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GUIDE / HYDRAULIC-VISE

油圧バイスとは?マシニングセンタで使う油圧マシンバイスの種類(内蔵・切替・外部油圧)と、締付力・口開き・価格の選び方

マシニングセンタやフライス盤でワークを固定する油圧バイスの3つの種類、手で締めるマシンバイスとの違い、締付力・口開き・価格の見方を、メーカー公式の数字で解説します。

2026年11月6日更新

この記事の答え

油圧バイスは、油圧の力でワークを強く挟んで固定する工作機械用のバイスです。油圧マシンバイスとも呼びます。動かし方で、本体に油圧を持つ内蔵型、ネジと油圧を切り替える型、外から油圧を送る自動化用の型に分かれます。選ぶときは、締付力・口開き・人が締めるか自動かの3つを先に決めます。

油圧バイスとは

油圧バイスは、マシニングセンタやフライス盤のテーブルに載せて、ワークを挟んで固定するバイスです。ネジだけで締めるマシンバイスより強く締められるので、重切削でもワークがずれにくくなります。

比較ページには、自社で作るか自社のブランドで売る会社と、海外メーカーの日本法人の型番を載せています。手で締めるだけのマシンバイスと、治具に組み込む油圧クランプは載せていません。

3つの種類

  • 油圧内蔵型:本体に油圧の機構を持つ型です。油圧の配管がいりません。津田駒工業のVB-400は、油圧内蔵方式で最大70kNまで締めます。
  • 手動・油圧切替型:ネジと油圧を切り替える型です。津田駒工業のVH-150は最大40kN、ナベヤのLTH3P150Sは40kNです。
  • 外部油圧型:外から油圧を送って自動で開け閉めする型です。ナベヤのNEH85-160、ロームヘルド・ハルダーのASH125、シュンクのKS-H-LHがあります。

選び方

選ぶときは「締付力」「口開き」「人か自動か」の3つを先に決めます。

  • 締付力:表の型番は14.7kNから70kNまであります。JAMのHP150は14.7kN、HP175は29.4kNです。外部油圧型は圧力で変わるので、圧力とセットで見ます。
  • 口開き:大きいワークを挟むなら広い型を選びます。津田駒工業のVB-400は610mm、VH-150は310mmまで広がります。
  • 人か自動か:人が締めるなら内蔵型か切替型、ロボットで載せ替えるなら外部油圧型です。ナベヤのNEH85-160は80万回の耐久テストをクリアしています。

価格

値段を公式に出しているのは3製品です。

  • ナベヤのLTH3P150Sは、273,000円です。
  • ファーステックのFT-PGV125は、362,000円です。
  • ナベヤのNEH85-160は、935,000円です。

どのページにも税の区分は書いてありません。ほかの型番はメーカーか販売店に問い合わせます。

使うときの注意

  • 外部油圧型は、油圧ユニット・配管・制御弁を別に用意します。
  • 変形しやすいワークは、ネジで締めてから油圧を足します。ナベヤのLTH3P150Sの使い方です。
  • 作動油の汚れと漏れを定期的に見て、切粉は取り除きます。ロームヘルド・ハルダーのASH125の手入れの内容です。
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