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GUIDE / PLASMA-SHORI-SOUCHI

プラズマ処理装置とは?真空式・水蒸気・大気圧の種類の違いと選び方、価格

材料の表面を洗い、親水化や接着前の処理をするプラズマ処理装置(プラズマクリーナー)の、真空式・水蒸気プラズマ・大気圧のダイレクト型と吹き付け型の違い、ガス、電源、価格を、メーカーの公式資料で説明します。

2026年11月6日更新

この記事の答え

プラズマ処理装置は、材料の表面をプラズマで洗い、親水化や接着前の処理をする装置です。プラズマクリーナーとも呼びます。均一に処理するなら真空式、銀や銅の還元なら水蒸気プラズマ、生産ラインで連続して処理するなら大気圧式を選びます。

プラズマ処理装置とは

プラズマ処理装置は、ガスに高周波などをかけて立てたプラズマを材料に当て、表面の汚れを取り、親水化や接着前の処理をする装置です。水や薬液を使わず、乾いたまま処理できます。

比較ページには、日本の会社か日本法人が自社または自社グループの製品として案内するプラズマ処理装置を、型番の単位で載せました。膜を付けるCVD装置やスパッタ装置は別のページです。

4つの方式

  • 真空式:室の空気を抜いてプラズマを立てます。例はサムコのPC-300、ヤマト科学のPDC210、魁半導体のYHS-Rです
  • 水蒸気プラズマ:水蒸気でプラズマを立てます。例はサムコのAQ-500です
  • 大気圧ダイレクト型:プラズマを物に直接当てます。例は魁半導体のD300-TB、神港精機のSSC-APシリーズです
  • 大気圧吹き付け型:ヘッドやノズルから吹き付けます。例はFUJIのFPF20-GM、日本プラズマトリートのFG5001です

真空式と大気圧式の違い

  • 真空式は分布と清浄性が良く、導入と運転の費用は高めです
  • 大気圧式は処理量を稼げて費用が安く済み、大型基板や長尺基板に合わせやすい方式です
  • 大気圧式では、除害や希釈が必要なガスを使えません
  • ダイレクト型は、リモート型より物への負担が大きくなります

卓上で使える機種

  • 魁半導体のYHS-Rは、幅220mm×奥行250mm×高さ300mmで6.8kgです
  • 真空デバイスのPIB-20は、幅354mm×奥行368mm×高さ350mmで18kgです
  • ヤマト科学のPR200は、卓上のバレル式で25kgです
  • ストレックスのSL-0600は、クリーンベンチに置けます

価格

  • ヤマト科学のPR200は、2,739,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ヤマト科学のPDC210は、10,408,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ほかのメーカーは公式に価格を出していないので、見積もりを取ります

選ぶときの順番

選ぶときは「何を処理するか」「どこで使うか」「ガスと電源」の3つを先に決めます。

  • 材料を確かめます。ストレックスのSL-0600のように、金属に使えない機種があります
  • 物の大きさを確かめます。真空式は室に入る大きさまでです
  • 流れを決めます。研究室で少量なら卓上の真空式、生産ラインなら大気圧の吹き付け型や搬送系の付く機種です
  • ガスと電源を確かめます。魁半導体のD300-TBはガスを引かず空気で動き、ヤマト科学のPDC210は三相AC200Vを使います
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