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マシニングセンタやフライス盤で、ワークを油圧の力で固定するバイスを選ぶ生産技術・保全・購買の担当者

油圧バイスのメーカー6社比較【2026年】

油圧バイスは、油圧の力でワークを
強く挟んで固定する工作機械用のバイスです。

ABOUT

油圧バイスとは

比較表を見る ↓

油圧バイスとは、油圧の力でワークを強く挟んで、
マシニングセンタやフライス盤のテーブルに固定するバイスです。
油圧マシンバイスとも呼びます。

製品の特長

  • 手の力より強く締まる(表の型番で14.7kNから70kN)
  • 締付力の目盛線を持つ型がある(津田駒工業のVH)
  • 動かし方で選べる(内蔵・切替・外部油圧)

使うメリット

  • 重切削でもワークがずれにくい(強い力で挟む)
  • 手で締める手間が減る(ハンドルが軽く済む型がある)
  • 自動化できる(外部油圧型はロボットと合わせられる)

選ぶときに注意すること

  1. 外部油圧型は、油圧ユニット・配管・制御弁を別に用意する
  2. 強く締めるとワークが変形する。薄物は力を落とす
  3. 作動油の汚れと漏れを定期的に見る
  4. 切粉やゴミは可動部から取り除く

※仕様と価格は各メーカーの公式資料による(価格は税の区分の記載がないページのまま)。

LIST

油圧バイスの比較表

油圧バイス9製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

油圧内蔵型

1製品
津田駒工業株式会社大型マシンバイス VB-400門形MCで大きいワークを挟みたい口コミを書く要見積

口金幅400mmの超大型で、油圧機構を本体に内蔵しています。6段のステージで口開きは610mmまで広がり、最大70kNで締めます。手動・油圧切換の型は特別注文です。

動かし方
油圧内蔵型
動かし方
油圧内蔵
口金幅
400mm
口開き
610mm
最大締付力
70kN
質量
250kg
記載なし
ストローク・使用圧力・精度
公式ページへ詳細・仕様

手動・油圧切替型

2製品
津田駒工業株式会社油圧マシンバイス VH-1501台で小物から大物まで挟みたい口コミを書く要見積

ステージを変えて口開きを310mmまで広げられる型です。手動と油圧を切り替えて、最大40kNで締めます。

動かし方
手動・油圧切替型
動かし方
手動・油圧の切替
口金幅
150mm
口開き
310mm
最大締付力
40kN
質量
48kg
記載なし
ストローク・使用圧力・精度
公式ページへ詳細・仕様
株式会社ナベヤロックタイト油圧マシンバイスマークIII LTH3P150Sネジと油圧を使い分けて締めたい口コミを書く273,000円

ネジと油圧を切り換えられ、変形しやすいワークはネジで締めてから油圧を足せます。油圧を足したときの締付力は40kNです。クランプ時の可動体とワークの浮き上がりを防ぐ機構も内蔵しています。

動かし方
手動・油圧切替型
動かし方
手動・油圧の切換
口金幅
156mm
口開き
300mm
最大締付力
40kN
質量
41kg
ストローク
油圧で約1.8mm
記載なし
使用圧力・精度
公式ページへ詳細・仕様

外部油圧型(自動化用)

3製品
シュンク・ジャパン株式会社油圧式ロングストロークバイス KS-H-LH 125-360サイズ違いのワークを同じ治具で回したい口コミを書く要見積

油圧のストロークが110mmと長く、サイズの違うワークを載せ替えられる型です。ジョー1つあたり40kNで締めます。経路測定を内蔵し、IO-Linkでフィールドバスにつなげます。

動かし方
外部油圧型(自動化用)
動かし方
外から油圧を供給
口金幅
125mm
最大締付力
40kN(230bar)
質量
29kg
ストローク
片側55mm
使用圧力
10〜250bar
記載なし
口開き・精度
公式ページへ詳細・仕様
株式会社ナベヤネオグリップ(油圧式)NEH85-160ロボットでワークを載せ替える自動化ライン口コミを書く935,000円

油圧でクランプとアンクランプを自動化でき、ワークは常に中心で挟みます。自動化ラインに向けて耐久テストをしている型です。口金は別売りです。

動かし方
外部油圧型(自動化用)
動かし方
外から油圧を供給
口金幅
85mm
口開き
35.5〜74.5mm
最大締付力
16kN(4MPa時)
質量
15kg
ストローク
片側3mm
使用圧力
最高4MPa
精度
繰り返し位置決め±0.02
公式ページへ詳細・仕様
ロームヘルド・ハルダー株式会社油圧式自動化用マシンバイス ASH125ロボットと同期して無人で回したい口コミを書く要見積

ロボットと同期させて開閉し、口金の交換までロボットハンドでできる自動化向けの型です。開口幅は20〜248mmと広く、160barで40kNで締めます。油圧回路に制御弁などを組み込む必要があります。

動かし方
外部油圧型(自動化用)
動かし方
外から油圧を供給
口金幅
125mm
口開き
20〜248mm
最大締付力
40kN(160bar)
ストローク
80mm
記載なし
質量・使用圧力・精度
公式ページへ詳細・仕様

動かし方を公式に書いていない型番

3製品
日本オートマチックマシン株式会社精密油圧バイス HP150切削と研削の両方に使う小型の精密バイス口コミを書く要見積

切削と研削の両方に使える、口幅120mmの精密油圧バイスです。最大締付け力は14.7kNで、口開きは150mmまであります。

動かし方
動かし方を公式に書いていない型番
口金幅
120mm
口開き
150mm
最大締付力
14.7kN
記載なし
動かし方・質量・ストローク・使用圧力・精度
公式ページへ詳細・仕様
日本オートマチックマシン株式会社精密油圧バイス HP175HP150より強く締めたい精密加工口コミを書く要見積

同じ精密油圧バイスのHP150の倍の締付力を持つ型です。最大締付け力は29.4kNで、口幅は150mm、口開きは175mmです。

動かし方
動かし方を公式に書いていない型番
口金幅
150mm
口開き
175mm
最大締付力
29.4kN
記載なし
動かし方・質量・ストローク・使用圧力・精度
公式ページへ詳細・仕様
株式会社ファーステック精密油圧バイス FT-PGV125精度の数字を確かめて買いたい精密加工口コミを書く362,000円

平行度と直角度の数字を公式に出し、検査成績書が付く精密油圧バイスです。材質は工具鋼で、油圧機構で最大1,500kgfまで締め付けます。企画と設計は自社で、製造は提携工場に委託しています。

動かし方
動かし方を公式に書いていない型番
口金幅
125mm
口開き
165mm
最大締付力
1,500kgf
質量
20.6kg
精度
平行度0.005mm/100mm以内、直角度0.008mm/100mm以内
記載なし
動かし方・ストローク・使用圧力
公式ページへ詳細・仕様

油圧内蔵型1製品

津田駒工業株式会社

大型マシンバイス VB-400

門形MCで大きいワークを挟みたい

口金幅400mmの超大型で、油圧機構を本体に内蔵しています。6段のステージで口開きは610mmまで広がり、最大70kNで締めます。手動・油圧切換の型は特別注文です。

コスト要見積

動かし方
油圧内蔵型
動かし方
油圧内蔵
口金幅
400mm
口開き
610mm
最大締付力
70kN
質量
250kg
記載なし
ストローク・使用圧力・精度
公式ページへ

手動・油圧切替型2製品

株式会社ナベヤ

ロックタイト油圧マシンバイスマークIII LTH3P150S

ネジと油圧を使い分けて締めたい

ネジと油圧を切り換えられ、変形しやすいワークはネジで締めてから油圧を足せます。油圧を足したときの締付力は40kNです。クランプ時の可動体とワークの浮き上がりを防ぐ機構も内蔵しています。

コスト273,000円

動かし方
手動・油圧切替型
動かし方
手動・油圧の切換
口金幅
156mm
口開き
300mm
最大締付力
40kN
質量
41kg
ストローク
油圧で約1.8mm
記載なし
使用圧力・精度
公式ページへ

外部油圧型(自動化用)3製品

シュンク・ジャパン株式会社

油圧式ロングストロークバイス KS-H-LH 125-360

サイズ違いのワークを同じ治具で回したい

油圧のストロークが110mmと長く、サイズの違うワークを載せ替えられる型です。ジョー1つあたり40kNで締めます。経路測定を内蔵し、IO-Linkでフィールドバスにつなげます。

コスト要見積

動かし方
外部油圧型(自動化用)
動かし方
外から油圧を供給
口金幅
125mm
最大締付力
40kN(230bar)
質量
29kg
ストローク
片側55mm
使用圧力
10〜250bar
記載なし
口開き・精度
公式ページへ
株式会社ナベヤ

ネオグリップ(油圧式)NEH85-160

ロボットでワークを載せ替える自動化ライン

油圧でクランプとアンクランプを自動化でき、ワークは常に中心で挟みます。自動化ラインに向けて耐久テストをしている型です。口金は別売りです。

コスト935,000円

動かし方
外部油圧型(自動化用)
動かし方
外から油圧を供給
口金幅
85mm
口開き
35.5〜74.5mm
最大締付力
16kN(4MPa時)
質量
15kg
ストローク
片側3mm
使用圧力
最高4MPa
精度
繰り返し位置決め±0.02
公式ページへ
ロームヘルド・ハルダー株式会社

油圧式自動化用マシンバイス ASH125

ロボットと同期して無人で回したい

ロボットと同期させて開閉し、口金の交換までロボットハンドでできる自動化向けの型です。開口幅は20〜248mmと広く、160barで40kNで締めます。油圧回路に制御弁などを組み込む必要があります。

コスト要見積

動かし方
外部油圧型(自動化用)
動かし方
外から油圧を供給
口金幅
125mm
口開き
20〜248mm
最大締付力
40kN(160bar)
ストローク
80mm
記載なし
質量・使用圧力・精度
公式ページへ

動かし方を公式に書いていない型番3製品

日本オートマチックマシン株式会社

精密油圧バイス HP150

切削と研削の両方に使う小型の精密バイス

切削と研削の両方に使える、口幅120mmの精密油圧バイスです。最大締付け力は14.7kNで、口開きは150mmまであります。

コスト要見積

動かし方
動かし方を公式に書いていない型番
口金幅
120mm
口開き
150mm
最大締付力
14.7kN
記載なし
動かし方・質量・ストローク・使用圧力・精度
公式ページへ
日本オートマチックマシン株式会社

精密油圧バイス HP175

HP150より強く締めたい精密加工

同じ精密油圧バイスのHP150の倍の締付力を持つ型です。最大締付け力は29.4kNで、口幅は150mm、口開きは175mmです。

コスト要見積

動かし方
動かし方を公式に書いていない型番
口金幅
150mm
口開き
175mm
最大締付力
29.4kN
記載なし
動かし方・質量・ストローク・使用圧力・精度
公式ページへ
株式会社ファーステック

精密油圧バイス FT-PGV125

精度の数字を確かめて買いたい精密加工

平行度と直角度の数字を公式に出し、検査成績書が付く精密油圧バイスです。材質は工具鋼で、油圧機構で最大1,500kgfまで締め付けます。企画と設計は自社で、製造は提携工場に委託しています。

コスト362,000円

動かし方
動かし方を公式に書いていない型番
口金幅
125mm
口開き
165mm
最大締付力
1,500kgf
質量
20.6kg
精度
平行度0.005mm/100mm以内、直角度0.008mm/100mm以内
記載なし
動かし方・ストローク・使用圧力
公式ページへ
Q&A

油圧バイス選びで、よくある疑問

購買担当の疑問油圧バイスの価格は、いくら?

値段を公式に出しているのは3製品です。ナベヤのLTH3P150Sが273,000円、ファーステックのFT-PGV125が362,000円、ナベヤのNEH85-160が935,000円で、どのページにも税の区分は書いてありません。ほかの6製品はメーカーか販売店に問い合わせます。

設備担当の疑問油圧バイスの種類と違いは?

動かし方で3つに分かれます。本体に油圧を持つ内蔵型は津田駒工業のVB-400、ネジと油圧を切り替える型は津田駒工業のVH-150とナベヤのLTH3P150S、外から油圧を送る型はナベヤのNEH85-160・ロームヘルド・ハルダーのASH125・シュンクのKS-H-LHです。

設備担当の疑問マシンバイスと油圧バイスの違いは?

油圧バイスは、ネジの力に油圧の力を足して強く締めます。ナベヤのLTH3P150Sはネジだけだと最大10kN程度で、油圧を足すと40kNまで締まります。

工場長の疑問油圧バイスの締付力は、どれくらい?

この表ではJAMのHP150の14.7kNから、津田駒工業のVB-400の70kNまであります。外部油圧型は圧力で変わり、ナベヤのNEH85-160は4MPa時に16kN、ロームヘルド・ハルダーのASH125は160barで40kNです。

設備担当の疑問口開きは、どれくらいまで広がる?

津田駒工業のVB-400は6段のステージで610mmまで広がります。VH-150は3段で310mm、ナベヤのLTH3P150Sは300mmです。JAMのHP150は150mm、ファーステックのFT-PGV125は165mmです。

経営者の疑問ロボットで自動化するなら、どの油圧バイス?

外部油圧型です。ナベヤのNEH85-160は80万回の耐久テストをクリアし、ワークは常に中心で挟みます。ロームヘルド・ハルダーのASH125は開閉をロボットと同期でき、シュンクのKS-H-LHはストローク110mmでサイズ違いのワークを載せ替えられます。

購買担当の疑問油圧ユニットは別に買うの?

外部油圧型は、油圧の元を別に用意します。使う圧力はナベヤのNEH85-160が最高4MPa、シュンクのKS-H-LHが10〜250barです。ロームヘルド・ハルダーのASHは、油圧回路に制御弁や接手を組み込みます。津田駒工業のVB-400は油圧を本体に内蔵しています。

設備担当の疑問変形しやすいワークは、どう締める?

ナベヤのLTH3P150Sは、変形しやすいワークや黒皮のワークはネジで締めてから油圧を足します。締めたあとは、ワークが固定できたかを確かめます。

工場長の疑問バイスを並べて使える?

並列の仕様がある型があります。ナベヤのLTH3P150Sの並列仕様品は並列精度0.01以内です。津田駒工業のVB-400は高さのみ並列に使えます。

施設管理の疑問油圧バイスの手入れは?

可動部とシリンダーを定期的に見て、作動油の汚れと漏れを確かめます。切粉やゴミは取り除きます。これはロームヘルド・ハルダーがASH125の手入れとして書いている内容で、ほかの型は各社の取扱説明書で確かめます。

購買担当の疑問自社で作っているメーカーは?

津田駒工業・ナベヤ・JAMは自社の製品として案内しています。ファーステックは設計と検査を自社で行い、製造を工場に委託するファブレスメーカーです。ロームヘルド・ハルダーとシュンク・ジャパンは海外メーカーの日本法人です。

TYPES

油圧バイスの動かし方の違い

油圧内蔵型

バイスの本体に油圧の機構が入っている型です。外に油圧ユニットを置きません。津田駒工業のVB-400は、口金幅400mmの大型です。

向いている使い方

  • 油圧の配管を引きたくない
  • 大きいワークを強く挟みたい
  • 門形MCで使う

根拠:高精度の締付力(油圧内蔵方式)最大締付70KNが軽々OK(出典1)

この動かし方の1製品を表で見る

手動・油圧切替型

ネジだけで締める使い方と、油圧で締める使い方を切り替えられる型です。ワークに合わせて力を変えられるので、変形しやすい品も扱えます。ナベヤのLTH3P150Sは、ネジで最大10kN程度、油圧を足すと40kNまで締めます。

向いている使い方

  • 変形しやすいワークも扱う
  • 軽く当ててから本締めしたい
  • 黒皮のワークを挟む

根拠:■油圧と手動切換えが噛合せ式の誤作動防止機構となってます。(出典3)

この動かし方の2製品を表で見る

外部油圧型(自動化用)

外から油圧を送り、口金を自動で開け閉めする型です。人がハンドルを回さないので、ロボットでワークを載せ替えるラインに向きます。油圧ユニットと配管、制御弁は別に用意します。

向いている使い方

  • ロボットでワークを載せ替える
  • 全自動で回す
  • 開閉の位置をセンサーで見たい

根拠:■油圧でクランプ/アンクランプを自動化できるバイスです。(出典4)

この動かし方の3製品を表で見る
MAKERS

油圧バイスの主なメーカー6社

シュンク・ジャパン株式会社

油圧のストロークが110mmと長く、サイズの違うワークを載せ替えられる型です。

東京都

津田駒工業株式会社

口金幅400mmの超大型で、油圧機構を本体に内蔵しています。

石川県

株式会社ナベヤ

ネジと油圧を切り換えられ、変形しやすいワークはネジで締めてから油圧を足せます。

岐阜県

日本オートマチックマシン株式会社

切削と研削の両方に使える、口幅120mmの精密油圧バイスです。

東京都

株式会社ファーステック

平行度と直角度の数字を公式に出し、検査成績書が付く精密油圧バイスです。

大阪府

ロームヘルド・ハルダー株式会社

ロボットと同期させて開閉し、口金の交換までロボットハンドでできる自動化向けの型です。

東京都

出典
  1. 津田駒工業 大型マシンバイス VB-400
  2. 津田駒工業 油圧マシンバイス VH
  3. ナベヤ ロックタイト油圧マシンバイスマークIII
  4. ナベヤ ネオグリップ(油圧式)
  5. ファーステック 精密油圧バイス
  6. ファーステック 事業内容
  7. ロームヘルド・ハルダー 油圧式自動化用マシンバイス ASH125
  8. シュンク KS-H-LH
  9. 日本オートマチックマシン 精密油圧バイス HP150
掲載基準

マシニングセンタやフライス盤でワークを固定する、油圧で締める業務用のバイスのうち、自社製造か自社ブランド、または海外メーカーの日本法人が公式に案内している型番を載せました。手で締めるだけのマシンバイスと、治具に組み込む油圧クランプは載せません(クランプの比較を見てください)。北川鉄工所のパワーバイスは、メカ式増力機構で締めるので除きました。SMW-AUTOBLOK株式会社は、事業内容が同社製品の輸入・販売で、日本法人かを公式で確かめられなかったので除きました。

油圧バイスを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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