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電子部品・精密部品・繊維・紙の工場で、工業用の撥水撥油コーティング剤(撥水撥油剤)を選ぶ生産技術・品質・購買の担当の方へ

撥水撥油コーティング剤のメーカー8社比較【2026年】

撥水撥油コーティング剤は、部品や生地の表面に、
水と油をはじく薄い膜をつくる薬剤です。

ABOUT

撥水撥油コーティング剤とは

比較表を見る ↓

撥水撥油コーティング剤とは、部品や生地・紙の表面に塗って、
水と油をはじく薄い膜をつくる工業用の薬剤です。
フッ素樹脂を溶剤に溶かした速乾の型と、
水で薄めて繊維や紙に加工する型があります。
撥水撥油剤・フッ素コーティング剤とも呼びます。

製品の特長

  • 薄い膜で水も油もはじく(フッ素は表面エネルギーが低い)
  • 塗って乾かすだけで膜になる(刷毛・浸漬・スプレー)
  • 繊維・紙用は水で薄めて使う(加工場で付けて熱をかける)

使うメリット

  • 油やフラックスのにじみを止める(モーター軸受け・コネクター)
  • 基板や部品を水と湿気から守る(腐食・マイグレーション対策)
  • 生地や紙に撥水と防汚を付ける(ユニフォーム・不織布・包装紙)

選ぶときに注意すること

  1. 室温で乾く型は熱に弱い。高温の金型や配管には焼き付けのフッ素樹脂加工を使う
  2. 屋外では紫外線で1年程度で効きが落ちることがある
  3. 溶剤型には危険物に当たる品がある。SDSで消防法の区分を確かめる
  4. フッ素を使わない撥水剤は撥水が主。撥油も欲しいならフッ素系を選ぶ

※仕様は各メーカーの公式の製品ページ・技術資料による(固形分などは代表値で、保証値ではない⁠)⁠。使い分けと注意はフロロテクノロジーとAGCセイミケミカルの解説による。

LIST

撥水撥油コーティング剤の比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

撥水撥油コーティング剤10製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

速乾の溶剤型(部品・⁠⁠⁠基板)

3製品
AGCセイミケミカル株式会社防湿コーティング剤 エスエフコートEC-240F実装基板のマイグレーション対策口コミを書く要見積

厚膜タイプの防湿コーティング剤で、実装基板の腐食とマイグレーションを防ぎます。浸漬で13μmの膜になり、指触乾燥は室温で15分未満です。専用の希釈剤で膜を落とせるので、部品を直して塗り直せます。

種類
速乾の溶剤型(部品・⁠⁠⁠基板)
主成分
非フッ素系
溶剤・⁠⁠⁠水系
溶剤型、第4類第1石油類
接触角
水100°⁠⁠⁠超
乾燥・⁠⁠⁠処理
指触乾燥15分未満(室温)
主な用途
実装基板・電子部品の防湿
特長
膜厚13μm(浸漬)、ブラックライトで塗った所が見える
記載なし
固形分・樹脂濃度・荷姿・イオン性
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社ハーベス撥水撥油コーティング剤 デュラサーフDH-100オイルやインクのにじみ止め口コミを書く要見積

樹脂にも金属にも塗れて、オイル・有機溶剤・インクをはじく品です。オイルのにじみ出し止めや、テープの非粘着に使います。数nm〜数μmの薄い膜なので、部品の寸法にほとんど響きません。

種類
速乾の溶剤型(部品・⁠⁠⁠基板)
主成分
フッ素樹脂
溶剤・⁠⁠⁠水系
引火点のない速乾タイプ
乾燥・⁠⁠⁠処理
速乾性で手軽に塗れる
主な用途
樹脂、金属のオイルバリア・付着防止
特長
数nm〜数μmの薄膜
記載なし
固形分・樹脂濃度・接触角・荷姿・イオン性
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社フロロテクノロジー超撥水コーティング剤 フロロサーフFG-3661基板を水から守る超撥水の膜口コミを書く要見積

水の接触角160°の超撥水の膜で、プリント配線板を水から守る品です。数度傾けるだけで水滴が転がり落ち、基板の上に水が残りません。膜は白く濁るので、見た目を変えたくない部品には向きません。

種類
速乾の溶剤型(部品・⁠⁠⁠基板)
主成分
フッ素樹脂
溶剤・⁠⁠⁠水系
非引火性の溶剤(不燃性溶剤タイプ)
接触角
水160°、油90°、水転落角2°
乾燥・⁠⁠⁠処理
室温で乾燥、5秒〜30分から選べる
主な用途
プリント配線板の防水保護
特長
白濁した超撥水の膜
記載なし
固形分・樹脂濃度・荷姿・イオン性
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

フッ素系の水系(繊維・⁠⁠⁠紙)

4製品
AGC株式会社撥水撥油剤 アサヒガードAG-E081綿混の生地を洗濯に強くする口コミを書く要見積

合成繊維と綿の混紡・混織布に、洗濯に強い撥水撥油を付ける品です。固形分30%の水性エマルジョンで、弱カチオン性です。不織布用・紙用の品番もシリーズにそろっています。

種類
フッ素系の水系(繊維・⁠⁠⁠紙)
主成分
フッ素系
溶剤・⁠⁠⁠水系
水性エマルジョン
固形分・樹脂濃度
30%
イオン性
弱カチオン
主な用途
合成繊維と綿、その混紡・混織布
特長
洗濯に強い撥水撥油
記載なし
接触角・乾燥・処理・⁠⁠⁠荷姿
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
高松油脂株式会社撥水剤 TKガードC-654合繊と天然繊維の撥水加工口コミを書く要見積

合成繊維にも天然繊維にも使える、カチオン性のフッ素系撥水剤です。撥水性が良く、加工後の風合いがソフトに仕上がります。同じ表には、PFOS・PFOAフリーの再生繊維用ネオラックスSALKもあります。

種類
フッ素系の水系(繊維・⁠⁠⁠紙)
主成分
フッ素化合物
イオン性
カチオン
主な用途
合成繊維、天然繊維
特長
撥水性が良く、風合いがソフト
記載なし
溶剤・水系・固形分・樹脂濃度・接触角・乾燥・処理・⁠⁠⁠荷姿
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
ダイキン工業株式会社撥水撥油剤 ユニダインTG-5601繊維に強い撥油性を付ける口コミを書く要見積

撥油の強さを売りにした、繊維向けのフッ素系(C6)撥水撥油剤です。低い温度のキュアでも撥水撥油が出て、洗濯にも強い膜になります。荷姿は1,000kgと200kgで、加工場で薄めて使います。

種類
フッ素系の水系(繊維・⁠⁠⁠紙)
主成分
フッ素系(C6)
溶剤・⁠⁠⁠水系
水型エマルジョン
固形分・樹脂濃度
29.0〜31.0%
乾燥・⁠⁠⁠処理
低温キュアで撥水撥油を付与できる
荷姿
1,000kg、200kg
イオン性
弱カチオン
主な用途
繊維(あらゆる生地)
特長
撥油性能が高く、洗濯に強い
記載なし
接触角
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
株式会社フロロテクノロジー水性フッ素コーティング剤 フロロサーフFS-6170部品を浸けて撥油の膜を付ける口コミを書く要見積

水やアルコールで薄めて使う、常温乾燥の水性フッ素コーティング剤です。10〜20倍に薄めて浸けるか刷毛で塗るだけで、ガラス上で水112.1°・油73.2°の接触角が出ます。キュアが要らないので、熱をかけられない部品にも使えます。

種類
フッ素系の水系(繊維・⁠⁠⁠紙)
主成分
フッ素樹脂
溶剤・⁠⁠⁠水系
水、IPA、トリエチルアミン
固形分・樹脂濃度
10wt%
接触角
水112.1°、油73.2°(ガラス上)
乾燥・⁠⁠⁠処理
水かアルコールで10〜20倍に薄め、常温で乾燥
イオン性
アニオン
主な用途
モーター軸受けのオイルバリア、木材・⁠⁠⁠石材
特長
PRTR法の対象物質を含まない
記載なし
荷姿
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

フッ素を使わない撥水剤

3製品
信越化学工業株式会社シリコーン撥水剤POLON-MWS繊維や紙に少量から撥水口コミを書く要見積

触媒が要らない一液型のシリコーン撥水剤で、繊維や紙に撥水を付けます。荷姿は0.5kgと15kgで、少ない量から試せます。熱をかけて硬化させる型で、消防法の非危険物です。

種類
フッ素を使わない撥水剤
主成分
水素基含有シリコーンオイル
溶剤・⁠⁠⁠水系
エマルジョン(一液型)
固形分・樹脂濃度
29%(⁠70℃/3h⁠)
乾燥・⁠⁠⁠処理
加熱硬化
荷姿
0.5kg、15kg
イオン性
ノニオン
主な用途
繊維、紙
特長
触媒が要らない、消防法の非危険物
記載なし
接触角
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
ダイキン工業株式会社炭化水素系撥水剤 ユニダインXF-5003合成繊維をフッ素なしで撥水口コミを書く要見積

フッ素を使わない炭化水素系で、合成繊維に洗濯に強い撥水を付ける汎用品です。バイオベース炭素濃度は61%です。水ははじきますが、油ははじかない撥水剤なので、撥油が要る生地はフッ素系を選びます。

種類
フッ素を使わない撥水剤
主成分
炭化水素系
溶剤・⁠⁠⁠水系
水型エマルション
固形分・樹脂濃度
30%
荷姿
1,000kg、200kg
イオン性
カチオン
主な用途
あらゆる合成繊維
特長
バイオベース炭素濃度61%
記載なし
接触角・乾燥・⁠⁠⁠処理
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
日華化学株式会社フッ素フリー撥水剤 ネオシードNR-8844屋外で着るウエアの撥水加工口コミを書く要見積

濡れたあと自然に乾かすだけで撥水が戻る、フッ素フリーの撥水剤です。縫目が滑りにくく、風合いも柔らかいので、アウトドアウエアの加工に向きます。試験では架橋剤と併せて130℃で乾かし、170℃でキュアしています。

種類
フッ素を使わない撥水剤
主成分
フッ素フリー
乾燥・⁠⁠⁠処理
試験では130℃で乾かし170℃でキュア
主な用途
アウトドアウエア
特長
風乾で撥水が戻る、縫目が滑りにくい
記載なし
溶剤・水系・固形分・樹脂濃度・接触角・荷姿・イオン性
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

速乾の溶剤型(部品・⁠⁠⁠基板)3製品

AGCセイミケミカル株式会社

防湿コーティング剤 エスエフコートEC-240F

実装基板のマイグレーション対策

厚膜タイプの防湿コーティング剤で、実装基板の腐食とマイグレーションを防ぎます。浸漬で13μmの膜になり、指触乾燥は室温で15分未満です。専用の希釈剤で膜を落とせるので、部品を直して塗り直せます。

コスト要見積

種類
速乾の溶剤型(部品・⁠⁠⁠基板)
主成分
非フッ素系
溶剤・⁠⁠⁠水系
溶剤型、第4類第1石油類
接触角
水100°⁠⁠⁠超
乾燥・⁠⁠⁠処理
指触乾燥15分未満(室温)
主な用途
実装基板・電子部品の防湿
特長
膜厚13μm(浸漬)、ブラックライトで塗った所が見える
記載なし
固形分・樹脂濃度・荷姿・イオン性
公式ページへ
株式会社ハーベス

撥水撥油コーティング剤 デュラサーフDH-100

オイルやインクのにじみ止め

樹脂にも金属にも塗れて、オイル・有機溶剤・インクをはじく品です。オイルのにじみ出し止めや、テープの非粘着に使います。数nm〜数μmの薄い膜なので、部品の寸法にほとんど響きません。

コスト要見積

種類
速乾の溶剤型(部品・⁠⁠⁠基板)
主成分
フッ素樹脂
溶剤・⁠⁠⁠水系
引火点のない速乾タイプ
乾燥・⁠⁠⁠処理
速乾性で手軽に塗れる
主な用途
樹脂、金属のオイルバリア・付着防止
特長
数nm〜数μmの薄膜
記載なし
固形分・樹脂濃度・接触角・荷姿・イオン性
公式ページへ
株式会社フロロテクノロジー

超撥水コーティング剤 フロロサーフFG-3661

基板を水から守る超撥水の膜

水の接触角160°の超撥水の膜で、プリント配線板を水から守る品です。数度傾けるだけで水滴が転がり落ち、基板の上に水が残りません。膜は白く濁るので、見た目を変えたくない部品には向きません。

コスト要見積

種類
速乾の溶剤型(部品・⁠⁠⁠基板)
主成分
フッ素樹脂
溶剤・⁠⁠⁠水系
非引火性の溶剤(不燃性溶剤タイプ)
接触角
水160°、油90°、水転落角2°
乾燥・⁠⁠⁠処理
室温で乾燥、5秒〜30分から選べる
主な用途
プリント配線板の防水保護
特長
白濁した超撥水の膜
記載なし
固形分・樹脂濃度・荷姿・イオン性
公式ページへ

フッ素系の水系(繊維・⁠⁠⁠紙)4製品

AGC株式会社

撥水撥油剤 アサヒガードAG-E081

綿混の生地を洗濯に強くする

合成繊維と綿の混紡・混織布に、洗濯に強い撥水撥油を付ける品です。固形分30%の水性エマルジョンで、弱カチオン性です。不織布用・紙用の品番もシリーズにそろっています。

コスト要見積

種類
フッ素系の水系(繊維・⁠⁠⁠紙)
主成分
フッ素系
溶剤・⁠⁠⁠水系
水性エマルジョン
固形分・樹脂濃度
30%
イオン性
弱カチオン
主な用途
合成繊維と綿、その混紡・混織布
特長
洗濯に強い撥水撥油
記載なし
接触角・乾燥・処理・⁠⁠⁠荷姿
公式ページへ
高松油脂株式会社

撥水剤 TKガードC-654

合繊と天然繊維の撥水加工

合成繊維にも天然繊維にも使える、カチオン性のフッ素系撥水剤です。撥水性が良く、加工後の風合いがソフトに仕上がります。同じ表には、PFOS・PFOAフリーの再生繊維用ネオラックスSALKもあります。

コスト要見積

種類
フッ素系の水系(繊維・⁠⁠⁠紙)
主成分
フッ素化合物
イオン性
カチオン
主な用途
合成繊維、天然繊維
特長
撥水性が良く、風合いがソフト
記載なし
溶剤・水系・固形分・樹脂濃度・接触角・乾燥・処理・⁠⁠⁠荷姿
公式ページへ
ダイキン工業株式会社

撥水撥油剤 ユニダインTG-5601

繊維に強い撥油性を付ける

撥油の強さを売りにした、繊維向けのフッ素系(C6)撥水撥油剤です。低い温度のキュアでも撥水撥油が出て、洗濯にも強い膜になります。荷姿は1,000kgと200kgで、加工場で薄めて使います。

コスト要見積

種類
フッ素系の水系(繊維・⁠⁠⁠紙)
主成分
フッ素系(C6)
溶剤・⁠⁠⁠水系
水型エマルジョン
固形分・樹脂濃度
29.0〜31.0%
乾燥・⁠⁠⁠処理
低温キュアで撥水撥油を付与できる
荷姿
1,000kg、200kg
イオン性
弱カチオン
主な用途
繊維(あらゆる生地)
特長
撥油性能が高く、洗濯に強い
記載なし
接触角
公式ページへ
株式会社フロロテクノロジー

水性フッ素コーティング剤 フロロサーフFS-6170

部品を浸けて撥油の膜を付ける

水やアルコールで薄めて使う、常温乾燥の水性フッ素コーティング剤です。10〜20倍に薄めて浸けるか刷毛で塗るだけで、ガラス上で水112.1°・油73.2°の接触角が出ます。キュアが要らないので、熱をかけられない部品にも使えます。

コスト要見積

種類
フッ素系の水系(繊維・⁠⁠⁠紙)
主成分
フッ素樹脂
溶剤・⁠⁠⁠水系
水、IPA、トリエチルアミン
固形分・樹脂濃度
10wt%
接触角
水112.1°、油73.2°(ガラス上)
乾燥・⁠⁠⁠処理
水かアルコールで10〜20倍に薄め、常温で乾燥
イオン性
アニオン
主な用途
モーター軸受けのオイルバリア、木材・⁠⁠⁠石材
特長
PRTR法の対象物質を含まない
記載なし
荷姿
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フッ素を使わない撥水剤3製品

信越化学工業株式会社

シリコーン撥水剤POLON-MWS

繊維や紙に少量から撥水

触媒が要らない一液型のシリコーン撥水剤で、繊維や紙に撥水を付けます。荷姿は0.5kgと15kgで、少ない量から試せます。熱をかけて硬化させる型で、消防法の非危険物です。

コスト要見積

種類
フッ素を使わない撥水剤
主成分
水素基含有シリコーンオイル
溶剤・⁠⁠⁠水系
エマルジョン(一液型)
固形分・樹脂濃度
29%(⁠70℃/3h⁠)
乾燥・⁠⁠⁠処理
加熱硬化
荷姿
0.5kg、15kg
イオン性
ノニオン
主な用途
繊維、紙
特長
触媒が要らない、消防法の非危険物
記載なし
接触角
公式ページへ
ダイキン工業株式会社

炭化水素系撥水剤 ユニダインXF-5003

合成繊維をフッ素なしで撥水

フッ素を使わない炭化水素系で、合成繊維に洗濯に強い撥水を付ける汎用品です。バイオベース炭素濃度は61%です。水ははじきますが、油ははじかない撥水剤なので、撥油が要る生地はフッ素系を選びます。

コスト要見積

種類
フッ素を使わない撥水剤
主成分
炭化水素系
溶剤・⁠⁠⁠水系
水型エマルション
固形分・樹脂濃度
30%
荷姿
1,000kg、200kg
イオン性
カチオン
主な用途
あらゆる合成繊維
特長
バイオベース炭素濃度61%
記載なし
接触角・乾燥・⁠⁠⁠処理
公式ページへ
日華化学株式会社

フッ素フリー撥水剤 ネオシードNR-8844

屋外で着るウエアの撥水加工

濡れたあと自然に乾かすだけで撥水が戻る、フッ素フリーの撥水剤です。縫目が滑りにくく、風合いも柔らかいので、アウトドアウエアの加工に向きます。試験では架橋剤と併せて130℃で乾かし、170℃でキュアしています。

コスト要見積

種類
フッ素を使わない撥水剤
主成分
フッ素フリー
乾燥・⁠⁠⁠処理
試験では130℃で乾かし170℃でキュア
主な用途
アウトドアウエア
特長
風乾で撥水が戻る、縫目が滑りにくい
記載なし
溶剤・水系・固形分・樹脂濃度・接触角・荷姿・イオン性
公式ページへ
Q&A

撥水撥油コーティング剤選びで、よくある疑問

購買担当の疑問撥水撥油コーティング剤の価格は、いくら?

値段を公式に出している品はありません。用途と量を伝えて見積もりを取ります。荷姿は、ダイキン工業のユニダインTG-5601が1,000kgと200kg、信越化学工業のPOLON-MWSが0.5kgと15kgです。

設備担当の疑問フッ素系と非フッ素系の違いは?

フッ素系は水も油もはじき、非フッ素系は水をはじくのが主です。ユニダインTG-5601やアサヒガードAG-E081はフッ素系、ユニダインXF-5003(炭化水素系)・ネオシードNR-8844・POLON-MWS(シリコーン系)はフッ素を使いません。フッ素を使わずに油汚れも防ぎたいなら、日華化学のネオシードSG-10があります。

設備担当の疑問撥水と撥油の違いは?

油は水より表面張力が低く、表面張力がもっと低い膜でないとはじけません。AGCセイミケミカルの解説では、フッ素系エスエフコートの表面は約14mN/m、PTFEは約19mN/mです。そのためエスエフコートは、PTFEがはじけないシリコーンオイル(約20〜21mN/m)もはじきます。

設備担当の疑問溶剤型と水系の違いは?

溶剤型は塗ってすぐ乾くので、電子部品や精密部品に向きます。フロロテクノロジーのフロロサーフは、室温で5秒〜15分で乾いてフッ素樹脂の膜になります。水系は繊維や紙の加工で使い、フロロサーフFS-6170のように水やアルコールで10〜20倍に薄めて使う品もあります。

工場長の疑問接触角はどれくらい?

フロロサーフFG-3661は水160°・油90°の超撥水で、水滴は2°の傾きで転がります。フロロサーフFS-6170はガラス上で水112.1°・油73.2°、エスエフコートEC-240Fは水100°超です。ダイキン工業やAGCの繊維用の品は、接触角を公式に書いていません。

施設管理の疑問電子基板の防湿・防水にも使える?

使えます。エスエフコートEC-240Fは浸漬で13μmの膜になり、指触乾燥は室温で15分未満です。専用の希釈剤で膜を落とせるので、部品を直して塗り直せます。水をかけられる所は、超撥水のフロロサーフFG-3661で基板を守ります。

購買担当の疑問危険物や法規制はどうなる?

品によって違います。フロロサーフの不燃性溶剤タイプは、消防法・労安法・PRTR法の対象外です。エスエフコートEC-240Fは第4類第1石油類、POLON-MWSは非危険物です。石油系溶剤の品は危険物に当たるものがあるので、SDSで確かめます。

経営者の疑問PFAS(PFOS・PFOA)の規制は大丈夫?

フロロテクノロジーは、PFOA・PFOSに当たる物質を使っていないと公表しています。ダイキン工業のユニダインTGシリーズはC6製品です。フッ素そのものを避けたいなら、ユニダインXF-5003やネオシードNR-8844のようなフッ素フリーの撥水剤に替えます。

工場長の疑問耐久性は?何年もつ?

年数を書いている品はありません。フロロテクノロジーの解説では、常温で乾く型は屋外の紫外線で1年程度で効きが落ちることがあります。繊維用はユニダインTG-5601やアサヒガードAG-E081のように、洗濯に強い品を選びます。

設備担当の疑問高温の金型や調理器具にも使える?

室温で乾く型は熱に弱く、フライパンなどの調理器具には向きません。高温で使う金型・配管・機械部品は、焼き付けのフッ素樹脂加工を使います。型から製品を外すのが目的なら、離型剤を選びます。

総務の疑問サンプルは取り寄せられる?

フロロテクノロジーとAGCセイミケミカルは、評価用のサンプルを出しています。工業製品なので、個人には出していません。品番がわからないときは、用途を書いて相談します。

TYPES

撥水撥油コーティング剤の種類の違い

ボタンを押すと、表がその種類の製品だけになります。

速乾の溶剤型(部品・⁠⁠⁠基板)

フッ素樹脂などを溶剤に溶かした型で、刷毛・浸漬・スプレーで塗り、室温で乾かします。オイルやフラックスの這い上がり止め、基板の防水・防湿に使います。防湿用には、フッ素を使わない品もあります。

向いている使い方

  • モーター軸受けのオイルバリア
  • コネクターのフラックス這い上がり止め
  • 実装基板の防水・⁠⁠⁠防湿

根拠:塗布後室温で5秒~15分で乾燥するだけで、フッ素樹脂の被膜を作り対象物を水や油、汚れなどから守ります。(出典1)

この種類の3製品を表で見る

フッ素系の水系(繊維・⁠⁠⁠紙)

フッ素系の撥水撥油成分を、水に分散させた型です。加工場で水に薄めて生地や紙に付け、乾かして熱をかけます。水も油もはじき、洗濯に強い品があります。

向いている使い方

  • ユニフォーム・防護服の撥水撥油
  • 不織布のメディカルガウン・フィルター
  • 油汚れを防ぎたい生地

根拠:ユニダイン TG-5601 は弱カチオン性の水型エマルジョンです。(出典9)

この種類の4製品を表で見る

フッ素を使わない撥水剤

炭化水素系やシリコーン系で、フッ素を使わずに水をはじく型です。フッ素を避けたい衣料・資材の加工に使います。撥水が主なので、撥油も欲しいならフッ素系か、撥油を両立した品を選びます。

向いている使い方

  • アウトドアウエアの撥水
  • 合成繊維の汎用の撥水
  • 紙の撥水

根拠:ネオシードシリーズはフッ素フリーの耐久撥水剤です。(出典14)

この種類の3製品を表で見る
MAKERS

撥水撥油コーティング剤の主なメーカー8社

撥水撥油コーティング剤の主なメーカーは、次の8社です。社名を押すと、その会社のページ(ほかの製品と所在地)に移ります。

AGC株式会社

合成繊維と綿の混紡・混織布に、洗濯に強い撥水撥油を付ける品です。

東京都

AGCセイミケミカル株式会社

厚膜タイプの防湿コーティング剤で、実装基板の腐食とマイグレーションを防ぎます。

神奈川県

信越化学工業株式会社

触媒が要らない一液型のシリコーン撥水剤で、繊維や紙に撥水を付けます。

東京都

高松油脂株式会社

合成繊維にも天然繊維にも使える、カチオン性のフッ素系撥水剤です。

大阪府

ダイキン工業株式会社

撥油の強さを売りにした、繊維向けのフッ素系(C6)撥水撥油剤です。

大阪府

日華化学株式会社

濡れたあと自然に乾かすだけで撥水が戻る、フッ素フリーの撥水剤です。

福井県

株式会社ハーベス

樹脂にも金属にも塗れて、オイル・有機溶剤・インクをはじく品です。

埼玉県

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:電子部品・精密部品・繊維・不織布・紙などの工場で、表面に水と油をはじく膜をつくるために使う工業用の撥水撥油コーティング剤(撥水撥油剤・フッ素コーティング剤・撥水剤)で⁠、メーカーが自社で作るか自社ブランドとして売り、公式サイトで今案内していて、品番と仕様を公式資料で確かめられた製品。各社の代表の品番を1社1〜2製品載せています。使い方と成分で、速乾の溶剤型、フッ素系の水系、フッ素を使わない撥水剤の3つに分けました。車のボディや建材に塗るガラスコーティング剤(ガラスコーティング剤の比較)、型から製品を外すための離型剤(離型剤の比較)、ガラスや金属の指紋よけの防汚コート、家庭用の防水スプレー、焼き付けのフッ素樹脂加工は含めません。明成化学工業はアサヒガードを案内していますが、AGCが開発した品なのでAGCの製品として載せました。明成化学工業のフッ素フリー撥水剤メイシールドは、公式ページで仕様を文字として確かめられないので、今回は載せていません。並びは種類ごとに会社の五十音順です。

並び順:種類ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。

撥水撥油コーティング剤を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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