口コミを書く

産業用ロボットや協働ロボットの作業範囲を広げるために、レールの上を走らせる走行軸を選ぶ、生産技術・設備・購買の担当の方へ

ロボット走行軸のメーカー8社比較【2026年】

ロボット走行軸は、ロボットをレールの上で走らせ、
作業範囲を広げる装置です。

ABOUT

ロボット走行軸とは

比較表を見る ↓

ロボット走行軸とは、ロボットをレールの上で走らせ、
作業範囲を広げる装置です。
ロボットの7軸目・走行台・ロボットスライダーとも呼びます。

製品の特長

  • ロボットの届く範囲が伸びる(走る距離のぶんだけ広がる)
  • 7軸目として動かせる製品がある(ロボットコントローラの付加軸制御)
  • 長さを変えられる(モジュールの組み合わせで指定する)

使うメリット

  • ロボット1台で複数の設備を回れる(工程の間のワーク運びも任せられる)
  • 作業者の移動を減らせる(投入と取り出しをロボットに渡す)
  • 既にある設備を活かせる(プレス機や加工機はそのまま使う)

選ぶときに注意すること

  1. 載せられる重さは、ロボット・ワーク・ブラケットの総量で見る
  2. 重心の位置でガイドの寿命が変わるので、設計の計算をする
  3. 走行軸のモータと制御がロボットコントローラに合うか先に確かめる
  4. ケーブルの通し方で、幅と歩けるかどうかが変わる

※仕様は各メーカーの公式の製品ページとカタログによる(値段を公開している社はなし。比較はストローク・搭載質量・精度などの仕様で見る)。

LIST

ロボット走行軸の比較表

ロボット走行軸11製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

標準型(産業用ロボット向け)

6製品
オザック精工株式会社搬送走行台 HST80H10m以上の長い走行を継ぎ足す口コミを書く要見積

モジュールを継ぎ足して伸ばす作りで、10m以上の長い走行に向きます。最大可搬重量は800kgで、テーブルは700×800です。ロボットの搬送にもワークの搬送にも使えます。

種類
標準型(産業用ロボット向け)
ストローク
モジュールの継ぎ足し、10m以上の長い走行向け
載せられる重さ
800kg
駆動方式
ラック&ピニオン
テーブル
700×800
特長
ロボット搬送とワーク搬送の両方に使える
記載なし
最高速度・繰り返し精度・全幅・載せるロボット
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社ダイヘン標準形スライダ 1SR形スパッタや油が飛ぶ現場口コミを書く要見積

スパッタや油、ごみが入らない防塵構造のスライダです。ストロークは2.9〜6.9mで、最大搭載質量は330kgです。繰り返し精度は±0.1mm、最大移動速度は0.295m/sです。

種類
標準型(産業用ロボット向け)
ストローク
2.9〜6.9m
載せられる重さ
330kg
最高速度
0.295m/s
繰り返し精度
±0.1mm
特長
スパッタや油、ごみが入らない防塵構造
記載なし
駆動方式・全幅・載せるロボット・テーブル
公式ページへ詳細・仕様
THK株式会社ロボット走行軸モジュール MRT-D長い距離を高い精度で走らせる口コミを書く要見積

ラック&ピニオン駆動で最大ストローク20,100mmまで伸ばせ、繰り返し位置決め精度は±0.05mmです。最高速度は3m/sで、各社のモータを取り付けられます。最大搭載質量はロボット・ワーク・ブラケットの総量で見ます。

種類
標準型(産業用ロボット向け)
ストローク
最大20,100mm
載せられる重さ
300〜1,000kg
最高速度
3m/s
繰り返し精度
±0.05mm
駆動方式
ラック&ピニオン
全幅
876mm
載せるロボット
載せるロボットに合わせてTypeを選ぶ
テーブル
796×820mm
特長
各社のモータを取り付けられる
公式ページへ詳細・仕様
株式会社トーキンロボットスライダー RS2S幅を抑えて両側でロボット作業口コミを書く要見積

ケーブルベアを内部に入れて、全幅を1.0mに抑えたスライダーです。両サイドでロボット作業ができます。最大積載1,200kgで、軽量級から中量級のロボットを載せます。

種類
標準型(産業用ロボット向け)
ストローク
全長3.6mから1.2m単位、実績はストローク39.4mまで
載せられる重さ
1,200kg
最高速度
1.0〜2.0m/s
駆動方式
ラック&ピニオン
全幅
1.0m
載せるロボット
軽量級〜中量級のロボット
特長
ケーブルベア一体型、両側で作業できる
記載なし
繰り返し精度・テーブル
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
ファナック株式会社FANUC モジュール型走行軸ファナックのロボットに合わせる口コミを書く要見積

ファナックのロボットに合わせた汎用品で、システムごとに設計しなくて済みます。モジュールを組み合わせて1mから最大20mまで0.5m刻みでストロークを指定できます。全幅は従来より34%狭い900mm以下です。

種類
標準型(産業用ロボット向け)
ストローク
1mから最大20mまで0.5m刻み
全幅
900mm以下
載せるロボット
ファナックのM-710、R-1000、R-2000シリーズ
特長
寿命予測や衝突検出のソフト機能がある
記載なし
載せられる重さ・最高速度・繰り返し精度・駆動方式・テーブル
公式ページへ詳細・仕様
ユニクラフトナグラ株式会社小型・中型ロボット用走行台加工機の間をロボットで速く回す口コミを書く要見積

ロボットコントローラの付加軸制御で7軸目として動かし、ティーチングボックスから直接教えられます。走行スピードは2,000mm/sで、位置繰り返し精度は±0.1mmです。上面の縞鋼板は踏板として歩けます。

種類
標準型(産業用ロボット向け)
ストローク
2.5mから0.5m毎
最高速度
2,000mm/s
繰り返し精度
±0.1mm
駆動方式
ACサーボモータ+ラック&ピニオン
載せるロボット
各メーカーの小型・中型ロボット
特長
ロボットの7軸目として制御する
記載なし
載せられる重さ・全幅・テーブル
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

軽量型(搭載100kg以下)

4製品
イグス株式会社ロボット用7軸アクチュエータ軽い協働ロボットの範囲を広げる口コミを書く要見積

プラスチックで作ったリニア軸で、軽いロボットの作業範囲を広げます。最長6,000mmのストロークと最大55kgの可搬重量で、精度は±0.3mmです。イグスロボットやUniversal Robotsなどに合うアダプタキットがあります。

種類
軽量型(搭載100kg以下)
ストローク
最長6,000mm
載せられる重さ
最大55kg
最高速度
最大0.6m/s
繰り返し精度
±0.3mm(精度)
載せるロボット
イグスロボット、Universal Robots、Epson、Omron、Franka Emika、Doosan
特長
デジタル入出力、UR CAP、イグスの制御で動かす
記載なし
駆動方式・全幅・テーブル
公式ページへ詳細・仕様
オザック精工株式会社搬送走行台 HST45V小さなロボットの長い走行口コミを書く要見積

ラックピニオン駆動のモジュール式で、最大可搬重量は100kgです。テーブルは260×300です。継ぎ足して10m以上の長い走行にも使えます。

種類
軽量型(搭載100kg以下)
ストローク
モジュールの継ぎ足し、10m以上の長い走行向け
載せられる重さ
100kg
駆動方式
ラック&ピニオン
テーブル
260×300
特長
ロボット搬送とワーク搬送の両方に使える
記載なし
最高速度・繰り返し精度・全幅・載せるロボット
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
コアテック株式会社ロボットスライダー(コアテック)既設の設備にワーク搬送を足す口コミを書く要見積

ストロークを1mm単位で作れるので、既設の設備の間隔に合わせられます。標準は6,000mmで、最大12mまで作れます。最大可搬重量はロボットの重さを含めて100kgです。

種類
軽量型(搭載100kg以下)
ストローク
標準6,000mm、最大12m、1mm単位
載せられる重さ
100kg(ロボット込み)
最高速度
0.89m/s
載せるロボット
ファナック、デンソーウェーブ、ダイヘン、NACHI、三菱電機の実績
特長
ストローク・可搬重量・速度を変えられる
記載なし
繰り返し精度・駆動方式・全幅・テーブル
公式ページへ詳細・仕様
THK株式会社ロボット走行軸モジュール MRT TY50kgまでの軽いロボットを速く口コミを書く要見積

ベルト駆動の軽量サイズで、全幅560mm・高さ140mmに収まります。最大搭載質量は50kgまでで、最大ストロークは4,760mmです。速度は最高1〜3m/sで、繰り返し位置決め精度は±0.1mmです。

種類
軽量型(搭載100kg以下)
ストローク
最大4,760mm
載せられる重さ
50kgまで
最高速度
1〜3m/s
繰り返し精度
±0.1mm
駆動方式
ベルト
全幅
560mm
載せるロボット
載せるロボットに合わせてTypeを選ぶ
テーブル
426×360mm
特長
高さ140mm、各社のモータを取り付けられる
公式ページへ詳細・仕様

天吊り型

1製品
株式会社トーキンロボットスライダー RS7床を空けたいラインの天吊り口コミを書く要見積

ロボットを上から吊るす天吊り型で、床の上の場所を空けられます。連結長さは3.6〜12.0mの8種類から選びます。反転具などのオプションは別売りです。

種類
天吊り型
ストローク
連結長さ3.6〜12.0mの8種類
載せられる重さ
1,200kg
最高速度
1.0〜2.0m/s
全幅
1.5m
載せるロボット
軽量級〜中量級のロボット
特長
天吊り型、片持ち支柱型
記載なし
繰り返し精度・駆動方式・テーブル
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

標準型(産業用ロボット向け)6製品

オザック精工株式会社

搬送走行台 HST80H

10m以上の長い走行を継ぎ足す

モジュールを継ぎ足して伸ばす作りで、10m以上の長い走行に向きます。最大可搬重量は800kgで、テーブルは700×800です。ロボットの搬送にもワークの搬送にも使えます。

コスト要見積

種類
標準型(産業用ロボット向け)
ストローク
モジュールの継ぎ足し、10m以上の長い走行向け
載せられる重さ
800kg
駆動方式
ラック&ピニオン
テーブル
700×800
特長
ロボット搬送とワーク搬送の両方に使える
記載なし
最高速度・繰り返し精度・全幅・載せるロボット
公式ページへ
株式会社ダイヘン

標準形スライダ 1SR形

スパッタや油が飛ぶ現場

スパッタや油、ごみが入らない防塵構造のスライダです。ストロークは2.9〜6.9mで、最大搭載質量は330kgです。繰り返し精度は±0.1mm、最大移動速度は0.295m/sです。

コスト要見積

種類
標準型(産業用ロボット向け)
ストローク
2.9〜6.9m
載せられる重さ
330kg
最高速度
0.295m/s
繰り返し精度
±0.1mm
特長
スパッタや油、ごみが入らない防塵構造
記載なし
駆動方式・全幅・載せるロボット・テーブル
公式ページへ
THK株式会社

ロボット走行軸モジュール MRT-D

長い距離を高い精度で走らせる

ラック&ピニオン駆動で最大ストローク20,100mmまで伸ばせ、繰り返し位置決め精度は±0.05mmです。最高速度は3m/sで、各社のモータを取り付けられます。最大搭載質量はロボット・ワーク・ブラケットの総量で見ます。

コスト要見積

種類
標準型(産業用ロボット向け)
ストローク
最大20,100mm
載せられる重さ
300〜1,000kg
最高速度
3m/s
繰り返し精度
±0.05mm
駆動方式
ラック&ピニオン
全幅
876mm
載せるロボット
載せるロボットに合わせてTypeを選ぶ
テーブル
796×820mm
特長
各社のモータを取り付けられる
公式ページへ
株式会社トーキン

ロボットスライダー RS2S

幅を抑えて両側でロボット作業

ケーブルベアを内部に入れて、全幅を1.0mに抑えたスライダーです。両サイドでロボット作業ができます。最大積載1,200kgで、軽量級から中量級のロボットを載せます。

コスト要見積

種類
標準型(産業用ロボット向け)
ストローク
全長3.6mから1.2m単位、実績はストローク39.4mまで
載せられる重さ
1,200kg
最高速度
1.0〜2.0m/s
駆動方式
ラック&ピニオン
全幅
1.0m
載せるロボット
軽量級〜中量級のロボット
特長
ケーブルベア一体型、両側で作業できる
記載なし
繰り返し精度・テーブル
公式ページへ
ファナック株式会社

FANUC モジュール型走行軸

ファナックのロボットに合わせる

ファナックのロボットに合わせた汎用品で、システムごとに設計しなくて済みます。モジュールを組み合わせて1mから最大20mまで0.5m刻みでストロークを指定できます。全幅は従来より34%狭い900mm以下です。

コスト要見積

種類
標準型(産業用ロボット向け)
ストローク
1mから最大20mまで0.5m刻み
全幅
900mm以下
載せるロボット
ファナックのM-710、R-1000、R-2000シリーズ
特長
寿命予測や衝突検出のソフト機能がある
記載なし
載せられる重さ・最高速度・繰り返し精度・駆動方式・テーブル
公式ページへ
ユニクラフトナグラ株式会社

小型・中型ロボット用走行台

加工機の間をロボットで速く回す

ロボットコントローラの付加軸制御で7軸目として動かし、ティーチングボックスから直接教えられます。走行スピードは2,000mm/sで、位置繰り返し精度は±0.1mmです。上面の縞鋼板は踏板として歩けます。

コスト要見積

種類
標準型(産業用ロボット向け)
ストローク
2.5mから0.5m毎
最高速度
2,000mm/s
繰り返し精度
±0.1mm
駆動方式
ACサーボモータ+ラック&ピニオン
載せるロボット
各メーカーの小型・中型ロボット
特長
ロボットの7軸目として制御する
記載なし
載せられる重さ・全幅・テーブル
公式ページへ

軽量型(搭載100kg以下)4製品

イグス株式会社

ロボット用7軸アクチュエータ

軽い協働ロボットの範囲を広げる

プラスチックで作ったリニア軸で、軽いロボットの作業範囲を広げます。最長6,000mmのストロークと最大55kgの可搬重量で、精度は±0.3mmです。イグスロボットやUniversal Robotsなどに合うアダプタキットがあります。

コスト要見積

種類
軽量型(搭載100kg以下)
ストローク
最長6,000mm
載せられる重さ
最大55kg
最高速度
最大0.6m/s
繰り返し精度
±0.3mm(精度)
載せるロボット
イグスロボット、Universal Robots、Epson、Omron、Franka Emika、Doosan
特長
デジタル入出力、UR CAP、イグスの制御で動かす
記載なし
駆動方式・全幅・テーブル
公式ページへ
オザック精工株式会社

搬送走行台 HST45V

小さなロボットの長い走行

ラックピニオン駆動のモジュール式で、最大可搬重量は100kgです。テーブルは260×300です。継ぎ足して10m以上の長い走行にも使えます。

コスト要見積

種類
軽量型(搭載100kg以下)
ストローク
モジュールの継ぎ足し、10m以上の長い走行向け
載せられる重さ
100kg
駆動方式
ラック&ピニオン
テーブル
260×300
特長
ロボット搬送とワーク搬送の両方に使える
記載なし
最高速度・繰り返し精度・全幅・載せるロボット
公式ページへ
コアテック株式会社

ロボットスライダー(コアテック)

既設の設備にワーク搬送を足す

ストロークを1mm単位で作れるので、既設の設備の間隔に合わせられます。標準は6,000mmで、最大12mまで作れます。最大可搬重量はロボットの重さを含めて100kgです。

コスト要見積

種類
軽量型(搭載100kg以下)
ストローク
標準6,000mm、最大12m、1mm単位
載せられる重さ
100kg(ロボット込み)
最高速度
0.89m/s
載せるロボット
ファナック、デンソーウェーブ、ダイヘン、NACHI、三菱電機の実績
特長
ストローク・可搬重量・速度を変えられる
記載なし
繰り返し精度・駆動方式・全幅・テーブル
公式ページへ
THK株式会社

ロボット走行軸モジュール MRT TY

50kgまでの軽いロボットを速く

ベルト駆動の軽量サイズで、全幅560mm・高さ140mmに収まります。最大搭載質量は50kgまでで、最大ストロークは4,760mmです。速度は最高1〜3m/sで、繰り返し位置決め精度は±0.1mmです。

コスト要見積

種類
軽量型(搭載100kg以下)
ストローク
最大4,760mm
載せられる重さ
50kgまで
最高速度
1〜3m/s
繰り返し精度
±0.1mm
駆動方式
ベルト
全幅
560mm
載せるロボット
載せるロボットに合わせてTypeを選ぶ
テーブル
426×360mm
特長
高さ140mm、各社のモータを取り付けられる
公式ページへ

天吊り型1製品

株式会社トーキン

ロボットスライダー RS7

床を空けたいラインの天吊り

ロボットを上から吊るす天吊り型で、床の上の場所を空けられます。連結長さは3.6〜12.0mの8種類から選びます。反転具などのオプションは別売りです。

コスト要見積

種類
天吊り型
ストローク
連結長さ3.6〜12.0mの8種類
載せられる重さ
1,200kg
最高速度
1.0〜2.0m/s
全幅
1.5m
載せるロボット
軽量級〜中量級のロボット
特長
天吊り型、片持ち支柱型
記載なし
繰り返し精度・駆動方式・テーブル
公式ページへ
Q&A

ロボット走行軸選びで、よくある疑問

購買担当の疑問ロボット走行軸の価格は、いくら?

今回の8社は、公式ページに値段を出していません。長さとロボットで値段が変わるので、ロボットの型番とストロークを決めて問い合わせます。

設備担当の疑問ロボット走行軸の種類と違いは?

標準型・軽量型・天吊り型の3つです。THKのMRT-Dのような標準型は重いロボットを長く走らせ、イグスのような軽量型は協働ロボットの範囲を広げます。トーキンのRS7のような天吊り型は床を空けられます。

設備担当の疑問ストロークはどこまで伸ばせる?

THKのMRT-Dは最大20,100mm、ファナックは最大20mです。トーキンのRSシリーズには、2020年4月時点でストローク39.4mの実績があります。ダイヘンの1SR形は2.9〜6.9mです。

工場長の疑問載せられる重さはロボットの重さだけで見ていい?

いいえ、ワークやブラケットも足します。THKの最大搭載質量はロボット・ワーク・ブラケットの総量で、コアテックの100kgもロボットの重さを含みます。

設備担当の疑問ベルト駆動とラック&ピニオンの違いは?

THKの場合、ベルトのTYは搭載50kgまでで最大4,760mm、ラック&ピニオンのMRT-Dは搭載1,000kgまでで最大20,100mmです。ユニクラフトナグラ・オザック精工もラック&ピニオンです。

設備担当の疑問繰り返し精度はどれくらい?

THKのMRT-Dは±0.05mm、ダイヘンの1SR形とユニクラフトナグラは±0.1mmです。イグスの第7軸は精度±0.3mmです。

工場長の疑問走る速さはどれくらい?

THKのMRT-Dは3m/s、ユニクラフトナグラは2,000mm/s、トーキンのRS2Sは1.0〜2.0m/sです。コアテックは0.89m/s、イグスは最大0.6m/s、ダイヘンの1SR形は0.295m/sです。

設備担当の疑問ロボットの7軸目として動かせる?

ユニクラフトナグラの走行台は、ロボットコントローラの付加軸制御で7軸目として動かし、ティーチングボックスから教えられます。イグスの第7軸はデジタル入出力やUR CAPで動かします。

設備担当の疑問協働ロボットや他社のロボットも載せられる?

イグスにはUniversal Robots・Epson・Omronなどに合うアダプタキットがあります。ファナックのモジュール型はM-710・R-1000・R-2000シリーズ用です。コアテックにはファナック・デンソーウェーブ・ダイヘンなどの実績があります。

施設管理の疑問狭い場所に置くには?

全幅を見ます。トーキンのRS2Sは1.0m、ファナックのモジュール型は900mm以下、THKのTYは560mmです。床が空かないならトーキンのRS7のような天吊り型を選びます。

施設管理の疑問切粉やスパッタが飛ぶ現場で使える?

ダイヘンの1SR形はスパッタや油、ごみが入らない防塵構造です。ユニクラフトナグラの走行台はケーブルを内部にしまい、切粉などが入りにくい作りです。

TYPES

ロボット走行軸の種類の違い

標準型(産業用ロボット向け)

産業用ロボットを台に載せて走らせる型です。ラック&ピニオンで長い距離を走らせる製品が多く、継ぎ足して伸ばせます。THKのMRT-Dは最大20,100mm、ファナックのモジュール型は最大20mです。

向いている使い方

  • 並んだ加工機にロボット1台で回る
  • 重いワークやロボットを運ぶ
  • 10mを超える長い距離を走る

根拠:THKのロボット走行軸モジュールの駆動は、ベルト駆動とラック&ピニオンがあり、ロングストロークに対応可能です。(出典1)

この種類の6製品を表で見る

軽量型(搭載100kg以下)

載せられる重さが100kg以下の小さな型です。協働ロボットや小型ロボットに使います。イグスは最大55kg、THKのMRT TYは50kgまでです。

向いている使い方

  • 協働ロボットの届く範囲を広げる
  • 小さなワークを工程の間で運ぶ
  • 既設のラインの横に後から足す

根拠:第7軸を使用すると、ロボットの作業領域が4倍に拡がります。(出典7)

この種類の4製品を表で見る

天吊り型

ロボットを上のレールから吊るして走らせる型です。床の上の場所を空けられます。トーキンのRS7は片持ち支柱で支えます。

向いている使い方

  • 床に置く場所が足りない
  • 人や台車の通路を床に残したい
  • 設備の上からワークを出し入れする

根拠:天吊り型によりフロア上設置スペースを削減でき、反転具などのオプションも別売りでご用意しています。(出典3)

この種類の1製品を表で見る
MAKERS

ロボット走行軸の主なメーカー8社

イグス株式会社

プラスチックで作ったリニア軸で、軽いロボットの作業範囲を広げます。

東京都

オザック精工株式会社

モジュールを継ぎ足して伸ばす作りで、10m以上の長い走行に向きます。

埼玉県

コアテック株式会社

ストロークを1mm単位で作れるので、既設の設備の間隔に合わせられます。

岡山県

株式会社ダイヘン

スパッタや油、ごみが入らない防塵構造のスライダです。

大阪府

THK株式会社

ラック&ピニオン駆動で最大ストローク20,100mmまで伸ばせ、繰り返し位置決め精度は±0.05mmです。

東京都

株式会社トーキン

ケーブルベアを内部に入れて、全幅を1.0mに抑えたスライダーです。

広島県

ファナック株式会社

ファナックのロボットに合わせた汎用品で、システムごとに設計しなくて済みます。

山梨県

ユニクラフトナグラ株式会社

ロボットコントローラの付加軸制御で7軸目として動かし、ティーチングボックスから直接教えられます。

静岡県

出典
  1. THK ロボット走行軸モジュール
  2. THK MRT
  3. トーキン 製品情報
  4. トーキン RSシリーズ比較表
  5. ファナック モジュール型走行軸
  6. ダイヘン スライダ
  7. イグス 第7軸
  8. オザック精工 搬送走行台
  9. コアテック ロボットスライダー
  10. ユニクラフトナグラ ロボット走行台パンフレット
掲載基準

産業用ロボットや協働ロボットを載せてレールの上を走らせる走行軸(7軸目のモジュール・走行台・ロボットスライダー)で、自社で作る日本の会社と、日本法人が日本語の公式サイトで案内する自社ブランドの製品のうち、仕様を公式で確かめられたものです。各社の代表の型を1社2製品まで載せています。ロボット本体、床を自由に走る無人搬送ロボット(hanso-robot)、走行軸に組み込むリニアガイド単体(linear-guide)は載せていません。Thomson製を売るミワは販売元なので除きました。Rollonは日本法人を公式で確かめられず、KUKAは日本語の製品ページが開けず、ABBは公式サイトの応答がなく、スター精機とリバーシスは公式サイトがこちらから開けず、THKインテックスは公式の製品ページが見つからないので、今回は載せていません。

ロボット走行軸を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉