口コミを書く

画像検査装置を組むときに、カメラの映像をパソコンへ取り込むフレームグラバー(画像入力ボード)を選ぶ、設備・生産技術・開発の担当の方へ

フレームグラバーのメーカー5社比較【2026年】

フレームグラバーは、カメラの映像を
パソコンへ取り込むボードです。

ABOUT

フレームグラバーとは

比較表を見る ↓

フレームグラバーとは、カメラの映像をパソコンへ取り込むボードです。
画像入力ボードとも呼びます。
パソコンのPCI Expressに挿し、カメラ規格ごとに型番を選びます。

製品の特長

  • カメラ規格ごとに型番が分かれる(CoaXPress・Camera Link・GigE・アナログ)
  • 複数のカメラを1枚で受けられる(4チャンネルの型番もある)
  • カメラに電源を送れる型番がある(PoCXP・PoCL・PoE+)

使うメリット

  • カメラの映像を落とさず取り込める(DMA転送の型番)
  • トリガやストロボの信号を扱える(撮るタイミングをそろえる)
  • 前処理をボード側で済ませられる(FPGAの型番)

選ぶときに注意すること

  1. カメラの規格が合わないと、つながらない。カメラを先に決める
  2. パソコンのPCI Expressのレーン数が足りないと、速さが出ない
  3. 古い型番は対応OSが古いことがある。公式の表で確かめる
  4. 値段は公開されていない。各社に見積を取る

※仕様は各メーカーの公式の製品ページによる。公開価格のある型番は載せた製品に無かった。

LIST

フレームグラバーの比較表

フレームグラバー8製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

CoaXPress

2製品
株式会社アバールデータCoaXPress画像入力ボード APX-36124-Q50Gbit/sのカメラ1台を取り込む口コミを書く要見積

CoaXPress 2.0のQuadカメラ1台を、4本のケーブルで50Gbit/sまで取り込めます。Dual・Singleのカメラもつなげるので、カメラを替えても同じボードで済みます。発注にはMOQ(最小発注単位)があり、数は営業部に聞きます。

カメラの規格
CoaXPress
カメラ規格
CoaXPress Rev2.0、CXP-12 Quad(50Gbit/s)
チャンネル数
Quad、Dual、Singleカメラ1台
PCIe世代とレーン数
PCI Express 3.0 x8
画像メモリ
DDR4 SDRAM 2GB
カメラ給電
PoCXP +24V、13W x4
外形寸法
167.65×111.15mm
対応OS
Windows 10・11(64bit)
記載なし
FPGA処理
公式ページへ詳細・仕様

Camera Link

3製品
ゼブラ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社Camera Linkフレームグラバー Radient eV-⁠CL1枚でBase4台かFull2台を取り込む口コミを書く要見積

1枚で、Baseのカメラ4台か、Full・80ビットのカメラ2台を受けられます。85MHzまでの信号を扱い、PoCLでカメラの電源線を減らせます。旧Matrox Imagingの製品群で、基板は長さ半分です。

カメラの規格
Camera Link
カメラ規格
Camera Link Full、80ビット、最大85MHz
チャンネル数
Base 4台、または Full・80ビット 2台
カメラ給電
PoCL
記載なし
PCIe世代とレーン数・画像メモリ・FPGA処理・外形寸法・対応OS
公式ページへ詳細・仕様
株式会社マイクロ・テクニカCameraLink画像入力ボード MTPEX-QL2-GBaseカメラ4台を別々に取り込む口コミを書く要見積

CameraLink Baseのカメラ4台を、非同期で別々に取り込めます。機種の違うカメラを混ぜてつなげるので、検査の場所ごとにカメラを選べます。公式の対応ソフトの記載はWindows XP・Vista・7までなので、使うOSは先に聞きます。

カメラの規格
Camera Link
カメラ規格
CameraLink Base
チャンネル数
非同期4チャンネル
PCIe世代とレーン数
PCI Express x4
カメラ給電
PoCL、PoCL Lite
外形寸法
187.65×111.15mm
対応OS
Windows XP・Vista・7
記載なし
画像メモリ・FPGA処理
公式ページへ詳細・仕様

GigE(LAN)

2製品
株式会社アバールデータ10GbE画像入力ボード APX-3410210GbEカメラを2台まで取り込む口コミを書く要見積

1GBaseTから10GBaseTまでのLANカメラを、RJ45の2ポートで取り込めます。DMA転送で画像を失わずに取り込むボードで、DDR4 SDRAMを1GB載せています。カメラ給電はIEEE802.3ATで、Type2には制限があります。

カメラの規格
GigE(LAN)
カメラ規格
10GBaseT・5GBaseT・2.5GBaseT・1GBaseT、RJ45
チャンネル数
2ポート
PCIe世代とレーン数
PCI Express 3.0 x4
画像メモリ
DDR4 SDRAM 1GB
カメラ給電
IEEE802.3AT Type1・Type2(制限あり)
外形寸法
187.65×106.65mm
対応OS
Windows 10(64bit)⁠・11
記載なし
FPGA処理
公式ページへ詳細・仕様

アナログ

1製品
株式会社マイクロ・テクニカアナログ画像入力ボード MTPEX-SA-⁠Gアナログカメラ1台を取り込む口コミを書く要見積

アナログのカラー・モノクロカメラをPCI Expressのパソコンに取り込めます。ロープロファイルの基板なので、薄いパソコンにも入ります。公式の対応OSの記載はWindows 7・8.1までです。

カメラの規格
アナログ
カメラ規格
アナログビデオ信号
チャンネル数
1ch
PCIe世代とレーン数
PCI Express x1 Gen1
カメラ給電
12V、最大300mA
外形寸法
147.65×68.9mm
対応OS
Windows 7・8.1
記載なし
画像メモリ・FPGA処理
公式ページへ詳細・仕様

CoaXPress2製品

株式会社アバールデータ

CoaXPress画像入力ボード APX-36124-Q

50Gbit/sのカメラ1台を取り込む

CoaXPress 2.0のQuadカメラ1台を、4本のケーブルで50Gbit/sまで取り込めます。Dual・Singleのカメラもつなげるので、カメラを替えても同じボードで済みます。発注にはMOQ(最小発注単位)があり、数は営業部に聞きます。

コスト要見積

カメラの規格
CoaXPress
カメラ規格
CoaXPress Rev2.0、CXP-12 Quad(50Gbit/s)
チャンネル数
Quad、Dual、Singleカメラ1台
PCIe世代とレーン数
PCI Express 3.0 x8
画像メモリ
DDR4 SDRAM 2GB
カメラ給電
PoCXP +24V、13W x4
外形寸法
167.65×111.15mm
対応OS
Windows 10・11(64bit)
記載なし
FPGA処理
公式ページへ

Camera Link3製品

ゼブラ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社

Camera Linkフレームグラバー Radient eV-⁠CL

1枚でBase4台かFull2台を取り込む

1枚で、Baseのカメラ4台か、Full・80ビットのカメラ2台を受けられます。85MHzまでの信号を扱い、PoCLでカメラの電源線を減らせます。旧Matrox Imagingの製品群で、基板は長さ半分です。

コスト要見積

カメラの規格
Camera Link
カメラ規格
Camera Link Full、80ビット、最大85MHz
チャンネル数
Base 4台、または Full・80ビット 2台
カメラ給電
PoCL
記載なし
PCIe世代とレーン数・画像メモリ・FPGA処理・外形寸法・対応OS
公式ページへ
株式会社マイクロ・テクニカ

CameraLink画像入力ボード MTPEX-QL2-G

Baseカメラ4台を別々に取り込む

CameraLink Baseのカメラ4台を、非同期で別々に取り込めます。機種の違うカメラを混ぜてつなげるので、検査の場所ごとにカメラを選べます。公式の対応ソフトの記載はWindows XP・Vista・7までなので、使うOSは先に聞きます。

コスト要見積

カメラの規格
Camera Link
カメラ規格
CameraLink Base
チャンネル数
非同期4チャンネル
PCIe世代とレーン数
PCI Express x4
カメラ給電
PoCL、PoCL Lite
外形寸法
187.65×111.15mm
対応OS
Windows XP・Vista・7
記載なし
画像メモリ・FPGA処理
公式ページへ

GigE(LAN)2製品

株式会社アバールデータ

10GbE画像入力ボード APX-34102

10GbEカメラを2台まで取り込む

1GBaseTから10GBaseTまでのLANカメラを、RJ45の2ポートで取り込めます。DMA転送で画像を失わずに取り込むボードで、DDR4 SDRAMを1GB載せています。カメラ給電はIEEE802.3ATで、Type2には制限があります。

コスト要見積

カメラの規格
GigE(LAN)
カメラ規格
10GBaseT・5GBaseT・2.5GBaseT・1GBaseT、RJ45
チャンネル数
2ポート
PCIe世代とレーン数
PCI Express 3.0 x4
画像メモリ
DDR4 SDRAM 1GB
カメラ給電
IEEE802.3AT Type1・Type2(制限あり)
外形寸法
187.65×106.65mm
対応OS
Windows 10(64bit)⁠・11
記載なし
FPGA処理
公式ページへ

アナログ1製品

株式会社マイクロ・テクニカ

アナログ画像入力ボード MTPEX-SA-⁠G

アナログカメラ1台を取り込む

アナログのカラー・モノクロカメラをPCI Expressのパソコンに取り込めます。ロープロファイルの基板なので、薄いパソコンにも入ります。公式の対応OSの記載はWindows 7・8.1までです。

コスト要見積

カメラの規格
アナログ
カメラ規格
アナログビデオ信号
チャンネル数
1ch
PCIe世代とレーン数
PCI Express x1 Gen1
カメラ給電
12V、最大300mA
外形寸法
147.65×68.9mm
対応OS
Windows 7・8.1
記載なし
画像メモリ・FPGA処理
公式ページへ
Q&A

フレームグラバー選びで、よくある疑問

購買担当の疑問フレームグラバーの価格は、いくら?

載せた8製品に公開価格はありません。各社に型番を伝えて見積を取ります。アバールデータのAPX-36124-QはMOQ(最小発注単位)があると公式に書かれています。

設備担当の疑問フレームグラバーの種類と違いは?

つなぐカメラの規格で、CoaXPress・Camera Link・GigE・アナログに分かれます。速さと、カメラとの距離、今あるカメラで決まります。

設備担当の疑問CoaXPressとCamera Linkの違いは?

CoaXPressは同軸ケーブルで、APX-36124-QならQuadで50Gbit/sまで取り込めます。Camera Linkは2000年に規格化された古くからの規格で、Radient eV-CLは85MHzまで扱えます。

設備担当の疑問Camera Linkのカメラは今でもボードが買える?

買えます。マイクロ・テクニカのMTPEX-QL2-G、EuresysのGrablink Full、ZebraのRadient eV-CLが公式に載っています。アバールデータも一覧にCamera Linkのボードを載せています。

設備担当の疑問何台のカメラをつなげる?

型番で違います。MTPEX-QL2-Gは非同期4チャンネル、PCIe-GIE72/74は2・4チャンネル、APX-36124-Qは1台です。Radient eV-CLはBase 4台か、Full・80ビット 2台です。

工場長の疑問PCIeのレーン数はどう決める?

速いカメラほどレーンが多い型番を使います。APX-36124-QとCoaxlink Quad CXP-12はPCI Express 3.0 x8、APX-34102は3.0 x4、MTPEX-SA-Gはx1です。パソコンのスロットが同じレーン数以上かを先に見ます。

設備担当の疑問画像メモリはどのくらい積んでいる?

APX-36124-Qは2GB、APX-34102は1GB、Coaxlink Quad CXP-12は4GB、Grablink Fullは128MBです。メモリの容量を書かない型番もあるので、記載なしの型番は各社に聞きます。

設備担当の疑問FPGAで前処理はできる?

Coaxlink Quad CXP-12はCustomLogicで独自のFPGAロジックを載せられます。アバールデータも、FPGAで前処理を組み込むボードのカスタマイズを案内しています。

施設管理の疑問カメラの電源はボードから取れる?

型番で違います。APX-36124-QはPoCXPで+24V、13W x4、Coaxlink Quad CXP-12は1接続17Wです。MTPEX-QL2-GとRadient eV-CLはPoCL、PCIe-GIE72/74はPoE+⁠⁠⁠です。

工場長の疑問古いアナログカメラの装置を直して使える?

マイクロ・テクニカのMTPEX-SA-Gは、アナログのカラー・モノクロカメラを1ch取り込めます。公式の対応OSの記載はWindows 7・8.1までなので、新しいパソコンに替えるときは先に聞きます。

設備担当の疑問キャプチャボードとの違いは?

フレームグラバーは産業用カメラを取り込み、トリガやストロボの信号も扱います。マイクロ・テクニカのMTPEX-QL2-Gは外部取込トリガとストロボトリガの信号が使えます。

TYPES

フレームグラバーのカメラの規格の違い

CoaXPress

同軸ケーブルでカメラとつなぐ規格です。CXP-12は1本12.5Gbpsで、Quadは4本で50Gbit/sまで取り込めます。高解像度で速いカメラの検査に使います。

向いている使い方

  • 高解像度のカメラを速く動かす
  • 1台のカメラを4本のケーブルでつなぐ

根拠:APX-36124-Qは「CXP-12 Quad(50Gbit/s)」、1chあたり12.5Gbpsと公式に書いています。(出典2)

このカメラの規格の2製品を表で見る

Camera Link

2000年にAIAで規格化された、産業用で広く使う規格です。Base・Medium・Fullと構成が分かれ、Fullの先に80ビットがあります。今あるCamera Linkカメラを使い続ける装置に向きます。

向いている使い方

  • Camera Linkのカメラを使い続ける
  • ラインセンサカメラで検査する

根拠:マイクロ・テクニカは「2000年にAIAで規格化された産業用途で主流の画像入力ボード」と書いています。(出典13)

このカメラの規格の3製品を表で見る

GigE(LAN)

LANケーブルでカメラとつなぐボードです。パソコンのLANポートでは足りないときに、ポートとカメラ給電を足せます。1GBaseTから10GBaseTまで型番で速さが変わります。

向いている使い方

  • LANカメラを何台も並べる
  • LANケーブル1本で電源も送る

根拠:APX-34102は1GBaseTから10GBaseTのRJ45を2ポート、ADLINKのPCIe-GIE72/74は2・4チャンネルのPoE+です。(出典3)

このカメラの規格の2製品を表で見る

アナログ

アナログビデオ信号のカメラを取り込むボードです。古いカメラをそのまま使う装置や、置き換えの部品に使います。載せたMTPEX-SA-Gは1chで、PCI Express x1です。

向いている使い方

  • アナログカメラの装置を直して使う
  • 古いカメラを新しいパソコンにつなぐ

根拠:MTPEX-SA-Gはアナログビデオ信号の入力で、同時接続カメラ数は1chです。(出典5)

このカメラの規格の1製品を表で見る
MAKERS

フレームグラバーの主なメーカー5社

ADLINKジャパン株式会社

GigE VisionカメラにLANケーブル1本で電源も送れるボードで、2チャンネルと4チャンネルがあります。

東京都

株式会社アバールデータ

CoaXPress 2.0のQuadカメラ1台を、4本のケーブルで50Gbit/sまで取り込めます。

東京都

ゼブラ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社

1枚で、Baseのカメラ4台か、Full・80ビットのカメラ2台を受けられます。

東京都

株式会社マイクロ・テクニカ

CameraLink Baseのカメラ4台を、非同期で別々に取り込めます。

東京都

Euresys Japan K.K.

CustomLogicで、自社のFPGAロジックをボードに載せられます。

神奈川県

出典
  1. アバールデータ 画像入力ボード一覧
  2. アバールデータ APX-36124-Q
  3. アバールデータ APX-34102
  4. マイクロ・テクニカ CameraLink入力
  5. マイクロ・テクニカ アナログ入力
  6. Euresys Coaxlink Quad CXP-12
  7. Euresys Grablink Full
  8. Zebra Radient eV-⁠CL
  9. ADLINK フレームグラバ一覧
  10. ADLINK PCIe-GIE72/74 ⁠発表
  11. Euresys お問い合わせ
  12. アバールデータ 画像製品
  13. マイクロ・テクニカ 画像処理用ボード
掲載基準

画像検査装置で産業用カメラの映像をパソコンへ取り込むフレームグラバー(画像入力ボード)が対象です。自社のブランドで作り、日本の会社が案内する型番を載せました。カメラ本体(sangyo-camera)、イメージセンサ(image-sensor)、FPGAの評価用ボード(fpga-board)は別のページです。販売店が売る他社製品と生産終了の型番は除きました。BaslerとTeledyneは公式サイトが取得を拒み仕様を確かめられなかったため、インタフェースは画像入力ボードの製品ページを確かめられなかったため除きました。

フレームグラバーを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉