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ロボットハンドのメーカー10社比較【2026年】

ロボットハンドは、ロボットの腕の先に付けて、
部品や箱をつかんだり吸い付けたりする道具です。

ABOUT

ロボットハンドとは

比較表を見る ↓

ロボットハンドは、ロボットの腕の先に付けて、
部品や箱をつかんだり吸い付けたりする道具です。
グリッパー・エンドエフェクタとも呼びます。モーターで爪を動かす電動グリッパー、工場のエアで動かすエアチャック、吸い付ける真空グリッパー、柔らかい指で包むソフトグリッパーに分かれます。

製品の特長

  • つかむ力と幅を設定で変えられる(電動グリッパー⁠は位置・速度・力を設定する)
  • エアチャックは小さく強い(工場のエアで動き、通販で買える型も多い)
  • 形のそろわない物も扱える(吸着面やシリコンの指が品物に沿う)

使うメリット

  • 人が手で移していた作業をロボットに任せられる(機械への出し入れ・箱詰め・仕分け)
  • 品種が変わってもハンドを替えずに済む(電動の設定や長いストロークで幅の違いを吸収)
  • 協働ロボットの横で人と一緒に使える(協働ロボット向けに作った型がある)

選ぶときに注意すること

  1. エアチャックの把持力はワーク重量の10〜20倍以上を見て選ぶ
  2. エアが落ちるとワークを落とすおそれがある。電動は電源断のときの保持の仕組みを確かめる
  3. カタログの把持力は把持点の距離や圧力の条件つき。爪を長くすると下がる
  4. 真空グリッパーの保持力は通気のないワークを全面で吸った時の値。段ボールなど空気が抜ける物では下がる
  5. ロボットの可搬質量には、ハンドとワークの重さを足して収める

※エアチャックの選び方と停電時の注意はSMCの取扱説明書とカタログ、真空グリッパーの保持力の条件はシュマルツのカタログ、電動グリッパーの保持の仕組みは各社の公式資料による。仕様は各メーカーの公式の製品ページ・カタログ、値段はモノタロウの販売価格(税込・2026年10月14日確認)による。

LIST

ロボットハンドの比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

ロボットハンド13製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

電動グリッパー

7製品
株式会社アイエイアイエレシリンダー スライド2ツ爪グリッパー EC-GRB10エアを引かずに小物をつかむ口コミを書く要見積

コントローラーを本体に内蔵した電動の2爪グリッパーで、最大把持力は両側で100Nです。繰返し位置決め精度は±0.05mmで、セルフロック機構により電源を切ってもワークをつかんだままにできます。

方式
電動グリッパー
つかみ方
スライド2爪(電動)
把持力・耐荷重
最大100N(両側)
ストローク・つかめる幅
片側15mm
繰返し精度
±0.05mm
本体の質量
0.69kg
動かす元
電動(コントローラー内蔵)
特長
電源を切っても把持力を保つセルフロック
記載なし
可搬質量・設定・⁠⁠⁠信号
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
SMC株式会社電動グリッパ 2爪タイプ LEHFシリーズエアチャックからの置き換え口コミを書く要見積

ボディサイズ40で72〜180Nの把持力を、位置・速度・力の設定で使い分ける電動グリッパです。設定は64点まで持てるので、太さの違うワークを同じ爪で順につかめます。セルフロックで、電源が落ちてもワークを落としにくくしています。

方式
電動グリッパー
つかみ方
2爪(電動)
把持力・耐荷重
72〜180N(ボディサイズ40)
ストローク・つかめる幅
40mm(両側・ロングストロークは80mm⁠)
動かす元
電動(コントローラとセット販売)
設定・⁠⁠⁠信号
位置・速度・力を64点まで設定
特長
セルフロックで落下を防ぐ、把持確認つき
記載なし
可搬質量・繰返し精度・本体の質量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
OnRobot Japan K.K.RG2 2フィンガー電動グリッパー協働ロボットで部品を出し入れ口コミを書く要見積

ストロークを110mmまで、グリップ力を3〜40Nまで変えられる協働ロボット向けの電動グリッパーです。摩擦でつかむなら2kg、爪の形で抱えるなら5kgまで運べます。つかんだか・落としたかの検出と部品幅の測定を内蔵しています。

方式
電動グリッパー
つかみ方
2フィンガー(電動)
把持力・耐荷重
3〜40N
ストローク・つかめる幅
0〜110mm
可搬質量
2kg(摩擦)、5kg(形状)
繰返し精度
0.1mm(標準)
本体の質量
0.78kg
動かす元
電動(BLDCモーター)
設定・⁠⁠⁠信号
把持の検出と部品幅の測定を内蔵
特長
停電してもワークをつかんだまま
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
シナノケンシ株式会社ASPINA電動ロボットハンド ARH350A⁠(3爪)丸いワークや柔らかい物を3爪で口コミを書く要見積

3本の爪で丸いものを真ん中に寄せてつかむ電動ハンドで、把持力は50Nです。最大開口径は143mmで、つかんで3,000g、指先でつまんで500gまで持てます。中央が中空なので、カメラやエアの通り道に使えます。

方式
電動グリッパー
つかみ方
3爪(電動)
把持力・耐荷重
50N
ストローク・つかめる幅
最大開口径143mm(標準爪)
可搬質量
つかみ3,000g、つまみ500g
本体の質量
640g
動かす元
電動(ステッピングモータ)
設定・⁠⁠⁠信号
把持力・速度・開閉位置を調整
特長
停電してもブレーキでワークを保持
記載なし
繰返し精度
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
SCHUNK Intec K.K.小物部品用グリッパー EGK 40把持力を細かく変える小物の組立口コミを書く要見積

把持力を55〜150Nの間で変えられる電動の平行グリッパーです。ストロークは片側41.5mmで、つかむ時の繰返し精度は0.03mmです。永久磁石のブレーキで、電源が切れても把持力を保ちます。

方式
電動グリッパー
つかみ方
平行開閉⁠(電動)
把持力・耐荷重
55〜150N
ストローク・つかめる幅
41.5mm(片側)
繰返し精度
0.03mm(把持)
本体の質量
1.02kg
動かす元
電動(⁠24V⁠)
設定・⁠⁠⁠信号
Modbus RTU
特長
永久磁石ブレーキで把持力を保つ
記載なし
可搬質量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
CKD株式会社電動アクチュエータ グリッパ 2フィンガタイプ FFLD大きく重いワークを電動でつかむ口コミを書く要見積

ストロークが両側で最大160mm、把持力が片側で最大500Nの、薄くて長く開く電動グリッパです。把持する位置を自由に決められるので、サイズの違うワークをツールチェンジなしでつかめます。コントローラを内蔵していて、ロボットの手首まわりの配線が少なくて済みます。

方式
電動グリッパー
つかみ方
2フィンガ(電動・⁠⁠⁠薄形)
把持力・耐荷重
最大500N(片側)
ストローク・つかめる幅
100・140・160mm(両側)
本体の質量
1.2〜2.5kg
動かす元
電動(コントローラ内蔵)
設定・⁠⁠⁠信号
把持する位置を自由に設定
特長
最大作動速度30mm/s(片側)
記載なし
可搬質量・繰返し精度
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
THK株式会社電動グリッパ EG42Vモーメントのかかる姿勢での把持口コミを書く要見積

爪の案内にLMガイドを使った電動グリッパで、EG42Vは把持力102N・ストローク30mmです。繰り返し位置決め精度は±0.01mmで、多点の位置決めと把持力の設定ができます。電源を切っても開閉部が位置を保ち、つかんだままにできます。

方式
電動グリッパー
つかみ方
平行開閉(電動・LMガイド)
把持力・耐荷重
102N(コントローラTSCのとき)
ストローク・つかめる幅
30mm(片側15mm⁠)
繰返し精度
±0.01mm
動かす元
電動(すべりねじと減速機構)
設定・⁠⁠⁠信号
多点の位置・開閉速度・把持力を設定
特長
電源を切っても把持力を保つ
記載なし
可搬質量・本体の質量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

エアチャック

3製品
SMC株式会社平行開閉形エアチャック MHZ2シリーズ小物部品をエアで速くつかむ口コミを書く21,978円|(税込・⁠⁠⁠通販)

外径把持の実効値が11〜254Nまで、サイズを選んでそろえられる定番のエアチャックです。繰返し精度は±0.01〜±0.02mmで、リニアガイドで爪のガタを抑えています。空気圧が落ちると把持力も下がるので、停電の時の落下対策は回路で決めます。

方式
エアチャック
つかみ方
平行開閉(⁠リニアガイド⁠)
把持力・耐荷重
外径把持11〜254N(フィンガ片側の実効値)
ストローク・つかめる幅
4〜30mm(両側)
繰返し精度
±0.01⁠〜±0.02mm
本体の質量
55〜1,275g(複動形)
動かす元
空気圧(複動形0.1〜0.7MPa)
特長
防塵・防滴構造
記載なし
可搬質量・設定・⁠⁠⁠信号
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
株式会社コガネイリニアガイド付パラレルタイプ ハンドボーイ NHC1Dシリーズ爪の開閉が少ない小物の把持口コミを書く36,278円|(税込・⁠⁠⁠通販)

閉じる側でも開く側でも使える平行タイプのエアハンドで、閉側の実効把持力は11〜85Nです。繰返し精度は±0.01mmで、リニアガイドで爪を案内します。開閉ストロークは4〜14mmと短く、小さな部品を決まった位置でつかむ使い方に向きます。

方式
エアチャック
つかみ方
平行開閉(⁠リニアガイド⁠)
把持力・耐荷重
閉側11〜85N、開側15〜106N
ストローク・つかめる幅
4〜14mm
繰返し精度
±0.01mm
動かす元
空気圧(0.12〜0.7MPa)
記載なし
可搬質量・本体の質量・設定・信号・⁠⁠⁠特長
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
CKD株式会社薄形ロングストローク平行ハンド HLC大きさの違うワークをエアで持つ口コミを書く76,978円|(税込・⁠⁠⁠通販)

エアのハンドで開閉ストロークが20〜70mm、ロングストロークなら60〜140mmまで開きます。大きさの違うワークを、爪を替えずに同じハンドでつかめます。把持力はカタログのグラフで爪の長さごとに読みます。

方式
エアチャック
つかみ方
平行開閉(リニアガイド・⁠⁠⁠薄形)
ストローク・つかめる幅
20〜70mm(ロングは60〜140mm)
繰返し精度
±0.01⁠〜±0.03mm
本体の質量
0.14〜3.69kg
動かす元
空気圧(0.2〜0.7MPa)
特長
リニアガイドで耐久性を上げた薄形
記載なし
把持力・耐荷重・可搬質量・設定・⁠⁠⁠信号
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)

真空・ソフトグリッパー

3製品
OnRobot Japan K.K.Soft Gripper(ソフトグリッパー)食品や形のそろわない品物口コミを書く要見積

シリコン製の柔らかいツールが品物に沿って曲がり、硬い爪で押さずにつかみます。ツールは3種類から選び、把持寸法は11〜118mmです。エアの配管がいらず、ツールは食器洗浄機で洗えます。

方式
真空・ソフトグリッパー
つかみ方
柔らかいシリコン製ツール(3種類)
ストローク・つかめる幅
11〜118mm(把持寸法・ツールによる)
可搬質量
最大2.2kg(形・柔らかさ・摩擦による)
本体の質量
0.77kg(ベース)
動かす元
電動(エア不要)
特長
ツールは食器洗浄機で洗える(FDA 21 CFR・EC 1935/2004に適合)
記載なし
把持力・耐荷重・繰返し精度・設定・⁠⁠⁠信号
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
コンバム株式会社e・ハンド(電動吸着ハンド)SGEシリーズエアの無い場所で吸着搬送口コミを書く要見積

真空ポンプを内蔵していて、コンプレッサーも配管もなしで吸着搬送ができる電動の吸着ハンドです。給電はM8のケーブル1本で、小型は260gと軽く作っています。吸着パッドを替えて、0.5〜3kgのワークに使います。

方式
真空・ソフトグリッパー
つかみ方
吸着(真空ポンプ内蔵)
可搬質量
0.5〜3kg
本体の質量
260g(小型)
動かす元
電動(M8ケーブル1本で給電・コンプレッサ不要)
設定・⁠⁠⁠信号
真空のON・OFFと吸着確認の出力
特長
吸込流量0.3L/min(小型)
記載なし
把持力・耐荷重・ストローク・つかめる幅・繰返し精度
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
シュマルツ株式会社軽量・真空グリッパー FQE(220×80mm)箱や袋をまとめて吸って運ぶ口コミを書く要見積

スポンジの吸着面で、大きさや形の違う箱や袋を段取り替えなしで吸い付けます。220×80mmの型は水平搬送の耐荷重が160Nで、真空発生器を内蔵した型でも0.9kgです。協働ロボット向けにISO/TS 15066に沿った形にしています。

方式
真空・ソフトグリッパー
つかみ方
吸着(スポンジ)
把持力・耐荷重
耐荷重160N、保持力175N
ストローク・つかめる幅
吸着面220×80mm
本体の質量
0.9kg(真空発生器内蔵の型)
動かす元
圧縮エア(0.3〜0.6MPa)とDC24V
特長
協働ロボット向けの設計(ISO/TS 15066準拠)
記載なし
可搬質量・繰返し精度・設定・⁠⁠⁠信号
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)

電動グリッパー7製品

株式会社アイエイアイ

エレシリンダー スライド2ツ爪グリッパー EC-GRB10

エアを引かずに小物をつかむ

コントローラーを本体に内蔵した電動の2爪グリッパーで、最大把持力は両側で100Nです。繰返し位置決め精度は±0.05mmで、セルフロック機構により電源を切ってもワークをつかんだままにできます。

コスト要見積

方式
電動グリッパー
つかみ方
スライド2爪(電動)
把持力・耐荷重
最大100N(両側)
ストローク・つかめる幅
片側15mm
繰返し精度
±0.05mm
本体の質量
0.69kg
動かす元
電動(コントローラー内蔵)
特長
電源を切っても把持力を保つセルフロック
記載なし
可搬質量・設定・⁠⁠⁠信号
公式ページへ
SMC株式会社

電動グリッパ 2爪タイプ LEHFシリーズ

エアチャックからの置き換え

ボディサイズ40で72〜180Nの把持力を、位置・速度・力の設定で使い分ける電動グリッパです。設定は64点まで持てるので、太さの違うワークを同じ爪で順につかめます。セルフロックで、電源が落ちてもワークを落としにくくしています。

コスト要見積

方式
電動グリッパー
つかみ方
2爪(電動)
把持力・耐荷重
72〜180N(ボディサイズ40)
ストローク・つかめる幅
40mm(両側・ロングストロークは80mm⁠)
動かす元
電動(コントローラとセット販売)
設定・⁠⁠⁠信号
位置・速度・力を64点まで設定
特長
セルフロックで落下を防ぐ、把持確認つき
記載なし
可搬質量・繰返し精度・本体の質量
公式ページへ
OnRobot Japan K.K.

RG2 2フィンガー電動グリッパー

協働ロボットで部品を出し入れ

ストロークを110mmまで、グリップ力を3〜40Nまで変えられる協働ロボット向けの電動グリッパーです。摩擦でつかむなら2kg、爪の形で抱えるなら5kgまで運べます。つかんだか・落としたかの検出と部品幅の測定を内蔵しています。

コスト要見積

方式
電動グリッパー
つかみ方
2フィンガー(電動)
把持力・耐荷重
3〜40N
ストローク・つかめる幅
0〜110mm
可搬質量
2kg(摩擦)、5kg(形状)
繰返し精度
0.1mm(標準)
本体の質量
0.78kg
動かす元
電動(BLDCモーター)
設定・⁠⁠⁠信号
把持の検出と部品幅の測定を内蔵
特長
停電してもワークをつかんだまま
公式ページへ
シナノケンシ株式会社

ASPINA電動ロボットハンド ARH350A⁠(3爪)

丸いワークや柔らかい物を3爪で

3本の爪で丸いものを真ん中に寄せてつかむ電動ハンドで、把持力は50Nです。最大開口径は143mmで、つかんで3,000g、指先でつまんで500gまで持てます。中央が中空なので、カメラやエアの通り道に使えます。

コスト要見積

方式
電動グリッパー
つかみ方
3爪(電動)
把持力・耐荷重
50N
ストローク・つかめる幅
最大開口径143mm(標準爪)
可搬質量
つかみ3,000g、つまみ500g
本体の質量
640g
動かす元
電動(ステッピングモータ)
設定・⁠⁠⁠信号
把持力・速度・開閉位置を調整
特長
停電してもブレーキでワークを保持
記載なし
繰返し精度
公式ページへ
SCHUNK Intec K.K.

小物部品用グリッパー EGK 40

把持力を細かく変える小物の組立

把持力を55〜150Nの間で変えられる電動の平行グリッパーです。ストロークは片側41.5mmで、つかむ時の繰返し精度は0.03mmです。永久磁石のブレーキで、電源が切れても把持力を保ちます。

コスト要見積

方式
電動グリッパー
つかみ方
平行開閉⁠(電動)
把持力・耐荷重
55〜150N
ストローク・つかめる幅
41.5mm(片側)
繰返し精度
0.03mm(把持)
本体の質量
1.02kg
動かす元
電動(⁠24V⁠)
設定・⁠⁠⁠信号
Modbus RTU
特長
永久磁石ブレーキで把持力を保つ
記載なし
可搬質量
公式ページへ
CKD株式会社

電動アクチュエータ グリッパ 2フィンガタイプ FFLD

大きく重いワークを電動でつかむ

ストロークが両側で最大160mm、把持力が片側で最大500Nの、薄くて長く開く電動グリッパです。把持する位置を自由に決められるので、サイズの違うワークをツールチェンジなしでつかめます。コントローラを内蔵していて、ロボットの手首まわりの配線が少なくて済みます。

コスト要見積

方式
電動グリッパー
つかみ方
2フィンガ(電動・⁠⁠⁠薄形)
把持力・耐荷重
最大500N(片側)
ストローク・つかめる幅
100・140・160mm(両側)
本体の質量
1.2〜2.5kg
動かす元
電動(コントローラ内蔵)
設定・⁠⁠⁠信号
把持する位置を自由に設定
特長
最大作動速度30mm/s(片側)
記載なし
可搬質量・繰返し精度
公式ページへ
THK株式会社

電動グリッパ EG42V

モーメントのかかる姿勢での把持

爪の案内にLMガイドを使った電動グリッパで、EG42Vは把持力102N・ストローク30mmです。繰り返し位置決め精度は±0.01mmで、多点の位置決めと把持力の設定ができます。電源を切っても開閉部が位置を保ち、つかんだままにできます。

コスト要見積

方式
電動グリッパー
つかみ方
平行開閉(電動・LMガイド)
把持力・耐荷重
102N(コントローラTSCのとき)
ストローク・つかめる幅
30mm(片側15mm⁠)
繰返し精度
±0.01mm
動かす元
電動(すべりねじと減速機構)
設定・⁠⁠⁠信号
多点の位置・開閉速度・把持力を設定
特長
電源を切っても把持力を保つ
記載なし
可搬質量・本体の質量
公式ページへ

エアチャック3製品

SMC株式会社

平行開閉形エアチャック MHZ2シリーズ

小物部品をエアで速くつかむ

外径把持の実効値が11〜254Nまで、サイズを選んでそろえられる定番のエアチャックです。繰返し精度は±0.01〜±0.02mmで、リニアガイドで爪のガタを抑えています。空気圧が落ちると把持力も下がるので、停電の時の落下対策は回路で決めます。

コスト21,978円|(税込・⁠⁠⁠通販)

方式
エアチャック
つかみ方
平行開閉(⁠リニアガイド⁠)
把持力・耐荷重
外径把持11〜254N(フィンガ片側の実効値)
ストローク・つかめる幅
4〜30mm(両側)
繰返し精度
±0.01⁠〜±0.02mm
本体の質量
55〜1,275g(複動形)
動かす元
空気圧(複動形0.1〜0.7MPa)
特長
防塵・防滴構造
記載なし
可搬質量・設定・⁠⁠⁠信号
公式ページへ
株式会社コガネイ

リニアガイド付パラレルタイプ ハンドボーイ NHC1Dシリーズ

爪の開閉が少ない小物の把持

閉じる側でも開く側でも使える平行タイプのエアハンドで、閉側の実効把持力は11〜85Nです。繰返し精度は±0.01mmで、リニアガイドで爪を案内します。開閉ストロークは4〜14mmと短く、小さな部品を決まった位置でつかむ使い方に向きます。

コスト36,278円|(税込・⁠⁠⁠通販)

方式
エアチャック
つかみ方
平行開閉(⁠リニアガイド⁠)
把持力・耐荷重
閉側11〜85N、開側15〜106N
ストローク・つかめる幅
4〜14mm
繰返し精度
±0.01mm
動かす元
空気圧(0.12〜0.7MPa)
記載なし
可搬質量・本体の質量・設定・信号・⁠⁠⁠特長
公式ページへ
CKD株式会社

薄形ロングストローク平行ハンド HLC

大きさの違うワークをエアで持つ

エアのハンドで開閉ストロークが20〜70mm、ロングストロークなら60〜140mmまで開きます。大きさの違うワークを、爪を替えずに同じハンドでつかめます。把持力はカタログのグラフで爪の長さごとに読みます。

コスト76,978円|(税込・⁠⁠⁠通販)

方式
エアチャック
つかみ方
平行開閉(リニアガイド・⁠⁠⁠薄形)
ストローク・つかめる幅
20〜70mm(ロングは60〜140mm)
繰返し精度
±0.01⁠〜±0.03mm
本体の質量
0.14〜3.69kg
動かす元
空気圧(0.2〜0.7MPa)
特長
リニアガイドで耐久性を上げた薄形
記載なし
把持力・耐荷重・可搬質量・設定・⁠⁠⁠信号
公式ページへ

真空・ソフトグリッパー3製品

OnRobot Japan K.K.

Soft Gripper(ソフトグリッパー)

食品や形のそろわない品物

シリコン製の柔らかいツールが品物に沿って曲がり、硬い爪で押さずにつかみます。ツールは3種類から選び、把持寸法は11〜118mmです。エアの配管がいらず、ツールは食器洗浄機で洗えます。

コスト要見積

方式
真空・ソフトグリッパー
つかみ方
柔らかいシリコン製ツール(3種類)
ストローク・つかめる幅
11〜118mm(把持寸法・ツールによる)
可搬質量
最大2.2kg(形・柔らかさ・摩擦による)
本体の質量
0.77kg(ベース)
動かす元
電動(エア不要)
特長
ツールは食器洗浄機で洗える(FDA 21 CFR・EC 1935/2004に適合)
記載なし
把持力・耐荷重・繰返し精度・設定・⁠⁠⁠信号
公式ページへ
コンバム株式会社

e・ハンド(電動吸着ハンド)SGEシリーズ

エアの無い場所で吸着搬送

真空ポンプを内蔵していて、コンプレッサーも配管もなしで吸着搬送ができる電動の吸着ハンドです。給電はM8のケーブル1本で、小型は260gと軽く作っています。吸着パッドを替えて、0.5〜3kgのワークに使います。

コスト要見積

方式
真空・ソフトグリッパー
つかみ方
吸着(真空ポンプ内蔵)
可搬質量
0.5〜3kg
本体の質量
260g(小型)
動かす元
電動(M8ケーブル1本で給電・コンプレッサ不要)
設定・⁠⁠⁠信号
真空のON・OFFと吸着確認の出力
特長
吸込流量0.3L/min(小型)
記載なし
把持力・耐荷重・ストローク・つかめる幅・繰返し精度
公式ページへ
シュマルツ株式会社

軽量・真空グリッパー FQE(220×80mm)

箱や袋をまとめて吸って運ぶ

スポンジの吸着面で、大きさや形の違う箱や袋を段取り替えなしで吸い付けます。220×80mmの型は水平搬送の耐荷重が160Nで、真空発生器を内蔵した型でも0.9kgです。協働ロボット向けにISO/TS 15066に沿った形にしています。

コスト要見積

方式
真空・ソフトグリッパー
つかみ方
吸着(スポンジ)
把持力・耐荷重
耐荷重160N、保持力175N
ストローク・つかめる幅
吸着面220×80mm
本体の質量
0.9kg(真空発生器内蔵の型)
動かす元
圧縮エア(0.3〜0.6MPa)とDC24V
特長
協働ロボット向けの設計(ISO/TS 15066準拠)
記載なし
可搬質量・繰返し精度・設定・⁠⁠⁠信号
公式ページへ
Q&A

ロボットハンド選びで、よくある疑問

購買担当の疑問ロボットハンドの価格は、いくら?

値段を公式に出しているメーカーはありません。通販では、SMCのエアチャックMHZ2-16Dが21,978円、コガネイのNHC1D-16(センサスイッチ付き)が36,278円、CKDのHLC-25CSが76,978円です(どれも税込・モノタロウ)。電動グリッパーや真空・ソフトのグリッパーは、型式と数量を伝えて見積もりを取ります。

設備担当の疑問電動グリッパーとエアチャックの違いは?

エアチャックは工場の圧縮空気で爪を動かし、把持力は空気の圧力で決まります。電動グリッパーはつかむ位置・速さ・力を設定で変えられ、SMCのLEHFは64点まで設定を持てます。ワークの大きさや硬さが変わるなら電動、決まった物を速く安くつかむならエアです。

工場長の疑問エアチャックの選び方は?把持力はどれくらい要る?

SMCは、ワーク重量の10〜20倍以上の把持力が出る機種を選ぶよう案内しています。この倍率は、ふだんの搬送の衝撃に余裕率4を見て出した値です。0.15kgのワークを20倍で見ると、29.4N以上の把持力が出る機種を選びます。

施設管理の疑問停電やエアが止まったら、ワークは落ちる?

エアチャックは、空気の圧力が下がると把持力も下がり、ワークを落とすおそれがあります。電動グリッパーは、アイエイアイのEC-GRB10がセルフロック、シナノケンシのARH350Aがブレーキ、SCHUNKのEGK 40が永久磁石ブレーキでワークを保ちます。OnRobotのRG2も、電源を失ってもつかんだままです。

設備担当の疑問協働ロボットに付けるハンドは?

OnRobotのRG2は協働ロボット向けで、摩擦でつかむなら2kg、形で抱えるなら5kgまで運べます。シュマルツのFQEはISO/TS 15066に沿った設計の真空グリッパーです。コンバムのSGEはケーブル1本で給電し、エアの配管がいりません。

工場長の疑問大きさの違うワークを1つのハンドでつかみたい

ストロークの長いハンドを選びます。CKDの電動グリッパーFFLDは両側で最大160mm開き、つかむ位置を自由に決められます。エアならCKDのHLCがロングストロークで60〜140mm、OnRobotのRG2は110mmまで開きます。

総務の疑問食品や柔らかい物をつかむには?

柔らかい指のソフトグリッパーか、力を弱く設定できる電動グリッパーを使います。OnRobotのSoft Gripperはシリコン製のツールで品物を包み、ツールは食器洗浄機で洗えます。シナノケンシのARH350Aは把持力を調整でき、3本の爪で丸い物をつかみます。

施設管理の疑問工場にエアが無い場所でも使える?

使えます。電動グリッパーはエアがいらず、OnRobotのSoft Gripperも外からのエア供給がいりません。吸着なら、コンバムのSGEが真空ポンプを内蔵していて、コンプレッサーなしで吸い付けられます。

設備担当の疑問真空グリッパーの吸着力は、どう見る?

シュマルツのFQE(220×80mm)は⁠、水平に運ぶときの耐荷重が160N、保持力が175Nです。保持力は-30kPaで、通気のないワークを全面で吸った時の値で、安全率は入っていません。段ボールのように空気が抜ける物では、これより下がります。

購買担当の疑問繰返し精度は、どれくらい?

エアチャックはSMCのMHZ2が±0.01〜±0.02mm、コガネイのNHC1Dが±0.01mmです。電動グリッパーはTHKのEG42Vが±0.01mm、SCHUNKのEGK 40がつかむ時0.03mm、アイエイアイのEC-GRB10が±0.05mm、OnRobotのRG2が0.1mmです。

経営者の疑問シェアが大きいメーカーは?

SMCは公式のIR情報で、空気圧機器の国内販売シェアを62%、世界販売シェアを36%と案内しています。エアチャックを含む空気圧機器全体の数字で、ロボットハンドだけのシェアではありません。

TYPES

ロボットハンドの方式の違い

ボタンを押すと、表がその方式の製品だけになります。

電動グリッパー

モーターで爪を開け閉めするハンドです。つかむ位置・速さ・力を設定で変えられるので、大きさや硬さの違うワークを同じ爪で順につかめます。電源が切れてもワークを保つセルフロックやブレーキを持つものが多くあります。

向いている使い方

  • 品種の多いワークを段取り替えなしでつかむ
  • 柔らかい物や割れやすい物を弱い力でつかむ
  • エアの配管を引けない協働ロボットの手先

根拠:アイエイアイのEC-GRB10は、セルフロック機構で電源を切っても把持力を保ちます(出典3)

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エアチャック

工場の圧縮空気でピストンを動かし、爪を開け閉めするハンドです。小さく軽いわりに把持力が強く、値段も通販で分かるものがあります。把持力は空気の圧力で決まり、圧力が下がるとつかむ力も下がります。

向いている使い方

  • 決まった形の小物部品を速くつかむ
  • 工場のエアが来ている組立・加工のライン
  • 大きさの違うワークを長いストロークで持つ

根拠:停電や空気源のトラブルで回路圧力が低下すると、把持力が減少しワークが落下する恐れがあります(SMCの取扱説明書)(出典1)

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真空・ソフトグリッパー

吸着面で吸い付けるか、柔らかい指で包んでつかむハンドです。箱や袋、食品のように形や大きさがそろわない物を、爪を替えずに扱えます。真空ポンプを内蔵してエアの配管がいらない型もあります。

向いている使い方

  • 段ボール箱や袋をまとめて運ぶ
  • 食品や形のそろわない品物をつかむ
  • コンプレッサーの無い場所で吸着搬送する

根拠:シュマルツのFQEは、スポンジの吸着面で大きさや形の違うワークを段取り替えなしで吸い付けます(出典4)

この方式の3製品を表で見る

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:産業用ロボット・協働ロボットの腕の先に付けて、工場で部品・箱・食品などをつかむ、または吸い付けて運ぶハンド(電動グリッパー、エアチャック、真空グリッパー、ソフトグリッパー)で⁠、メーカーが自社で作るか自社製品として売り、公式サイトで今案内しているもの。海外メーカーの製品は、日本法人が売っているものを載せました。型式がとても多いので、1社1〜2製品に絞り、各社の代表のシリーズ・型式で載せています。ロボット本体、吸着パッドだけ・真空発生器だけの部品、マグネットで吸い付けるハンド(工業用マグネットの比較で扱う)、ハンドを付け替えるツールチェンジャー、旋盤などの工作機械のチャック、ハンドの設計・製作の受託、中古、代理店が売る他社製品は除いています。

並び順:方式ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。おすすめ順ではなく、掲載料で順番は変えません。

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