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暗号化された通信の中身をファイアウォールやIPS、DLPに見せたい、情報システム・セキュリティの担当の方へ

SSL/TLS復号(暗号化通信の可視化)のメーカー3社比較【2026年】

SSL/TLS復号は、暗号化された通信をいったん開いて、
検査機器が中身を見られるようにする仕組みです。

ABOUT

SSL/TLS復号とは

比較表を見る ↓

SSL/TLS復号とは、暗号化された通信を途中で復号し、検査機器に渡したあとで暗号化し直す仕組みです。
SSLインスペクション、SSL可視化とも呼びます。

製品の特長

  • 暗号の中の攻撃を検査機器に見せる復号しないと検査機器は中身を読めない
  • 検査機器の負担を減らす重い復号をこの機器が受け持つ
  • 調べない通信を分けられる個人情報に関わる通信は復号せずに通せる

使うメリット

  • 今ある検査機器を使い続けられるThunder SSLiは国内メーカーの製品とも連携する
  • 復号を1か所にまとめられるBIG-IP SSL Orchestratorは複数の機器の復号を束ねる
  • 法令や社内の決まりに合わせて分けられるポリシーで復号しない通信を決める

選ぶときに注意すること

  1. 社員の通信の中身を開くので、対象と扱いを社内の決まりで先に定める
  2. 処理性能の測り方は製品ごとに違う。そのままの大小では比べない
  3. BIG-IP SSL Orchestratorは機器をつなぐ数で処理性能が下がる
  4. Array ASIシリーズの製品ページは英語。条件は日本の拠点に確かめる
  5. 公開価格がある製品はない。構成を決めて見積を取る

※各社の公式製品ページとデータシートによる。区分は作りで整理したもので、製品の優劣を示すものではありません。

LIST

SSL/TLS復号の比較表

SSL/TLS復号(暗号化通信の可視化)4製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

復号を受け持つ専用の製品

3製品
Array Networks, K.K.Array ASIシリーズ機器でも仮想でもクラウドでも使う口コミを書く要見積

物理、仮想、クラウドから入れ方を選べるSSL可視化の製品です。専用機はSSLスループットを最大120Gbpsまで広げられます。製品の詳しいページは英語なので、細かい条件は日本の拠点に確かめます。

作り
復号を受け持つ専用の製品
提供の形
ハードウェア、仮想版、クラウド
SSL処理性能
最大120Gbps
接続・処理の数
240 thousand SSL TPS
つなぎ方
L2、L3、インライン、アウトオブバンド
記載なし
復号できるもの・同時セッション・重さ・電源
公式ページへ詳細・仕様
A10ネットワークス株式会社Thunder 4440S SSLi拠点の出口を1Uの専用機で復号口コミを書く要見積

Thunder SSLiのデータシートで一番小さい機種です。SSLiスループットは8Gbpsで、同時セッションは40万あります。ファイアウォールに復号を任せると重くなる現場で、復号だけをこの機器へ移せます。

作り
復号を受け持つ専用の製品
提供の形
ハードウェア、1U
SSL処理性能
8Gbps
接続・処理の数
RSA 22,000CPS、ECDHE 10,000CPS
つなぎ方
インライン、ミラー接続、ICAP
復号できるもの
HTTPS、STARTTLS、SMTP、XMPP、POP3、SSH
同時セッション
40万
重さ
14.74kg
電源
AC100〜240V
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
A10ネットワークス株式会社Thunder 7655S SSLi太い回線の通信をまとめて復号口コミを書く要見積

Thunder SSLiのデータシートで一番速い機種です。SSLiスループットは72Gbpsで、同時セッションは400万あります。本社やデータセンターの出口のように通信が集まる場所に向きます。

作り
復号を受け持つ専用の製品
提供の形
ハードウェア、1.5U
SSL処理性能
72Gbps
接続・処理の数
RSA 100,000CPS、ECDHE 70,000CPS
つなぎ方
インライン、ミラー接続、ICAP
復号できるもの
HTTPS、STARTTLS、SMTP、XMPP、POP3、SSH
同時セッション
400万
重さ
20.04kg
電源
AC100〜240V
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

複数の検査機器へ振り分ける製品

1製品
F5ネットワークスジャパン合同会社BIG-IP SSL Orchestrator複数の検査機器へ通信を振り分ける口コミを書く要見積

復号した通信を、種類ごとに決めた順で複数の検査機器へ回せます。この動的サービスチェイニングで、機器ごとに復号を持たずに済みます。処理性能はデータシートの機種の値で、機器をつなぐ数で下がります。

作り
複数の検査機器へ振り分ける製品
提供の形
ハードウェア、仮想版
SSL処理性能
44.5Gbps(L3インライン)
接続・処理の数
45K TPS(L3アウトバウンド、インライン)
つなぎ方
インラインL2・L3、HTTPプロキシ、ICAP、受信専用
復号できるもの
SSL/TLS、ハイブリッドPQC
記載なし
同時セッション・重さ・電源
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

復号を受け持つ専用の製品3製品

Array Networks, K.K.

Array ASIシリーズ

機器でも仮想でもクラウドでも使う

物理、仮想、クラウドから入れ方を選べるSSL可視化の製品です。専用機はSSLスループットを最大120Gbpsまで広げられます。製品の詳しいページは英語なので、細かい条件は日本の拠点に確かめます。

コスト要見積

作り
復号を受け持つ専用の製品
提供の形
ハードウェア、仮想版、クラウド
SSL処理性能
最大120Gbps
接続・処理の数
240 thousand SSL TPS
つなぎ方
L2、L3、インライン、アウトオブバンド
記載なし
復号できるもの・同時セッション・重さ・電源
公式ページへ
A10ネットワークス株式会社

Thunder 4440S SSLi

拠点の出口を1Uの専用機で復号

Thunder SSLiのデータシートで一番小さい機種です。SSLiスループットは8Gbpsで、同時セッションは40万あります。ファイアウォールに復号を任せると重くなる現場で、復号だけをこの機器へ移せます。

コスト要見積

作り
復号を受け持つ専用の製品
提供の形
ハードウェア、1U
SSL処理性能
8Gbps
接続・処理の数
RSA 22,000CPS、ECDHE 10,000CPS
つなぎ方
インライン、ミラー接続、ICAP
復号できるもの
HTTPS、STARTTLS、SMTP、XMPP、POP3、SSH
同時セッション
40万
重さ
14.74kg
電源
AC100〜240V
公式ページへ
A10ネットワークス株式会社

Thunder 7655S SSLi

太い回線の通信をまとめて復号

Thunder SSLiのデータシートで一番速い機種です。SSLiスループットは72Gbpsで、同時セッションは400万あります。本社やデータセンターの出口のように通信が集まる場所に向きます。

コスト要見積

作り
復号を受け持つ専用の製品
提供の形
ハードウェア、1.5U
SSL処理性能
72Gbps
接続・処理の数
RSA 100,000CPS、ECDHE 70,000CPS
つなぎ方
インライン、ミラー接続、ICAP
復号できるもの
HTTPS、STARTTLS、SMTP、XMPP、POP3、SSH
同時セッション
400万
重さ
20.04kg
電源
AC100〜240V
公式ページへ

複数の検査機器へ振り分ける製品1製品

F5ネットワークスジャパン合同会社

BIG-IP SSL Orchestrator

複数の検査機器へ通信を振り分ける

復号した通信を、種類ごとに決めた順で複数の検査機器へ回せます。この動的サービスチェイニングで、機器ごとに復号を持たずに済みます。処理性能はデータシートの機種の値で、機器をつなぐ数で下がります。

コスト要見積

作り
複数の検査機器へ振り分ける製品
提供の形
ハードウェア、仮想版
SSL処理性能
44.5Gbps(L3インライン)
接続・処理の数
45K TPS(L3アウトバウンド、インライン)
つなぎ方
インラインL2・L3、HTTPプロキシ、ICAP、受信専用
復号できるもの
SSL/TLS、ハイブリッドPQC
記載なし
同時セッション・重さ・電源
公式ページへ
Q&A

SSL/TLS復号選びで、よくある疑問

購買担当の疑問SSL/TLS復号の価格はいくら?

今回の4製品に公開価格はありません。処理性能と台数、つなぐ検査機器で構成が変わるので、構成を決めて見積を取ります。

設備担当の疑問SSL可視化とSSLインスペクションの違いは?

どちらも暗号化された通信を開いて中身を見られるようにすることを指します。Thunder SSLiはSSL/TLS可視化、BIG-IP SSL OrchestratorはSSL/TLSオーケストレーションの呼び名で案内しています。

設備担当の疑問専用機と振り分け型の違いは?

専用の製品は復号を受け持ち、振り分け型はさらに通信の種類ごとに検査機器を選びます。Thunder SSLiとArray ASIシリーズが前者、BIG-IP SSL Orchestratorが後者です。

設備担当の疑問ファイアウォールの復号機能だけでは足りない?

通信量が少なければ足りる現場もあります。A10は、セキュリティ装置に復号を任せず切り離すことで、その装置の性能を保てると案内しています。実際の通信量で試して決めます。

設備担当の疑問処理性能はどれくらい?

Thunder 4440S SSLiは8Gbps、Thunder 7655S SSLiは72Gbps、BIG-IP SSL OrchestratorはR12000-DSのL3インラインで44.5Gbps、Array ASIシリーズは最大120Gbpsです。測り方が違うので、そのままの大小では比べません。

設備担当の疑問どんな検査機器とつなげる?

Thunder SSLiはインライン、ミラー接続、ICAPで、国内メーカーの製品とも連携します。BIG-IP SSL OrchestratorはインラインのL2とL3、HTTPプロキシ、ICAP、受信専用の検査サービスを扱います。

設備担当の疑問検査機器をつなぐと速度は落ちる?

落ちます。BIG-IP SSL OrchestratorのR12000-DSは、L3インラインの44.5Gbpsが、L2のサービスを1つ足すと35.0Gbps、2つ足すと28.5Gbpsになります。

設備担当の疑問クラウドでも使える?

BIG-IP SSL OrchestratorはAWS、Azure、Google Cloudで使えます。Array ASIシリーズもこの3つのクラウドで案内しています。Thunder 4440S SSLiとThunder 7655S SSLiはハードウェアです。

総務の疑問社員の通信を開いて問題はない?

中身を見る製品なので、対象と扱いを社内の決まりで先に定めます。Thunder SSLiは選んだ通信だけ復号せずに通せるので、個人情報に関わる通信を外せます。

施設管理の疑問設置する場所と電源は?

Thunder 4440S SSLiは1Uで14.74kg、Thunder 7655S SSLiは1.5Uで20.04kgです。どちらもAC100〜240Vで動きます。

TYPES

SSL/TLS復号の作りの違い

復号を受け持つ専用の製品

暗号化された通信を復号して検査機器へ渡し、また暗号化して送り出す製品です。ファイアウォールなどから重い復号を切り離せます。Thunder SSLiとArray ASIシリーズが入ります。

向いている使い方

  • ファイアウォールの復号で速度が落ちる
  • 今ある検査機器を買い替えずに使いたい
  • 通信が集まる出口でまとめて復号したい

根拠:国内メーカーを含め20社以上のセキュリティ製品と連携できます。(出典1)

この作りの3製品を表で見る

複数の検査機器へ振り分ける製品

復号に加えて、通信の種類ごとにどの検査機器へどの順で回すかを決める製品です。検査機器が多い現場で、機器ごとの復号を1つにまとめます。BIG-IP SSL Orchestratorが入ります。

向いている使い方

  • IPSやDLPなど検査機器を複数持っている
  • 通信の種類で検査の順番を変えたい
  • 検査機器の入れ替えで通信を止めたくない

根拠:BIG-IP SSL Orchestratorはベンダーや製品に依存せず、世界をリードするセキュリティデバイスと容易に統合できるよう最適化されています。(出典3)

この作りの1製品を表で見る
MAKERS

SSL/TLS復号の主なメーカー3社

Array Networks, K.K.

物理、仮想、クラウドから入れ方を選べるSSL可視化の製品です。

神奈川県

F5ネットワークスジャパン合同会社

復号した通信を、種類ごとに決めた順で複数の検査機器へ回せます。

東京都

A10ネットワークス株式会社

Thunder SSLiのデータシートで一番小さい機種です。

出典
  1. Thunder SSLi(A10ネットワークス)
  2. Thunder SSLi データシート(A10ネットワークス)
  3. BIG-IP SSL Orchestrator(F5)
  4. BIG-IP SSL Orchestrator データシート(F5)
  5. Array ASIシリーズ(アレイ・ネットワークス)
  6. 会社案内(アレイ・ネットワークス)
掲載基準

暗号化された通信を復号して他社の検査機器へ渡すことを主な役目にした法人向け製品のうち、自社で開発して自社のブランドで提供し、公式の製品ページと日本の拠点を確かめられた会社の製品を載せました。SWGやファイアウォールの一機能としての復号は、それぞれの比較に譲ります。Gigamonは公式の拠点一覧に日本がなく、NETSCOUTとNetScalerは日本法人を公式ページで確かめられず、Broadcomは公式の製品ページをたどれず、Radwareとキーサイトは公式サイトが取得を拒み仕様を確かめられなかったため除きました。Array ASIシリーズの製品ページは英語で、会社案内は日本語です。

SSL/TLS復号(暗号化通信の可視化)を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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