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耐薬品部品・電線被覆・ライニングに使うフッ素樹脂原料を選ぶ、設計・生産技術・購買の担当の方へ

フッ素樹脂のメーカー5社比較【2026年】

フッ素樹脂は、耐薬品性や耐熱性、滑り性を生かして、
部品・被覆・ライニングに使う樹脂の総称です。

ABOUT

フッ素樹脂とは

比較表を見る ↓

フッ素樹脂とは、耐薬品性や耐熱性、滑り性を生かして、
部品・被覆・ライニングに使う樹脂の総称です。
ふっ素樹脂とも書き、PTFE・PFA・FEP・ETFE・PVDFなどがあります。
原料は粉末・ペレット・水性分散液で供給され、加工方法が異なります。

製品の特長

  • 種類と品番で加工方法が違う含浸・押出・射出・回転成形
  • 融点と使用温度を別に見るNP-20は融点270℃、連続使用200℃
  • 供給形状を選べる951HP Plusはペレット、9738-JNは粉末

使うメリット

  • 薬液に触れる部品や被覆を作れるPFAはチューブ・ライニング用
  • 電線の被覆にも使えるFEP・ETFEに専用の品番がある
  • 加工設備に合わせて粘度を選べるKFポリマーは低粘度と高粘度を用意

選ぶときに注意すること

  1. 融点を、そのまま部品の使用温度にしない
  2. MFRは試験温度と荷重をそろえて比較する
  3. 薬品の種類・濃度・温度・荷重をメーカーに伝える
  4. 同じ樹脂でも、粉末とペレットをそのまま置き換えない
  5. 物性表の代表値だけで、完成部品の性能を保証しない

※各社の公式製品ページと技術資料による。AGCの融点・比重は欧州公式表を採用し、国内表を使う項目とは製品ごとの注記で区別しています。物性値は試験条件付きの値で、完成部品の保証値ではありません。

LIST

フッ素樹脂の比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

フッ素樹脂10製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

PTFE(水性分散液)

1製品
ダイキン工業株式会社PTFE ポリフロン D-210Cガラスクロスへの含浸口コミを書く要見積

PTFEの微粒子を水に分散させた含浸用の原料です。固形分は60mass%で、ガラスクロス含浸や電池バインダーに使います。

樹脂の種類
PTFE(水性分散液)
樹脂
PTFE
供給形状
水性ディスパージョン
成形方法
含浸、コーティング
主な用途
ガラスクロス含浸、電池バインダー
固形分
60mass%
密度・⁠⁠⁠比重
液比重1.52(⁠25℃⁠)
特長
平均粒子径0.25μm
記載なし
融点・MFR・使用温度
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)

PFA・FEP(溶融成形用)

4製品
AGC株式会社PFA Fluon P-66Pチューブ・耐食ライニング口コミを書く要見積

押出・ブロー・圧縮成形で使うPFAペレットです。チューブやライニング向けで、MFRは1〜3g/10minです。

樹脂の種類
PFA・FEP(溶融成形用)
樹脂
PFA
供給形状
円柱状ペレット
融点
305〜315℃(ASTM D3418)
成形方法
押出成形、トランスファー成形、ブロー成形、圧縮成形
主な用途
チューブ、ライニング
MFR
1〜3g/10min(ASTM D3307)
密度・⁠⁠⁠比重
比重2.142
特長
引張強さ40MPa(ASTM D638)
記載なし
使用温度・固形分
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
ダイキン工業株式会社FEP ネオフロン NP-⁠20チューブ・フィルムの押出口コミを書く要見積

チューブやフィルムの一般押出成形に使うFEPです。融点は270℃、連続使用温度は200℃で、電線被覆にも使います。

樹脂の種類
PFA・FEP(溶融成形用)
樹脂
FEP
融点
270℃
成形方法
押出成形
主な用途
電線被覆、チューブ、フィルム
MFR
6g/10min(ASTM D2116)
使用温度
連続使用200℃
密度・⁠⁠⁠比重
比重2.15
記載なし
供給形状・固形分・⁠⁠⁠特長
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
三井・ケマーズ フロロプロダクツ株式会社PFA テフロン 951HP Plus薬液用チューブ・ライニング口コミを書く要見積

耐薬液透過性と屈曲強度を備えた高純度PFAです。表面平滑性を改良した品番で、ライニング製品やチューブに使います。

樹脂の種類
PFA・FEP(溶融成形用)
樹脂
PFA
供給形状
ペレット
成形方法
押出成形、トランスファー成形、ブロー成形
主な用途
ライニング製品、チューブ、熱収縮チューブ、ブローボトル
MFR
1.0〜3.0g/10min(372℃、5kg)
特長
高純度、表面平滑性
記載なし
融点・使用温度・固形分・密度・⁠⁠⁠比重
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
三井・ケマーズ フロロプロダクツ株式会社PFA テフロン 9738-⁠JN容器・タンクの回転ライニング口コミを書く要見積

回転成形・回転ライニング用の高純度PFA粉末です。表面平滑性を持ち、容器やタンクの成形に使います。

樹脂の種類
PFA・FEP(溶融成形用)
樹脂
PFA
供給形状
パウダー
成形方法
回転成形、回転ライニング
主な用途
容器、タンク、ライニング
MFR
4.0〜7.0g/10min(372℃、5kg)
特長
高純度、表面平滑性
記載なし
融点・使用温度・固形分・密度・⁠⁠⁠比重
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

ETFE(ペレット)

1製品
AGC株式会社ETFE Fluon C-88AXP電線被覆・射出成形口コミを書く要見積

ストレスクラックに強いETFEのペレットです。射出成形と電線被覆に使い、国内製品ページのMFRは10〜13です。

樹脂の種類
ETFE(ペレット)
樹脂
ETFE
供給形状
ペレット
融点
260℃
成形方法
射出成形
主な用途
電線被覆
MFR
10〜13(国内製品ページ表記)
密度・⁠⁠⁠比重
比重1.73
特長
耐ストレスクラック
記載なし
使用温度・固形分
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)

PVDF(ペレット)

4製品
アルケマ株式会社PVDF Kynar 720射出成形用のPVDF口コミを書く要見積

射出成形向けのPVDFペレットです。融点は168℃で、耐薬品性と耐紫外線性を備えます。

樹脂の種類
PVDF(ペレット)
樹脂
PVDF
供給形状
ペレット
融点
168℃(DSC、10℃/min)
成形方法
射出成形
主な用途
射出成形品
密度・⁠⁠⁠比重
1.78g/cm³(⁠23℃⁠)
特長
耐薬品性、耐紫外線性、高純度
記載なし
MFR・使用温度・固形分
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
アルケマ株式会社PVDF Kynar 740チューブ・板の押出口コミを書く要見積

チューブや板の押出成形に使うPVDFペレットです。融点は168℃で、圧縮成形とトランスファー成形にも使えます。

樹脂の種類
PVDF(ペレット)
樹脂
PVDF
供給形状
ペレット
融点
168℃(DSC、10℃/min)
成形方法
押出成形、圧縮成形、トランスファー成形
主な用途
チューブ、⁠⁠⁠板
密度・⁠⁠⁠比重
1.78g/cm³(⁠23℃⁠)
特長
耐薬品性、耐紫外線性、高純度
記載なし
MFR・使用温度・固形分
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社クレハPVDF KFポリマー T#1000バルブ・パイプの成形口コミを書く要見積

射出・押出成形に使う低粘度のPVDFです。融点は173℃で、バルブやパイプ、フィルムに使います。

樹脂の種類
PVDF(ペレット)
樹脂
PVDF
供給形状
ペレット
融点
173℃(ASTM D3418)
成形方法
射出成形、押出成形
主な用途
バルブ、パイプ、繊維、フィルム
MFR
5〜8g/10min(230℃、5kg)
密度・⁠⁠⁠比重
1.77〜1.79g/cm³(ASTM D792)
特長
低粘度ホモポリマー
記載なし
使用温度・固形分
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社クレハPVDF KFポリマー T#1300繊維・フィルムの押出口コミを書く要見積

機械特性を重視した高粘度のPVDFです。融点は173℃で、押出成形による繊維やフィルムに使います。

樹脂の種類
PVDF(ペレット)
樹脂
PVDF
供給形状
ペレット
融点
173℃(ASTM D3418)
成形方法
押出成形
主な用途
繊維、フィルム
MFR
0.8〜1.4g/10min(230℃、5kg)
密度・⁠⁠⁠比重
1.77〜1.79g/cm³(ASTM D792)
特長
高粘度、高機械特性
記載なし
使用温度・固形分
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

PTFE(水性分散液)1製品

ダイキン工業株式会社

PTFE ポリフロン D-210C

ガラスクロスへの含浸

PTFEの微粒子を水に分散させた含浸用の原料です。固形分は60mass%で、ガラスクロス含浸や電池バインダーに使います。

コスト要見積

樹脂の種類
PTFE(水性分散液)
樹脂
PTFE
供給形状
水性ディスパージョン
成形方法
含浸、コーティング
主な用途
ガラスクロス含浸、電池バインダー
固形分
60mass%
密度・⁠⁠⁠比重
液比重1.52(⁠25℃⁠)
特長
平均粒子径0.25μm
記載なし
融点・MFR・使用温度
公式ページへ

PFA・FEP(溶融成形用)4製品

AGC株式会社

PFA Fluon P-66P

チューブ・耐食ライニング

押出・ブロー・圧縮成形で使うPFAペレットです。チューブやライニング向けで、MFRは1〜3g/10minです。

コスト要見積

樹脂の種類
PFA・FEP(溶融成形用)
樹脂
PFA
供給形状
円柱状ペレット
融点
305〜315℃(ASTM D3418)
成形方法
押出成形、トランスファー成形、ブロー成形、圧縮成形
主な用途
チューブ、ライニング
MFR
1〜3g/10min(ASTM D3307)
密度・⁠⁠⁠比重
比重2.142
特長
引張強さ40MPa(ASTM D638)
記載なし
使用温度・固形分
公式ページへ
ダイキン工業株式会社

FEP ネオフロン NP-⁠20

チューブ・フィルムの押出

チューブやフィルムの一般押出成形に使うFEPです。融点は270℃、連続使用温度は200℃で、電線被覆にも使います。

コスト要見積

樹脂の種類
PFA・FEP(溶融成形用)
樹脂
FEP
融点
270℃
成形方法
押出成形
主な用途
電線被覆、チューブ、フィルム
MFR
6g/10min(ASTM D2116)
使用温度
連続使用200℃
密度・⁠⁠⁠比重
比重2.15
記載なし
供給形状・固形分・⁠⁠⁠特長
公式ページへ
三井・ケマーズ フロロプロダクツ株式会社

PFA テフロン 951HP Plus

薬液用チューブ・ライニング

耐薬液透過性と屈曲強度を備えた高純度PFAです。表面平滑性を改良した品番で、ライニング製品やチューブに使います。

コスト要見積

樹脂の種類
PFA・FEP(溶融成形用)
樹脂
PFA
供給形状
ペレット
成形方法
押出成形、トランスファー成形、ブロー成形
主な用途
ライニング製品、チューブ、熱収縮チューブ、ブローボトル
MFR
1.0〜3.0g/10min(372℃、5kg)
特長
高純度、表面平滑性
記載なし
融点・使用温度・固形分・密度・⁠⁠⁠比重
公式ページへ
三井・ケマーズ フロロプロダクツ株式会社

PFA テフロン 9738-⁠JN

容器・タンクの回転ライニング

回転成形・回転ライニング用の高純度PFA粉末です。表面平滑性を持ち、容器やタンクの成形に使います。

コスト要見積

樹脂の種類
PFA・FEP(溶融成形用)
樹脂
PFA
供給形状
パウダー
成形方法
回転成形、回転ライニング
主な用途
容器、タンク、ライニング
MFR
4.0〜7.0g/10min(372℃、5kg)
特長
高純度、表面平滑性
記載なし
融点・使用温度・固形分・密度・⁠⁠⁠比重
公式ページへ

ETFE(ペレット)1製品

AGC株式会社

ETFE Fluon C-88AXP

電線被覆・射出成形

ストレスクラックに強いETFEのペレットです。射出成形と電線被覆に使い、国内製品ページのMFRは10〜13です。

コスト要見積

樹脂の種類
ETFE(ペレット)
樹脂
ETFE
供給形状
ペレット
融点
260℃
成形方法
射出成形
主な用途
電線被覆
MFR
10〜13(国内製品ページ表記)
密度・⁠⁠⁠比重
比重1.73
特長
耐ストレスクラック
記載なし
使用温度・固形分
公式ページへ

PVDF(ペレット)4製品

アルケマ株式会社

PVDF Kynar 720

射出成形用のPVDF

射出成形向けのPVDFペレットです。融点は168℃で、耐薬品性と耐紫外線性を備えます。

コスト要見積

樹脂の種類
PVDF(ペレット)
樹脂
PVDF
供給形状
ペレット
融点
168℃(DSC、10℃/min)
成形方法
射出成形
主な用途
射出成形品
密度・⁠⁠⁠比重
1.78g/cm³(⁠23℃⁠)
特長
耐薬品性、耐紫外線性、高純度
記載なし
MFR・使用温度・固形分
公式ページへ
アルケマ株式会社

PVDF Kynar 740

チューブ・板の押出

チューブや板の押出成形に使うPVDFペレットです。融点は168℃で、圧縮成形とトランスファー成形にも使えます。

コスト要見積

樹脂の種類
PVDF(ペレット)
樹脂
PVDF
供給形状
ペレット
融点
168℃(DSC、10℃/min)
成形方法
押出成形、圧縮成形、トランスファー成形
主な用途
チューブ、⁠⁠⁠板
密度・⁠⁠⁠比重
1.78g/cm³(⁠23℃⁠)
特長
耐薬品性、耐紫外線性、高純度
記載なし
MFR・使用温度・固形分
公式ページへ
株式会社クレハ

PVDF KFポリマー T#1000

バルブ・パイプの成形

射出・押出成形に使う低粘度のPVDFです。融点は173℃で、バルブやパイプ、フィルムに使います。

コスト要見積

樹脂の種類
PVDF(ペレット)
樹脂
PVDF
供給形状
ペレット
融点
173℃(ASTM D3418)
成形方法
射出成形、押出成形
主な用途
バルブ、パイプ、繊維、フィルム
MFR
5〜8g/10min(230℃、5kg)
密度・⁠⁠⁠比重
1.77〜1.79g/cm³(ASTM D792)
特長
低粘度ホモポリマー
記載なし
使用温度・固形分
公式ページへ
株式会社クレハ

PVDF KFポリマー T#1300

繊維・フィルムの押出

機械特性を重視した高粘度のPVDFです。融点は173℃で、押出成形による繊維やフィルムに使います。

コスト要見積

樹脂の種類
PVDF(ペレット)
樹脂
PVDF
供給形状
ペレット
融点
173℃(ASTM D3418)
成形方法
押出成形
主な用途
繊維、フィルム
MFR
0.8〜1.4g/10min(230℃、5kg)
密度・⁠⁠⁠比重
1.77〜1.79g/cm³(ASTM D792)
特長
高粘度、高機械特性
記載なし
使用温度・固形分
公式ページへ
Q&A

フッ素樹脂選びで、よくある疑問

購買担当の疑問フッ素樹脂の価格は、いくら?

取得した公式資料には、掲載製品の公開価格がありません。PFAの951HP Plusのように品番と供給形状を指定し、年間使用量・納入単位・必要な証明書を伝えて見積もりを取ります。

設備担当の疑問フッ素樹脂の種類と違いは?

PTFE・PFA・FEP・ETFE・PVDFでは、樹脂の構造と加工方法が違います。この表ではPTFEのD-210Cは水性分散液、PFAの9738-JNは粉末、PVDFのKynar 720は射出成形用ペレットです。

設備担当の疑問フッ素樹脂とテフロンの違いは?

フッ素樹脂は材料の総称で、テフロン™はケマーズの商標です。三井ケマーズの951HP Plusと9738-JNは、テフロンブランドのPFA原料です。

工場長の疑問フッ素樹脂の耐熱温度と融点は同じ?

同じではありません。FEPのNP-20は融点270℃、連続使用温度200℃です。成形時の温度と、荷重を受けながら使う温度を分けて確認します。

設備担当の疑問PTFEとPFAの成形方法の違いは?

PFAは溶融成形用で、P-66Pは押出・トランスファー・ブロー・圧縮成形に使います。PTFEのD-210Cは水性分散液で、ガラスクロスへの含浸などに使います。

施設管理の疑問ディスパージョンは何に使う?

PTFEの微粒子を水に分散させた原料で、含浸やコーティングに使います。D-210Cは固形分60mass%、平均粒子径0.25μmで、ガラスクロス含浸や電池バインダー向けです。

工場長の疑問ライニング用の粉末はある?

三井ケマーズのPFA 9738-JNは、回転成形・回転ライニング用の粉末です。容器・タンク・ライニング用で、MFRは4.0〜7.0g/10minです。

設備担当の疑問ETFEはどんな用途に使う?

AGCのC-88AXPは、耐ストレスクラックのグレードで、射出成形と電線被覆に使います。欧州公式表の融点は260℃ですが、この温度を部品の連続使用温度として使わないでください。

工場長の疑問PVDFは射出成形にも押出にも使える?

品番で使い分けます。クレハのT#1000は低粘度で射出・押出成形、T#1300は高粘度で押出成形用です。アルケマのKynar 720も射出成形用のペレットです。

購買担当の疑問MFRを比べれば置き換えられる?

MFRだけでは置き換えを決められません。PFAの951HP Plusは372℃・5kg、PVDFのT#1000は230℃・5kgで測った値なので、樹脂・試験条件・形状・用途をそろえて確認します。

TYPES

フッ素樹脂の樹脂の種類の違い

ボタンを押すと、表がその樹脂の種類の製品だけになります。

PTFE(水性分散液)

PTFEの微粒子を水に分散させた原料です。粉を金型に詰める用途とは分け、ガラスクロスへの含浸やコーティングに使います。

向いている使い方

  • ガラスクロスへの含浸
  • 非粘着層を作る
  • 電池バインダー

根拠:D-210CはPTFE微粒子を水に分散させた液体です。(出典11)

この樹脂の種類の1製品を表で見る

PFA・FEP(溶融成形用)

溶かして押出・射出などで加工する原料です。PFAには回転成形用の粉末もあり、同じ樹脂でも品番で流れやすさと用途が変わります。

向いている使い方

  • 薬液用チューブ
  • 耐食ライニング
  • 電線被覆

根拠:NP-20は一般押出成形用、9738-JNは回転成形用です。(出典7)

この樹脂の種類の4製品を表で見る

ETFE(ペレット)

電線被覆や射出成形に使う原料です。C-88AXPはストレスクラックへの強さを持つグレードで、用途に合わせて選びます。

向いている使い方

  • 電線被覆
  • 射出成形部品
  • ストレスクラック対策

根拠:C-88AXPは耐ストレスクラック、射出成型・電線被覆用です。(出典5)

この樹脂の種類の1製品を表で見る

PVDF(ペレット)

バルブ・パイプ・繊維・フィルムなどの原料です。低粘度の射出用と高粘度の押出用を、品番と成形機に合わせて選びます。

向いている使い方

  • バルブ・パイプ
  • 繊維・フィルム
  • 射出と押出の使い分け

根拠:KFポリマーは品番別に粘度と成形方法を公開しています。(出典8)

この樹脂の種類の4製品を表で見る
MAKERS

フッ素樹脂の主なメーカー5社

フッ素樹脂の主なメーカーは、次の5社です。社名を押すと、その会社のページ(ほかの製品と所在地)に移ります。

アルケマ株式会社

射出成形向けのPVDFペレットです。融点は168℃で、耐薬品性と耐紫外線性を備えます。

東京都

AGC株式会社

押出・ブロー・圧縮成形で使うPFAペレットです。

東京都

株式会社クレハ

射出・押出成形に使う低粘度のPVDFです。

東京都

ダイキン工業株式会社

PTFEの微粒子を水に分散させた含浸用の原料です。

大阪府

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:耐薬品部品・耐熱部品・電線被覆・ライニングなどに使うPTFE・PFA・FEP・ETFE・PVDFの原料で、日本に法人のあるメーカーが自社または自社グループの製品として供給し、公式資料で品番と用途を確認できる現行品を、1社2製品まで掲載しています。PTFEのモールディングパウダー・充填材入り・板丸棒は既存のPTFE比較(ptfe-material)に分け、本ページはPTFEの水性分散液と、溶融成形用のPFA・FEP・ETFE・PVDFの原料を扱います。ファインパウダーの加工方法は解説で補います。ナイロン(nylon-resin)・PPS樹脂(pps-resin)⁠と⁠は材質で分けます。加工済みの板丸棒・フィルム・チューブ、ガスケットなど完成部品、塗料の完成品、家庭用だけの製品、中古、販売終了品、添加剤だけの低分子量PTFE、フッ素ゴム、輸入販売元・総代理店が売る他社ブランドは除きます。三井ケマーズは製造販売を行う合弁会社、アルケマは自社グループ製品を扱う日本法人として掲載しています。並びは樹脂の種類ごとにメーカー名の五十音順です。

並び順:樹脂の種類ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。おすすめ順ではなく、掲載料で順番は変えません。

フッ素樹脂を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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