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工作機械のクーラントタンクや部品洗浄機、排水ピットの浮上油を取りたい、生産技術・設備保全・購買の担当の方へ

オイルスキマーのメーカー8社比較【2026年】

オイルスキマーは、タンクの液面に浮いた油を、
ベルトやフロートで取り除く装置です。

ABOUT

オイルスキマーとは

比較表を見る ↓

オイルスキマーとは、液面に浮いた油やスカムを取り除く装置です。
浮上油回収装置とも呼びます。
工作機械のクーラントタンク、部品洗浄機の洗浄槽、工場の排水ピットに付けます。

製品の特長

  • 液面に浮いた油だけをすくうベルト・フロート・バケットで取る
  • 油と水を分け、液をタンクへ戻す分離槽・絞りローラー・本体の中で濃くする
  • 小さな型は工作機械に後付けできるボルト・自立スタンド・置くだけ

使うメリット

  • クーラントの腐敗と臭いを抑える液面をふさぐ油膜を取る
  • 液の入れ替えと廃液を減らせる回収した油だけを捨てる
  • 洗浄液を繰り返し使える部品洗浄機のアルカリ洗浄液

選ぶときに注意すること

  1. 回収量の書き方はメーカーで違う油100%時・実験データ・使用条件で変わる
  2. タンク底に沈んだ油は取れない
  3. クーラント用の小型には、高温の液に向かない型がある
  4. 切粉やスラッジの多い液は、ストレーナやフィルターを合わせて使う
  5. 屋外のピットは、ステンレスの本体と深さに合う型を選ぶ

※オイルスキマーの仕組み・方式・使い方は、ワールドケミカル・ブンリ・ゼット工業・小楠金属工業所・ジャパンセパレーターの公式の製品ページと資料による。製品の数字は、各メーカーの公式の製品ページとカタログ・仕様書による(2026年11月時点)。

LIST

オイルスキマーの比較表

オイルスキマー11製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

ベルト式

4製品
株式会社小楠金属工業所平ベルト式オイルスキマー Belsep Pro鋳物・金属加工のクーラント口コミを書く要見積

ベルトを斜めに張った省スペースの作りで、回収能力は約7.5L/hです。液面の高さに合わせて首下の長さを選べ、モーターは左右どちらにも付けられます。ベルトはウレタンとステンレスから選べ、ステンレスは小楠金属工業所の自社製です。

方式
ベルト式
回収量
約7.5L/h
使える液
金属加工のクーラント
取り付け
液面の高さに合わせて仕様を選ぶ
電源
三相200V、15W
重さ
約7kg
回収部のつくり
平ベルト、ウレタンまたはステンレス
記載なし
大きさ・液温
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
キソー株式会社オイルスキマー SK225S洗浄機・クーラント装置の浮上油口コミを書く要見積

長寿命の特殊樹脂ベルトとステンレスのフレームで、洗浄機の液にも使えます。ベルトは幅20mm・長さ1070mmで、15Wのギヤードモーターで回します。油水分離タンクをオプションで付けられます。

方式
ベルト式
使える液
洗浄機・クーラント装置の液
電源
単相100V、15W
大きさ
130×150×530mm
回収部のつくり
特殊樹脂ベルト、幅20mm、長さ1070mm
記載なし
回収量・取り付け・重さ・液温
公式ページへ詳細・仕様
サワダ精密株式会社ベルト式オイルスキマー UT-40H工作機械のクーラントタンク口コミを書く要見積

L型の本体を自立スタンドで立てるので、タンクのふちに穴を開けずに狭い所へ置けます。回収量は油100%のとき3L/hで、消費電力は10Wです。絞りローラーでベルトの水分を絞るので、回収した油にクーラントが混ざりにくい作りです。

方式
ベルト式
回収量
3L/h(油100%時)
使える液
加工用の水溶性クーラント
取り付け
L型ボディと自立スタンドで置く
電源
AC100V、10W
重さ
4.5kg
大きさ
高さ520mm、幅240mm
液温
0〜40℃
回収部のつくり
ベルトと絞りローラー
公式ページへ詳細・仕様
ゼット工業株式会社ベルト式オイルスキマー(屋外排水槽用)雨水が入る屋外の排水槽口コミを書く要見積

屋外の排水槽向けは本体とローラーを全部ステンレスで作り、深さは最大5.4mまで合わせられます。ベルトが液面に触れていれば回収量が変わらないので、雨で液面が上下しても回収が続きます。ほかにクーラント用の手のひらサイズの型と、耐薬品・耐熱ベルトの洗浄機用があります。

方式
ベルト式
使える液
クーラント、洗浄機、工場の排水槽
取り付け
ボルト2本で取り付け
大きさ
深さ最大5.4mまで(屋外排水槽用)
回収部のつくり
親油性と撥水性の特殊ベルト、ステンレスの本体
記載なし
回収量・電源・重さ・液温
公式ページへ詳細・仕様

フロート吸引式

4製品
ジャパンセパレーター株式会社浮上油回収装置 ぴゅあmini OS-10穴開け工事なしで付けたい工作機械口コミを書く要見積

吸った油を本体の中で濃くしてから出す特許の構造で、回収した油に水がほとんど混ざりません。本体は100×130×420mm・約5kgで、工作機械の上に置き、サービスホールからフロートを入れます。タンクに穴を開ける工事はしなくて済みます。

方式
フロート吸引式
回収量
ポンプ能力1000mL/min
使える液
クーラント液
取り付け
工作機械の上に置く
電源
AC100〜220VまたはDC24V、約5W
重さ
約5kg
大きさ
100×130×420mm
液温
5〜60℃
回収部のつくり
直径60mmのフロート3つ、電動式ベーンポンプ
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
大成技研株式会社浮上油回収装置 SP-M150部品洗浄機の洗浄槽口コミを書く要見積

フロート回収器で液面の油を吸い、ダイヤフラムポンプで送って、容量150Lの油分離層で水と油に分けます。流量は1〜10L/minです。アルカリ洗浄液を繰り返し使うための装置で、クーラント液にも使えます。

方式
フロート吸引式
回収量
流量1〜10L/min
使える液
アルカリ洗浄液、クーラント液
大きさ
W350×D500×H850mm
回収部のつくり
フロート回収器、ダイヤフラムポンプ、油分離層
記載なし
取り付け・電源・重さ・液温
公式ページへ詳細・仕様
株式会社ワールドケミカル浮上油回収装置 YD-600GYP集中クーラントピット・排水ピット口コミを書く要見積

二重のフロートが波や液面の上下に合わせて動き、表面の油を続けて吸います。水中ポンプが付いているので、1台で回収して別の槽へ送れます。切粉やスラリーの混じった油、排水処理のスカム、樹脂ペレットの回収にも使えます。

方式
フロート吸引式
使える液
切粉やスラリーの混じった浮上油、排水処理のスカム
取り付け
液面に浮かべるダブルフロート
電源
単相100Vまたは3相
回収部のつくり
水中ポンプ付き
記載なし
回収量・重さ・大きさ・液温
公式ページへ詳細・仕様
株式会社ワールドケミカル移動式浮上油回収装置 YD-200FS-16CSPN何台もの工作機械を順に回る口コミを書く要見積

キャスター付きのワゴンで、1台を何台もの工作機械に順に当てて使えます。エアーで動くので電気工事が要らず、油と水は比重の差で分けるのでフィルターの交換もありません。狭いタンクや浅いタンク用の小型フロートもあります。

方式
フロート吸引式
使える液
工作機械の水溶性クーラント、洗浄機
取り付け
キャスター付きの移動式
電源
エアー駆動
回収部のつくり
比重差の油水分離、ストレーナ付き
記載なし
回収量・重さ・大きさ・液温
公式ページへ詳細・仕様

チェーン・バケット式

3製品
株式会社小楠金属工業所マグネット内蔵オイルスキマー Magnosep Pro浮遊スラッジと浮上油の同時回収口コミを書く要見積

マグネットを内蔵し、浮上油といっしょに液面に浮いた磁性体のスラッジも回収します。回収能力は浮上油が約0.4L/h、浮遊スラッジが約600g/hです。チェーン駆動なのでタンクの深さに合わせて作れ、ギヤ比を変えると回収の速さを変えられます。

方式
チェーン・バケット式
回収量
浮上油 約0.4L/h、浮遊スラッジ 約600g/h
使える液
鋳物などの金属加工のクーラント
取り付け
ベルト式と同じくらいの場所に付く
電源
三相200V、25W
重さ
約12kg
回収部のつくり
マグネット内蔵、チェーン駆動
記載なし
大きさ・液温
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社ブンリチェーンバケットスキマー CBP-100油を寄せて集めたいタンク口コミを書く要見積

プロペラで液面に流れを作り、浮上油とスカムを引き寄せてからバケットですくいます。油の回収能力は980cc/hrで、同じ大きさのCBS-100の約1.6倍です。低粘度の油や、洗浄機の温めた液にも使えます。

方式
チェーン・バケット式
回収量
980cc/h
使える液
水溶性クーラント、低粘度の浮上油
電源
駆動モーター15W
重さ
12kg
回収部のつくり
プロペラとバケット
記載なし
取り付け・大きさ・液温
公式ページへ詳細・仕様
株式会社ブンリチェーンバケットスキマー CBS-100浮上油とスカムの多いタンク口コミを書く要見積

チェーンに付けたバケットで液面の油とスカムをすくう方式で、ベルト式より消耗品が少なく済みます。CBS-100の油の回収能力は610cc/hrで、大きいCBS-250は2250cc/hrです。すくった液は分離槽で比重の差で分け、クーラントはタンクへ戻します。

方式
チェーン・バケット式
回収量
610cc/h
使える液
水溶性クーラント、洗浄機の加温した液
電源
駆動モーター15W
重さ
8kg
回収部のつくり
バケット式、分離槽付き
記載なし
取り付け・大きさ・液温
公式ページへ詳細・仕様

ベルト式4製品

株式会社小楠金属工業所

平ベルト式オイルスキマー Belsep Pro

鋳物・金属加工のクーラント

ベルトを斜めに張った省スペースの作りで、回収能力は約7.5L/hです。液面の高さに合わせて首下の長さを選べ、モーターは左右どちらにも付けられます。ベルトはウレタンとステンレスから選べ、ステンレスは小楠金属工業所の自社製です。

コスト要見積

方式
ベルト式
回収量
約7.5L/h
使える液
金属加工のクーラント
取り付け
液面の高さに合わせて仕様を選ぶ
電源
三相200V、15W
重さ
約7kg
回収部のつくり
平ベルト、ウレタンまたはステンレス
記載なし
大きさ・液温
公式ページへ
キソー株式会社

オイルスキマー SK225S

洗浄機・クーラント装置の浮上油

長寿命の特殊樹脂ベルトとステンレスのフレームで、洗浄機の液にも使えます。ベルトは幅20mm・長さ1070mmで、15Wのギヤードモーターで回します。油水分離タンクをオプションで付けられます。

コスト要見積

方式
ベルト式
使える液
洗浄機・クーラント装置の液
電源
単相100V、15W
大きさ
130×150×530mm
回収部のつくり
特殊樹脂ベルト、幅20mm、長さ1070mm
記載なし
回収量・取り付け・重さ・液温
公式ページへ
サワダ精密株式会社

ベルト式オイルスキマー UT-40H

工作機械のクーラントタンク

L型の本体を自立スタンドで立てるので、タンクのふちに穴を開けずに狭い所へ置けます。回収量は油100%のとき3L/hで、消費電力は10Wです。絞りローラーでベルトの水分を絞るので、回収した油にクーラントが混ざりにくい作りです。

コスト要見積

方式
ベルト式
回収量
3L/h(油100%時)
使える液
加工用の水溶性クーラント
取り付け
L型ボディと自立スタンドで置く
電源
AC100V、10W
重さ
4.5kg
大きさ
高さ520mm、幅240mm
液温
0〜40℃
回収部のつくり
ベルトと絞りローラー
公式ページへ
ゼット工業株式会社

ベルト式オイルスキマー(屋外排水槽用)

雨水が入る屋外の排水槽

屋外の排水槽向けは本体とローラーを全部ステンレスで作り、深さは最大5.4mまで合わせられます。ベルトが液面に触れていれば回収量が変わらないので、雨で液面が上下しても回収が続きます。ほかにクーラント用の手のひらサイズの型と、耐薬品・耐熱ベルトの洗浄機用があります。

コスト要見積

方式
ベルト式
使える液
クーラント、洗浄機、工場の排水槽
取り付け
ボルト2本で取り付け
大きさ
深さ最大5.4mまで(屋外排水槽用)
回収部のつくり
親油性と撥水性の特殊ベルト、ステンレスの本体
記載なし
回収量・電源・重さ・液温
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フロート吸引式4製品

ジャパンセパレーター株式会社

浮上油回収装置 ぴゅあmini OS-10

穴開け工事なしで付けたい工作機械

吸った油を本体の中で濃くしてから出す特許の構造で、回収した油に水がほとんど混ざりません。本体は100×130×420mm・約5kgで、工作機械の上に置き、サービスホールからフロートを入れます。タンクに穴を開ける工事はしなくて済みます。

コスト要見積

方式
フロート吸引式
回収量
ポンプ能力1000mL/min
使える液
クーラント液
取り付け
工作機械の上に置く
電源
AC100〜220VまたはDC24V、約5W
重さ
約5kg
大きさ
100×130×420mm
液温
5〜60℃
回収部のつくり
直径60mmのフロート3つ、電動式ベーンポンプ
公式ページへ
大成技研株式会社

浮上油回収装置 SP-M150

部品洗浄機の洗浄槽

フロート回収器で液面の油を吸い、ダイヤフラムポンプで送って、容量150Lの油分離層で水と油に分けます。流量は1〜10L/minです。アルカリ洗浄液を繰り返し使うための装置で、クーラント液にも使えます。

コスト要見積

方式
フロート吸引式
回収量
流量1〜10L/min
使える液
アルカリ洗浄液、クーラント液
大きさ
W350×D500×H850mm
回収部のつくり
フロート回収器、ダイヤフラムポンプ、油分離層
記載なし
取り付け・電源・重さ・液温
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株式会社ワールドケミカル

浮上油回収装置 YD-600GYP

集中クーラントピット・排水ピット

二重のフロートが波や液面の上下に合わせて動き、表面の油を続けて吸います。水中ポンプが付いているので、1台で回収して別の槽へ送れます。切粉やスラリーの混じった油、排水処理のスカム、樹脂ペレットの回収にも使えます。

コスト要見積

方式
フロート吸引式
使える液
切粉やスラリーの混じった浮上油、排水処理のスカム
取り付け
液面に浮かべるダブルフロート
電源
単相100Vまたは3相
回収部のつくり
水中ポンプ付き
記載なし
回収量・重さ・大きさ・液温
公式ページへ
株式会社ワールドケミカル

移動式浮上油回収装置 YD-200FS-16CSPN

何台もの工作機械を順に回る

キャスター付きのワゴンで、1台を何台もの工作機械に順に当てて使えます。エアーで動くので電気工事が要らず、油と水は比重の差で分けるのでフィルターの交換もありません。狭いタンクや浅いタンク用の小型フロートもあります。

コスト要見積

方式
フロート吸引式
使える液
工作機械の水溶性クーラント、洗浄機
取り付け
キャスター付きの移動式
電源
エアー駆動
回収部のつくり
比重差の油水分離、ストレーナ付き
記載なし
回収量・重さ・大きさ・液温
公式ページへ

チェーン・バケット式3製品

株式会社小楠金属工業所

マグネット内蔵オイルスキマー Magnosep Pro

浮遊スラッジと浮上油の同時回収

マグネットを内蔵し、浮上油といっしょに液面に浮いた磁性体のスラッジも回収します。回収能力は浮上油が約0.4L/h、浮遊スラッジが約600g/hです。チェーン駆動なのでタンクの深さに合わせて作れ、ギヤ比を変えると回収の速さを変えられます。

コスト要見積

方式
チェーン・バケット式
回収量
浮上油 約0.4L/h、浮遊スラッジ 約600g/h
使える液
鋳物などの金属加工のクーラント
取り付け
ベルト式と同じくらいの場所に付く
電源
三相200V、25W
重さ
約12kg
回収部のつくり
マグネット内蔵、チェーン駆動
記載なし
大きさ・液温
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株式会社ブンリ

チェーンバケットスキマー CBP-100

油を寄せて集めたいタンク

プロペラで液面に流れを作り、浮上油とスカムを引き寄せてからバケットですくいます。油の回収能力は980cc/hrで、同じ大きさのCBS-100の約1.6倍です。低粘度の油や、洗浄機の温めた液にも使えます。

コスト要見積

方式
チェーン・バケット式
回収量
980cc/h
使える液
水溶性クーラント、低粘度の浮上油
電源
駆動モーター15W
重さ
12kg
回収部のつくり
プロペラとバケット
記載なし
取り付け・大きさ・液温
公式ページへ
株式会社ブンリ

チェーンバケットスキマー CBS-100

浮上油とスカムの多いタンク

チェーンに付けたバケットで液面の油とスカムをすくう方式で、ベルト式より消耗品が少なく済みます。CBS-100の油の回収能力は610cc/hrで、大きいCBS-250は2250cc/hrです。すくった液は分離槽で比重の差で分け、クーラントはタンクへ戻します。

コスト要見積

方式
チェーン・バケット式
回収量
610cc/h
使える液
水溶性クーラント、洗浄機の加温した液
電源
駆動モーター15W
重さ
8kg
回収部のつくり
バケット式、分離槽付き
記載なし
取り付け・大きさ・液温
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Q&A

オイルスキマー選びで、よくある疑問

購買担当の疑問オイルスキマーの価格は、いくら?

このページの11製品は、どれも公式サイトに値段を出していません。タンクの大きさ、液の種類(水溶性クーラント・洗浄液)、液面の深さを伝えて見積もりを取ります。ワールドケミカルはデモ機を用意しています。

設備担当の疑問オイルスキマーの種類と違いは?

ベルト式、フロート吸引式、チェーン・バケット式の3つです。ベルト式はベルトに付いた油をかき取り、フロート吸引式は液面のフロートから油を吸い、チェーン・バケット式はバケットや磁石ですくいます。工作機械1台のタンクならベルト式、大きなピットならフロート吸引式、スカムの多い液ならバケット式が合います。

総務の疑問ベルト式とフロート式の違いは?

ベルト式はベルトが液面に触れていれば回収量が変わらず、小さな型をタンクのふちに付けられます。フロート式は吸った液をポンプで送るので、離れた所で水と油を分けられ、ワールドケミカルのYD-600GYPのように回収と移送を1台でこなす型もあります。

工場長の疑問回収量はどのくらい?

サワダ精密のUT-40Hは3L/h(油100%時)、小楠金属工業所のBelsep Proは約7.5L/h、ブンリのCBP-100は980cc/hr、CBS-100は610cc/hrです。回収量の測り方はメーカーで違い、液の種類や油の量で変わるので、同じ条件の数字として比べないでください。

設備担当の疑問水溶性クーラント以外にも使える?洗浄機は?

大成技研のSP-M150はアルカリ洗浄液の洗浄槽向けで、クーラント液にも使えます。ブンリのCBP-100は洗浄機の温めた液や低粘度の油にも使えます。液温はサワダ精密のUT-40Hが0〜40℃、ジャパンセパレーターのぴゅあminiが5〜60℃で、ゼット工業のクーラント用は高温の液に向きません。

施設管理の疑問屋外の排水槽やピットで使える?

ゼット工業の屋外排水槽用は、本体とローラーを全部ステンレスで作り、深さは最大5.4mまで合わせられます。ワールドケミカルのYD-600GYPは二重のフロートが液面の上下に合わせて動き、排水処理のスカムや集中クーラントのピットの油を吸って送ります。

工場長の疑問取り付けに工事は必要?後付けできる?

ジャパンセパレーターのぴゅあminiは工作機械の上に置き、サービスホールからフロートを入れるので、タンクに穴を開けずに付けられます。ゼット工業のベルト式はボルト2本、サワダ精密のUT-40Hは自立スタンドで置けます。ワールドケミカルのYD-200FS-16CSPNはキャスター付きで、1台を何台もの機械に順に当てて使えます。

設備担当の疑問電源は何がいる?エアーで動く型はある?

サワダ精密のUT-40HはAC100V・10W、小楠金属工業所のBelsep Proは三相200V・15W、キソーのSK225Sは単相100V・15Wです。ワールドケミカルのYD-200FS-16CSPNはエアー駆動で電気工事が要らず、ジャパンセパレーターのぴゅあminiはDC24Vでも動きます。

設備担当の疑問タンクの底に沈んだ油やスラッジも取れる?

オイルスキマーは液面に浮いた油を取る装置で、小楠金属工業所も、タンク底に沈んだ油は回収できないと書いています。浮いた磁性体のスラッジは、マグネット内蔵のMagnosep Proが約600g/hの回収能力で油といっしょに取ります。

設備担当の疑問回収した油と水は、どう分ける?

ブンリのバケット式は、すくった液を分離槽で比重の差で分け、油はオイルBOXへ、クーラントはタンクへ戻します。サワダ精密のUT-40Hは絞りローラーでベルトの水分を絞ります。ジャパンセパレーターのぴゅあminiは本体の中で油を濃くし、95%以上が油の状態で出します。

工場長の疑問オイルスキマーの寿命や手入れは?

ベルト式はベルトが消耗するので、キソーのSK225Sは長寿命の特殊樹脂ベルトを使い、サワダ精密のUT-40Hはベルトを簡単に替えられる作りです。ブンリのバケット式はベルト式より消耗品が少なく、ワールドケミカルの移動式はフィルターの交換がありません。ぴゅあminiの保証期間は納入日から1年です。

TYPES

オイルスキマーの方式の違い

ベルト式

液に浸したベルトを回し、ベルトに付いた油をスクレーパーや絞りローラーでかき取る方式です。ベルトが液面に触れていれば回収量が変わらないので、液面が上下するタンクに向きます。小型の型はクーラントタンクのふちに後付けできます。

向いている使い方

  • 工作機械のクーラントタンク
  • 部品洗浄機の洗浄槽
  • 屋外の排水槽

根拠:ベルトが液面に触れていれば回収量は変わらない為、液面変動に強い設計です。(出典13)

この方式の4製品を表で見る

フロート吸引式

液面に浮かべたフロートの吸込口から表面の油を吸い、ポンプで送って水と油に分ける方式です。フロートが液面の上下に合わせて動くので、大きなピットや液面がよく変わる槽にも使えます。エアー駆動で動く移動式や、工作機械の上に置くだけの小型もあります。

向いている使い方

  • 集中クーラントのピット
  • 部品洗浄機の洗浄槽
  • 何台もの工作機械を順に回る

根拠:ダブルフロート構造で波の揺動や液面変動にしなやかに追従し表層油を連続的に吸引回収(出典9)

この方式の4製品を表で見る

チェーン・バケット式

チェーンで回すバケットや磁石で、液面の油とスカム、浮いたスラッジをすくう方式です。ベルトを使わないので消耗品が少なく済みます。マグネットを内蔵した型は、鋳物の加工で浮く磁性体のスラッジもいっしょに取ります。

向いている使い方

  • スカムの多いクーラントタンク
  • 鋳物を削る機械のタンク
  • 研削盤のクーラント

根拠:独自のバケット形状により浮上油・スカムを効率よく回収します。(出典7)

この方式の3製品を表で見る
MAKERS

オイルスキマーの主なメーカー8社

株式会社小楠金属工業所

ベルトを斜めに張った省スペースの作りで、回収能力は約7.5L/hです。

静岡県

キソー株式会社

長寿命の特殊樹脂ベルトとステンレスのフレームで、洗浄機の液にも使えます。

静岡県

サワダ精密株式会社

L型の本体を自立スタンドで立てるので、タンクのふちに穴を開けずに狭い所へ置けます。

兵庫県

ジャパンセパレーター株式会社

吸った油を本体の中で濃くしてから出す特許の構造で、回収した油に水がほとんど混ざりません。

岐阜県

ゼット工業株式会社

屋外の排水槽向けは本体とローラーを全部ステンレスで作り、深さは最大5.4mまで合わせられます。

愛知県

大成技研株式会社

フロート回収器で液面の油を吸い、ダイヤフラムポンプで送って、容量150Lの油分離層で水と油に分けます。

東京都

株式会社ブンリ

プロペラで液面に流れを作り、浮上油とスカムを引き寄せてからバケットですくいます。

東京都

株式会社ワールドケミカル

二重のフロートが波や液面の上下に合わせて動き、表面の油を続けて吸います。

東京都

出典
  1. ワールドケミカル オイルスキマー(浮上油回収・浮遊物回収・油水分離)
  2. サワダ精密 オイルスキマー 油とりっ子
  3. キソー オイルスキマー SK2・5
  4. 小楠金属工業所 平ベルト式オイルスキマー Belsep Pro
  5. 小楠金属工業所 平ベルト式オイルスキマー パンフレット
  6. 小楠金属工業所 マグネット内蔵オイルスキマー Magnosep Pro
  7. ブンリ チェーンバケットスキマー CBP・CBS
  8. 大成技研 浮上油回収装置 製品一覧
  9. ワールドケミカル 浮上油・浮遊物回収装置 GYP
  10. ワールドケミカル 移動式浮上油回収装置 CSPN
  11. ジャパンセパレーター ぴゅあmini
  12. ジャパンセパレーター ぴゅあmini 仕様書
  13. ゼット工業 オイルスキマー(浮上油回収装置)
掲載基準

工作機械のクーラントタンク、部品洗浄機の洗浄槽、工場の排水槽・ピットで、液面に浮いた油やスカムを回収するオイルスキマー(浮上油回収装置)のうち、ベルト式・フロート吸引式・チェーン・バケット式(マグネット内蔵を含む)の3方式で、日本の会社が自社で作っていることが公式サイトで確かめられ、仕様が公式資料の文字で確かめられる業務用の標準品です。工場排水を放流するための排水処理装置(「排水処理装置」の比較で扱う)、切粉やスラッジをこし取るろ過装置(「ろ過装置」の比較で扱う)、油水分離槽・グリーストラップ、オイルミストコレクター、油吸着マットなどの消耗品だけの販売、海外ブランドの輸入販売・代理店が売る他社製品、中古品は除いています。三和ロボティクスのディスク型「トオル君」は、公式のリーフレットに販売終了とあるため載せていません。回収量はメーカーの書き方(油100%時・実験データなど)のまま載せ、値段は公式に公開している製品が無いため、すべて見積もりとしています。

オイルスキマーを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉