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工場のコンプレッサでつくった圧縮空気の水分を取るエアドライヤを選ぶ、設備・保全・購買の担当の方へ

エアドライヤのメーカー7社比較【2026年】

エアドライヤは、圧縮空気の水分を取って、
露点を下げる装置です。

ABOUT

エアドライヤとは

比較表を見る ↓

エアドライヤとは、コンプレッサでつくった圧縮空気から水分を取り、
露点を下げる装置です。
圧縮空気除湿装置とも呼びます。
冷凍機で冷やす冷凍式、吸着剤で取る吸着式、
中空糸膜で分ける膜式があります。

製品の特長

  • 露点で選べる(冷凍式は圧力下3〜10℃、吸着式と膜式はもっと低い)
  • 電気の要らない型がある(膜式は電源なしで動く)
  • 置き場所で選べる(コンプレッサ⁠の後ろにまとめて、または末端だけ)

使うメリット

  • 空気圧機器の作動トラブルを減らす(水分が故障の原因になる)
  • 配管の末端に水が出ない(ドレンをドライヤで取る)
  • 使う所ごとに乾かし方を変えられる(末端だけ膜式で低い露点に)

選ぶときに注意すること

  1. 冷凍式の露点は大気圧下-17℃ほど。もっと低くするなら吸着式か膜式
  2. 吸着式と膜式は、乾いた空気の一部を再生やパージに使う。その分の空気をコンプレッサでつくる
  3. 入口の空気が周りより熱いときは、アフタークーラーか高温入気の型を前に置く
  4. 膜式の入口には、プレフィルターとミストフィルターを付ける
  5. コンプレッサの圧力を下げると、ドライヤに入る水分が増える。処理空気量に余裕を見る

※仕様は各メーカーの公式の製品ページとカタログによる。方式の仕組みはオリオン機械の解説、方式ごとの露点の比較はフクハラの資料による。

LIST

エアドライヤの比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

エアドライヤ10製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

冷凍式

6製品
アトラスコプコ株式会社冷凍式エアドライヤ F 30床面積をとらずに置きたい所口コミを書く要見積

縦長の箱で床をとらない冷凍式で、最高16barまで使えます。流量は30L/s(108m³/h)、出口は圧力下7℃です。電源は単相230V(50Hz)⁠な⁠の⁠で⁠、つなぐ前に工場の電源を確かめます。

方式
冷凍式
処理空気量
30L/s(108m³/h)
出口の露点
圧力下7℃
使用圧力
最高16bar
電源
単相230V(⁠50Hz⁠)
外形寸法
233×559×561mm
質量
25kg
入口空気温度
最高50℃
接続口径
3/4インチ
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
アネスト岩田株式会社冷凍式エアドライヤ RDG-22Cコンプレッサのすぐ後ろに置く口コミを書く要見積

コンプレッサのすぐ後ろに置ける高温入気対応の冷凍式です。最高圧力は1.4MPaで、出口は圧力下10℃以下です。熱交換器はステンレス製で、ドレンや圧縮空気に錆が混じりません。

方式
冷凍式
処理空気量
340L/min(ANR)
出口の露点
圧力下10℃⁠⁠⁠以下
使用圧力
最高1.4MPa
電源
単相100V
外形寸法
244×410×544mm
質量
26kg
記載なし
入口空気温度・接続口径
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
SMC株式会社冷凍式エアドライヤ IDF3E空圧機器の前に置く標準の除湿口コミを書く要見積

空気圧機器メーカーの冷凍式で、使える圧力の下限が0.15MPaと低めです。出口は圧力下10℃、処理空気量は0.32m³/min(50Hz)⁠で⁠す⁠。電源は単相100Vでつなげます。

方式
冷凍式
処理空気量
0.32m³/min(⁠50Hz⁠)、0.37m³/min(⁠60Hz⁠)
出口の露点
圧力下10℃
使用圧力
0.15〜1.0MPa
電源
単相100V(⁠50Hz⁠)、単相100・110V(⁠60Hz⁠)
質量
18kg
入口空気温度
5〜50℃
記載なし
外形寸法・接続口径
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
オリオン機械株式会社冷凍式エアードライヤー RAX3J-⁠A1小型コンプレッサの後ろの標準の除湿口コミを書く要見積

幅180mmの細い箱に収まる、小型の冷凍式エアードライヤーです。出口は圧力下10℃で、使用圧力は0.2〜0.98MPaです。単相100Vでつなげるので、小さな工場や作業場の電源で使えます。

方式
冷凍式
処理空気量
0.32m³/min(⁠50Hz⁠)、0.37m³/min(⁠60Hz⁠)
出口の露点
圧力下10℃
使用圧力
0.2〜0.98MPa
電源
単相100V(⁠50Hz⁠)、単相100・110V(⁠60Hz⁠)
外形寸法
180×450×480mm
質量
18kg
入口空気温度
5〜50℃
接続口径
R1/2
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
ケーザー・コンプレッサー株式会社冷凍式ドライヤー SECOTEC TA 11露点を低く安定させたい所口コミを書く要見積

熱をためる蓄熱材で冷やす冷凍式で、出口の露点を圧力下3℃に保ちます。流量は1.25m³/minで、使える圧力は3〜16barです。電源は単相230Vなので、つなぐ前に工場の電源を確かめます。

方式
冷凍式
処理空気量
1.25m³/min
出口の露点
圧力下3℃
使用圧力
3〜16bar
電源
単相230V(⁠50Hz⁠)
外形寸法
630×484×779mm
質量
85kg
入口空気温度
最高55℃
記載なし
接続口径
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
株式会社明治機械製作所冷凍式エアドライヤ DRC-3D s2熱い空気をそのまま入れたい所口コミを書く要見積

入口空気が80℃まで入る高温入気仕様の冷凍式です。出口は圧力下10℃で、処理空気量は0.32m³/min(50Hz)⁠で⁠す⁠。電源は単相200・220Vで、熱交換器はステンレスシェルです。

方式
冷凍式
処理空気量
0.32m³/min(⁠50Hz⁠)、0.37m³/min(⁠60Hz⁠)
出口の露点
圧力下10℃、大気圧下-17℃
使用圧力
0.2〜0.98MPa
電源
単相200・220V(50/60Hz)
外形寸法
180×540×510mm
質量
21kg
入口空気温度
5〜80℃
接続口径
R1/2
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

吸着式(⁠ヒートレス⁠)

2製品
SMC株式会社ヒートレス式エアドライヤ ID40冷凍式より低い露点が要る工程口コミを書く要見積

ヒータを使わず、乾いた空気の一部で吸着剤を再生するヒートレス式です。出口は大気圧下-30℃で、出口空気量は330L/minです。吸着剤を合成ゼオライトにするオプションZでは大気圧下-50℃まで下がり、その場合は前に冷凍式を置きます。

方式
吸着式(⁠ヒートレス⁠)
処理空気量
330L/min(ANR)
出口の露点
大気圧下-30℃
電源
単相100V(⁠50Hz⁠)、単相100・110V(⁠60Hz⁠)⁠ほ⁠⁠⁠⁠か
質量
18.5kg
入口空気温度
5〜50℃
接続口径
1/2
記載なし
使用圧力・外形寸法
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
ケーザー・コンプレッサー株式会社吸着式ドライヤー DC 2.0小流量で圧力下-40℃以下が要る所口コミを書く要見積

奥行167mmの細い本体に、乾燥剤の筒とフィルタをまとめた吸着式です。出口は圧力下-40℃か-70℃で、流量は0.20m³/minです。電源は単相95〜240Vのどれでも動きます。

方式
吸着式(⁠ヒートレス⁠)
処理空気量
0.20m³/min
出口の露点
圧力下-40℃・-70℃
使用圧力
2〜15bar
電源
単相95〜240V(50〜60Hz)
外形寸法
340×167×505mm
質量
35kg
入口空気温度
最高50℃
接続口径
G1/2
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)

膜式

2製品
オリオン機械株式会社膜式エアードライヤー MD25末端の機械の手前で露点を下げる口コミを書く要見積

電気を使わない膜式で、本体だけなら0.4kgと手で持てる重さです。出口空気量は106L/minで、露点は大気圧下-17℃以下です。除湿にパージ空気を27L/min使うので、その分の空気をコンプレッサで余分につくります。

方式
膜式
処理空気量
106L/min
出口の露点
大気圧下-17℃⁠⁠⁠以下
使用圧力
0.2〜0.85MPa
電源
不要
質量
0.4kg
入口空気温度
-20〜55℃
接続口径
Rc1/4
記載なし
外形寸法
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社フクハラ膜式エアードライヤー MD30-⁠4高い圧力や屋外の配管の途中口コミを書く要見積

使える圧力が0.2〜2.1MPaと広い膜式で、配管の途中に入れるだけで使えます。電気を使わず、露点は大気圧下-17〜-65℃です。フロンを使わず、粉じんの多い所や屋外にも置けます。

方式
膜式
出口の露点
大気圧下-17〜-65℃
使用圧力
0.2〜2.1MPa
電源
不要
外形寸法
全長437mm、直径100mm
質量
2.3kg
入口空気温度
1.5〜40℃
接続口径
Rc1/2
記載なし
処理空気量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

冷凍式6製品

アトラスコプコ株式会社

冷凍式エアドライヤ F 30

床面積をとらずに置きたい所

縦長の箱で床をとらない冷凍式で、最高16barまで使えます。流量は30L/s(108m³/h)、出口は圧力下7℃です。電源は単相230V(50Hz)⁠な⁠の⁠で⁠、つなぐ前に工場の電源を確かめます。

コスト要見積

方式
冷凍式
処理空気量
30L/s(108m³/h)
出口の露点
圧力下7℃
使用圧力
最高16bar
電源
単相230V(⁠50Hz⁠)
外形寸法
233×559×561mm
質量
25kg
入口空気温度
最高50℃
接続口径
3/4インチ
公式ページへ
アネスト岩田株式会社

冷凍式エアドライヤ RDG-22C

コンプレッサのすぐ後ろに置く

コンプレッサのすぐ後ろに置ける高温入気対応の冷凍式です。最高圧力は1.4MPaで、出口は圧力下10℃以下です。熱交換器はステンレス製で、ドレンや圧縮空気に錆が混じりません。

コスト要見積

方式
冷凍式
処理空気量
340L/min(ANR)
出口の露点
圧力下10℃⁠⁠⁠以下
使用圧力
最高1.4MPa
電源
単相100V
外形寸法
244×410×544mm
質量
26kg
記載なし
入口空気温度・接続口径
公式ページへ
SMC株式会社

冷凍式エアドライヤ IDF3E

空圧機器の前に置く標準の除湿

空気圧機器メーカーの冷凍式で、使える圧力の下限が0.15MPaと低めです。出口は圧力下10℃、処理空気量は0.32m³/min(50Hz)⁠で⁠す⁠。電源は単相100Vでつなげます。

コスト要見積

方式
冷凍式
処理空気量
0.32m³/min(⁠50Hz⁠)、0.37m³/min(⁠60Hz⁠)
出口の露点
圧力下10℃
使用圧力
0.15〜1.0MPa
電源
単相100V(⁠50Hz⁠)、単相100・110V(⁠60Hz⁠)
質量
18kg
入口空気温度
5〜50℃
記載なし
外形寸法・接続口径
公式ページへ
オリオン機械株式会社

冷凍式エアードライヤー RAX3J-⁠A1

小型コンプレッサの後ろの標準の除湿

幅180mmの細い箱に収まる、小型の冷凍式エアードライヤーです。出口は圧力下10℃で、使用圧力は0.2〜0.98MPaです。単相100Vでつなげるので、小さな工場や作業場の電源で使えます。

コスト要見積

方式
冷凍式
処理空気量
0.32m³/min(⁠50Hz⁠)、0.37m³/min(⁠60Hz⁠)
出口の露点
圧力下10℃
使用圧力
0.2〜0.98MPa
電源
単相100V(⁠50Hz⁠)、単相100・110V(⁠60Hz⁠)
外形寸法
180×450×480mm
質量
18kg
入口空気温度
5〜50℃
接続口径
R1/2
公式ページへ
ケーザー・コンプレッサー株式会社

冷凍式ドライヤー SECOTEC TA 11

露点を低く安定させたい所

熱をためる蓄熱材で冷やす冷凍式で、出口の露点を圧力下3℃に保ちます。流量は1.25m³/minで、使える圧力は3〜16barです。電源は単相230Vなので、つなぐ前に工場の電源を確かめます。

コスト要見積

方式
冷凍式
処理空気量
1.25m³/min
出口の露点
圧力下3℃
使用圧力
3〜16bar
電源
単相230V(⁠50Hz⁠)
外形寸法
630×484×779mm
質量
85kg
入口空気温度
最高55℃
記載なし
接続口径
公式ページへ
株式会社明治機械製作所

冷凍式エアドライヤ DRC-3D s2

熱い空気をそのまま入れたい所

入口空気が80℃まで入る高温入気仕様の冷凍式です。出口は圧力下10℃で、処理空気量は0.32m³/min(50Hz)⁠で⁠す⁠。電源は単相200・220Vで、熱交換器はステンレスシェルです。

コスト要見積

方式
冷凍式
処理空気量
0.32m³/min(⁠50Hz⁠)、0.37m³/min(⁠60Hz⁠)
出口の露点
圧力下10℃、大気圧下-17℃
使用圧力
0.2〜0.98MPa
電源
単相200・220V(50/60Hz)
外形寸法
180×540×510mm
質量
21kg
入口空気温度
5〜80℃
接続口径
R1/2
公式ページへ

吸着式(⁠ヒートレス⁠)2製品

SMC株式会社

ヒートレス式エアドライヤ ID40

冷凍式より低い露点が要る工程

ヒータを使わず、乾いた空気の一部で吸着剤を再生するヒートレス式です。出口は大気圧下-30℃で、出口空気量は330L/minです。吸着剤を合成ゼオライトにするオプションZでは大気圧下-50℃まで下がり、その場合は前に冷凍式を置きます。

コスト要見積

方式
吸着式(⁠ヒートレス⁠)
処理空気量
330L/min(ANR)
出口の露点
大気圧下-30℃
電源
単相100V(⁠50Hz⁠)、単相100・110V(⁠60Hz⁠)⁠ほ⁠⁠⁠⁠か
質量
18.5kg
入口空気温度
5〜50℃
接続口径
1/2
記載なし
使用圧力・外形寸法
公式ページへ
ケーザー・コンプレッサー株式会社

吸着式ドライヤー DC 2.0

小流量で圧力下-40℃以下が要る所

奥行167mmの細い本体に、乾燥剤の筒とフィルタをまとめた吸着式です。出口は圧力下-40℃か-70℃で、流量は0.20m³/minです。電源は単相95〜240Vのどれでも動きます。

コスト要見積

方式
吸着式(⁠ヒートレス⁠)
処理空気量
0.20m³/min
出口の露点
圧力下-40℃・-70℃
使用圧力
2〜15bar
電源
単相95〜240V(50〜60Hz)
外形寸法
340×167×505mm
質量
35kg
入口空気温度
最高50℃
接続口径
G1/2
公式ページへ

膜式2製品

オリオン機械株式会社

膜式エアードライヤー MD25

末端の機械の手前で露点を下げる

電気を使わない膜式で、本体だけなら0.4kgと手で持てる重さです。出口空気量は106L/minで、露点は大気圧下-17℃以下です。除湿にパージ空気を27L/min使うので、その分の空気をコンプレッサで余分につくります。

コスト要見積

方式
膜式
処理空気量
106L/min
出口の露点
大気圧下-17℃⁠⁠⁠以下
使用圧力
0.2〜0.85MPa
電源
不要
質量
0.4kg
入口空気温度
-20〜55℃
接続口径
Rc1/4
記載なし
外形寸法
公式ページへ
株式会社フクハラ

膜式エアードライヤー MD30-⁠4

高い圧力や屋外の配管の途中

使える圧力が0.2〜2.1MPaと広い膜式で、配管の途中に入れるだけで使えます。電気を使わず、露点は大気圧下-17〜-65℃です。フロンを使わず、粉じんの多い所や屋外にも置けます。

コスト要見積

方式
膜式
出口の露点
大気圧下-17〜-65℃
使用圧力
0.2〜2.1MPa
電源
不要
外形寸法
全長437mm、直径100mm
質量
2.3kg
入口空気温度
1.5〜40℃
接続口径
Rc1/2
記載なし
処理空気量
公式ページへ
Q&A

エアドライヤ選びで、よくある疑問

購買担当の疑問エアドライヤの価格は、いくら?

このページの10製品は、どれもメーカーの公式サイトに値段が出ていません。見積もりで決まるので、処理空気量・露点・電源を決めてから販売店かメーカーに聞きます。冷凍式は電気代、吸着式と膜式は再生やパージに使う空気の分もあわせて比べます。

設備担当の疑問エアドライヤの種類と違いは?

水分の取り方で、冷凍式・吸着式(ヒートレス)・膜式の3つに分かれます。冷凍式は冷やして水滴にして取り、出口は圧力下3〜10℃ほどです。吸着式は吸着剤で取り、SMCのID40は大気圧下-30℃、ケーザーのDC 2.0は圧力下-40℃か-70℃まで下げます。膜式は中空糸膜で水蒸気を外へ出し、電気を使いません。

設備担当の疑問冷凍式と吸着式(ヒートレス)の違いは?

冷凍式は冷凍機で冷やすので電気を使いますが、乾いた空気は捨てません。吸着式は冷凍式より低い露点が出せる代わりに、吸着剤の再生に乾いた空気の一部を使います。SMCのID40は、出口330L/minに対して再生に85L/minを使います。

施設管理の疑問露点とは?圧力下露点と大気圧露点の違いは?

露点は、空気中の水分が水滴になり始める温度です。同じ空気でも、圧縮したままの圧力下で見るか、大気圧に戻して見るかで値が変わります。明治機械製作所のDRC-3D s2は、圧力下で10℃、大気圧下では-17℃です。カタログの露点がどちらの値かをそろえて比べます。

工場長の疑問処理空気量はどう選ぶ?

コンプレッサの出力ではなく、処理空気量で選びます。アネスト岩田も、適用コンプレッサは参考で、処理空気量で選ぶよう案内しています。このページでは、オリオン機械のRAX3J-A1が0.32m³/min(50Hz)、ケーザーのSECOTEC TA 11が1.25m³/minです。

施設管理の疑問入口の空気が熱いときは?高温入気タイプとは?

コンプレッサから出たばかりの熱い空気は、高温入気の型で受けます。明治機械製作所のDRC-3D s2は入口5〜80℃で、アネスト岩田のRDG-22Cはコンプレッサのすぐ後に置ける高温入気対応です。標準の型のオリオン機械のRAX3J-A1とSMCのIDF3Eは、入口5〜50℃までです。

設備担当の疑問膜式エアドライヤのメリット・デメリットは?

電気が要らず、配管の途中に入れるだけで使えます。除いた水分は水蒸気で出すので、水滴も出ません。一方で、乾いた空気の一部をパージに使います。オリオン機械のMD25は、出口106L/minに対してパージが27L/minです。

設備担当の疑問使用圧力の高い配管で使える?

フクハラのMD30-4は0.2〜2.1MPa、アトラスコプコのF 30は最高16bar、ケーザーのSECOTEC TA 11は3〜16barまで使えます。標準の冷凍式のオリオン機械のRAX3J-A1は、0.2〜0.98MPaです。高い圧力で使うなら、圧力の上限を先に見ます。

総務の疑問エアドライヤの電源は100V?200V?

小型の冷凍式には、単相100Vで動く型があります。オリオン機械のRAX3J-A1、SMCのIDF3E、アネスト岩田のRDG-22Cは単相100Vです。明治機械製作所のDRC-3D s2は単相200V、ケーザーとアトラスコプコの冷凍式は単相230Vです。膜式は電源が要りません。

工場長の疑問吸着式の前に冷凍式を置くのはなぜ?

メーカーが組み合わせを指定しているからです。SMCは、ID40を大気圧下-50℃にするオプションZでは、前に冷凍式を置くよう案内しています。オリオン機械も、ヒートレス式を24時間続けて動かすなら、前に冷凍式を置くよう勧めています。

経営者の疑問コンプレッサの圧力を下げると、ドライヤはどうなる?

圧力を下げると、ドライヤに入る水分が増えます。SMCの試算では、入口の圧力を0.7MPaから0.5MPaに下げると、ドレン量が約34%増えます。省エネで圧力を下げるときは、ドライヤの処理空気量に余裕を見ます。

施設管理の疑問エアドライヤの手入れは?

冷凍式は、凝縮器の吸込口のフィルタを掃除します。オリオン機械のRAX小型と明治機械製作所のDRCシリーズは、このフィルタが付いています。ケーザーのDC 2.0は、バルブと乾燥剤の手入れの周期が5年です。

TYPES

エアドライヤの方式の違い

ボタンを押すと、表がその方式の製品だけになります。

冷凍式

冷凍機で圧縮空気を冷やし、水分を水滴にして取る方式です。エアドライヤで一番多く使われます。出口の露点は圧力下3〜10℃ほどで、ふつうの空気圧機器ならこれで足ります。

向いている使い方

  • 工場全体の空気をまとめて乾かす
  • 空気圧機器やエアブローに使う空気
  • コンプレッサのすぐ後ろに置く

根拠:冷凍機で圧縮空気を冷却し、水分を冷却凝縮させることで分離・除湿する方式。エアードライヤーでは最も多く使用されます。(出典1)

この方式の6製品を表で見る

吸着式(⁠ヒートレス⁠)

吸着剤を詰めた2本の筒で水分を取る方式です。片方で除湿している間に、乾いた空気の一部を流してもう片方の吸着剤を再生します。冷凍式より低い露点が出せますが、再生に使う空気の分だけ使える空気が減ります。

向いている使い方

  • 冷凍式より低い露点が要る工程
  • 塗装や計装に使う乾いた空気
  • 寒い所を通る配管

根拠:吸着式は、圧縮空気中の水分を吸着剤(乾燥材)⁠に⁠よ⁠っ⁠て吸着除去する方式。冷凍式エアードライヤーと比べて、より低露点の圧縮空気の供給が可能です。(出典1)

この方式の2製品を表で見る

膜式

水蒸気だけを通しやすい中空糸膜の中に圧縮空気を通し、水分を膜の外へ出す方式です。電気を使わず、配管の途中に入れるだけで動きます。乾いた空気の一部をパージに使うので、その分の空気が減ります。

向いている使い方

  • 末端の機械の手前だけ乾かす
  • 電源の無い所や屋外の配管
  • 振動や熱を出したくない所

根拠:中空糸膜の「水蒸気は透過し、酸素・窒素は透過しにくい」性質を利用して除湿します。(出典1)

この方式の2製品を表で見る
MAKERS

エアドライヤの主なメーカー7社

エアドライヤの主なメーカーは、次の7社です。社名を押すと、その会社のページ(ほかの製品と所在地)に移ります。

アトラスコプコ株式会社

縦長の箱で床をとらない冷凍式で、最高16barまで使えます。

東京都

アネスト岩田株式会社

コンプレッサのすぐ後ろに置ける高温入気対応の冷凍式です。

神奈川県

SMC株式会社

空気圧機器メーカーの冷凍式で、使える圧力の下限が0.15MPaと低めです。

東京都

オリオン機械株式会社

幅180mmの細い箱に収まる、小型の冷凍式エアードライヤーです。

長野県

ケーザー・コンプレッサー株式会社

熱をためる蓄熱材で冷やす冷凍式で、出口の露点を圧力下3℃に保ちます。

東京都

株式会社フクハラ

使える圧力が0.2〜2.1MPaと広い膜式で、配管の途中に入れるだけで使えます。

神奈川県

株式会社明治機械製作所

入口空気が80℃まで入る高温入気仕様の冷凍式です。

大阪府

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:工場のコンプレッサでつくった圧縮空気の水分を取る、単体で置く業務用のエアドライヤで、冷凍式・ヒートレスの吸着式・膜式を対象に、日本法人のある会社が自社で作るか自社の製品として売っていることが今の公式サイトで確かめられ、型式と仕様が公式資料の文字で確かめられるもの。1社につき代表的な1〜2型式に絞っています。コンプレッサ本体とドライヤ内蔵型のコンプレッサ(コンプレッサの比較)、空調用のエアフィルタ、ドレントラップ、膨張分離式など露点の低いドライヤでない機器、吸着剤やエレメントなどの部品・消耗品、販売終了品、代理店・商社が売る他社製品は除いています。CKD・コガネイ・日立産機システムは、製品のページが自動取得で開けず、仕様を公式資料の文字で確かめられなかったため載せていません。コベルコ・コンプレッサの排熱式ドライヤは、オイルフリー機と組み合わせる専用品で、型式ごとの仕様が公式の文字に無いため除いています。並びは方式ごと、会社名の五十音順です。外形寸法は幅×奥行×高さの順に書いています(アトラスコプコ⁠は長さ×幅×高さ、フクハラは全長と直径⁠)⁠。処理空気量と圧力は、各社の公式資料の単位のまま書いています。

並び順:方式ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。

エアドライヤを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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