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電子機器や産業機器の基板に載せる固定抵抗器を選ぶ、回路設計・購買の担当の方へ

固定抵抗器のメーカー7社比較【2026年】

固定抵抗器は、抵抗値が決まっていて変わらない、
電流を制限したり電圧を分けたりする電子部品です。

ABOUT

固定抵抗器とは

比較表を見る ↓

固定抵抗器とは、抵抗値が決まっていて変えられない、電流を制限したり電圧を分けたりするための部品です。
抵抗値を変えられる可変抵抗器に対して、固定抵抗器と呼びます。

製品の特長

  • 抵抗体の材料で性質が変わる(厚膜・薄膜・金属箔・金属板・巻線)
  • 大きさはサイズの記号で選ぶ(1608は1.6mm×0.8mm)
  • 抵抗値はE24などの数列から選ぶ(E96は注文生産のメーカーもある)

使うメリット

  • 部品が小さく、基板にたくさん載せられる(0402サイズまである)
  • 精密な型は温度で値がほとんど変わらない(進工業のRGは±5ppm/℃から)
  • 低抵抗の型で大きな電流を測れる(ロームのPSRは0.1mΩから)

選ぶときに注意すること

  1. 定格電力を超えて使わない
  2. 70℃を超える所では電力を下げて使う型がある
  3. 定格電圧が最高使用電圧を超えるときは、最高使用電圧以下で使う
  4. mm表記とインチ表記を取り違えない(mmの1608はインチの0603)
  5. カタログ値は参考。量産前に納入仕様書を取り交わす

※仕様は各メーカーの公式の製品ページ・カタログ・仕様書による。サイズの表記はローム、電力と電圧の注意はローム・釜屋電機・北陸電気工業の資料による。

LIST

固定抵抗器の比較表

固定抵抗器11製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

厚膜チップ抵抗器(汎用)

4製品
釜屋電機株式会社厚膜チップ抵抗器 RMC0402から6332まで同じ系列で揃えたい所口コミを書く要見積

9つの形を同じ系列で揃えた汎用品で、小さい形は0402、大きい形は1W定格の6332です。許容差は±5%から±0.1%まで選べ、精度の要る所も同じ系列で済みます。1/32の形だけは使用温度の上限が125℃です。

種類
厚膜チップ抵抗器(汎用)
抵抗値範囲
1.0Ω〜24MΩ
定格電力
最大1W
サイズ
0402〜6332
抵抗値許容差
±0.1〜±5%
抵抗温度係数
±100・±200ppm/℃(10Ω以上)
使用温度範囲
-55〜+155℃
抵抗体
メタルグレーズ厚膜
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
KOA株式会社厚膜チップ抵抗器 RK73B許容差±5%で足りる汎用の回路口コミを書く要見積

抵抗値は1Ωから22MΩまでと幅が広く、0402から6432までのサイズで揃う汎用品です。許容差は±2%と±5%の2つです。もっと精度が要る所には、同じKOAの精密級RK73Hがあります。

種類
厚膜チップ抵抗器(汎用)
抵抗値範囲
1Ω〜22MΩ
定格電力
0.03〜2W
サイズ
0402〜6432
抵抗値許容差
±2・5%
抵抗温度係数
±200〜±400ppm/℃
抵抗体
厚膜
記載なし
使用温度範囲
公式ページへ詳細・仕様
北陸電気工業株式会社厚膜チップ抵抗器 CRシリーズ0402の極小から6432まで揃える基板口コミを書く要見積

メタルグレーズ厚膜の汎用品で、0402の極小サイズから6432まで9つのサイズがあります。車載向けの信頼性規格に準拠し、0402サイズだけは対象外です。6432サイズだけは発熱を考えてオーバーコートにガラス系を使っています。

種類
厚膜チップ抵抗器(汎用)
抵抗値範囲
最大10MΩ
定格電力
1.000W(CR64)
サイズ
0402〜6432
抵抗値許容差
±0.5〜±10.0%
抵抗温度係数
±100・±500ppm/℃(CR64)
使用温度範囲
-55〜+155℃
抵抗体
メタルグレーズ厚膜
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
ローム株式会社厚膜チップ抵抗器 MCR03S小さな基板で電力に余裕を持たせたい所口コミを書く要見積

抵抗体のパターンを見直し、ひと回り大きな品と同じ定格電力を1608サイズで保証した汎用品です。MCR03Sの定格電力は0.125Wです。抵抗値・許容差・温度係数の幅はMCRSシリーズの表によります。

種類
厚膜チップ抵抗器(汎用)
抵抗値範囲
1Ω〜10MΩ
定格電力
0.125W
サイズ
1608
抵抗値許容差
±0.5〜±5%
抵抗温度係数
±50〜±400ppm/℃
使用温度範囲
-55〜+155℃
抵抗体
メタルグレーズ系の厚膜
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

精密抵抗器(薄膜・金属箔)

2製品
アルファ・エレクトロニクス株式会社金属箔精密抵抗器 FLA校正器や計測器の基準になる抵抗口コミを書く要見積

金属箔を抵抗体に使い、許容差±0.01%、温度特性0±2.5ppm/℃まで選べるリード線形の精密抵抗器です。温度や時間で抵抗値がほとんど変わらないので、計測器や校正器の基準の抵抗に使います。FLA・FLB・FLCは形と抵抗値の範囲が違います。

種類
精密抵抗器(薄膜・金属箔)
抵抗値範囲
1Ω〜200kΩ
定格電力
最大0.25W
抵抗値許容差
±0.01〜±1.0%
抵抗温度係数
0±2.5〜0±15ppm/℃
使用温度範囲
-25〜+155℃
抵抗体
金属箔(リード線形)
記載なし
サイズ
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
進工業株式会社金属皮膜チップ抵抗器 RG計測器やセンサーの精密な分圧口コミを書く要見積

許容差±0.02%、温度係数±5ppm/℃まで選べる薄膜の精密チップ抵抗器です。無機の保護膜で覆い、ローノイズで硫化にも強い作りです。工業用の計測機器や医療機器の分圧・増幅の回路に使います。

種類
精密抵抗器(薄膜・金属箔)
抵抗値範囲
10Ω〜2.7MΩ
定格電力
1/20〜1/4W
サイズ
0603〜3216
抵抗値許容差
±0.02〜±0.5%
抵抗温度係数
最小±5ppm/℃
使用温度範囲
-55〜+155℃
抵抗体
金属皮膜(薄膜)
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

電流検出用(低抵抗)

3製品
釜屋電機株式会社金属板低抵抗チップ抵抗器 RLPバッテリーパックの電流検出口コミを書く要見積

金属板を使った低抵抗のチップ抵抗器で、1608から6332まで4つのサイズがあります。バッテリーパックの電流検出に向けた品で、自動車向けの信頼性試験のデータも取っています。6332サイズのRLP63は定格電力2.0Wです。

種類
電流検出用(低抵抗)
抵抗値範囲
1〜15mΩ
定格電力
最大2.0W(RLP63)
サイズ
1608〜6332
抵抗値許容差
±1・5%
抵抗温度係数
±100・±150ppm/℃
使用温度範囲
-55〜+155℃
抵抗体
金属板
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
進工業株式会社金属箔低抵抗チップ抵抗器 KRL175℃までの高温での電流検出口コミを書く要見積

電極を下に向けて付けるフェイスダウン構造で放熱を良くした、金属箔の電流検出用チップ抵抗器です。使用温度の上限は175℃で、モータやインバータの近くのような熱い場所でも使えます。定格電力は0.2Wから5Wまで揃います。

種類
電流検出用(低抵抗)
抵抗値範囲
3〜1000mΩ
定格電力
0.2〜5W
サイズ
0510〜50110
抵抗値許容差
±1・2%
抵抗温度係数
±50・±100ppm/℃
使用温度範囲
-55〜+175℃
抵抗体
金属箔
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
ローム株式会社金属板シャント抵抗器 PSRシリーズ数十A級の大電流の検出口コミを書く要見積

金属板の抵抗体で、0.1mΩからの超低抵抗と最大15Wの電力を両立したシャント抵抗器です。抵抗値が低いぶん、大きな電流を流しても抵抗器での損失と発熱を抑えられます。形と抵抗値で定格電力が変わるので、表で確かめて選びます。

種類
電流検出用(低抵抗)
抵抗値範囲
0.1〜3.0mΩ
定格電力
最大15W
サイズ
7.9×5.6mm(PSR350)
抵抗値許容差
±1%
抵抗温度係数
100±50ppm/℃(0.1mΩ)、0〜+50ppm/℃(1.0mΩ)
使用温度範囲
-65〜+175℃(PSR350)
抵抗体
金属板
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

大電力(巻線・パワー抵抗器)

2製品
KOA株式会社小形巻線抵抗器 CW電源回路の低抵抗・数Wの負荷口コミを書く要見積

抵抗線を巻いた巻線形で、0.01Ωの低い抵抗値から選べるリード線形の抵抗器です。定格電力は0.25Wから5Wまでで、基板に差し込んで使います。難燃性の塗装で、面実装用のフォーミング品もあります。

種類
大電力(巻線・パワー抵抗器)
抵抗値範囲
0.01〜430Ω
定格電力
0.25〜5W
抵抗値許容差
±0.25〜10%
抵抗温度係数
±50〜±500ppm/℃
抵抗体
巻線(塗装絶縁形・リード線形)
記載なし
サイズ・使用温度範囲
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
ニッコーム株式会社高電力抵抗器 RNP-20Dインバータや電子負荷の大きな電力口コミを書く要見積

トランジスタと同じTO263の形で、放熱板に熱を逃がせば35Wまで使える表面実装の抵抗器です。電源装置・モータ駆動・インバータのスナバやブリーダに使います。放熱板なしで使うときの定格電力は2.0Wです。

種類
大電力(巻線・パワー抵抗器)
抵抗値範囲
0.01Ω〜1MΩ
定格電力
35W(フランジ温度25℃まで)、2.0W(放熱板なし)
サイズ
TO263(D2PAK)
抵抗値許容差
±1・5%
抵抗温度係数
50〜250ppm/℃
使用温度範囲
-55〜+175℃
抵抗体
表面実装の高電力抵抗器
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

厚膜チップ抵抗器(汎用)4製品

釜屋電機株式会社

厚膜チップ抵抗器 RMC

0402から6332まで同じ系列で揃えたい所

9つの形を同じ系列で揃えた汎用品で、小さい形は0402、大きい形は1W定格の6332です。許容差は±5%から±0.1%まで選べ、精度の要る所も同じ系列で済みます。1/32の形だけは使用温度の上限が125℃です。

コスト要見積

種類
厚膜チップ抵抗器(汎用)
抵抗値範囲
1.0Ω〜24MΩ
定格電力
最大1W
サイズ
0402〜6332
抵抗値許容差
±0.1〜±5%
抵抗温度係数
±100・±200ppm/℃(10Ω以上)
使用温度範囲
-55〜+155℃
抵抗体
メタルグレーズ厚膜
公式ページへ
KOA株式会社

厚膜チップ抵抗器 RK73B

許容差±5%で足りる汎用の回路

抵抗値は1Ωから22MΩまでと幅が広く、0402から6432までのサイズで揃う汎用品です。許容差は±2%と±5%の2つです。もっと精度が要る所には、同じKOAの精密級RK73Hがあります。

コスト要見積

種類
厚膜チップ抵抗器(汎用)
抵抗値範囲
1Ω〜22MΩ
定格電力
0.03〜2W
サイズ
0402〜6432
抵抗値許容差
±2・5%
抵抗温度係数
±200〜±400ppm/℃
抵抗体
厚膜
記載なし
使用温度範囲
公式ページへ
北陸電気工業株式会社

厚膜チップ抵抗器 CRシリーズ

0402の極小から6432まで揃える基板

メタルグレーズ厚膜の汎用品で、0402の極小サイズから6432まで9つのサイズがあります。車載向けの信頼性規格に準拠し、0402サイズだけは対象外です。6432サイズだけは発熱を考えてオーバーコートにガラス系を使っています。

コスト要見積

種類
厚膜チップ抵抗器(汎用)
抵抗値範囲
最大10MΩ
定格電力
1.000W(CR64)
サイズ
0402〜6432
抵抗値許容差
±0.5〜±10.0%
抵抗温度係数
±100・±500ppm/℃(CR64)
使用温度範囲
-55〜+155℃
抵抗体
メタルグレーズ厚膜
公式ページへ
ローム株式会社

厚膜チップ抵抗器 MCR03S

小さな基板で電力に余裕を持たせたい所

抵抗体のパターンを見直し、ひと回り大きな品と同じ定格電力を1608サイズで保証した汎用品です。MCR03Sの定格電力は0.125Wです。抵抗値・許容差・温度係数の幅はMCRSシリーズの表によります。

コスト要見積

種類
厚膜チップ抵抗器(汎用)
抵抗値範囲
1Ω〜10MΩ
定格電力
0.125W
サイズ
1608
抵抗値許容差
±0.5〜±5%
抵抗温度係数
±50〜±400ppm/℃
使用温度範囲
-55〜+155℃
抵抗体
メタルグレーズ系の厚膜
公式ページへ

精密抵抗器(薄膜・金属箔)2製品

アルファ・エレクトロニクス株式会社

金属箔精密抵抗器 FLA

校正器や計測器の基準になる抵抗

金属箔を抵抗体に使い、許容差±0.01%、温度特性0±2.5ppm/℃まで選べるリード線形の精密抵抗器です。温度や時間で抵抗値がほとんど変わらないので、計測器や校正器の基準の抵抗に使います。FLA・FLB・FLCは形と抵抗値の範囲が違います。

コスト要見積

種類
精密抵抗器(薄膜・金属箔)
抵抗値範囲
1Ω〜200kΩ
定格電力
最大0.25W
抵抗値許容差
±0.01〜±1.0%
抵抗温度係数
0±2.5〜0±15ppm/℃
使用温度範囲
-25〜+155℃
抵抗体
金属箔(リード線形)
記載なし
サイズ
公式ページへ
進工業株式会社

金属皮膜チップ抵抗器 RG

計測器やセンサーの精密な分圧

許容差±0.02%、温度係数±5ppm/℃まで選べる薄膜の精密チップ抵抗器です。無機の保護膜で覆い、ローノイズで硫化にも強い作りです。工業用の計測機器や医療機器の分圧・増幅の回路に使います。

コスト要見積

種類
精密抵抗器(薄膜・金属箔)
抵抗値範囲
10Ω〜2.7MΩ
定格電力
1/20〜1/4W
サイズ
0603〜3216
抵抗値許容差
±0.02〜±0.5%
抵抗温度係数
最小±5ppm/℃
使用温度範囲
-55〜+155℃
抵抗体
金属皮膜(薄膜)
公式ページへ

電流検出用(低抵抗)3製品

釜屋電機株式会社

金属板低抵抗チップ抵抗器 RLP

バッテリーパックの電流検出

金属板を使った低抵抗のチップ抵抗器で、1608から6332まで4つのサイズがあります。バッテリーパックの電流検出に向けた品で、自動車向けの信頼性試験のデータも取っています。6332サイズのRLP63は定格電力2.0Wです。

コスト要見積

種類
電流検出用(低抵抗)
抵抗値範囲
1〜15mΩ
定格電力
最大2.0W(RLP63)
サイズ
1608〜6332
抵抗値許容差
±1・5%
抵抗温度係数
±100・±150ppm/℃
使用温度範囲
-55〜+155℃
抵抗体
金属板
公式ページへ
進工業株式会社

金属箔低抵抗チップ抵抗器 KRL

175℃までの高温での電流検出

電極を下に向けて付けるフェイスダウン構造で放熱を良くした、金属箔の電流検出用チップ抵抗器です。使用温度の上限は175℃で、モータやインバータの近くのような熱い場所でも使えます。定格電力は0.2Wから5Wまで揃います。

コスト要見積

種類
電流検出用(低抵抗)
抵抗値範囲
3〜1000mΩ
定格電力
0.2〜5W
サイズ
0510〜50110
抵抗値許容差
±1・2%
抵抗温度係数
±50・±100ppm/℃
使用温度範囲
-55〜+175℃
抵抗体
金属箔
公式ページへ
ローム株式会社

金属板シャント抵抗器 PSRシリーズ

数十A級の大電流の検出

金属板の抵抗体で、0.1mΩからの超低抵抗と最大15Wの電力を両立したシャント抵抗器です。抵抗値が低いぶん、大きな電流を流しても抵抗器での損失と発熱を抑えられます。形と抵抗値で定格電力が変わるので、表で確かめて選びます。

コスト要見積

種類
電流検出用(低抵抗)
抵抗値範囲
0.1〜3.0mΩ
定格電力
最大15W
サイズ
7.9×5.6mm(PSR350)
抵抗値許容差
±1%
抵抗温度係数
100±50ppm/℃(0.1mΩ)、0〜+50ppm/℃(1.0mΩ)
使用温度範囲
-65〜+175℃(PSR350)
抵抗体
金属板
公式ページへ

大電力(巻線・パワー抵抗器)2製品

KOA株式会社

小形巻線抵抗器 CW

電源回路の低抵抗・数Wの負荷

抵抗線を巻いた巻線形で、0.01Ωの低い抵抗値から選べるリード線形の抵抗器です。定格電力は0.25Wから5Wまでで、基板に差し込んで使います。難燃性の塗装で、面実装用のフォーミング品もあります。

コスト要見積

種類
大電力(巻線・パワー抵抗器)
抵抗値範囲
0.01〜430Ω
定格電力
0.25〜5W
抵抗値許容差
±0.25〜10%
抵抗温度係数
±50〜±500ppm/℃
抵抗体
巻線(塗装絶縁形・リード線形)
記載なし
サイズ・使用温度範囲
公式ページへ
ニッコーム株式会社

高電力抵抗器 RNP-20D

インバータや電子負荷の大きな電力

トランジスタと同じTO263の形で、放熱板に熱を逃がせば35Wまで使える表面実装の抵抗器です。電源装置・モータ駆動・インバータのスナバやブリーダに使います。放熱板なしで使うときの定格電力は2.0Wです。

コスト要見積

種類
大電力(巻線・パワー抵抗器)
抵抗値範囲
0.01Ω〜1MΩ
定格電力
35W(フランジ温度25℃まで)、2.0W(放熱板なし)
サイズ
TO263(D2PAK)
抵抗値許容差
±1・5%
抵抗温度係数
50〜250ppm/℃
使用温度範囲
-55〜+175℃
抵抗体
表面実装の高電力抵抗器
公式ページへ
Q&A

固定抵抗器選びで、よくある疑問

購買担当の疑問固定抵抗器の価格は?

このページの11製品は、どれも値段を公式に出していません。抵抗値・サイズ・許容差・数量を決めて、各社か代理店から見積もりを取ります。ロームのMCRSのように、E24の抵抗値は標準品、E96は注文生産品と分けているメーカーもあります。

設備担当の疑問固定抵抗器の種類と違いは?

汎用の厚膜チップ抵抗器、精度の高い薄膜と金属箔の精密抵抗器、低い抵抗値で電流を測る電流検出用、数W以上を受け持つ巻線とパワー抵抗器の4つに分けました。基板のほとんどの所は厚膜チップで足り、精度・電流の検出・大きな電力が必要な所だけ専用の型を使います。

設備担当の疑問厚膜と薄膜(金属皮膜)の違いは?

厚膜は、金属やガラスの混合物を基板に印刷して焼いた抵抗体で、汎用の回路に広く使います。KOAのRK73Bは許容差±2%と±5%です。薄膜(金属皮膜)は精度が高く、進工業のRGは許容差±0.02%から、温度係数±5ppm/℃から選べます。

設備担当の疑問チップ抵抗器のサイズの見方は?

ロームの表では、1608は1.6mm×0.8mmで、インチ表記では0603です。同じ0603でもmm表記とインチ表記で大きさが違うので、どちらの表記かを先に確かめます。このページのサイズはmm表記で、北陸電気工業のCRは0402から6432まであります。

設備担当の疑問抵抗温度係数(TCR)⁠と⁠⁠⁠⁠は⁠?

温度が変わったときに抵抗値がどれだけ変わるかを、ppm/℃で表した値です。厚膜のロームのMCR03Sは±50〜±400ppm/℃、薄膜の進工業のRGは±5ppm/℃からです。電流検出用のロームのPSRには、0〜+50ppm/℃の型もあります。

設備担当の疑問定格電力はどう選ぶ?

回路で抵抗器にかかる電力より大きい定格の型を選びます。ロームは、定格電力を超えると性能や信頼性が損なわれるおそれがあるとして、定格電力以下で使うよう案内しています。釜屋電機のRLPは、70℃を超える所では曲線に沿って電力を下げて使います。

工場長の疑問電流検出用(シャント抵抗)の選び方は?

流す電流と、読み取りたい電圧から抵抗値を決めます。電流が大きいほど低い抵抗値にし、ロームのPSRは0.1〜3.0mΩで最大15W、進工業のKRLは3〜1000mΩで0.2〜5Wです。モータやインバータの近くで熱くなるなら、使用温度の上限が175℃のKRLのような型を選びます。

施設管理の疑問高温の場所で使える?

厚膜の汎用品は、ロームのMCR03S・釜屋電機のRMC・北陸電気工業のCRとも使用温度の上限が+155℃です。北陸電気工業のCRでも0402サイズのCR04だけは+125℃です。ニッコームのRNP-20Dと進工業のKRLは+175℃まで使えます。

設備担当の疑問大きな電力を扱う抵抗器は?

数W以上は、巻線形やパワー抵抗器を使います。KOAのCWは0.25〜5Wのリード線形で、0.01Ωから選べます。ニッコームのRNP-20Dは、放熱板に熱を逃がせば35W、放熱板なしなら2.0Wです。

設備担当の疑問精密抵抗器(金属箔)⁠と⁠⁠⁠⁠は⁠?

金属箔を抵抗体に使った抵抗器で、温度や時間で抵抗値がほとんど変わりません。アルファ・エレクトロニクスのFLAは、許容差±0.01%、温度特性0±2.5ppm/℃まで選べます。同じ金属箔の技術は、校正に使う標準抵抗器にも使われています。

購買担当の疑問カタログの値で設計していい?

ロームは、注文や使用の前に納入仕様書などで内容を確かめるよう案内しています。釜屋電機の資料も参考仕様書で、品質の契約を結ぶときは納入仕様書を求めるよう書いています。量産の前に、メーカーと納入仕様書を取り交わします。

TYPES

固定抵抗器の種類の違い

厚膜チップ抵抗器(汎用)

セラミックの基板にメタルグレーズの厚膜を焼き付けたチップ抵抗器で、回路のいちばん多くの所に使います。サイズは0402から6432まで揃い、許容差は±5%や±1%が中心です。KOAのRK73Bは1Ωから22MΩまで選べます。

向いている使い方

  • 電流の制限やプルアップ
  • 電圧を分ける回路
  • 家電・産業機器の制御基板

根拠:メタルグレーズ厚膜の汎用チップ抵抗器です。(出典7)

この種類の4製品を表で見る

精密抵抗器(薄膜・金属箔)

金属皮膜(薄膜)や金属箔を抵抗体に使い、許容差と温度係数を小さく抑えた抵抗器です。進工業のRGは許容差±0.02%から、アルファ・エレクトロニクスのFLAは±0.01%から選べます。計測器・センサー・医療機器の分圧や増幅の回路に使います。

向いている使い方

  • 計測器の基準電圧や増幅率を決める回路
  • センサーの信号を受ける回路
  • 医療機器の検出回路

根拠:独自の無機保護膜構造による高信頼金属皮膜チップ抵抗器(出典13)

この種類の2製品を表で見る

電流検出用(低抵抗)

数mΩの低い抵抗値で電流を電圧に変えて測る抵抗器で、シャント抵抗とも呼びます。金属板や金属箔を使う型が多く、ロームのPSRは0.1mΩから、釜屋電機のRLPは1mΩから選べます。モータ・バッテリー・DC/DCコンバータの電流の監視に使います。

向いている使い方

  • モータやインバータの電流の監視
  • バッテリーパックの充放電の電流の検出
  • DC/DCコンバータの過電流の保護

根拠:用途例 TLR:モータ、バッテリー、DC/DCコンバータ回路(出典4)

この種類の3製品を表で見る

大電力(巻線・パワー抵抗器)

数Wから数十Wの電力を受け持つ抵抗器です。KOAのCWのような巻線形のリード線品は0.25〜5W、ニッコームのRNP-20Dのように放熱板に熱を逃がす型は35Wまで使えます。電源装置やインバータのブリーダ・スナバに使います。

向いている使い方

  • 電源装置のブリーダ
  • インバータ回路のスナバ
  • 電子負荷や検査装置の負荷

根拠:TO263 35W 広帯域高電力抵抗器 RNP-20D/20E/20F(出典15)

この種類の2製品を表で見る
MAKERS

固定抵抗器の主なメーカー7社

アルファ・エレクトロニクス株式会社

金属箔を抵抗体に使い、許容差±0.01%、温度特性0±2.5ppm/℃まで選べるリード線形の精密抵抗器です。

東京都

釜屋電機株式会社

9つの形を同じ系列で揃えた汎用品で、小さい形は0402、大きい形は1W定格の6332です。

神奈川県

KOA株式会社

抵抗値は1Ωから22MΩまでと幅が広く、0402から6432までのサイズで揃う汎用品です。

長野県

進工業株式会社

許容差±0.02%、温度係数±5ppm/℃まで選べる薄膜の精密チップ抵抗器です。

京都府

ニッコーム株式会社

トランジスタと同じTO263の形で、放熱板に熱を逃がせば35Wまで使える表面実装の抵抗器です。

青森県

北陸電気工業株式会社

メタルグレーズ厚膜の汎用品で、0402の極小サイズから6432まで9つのサイズがあります。

富山県

ローム株式会社

抵抗体のパターンを見直し、ひと回り大きな品と同じ定格電力を1608サイズで保証した汎用品です。

京都府

掲載基準

電子機器・産業機器の基板に載せて、電流を制限したり電圧を分けたり電流を測ったりする固定抵抗器のうち、汎用の厚膜チップ抵抗器、薄膜(金属皮膜)と金属箔の精密抵抗器、金属板や金属箔の電流検出用の低抵抗器、巻線形とパワー形の大電力の抵抗器で、メーカーが自社で作り、公式サイトやカタログ・仕様書で仕様を確かめられたもの。日本法人のある会社に限り、各社の代表のシリーズや型を1〜2製品載せています。抵抗値は品番ごとに選ぶ部品なので、値はシリーズの表の範囲です。抵抗値を変えられる可変抵抗器(可変抵抗器の比較に載せています)とポテンショメーター(ポテンショメーターの比較に載せています)、⁠抵⁠抗ネットワーク・抵抗アレイ、ジャンパーチップ、サーミスタ、ヒューズ抵抗、高圧用のデバイダー、校正用の標準抵抗器、販売終了品と新規採用を勧めていない品、代理店や商社が売る他社製品は除いています。パナソニック インダストリーと太陽社電気は、公式サイトを自動で取得できなかったため、今回は載せていません。値段を公式に出している製品が無いため、コストはすべて要見積です。サイズの数字はmm表記です。

固定抵抗器を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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