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GUIDE / KAITEN-GAMA

回転釜とは?学校給食・病院・食品工場で使う回転釜の種類(ガス式・蒸気式・IH式・撹拌機付き)と、容量・内釜の材質・価格の選び方

大量の料理を煮る・炒める・ゆでる業務用の回転釜について、ガス式・蒸気式・IH式・撹拌機付きの違い、容量の決め方、鋳鉄・アルミ・ステンレスの内釜の使い分け、涼厨仕様、手入れ、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月4日更新

この記事の答え

回転釜は、大量の料理を煮る・炒める・ゆでるための、傾けて中身を出せる業務用の大きな釜です。温め方で、ガスの火でじかに温めるガス式、蒸気を外釜に通す蒸気式、電気のIH式に分かれ、食品工場では撹拌機の付いた釜も使います。選ぶときは「熱源は何か」「一度に何L作るか」「内釜の材質」の3つを先に決めます。

回転釜とは

回転釜は、学校給食・病院・給食センター・食品工場で、一度にたくさんの料理を作る大きな釜です。釜を傾けて、食缶への移し替えや清掃をします。蒸気式は二重釜とも呼びます。

比較ページには、日本の会社が自社で作る回転釜を、各社の代表の型式の単位で載せています。販売店が売る他社の製品、家庭用の鍋、中古品は載せていません。

3つの方式

  • ガス式は、ガスバーナーの火で釜をじかに温めます。例は桐山工業の KGR-30、マルゼンの MKGS-T110 と MKGC-SE110 ⁠⁠です
  • 蒸気式は、ボイラーの蒸気を外釜に通して温めます。例は桐山工業の AS1-30K ⁠⁠です
  • 撹拌機付きは、羽根で混ぜながら煮ます。例はカジワラの煮炊撹拌機 KRS 回転釜土式と、品川工業所の Ar-2k-SRB300YN ⁠⁠です
  • IH式は電気で温め、燃焼排熱が出ません。桐山工業の TIH-30S は満水量150Lです

容量の決め方

  • マルゼンの MKGS シリーズは、水入量36Lから190Lまでの6サイズです
  • 桐山工業の KGR は、満水量55Lから230Lまでそろえています
  • 蒸気式は大きな釜が多く、桐山工業は60Lから980Lまで作っています

内釜の材質

  • 鋳鉄は熱がゆっくり伝わり、煮炊きや炒め物に向きます。塩分や酸の多い物では腐食することがあります
  • アルミは急速に温まり、汁物や茹で物に向きます。空焚きを続けると変形することがあります
  • ステンレスや三層クラッド鋼は、酢の物や汁物にも使えます。スポンジたわしと中性洗剤で洗います

厨房の暑さと衛生

  • マルゼンの涼厨仕様 MKGC-SE110 は、本体の空気断熱層で表面温度と輻射熱を下げています
  • 品川工業所によると、蒸気釜はガス釜より室内への放熱が少なく済みます
  • 品川工業所の Ar-2k-SRB300YN は、温度の記録(ロギング)を標準で備え、HACCP の記録に使えます

値段

  • 値段を公式に出しているのはマルゼンです。MKGS-T110 は466,000円、MKGS-T036 は396,000円、MKGC-SE110 は3,350,000円(どれも標準価格・税抜)で⁠⁠⁠⁠す
  • ほかの会社は、公式に値段を出していません。見積もりで確かめます
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