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工場の含油排水や、エアーコンプレッサー・空調機のドレンに混じった油を分けて取る油水分離装置を選ぶ、設備・環境・購買の担当の方へ

油水分離装置のメーカー6社比較【2026年】

油水分離装置は、排水やドレンに混じった油を、
水と分けて取る装置です。

ABOUT

油水分離装置とは

比較表を見る ↓

油水分離装置とは、工場の排水や、エアーコンプレッサー・空調機のドレンに混じった油を、
水と分けて取る装置です。
油水分離機・ドレン処理装置とも呼びます。
分離槽で浮かせる型、吸着材に吸わせる型、遠心力で分ける型があります。

製品の特長

  • 油の分け方で選べる(分離槽・吸着材・遠心力)
  • ドレンを排水基準以下にできる(5mg/L以下、3mg/L以下の型もある)
  • 電気を使わない型がある(吸着式のドレン処理装置)

使うメリット

  • 産廃に出すドレンや廃液を減らせる(処理した水を流せる)
  • 洗浄液・クーラントを長く使える(油と細かいごみを取る)
  • 下流の排水処理が楽になる(流れ込む油を先に取る)

選ぶときに注意すること

  1. 洗剤で乳化した油は、分離槽では浮きにくい
  2. 吸着材は使うほど効かなくなる。槽ごと替える
  3. ドレン処理装置は、コンプレッサーの大きさに合わせて選ぶ
  4. 寒い場所ではドレンが凍らないようにする
  5. 条例で国より厳しい排水基準の地域がある

※仕様は各メーカーの公式の製品ページとカタログによる。方式の説明はアメロイドの解説、排水基準とドレンの油分濃度はオリオン機械の解説による。

LIST

油水分離装置の比較表

油水分離装置9製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

重力分離式(分離槽)

2製品
有限会社ビー・テップ油水分離機 B-COS1500ピットやクーラント槽の鉱物油の回収口コミを書く要見積

油分離促進機で油を細かな粒にして浮かせ、重力で分けて取ります。消費電力は25W前後です。既存の排水処理の前に付けて、流れ込む油を減らす使い方をします。

方式
重力分離式(分離槽)
分け方
重力式(油分離促進機付き)
処理する液
鉱物油(作動油・切削油・クーラント油など)
電源
消費電力25W前後
特長
既存の排水処理の前処理に付けられる
記載なし
処理能力・処理後の油分濃度・外形寸法・適用コンプレッサー・空調機・質量
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
プリテクノジャパン株式会社油水分離装置 GCS-40食品工場の固まりやすい油脂の排水槽口コミを書く要見積

真空で吸い上げて200Lの分離槽で分けるので、固まりやすい動植物油や高粘度の油でも詰まりません。吸引量は300〜600L/hです。凝固性油脂用のGT-Hはヒーター付きで、消費電力は4.5kWです。

方式
重力分離式(分離槽)
分け方
真空吸引+分離槽(重力分離)
処理能力
吸引量300〜600L/h
処理する液
高粘度鉱物油、凝固性油脂
外形寸法
1200×800×1320mm
電源
AC200V(0.5kW、ヒーター付は4.5kW)
特長
分離槽200L、空気圧で回収と排出
記載なし
処理後の油分濃度・適用コンプレッサー・空調機・質量
公式ページへ詳細・仕様

吸着式(ドレン処理装置)

6製品
株式会社アメロイドドレン処理装置 UQ-4コンプレッサのドレン水をまとめて処理口コミを書く要見積

吸着材の替え時を濁度センサが知らせるので、出口の白濁を毎日見て回らずに済みます。流量1.5L/minで、コンプレッサ総合計220kW以下のドレンを処理します。吸着筒を4本足すと440kW以下まで広げられます。

方式
吸着式(ドレン処理装置)
分け方
吸着式(3つの吸着技術)
処理能力
1.5L/min
処理する液
コンプレッサのドレン水
外形寸法
幅670mm・奥行1150mm・高さ1560mm
電源
AC100V単相(ポンプ0.2kW)
適用コンプレッサー・空調機
コンプレッサ総合計220kW以下
質量
150kg
特長
濁度センサで吸着材の交換時期を知らせる
記載なし
処理後の油分濃度
公式ページへ詳細・仕様
オリオン機械株式会社ドレン処理装置 DPS75スクリュー75kWまでのドレンを3mg/L以下に口コミを書く要見積

標準の仕様で処理水の油分濃度を3mg/L以下にし、上乗せ排水基準のある地域でも使えます。処理量は36L/hで、75kW以下のスクリューコンプレッサーに合わせた型です。圧縮空気の力でドレンを送るので電源は使いません。

方式
吸着式(ドレン処理装置)
分け方
吸着式(高性能吸着材)
処理能力
36L/h
処理後の油分濃度
3mg/L以下
処理する液
コンプレッサーのドレン
電源
不要
適用コンプレッサー・空調機
スクリュー75kW以下(目安)
特長
処理槽は返送してリユース
記載なし
外形寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様
オリオン機械株式会社ドレン処理装置 ODF5-W122kWまでの小さなコンプレッサー口コミを書く要見積

10kgと軽く壁に掛けられるので、床を使わずにドレンを処理できます。22kW以下のコンプレッサーのドレンを5mg/L以下にします。前処理と後処理の2つのエレメントを替えて使います。

方式
吸着式(ドレン処理装置)
分け方
吸着式(前処理と後処理の2つのエレメント)
処理能力
5L/h(年間平均)
処理後の油分濃度
5mg/L以下
処理する液
コンプレッサーのドレン(集合ドレン)
外形寸法
幅600mm・奥行191mm・高さ505mm
電源
不要
適用コンプレッサー・空調機
22kW以下(目安)
質量
10kg
特長
壁に掛けて床を使わない
公式ページへ詳細・仕様
株式会社フクハラクーラードレン油水分離装置 CDB182オイルミストの工場の空調ドレン口コミを書く要見積

工作機械のオイルミストが混じった空調機のドレンを、電気なしで5ppm以下まで処理します。処理能力は32L/hで、冷房能力40kWまでの空調機に使えます。目詰まりは「詰まり警報」の赤玉で分かります。

方式
吸着式(ドレン処理装置)
分け方
自然落下で特殊フィルター槽に通す
処理能力
32L/h
処理後の油分濃度
5ppm以下
処理する液
空調機のドレン(オイルミスト混じり)
外形寸法
幅804mm・奥行385mm・高さ1,098mm
電源
不要
適用コンプレッサー・空調機
冷房能力40kWまで(目安)
質量
約15kg
特長
目詰まりを赤玉で知らせる
公式ページへ詳細・仕様
株式会社フクハラドレン処理装置 SD75Cスクリュー75kWまでのドレンを電気なしで口コミを書く要見積

ドレン分離槽で浮上油を先に分けてからフィルター槽に通すので、槽が長持ちします。処理後の油分濃度は3mg/L以下で、最大処理能力は36L/hです。ポンプも電気も使わずに処理します。

方式
吸着式(ドレン処理装置)
分け方
フィルター方式(ドレン分離槽付き)
処理能力
36L/h
処理後の油分濃度
3mg/L以下
処理する液
コンプレッサーのドレン
外形寸法
幅585mm・奥行581mm・高さ1,361mm
電源
不要
適用コンプレッサー・空調機
スクリュー総合計75kW以下
質量
130kg
特長
使用済みの槽はメーカーへ返して再生
公式ページへ詳細・仕様
ベコテクノロジーズ株式会社ドレン処理装置 ÖWAMAT 12ドレンを電気なしで3段階で処理口コミを書く要見積

ドイツのDIBt型式承認を取った3段階の分離で、電気を使わずにドレンを処理します。ÖWAMAT 12はコンプレッサー吐出流量4.2〜7.3m³/minに合わせた型です。油はPPストリップの吸着材に閉じ込めて替えます。

方式
吸着式(ドレン処理装置)
分け方
3段階分離(減圧室・分離槽・カートリッジフィルター)
処理する液
コンプレッサーのドレン(合成油・鉱油)
電源
不要
適用コンプレッサー・空調機
コンプレッサー吐出流量4.2〜7.3m³/min
特長
ドイツの型式承認(DIBt)⁠を⁠取⁠⁠⁠⁠得
記載なし
処理能力・処理後の油分濃度・外形寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

遠心分離式

1製品
株式会社アメロイド遠心脱油機 WF-2K洗浄液・脱脂液の油と細かいごみ取り口コミを書く要見積

回転体の遠心力で、洗浄液や脱脂液に混じった油と細かいごみを一度に分けます。最大遠心力は10000Gで、処理流量は10L/minまでです。処理流量は液と油の分かれやすさで変わります。

方式
遠心分離式
分け方
遠心分離(最大遠心力10000G)
処理能力
〜10L/min
処理する液
洗浄液、脱脂液、高周波焼入液
外形寸法
幅770mm・奥行1070mm・高さ1190mm
電源
AC200V三相
質量
200kg
特長
架台・供給ポンプ・制御盤付き
記載なし
処理後の油分濃度・適用コンプレッサー・空調機
公式ページへ詳細・仕様

重力分離式(分離槽)2製品

有限会社ビー・テップ

油水分離機 B-COS1500

ピットやクーラント槽の鉱物油の回収

油分離促進機で油を細かな粒にして浮かせ、重力で分けて取ります。消費電力は25W前後です。既存の排水処理の前に付けて、流れ込む油を減らす使い方をします。

コスト要見積

方式
重力分離式(分離槽)
分け方
重力式(油分離促進機付き)
処理する液
鉱物油(作動油・切削油・クーラント油など)
電源
消費電力25W前後
特長
既存の排水処理の前処理に付けられる
記載なし
処理能力・処理後の油分濃度・外形寸法・適用コンプレッサー・空調機・質量
公式ページへ
プリテクノジャパン株式会社

油水分離装置 GCS-40

食品工場の固まりやすい油脂の排水槽

真空で吸い上げて200Lの分離槽で分けるので、固まりやすい動植物油や高粘度の油でも詰まりません。吸引量は300〜600L/hです。凝固性油脂用のGT-Hはヒーター付きで、消費電力は4.5kWです。

コスト要見積

方式
重力分離式(分離槽)
分け方
真空吸引+分離槽(重力分離)
処理能力
吸引量300〜600L/h
処理する液
高粘度鉱物油、凝固性油脂
外形寸法
1200×800×1320mm
電源
AC200V(0.5kW、ヒーター付は4.5kW)
特長
分離槽200L、空気圧で回収と排出
記載なし
処理後の油分濃度・適用コンプレッサー・空調機・質量
公式ページへ

吸着式(ドレン処理装置)6製品

株式会社アメロイド

ドレン処理装置 UQ-4

コンプレッサのドレン水をまとめて処理

吸着材の替え時を濁度センサが知らせるので、出口の白濁を毎日見て回らずに済みます。流量1.5L/minで、コンプレッサ総合計220kW以下のドレンを処理します。吸着筒を4本足すと440kW以下まで広げられます。

コスト要見積

方式
吸着式(ドレン処理装置)
分け方
吸着式(3つの吸着技術)
処理能力
1.5L/min
処理する液
コンプレッサのドレン水
外形寸法
幅670mm・奥行1150mm・高さ1560mm
電源
AC100V単相(ポンプ0.2kW)
適用コンプレッサー・空調機
コンプレッサ総合計220kW以下
質量
150kg
特長
濁度センサで吸着材の交換時期を知らせる
記載なし
処理後の油分濃度
公式ページへ
オリオン機械株式会社

ドレン処理装置 DPS75

スクリュー75kWまでのドレンを3mg/L以下に

標準の仕様で処理水の油分濃度を3mg/L以下にし、上乗せ排水基準のある地域でも使えます。処理量は36L/hで、75kW以下のスクリューコンプレッサーに合わせた型です。圧縮空気の力でドレンを送るので電源は使いません。

コスト要見積

方式
吸着式(ドレン処理装置)
分け方
吸着式(高性能吸着材)
処理能力
36L/h
処理後の油分濃度
3mg/L以下
処理する液
コンプレッサーのドレン
電源
不要
適用コンプレッサー・空調機
スクリュー75kW以下(目安)
特長
処理槽は返送してリユース
記載なし
外形寸法・質量
公式ページへ
オリオン機械株式会社

ドレン処理装置 ODF5-W1

22kWまでの小さなコンプレッサー

10kgと軽く壁に掛けられるので、床を使わずにドレンを処理できます。22kW以下のコンプレッサーのドレンを5mg/L以下にします。前処理と後処理の2つのエレメントを替えて使います。

コスト要見積

方式
吸着式(ドレン処理装置)
分け方
吸着式(前処理と後処理の2つのエレメント)
処理能力
5L/h(年間平均)
処理後の油分濃度
5mg/L以下
処理する液
コンプレッサーのドレン(集合ドレン)
外形寸法
幅600mm・奥行191mm・高さ505mm
電源
不要
適用コンプレッサー・空調機
22kW以下(目安)
質量
10kg
特長
壁に掛けて床を使わない
公式ページへ
株式会社フクハラ

クーラードレン油水分離装置 CDB182

オイルミストの工場の空調ドレン

工作機械のオイルミストが混じった空調機のドレンを、電気なしで5ppm以下まで処理します。処理能力は32L/hで、冷房能力40kWまでの空調機に使えます。目詰まりは「詰まり警報」の赤玉で分かります。

コスト要見積

方式
吸着式(ドレン処理装置)
分け方
自然落下で特殊フィルター槽に通す
処理能力
32L/h
処理後の油分濃度
5ppm以下
処理する液
空調機のドレン(オイルミスト混じり)
外形寸法
幅804mm・奥行385mm・高さ1,098mm
電源
不要
適用コンプレッサー・空調機
冷房能力40kWまで(目安)
質量
約15kg
特長
目詰まりを赤玉で知らせる
公式ページへ
株式会社フクハラ

ドレン処理装置 SD75C

スクリュー75kWまでのドレンを電気なしで

ドレン分離槽で浮上油を先に分けてからフィルター槽に通すので、槽が長持ちします。処理後の油分濃度は3mg/L以下で、最大処理能力は36L/hです。ポンプも電気も使わずに処理します。

コスト要見積

方式
吸着式(ドレン処理装置)
分け方
フィルター方式(ドレン分離槽付き)
処理能力
36L/h
処理後の油分濃度
3mg/L以下
処理する液
コンプレッサーのドレン
外形寸法
幅585mm・奥行581mm・高さ1,361mm
電源
不要
適用コンプレッサー・空調機
スクリュー総合計75kW以下
質量
130kg
特長
使用済みの槽はメーカーへ返して再生
公式ページへ
ベコテクノロジーズ株式会社

ドレン処理装置 ÖWAMAT 12

ドレンを電気なしで3段階で処理

ドイツのDIBt型式承認を取った3段階の分離で、電気を使わずにドレンを処理します。ÖWAMAT 12はコンプレッサー吐出流量4.2〜7.3m³/minに合わせた型です。油はPPストリップの吸着材に閉じ込めて替えます。

コスト要見積

方式
吸着式(ドレン処理装置)
分け方
3段階分離(減圧室・分離槽・カートリッジフィルター)
処理する液
コンプレッサーのドレン(合成油・鉱油)
電源
不要
適用コンプレッサー・空調機
コンプレッサー吐出流量4.2〜7.3m³/min
特長
ドイツの型式承認(DIBt)⁠を⁠取⁠⁠⁠⁠得
記載なし
処理能力・処理後の油分濃度・外形寸法・質量
公式ページへ

遠心分離式1製品

株式会社アメロイド

遠心脱油機 WF-2K

洗浄液・脱脂液の油と細かいごみ取り

回転体の遠心力で、洗浄液や脱脂液に混じった油と細かいごみを一度に分けます。最大遠心力は10000Gで、処理流量は10L/minまでです。処理流量は液と油の分かれやすさで変わります。

コスト要見積

方式
遠心分離式
分け方
遠心分離(最大遠心力10000G)
処理能力
〜10L/min
処理する液
洗浄液、脱脂液、高周波焼入液
外形寸法
幅770mm・奥行1070mm・高さ1190mm
電源
AC200V三相
質量
200kg
特長
架台・供給ポンプ・制御盤付き
記載なし
処理後の油分濃度・適用コンプレッサー・空調機
公式ページへ
Q&A

油水分離装置選びで、よくある疑問

購買担当の疑問油水分離装置の価格は、いくら?

載せた9製品はどれも公開価格がなく、要見積です。ドレン処理装置は産廃に出す費用と比べて選ぶことが多く、オリオン機械の試算では、産廃処理費25円/Lに対しドレンマスターNEOの吸着材費用は4.3円/Lです。

設備担当の疑問油水分離装置の種類と違いは?

分離槽で油を浮かせて分ける重力分離式、吸着材に油を吸わせる吸着式、回転の遠心力で分ける遠心分離式の3つです。浮いてくる油は重力分離式、コンプレッサーのドレンは吸着式、洗浄液に混ざり込んだ油は遠心分離式を使います。

設備担当の疑問油水分離の仕組み(原理)は?

油が水より軽いことを使います。分離槽では油を浮かせて上から、水を下から抜いて分けます。浮きにくい油は、吸着材に吸わせるか、遠心力で強く引き離します。

工場長の疑問コンプレッサーのドレンは、そのまま流せる?

流せません。オリオン機械の解説では、油冷式スクリューコンプレッサーのドレンの油分濃度は30〜50mg/Lで、国の排水基準の5mg/Lを超えます。ドレン処理装置で基準以下にしてから流します。

設備担当の疑問排水基準の5mg/Lと3mg/L、どちらを選ぶ?

条例で1〜3mg/Lの上乗せ排水基準がある地域では、3mg/L以下の型を選びます。フクハラのSD75CとオリオンのDPS75は3mg/L以下、オリオンのODF5-W1は5mg/L以下です。

工場長の疑問コンプレッサーの大きさで、どの型を選ぶ?

適用できるコンプレッサーの出力で選びます。オリオン機械のODF5-W1は22kW以下、フクハラのSD75CとオリオンのDPS75は75kW以下、アメロイドのUQ-4は総合計220kW以下です。BEKOのÖWAMAT 12は吐出流量4.2〜7.3m³/minで選びます。

施設管理の疑問電源は要る?

吸着式のドレン処理装置は、フクハラのSD75C・CDB182、オリオン機械のODF5-W1・DPS75、BEKOのÖWAMAT 12が電気を使いません。アメロイドのUQ-4はAC100V、遠心分離式のWF-2KはAC200V三相を使います。

設備担当の疑問乳化した油(エマルション)も分けられる?

分離槽で置いておくだけでは浮きにくいです。アメロイドの解説では、吸着式は水中に散った油も解乳化して吸着でき、遠心分離式は浮きにくい混ざり込んだ油を短い時間で回収します。

施設管理の疑問吸着材の交換と寿命は?

吸着材は処理した量で替えます。フクハラのSD75Cの全処理量は原液150ppmで55,000Lで、使い終わった槽はメーカーへ返します。アメロイドのUQ-4は濁度センサが替え時を知らせます。

工場長の疑問空調機のドレンにも油水分離が要る?

オイルミストの立ち込める工場では、空調機のドレンに油が混じります。フクハラのCDB182は電気を使わずに5ppm以下まで処理し、冷房能力40kWまでの空調機に使えます。

設備担当の疑問オイルスキマーやグリストラップとの違いは?

オイルスキマーは液面に浮いた油を回収するだけで、分けた油と水の始末は別です。グリストラップは厨房の排水の油脂を止める槽です。このページの油水分離装置は、工場の排水やドレンから油を分けて取る装置です。

TYPES

油水分離装置の方式の違い

重力分離式(分離槽)

油が水より軽いことを使い、分離槽で油を浮かせて分けて取ります。構造が簡単で、高粘度の油や固まりやすい油脂にも使えます。洗剤で乳化した油は浮きにくいので、吸着式や遠心分離式と組み合わせます。

向いている使い方

  • 排水槽・ピットにたまった浮上油
  • 食品工場の動植物油
  • クーラント槽や洗浄槽の鉱物油

根拠:アンダーフローやオーバーフローをさせながら油と水を自然分離。(出典1)

この方式の2製品を表で見る

吸着式(ドレン処理装置)

吸着材を詰めた槽にドレンを通し、水に散った油を吸わせて取ります。コンプレッサーのドレンを国の排水基準の5mg/L以下にする装置で、電気を使わない型が多くあります。吸着材は槽ごと替えます。

向いている使い方

  • エアーコンプレッサーのドレン
  • オイルミストが混じる空調機のドレン
  • 排水処理の最後の仕上げ

根拠:特殊な吸着材が油を吸着して除去。(出典1)

この方式の6製品を表で見る

遠心分離式

回転体の遠心力で、比重の違う油と水を短い時間で分けます。置いておくだけでは浮かない、混ざり込んだ油や細かいごみを一緒に取れます。モーターで回すので電源を使います。

向いている使い方

  • 部品の洗浄液・脱脂液の油取り
  • 高周波焼入液やクーラントの浄化
  • 液を長く使い回したい

根拠:回転体で発生する強力な遠心力で比重に差のある2つの液体を強制的に分離。(出典1)

この方式の1製品を表で見る
MAKERS

油水分離装置の主なメーカー6社

株式会社アメロイド

吸着材の替え時を濁度センサが知らせるので、出口の白濁を毎日見て回らずに済みます。

神奈川県

オリオン機械株式会社

標準の仕様で処理水の油分濃度を3mg/L以下にし、上乗せ排水基準のある地域でも使えます。

長野県

有限会社ビー・テップ

油分離促進機で油を細かな粒にして浮かせ、重力で分けて取ります。

群馬県

株式会社フクハラ

工作機械のオイルミストが混じった空調機のドレンを、電気なしで5ppm以下まで処理します。

神奈川県

プリテクノジャパン株式会社

真空で吸い上げて200Lの分離槽で分けるので、固まりやすい動植物油や高粘度の油でも詰まりません。

三重県

ベコテクノロジーズ株式会社

ドイツのDIBt型式承認を取った3段階の分離で、電気を使わずにドレンを処理します。

神奈川県

出典
  1. アメロイド 油水分離機
  2. アメロイド コンプレッサドレン処理装置UQ型
  3. アメロイド 遠心脱油機WF型
  4. フクハラ ドレン処理装置 ドレンデストロイヤー
  5. フクハラ ドレン処理装置 SD型
  6. フクハラ クーラードレン美人水
  7. オリオン機械 ドレン処理装置
  8. オリオン機械 ピコドレン ODF
  9. オリオン機械 ドレンマスターNEO DPS
  10. BEKO TECHNOLOGIES ÖWAMAT
  11. BEKO TECHNOLOGIES ÖWAMAT カタログ
  12. プリテクノジャパン 凝固性油脂&高粘度油用油水分離装置
  13. ビー・テップ 鉱物油用 B-COSシリーズ カタログ
  14. ビー・テップ B-COS1500・VGS
掲載基準

工場の含油排水、洗浄液・脱脂液、エアーコンプレッサーと空調機のドレンから、水に混じった油を分けて取る業務用の油水分離装置で、重力分離式・吸着式(ドレン処理装置)⁠・遠心分離式の3方式。日本に法人があり、自社で作るか自社ブランドで売っていることを公式サイトで確かめた会社の代表の型を載せました。液面の浮上油を回収するだけのオイルスキマーはオイルスキマーのページ、厨房の排水はグリーストラップのページ、凝集沈殿や生物処理まで含む排水処理装置一式は排水処理装置のページで扱います。油から水を抜く浄油機(作動油・潤滑油・真空ポンプ油の水分除去)は載せていません。除いた会社は、ワールドケミカル(スキマーと分離器の組み合わせでオイルスキマーのページと重なり、仕様が画像だけ)、大成技研(真空ポンプ油から水を抜く装置)、クリーンテクノス(販売と取付の会社)、日建(排水処理装置のページに載せた)で⁠⁠⁠⁠す⁠。

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