を載せた基板を切り分ける機械は基板分割機として別に扱い、ここには入れていません。ビアメカニクスはドリル穴明機と外形加工機を作りますが、公式サイトの製品ページがどのURLでもトップページを返し、仕様を確かめられなかったので、今回は載せていません。大船企業日本はグループ会社製のVelaブランドの穴明機・外形加工機を売りますが、製品ページの文字が化けていて、仕様は2017年の画像だけのカタログにしか無いので載せていません。ベアックはFPC用のパンチャーを作りますが、仕様が画像のPDFだけで文字で確かめられず、載せていません。LPKFの基板加工機は日本では販売店が売っているので除きました。中古、販売店が売る他社製品、部品や刃物だけの品は除いています。

基板加工機を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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