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GUIDE

厨房機器とは?業務用レンジ・フライヤー・スチコンの種類と選び方

飲食店・給食施設の加熱調理に使う厨房機器を、レンジ・フライヤー・スチームコンベクションオーブンの3種類に整理。型番別の能力・熱源・寸法・消費量・価格と、設置・清掃で確認する点をメーカー公式資料からまとめました。

2026年10月28日更新

この記事の答え

厨房機器は、飲食店や給食施設で調理・保存・洗浄などに使う機器です。加熱調理機器を選ぶなら、作る料理からレンジ・フライヤー・スチコンを分けます。同じ方式の中で、調理量、使えるガス・電源、本体と周囲の空間、後片付けの手順を確認します。

厨房機器とは

飲食店や給食施設の厨房で、食材を調理・保存したり、食器を洗ったりするための業務用機器です。厨房機器の比較ページでは、加熱調理に使うレンジ・フライヤー・スチームコンベクションオーブンを載せています。

冷蔵庫・食器洗浄機・製氷機は別の比較ページで扱います。家庭用だけの機器や中古品、代理店が販売する他社製品、部品・消耗品は、この表に含めません。

作る料理で3種類に分ける

  • レンジは、トップのバーナーに鍋をかけ、下のオーブンでも調理します。マルゼンのパワークックは熱風循環オーブンを備えます
  • フライヤーは、油槽の油を加熱して揚げ物を作ります。油量に加え、油温の設定と清掃する部位を比べます
  • スチームコンベクションオーブンは、蒸気・熱風・その組合せで庫内調理します。スチコンとも呼び、ホテルパンのサイズと段数で収納量を確認します

方式の根拠は、マルゼンのレンジ、ニチワ電機のフライヤー、ホシザキの調理モードです。

能力・容量の見方

  • マルゼンのMGRX-096Fは、小バーナー1口・大バーナー2口とオーブン1庫です。鍋を同時に使う数と、庫内で調理する量を分けて決めます
  • ニチワ電機のSEFD-18Kは、適正油量18Lです。公式カタログではコロッケを1回15〜20個調理する能力を示しています
  • コメットカトウのCSXM-IE5は、ホテルパン2/3が5段です。ラショナルのiCombi Pro 6-1/1は、1/1 GNを6段使います
  • ホシザキのMIC-5TC3は、ホテルパン2/3が5枚で、最下段は深さ20mm以下に限ります。枚数だけでなく、使うホテルパンの深さまで確認します

油量と調理できる個数は別の値です。食材の大きさ・投入温度・仕上がりの条件をそろえ、実機で試してから必要な能力を決めます。

ガス・電源・消費量を確認する

  • コメットカトウのCSXM-IE5は、三相200V・5.5kWの電気式です。同社のCSXM-IGW5は、ガス消費量12.6kWのガス式です
  • ホシザキのMIC-5TC-Gは、ガス式でも単相100Vの電源を使います。消費電力は50Hzで210W、60Hzで265Wです
  • ラショナルのiCombi Pro 6-1/1の電気式は、日本向け公式仕様で三相200V、最大消費電力10.1kWです。海外向け仕様と混ぜずに確認します

ガス種・電圧・相数を型番と一緒に指定します。カタログの消費量だけで月々の光熱費を決めず、実際の調理量と運転時間を伝えて見積もります。

本体寸法と設置に使う空間

  • コメットカトウのCSXM-IE5は、幅700×奥行590×高さ835mmです。公式ページでは奥行600mmの台の上に置けると案内しています
  • ホシザキのMIC-5TC3は、幅750×奥行560×高さ685mmです。設置先では扉を開く空間や保守用の空間も別に確認します
  • フジマックのFGF14NBは、幅350×奥行600×高さ850mmです。細い本体でも、ガス接続・排気・清掃のための空間まで図面で確認します

厨房の空き寸法だけでなく、搬入口・通路・扉の向き・設置台も現場で確認します。給排水と排気設備は、採用する型番の施工資料に合わせて計画します。

清掃と温度設定の違い

  • ニチワ電機のSEFD-18Kは、ヒーターを持ち上げて油槽を清掃できます。油温は5メニュー分を記憶できます
  • タニコーのTGFL-35HSCは、槽内に熱交換パイプのないスマートクリーンタイプです。底まで手が届く構造を採っています
  • サミーのDF-015Jは、90〜220℃の温度帯を使えます。同社のDFC-020Dは、常温〜200℃を1℃単位で設定できます
  • コメットカトウのCSXM-IGW5は、自動洗浄付です。同じシリーズでも型番で機能が変わるため、機器名だけで判断しません

購入価格とリース・レンタルの見積もり

  • タニコーのTGFL-35HSCは、本体価格275,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • マルゼンのMGRX-096Fは、標準価格570,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ホシザキのMIC-5TC3は、標準価格1,332,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す

用途が違う機器を安い順に並べても、必要な料理を作れるかは分かりません。本体価格、付属品、搬入・据付、ガス・電気・給排水工事、試運転、保守を分けて見積もります。

表の価格はリース料・レンタル料ではありません。契約の見積もりは、同じ型番と設置条件で取り、付属品・保守・返却費用まで確認してください。

入れ替え時の買取・買い取りと耐用年数

手元の機器を査定に出すときは、銘板で型番と製造時期を確認し、動作状態を伝えてください。現行機と同じシリーズ名でも仕様が同じとは限らないため、新品の仕様表から買取・買い取りの金額は判断できません。

掲載した公式の仕様・価格資料では、各型番の耐用年数は確認できていません。使用年数だけで入れ替えを決めず、メーカーに型番と使用状況を伝えて点検を依頼してください。

仕様と価格は2026年10月28日に確認したメーカー公式資料によります。型番ごとの出典は比較ページの出典と、各製品の詳細にまとめています。

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