口コミを書く 製品を比べる種類から探す・⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料

樹脂・ゴム・ウレタン・ダイカストの成形で、成形品を型から外しやすくする離型剤を選ぶ、生産技術・成形・購買の担当の方へ

離型剤のメーカー8社比較【2026年】

離型剤は、成形のとき、
成形品を型から外しやすくする薬剤です。

ABOUT

離型剤とは

比較表を見る ↓

離型剤とは、成形のとき、型と材料がくっつかないようにして、
成形品を型から外しやすくする薬剤です。
シリコーン系・フッ素系のほか、油脂や
窒化ほう素を使う高温用があります。
金型離型剤・モールドリリースとも呼びます。

製品の特長

  • 主成分で選べる(シリコーン・フッ素・油脂・窒化ほう素)
  • 形で選べる(エアゾール・水で薄める液・⁠⁠⁠⁠⁠原液)
  • フッ素系は膜がとても薄い(ダイフリーは0.1〜1.0μm)

使うメリット

  • 成形品が型から抜けやすい(割れ・形の崩れを減らす)
  • 金型の汚れと掃除が減る(乾いた薄い膜のフッ素系)
  • 複雑な形も抜ける(細かい凹凸まで広がる)

選ぶときに注意すること

  1. シリコーン系は成形品に移り、塗装や接着をじゃますることがある
  2. 後で塗装・接着するなら、非シリコーンかペインタブルの品を選ぶ
  3. 塗りすぎると成形品の表面が荒れ、金型に離型剤が積もる
  4. 水で薄める型は、亜鉛・真鍮・鉄のタンクや配管で固まることがある
  5. 種類を替えるときは、前の離型剤を金型から落としてから塗る

※仕様は各メーカーの公式の製品ページ・技術資料による。種類の違いと使い方はネオス・ダイキン工業・信越化学工業・フロロテクノロジーの解説による。

LIST

離型剤の比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

離型剤10製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

シリコーン系

2製品
信越化学工業株式会社シルキヤスト-⁠Uダイカストの離型と後の塗装口コミを書く要見積

長鎖アルキル基を含むシリコーンオイルを水に分散した、ダイカスト用の離型剤です。ペインタブル性に優れ、離型後の成形品に塗装やメッキができます。消防法の非危険物で、1kgと16kgの容器があります。

種類
シリコーン系
主成分
長鎖アルキル基含有シリコーンオイル
形態
エマルジョン
用途
ダイカストの離型
容量・⁠⁠⁠荷姿
1kg、16kg
消防法
非危険物
二次加工
塗装・メッキができる
特長
基油粘度800mm²/s
記載なし
耐熱・使用温度・⁠⁠⁠溶媒
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
ダイキン工業株式会社ダイフリー GW-4010樹脂・ゴムの型に水で薄めて塗る口コミを書く要見積

シリコーンと界面活性剤を配合した水性の離型剤で、水で5〜10倍に薄めて使います。乾いた薄い塗膜で離型するので、成形品への転移が少なく製品がべとつきません。消防法の非危険物です。

種類
シリコーン系
主成分
シリコーン、界面活性剤
形態
水性、水で薄める
用途
熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、各種ゴム
耐熱・使用温度
室温〜200℃
容量・⁠⁠⁠荷姿
15kg
溶媒
水
消防法
非危険物
特長
推奨希釈倍率5〜10倍
記載なし
二次加工
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)

フッ素系

4製品
株式会社イチネンケミカルズ離型剤 フッ素系タイプR 000637シリコーンを嫌う成形の離型口コミを書く要見積

シリコーンオイルを一切含まない、フッ素系の離型剤です。ゴム・シリコーン樹脂・フッ素樹脂の離型に使え、少量の塗布なら後で塗装やメッキができます。耐熱は200〜250℃です。

種類
フッ素系
主成分
フッ素系
用途
プラスチック成型品、各種ゴム、シリコーン型
耐熱・使用温度
200〜250℃
容量・⁠⁠⁠荷姿
420mL
消防法
第4類第一石油類 危険等級Ⅱ
二次加工
少量塗布なら塗装・メッキができる
特長
シリコーンオイルを含まない
記載なし
形態・⁠⁠⁠溶媒
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
ダイキン工業株式会社ダイフリー GA-9700ゴム・樹脂の精密離型をスプレーで口コミを書く要見積

フッ素とシリコーンを配合した、エアゾールの離型剤です。乾いた薄い塗膜で離型するので、成形品への転移が少なく製品がべとつきません。推奨温度は室温〜200℃です。

種類
フッ素系
主成分
フッ素、シリコーン
形態
エアゾール
用途
各種ゴム、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂
耐熱・使用温度
室温〜200℃
容量・⁠⁠⁠荷姿
420mL
溶媒
イソオクタン
消防法
第四類第一石油類
特長
ガス抜きキャップ付き
記載なし
二次加工
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
中京化成工業株式会社ペリコート RF-⁠1透明樹脂の型汚れを防ぐ口コミを書く要見積

フッ素化合物の薄い膜で離型する、熱可塑性樹脂用の溶剤タイプです。型汚れを防ぎ、各種透明樹脂や熱硬化性樹脂にも使えます。少量の塗布なら二次加工ができます。

種類
フッ素系
主成分
フッ素化合物
形態
溶剤タイプ
用途
熱可塑性樹脂、各種透明樹脂、熱硬化性樹脂
二次加工
少量塗布なら二次加工ができる
特長
フッ素タイプ
記載なし
耐熱・使用温度・容量・荷姿・溶媒・消防法
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社フロロテクノロジーフロロサーフ FG-5093精密金型で塗り替えを減らす口コミを書く要見積

金型の表面に結合する、表面結合型のフッ素系離型剤です。離型膜の厚さは10〜20nmで、塗り替えなしで数千〜数万ショットの連続成形ができます(条件で変わります)。焼き付けはいらず、刷毛やスプレーで塗って室温で乾かします。

種類
フッ素系
主成分
表面結合型のフッ素系
形態
液、不燃性溶剤
用途
金型の汎用品
耐熱・使用温度
220℃
溶媒
不燃性溶剤
特長
離型膜の厚さ10〜20nm
記載なし
容量・荷姿・消防法・二次加工
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

非シリコーン系(油脂・窒化ほう素など)

4製品
株式会社青木科学研究所WFR-⁠0塗装するダイカスト品の離型口コミを書く要見積

水で薄めずに原液のまま極少量を塗る、ダイカスト用の油性離型剤です。WFR-0はノンシリコーンで、塗装や電磁シールドを気にする大型・肉厚の製品に向きます。推奨金型温度は130〜320℃です。

種類
非シリコーン系(油脂・窒化ほう素など)
主成分
油性、ノンシリコーン
形態
原液塗布
用途
ダイカスト
耐熱・使用温度
推奨金型温度130〜320℃
二次加工
塗装・電磁シールドを気にする製品向け
特長
極少量塗布、廃液ゼロ
記載なし
容量・荷姿・溶媒・消防法
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社イチネンケミカルズ離型剤 植物油脂系 000124離型後に塗装・接着する樹脂成形口コミを書く要見積

植物性の燐脂体を主成分にした、二次加工向けの離型剤です。離型後のペイント塗装や接着、印刷にほとんど影響しません。シリコーンオイルは一切含みません。

種類
非シリコーン系(油脂・窒化ほう素など)
主成分
植物性の燐脂体
用途
熱可塑性樹脂、高温成型品
容量・⁠⁠⁠荷姿
420mL
消防法
第4類第一石油類 危険等級Ⅱ
二次加工
塗装・接着・印刷にほとんど影響しない
特長
シリコーンオイルを含まない
記載なし
形態・耐熱・使用温度・⁠⁠⁠溶媒
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社オーデックホワイティルブ・N900℃域の高温での潤滑・⁠⁠⁠離型口コミを書く4,026円税込

窒化ホウ素を配合した、耐熱潤滑離型剤のスプレーです。耐熱上限は酸化雰囲気中で900℃、真空中で1,200℃です。溶剤は塩素系をやめて石油系の有機溶剤に替えています。

種類
非シリコーン系(油脂・窒化ほう素など)
主成分
窒化ホウ素
形態
エアゾール
用途
ホットプレス、焼結金属、ダイカストの離型
耐熱・使用温度
酸化雰囲気中900℃、真空中1,200℃、不活性雰囲気中2,200℃
容量・⁠⁠⁠荷姿
420mL
溶媒
石油系有機溶剤
記載なし
消防法・二次加工・⁠⁠⁠特長
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
ファインケミカルジャパン株式会社B・Nスプレー FC-161800℃までの高温の型の離型口コミを書く要見積

ボロンナイトライドと無機バインダーを主成分にした、白い潤滑離型剤のスプレーです。800℃の高温に耐え、速乾性の乾いた皮膜を作ります。アルミダイキャストや熱間鍛造、ダイヤモンド工具の成型に使えます。

種類
非シリコーン系(油脂・窒化ほう素など)
主成分
ボロンナイトライド、無機バインダー
形態
スプレー
用途
ダイヤモンド工具成型、熱間鍛造、アルミダイキャスト
耐熱・使用温度
800℃
容量・⁠⁠⁠荷姿
420mL
特長
速乾性の乾性皮膜
記載なし
溶媒・消防法・二次加工
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

シリコーン系2製品

信越化学工業株式会社

シルキヤスト-⁠U

ダイカストの離型と後の塗装

長鎖アルキル基を含むシリコーンオイルを水に分散した、ダイカスト用の離型剤です。ペインタブル性に優れ、離型後の成形品に塗装やメッキができます。消防法の非危険物で、1kgと16kgの容器があります。

コスト要見積

種類
シリコーン系
主成分
長鎖アルキル基含有シリコーンオイル
形態
エマルジョン
用途
ダイカストの離型
容量・⁠⁠⁠荷姿
1kg、16kg
消防法
非危険物
二次加工
塗装・メッキができる
特長
基油粘度800mm²/s
記載なし
耐熱・使用温度・⁠⁠⁠溶媒
公式ページへ
ダイキン工業株式会社

ダイフリー GW-4010

樹脂・ゴムの型に水で薄めて塗る

シリコーンと界面活性剤を配合した水性の離型剤で、水で5〜10倍に薄めて使います。乾いた薄い塗膜で離型するので、成形品への転移が少なく製品がべとつきません。消防法の非危険物です。

コスト要見積

種類
シリコーン系
主成分
シリコーン、界面活性剤
形態
水性、水で薄める
用途
熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、各種ゴム
耐熱・使用温度
室温〜200℃
容量・⁠⁠⁠荷姿
15kg
溶媒
水
消防法
非危険物
特長
推奨希釈倍率5〜10倍
記載なし
二次加工
公式ページへ

フッ素系4製品

株式会社イチネンケミカルズ

離型剤 フッ素系タイプR 000637

シリコーンを嫌う成形の離型

シリコーンオイルを一切含まない、フッ素系の離型剤です。ゴム・シリコーン樹脂・フッ素樹脂の離型に使え、少量の塗布なら後で塗装やメッキができます。耐熱は200〜250℃です。

コスト要見積

種類
フッ素系
主成分
フッ素系
用途
プラスチック成型品、各種ゴム、シリコーン型
耐熱・使用温度
200〜250℃
容量・⁠⁠⁠荷姿
420mL
消防法
第4類第一石油類 危険等級Ⅱ
二次加工
少量塗布なら塗装・メッキができる
特長
シリコーンオイルを含まない
記載なし
形態・⁠⁠⁠溶媒
公式ページへ
ダイキン工業株式会社

ダイフリー GA-9700

ゴム・樹脂の精密離型をスプレーで

フッ素とシリコーンを配合した、エアゾールの離型剤です。乾いた薄い塗膜で離型するので、成形品への転移が少なく製品がべとつきません。推奨温度は室温〜200℃です。

コスト要見積

種類
フッ素系
主成分
フッ素、シリコーン
形態
エアゾール
用途
各種ゴム、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂
耐熱・使用温度
室温〜200℃
容量・⁠⁠⁠荷姿
420mL
溶媒
イソオクタン
消防法
第四類第一石油類
特長
ガス抜きキャップ付き
記載なし
二次加工
公式ページへ
中京化成工業株式会社

ペリコート RF-⁠1

透明樹脂の型汚れを防ぐ

フッ素化合物の薄い膜で離型する、熱可塑性樹脂用の溶剤タイプです。型汚れを防ぎ、各種透明樹脂や熱硬化性樹脂にも使えます。少量の塗布なら二次加工ができます。

コスト要見積

種類
フッ素系
主成分
フッ素化合物
形態
溶剤タイプ
用途
熱可塑性樹脂、各種透明樹脂、熱硬化性樹脂
二次加工
少量塗布なら二次加工ができる
特長
フッ素タイプ
記載なし
耐熱・使用温度・容量・荷姿・溶媒・消防法
公式ページへ
株式会社フロロテクノロジー

フロロサーフ FG-5093

精密金型で塗り替えを減らす

金型の表面に結合する、表面結合型のフッ素系離型剤です。離型膜の厚さは10〜20nmで、塗り替えなしで数千〜数万ショットの連続成形ができます(条件で変わります)。焼き付けはいらず、刷毛やスプレーで塗って室温で乾かします。

コスト要見積

種類
フッ素系
主成分
表面結合型のフッ素系
形態
液、不燃性溶剤
用途
金型の汎用品
耐熱・使用温度
220℃
溶媒
不燃性溶剤
特長
離型膜の厚さ10〜20nm
記載なし
容量・荷姿・消防法・二次加工
公式ページへ

非シリコーン系(油脂・窒化ほう素など)4製品

株式会社青木科学研究所

WFR-⁠0

塗装するダイカスト品の離型

水で薄めずに原液のまま極少量を塗る、ダイカスト用の油性離型剤です。WFR-0はノンシリコーンで、塗装や電磁シールドを気にする大型・肉厚の製品に向きます。推奨金型温度は130〜320℃です。

コスト要見積

種類
非シリコーン系(油脂・窒化ほう素など)
主成分
油性、ノンシリコーン
形態
原液塗布
用途
ダイカスト
耐熱・使用温度
推奨金型温度130〜320℃
二次加工
塗装・電磁シールドを気にする製品向け
特長
極少量塗布、廃液ゼロ
記載なし
容量・荷姿・溶媒・消防法
公式ページへ
株式会社イチネンケミカルズ

離型剤 植物油脂系 000124

離型後に塗装・接着する樹脂成形

植物性の燐脂体を主成分にした、二次加工向けの離型剤です。離型後のペイント塗装や接着、印刷にほとんど影響しません。シリコーンオイルは一切含みません。

コスト要見積

種類
非シリコーン系(油脂・窒化ほう素など)
主成分
植物性の燐脂体
用途
熱可塑性樹脂、高温成型品
容量・⁠⁠⁠荷姿
420mL
消防法
第4類第一石油類 危険等級Ⅱ
二次加工
塗装・接着・印刷にほとんど影響しない
特長
シリコーンオイルを含まない
記載なし
形態・耐熱・使用温度・⁠⁠⁠溶媒
公式ページへ
株式会社オーデック

ホワイティルブ・N

900℃域の高温での潤滑・⁠⁠⁠離型

窒化ホウ素を配合した、耐熱潤滑離型剤のスプレーです。耐熱上限は酸化雰囲気中で900℃、真空中で1,200℃です。溶剤は塩素系をやめて石油系の有機溶剤に替えています。

コスト4,026円税込

種類
非シリコーン系(油脂・窒化ほう素など)
主成分
窒化ホウ素
形態
エアゾール
用途
ホットプレス、焼結金属、ダイカストの離型
耐熱・使用温度
酸化雰囲気中900℃、真空中1,200℃、不活性雰囲気中2,200℃
容量・⁠⁠⁠荷姿
420mL
溶媒
石油系有機溶剤
記載なし
消防法・二次加工・⁠⁠⁠特長
公式ページへ
ファインケミカルジャパン株式会社

B・Nスプレー FC-161

800℃までの高温の型の離型

ボロンナイトライドと無機バインダーを主成分にした、白い潤滑離型剤のスプレーです。800℃の高温に耐え、速乾性の乾いた皮膜を作ります。アルミダイキャストや熱間鍛造、ダイヤモンド工具の成型に使えます。

コスト要見積

種類
非シリコーン系(油脂・窒化ほう素など)
主成分
ボロンナイトライド、無機バインダー
形態
スプレー
用途
ダイヤモンド工具成型、熱間鍛造、アルミダイキャスト
耐熱・使用温度
800℃
容量・⁠⁠⁠荷姿
420mL
特長
速乾性の乾性皮膜
記載なし
溶媒・消防法・二次加工
公式ページへ
Q&A

離型剤選びで、よくある疑問

購買担当の疑問離型剤の価格は、いくら?

値段を公式に出しているのはオーデックです。ホワイティルブ・Nは、420mL 1本のお試し価格が4,026円(税込)⁠で⁠す⁠。ほかの製品は値段を出していないので、量と使い方を伝えて見積もりを取ります。

設備担当の疑問離型剤の種類と違いは?

主成分で分けると、シリコーン系・フッ素系・油脂やワックス系・窒化ほう素などの高温用があります。ネオスの解説では、シリコーン系は成形品に移った成分が二次加工に響き、フッ素系は性能が高いぶん値段も高めです。このページでは、シリコーン系・フッ素系・非シリコーン系の3つに分けました。

工場長の疑問シリコーン系とフッ素系、どちらを選ぶ?

後で塗装や接着をしない一般の成形なら、シリコーン系で足ります。転写を減らしたい、精密な形を出したいならフッ素系です。ダイキン工業の資料では、膜の厚さはシリコーンが1〜20μm、ダイフリーが0.1〜1.0μmです。

設備担当の疑問離型剤を使ったあと、塗装や接着はできる?

シリコーン系は成形品に移りやすく、塗装や接着をじゃますることがあります。イチネンケミカルズの離型剤 植物油脂系は、離型後の塗装・接着・印刷にほとんど影響しません。信越化学工業のシルキヤスト-Uはペインタブル性に優れ、離型後に塗装やメッキができます。

総務の疑問ダイカスト用の離型剤はどれ?

このページでは、青木科学研究所のWFR-0、信越化学工業のシルキヤスト-U、ファインケミカルジャパンのFC-161がダイカストの離型に使えます。WFR-0は水で薄めずに原液のまま極少量を塗る油性で、推奨金型温度は130〜320℃です。

施設管理の疑問高温の金型に使える離型剤は?

ファインケミカルジャパンのFC-161は800℃、オーデックのホワイティルブ・Nは酸化雰囲気中で900℃まで耐えます。どちらも窒化ほう素のスプレーです。ダイキン工業のダイフリーGA-9700は推奨温度が室温〜200℃、イチネンケミカルズのフッ素系タイプRは耐熱200〜250℃です。

設備担当の疑問スプレー(エアゾール)と水で薄める液は、どう使い分ける?

少しの型や試作なら、そのまま吹けるエアゾールが手軽です。毎回たくさん塗るラインなら、水で薄めて使う液でコストを抑えます。ダイキン工業のダイフリーGW-4010は、水で5〜10倍に薄めて使う15kg入りです。

工場長の疑問離型剤の塗り方と量は?

ネオスの資料では、金型への塗布量は50〜100g/m²、塗る器具と金型の距離は30cmです。ダイキン工業のエアゾールは、缶をよく振り、金型から20〜30cm離して薄く吹きます。塗りすぎると成形品の表面が荒れ、金型に離型剤が積もります。

施設管理の疑問金型についた離型剤の落とし方は?

ダイキン工業の資料では、軽い汚れはトルエンやアセトンなどの溶剤で拭けば落ちます。完全に落とすなら、苛性カリか苛性ソーダの約10%の水溶液に界面活性剤を少し加え、60〜80℃にした洗浄液に漬けます。

経営者の疑問塗り直さずに何ショットも抜ける離型剤はある?

フロロテクノロジーのフロロサーフは金型の表面に結合するフッ素系で、塗り替えなしで数千〜数万ショットの連続成形ができるとしています(条件で変わります)。ダイキン工業のダイフリーも、1回の塗布で数ショットの成形ができます。

総務の疑問水で薄める離型剤を使うときの注意は?

ネオスの資料では、フリリースのような分散物の離型剤は、亜鉛・真鍮・鉄に触れると成分が固まることがあります。タンク・スプレーガン・配管はステンレスかプラスチックにし、タンクでかき混ぜるなら50〜100rpmです。ダイキン工業のGW-4010は、薄める水にイオン交換水を勧めています。

購買担当の疑問シリコンスプレーとの違いは?

シリコンスプレーは潤滑・つや出しにも使う汎用品で、別の比較ページで扱っています。このページは、成形の型から外すための離型剤を、主成分と使う温度で比べています。

TYPES

離型剤の種類の違い

ボタンを押すと、表がその種類の製品だけになります。

シリコーン系

シリコーンオイルを主成分にした離型剤です。細かい凹凸にもよく広がり、ゴム・樹脂・ダイカストまで幅広く使えます。成形品に移った成分が塗装や接着をじゃますることがあるので、後で塗るならペインタブルの品を選びます。

向いている使い方

  • ゴム・樹脂・ダイカストの一般の離型
  • 水で薄めて量産ラインで塗る
  • 後で塗装しない成形品

根拠:シリコーン系は、シリコーンの撥液性を活かして離型する。転写した成分が二次加工性に影響を及ぼす(出典1)

この種類の2製品を表で見る

フッ素系

フッ素化合物の薄い膜で離型する型です。膜がとても薄く、成形品に移りにくいので、精密な形や後で塗装する品に向きます。性能は高いぶん、値段も高めです。

向いている使い方

  • 精密な金型・複雑な形
  • 離型剤の転写を減らしたい
  • 金型の掃除の回数を減らしたい

根拠:フッ素系は、フッ素の撥液性を活かして離型する。性能は高いが、比較的価格も高い(出典1)

この種類の4製品を表で見る

非シリコーン系(油脂・窒化ほう素など)

シリコーンを使わない離型剤です。植物油脂のように塗装や接着に響きにくい型と、窒化ほう素のように高温で使う型があります。ダイカストや熱間鍛造、ホットプレスのような熱い型にも使えます。

向いている使い方

  • 離型後に塗装・接着・印刷する
  • ダイカスト・鍛造の熱い金型
  • シリコーンを工場に持ち込みたくない

根拠:潤滑油、ワックス、シリコーンオイルなどが使用できない高温域の潤滑、離型剤として用いられます。(出典5)

この種類の4製品を表で見る
MAKERS

離型剤の主なメーカー8社

離型剤の主なメーカーは、次の8社です。社名を押すと、その会社のページ(ほかの製品と所在地)に移ります。

株式会社青木科学研究所

水で薄めずに原液のまま極少量を塗る、ダイカスト用の油性離型剤です。

東京都

株式会社イチネンケミカルズ

シリコーンオイルを一切含まない、フッ素系の離型剤です。

東京都

株式会社オーデック

窒化ホウ素を配合した、耐熱潤滑離型剤のスプレーです。

東京都

信越化学工業株式会社

長鎖アルキル基を含むシリコーンオイルを水に分散した、ダイカスト用の離型剤です。

東京都

ダイキン工業株式会社

シリコーンと界面活性剤を配合した水性の離型剤で、水で5〜10倍に薄めて使います。

大阪府

中京化成工業株式会社

フッ素化合物の薄い膜で離型する、熱可塑性樹脂用の溶剤タイプです。

愛知県

ファインケミカルジャパン株式会社

ボロンナイトライドと無機バインダーを主成分にした、白い潤滑離型剤のスプレーです。

東京都

株式会社フロロテクノロジー

金型の表面に結合する、表面結合型のフッ素系離型剤です。

愛知県

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:工場で樹脂・ゴム・ウレタン・FRP・ダイカストなどを成形するとき、金型に塗って成形品を外しやすくする外部離型剤(シリコーン系・フッ素系・油脂系・窒化ほう素系。エアゾール・水で薄める液・原液)で⁠、日本の会社が自社で作るか自社ブランドで売り、公式サイトで今案内していて、主成分と用途を公式資料で確かめられた品番を、1社1〜2製品載せています。潤滑・つや出しにも使う汎用のシリコーンオイルのスプレーはシリコンスプレーの比較、給油用の潤滑油・グリース・切削油・防錆剤はそれぞれの比較で扱い、ここには入れていません。材料に混ぜる内部離型剤、離型フィルム・離型シート、金型への焼き付けフッ素樹脂加工、コンクリート型枠用の剥離剤、食品の型に使う離型油、家庭用だけの品、商社・代理店が売る他社製品や輸入品は除いています。ネオスのフリリースは品番ごとの成分と仕様が公式ページに無く、ユシロのダイカスト用離型剤は製品ページの文字を取れず、東洋化学商会は公式サイトを開けなかったので、今回は載せていません。並びは種類ごとに会社の五十音順です。

並び順:種類ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。おすすめ順ではなく、掲載料で順番は変えません。

離型剤を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

SHARE

引用・シェア

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉