口コミを書く

試作・評価・画像処理・通信機器の開発で、FPGAを載せたボードやSoMを選ぶ、設計・開発・購買の担当の方へ

FPGAボードのメーカー6社比較【2026年】

FPGAボードは、FPGAに電源・クロック・メモリの回路を足して、
すぐに回路を書き込んで試せるようにした基板です。

ABOUT

FPGAボードとは

比較表を見る ↓

FPGAボードとは、FPGAに電源・クロック・メモリ・入出力の回路を足して、
パソコンから回路を書き込めばすぐに動かせるようにした基板です。
FPGA評価ボード・FPGAモジュールとも呼びます。

製品の特長

  • 回路を書き換えて試せる(同じ基板で何度でも作り直す)
  • 処理を同時に流せる(画像処理・高速通信)
  • 形が3つある(モジュール型・SoM・評価ボード)

使うメリット

  • FPGAの周りの回路を作らずに始められる(電源・メモリ・書き込み)
  • 量産の前に実機で性能を確かめられる(論理規模・速度)
  • モジュールは装置にそのまま組み込める(ベース基板に挿す)

選ぶときに注意すること

  1. FPGAのメーカーで開発ツールが変わる。AMDとAlteraで別のツールを使う
  2. 論理規模の数え方はメーカーで違う。LE・ロジックセル・LUTは同じ単位どうしで比べる
  3. モジュール型は映像や通信の端子を持たない。周りの回路は自分で作る
  4. I/Oの電源を外から入れるボードがある。電圧を確かめてからつなぐ
  5. 海外メーカーの価格はドル建て。国内の販売店で値段が変わる

※仕様と価格は各メーカーの公式の製品ページによる(価格の税区分とドル建ての価格は各社の表記のまま)。会社の事業は各社の会社概要による。

LIST

FPGAボードの比較表

FPGAボード8製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

FPGAボード(モジュール型)

3製品
特殊電子回路株式会社Artix-7評価ボード TKDN_ART7_BRD-2eUSBで大量のデータをパソコンへ送る口コミを書く97,300円税別

Artix-7のXC7A100TとDDR3 SDRAM、USB 3.0の回路を手のひらサイズの基板に載せた評価ボードです。2.54mmピッチのピンヘッダで、万能基板にそのまま載せられます。I/Oは64本で、上側と下側で別々のI/O電源電圧を使えます。

種類
FPGAボード(モジュール型)
搭載FPGA
AMD Artix-7、XC7A100T
論理規模
101,440ロジックセル
メモリ
DDR3 SDRAM 2Gbit
主な入出力
I/O 64本、USB 3.0
大きさ
72×50mm
記載なし
電源
公式ページへ詳細・仕様
有限会社ヒューマンデータFPGAボード ACM-116L-016高速トランシーバーを小さな基板で試す口コミを書く258,500円税込

AlteraのArria 10 GXを、54×43mmのハーフカードサイズに載せたFPGAボードです。高速トランシーバーの送受信の対をコネクタへ引き出していて、高速シリアル通信の評価に使えます。電源は3.3Vを1本入れるだけで、ほかの電圧はボードの中で作ります。

種類
FPGAボード(モジュール型)
搭載FPGA
Altera Arria 10 GX、10AX016E4F27E3SG
論理規模
160K LE
メモリ
DDR3L SDRAM 4Gbit
主な入出力
ユーザI/O 128本、高速トランシーバー
大きさ
54×43mm、ハーフカードサイズ
電源
3.3V単一電源
公式ページへ詳細・仕様
有限会社ヒューマンデータFPGAボード XCM-118-35P小さな自作基板にFPGAを載せる口コミを書く83,600円税込

ハーフカードサイズの小さな基板に、AMDのSpartan UltraScale+とDDR4 SDRAMを載せたFPGAボードです。I/Oを128本外へ引き出していて、自分で作るベース基板に挿して使えます。値段は83,600円(税込)で公開しています。

種類
FPGAボード(モジュール型)
搭載FPGA
AMD Spartan UltraScale+、XCSU35P-1SBVB625E
論理規模
36Kシステムロジックセル
メモリ
DDR4 SDRAM 8Gbit
主な入出力
外部I/O 128本
大きさ
54×43mm、ハーフカードサイズ
電源
3.3V
公式ページへ詳細・仕様

SoM・SoM開発キット

3製品
東京エレクトロン デバイス株式会社Zynq SoM TB-7Z-IAE装置のネットワーク化とエッジ処理口コミを書く要見積

Zynq-7000のXC7Z020を載せ、Gigabit Ethernetを2つ持つインダストリアル向けのSoMです。120pinのボード間コネクタで自社の基板につなぎ、GPIOを70本使えます。CPUのArm Cortex-A9でWeb画面を動かしながら、FPGAで通信や画像の処理を受け持てます。

種類
SoM・SoM開発キット
搭載FPGA
AMD Zynq-7000、XC7Z020-1CLG400I
論理規模
46,200 LUT
メモリ
DDR3 SDRAM 512MB、QSPI-Flash 16MB
主な入出力
120pinのボード間コネクタ、GPIO 70本
大きさ
20×67.2×85mm
記載なし
電源
公式ページへ詳細・仕様
日本AMD株式会社ビジョンAIスターターキット KV260スマートカメラの画像処理を手早く試す口コミを書く249.00ドルMSRP

量産用のKria SOMにキャリアカードとファン付きのヒートシンクを組み合わせた、スマートカメラ向けのスターターキットです。MIPIのセンサー入力とUSBカメラを使え、FPGAの設計経験がなくてもビジョンのアプリを動かせます。価格は249.00ドル(MSRP)で、電源は別売りです。

種類
SoM・SoM開発キット
搭載FPGA
Zynq UltraScale+ MPSoC、SOM+キャリアカード
論理規模
256Kシステムロジックセル
メモリ
DDR 4GB
主な入出力
MIPIセンサー入力、1Gbイーサネット、USB 3.0/2.0
大きさ
119×140×36mm
電源
12V、ACアダプターは別売り
公式ページへ詳細・仕様
株式会社マクニカAgilex 5 SOM開発キット Sulfurカメラ画像を扱う装置の開発と量産口コミを書く要見積

MIPI CSI-2・CameraLink・SLVS-EC・CoaXPressと、いろいろなカメラの入力をキャリアボードに載せた開発キットです。評価に使った量産品質のSOMを、そのまま自社の装置に組み込めます。SOMはAgilex 5のFPGAとArmのコアを1つにしていて、ロジック容量は656KLEです。

種類
SoM・SoM開発キット
搭載FPGA
Altera Agilex 5 Eシリーズ、A5ED065BB32AE5SR0
論理規模
656K LE
メモリ
HPS用LPDDR4 4GB×1、FPGA用LPDDR4 4GB×2、eMMC 32GB
主な入出力
MIPI CSI-2、CameraLink、SLVS-EC、CoaXPress
大きさ
SOM 77×118mm
電源
12V±5%、ACアダプター付属
公式ページへ詳細・仕様

用途を決めた評価ボード

2製品
アイチップス・テクノロジー株式会社4K映像FPGA基板 iEB-KXU24K映像のリアルタイム画像処理の開発口コミを書く要見積

HDMI2.0の入力と出力を4系統ずつ持ち、4K60Hzの映像をそのまま扱えるFPGA基板です。FPGAとHDMIのやりとりはLVDSにまとめてあり、映像の受け渡しの回路を作らずに画像処理の回路づくりから始められます。FPGAは大規模なKintex UltraScaleのXCKU115です。

種類
用途を決めた評価ボード
搭載FPGA
AMD Kintex UltraScale、XCKU115-2FLVA1517E
メモリ
DDR4(16bit×4個)
主な入出力
HDMI2.0入力×4、出力×4、4K60Hz
電源
12V(最大4A)
記載なし
論理規模・大きさ
公式ページへ詳細・仕様
東京エレクトロン デバイス株式会社SoC開発向け評価ボード PD-VU19P-2-LSI SOLOSoCの試作と大規模な回路の検証口コミを書く要見積

大規模なFPGAのVirtex UltraScale+ XCVU19Pを1つ載せた、SoCの試作向けの評価ボードです。ユーザーIOを1,778本、FMCコネクタで引き出していて、周りの回路をオプションのカードで足せます。AI推論の演算やアルゴリズムの検証にも使います。

種類
用途を決めた評価ボード
搭載FPGA
AMD Virtex UltraScale+、XCVU19P-2FSVA3824E
メモリ
DDR4 SODIMM、FMCオプションカード
主な入出力
ユーザーIO 1,778本、FMCコネクタ12基
記載なし
論理規模・大きさ・電源
公式ページへ詳細・仕様

FPGAボード(モジュール型)3製品

特殊電子回路株式会社

Artix-7評価ボード TKDN_ART7_BRD-2e

USBで大量のデータをパソコンへ送る

Artix-7のXC7A100TとDDR3 SDRAM、USB 3.0の回路を手のひらサイズの基板に載せた評価ボードです。2.54mmピッチのピンヘッダで、万能基板にそのまま載せられます。I/Oは64本で、上側と下側で別々のI/O電源電圧を使えます。

コスト97,300円税別

種類
FPGAボード(モジュール型)
搭載FPGA
AMD Artix-7、XC7A100T
論理規模
101,440ロジックセル
メモリ
DDR3 SDRAM 2Gbit
主な入出力
I/O 64本、USB 3.0
大きさ
72×50mm
記載なし
電源
公式ページへ
有限会社ヒューマンデータ

FPGAボード ACM-116L-016

高速トランシーバーを小さな基板で試す

AlteraのArria 10 GXを、54×43mmのハーフカードサイズに載せたFPGAボードです。高速トランシーバーの送受信の対をコネクタへ引き出していて、高速シリアル通信の評価に使えます。電源は3.3Vを1本入れるだけで、ほかの電圧はボードの中で作ります。

コスト258,500円税込

種類
FPGAボード(モジュール型)
搭載FPGA
Altera Arria 10 GX、10AX016E4F27E3SG
論理規模
160K LE
メモリ
DDR3L SDRAM 4Gbit
主な入出力
ユーザI/O 128本、高速トランシーバー
大きさ
54×43mm、ハーフカードサイズ
電源
3.3V単一電源
公式ページへ
有限会社ヒューマンデータ

FPGAボード XCM-118-35P

小さな自作基板にFPGAを載せる

ハーフカードサイズの小さな基板に、AMDのSpartan UltraScale+とDDR4 SDRAMを載せたFPGAボードです。I/Oを128本外へ引き出していて、自分で作るベース基板に挿して使えます。値段は83,600円(税込)で公開しています。

コスト83,600円税込

種類
FPGAボード(モジュール型)
搭載FPGA
AMD Spartan UltraScale+、XCSU35P-1SBVB625E
論理規模
36Kシステムロジックセル
メモリ
DDR4 SDRAM 8Gbit
主な入出力
外部I/O 128本
大きさ
54×43mm、ハーフカードサイズ
電源
3.3V
公式ページへ

SoM・SoM開発キット3製品

東京エレクトロン デバイス株式会社

Zynq SoM TB-7Z-IAE

装置のネットワーク化とエッジ処理

Zynq-7000のXC7Z020を載せ、Gigabit Ethernetを2つ持つインダストリアル向けのSoMです。120pinのボード間コネクタで自社の基板につなぎ、GPIOを70本使えます。CPUのArm Cortex-A9でWeb画面を動かしながら、FPGAで通信や画像の処理を受け持てます。

コスト要見積

種類
SoM・SoM開発キット
搭載FPGA
AMD Zynq-7000、XC7Z020-1CLG400I
論理規模
46,200 LUT
メモリ
DDR3 SDRAM 512MB、QSPI-Flash 16MB
主な入出力
120pinのボード間コネクタ、GPIO 70本
大きさ
20×67.2×85mm
記載なし
電源
公式ページへ
日本AMD株式会社

ビジョンAIスターターキット KV260

スマートカメラの画像処理を手早く試す

量産用のKria SOMにキャリアカードとファン付きのヒートシンクを組み合わせた、スマートカメラ向けのスターターキットです。MIPIのセンサー入力とUSBカメラを使え、FPGAの設計経験がなくてもビジョンのアプリを動かせます。価格は249.00ドル(MSRP)で、電源は別売りです。

コスト249.00ドルMSRP

種類
SoM・SoM開発キット
搭載FPGA
Zynq UltraScale+ MPSoC、SOM+キャリアカード
論理規模
256Kシステムロジックセル
メモリ
DDR 4GB
主な入出力
MIPIセンサー入力、1Gbイーサネット、USB 3.0/2.0
大きさ
119×140×36mm
電源
12V、ACアダプターは別売り
公式ページへ
株式会社マクニカ

Agilex 5 SOM開発キット Sulfur

カメラ画像を扱う装置の開発と量産

MIPI CSI-2・CameraLink・SLVS-EC・CoaXPressと、いろいろなカメラの入力をキャリアボードに載せた開発キットです。評価に使った量産品質のSOMを、そのまま自社の装置に組み込めます。SOMはAgilex 5のFPGAとArmのコアを1つにしていて、ロジック容量は656KLEです。

コスト要見積

種類
SoM・SoM開発キット
搭載FPGA
Altera Agilex 5 Eシリーズ、A5ED065BB32AE5SR0
論理規模
656K LE
メモリ
HPS用LPDDR4 4GB×1、FPGA用LPDDR4 4GB×2、eMMC 32GB
主な入出力
MIPI CSI-2、CameraLink、SLVS-EC、CoaXPress
大きさ
SOM 77×118mm
電源
12V±5%、ACアダプター付属
公式ページへ

用途を決めた評価ボード2製品

アイチップス・テクノロジー株式会社

4K映像FPGA基板 iEB-KXU2

4K映像のリアルタイム画像処理の開発

HDMI2.0の入力と出力を4系統ずつ持ち、4K60Hzの映像をそのまま扱えるFPGA基板です。FPGAとHDMIのやりとりはLVDSにまとめてあり、映像の受け渡しの回路を作らずに画像処理の回路づくりから始められます。FPGAは大規模なKintex UltraScaleのXCKU115です。

コスト要見積

種類
用途を決めた評価ボード
搭載FPGA
AMD Kintex UltraScale、XCKU115-2FLVA1517E
メモリ
DDR4(16bit×4個)
主な入出力
HDMI2.0入力×4、出力×4、4K60Hz
電源
12V(最大4A)
記載なし
論理規模・大きさ
公式ページへ
東京エレクトロン デバイス株式会社

SoC開発向け評価ボード PD-VU19P-2-LSI SOLO

SoCの試作と大規模な回路の検証

大規模なFPGAのVirtex UltraScale+ XCVU19Pを1つ載せた、SoCの試作向けの評価ボードです。ユーザーIOを1,778本、FMCコネクタで引き出していて、周りの回路をオプションのカードで足せます。AI推論の演算やアルゴリズムの検証にも使います。

コスト要見積

種類
用途を決めた評価ボード
搭載FPGA
AMD Virtex UltraScale+、XCVU19P-2FSVA3824E
メモリ
DDR4 SODIMM、FMCオプションカード
主な入出力
ユーザーIO 1,778本、FMCコネクタ12基
記載なし
論理規模・大きさ・電源
公式ページへ
Q&A

FPGAボード選びで、よくある疑問

購買担当の疑問FPGAボードの価格は、いくら?

値段を公式に出しているのは、ヒューマンデータのXCM-118-35Pが83,600円(税込)、ACM-116L-016が258,500円(税込)、特殊電子回路のTKDN_ART7_BRD-2eが97,300円(税別)⁠で⁠す⁠。AMDのKV260は249.00ドル(MSRP)で、電源は別売りです。ほかの製品は見積りです。

設備担当の疑問FPGAボードの種類と違いは?

3つに分かれます。FPGAとメモリだけを小さな基板に載せたモジュール型、Armのコアを持つSoCを載せたSoM、映像やSoCの試作など使い道を決めた評価ボードです。自社の基板に組み込むならモジュール型かSoM、まず動かして確かめるなら評価ボードです。

設備担当の疑問FPGAボードとマイコンボードの違いは?

FPGAボードは、回路そのものを書き換えて作れる素子を載せた基板です。画像処理や高速通信のように、たくさんの処理を同時に流す用途に使います。決まった手順を順に動かす制御なら、マイコンボードで足ります。

設備担当の疑問AMDとAlteraのFPGA、どちらを選ぶ?

使い慣れた開発ツールで選びます。ヒューマンデータは、AMDのSpartan UltraScale+を載せたXCM-118-35Pと、AlteraのArria 10 GXを載せたACM-116L-016を出していて、どちらも54×43mmのハーフカードサイズです。マクニカのSulfurはAlteraのAgilex 5です。

設備担当の疑問ロジック規模(論理規模)はどれくらいを選ぶ?

表の中では、マクニカのSulfurが656K LE、ヒューマンデータのACM-116L-016が160K LEです。AMDのKV260は256Kシステムロジックセル、小さめのXCM-118-35Pは36Kシステムロジックセルです。数え方がメーカーで違うので、同じ単位どうしで比べます。

設備担当の疑問画像処理・カメラ入力に使えるFPGAボードは?

マクニカのSulfurは、MIPI CSI-2・CameraLink・SLVS-EC・CoaXPressのカメラ入力を載せています。AMDのKV260は、MIPIのセンサー入力とUSBカメラを使えます。アイチップス・テクノロジーのiEB-KXU2は、HDMI2.0の入力と出力を4系統ずつ持ち、4K60Hzの映像を扱えます。

工場長の疑問装置にそのまま組み込めるFPGAボードは?

モジュール型とSoMです。ヒューマンデータのXCM-1シリーズはすべてハーフカードサイズでI/Oピンの配置がそろい、ボードを入れ替えやすくしています。東京エレクトロン デバイスのTB-7Z-IAEは、120pinのボード間コネクタで自社の基板につなぎます。

設備担当の疑問SoCの試作や大規模な回路の検証に使えるボードは?

東京エレクトロン デバイスのPD-VU19P-2-LSI SOLOは、Virtex UltraScale+のXCVU19Pを載せ、ユーザーIOを1,778本、FMCコネクタで引き出しています。SoCの試作やAI推論の演算、アルゴリズムの検証に使うボードです。

施設管理の疑問FPGAボードの電源と動作温度は?

ヒューマンデータのXCM-118-35PとACM-116L-016は、3.3Vで動きます。マクニカのSulfurは12V±5%で、ACアダプターが付きます。東京エレクトロン デバイスのTB-7Z-IAEの動作温度範囲は、0〜+50℃です。

経営者の疑問国内でFPGAボードを作っている会社は?

ヒューマンデータと特殊電子回路は、FPGAボードを自社のブランドで出す国内の会社です。東京エレクトロン デバイスはプライベートブランドのinreviumで、製品の製造まで手がけています。アイチップス・テクノロジーは映像・画像処理のLSIを開発する会社で、4K映像向けのiEB-KXU2を出しています。

TYPES

FPGAボードの種類の違い

FPGAボード(モジュール型)

FPGAと電源・クロック・メモリだけを小さな基板に載せ、I/Oをコネクタやピンヘッダで外へ引き出したボードです。自分で作るベース基板に挿して使い、試作から少量の装置までそのまま組み込めます。映像や通信の端子は付いていないので、周りの回路はこちらで用意します。

向いている使い方

  • 自社の基板にFPGAを載せたい
  • 少量の装置にそのまま組み込む
  • FPGAの機種を載せ替えて試す

根拠:2.54mmピッチのピンヘッダを用いて万能基板上に搭載することができます。(出典4)

この種類の3製品を表で見る

SoM・SoM開発キット

FPGAとArmのCPUを1つにしたSoCに、メモリやストレージを載せたモジュールです。LinuxなどのOSを動かしながら、FPGAで画像処理や通信を速くできます。開発キットはキャリアボードとセットで、評価に使ったモジュールを量産の装置に組み込めます。

向いている使い方

  • カメラを使う装置の開発
  • 装置のネットワーク化
  • 評価から量産まで同じモジュール

根拠:Sulfurで評価をして量産品質のSOMをそのままシステムに組み込み可能(出典8)

この種類の3製品を表で見る

用途を決めた評価ボード

映像の入出力やSoCの試作など、使い道を決めて端子と回路を載せたボードです。HDMIやFMCのコネクタが最初から付き、つなぐだけで検証を始められます。大型のFPGAを載せていて、装置に組み込むより開発と検証に使います。

向いている使い方

  • 4K映像の画像処理の開発
  • SoCの試作と検証
  • アルゴリズムの検証

根拠:iEB-KXU2は、リアルタイム画像処理回路開発をターゲットとした4K60Hz入出力対応のFPGA基板です。(出典7)

この種類の2製品を表で見る
MAKERS

FPGAボードの主なメーカー6社

アイチップス・テクノロジー株式会社

HDMI2.0の入力と出力を4系統ずつ持ち、4K60Hzの映像をそのまま扱えるFPGA基板です。

兵庫県

東京エレクトロン デバイス株式会社

Zynq-7000のXC7Z020を載せ、Gigabit Ethernetを2つ持つインダストリアル向けのSoMです。

東京都

特殊電子回路株式会社

Artix-7のXC7A100TとDDR3 SDRAM、USB 3.0の回路を手のひらサイズの基板に載せた評価ボードです。

東京都

日本AMD株式会社

量産用のKria SOMにキャリアカードとファン付きのヒートシンクを組み合わせた、スマートカメラ向けのスターターキットです。

東京都

有限会社ヒューマンデータ

AlteraのArria 10 GXを、54×43mmのハーフカードサイズに載せたFPGAボードです。

大阪府

株式会社マクニカ

MIPI CSI-2・CameraLink・SLVS-EC・CoaXPressと、いろいろなカメラの入力をキャリアボードに載せた開発キットです。

神奈川県

出典
  1. ヒューマンデータ XCM-118
  2. ヒューマンデータ ACM-116L
  3. 特殊電子回路 Artix-7評価ボード
  4. 特殊電子回路 Artix-7評価ボード 仕様と特徴
  5. 東京エレクトロン デバイス TB-7Z-IAE
  6. 東京エレクトロン デバイス PD-VU19P-2-LSI SOLO
  7. アイチップス・テクノロジー iEB-KXU2
  8. マクニカ Sulfur
  9. AMD Kria KV260
  10. 東京エレクトロン デバイス 会社概要
掲載基準

試作・評価・画像処理・通信機器の開発に使う、FPGAを載せたボード(FPGAモジュール・SoM・評価ボード)が対象です。自社のブランドで設計して売る国内の会社と、海外の半導体メーカーの日本法人が自社グループの製品として日本語の公式ページで案内し、型番の仕様を公式資料で確かめられたものに絞りました。1社1〜2製品を載せています。FPGAの素子単体はfpga-device、マイコンを載せたボードはmicrocontroller-board、x86のCPUを載せた産業用マザーボードはsangyo-motherboardで扱います。海外ブランドを売る代理店の取扱品と、FPGAではなくマイコンを載せたCPUモジュール(シマフジ電機のIoT-Engineなど⁠)⁠は載せていません。

FPGAボードを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉