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レーザー加工・食品包装・はんだ付け・防爆パージに使う窒素を、ボンベから発生装置に切り替えたい、設備・生産技術・購買の担当の方へ

窒素ガス発生装置のメーカー7社比較【2026年】

窒素ガス発生装置は、空気から窒素を取り出し、
その場で窒素ガスをつくる装置です。

ABOUT

窒素ガス発生装置とは

比較表を見る ↓

窒素ガス発生装置とは、空気から窒素を取り出し、
その場で窒素ガスをつくる装置です。
吸着剤で酸素を取るPSA式と、
中空糸膜で分ける膜分離式があります。
窒素発生器・N2ジェネレーターとも呼びます。

製品の特長

  • 取り出し方で選べる(PSA式・膜分離式)
  • 電源だけで動く型もある(コンプレッサ内蔵型)
  • 純度と発生量を選べる(PSA式は99.999%まで)

使うメリット

  • ボンベの手配と交換がなくなる(必要な時に必要な量だけ)
  • ガスの単価が下がる(主な費用は電気代と保守)
  • 酸化と燃焼を防げる(包装・はんだ付け・防爆)

選ぶときに注意すること

  1. 純度を上げると発生量が減る。必要な純度と量を先に決める
  2. 膜分離式は低めの純度向き。99.99%以上ならPSA式
  3. 別置き型は、圧縮機と乾いた空気を別に用意する
  4. 発生量は周囲20℃・湿度60%の値。暑く湿った場所では減る
  5. 吸着剤・フィルタ・コンプレッサの定期点検がある

※仕様は各メーカーの公式の製品ページ・仕様書による。PSA式と膜分離式の仕組みはコフロック・日立産機システム・SMCの解説による。

LIST

窒素ガス発生装置の比較表

窒素ガス発生装置10製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

コンプレッサ内蔵型(PSA式)

4製品
株式会社IBS窒素ガス発生装置 ITNH5-03M5分析装置・研究室の少量の高純度窒素口コミを書く要見積

オイルフリーミニコンプレッサを内蔵し、純度99.999%の窒素を3NL/minで出す小型機です。定流量調節弁を標準で付け、2次側の圧力が変わっても流量が保たれます。水ドレンは装置の中で気化させます。

方式
コンプレッサ内蔵型(PSA式)
方式
PSA式、オイルフリーミニコンプレッサ内蔵
窒素純度
99.999%
窒素発生量
3NL/min
出口圧力
0.50MPa
電源
AC100V・110V、または200V・220V
外形寸法
幅400×奥行500×高さ850mm
質量
60kg
特長
定流量調節弁、水ドレン気化装置を内蔵
記載なし
原料空気
公式ページへ詳細・仕様
アネスト岩田株式会社窒素ガス発生装置 NP-37CF電源だけで高純度の窒素を使う工場口コミを書く要見積

オイルフリースクロールコンプレッサとドライヤを積んだ一体型で、電源をつなげば窒素が出ます。純度99.99%で4.5N㎥/h、99%なら8.6N㎥/hです。露点は-55℃以下です。

方式
コンプレッサ内蔵型(PSA式)
方式
PSA式、コンプレッサ内蔵
窒素純度
99%・99.9%・99.99%
窒素発生量
8.6・6.2・4.5N㎥/h
出口圧力
0.50〜0.55MPa
電源
三相AC200V
外形寸法
幅910×奥行850×高さ1,620mm
質量
450kg
特長
露点-55℃以下
記載なし
原料空気
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
コフロック株式会社超小型窒素ガス発生装置 Mini-CUBE MNTS分析機器・はんだ付装置の付帯口コミを書く要見積

卓上に置ける超小型の箱にオイルフリーコンプレッサを内蔵し、電源だけで純度95〜99.999%の窒素を出します。二重防音構造で55dB以下に抑えています。電源はAC100-240Vのワイド電源で、周波数を問いません。

方式
コンプレッサ内蔵型(PSA式)
方式
PSA式、オイルフリーコンプレッサ内蔵
窒素純度
95〜99.999%
電源
AC100-240V
原料空気
不要(コンプレッサ内蔵)
特長
55dB以下、卓上に置ける
記載なし
窒素発生量・出口圧力・外形寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様
株式会社日立産機システムN2パック NPO-3.73VNBボンベをやめて包装・防爆に回す工場口コミを書く要見積

オイルフリースクロール圧縮機をインバータで回し、窒素の使用量に合わせて動力を下げる自動省エネモードを持つ型です。純度99.9%なら7.2m³/hを出します。騒音値は50dBです。

方式
コンプレッサ内蔵型(PSA式)
方式
PSA式、オイルフリースクロール圧縮機内蔵
窒素純度
99.9%
窒素発生量
7.2m³/h
出口圧力
0.50〜0.55MPa
電源
三相200V(50Hz)、三相200・220V(60Hz)
外形寸法
幅980×奥行900×高さ1,475mm
質量
479kg
特長
騒音50dB、自動省エネモード
記載なし
原料空気
公式ページへ詳細・仕様

PSA式(コンプレッサ別置き)

2製品
株式会社IBS窒素ガス発生装置 INHP5-048Eco工場の圧縮機につなぐ高純度の窒素口コミを書く要見積

使う量に合わせて原料空気を減らす省エネ運転と、PSAユニットの台数制御を持つ型です。5.5kWの圧縮機で、純度99.999%の窒素を4.8Nm³/h出します。高さを抑えた省スペースの設計で、騒音は60dB以下です。

方式
PSA式(コンプレッサ別置き)
方式
PSA式、コンプレッサ別置き
窒素純度
99.999%
窒素発生量
4.8Nm³/h
出口圧力
0.6MPa
外形寸法
幅720×奥行870×高さ1,380mm
質量
380kg
原料空気
適合圧縮機5.5kW
特長
騒音60dB以下
記載なし
電源
公式ページへ詳細・仕様
アトラスコプコ株式会社PSA窒素発生装置 NGP 2-9ボンベ週1本程度からの切り替え口コミを書く要見積

押し出しアルミニウムの吸着材設計で、設置面積を小さくした小型のPSA式です。0.3〜18.8Nm³/hの範囲で、最大99.999%の窒素を出します。スマートバルブ制御で待機時の空気の無駄を省きます。

方式
PSA式(コンプレッサ別置き)
方式
PSA式、圧縮空気につなぐ
窒素純度
最大99.999%
窒素発生量
0.3〜18.8Nm³/h
特長
4.3インチカラータッチスクリーン、リモート監視
記載なし
出口圧力・電源・外形寸法・質量・原料空気
公式ページへ詳細・仕様

膜分離式(メンブレン)

4製品
アトラスコプコ株式会社メンブレン窒素発生装置 NGMs 295〜99.5%の窒素を手元でつくる口コミを書く要見積

フィルタ・圧力計・ガス純度センサまで1つの箱に収めたメンブレン式です。純度95%で9.4Nm³/h、99.5%で2.9Nm³/hを出します。質量は59kgです。

方式
膜分離式(メンブレン)
方式
メンブレン分離、コンプレッサ別置き
窒素純度
95〜99.5%
窒素発生量
2.9〜9.4Nm³/h
外形寸法
幅560×奥行285×高さ1,150mm
質量
59kg
特長
ガス純度センサ内蔵
記載なし
出口圧力・電源・原料空気
公式ページへ詳細・仕様
アネスト岩田株式会社膜式窒素ガス発生装置 NM-07低い純度の窒素を少し使う現場口コミを書く要見積

幅160mm・35kgの薄い箱に分離膜を収めた型で、工場の圧縮空気から窒素を取り出します。純度97%なら21NL/min、99.9%なら4NL/minです。原料はドライオイルフリーエアーを0.95MPaで送ります。

方式
膜分離式(メンブレン)
方式
分離膜方式、コンプレッサ別置き
窒素純度
97%・99%・99.9%
窒素発生量
21・10・4NL/min
出口圧力
0.7MPa
電源
単相AC100V
外形寸法
幅160×奥行500×高さ700mm
質量
35kg
原料空気
ドライオイルフリーエアー、75L/min、0.95MPa
記載なし
特長
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
SMC株式会社メンブレン窒素発生器 IN778-1使う場所の手元で窒素をつくる口コミを書く要見積

電源を使わず、圧縮空気の配管の末端に付けて窒素富化空気をつくる発生器です。0.7MPaの空気を148L/min入れると、99.9%の窒素を20L/min出します。質量は6.4kgです。

方式
膜分離式(メンブレン)
方式
メンブレン(中空糸膜)、電源不要
窒素純度
99.9%
窒素発生量
20L/min(ANR)
電源
不要
外形寸法
長さ814mm
質量
6.4kg
原料空気
148L/min(ANR)、0.7MPa
特長
高圧ガス保安法対象外、モジュラ接続
記載なし
出口圧力
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社フクハラ膜分離式窒素ガス発生装置 N2UC051-L9工場エアから99%の窒素を少し取る口コミを書く要見積

工場の圧縮空気をつなぐだけで、中空糸膜から純度99%の窒素を10NL/min取り出します。必要な空気量は48L/minです。高圧ガス保安法と第二種圧力容器の適用範囲外です。

方式
膜分離式(メンブレン)
方式
膜分離方式、コンプレッサ別置き
窒素純度
99%
窒素発生量
10NL/min
出口圧力
0.5MPa
電源
無電源の装置にもできる
外形寸法
幅400×奥行450×高さ1,445mm
質量
70kg
原料空気
48L/min
特長
露点-40℃以下(97%時)
公式ページへ詳細・仕様

コンプレッサ内蔵型(PSA式)4製品

株式会社IBS

窒素ガス発生装置 ITNH5-03M5

分析装置・研究室の少量の高純度窒素

オイルフリーミニコンプレッサを内蔵し、純度99.999%の窒素を3NL/minで出す小型機です。定流量調節弁を標準で付け、2次側の圧力が変わっても流量が保たれます。水ドレンは装置の中で気化させます。

コスト要見積

方式
コンプレッサ内蔵型(PSA式)
方式
PSA式、オイルフリーミニコンプレッサ内蔵
窒素純度
99.999%
窒素発生量
3NL/min
出口圧力
0.50MPa
電源
AC100V・110V、または200V・220V
外形寸法
幅400×奥行500×高さ850mm
質量
60kg
特長
定流量調節弁、水ドレン気化装置を内蔵
記載なし
原料空気
公式ページへ
アネスト岩田株式会社

窒素ガス発生装置 NP-37CF

電源だけで高純度の窒素を使う工場

オイルフリースクロールコンプレッサとドライヤを積んだ一体型で、電源をつなげば窒素が出ます。純度99.99%で4.5N㎥/h、99%なら8.6N㎥/hです。露点は-55℃以下です。

コスト要見積

方式
コンプレッサ内蔵型(PSA式)
方式
PSA式、コンプレッサ内蔵
窒素純度
99%・99.9%・99.99%
窒素発生量
8.6・6.2・4.5N㎥/h
出口圧力
0.50〜0.55MPa
電源
三相AC200V
外形寸法
幅910×奥行850×高さ1,620mm
質量
450kg
特長
露点-55℃以下
記載なし
原料空気
公式ページへ
コフロック株式会社

超小型窒素ガス発生装置 Mini-CUBE MNTS

分析機器・はんだ付装置の付帯

卓上に置ける超小型の箱にオイルフリーコンプレッサを内蔵し、電源だけで純度95〜99.999%の窒素を出します。二重防音構造で55dB以下に抑えています。電源はAC100-240Vのワイド電源で、周波数を問いません。

コスト要見積

方式
コンプレッサ内蔵型(PSA式)
方式
PSA式、オイルフリーコンプレッサ内蔵
窒素純度
95〜99.999%
電源
AC100-240V
原料空気
不要(コンプレッサ内蔵)
特長
55dB以下、卓上に置ける
記載なし
窒素発生量・出口圧力・外形寸法・質量
公式ページへ
株式会社日立産機システム

N2パック NPO-3.73VNB

ボンベをやめて包装・防爆に回す工場

オイルフリースクロール圧縮機をインバータで回し、窒素の使用量に合わせて動力を下げる自動省エネモードを持つ型です。純度99.9%なら7.2m³/hを出します。騒音値は50dBです。

コスト要見積

方式
コンプレッサ内蔵型(PSA式)
方式
PSA式、オイルフリースクロール圧縮機内蔵
窒素純度
99.9%
窒素発生量
7.2m³/h
出口圧力
0.50〜0.55MPa
電源
三相200V(50Hz)、三相200・220V(60Hz)
外形寸法
幅980×奥行900×高さ1,475mm
質量
479kg
特長
騒音50dB、自動省エネモード
記載なし
原料空気
公式ページへ

PSA式(コンプレッサ別置き)2製品

株式会社IBS

窒素ガス発生装置 INHP5-048Eco

工場の圧縮機につなぐ高純度の窒素

使う量に合わせて原料空気を減らす省エネ運転と、PSAユニットの台数制御を持つ型です。5.5kWの圧縮機で、純度99.999%の窒素を4.8Nm³/h出します。高さを抑えた省スペースの設計で、騒音は60dB以下です。

コスト要見積

方式
PSA式(コンプレッサ別置き)
方式
PSA式、コンプレッサ別置き
窒素純度
99.999%
窒素発生量
4.8Nm³/h
出口圧力
0.6MPa
外形寸法
幅720×奥行870×高さ1,380mm
質量
380kg
原料空気
適合圧縮機5.5kW
特長
騒音60dB以下
記載なし
電源
公式ページへ
アトラスコプコ株式会社

PSA窒素発生装置 NGP 2-9

ボンベ週1本程度からの切り替え

押し出しアルミニウムの吸着材設計で、設置面積を小さくした小型のPSA式です。0.3〜18.8Nm³/hの範囲で、最大99.999%の窒素を出します。スマートバルブ制御で待機時の空気の無駄を省きます。

コスト要見積

方式
PSA式(コンプレッサ別置き)
方式
PSA式、圧縮空気につなぐ
窒素純度
最大99.999%
窒素発生量
0.3〜18.8Nm³/h
特長
4.3インチカラータッチスクリーン、リモート監視
記載なし
出口圧力・電源・外形寸法・質量・原料空気
公式ページへ

膜分離式(メンブレン)4製品

アトラスコプコ株式会社

メンブレン窒素発生装置 NGMs 2

95〜99.5%の窒素を手元でつくる

フィルタ・圧力計・ガス純度センサまで1つの箱に収めたメンブレン式です。純度95%で9.4Nm³/h、99.5%で2.9Nm³/hを出します。質量は59kgです。

コスト要見積

方式
膜分離式(メンブレン)
方式
メンブレン分離、コンプレッサ別置き
窒素純度
95〜99.5%
窒素発生量
2.9〜9.4Nm³/h
外形寸法
幅560×奥行285×高さ1,150mm
質量
59kg
特長
ガス純度センサ内蔵
記載なし
出口圧力・電源・原料空気
公式ページへ
アネスト岩田株式会社

膜式窒素ガス発生装置 NM-07

低い純度の窒素を少し使う現場

幅160mm・35kgの薄い箱に分離膜を収めた型で、工場の圧縮空気から窒素を取り出します。純度97%なら21NL/min、99.9%なら4NL/minです。原料はドライオイルフリーエアーを0.95MPaで送ります。

コスト要見積

方式
膜分離式(メンブレン)
方式
分離膜方式、コンプレッサ別置き
窒素純度
97%・99%・99.9%
窒素発生量
21・10・4NL/min
出口圧力
0.7MPa
電源
単相AC100V
外形寸法
幅160×奥行500×高さ700mm
質量
35kg
原料空気
ドライオイルフリーエアー、75L/min、0.95MPa
記載なし
特長
公式ページへ
SMC株式会社

メンブレン窒素発生器 IN778-1

使う場所の手元で窒素をつくる

電源を使わず、圧縮空気の配管の末端に付けて窒素富化空気をつくる発生器です。0.7MPaの空気を148L/min入れると、99.9%の窒素を20L/min出します。質量は6.4kgです。

コスト要見積

方式
膜分離式(メンブレン)
方式
メンブレン(中空糸膜)、電源不要
窒素純度
99.9%
窒素発生量
20L/min(ANR)
電源
不要
外形寸法
長さ814mm
質量
6.4kg
原料空気
148L/min(ANR)、0.7MPa
特長
高圧ガス保安法対象外、モジュラ接続
記載なし
出口圧力
公式ページへ
株式会社フクハラ

膜分離式窒素ガス発生装置 N2UC051-L9

工場エアから99%の窒素を少し取る

工場の圧縮空気をつなぐだけで、中空糸膜から純度99%の窒素を10NL/min取り出します。必要な空気量は48L/minです。高圧ガス保安法と第二種圧力容器の適用範囲外です。

コスト要見積

方式
膜分離式(メンブレン)
方式
膜分離方式、コンプレッサ別置き
窒素純度
99%
窒素発生量
10NL/min
出口圧力
0.5MPa
電源
無電源の装置にもできる
外形寸法
幅400×奥行450×高さ1,445mm
質量
70kg
原料空気
48L/min
特長
露点-40℃以下(97%時)
公式ページへ
Q&A

窒素ガス発生装置選びで、よくある疑問

購買担当の疑問窒素ガス発生装置の価格は、いくら?

このページの10製品で、定価を公式に出しているものはありません。どれも見積もりです。アネスト岩田のカタログには、320万円の装置をリースにした試算があり、月々約54,000円です。

設備担当の疑問PSA式と膜分離式の違いは?

PSA式は吸着剤で酸素を取り、純度99.999%まで出せます。膜分離式は中空糸膜で酸素と水分を外へ逃がす型で、フクハラは90〜99%程度の低い純度に向くと書いています。膜分離式でも、SMCのIN778-1は99.9%、アトラスコプコのNGMs 2は95〜99.5%です。

設備担当の疑問コンプレッサ内蔵型と別置き型の違いは?

内蔵型は電源をつなぐだけで窒素が出ます。コフロックのMini-CUBEはAC100-240V、アネスト岩田のNP-37CFは三相AC200Vです。別置き型は工場の圧縮機につなぐ型で、IBSのINHP5-048Ecoは5.5kWの圧縮機に合わせています。

工場長の疑問窒素純度は何%まで出せる?

PSA式なら99.999%まで出せます。IBSのITNH5-03M5とINHP5-048Ecoが99.999%、アトラスコプコのNGP 2-9が最大99.999%です。純度は窒素とアルゴンを合わせた値で、コフロックも仕様にそう書いています。

設備担当の疑問純度を上げると、発生量はどれだけ減る?

同じ装置でも、純度を上げると発生量は減ります。アネスト岩田のNP-37CFは、99%で8.6N㎥/h、99.99%で4.5N㎥/hです。膜式のNM-07は、97%で21NL/min、99.9%で4NL/minです。

施設管理の疑問高圧ガス保安法の届け出は必要?

空気から窒素をつくる装置は、ボンベと扱いが違います。SMCはIN778を高圧ガス保安法の対象外、フクハラは膜分離方式を高圧ガス保安法と第二種圧力容器の適用範囲外と書いています。ほかの型は、メーカーに確かめてから入れます。

工場長の疑問メンテナンスの周期・膜の寿命は?

コフロックのMini-CUBEはメンテナンス周期が8,000h、IBSのINHP-Ecoは約2年間(20,000時間)⁠で⁠す⁠。フクハラは、膜はクリーンな空気なら半永久的に使えると書いています。

経営者の疑問ボンベから切り替えると、コストは下がる?

発生装置の主な費用は電気代と定期のメンテナンス費用で、コフロックはガスの単価が安くなると書いています。ボンベの手配や交換の手間もなくなります。使う量が多く、毎日使う工場ほど差が出ます。

設備担当の疑問レーザー加工・食品包装・はんだ付けに使える?

使えます。コフロックはNTEシリーズの用途に、レーザー加工機のアシストガス、食品のN2包装、ポイント半田付け装置へのN2供給を書いています。必要な純度は用途で違うので、装置のメーカーに確かめて選びます。

経営者の疑問電気代を下げる省エネの機能はある?

あります。日立産機のN2パックは自動省エネモードで、発生量が40%のとき動力を約48%下げます。コフロックのNTEはEcoモードで、最大49%の電力を削減します。

総務の疑問置き場所と音は?屋外に置ける?

卓上に置けるコフロックのMini-CUBEは55dB以下、日立産機のNPO-3.73VNBは50dBです。コフロックのNTEは屋外型を選べ、IPX3相当で屋外40℃まで運転できます。

TYPES

窒素ガス発生装置の方式の違い

コンプレッサ内蔵型(PSA式)

圧縮機と吸着槽を1つの箱に収めたPSA式です。電源をつなぐだけで窒素が出ます。卓上に置ける小型から、工場の包装ラインに回す型まであります。

向いている使い方

  • 工場に圧縮空気の余裕がない
  • 分析機器・はんだ付装置に付ける
  • 電源だけで窒素を使いたい

根拠:原料となる空気を供給する圧縮機部と窒素ガスを取り出すPSA部を一体制御。(出典3)

この方式の4製品を表で見る

PSA式(コンプレッサ別置き)

工場の圧縮空気を吸着槽に通し、吸着剤で酸素を取って窒素を出す型です。2つの吸着槽を交互に切り替えて、窒素を続けて出します。圧縮機は別に用意します。

向いている使い方

  • 99.99%以上の高い純度がほしい
  • 工場の圧縮機に余裕がある
  • 包装・熱処理で量を使う

根拠:2系統の吸着タンクを用いて、交互に加圧・減圧を繰り返すことにより、連続して窒素ガスを供給することができます。(出典1)

この方式の2製品を表で見る

膜分離式(メンブレン)

中空糸膜に圧縮空気を通し、酸素と水分を膜の外へ逃がして窒素を残す型です。動く部品が少なく、電源を使わない型もあります。低めの純度に向きます。

向いている使い方

  • 95〜99%の純度で足りる
  • 使う場所の手元で窒素をつくる
  • 電源の取りにくい場所

根拠:「酸素は通しやすいが、窒素は通しにくい」⁠と⁠い⁠う性質を有するストロー状の中空糸膜(メンブレン)を束ねて製品内に内蔵しています。(出典2)

この方式の4製品を表で見る
MAKERS

窒素ガス発生装置の主なメーカー7社

株式会社IBS

オイルフリーミニコンプレッサを内蔵し、純度99.999%の窒素を3NL/minで出す小型機です。

大阪府

アトラスコプコ株式会社

押し出しアルミニウムの吸着材設計で、設置面積を小さくした小型のPSA式です。

東京都

アネスト岩田株式会社

オイルフリースクロールコンプレッサとドライヤを積んだ一体型で、電源をつなげば窒素が出ます。

神奈川県

SMC株式会社

電源を使わず、圧縮空気の配管の末端に付けて窒素富化空気をつくる発生器です。

東京都

コフロック株式会社

卓上に置ける超小型の箱にオイルフリーコンプレッサを内蔵し、電源だけで純度95〜99.999%の窒素を出します。

京都府

株式会社日立産機システム

オイルフリースクロール圧縮機をインバータで回し、窒素の使用量に合わせて動力を下げる自動省エネモードを持つ型です。

東京都

株式会社フクハラ

工場の圧縮空気をつなぐだけで、中空糸膜から純度99%の窒素を10NL/min取り出します。

神奈川県

出典
  1. コフロック 窒素ガス発生装置の原理(PSA方式)
  2. SMC メンブレン窒素発生器 IN778
  3. 日立産機システム 教えて! N2パック
  4. アネスト岩田 窒素ガス発生装置 総合カタログ
  5. アネスト岩田 窒素発生装置仕様書 NP-37CF
  6. アネスト岩田 窒素発生装置仕様書 NM-07
  7. 日立産機システム N2パック NEXTIIシリーズ
  8. 日立産機システム N2パック 標準仕様表
  9. IBS ITNHシリーズ
  10. IBS INHP-Ecoシリーズ
  11. コフロック Mini-CUBE Series
  12. コフロック NTE Series
  13. フクハラ 窒素ガス発生装置 膜分離方式
  14. アトラスコプコ NGM 1-3 窒素発生装置
  15. アトラスコプコ NGP 2-9 PSA窒素発生装置
  16. アネスト岩田 窒素ガス発生装置
掲載基準

工場・研究室で、圧縮空気から窒素を取り出してその場で使う窒素ガス発生装置(PSA式・膜分離式、コンプレッサ内蔵型と別置き型)で、日本の会社が自社で作るか、海外メーカーの日本法人が自社グループの製品として売り、公式サイトで今案内していて、純度などの仕様を公式で確かめられた製品です。各社の代表の型式を1社2製品まで載せています。神鋼エアーテックは公式の会社概要が装置の販売・保守とオンサイトのガス販売で、製造元を確かめられないので載せていません。大陽日酸のPSA式は、今の製品ページが見つからず古いカタログしか確かめられないので載せていません。コフロックのMini-CUBEは仕様表が画像のため、発生量・圧力・寸法を空欄にしています。液体窒素の容器(液体窒素容器のページ)、ボンベやローリーで届く窒素ガス(高圧ガスのページ)、深冷分離の大型プラント、窒素を使う装置の部品だけ、商社が売る他社製品、中古は除いています。

窒素ガス発生装置を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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