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GUIDE / ROBOT-TRAVELING-AXIS

ロボット走行軸とは?7軸目・走行台の種類(標準型・軽量型・天吊り型)と、ストローク・搭載質量・精度の選び方

産業用ロボットや協働ロボットをレールの上で走らせ、作業範囲を広げるロボット走行軸の3つの種類、ストロークと載せられる重さの見方、ベルトとラック&ピニオンの違い、7軸目としての動かし方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月7日更新

この記事の答え

ロボット走行軸は、ロボットをレールの上で走らせ、作業範囲を広げる装置です。7軸目・走行台・ロボットスライダーとも呼びます。載せるロボットと付け方で、標準型・軽量型・天吊り型に分かれます。選ぶときは「載せる総重量」「走る距離」「求める精度」の3つを先に決めます。

ロボット走行軸とは

ロボット走行軸は、産業用ロボットや協働ロボットを台に載せ、レールの上で走らせる装置です。1台のロボットで複数の設備を回れるようになり、ワークの投入と取り出しや工程の間の搬送に使います。

比較ページには、自社で作る日本の会社と、日本法人が自社ブランドで案内する製品を載せています。ロボット本体、床を自由に走る無人搬送ロボット、リニアガイド単体は載せていません。

3つの種類

  • 標準型:産業用ロボットを載せて走らせます。例はTHKのMRT-D、トーキンのRS2S、ファナックのモジュール型走行軸、ダイヘンの1SR形、オザック精工のHST80H、ユニクラフトナグラの走行台です
  • 軽量型:載せられる重さが100kg以下の型です。例はイグスの第7軸、THKのTY、オザック精工のHST45V、コアテックのロボットスライダーです
  • 天吊り型:ロボットを上のレールから吊るします。例はトーキンのRS7です

ストロークの見方

  • THKのMRT-Dは、最大20,100mmです
  • ファナックのモジュール型は、1mから最大20mまで0.5m刻みです
  • トーキンのRSシリーズは、全長3.6mから1.2m単位で伸ばせます
  • ダイヘンの1SR形は、2.9〜6.9mの5種類です
  • イグスの第7軸は、最長6,000mmです

載せられる重さの見方

  • ロボットの重さだけで見ず、ワークとブラケットまで足します。THKの最大搭載質量は、この総量です
  • トーキンのRS2Sは1,200kg、オザック精工のHST80Hは800kg、ダイヘンの1SR形は330kgです
  • コアテックのロボットスライダーの100kgは、ロボットの重さを含みます

駆動方式と精度

  • THKのTYはベルトで、搭載50kgまでです。MRT-Dはラック&ピニオンで、搭載1,000kgまでです
  • 繰り返し精度は、THKのMRT-Dが±0.05mm、ダイヘンの1SR形とユニクラフトナグラの走行台が±0.1mmです
  • イグスの第7軸は、公式の表記で精度±0.3mmです

動かし方

  • ユニクラフトナグラの走行台は、ロボットコントローラの付加軸制御で7軸目として動かします。ティーチングボックスから直接教えられます
  • イグスの第7軸は、デジタル入出力やUR CAP、イグスのロボット制御で動かします
  • ファナックのモジュール型走行軸は、姿勢に応じた寿命予測や衝突検出のソフト機能があります

価格

  • 今回の8社は、公式ページに値段を出していません
  • ロボットの型番と走る距離を決めて、各社に問い合わせます
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